JP2015023856A - 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法 - Google Patents

食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015023856A
JP2015023856A JP2013206529A JP2013206529A JP2015023856A JP 2015023856 A JP2015023856 A JP 2015023856A JP 2013206529 A JP2013206529 A JP 2013206529A JP 2013206529 A JP2013206529 A JP 2013206529A JP 2015023856 A JP2015023856 A JP 2015023856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade member
rotating body
rose
receiving plate
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013206529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5769271B2 (ja
Inventor
善昭 組坂
Yoshiaki KUMISAKA
善昭 組坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho International Co Ltd
Original Assignee
Taiho International Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiho International Co Ltd filed Critical Taiho International Co Ltd
Priority to JP2013206529A priority Critical patent/JP5769271B2/ja
Priority to PCT/JP2013/080511 priority patent/WO2014203423A1/ja
Priority to EP13887363.3A priority patent/EP3011841A4/en
Priority to US14/428,145 priority patent/US20150230482A1/en
Publication of JP2015023856A publication Critical patent/JP2015023856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5769271B2 publication Critical patent/JP5769271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C17/00Other devices for processing meat or bones
    • A22C17/0006Cutting or shaping meat
    • A22C17/0026Mincing and grinding meat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B4/00General methods for preserving meat, sausages, fish or fish products
    • A23B4/06Freezing; Subsequent thawing; Cooling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L13/00Meat products; Meat meal; Preparation or treatment thereof
    • A23L13/60Comminuted or emulsified meat products, e.g. sausages; Reformed meat from comminuted meat product
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/36Freezing; Subsequent thawing; Cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/06Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
    • B02C18/16Details
    • B02C18/22Feed or discharge means
    • B02C18/2216Discharge means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

【課題】連続して凍結した食品のバラ状処理を行うことができる食品のバラ状装置およびこの食品のバラ状装置を使用してのバラ状食品の製造方法を提供する。
【解決手段】第1の回転軸16を軸に回転可能であり、第1の回転軸16から突出した第1の羽根部材18を有する第1の回転体11と、第1の回転軸16に略平行な第2の回転軸19を軸に回転可能であり、第2の回転軸から突出した第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材20を有する第2の回転体12と、第1の回転体11および第2の回転体12の下部に配置され、第1の回転体11および第2の回転体12の第1の羽根部材18および第2の羽根部材20の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部15を備えた食品のバラ状装置。
【選択図】図1

Description

本発明は食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法に関する。詳しくは、ミンチ状に凍結された食肉等を個々に分離する食品のバラ状装置およびこの食品のバラ状装置を使用してのバラ状食品の製造方法に係るものである。
近年、女性の社会進出にともなう共働き家庭の増加や核家族化にともない、冷凍食品の活用頻度が増加している。
特に、ミンチ肉やご飯など粘着性を有した小片が集合してなる食品については、塊で凍結することにより、小片間の水分子が氷となり、小片同士が強固に接着している。このため、このような食品を凍結後少量ずつ使用するには、凍結前に食品をラップなどで小分け包装したり、使用するたびに解凍したりと手間を要していた。
ここで、ミンチ状食品のバラ状凍結装置として、例えば特許文献1に記載されたものがある。具体的には、図16に示すように、食品を0℃〜−10℃の間の品温に保持してミンチとするミンチ形成手段101と、ミンチ状食品102をドライアイス製造器103から供給されるドライアイススノーと共に回転撹拌してバラ状凍結品105とする回転ドラム104とから構成される。
このような構成とされることで、ミンチ状食品がドライアイススノーと充分に接触して冷却された状態で回転ドラム内に入り、ドライアイススノーと混合した状態で撹拌される。これにより、ミンチ状食品の凍結が急速かつ均一となって、凍結分散(ばらけ)が良好となり、塊の発生を大幅に減らすことができる。
また、特許文献2に記載された食品のバラ状凍結装置では、図17に示すように、食品の凍結過程において吸入口を設けた密閉食品容器112内を真空ポンプ110と開閉弁111にて吸排気を行うことで、圧力状態を変動させ、小片の集合体からなる食品113をバラ凍結させる。
特開平7−250614号公報
特開2008−116069号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された発明では、ミンチ状食品を凍結するために大量のドライアイスを消費するためにコスト高となる。また、バッチ式の回転ドラムによる食品のバラ状凍結処理であるために、設備が大型となる割には連続した処理を行うことができない。
また、前記特許文献2に記載された発明では、設備が複雑となり、かつ密閉食品容器内で食品のバラ状凍結処理を行うために、前記特許文献1に記載された発明と同様に連続して食品のバラ状凍結処理を行うことができない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、連続して凍結した食品のバラ状処理を行うことができる食品のバラ状装置およびこの食品のバラ状装置を使用してのバラ状食品の製造方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る食品のバラ状装置は、第1の回転軸を軸に回転可能であり、該第1の回転軸から突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、同第2の回転軸から突出した前記第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、前記第1の回転体および前記第2の回転体の下部に配置され、同第1の回転体および同第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部を備える。
ここで、第1の回転軸を軸に回転可能であり、第1の回転軸から突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、第2の回転軸から突出した第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体によって、被凍結食品を第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材の回転で第1の羽根部材と第2の羽根部材との隙間で圧壊することが可能となる。
また、第1の回転体および第2の回転体の下部に配置され、第1の回転体および同第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部を備えることによって、受板部と第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間で第1の羽根部材と第2の羽根部材で圧壊された被凍結食品を所定長さに分断することが可能となる。
また、本発明に係る食品のバラ状装置は、受板部が、第1の回転体から第2の回転体に向けて下方向へ傾斜状とされた場合には、バラ状とされた被凍結食品が受板部上を下方向へ滑りやすくなる。
また、本発明に係る食品のバラ状装置は、受板部が、第1の回転体および第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に一定の空隙を有する場合には、受板部が傾斜された場合でも第1の羽根部材と第2の羽根部材で圧壊された被凍結食品を均一長さに分断することが可能となる。
また、本発明に係る食品のバラ状装置は、第2の回転軸に隣接し、かつ略平行な第3の回転軸を軸に第2の回転体と同じ方向に回転可能であり、同第2の回転軸から突出した第2の羽根部材と同じ平面で交差する第3の羽根部材を有する第3の回転体を備えるものとする。
この場合には、被凍結食品を第2の羽根部材と同じ平面で交差する第3の羽根部材の同じ方向への回転で第2の羽根部材と第3の羽根部材との隙間で圧壊することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品のバラ状装置は、回転軸を軸に回転可能であり、該回転軸から略水平状に突出した羽根部材を有する回転体と、前記回転軸から前記羽根部材の先端までの長さを半径とした回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて前記羽根部材と略平行状に前記回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、該受板部の周縁部に沿って、同受板部から前記羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える。
ここで、回転軸を軸に回転可能であり、回転軸から略水平状に突出した羽根部材を有する回転体によって、被凍結食品を羽根部材の回転で圧壊することが可能となる。
また、回転軸から羽根部材の先端までの長さを半径とした回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて羽根部材と略平行状に回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部によって、羽根部材の回転で圧壊された被凍結食品をパンチング穴に通すことで所定の大きさに分断することが可能となる。
また、受板部の周縁部に沿って、受板部から羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部によって、羽根部材の水平方向の回転による被凍結食品の飛散を防止すると共に、受板部と収納壁部との空間内で被凍結食品を確実に圧壊することが可能となる。
また、本発明に係る食品のバラ状装置は、収納壁部が、収納壁部面に複数のパンチング穴を有する場合には、羽根部材の回転で圧壊された被凍結食品を収納壁部面のパンチング穴に通すことで所定の大きさに分断することが可能となる。
また、本発明に係る食品のバラ状装置は、受板部のパンチング穴の内径が、受板部から羽根部材までの高さの略2倍とされた場合には、羽根部材と受板部との間に滞留する圧壊された被凍結食品がパンチング穴を通してスムーズに排出することが可能となる。
また、本発明に係る食品のバラ状装置は、収納壁部のパンチング穴の内径が、羽根部材の先端から同収納壁部までの距離の略2倍とされた場合には、羽根部材と収納壁部との間に滞留する圧壊された被凍結食品がパンチング穴を通してスムーズに排出することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品のバラ状装置は、第1の回転軸を軸に回転可能であり、該第1の回転軸から略水平状に突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、該第2の回転軸から突出した前記第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、前記第1の回転軸から前記第1の羽根部材の先端までの長さを半径とした第1の回転領域と前記第2の回転軸から前記第2の羽根部材の先端までの長さを半径とした第2の回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて同第1の羽根部材および同第2の羽根部材と略平行状に前記第1の回転体および前記第2の回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、該受板部の周縁部に沿って、同受板部から前記第1の羽根部材および第2の羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える。
ここで、第1の回転軸を軸に回転可能であり、第1の回転軸から略水平状に突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、第2の回転軸から突出した第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体によって、被凍結食品を第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材の回転で圧壊することが可能となる。
また、第1の回転軸から第1の羽根部材の先端までの長さを半径とした第1の回転領域と第2の回転軸から第2の羽根部材の先端までの長さを半径とした第2の回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて同第1の羽根部材および第2の羽根部材と略平行状に第1の回転体および第2の回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部によって、第1の羽根部材と第2の回転部材との回転で圧壊された被凍結食品をパンチング穴に通すことで所定の大きさに分断することが可能となる。
また、受板部の周縁部に沿って、受板部から第1の羽根部材および第2の羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部によって、第1の羽根部材および第2の羽根部材の水平方向の回転による被凍結食品の飛散を防止すると共に、受板部と収納壁部との空間内で被凍結食品を確実に圧壊することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るバラ状食品の製造方法は、凍結された肉塊をチップ状に削り、ミンチ状肉に加工する工程と、該ミンチ状肉を、再び凍結する工程と、該凍結されたミンチ状肉を、第1の回転軸を軸に回転可能であり、該第1の回転軸から突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、同第2の回転軸から突出した前記第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、前記第1の回転体および前記第2の回転体の下部に配置され、同第1の回転体および同第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部を備える食品のバラ状装置の第1の回転体と第2の回転体との間に投入することでバラ状に分断する工程とを備える。
ここで、凍結された肉塊をチップ状に削り、ミンチ状肉に加工する工程によって、凍結された肉をミンチ状に加工することが可能となる。
また、ミンチ状肉を、再び凍結する工程によって、小片間の水分子が氷のままで、小片同士が強固に接着していない状態のミンチ状肉の凍結状態を保持することが可能となる。
また、凍結されたミンチ状肉を、第1の回転軸を軸に回転可能であり、第1の回転軸から突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、第2の回転軸から突出した第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、第1の回転体および第2の回転体の下部に配置され、第1の回転体および第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部を備える食品のバラ状装置の第1の回転体と第2の回転体との間に投入することでバラ状に分断する工程によって、凍結されたミンチ状肉を第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材の回転で第1の羽根部材と第2の羽根部材との隙間で圧壊することが可能となる。
更に、受板部と第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間で第1の羽根部材と第2の羽根部材で圧壊されたミンチ状肉を所定長さに分断することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るバラ状食品の製造方法は、凍結された肉塊をチップ状に削り、ミンチ状肉に加工する工程と、該ミンチ状肉を、再び凍結する工程と、該凍結されたミンチ状肉を、回転軸を軸に回転可能であり、該回転軸から略水平状に突出した羽根部材を有する回転体と、前記回転軸から前記羽根部材の先端までの長さを半径とした回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて前記羽根部材と略平行状に前記回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、該受板部の周縁部に沿って、同受板部から前記羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える食品のバラ状装置の回転体に投入することでバラ状に分断する工程と、該回転体の羽根部材でバラ状に分断されたミンチ状肉を前記受板部の複数のパンチング穴から排出する工程とを備える。
ここで、凍結された肉塊をチップ状に削り、ミンチ状肉に加工する工程によって、凍結された肉をミンチ状に加工することが可能となる。
また、ミンチ状肉を、再び凍結する工程によって、小片間の水分子が氷のままで、小片同士が強固に接着していない状態のミンチ状肉の凍結状態を保持することが可能となる。
また、凍結されたミンチ状肉を、回転軸を軸に回転可能であり、回転軸から略水平状に突出した羽根部材を有する回転体と、回転軸から羽根部材の先端までの長さを半径とした回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて羽根部材と略平行状に回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、受板部の周縁部に沿って、受板部から羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える食品のバラ状装置の回転体に投入することでバラ状に分断する工程によって、凍結されたミンチ状肉を羽根部材の回転で圧壊することが可能となる。
更に、羽根部材の回転で圧壊された被凍結食品を受板部のパンチング穴に通すことで所定の大きさに分断すると共に、収納壁部によって、羽根部材の水平方向の回転による被凍結食品の飛散を防止し、受板部と収納壁部との空間内で被凍結食品を確実に圧壊することが可能となる。
また、本発明に係るバラ状食品の製造方法は、ミンチ状肉を、−10℃以下で再び凍結することによって、圧壊時の摩擦熱を考慮した場合に、−4℃以下を保持することができる。これにより、小片間の水分子が氷のままで、小片同士が強固に接着していない状態のミンチ状肉の凍結状態を保持することが可能となる。
本発明の食品のバラ状装置によれば、連続して凍結した食品のバラ状処理を行うことができる。
また、本発明のバラ状食品の製造方法によれば、連続して凍結したバラ状食品の製造を行うことができる。
本発明を適用した食品のバラ状装置の一例を説明するための正面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の一例を説明するための平面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置におけるクラッシャー部の要部の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置における凍結ミンチ状肉塊収納部の一例を説明するための正面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置における使用状態の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例を説明するための側面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例を説明するための平面模式図(A)および本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例における第1の回転体、第2の回転体および第3の回転体の駆動機構を説明するための要部拡大模式図(B)である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例における基台を説明するための模式図(A)および本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例における基台の要部を説明するための要部拡大模式図(B)である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の一例を説明するための側面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の一例を説明するための平面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の回転機構の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の変形例を説明するための側面模式図(A)および本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の変形例を説明するための平面模式図(B)である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が複数の場合の一例を説明するための側面模式図である。 本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が複数の場合の一例を説明するための平面模式図である。 本発明を適用したバラ状食品の製造方法の工程の一例を説明するためのフロー図である。 従来のバラ状凍結装置の一例を説明するための模式図である。 従来のバラ状凍結装置の他の例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明を適用した食品のバラ状装置の一例を説明するための正面模式図、図2は本発明を適用した食品のバラ状装置の一例を説明するための平面模式図、図3は本発明を適用した食品のバラ状装置におけるクラッシャー部の要部の一例を説明するための模式図である。
ここで示すバラ状装置1は、基台2と、この基台2に搭載された駆動部3と、基台2に隣接されたクラッシャー部4と、基台2上方に配置された凍結ミンチ状肉塊収納部5とから構成されている。
ここで、基台2は、ステンレス等の鋼材で所定の高さに組み立てられた構成とされている。また、基台2の下部には高さ調整を行うことができるキャスター7が取り付けられている。
また、駆動部3は、電動モーター6とON・OFFスイッチ(図示せず。)およびインバーター制御回路(図示せず。)等が組み込まれた制御部8とから構成されている。更に、電動モーター6の駆動軸9にはプーリー10が取り付けられている。
また、クラッシャー部4は、図3に示すように、基台2と隣接する位置から順に第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14が配置され、これらの第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の下部には受板部(図3には図示せず。)が配置された構成とされている。
ここで、第1の回転体11は、第1の回転軸16に対して直交する方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第1の羽根部材18が、第1の回転軸16の長手方向に沿って略18mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
また、第2の回転体12は、第1の回転軸16と略平行な状態で第2の回転軸19が配置されている。更に、第2の回転軸19に対して直交する方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第2の羽根部材20が設けられている。
この第2の羽根部材20は、第1の羽根部材18と同じ平面で交差するように第2の回転軸19の長手方向に沿って第1の羽根部材18の位置とずらした状態で略18mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
また、第3の回転体14は、第2の回転軸19に隣接し、かつ略平行な状態で第3の回転軸21が配置されている。更に、第3の回転軸21に対して直交する方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第3の羽根部材22が設けられている。
この第3の羽根部材22は、第2の羽根部材20と同じ平面で交差するように第3の回転軸21の長手方向に沿って第2の羽根部材20の位置とずらした状態で略18mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
このような構成とすることで第1の羽根部材18と第2の羽根部材20の羽根板部17が、互いに同じ平面で交差するようして回転する。また、第2の羽根部材20と第3の羽根部材22の羽根板部17が、互いに同じ平面で重なるように回転する。
ここで、図2に示すように、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21は、その両側端が支持フレーム23に取り付けられた軸受13で回転自在な状態で軸支されている。
この支持フレーム23は、その先端に向けて約20度〜30度の傾斜角を持って支持された構成とされると共に、支持フレーム23の先端側の下端に、キャスター7が取り付けられている(図1参照)。
更に、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21の一方は軸受13に挿通された状態で、その先端に主笠歯車(26、26A、26B)が取り付けられている。
また、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21の主笠歯車(26、26A、26B)の軸方向の近傍に、軸方向に対して直角となるように連動軸27が配置されている。
この連動軸27は、その両側端が支持フレーム23の先端および基端側に取り付けられた軸受13Aで回転自在な状態で軸支されている。
更に、連動軸27には、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21の主笠歯車(26、26A、26B)に歯合する従笠歯車(28、28A、28B)が取り付けられている。
このようにして、主笠歯車(26、26A、26B)に従笠歯車(28、28A、28B)を歯合させることで連動軸27の駆動回転により第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21が回転可能な構成とされている。
また、連動軸27の第1の回転軸11側の一方の端部は、軸受13Aを挿通した状態で、ユニバーサルジョイント29を介してプーリー10Aの回転軸30と連結された構成とされている。
また、平行状とされるプーリー10Aの回転軸30と電動モーター6の駆動軸9と間に、連動ベルト31が連結されている。この連動ベルト31でプーリー10Aの回転軸30とユニバーサルジョイント29を介して取り付けられた連動軸27が駆動回転可能な構成とされている。
ここで、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21が同じ方向となるように第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21の主笠歯車(26、26A、26B)に従笠歯車(28、28A、28B)がそれぞれ歯合された構成とされている。
また、受板部15は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17との間の距離が、略15mmとなるように取り付けられた構成とされている。
これにより、受板部15は第1の回転体11から第3の回転体14に向けて傾斜された構成とされる。
また、受板部15の下面には、受板部15全面に振動を生起させるためのバイブ33が取り付けられている。
また、支持フレーム23には、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14および受板部15を囲むような状態でカバー部34が立設されている。
このカバー部34は、その上端の凍結ミンチ状肉塊収納部5に臨む位置に、冷凍ミンチを投入するための投入口35が開設された構成とされている。
更に、投入口35には、上端のみが連結枢支された蓋部36が取り付けられ、押すことで投入口35を開くことができる構成とされている。
また、カバー部34の受板部15の排出側には、バラ状肉排出口37形成され、このバラ状肉排出口37からバラ状の凍結肉が排出される構成とされている。
このような構成のカバー部34を設けることで、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14でバラ状とされたミンチ肉が飛び散らないような構成とされている。
また、凍結ミンチ状肉塊収納部5は図4に示すように、上端が開口状の箱形状とされると共に、カバー部34の投入口35に対向する位置に、排出口38が開設された構成とされている。
本発明の食品のバラ状装置では、図5に示すように、例えば、−10℃前後で凍結されたミンチ状肉塊Aを冷凍庫(図示せず。)から取り出して凍結ミンチ状肉塊収納部5内に収納する。
このような状態で、電動モーター6を駆動させてプーリー10と連動ベルト31を介して連動可能とされたプーリー10Aを駆動回転させる。これにより、前記図2において示すように、プーリー10Aの回転軸30とユニバーサルジョイント29を介して取り付けられた連動軸27が駆動回転することで従笠歯車(28、28A、28B)も同様に駆動回転する。
更に、この従笠歯車(28、28A、28B)に歯合する主笠歯車(26、26A、26B)も同様に回転することで第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21が駆動回転する。
ここで、第1の回転体11と第2の回転体12は、互いに向き合う方向に回転することになる。また、第3の回転体14は第2の回転体12と同じ方向に回転することになる。
このようにして第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14を駆動回転させた状態で凍結ミンチ状肉塊収納部5内に収納されたミンチ状肉塊Aを排出口38からカバー部34の投入口35内へ投入する。
この投入口35から投下されたミンチ状肉塊Aは、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17の略6mm間隔ごとの互いに同じ平面で交差するような回転により圧壊される。
ここで、圧壊されたミンチ状肉塊Aは、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17との間から約6mmの厚さで受板部15上に押し出される。
更に、受板部15上に押し出されたバラ状肉Bは、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17と受板部15との間隙により約10mmの長さごとに分断される。
このようにして分断されたバラ状肉Bは、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の排出側方向への回転と、受板部15が傾斜され、かつバイブ33による震動で受板部15の排出側へと移動する。
これにより、厚さ約6mmおよび長さ約10mmの大きさに分断されたバラ状肉Bは、受板部15から順次押し出されながらバラ状肉排出口37から回収容器Cに回収されて再び冷凍される。
以上の構成よりなる本発明の食品のバラ状装置では、凍結状態のミンチ状肉塊を第1の回転体と第2の回転体との間に順次投入することで連続してバラ状に分断することが可能となる。
また、機械的に短時間で圧壊するために、凍結した状態でバラ状とすることができ、新たに凍結手段を設ける必要性がなく、効率的なバラ状食品とすることが可能となる。
<第1の実施の形態の変形例>
図6は本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例を説明するための側面模式図、図7(A)は本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例を説明するための平面模式図、図7(B)は本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例における第1の回転体、第2の回転体および第3の回転体の駆動機構を説明するための要部拡大模式図である。
また、図8(A)は本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例における基台の一例を説明するための模式図、図8(B)は本発明を適用した食品のバラ状装置の変形例における基台の要部拡大模式図である。
ここで示すバラ状装置1Aは、基台2Aと、この基台2Aに搭載された電動モーター6と、基台2Aの上端に配置された凍結ミンチ状肉塊収納部5Aと、この凍結ミンチ状肉塊収納部5Aに隣接されたクラッシャー部4Aとから構成されている。
また、電動モーター6は、基台2Aに取り付けられたON・OFFスイッチ(図示せず。)およびインバーター制御回路(図示せず。)等が組み込まれた制御部8で駆動可能な構成とされている。更に、電動モーター6の駆動軸9にはプーリー10が取り付けられている。
ここで、クラッシャー部4Aは、枠体39内に第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14が配置されている。
この第1の回転体11は、第1の回転軸16に対して直交する方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第1の羽根部材18が、第1の回転軸16の長手方向に沿って略18mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
また、第2の回転体12は、第1の回転軸16と略平行な状態で第2の回転軸19が配置されている。更に、第2の回転軸19に対して直交する方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第2の羽根部材20が設けられている。
この第2の羽根部材20は、第1の羽根部材18と同じ平面で交差するように第2の回転軸19の長手方向に沿って第1の羽根部材18の位置とずらした状態で略18mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
また、第3の回転体14は、第2の回転軸19に隣接し、かつ略平行な状態で第3の回転軸21が配置されている。更に、第3の回転軸21に対して直交する方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第3の羽根部材22が設けられている。
この第3の羽根部材22は、第2の羽根部材20と同じ平面で交差するように第3の回転軸21の長手方向に沿って第2の羽根部材20の位置とずらした状態で略18mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
このような構成とすることで第1の羽根部材18と第2の羽根部材20の羽根板部17が、互いに同じ平面で交差するようにして回転する。また、第2の羽根部材20と第3の羽根部材22の羽根板部17が、互いに同じ平面で重なるように回転する。
また、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21は、その両側端が枠体39と支持枠体40とに取り付けられた軸受13で回転自在な状態で軸支されている。
ここで、第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21の支持枠体40に取り付けられた軸受13に挿通された状態で、その先端に平歯車(41、41A、41B)が取り付けられている。
また、平歯車41と平歯車41Aとの間に従平歯車42が歯合されると共に、平歯車41Aと平歯車41Bとの間に従平歯車42Aが歯合された構成とされている。
更に、第1の回転軸16に平歯車41を駆動回転させるプーリー10Bが一体的に取り付けられている。
このようにして、平歯車(41、41A、41B)に従平歯車(42、42A)を歯合させることでプーリー10Bの駆動回転により第1の回転軸16、第2の回転軸19および第3の回転軸21が回転可能な構成とされている。
また、基台2Aは、アングル部材43によって方形状に組立てられ、上端44から下部に向けて傾斜状とされると共に、クラシャー部4Aと略同幅とされた開口部45が形成されている(図8(A)参照)。
更に、開口部45の両側のアングル部材(43、43)間に、円弧状の長穴47が開設された角度調整板部48が取り付けられている。
ここで、開口部(図示せず。)内にクラシャー部4Aの枠体39が挿入された状態で、基台2Aの上端44に対して枠体39が連結部材46により回動自在に取り付けられている(図7(A)参照)。
また、クラッシャー部4Aの枠体39の下部には、ネジ状の先端部49が角度調整板部48の長穴47に遊貫状に挿入されると共に、蝶ナット部材62が螺着された支持部材50が略直角状に取り付けられた構成とされている(図8(B)参照)。
これにより、支持部材50の先端部49を長穴47内で移動させることで連結部材46を中心にクラッシャー部4Aの傾斜を自在に調整することが可能となる。
ここで、基台2Aに搭載された電動モーター6の駆動軸9に取り付けられたプーリー10と第1の回転軸16に取り付けられたプーリー10Bがゴム等の伸縮性の連動ベルト31Aにより連結されている(図7(B)参照)。
また、クラッシャー部4Aの下部には、受板部15Aが配置されている。この受板部15Aは、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17との間の距離が、略15mmとなるように取付けられた構成とされている(図6参照)。
これにより、受板部15Aは第1の回転体11から第3の回転体14に向けて傾斜された構成とされている。
また、受板部15Aの下面には、受板部15A全面に振動を生起させるためのバイブ33Aが取り付けられている(図6参照)。
また、枠体39には、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14および受板部15Aを囲むような状態でカバー部34Aが設けられている(図6参照)。
このカバー部34Aは、凍結ミンチ状肉塊収納部5Aの排出口38に臨む位置に、排出口38内に連通状に挿入可能な投入口35が開口されたカバー部34Aが取り付けられている(図6参照)。
更に、カバー部34Aの第1の回転体(図示せず。)に対向する位置と第3の回転体(図示せず。)に対向する位置に固定刃部63が設けられている(図7(A)および図8(B)参照)。
この固定刃部63は、第1の羽根部材18と第3の羽根部材22と同じ平面で交差するように第1の羽根部材18と第3の羽根部材22の位置とずらした状態で取り付けられた構成とされている(図7(A)参照)。
これにより、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17との間隔と同様に、カバー部34Aの固定刃部63と第1の羽根部材18と第3の羽根部材22との間に略6mmの間隙を設けることが可能となる。
更に、カバー部34Aの投入口35には、上端のみが連結枢支された蓋部36が取り付けられ、凍結ミンチ状肉塊収納部5Aの排出口38を投入口35内に挿入することで投入口35が開くことができる構成とされている(図6参照)。
また、カバー部34Aの第3の回転体14側には、バラ状肉排出口37Aが形成され、このバラ状肉排出口37Aからバラ状の凍結肉が排出される構成とされている。
このような構成のカバー部34Aを設けることで、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14でバラ状とされたミンチ肉が飛び散らないような構成とされている。
本発明の食品のバラ状装置1Aでは、例えば、−10℃前後で凍結されたミンチ状肉塊(図示せず。)を凍結ミンチ状肉塊収納部5A内に収納する。
このような状態で、電動モーター6を駆動させてプーリー10と連動ベルト31Aを介して連動可能とされたプーリー10Bを駆動回転させる。これにより、第1の回転体11の平歯車41が駆動回転することで従平歯車42も同様に駆動回転する。
更に、この従平歯車42と歯合する第2の回転体12の平歯車41A、この平歯車41Aと歯合する従平歯車42A、この従平歯車42Aと歯合する第3の回転体14の平歯車41Bが駆動回転する。
これにより、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14は同じ方向に回転することになる。
このようにして第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14を駆動回転させた状態で凍結ミンチ状肉塊収納部5A内に収納されたミンチ状肉塊を排出口38からカバー部34Aの投入口35内に投入する。
この投入口35から投下されたミンチ状肉塊は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17の略6mm間隔ごとの互いに同じ平面で交差するような回転により圧壊される。
ここで、圧壊されたミンチ状肉塊は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17との間から約6mmの厚さで受板部15A上に押し出される。
更に、受板部15A上に押し出されたバラ状肉(図示せず。)は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17と受板部15Aとの間隙により約10mmの長さごとに分断される。
このようにして分断されたバラ状肉は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の排出側方向への回転と、受板部15Aが傾斜され、かつバイブ33Aによる震動で受板部15Aの排出側へと移動する。
これにより、厚さ約6mmおよび長さ約10mmの大きさに分断されたバラ状肉は、受板部15Aから順次押し出されながらバラ状肉排出口37Aから回収容器(図示せず。)に回収されて再び冷凍される。
以上の構成よりなる本発明の食品のバラ状装置では、凍結状態のミンチ状肉塊を第1の回転体、第2の回転体および第3の回転体との間に順次投入することで連続してバラ状に分断することが可能となる。
また、機械的に短時間で圧壊するために、凍結した状態でバラ状とすることができ、新たに凍結手段を設ける必要性がなく、効率的なバラ状食品とすることが可能となる。
なお、<第1の実施の形態>および<第1の実施の形態の変形例>では、受板部は、第1の回転体から第3の回転体に向けて下方向へ傾斜状とするものであるが、必ずしも傾斜状とする必要性はない。
例えば、受板部を水平状としても構わないが、バラ状とされた凍結ミンチ肉をスムーズに排出するという点において傾斜状とすることが望ましい。
また、<第1の実施の形態>および<第1の実施の形態の変形例>では、傾斜状とされた受板部は、第1の回転体、第2の回転体および第3の回転体の第1の羽根部材、第2の羽根部材および第3の羽根部材の先端部との間に一定の空隙を有するものであるが、必ずしも第1の羽根部材、第2の羽根部材および第3の羽根部材の先端部との間に一定の空隙を設ける必要性はない。
例えば、受板部のみを傾斜状としても構わないが、第1の羽根部材、第2の羽根部材および第3の羽根部材の先端部と受板部との隙間で一定の長さに分断するという点において一定の空隙を設けることが望ましい。
また、<第1の実施の形態>および<第1の実施の形態の変形例>では、受板部を振動させるバイブ部を有するものであるが、必ずしもバイブ部を設ける必要性はない。
しかし、バラ状とされたミンチ肉を傾斜状とした受板部を振動させて排出側に確実に滑らせるという点においてバイブ部を設けることが望ましい。
また、<第1の実施の形態>および<第1の実施の形態の変形例>では、第2の回転軸に隣接し、かつ略平行な第3の回転軸を軸に第2の回転体と同じ方向に回転可能であり、第2の回転軸から突出した第2の羽根部材と同じ平面で交差する第3の羽根部材を有する第3の回転体を備えるものであるが、必ずしも第3の回転体を備える必要性はない。
例えば、第1の回転体と第2の回転体との間に確実に凍結ミンチ状肉を投入することができるものであれば必ずしも第3の回転体を備える必要性はない。
しかし、連続、かつ大量に凍結ミンチ状肉を投入する場合には、確実に凍結ミンチ状肉をバラ状とする点において第3の回転体を備えることが望ましい。
また、<第1の実施の形態>および<第1の実施の形態の変形例>では、バラ状とする食品としてミンチ状肉について説明を行うものであるが、必ずしもミンチ状肉とする必要性はない。
例えば、塊状に凍結された米飯、豆類等の凍結食品でバラ状とする必要性のある食品であればいかなる食品であっても構わない。
<第2の実施の形態>
図9は本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の一例を説明するための側面模式図、図10は本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の一例を説明するための平面模式図である。
ここで示すバラ状装置1Bは、基台2Bと、この基台2Bに搭載された電動モーター6と、基台2Bの上端に配置された凍結ミンチ状肉塊収納部5Bと、この凍結ミンチ状肉塊収納部5Bに隣接されたクラッシャー部4Bとから構成されている。
ここで、クラッシャー部4Bは、凍結ミンチ状肉塊収納部5Bの排出口38に沿って円筒形状の収納壁部52が下部に配置されている。更に、収納壁部52内に略水平状に回転体53が配置され、この回転体53の下部に受板部15Bが配置されている。
また、回転体53は、受板部15Bの下方に配置された電動モーター6の駆動軸9に、垂直状に回転軸54が直結された構成とされている。
この回転軸54は、受板部15Bの略中央に遊貫状に貫通され、その上端高さが収納壁部52と略同じ高さとされている。
更に、回転軸54の上下位置に略水平状に突設された羽根板部17から構成される羽根部材(55、55A)が配置された構成とされている。
ここで、受板部15Bおよび収納壁部52に、複数のパンチング穴56が開設された構成とされている。
これらのパンチング穴56の内径は、受板部15Bの場合では、受板部15Bから羽根部材55Aまでの高さの略2倍とされる。また、収納壁部52の場合では、羽根部材(55、55A)の羽根板部17の先端から収納壁部52までの距離の略2倍とされた構成とされている。
具体的には、羽根部材(55、55A)の羽根板部17間の距離および受板部15Bと羽根部材55Aの羽根板部17間の距離を10mmとした場合に、受板部15Bのパンチング穴56の内径が略20mmとされる。
また、羽根部材(55、55A)の羽根板部17先端と収納壁部52までの距離を10mmとした場合に、収納壁部52のパンチング穴56の内径が略20mmとされる。
また、受板部15Bおよび収納壁部52の周囲にカバー部34Bが設けられている。このカバー部34Bは、受板部15Bおよび収納壁部52と10mm以上の間隔が設けられると共に、受板部15Bの下部には傾斜状のバラ状肉排出口37Bが形成されている。
このような構成のカバー部34Bを設けることで、回転体53でバラ状とされたミンチ肉が受板部15Bおよび収納壁部52のパンチング穴56から飛び散らないような構成とされている。
また、回転羽根(55、55A)は、互いに逆方向に回転する機構とされている。
具体的には、図11に示すように、電動モーター6の駆動軸9に正,逆回転ギヤー部57が連結されている。この正,逆回転ギヤー部57は、90度の角度で互いに歯合する4個の遊星歯車(58、58A、58B、58C)から構成されている。
更に、正,逆回転ギヤー部57に、正方向に回転する正回転軸59と逆方向に回転する逆回転軸60とから構成される回転軸54が連結され、正回転軸59に羽根部材55が逆回転軸60に羽根部材55Aが水平状に突設されている。
ここで、正回転軸59は、正,逆回転ギヤー部57の遊星歯車58Bに連結されると共に、遊星歯車58の中止軸線上に設けられた貫通穴61に遊貫状に貫通した構成とされている。
また、逆回転軸60は、正,逆回転ギヤー部57の遊星歯車58に正回転軸59を外挿するような状態で連結された構成とされている。
ここで、遊星歯車58Bを駆動回転させることで正回転軸59は正方向に回転すると共に、遊星歯車58Bと歯合する遊星歯車58A、58Cが互いに逆方向となるように回転する。
これにより、遊星歯車58A、58Cと歯合する遊星歯車58は遊星歯車58Bと逆方向に回転することになる。
このような構成とされることで、正回転軸59に突設される羽根部材55および逆回転軸60に突設される羽根部材55Aが互いに逆方向となるように回転することになる。
本発明の食品のバラ状装置1Bでは、例えば、−10℃前後で凍結されたミンチ状肉塊(図示せず。)を凍結ミンチ状肉塊収納部5B内に収納する。
このような状態で、電動モーター6を駆動させて正回転軸59に突設される羽根部材55および逆回転軸60に突設される羽根部材55Aが互いに逆方向となるように回転させる。
このようにして回転体53を駆動回転させた状態で凍結ミンチ状肉塊収納部5B内に収納されたミンチ状肉塊(図示せず。)を収納壁部52内に投入する(図9参照)。
この収納壁部52内に投下されたミンチ状肉塊は、回転体53の羽根板部17の略10間隔ごとの互いに逆方向の回転により圧壊される。
ここで、圧壊されたミンチ状肉塊は、約10mmの厚さで受板部15Bおよび収納壁部52面に押し出される。
更に、受板部15Bおよび収納壁部52面上に押し出されたバラ状肉(図示せず。)は、回転体53の羽根板部17と受板部15Bおよび収納壁部52との間隙により約10mmの長さごとに分断される。
このようにして分断されたバラ状肉は、受板部15Bおよび収納壁部52に設けられたパンチング穴56を通してカバー部34B内に排出される。更に、カバー部34B内に排出されたバラ状肉は、バラ状肉排出口37Bから回収容器(図示せず。)に回収されて再び冷凍される。
以上の構成よりなる本発明の食品のバラ状装置1Bでは、凍結状態のミンチ状肉塊を回転体上に順次投入することで連続してバラ状に分断することが可能となる。
また、回転体を水平状に設置することで装置全体のコンパクト化を実現することが可能となる。
また、機械的に短時間で圧壊するために、凍結した状態でバラ状とすることができ、新たに凍結手段を設ける必要性がなく、効率的なバラ状食品とすることが可能となる。
<第2の実施の形態の変形例>
図12(A)は本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の変形例を説明するための側面模式図、図12(B)は本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が単体の場合の変形例を説明するための平面模式図である。
ここで、クラッシャー部4Bは、凍結ミンチ状肉塊収納部5Bの排出口38に沿って円筒形状の収納壁部52が下部に配置されている。更に、収納壁部52内に略水平状に回転体53が配置され、この回転体53の下部に受板部15Bが配置されている。
また、回転体53は、受板部15Bの下方に配置された電動モーター6の駆動軸9に、垂直状に回転軸54が直結された構成とされている。
この回転軸54は、受板部15Bの略中央に遊貫状に貫通され、その上端高さが収納壁部52と略同じ高さとされている。
このような構成の回転軸54の上下位置に、略水平状に突設された羽根板部17から構成される羽根部材(55、55A)が配置された構成とされている。
更に、収納壁部52の内周面に、羽根部材(55、55A)の羽根板部17との間に互いに同じ平面で重なるように補助羽根板部51が突設された構成とされている。
ここで、受板部15Bおよび収納壁部52に、複数のパンチング穴56が開設された構成とされている。
これらのパンチング穴56の内径は、受板部15Bの場合では、受板部15Bから羽根部材55Aまでの高さの略2倍とされる。また、収納壁部52の場合では、羽根部材(55、55A)の羽根板部17の先端から収納壁部52までの距離の略2倍とされた構成とされている。
具体的には、羽根部材(55、55A)の羽根板部17間の距離および受板部15Bと羽根部材55Aの羽根板部17間の距離を10mmとした場合に、受板部15Bのパンチング穴56の内径が略20mmとされる。
また、羽根部材(55、55A)の羽根板部17先端と収納壁部52までの距離を10mmとした場合に、収納壁部52のパンチング穴56の内径が略20mmとされる。
また、受板部15Bおよび収納壁部52の周囲にカバー部34Bが設けられている。このカバー部34Bは、受板部15Bおよび収納壁部52と10mm以上の間隔が設けられると共に、受板部15Bの下部には傾斜状のバラ状肉排出口37Bが形成されている。
このような構成のカバー部34Bを設けることで、回転体53でバラ状とされたミンチ肉が受板部15Bおよび収納壁部52のパンチング穴56から飛び散らないような構成とされている。
本発明の食品のバラ状装置1Bでは、例えば、−10℃前後で凍結されたミンチ状肉塊(図示せず。)を凍結ミンチ状肉塊収納部5B内に収納する。
このような状態で、電動モーター6を駆動させて回転軸54に突設される羽根部材(55、55A)を同一方向へ回転させる。
このようにして回転体53を駆動回転させた状態で凍結ミンチ状肉塊収納部5B内に収納されたミンチ状肉塊を収納壁部52内に投入する。
この収納壁部52内に投下されたミンチ状肉塊は、収納壁部52内周面に突設された補助羽根板部51に対する回転体53の羽根板部17の回転により圧壊される。
ここで、圧壊されたミンチ状肉塊は、補助羽根板部51と回転体53の羽根板部17との距離が約10mmとされるために、約10mmの厚さで受板部15Bおよび収納壁部52面に押し出される。
更に、受板部15Bおよび収納壁部52面上に押し出されたバラ状肉(図示せず。)は、回転体53の羽根板部17と受板部15Bおよび収納壁部52との間隙により約10mmの長さごとに分断される。
このようにして分断されたバラ状肉は、受板部15Bおよび収納壁部52に設けられたパンチング穴56を通してカバー部34B内に排出される。更に、カバー部34B内に排出されたバラ状肉は、バラ状肉排出口37Bから回収容器(図示せず。)に回収されて再び冷凍される。
以上の構成よりなる本発明の食品のバラ状装置1Bでは、凍結状態のミンチ状肉塊を回転体上に順次投入することで連続してバラ状に分断することが可能となる。
また、回転体を水平状に設置することで装置全体のコンパクト化を実現することが可能となる。
また、機械的に短時間で圧壊するために、凍結した状態でバラ状とすることができ、新たに凍結手段を設ける必要性がなく、効率的なバラ状食品とすることが可能となる。
また、補助羽根板部を設けることで、凍結状態のミンチ状肉塊を確実にバラ状に分断することが可能となる。
なお、<第2の実施の形態>および<第2の実施の形態の変形例>では、収納壁部面に複数のパンチング穴を設けるものであるが、必ずしもパンチング穴を設ける必要性はない。
しかし、羽根板部の先端と収納壁部間に押し出されるバラ状肉がパンチング穴を通して排出されることで羽根板部の回転をスムーズに行えるという点でパンチング穴を設けることが望ましい。
また、<第2の実施の形態>および<第2の実施の形態の変形例>では、受板部のパンチング穴の内径を、受板部から羽根部材までの高さの略2倍とするものであるが、必ずしも略2倍とする必要性はない。
しかし、圧壊されたバラ状肉の最大長さよりも大きな内径とすることでバラ状肉の排出をスムーズに行えるという点で受板部のパンチング穴の内径を、受板部から羽根部材までの高さの略2倍とすることが望ましい。
また、<第2の実施の形態>および<第2の実施の形態の変形例>では、収納壁部のパンチング穴の内径を、羽根部材の先端から収納壁部までの距離の略2倍とするものであるが、必ずしも略2倍とする必要性はない。
しかし、圧壊されたバラ状肉の最大長さよりも大きな内径とすることでバラ状肉の排出をスムーズに行えるという点で受板部のパンチング穴の内径を、羽根部材の先端から収納壁部までの距離の略2倍とすることが望ましい。
また、第2の実施の形態では、正回転軸に突設される羽根部材および逆回転軸に突設される羽根部材が互いに逆方向となるように回転させるものであるが、必ずしも互いに逆方向となるように回転させる必要性はない。
例えば、複数の羽根部材が同じ方向へ回転するものであっても構わないが、凍結状態のミンチ状肉塊をスムーズに圧壊できるという点において羽根部材が互いに逆方向となるように回転させることが望ましい。
<第3の実施の形態>
図13は本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が複数の場合の一例を説明するための側面模式図、図14は本発明を適用した食品のバラ状装置の他の例における回転体が複数の場合の一例を説明するための平面模式図である。
ここで示すバラ状装置1Cは、基台2Cと、この基台2Cに搭載された電動モーター6と、基台2Cの上端に配置された凍結ミンチ状肉塊収納部5Cと、この凍結ミンチ状肉塊収納部5Cに隣接されたクラッシャー部4Cとから構成されている。
ここで、クラッシャー部4Cは、凍結ミンチ状肉塊収納部5Cの排出口38に沿って楕円形状の収納壁部52Aが下部に配置されている。更に、収納壁部52A内に略水平状に第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aが配置され、これらの第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aの下部に受板部15Cが配置されている。
この第1の回転体11Aは、垂直状に立設された第1の回転軸16Aに対して水平方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第1の羽根部材18Aが略20mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
また、第2の回転体12Aは、第1の回転軸16と略平行な状態で第2の回転軸19Aが配置されている。更に、第2の回転軸19Aに対して水平方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根部材17から構成される第2の羽根部材20Aが設けられている。
この第2の羽根部材20Aは、第1の羽根部材18Aと同じ平面で交差するように第2の回転軸19Aの長手方向に沿って第1の羽根部材18Aの位置とずらした状態で略20mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
また、第3の回転体14Aは、第2の回転軸19Aに隣接し、かつ略平行な状態で第3の回転軸21Aが配置されている。更に、第3の回転軸21Aに対して水平方向に十字状に設けられた厚さが略6mmの羽根板部17から構成される第3の羽根部材22Aが設けられている。
この第3の羽根部材22Aは、第2の羽根部材20Aと同じ平面で交差するように第3の回転軸21Aの長手方向に沿って第2の羽根部材20Aの位置とずらした状態で略20mm間隔ごとに取り付けられた構成とされている。
このような構成とすることで第1の羽根部材18Aと第2の羽根部材20Aの羽根板部17が、互いに同じ平面で交差するようにして回転する。また、第2の羽根部材20Aと第3の羽根部材22Aの羽根板部17が、互いに同じ平面で重なるように回転する。
また、第1の回転軸16A、第2の回転軸19Aおよび第3の回転軸21Aは、受板部15Cを遊貫状に貫通した状態で、その下端が基台2Cに取り付けられた軸受13Aで回転自在な状態で軸支されている。
更に、第1の回転軸16A、第2の回転軸19Aおよび第3の回転軸21の下端が軸受13Aに挿通された状態で、その先端に平歯車(41、41A、41B)が取り付けられている。
また、平歯車41と平歯車41Aとの間に従平歯車42が歯合されると共に、平歯車41Aと平歯車41Bとの間に従平歯車42Aが歯合された構成とされている。
更に、平歯車41と平歯車41Aとの間に従平歯車42が歯合されると共に、平歯車41Aと平歯車41Bとの間に従平歯車42Aが歯合された構成とされている。
このような構成とされる第1の回転軸16Aに、平歯車41を駆動回転させるプーリー10Bが一体的に取り付けられ、このプーリー10Bと電動モーター6の駆動軸9に取り付けられたプーリー10が連動ベルト31Bで連結された構成とされている。
これにより、プーリー10Bの駆動回転により第1の回転軸16A、第2の回転軸19Aおよび第3の回転軸21Aは同じ方向に回転することになる。
また、受板部15Cおよび収納壁部52Aに、複数のパンチング穴56が開設された構成とされている。
これらのパンチング穴56の内径は、受板部15Bの場合では、受板部15Cから羽根部材55Aまでの高さの略2倍とされ、収納壁部52Aの場合では、羽根部材(55、55A)の先端から収納壁部52Aまでの距離の略2倍とされた構成とされている。
具体的には、羽根板部17間の距離および受板部15Cと羽根板部17間の距離を10mmとした場合に、受板部15Cのパンチング穴56の内径を略20mmとする。
また、羽根板部17の先端と収納壁部52Aまでの距離を10mmとした場合に、収納壁部52Aのパンチング穴56の内径を略20mmとする。
また、受板部15Cおよび収納壁部52Aの周囲にカバー部34Cが設けられている。このカバー部34Cは、受板部15Cおよび収納壁部52Aと10mm以上の間隔が設けられると共に、受板部15Cの下部には傾斜状のバラ状肉排出口37Cが形成されている。
このような構成のカバー部34Cを設けることで、第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aでバラ状とされたミンチ肉が受板部15Cおよび収納壁部52Aのパンチング穴56から飛び散らないような構成とされている。
本発明の食品のバラ状装置1Cでは、例えば、−10℃前後で凍結されたミンチ状肉塊(図示せず。)を凍結ミンチ状肉塊収納部5C内に収納する。
このような状態で、電動モーター6を駆動させ第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aを同じ方向に回転させる。
このようにして第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aを駆動回転させた状態で凍結ミンチ状肉塊収納部5C内に収納されたミンチ状肉塊を収納壁部52A内に投入する。
この収納壁部52A内に投下されたミンチ状肉塊は、第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aの羽根板部17の略10mm間隔ごとの互いに同じ平面で交差するような回転により圧壊される。
ここで、圧壊されたミンチ状肉塊は、約10mmの厚さで受板部15Cおよび収納壁部52A面に押し出される。
更に、受板部15Cおよび収納壁部52A面に押し出されたバラ状肉(図示せず。)は、第1の回転体11A、第2の回転体12Aおよび第3の回転体14Aの羽根板部17と受板部15Cおよび収納壁部52Aとの間隙により約10mmの長さごとに分断される。
このようにして分断されたバラ状肉は、受板部15Cおよび収納壁部52Aに設けられたパンチング穴56を通してカバー部34C内に排出される。更に、カバー部34C内に排出されたバラ状肉は、バラ状肉排出口37Cから回収容器(図示せず。)に回収されて再び冷凍される。
以上の構成よりなる本発明の食品のバラ状装置1Cでは、凍結状態のミンチ状肉塊を回転体上に順次投入することで連続してバラ状に分断することが可能となる。
また、第1の回転体、第2の回転体および第3の回転体を水平状に設置することで装置全体のコンパクト化を実現することが可能となる。
また、機械的に短時間で圧壊するために、凍結した状態でバラ状とすることができ、新たに凍結手段を設ける必要性がなく、効率的なバラ状食品とすることが可能となる。
なお、第3の実施の形態では、第1の回転体、第2の回転体および第3の回転体を同じ方向に回転させるものであるが、必ずしも同じ方向に回転させる必要性はない。
例えば、第1の回転体と第2の回転体が互いに逆方向、あるいは第2の回転体と第3の回転体が互いに逆方向に回転する機構であっても構わない。
<第4の実施の形態>
次に、本発明を適用した食品のバラ状装置を用いてのバラ状食品の製造方法の一例を以下に詳述する。
図15は本発明を適用したバラ状食品の製造方法の工程の一例を説明するためのフロー図である。
まず、冷凍庫で約−20℃前後で冷凍保存した牛、あるいは豚等の肉塊をフレーカーでチップ状に削る(ステップS1参照)。
続いて、チップ状の冷凍肉をミンチ機械に入れてミンチ状肉とする。この場合に、ミンチ機械でミンチ状とされる肉の温度は、摩擦で−2℃程度に上昇し粘土状となる(ステップS2参照)。
このような状態のミンチ状肉を再び冷凍庫に入れて−10℃以下まで凍結させる(ステップS3参照)。
これにより、小片間の水分子が氷のままで、小片同士が強固に接着していない状態のミンチ状肉の凍結状態を保持することが可能となる。
ここで、図5に示すように、冷凍庫から−10℃以下で凍結された塊状のミンチ状冷凍肉を取り出して、凍結ミンチ状肉塊収納部5でヘラによりカバー部33の投入口34内に入る大きさに分断する(ステップS4参照)。
続いて、分断した凍結ミンチ状肉塊を投入口34から第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の間に投下する。これにより、凍結ミンチ状肉塊は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17の同じ平面で交差する回転によりバラ状に圧壊する。
更に、圧壊したミンチ状肉塊は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17との間から約6mmの厚さで受板部15上に押し出される。この押し出されたミンチ状肉は、第1の回転体11、第2の回転体12および第3の回転体14の羽根板部17と受板部15との間隙により約10mmの長さごとに分断される(ステップS5参照)。
このようにして凍結状態のミンチ肉は、直径が約6mmおよび長さが約10mmのバラ状の凍結肉となる。
<第5の実施の形態>
前記図15において示すように、まず、冷凍庫で約−20℃前後で冷凍保存した牛、あるいは豚等の肉塊をフレーカーでチップ状に削る(ステップS1参照)。
続いて、チップ状の冷凍肉をミンチ機械に入れてミンチ状肉とする。この場合に、ミンチ機械でミンチ状とされる肉の温度は、摩擦で−2℃程度に上昇し粘土状となる(ステップS2参照)。
このような状態のミンチ状肉を再び冷凍庫に入れて−10℃以下まで凍結させる(ステップS3参照)。
これにより、小片間の水分子が氷のままで、小片同士が強固に接着していない状態のミンチ状肉の凍結状態を保持することが可能となる。
ここで、前記図6〜図7に示すように、冷凍庫から−10℃以下で凍結された塊状のミンチ状冷凍肉を取り出して、凍結ミンチ状肉塊収納部5Bでヘラにより収納壁部52内に入る大きさに分断する(ステップS4参照)。
続いて、分断した凍結ミンチ状肉塊を収納壁部52開口端から回転体53上に投下する。これにより、凍結ミンチ状肉塊は、回転体53の羽根部材(55、55A)の互いに逆方向の回転によりバラ状に圧壊する。
更に、圧壊したミンチ状肉塊は、回転体53の羽根部材(55、55A)の羽根板部17により受板部15Bおよび収納壁部52に押し出される。この押し出されたミンチ状肉は、受板部15Bおよび収納壁部52の形成されるパンチング穴56を通して約10mmの長さごとに分断されながらカバー部34B内へ押し出される(ステップS5参照)。
このようにして凍結状態のミンチ肉は、直径が約6mmおよび長さが約10mmのバラ状の凍結肉となる。
以上の構成よりなる本発明のバラ状食品の製造方法では、凍結したミンチ状肉を食品のバラ状装置に投入することで凍結した状態のバラ状ミンチ肉を製造することが可能となる。
なお、<第4の実施の形態>および<第5の実施の形態>では、ミンチ状肉を、−10℃以下で再び凍結するものであるが、必ずしも−10℃以下で凍結する必要性はない。
しかし、食品のバラ状装置による圧壊時の摩擦熱を考慮した場合に、ミンチ状肉は−2℃前後で溶け出して粘土状となることがあり、少なくとも−4℃前後を保持する必要があるために−10℃以下とすることが望ましい。
1、1A、1B、1C バラ状装置
2、2A、2B、2C 基台
3 駆動部
4、4A、4B、4C クラッシャー部
5、5A、5B、5C 凍結ミンチ状肉塊収納部
6 電動モーター
7 キャスター
8 制御部
9 駆動軸
10、10A、10B プーリー
11、11A 第1の回転体
12、12A 第2の回転体
13、13A 軸受
14、14A 第3の回転体
15、15A、15B、15C 受板部
16,16A 第1の回転軸
17 羽根板部
18、18A 第1の羽根部材
19、19A 第2の回転軸
20、20A 第2の羽根部材
21、21A 第3の回転軸
22、22A 第3の羽根部材
23 支持フレーム
26、26A、26B 主笠歯車
27 連動軸
28、28A、28B 従笠歯車
29 ユニバーサルジョイント
30 回転軸
31、31A、31B 連動ベルト
33、33A バイブ
34、34A、34B、34C カバー部
35 投入口
36 蓋部
37、37A、37B、37C バラ状肉排出口
38 排出口
39 枠体
40 支持枠体
41、41A、41B 平歯車
42、42A 従平歯車
43 アングル部材
44 上端
45 開口部
46 連結部材
47 長穴
48 角度調整板部
49 先端部
50 支持部材
51 補助羽根板部
52、52A 収納壁部
53 回転体
54 回転軸
55、55A 羽根部材
56 パンチング穴
57 正,逆回転ギヤー部
58、58A、58B、58C 遊星歯車
59 正回転軸
60 逆回転軸
61 貫通穴
62 蝶ナット部材
63 固定刃部

Claims (13)

  1. 第1の回転軸を軸に回転可能であり、該第1の回転軸から突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、
    前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、同第2の回転軸から突出した前記第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、
    前記第1の回転体および前記第2の回転体の下部に配置され、同第1の回転体および同第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部を備える
    食品のバラ状装置。
  2. 前記受板部は、前記第1の回転体から前記第2の回転体に向けて下方向へ傾斜状とされた
    請求項1に記載の食品のバラ状装置。
  3. 前記受板部は、前記第1の回転体および前記第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に一定の空隙を有する
    請求項2に記載の食品のバラ状装置。
  4. 前記受板部を振動させるバイブ部を有する
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の食品のバラ状装置。
  5. 前記第2の回転軸に隣接し、かつ略平行な第3の回転軸を軸に前記第2の回転体と同じ方向に回転可能であり、同第2の回転軸から突出した前記第2の羽根部材と同じ平面で交差する第3の羽根部材を有する第3の回転体を備える
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の食品のバラ状装置。
  6. 回転軸を軸に回転可能であり、該回転軸から略水平状に突出した羽根部材を有する回転体と、
    前記回転軸から前記羽根部材の先端までの長さを半径とした回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて前記羽根部材と略平行状に前記回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、
    該受板部の周縁部に沿って、同受板部から前記羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える
    食品のバラ状装置。
  7. 前記収納壁部は、同収納壁部面に複数のパンチング穴を有する
    請求項6に記載の食品のバラ状装置。
  8. 前記受板部のパンチング穴の内径は、同受板部から前記羽根部材までの高さの略2倍とされた
    請求項6に記載の食品のバラ状装置。
  9. 前記収納壁部のパンチング穴の内径は、前記羽根部材の先端から同収納壁部までの距離の略2倍とされた
    請求項7に記載の食品のバラ状装置。
  10. 第1の回転軸を軸に回転可能であり、該第1の回転軸から略水平状に突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、
    前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、該第2の回転軸から突出した前記第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、
    前記第1の回転軸から前記第1の羽根部材の先端までの長さを半径とした第1の回転領域と前記第2の回転軸から前記第2の羽根部材の先端までの長さを半径とした第2の回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて同第1の羽根部材および同第2の羽根部材と略平行状に前記第1の回転体および前記第2の回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、
    該受板部の周縁部に沿って、同受板部から前記第1の羽根部材および第2の羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える
    食品のバラ状装置。
  11. 凍結された肉塊をチップ状に削り、ミンチ状肉に加工する工程と、
    該ミンチ状肉を、再び凍結する工程と、
    該凍結されたミンチ状肉を、第1の回転軸を軸に回転可能であり、該第1の回転軸から突出した第1の羽根部材を有する第1の回転体と、前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を軸に回転可能であり、同第2の回転軸から突出した前記第1の羽根部材と同じ平面で交差する第2の羽根部材を有する第2の回転体と、前記第1の回転体および前記第2の回転体の下部に配置され、同第1の回転体および同第2の回転体の第1の羽根部材および第2の羽根部材の先端部との間に所定の空隙が設けられた受板部を備える食品のバラ状装置の第1の回転体と第2の回転体との間に投入することでバラ状に分断する工程とを備える
    バラ状食品の製造方法。
  12. 凍結された肉塊をチップ状に削り、ミンチ状肉に加工する工程と、
    該ミンチ状肉を、再び凍結する工程と、
    該凍結されたミンチ状肉を、回転軸を軸に回転可能であり、該回転軸から略水平状に突出した羽根部材を有する回転体と、前記回転軸から前記羽根部材の先端までの長さを半径とした回転領域より大きい領域を有し、かつ所定の空隙を設けて前記羽根部材と略平行状に前記回転体の下部に配置された複数のパンチング穴を有する受板部と、該受板部の周縁部に沿って、同受板部から前記羽根部材までの高さ以上に立設された収納壁部とを備える食品のバラ状装置の回転体に投入することでバラ状に分断する工程と、
    該回転体の羽根部材でバラ状に分断されたミンチ状肉を前記受板部の複数のパンチング穴から排出する工程とを備える
    バラ状食品の製造方法。
  13. 前記ミンチ状肉を、−10℃以下で再び凍結する
    請求項11または請求項12に記載のバラ状食品の製造方法。
JP2013206529A 2012-06-18 2013-10-01 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法 Active JP5769271B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013206529A JP5769271B2 (ja) 2013-06-18 2013-10-01 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法
PCT/JP2013/080511 WO2014203423A1 (ja) 2013-06-18 2013-11-12 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法
EP13887363.3A EP3011841A4 (en) 2013-06-18 2013-11-12 Food de-clumping device and method for manufacturing de-clumped foods
US14/428,145 US20150230482A1 (en) 2012-06-18 2013-11-12 Food separating device and separated food producing method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013127133 2013-06-18
JP2013127133 2013-06-18
JP2013206529A JP5769271B2 (ja) 2013-06-18 2013-10-01 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015023856A true JP2015023856A (ja) 2015-02-05
JP5769271B2 JP5769271B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=52104181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013206529A Active JP5769271B2 (ja) 2012-06-18 2013-10-01 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150230482A1 (ja)
EP (1) EP3011841A4 (ja)
JP (1) JP5769271B2 (ja)
WO (1) WO2014203423A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019203174A1 (ja) * 2018-04-15 2019-10-24 なかの材木株式会社 古材調の板材を製造するブラッシング・マシンと、古材調の板材およびその製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016514043A (ja) * 2013-02-28 2016-05-19 ダイパー リサイクリング テクノロジー ピーティーイー. リミテッド 衛生製品生産に直結されるかあるいはオフライン位置で動作する選択的細断、ふるい分け、および/または分離デバイス
CN107901817B (zh) * 2017-11-07 2019-12-27 深圳格诺致锦科技发展有限公司 一种用于肉类破碎的可移动泵车
CN109046660B (zh) * 2018-07-31 2020-07-17 广州海霸王食品有限公司 一种适用于块状冻肉绞碎机
CN109965181A (zh) * 2019-05-08 2019-07-05 安徽银生源食业有限公司 一种速冻食品的解冻装置
CN113349236A (zh) * 2021-06-07 2021-09-07 王彦玺 一种丸类食品成型加工设备
CN113908940A (zh) * 2021-12-14 2022-01-11 北京熊猫健康管理有限公司 黑枸杞花青素冻干粉工业生产装置及方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06165657A (ja) * 1992-02-19 1994-06-14 Showa Tansan Kk 冷凍挽き肉等の加工方法、冷凍挽き肉等の加工装置および冷凍挽き肉等の加工用ミキサー
JPH07250614A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Nippon Sanso Kk ミンチ状食品のバラ状凍結方法及びその装置
JP2008116069A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食品のバラ状凍結装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60227644A (ja) * 1984-04-26 1985-11-12 Toyo Sanso Kk 米飯凍結バラ化方法およびその装置
JP3445397B2 (ja) * 1995-02-07 2003-09-08 椿本興業株式会社 米飯凍結バラ化方法及びその装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06165657A (ja) * 1992-02-19 1994-06-14 Showa Tansan Kk 冷凍挽き肉等の加工方法、冷凍挽き肉等の加工装置および冷凍挽き肉等の加工用ミキサー
JPH07250614A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Nippon Sanso Kk ミンチ状食品のバラ状凍結方法及びその装置
JP2008116069A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食品のバラ状凍結装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019203174A1 (ja) * 2018-04-15 2019-10-24 なかの材木株式会社 古材調の板材を製造するブラッシング・マシンと、古材調の板材およびその製造方法
JP2019181867A (ja) * 2018-04-15 2019-10-24 なかの材木株式会社 古材調の板材を製造するブラッシング・マシンと、古材調の板材およびその製造方法
US11351694B2 (en) 2018-04-15 2022-06-07 Nakano Lumber Inc. Brushing machine for producing vintage-style lumber, vintage-style lumber, and method for producing vintage-style lumber

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014203423A1 (ja) 2014-12-24
JP5769271B2 (ja) 2015-08-26
EP3011841A4 (en) 2017-03-29
EP3011841A1 (en) 2016-04-27
US20150230482A1 (en) 2015-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5769271B2 (ja) 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法
CN105444484B (zh) 一种碎冰装置及冰箱
US10571182B2 (en) Ice crushing device and refrigerator
CN105423672A (zh) 一种碎冰装置及冰箱
CN203725214U (zh) 食材粉碎机及其挤压轴
US20170292755A1 (en) Ice bin and refrigerator provided with the ice bin
KR20140002415A (ko) 음식물 분쇄장치
JP2009262120A (ja) 破砕機
CN111729735A (zh) 一种厨房回收处理装置
JP2017080863A (ja) 食材乾燥装置システム用の食材細断装置
KR200423648Y1 (ko) 생즙 압출장치
JP3161921U (ja) シャーベットアイス製造装置
CN213486794U (zh) 一种捣切一体的生姜打浆设备
CN209628141U (zh) 一种秸秆粉碎烘干设备
CN105903531A (zh) 一种切割粉碎机构
CN216961321U (zh) 一种鱼糜专用绞肉机
JPH0358754A (ja) 食料を包装からはがすための方法とその方法を実施するための装置
CN214682158U (zh) 一种冻品破碎机
CN210969560U (zh) 空调配件废料破碎装置
JP3638092B2 (ja) 野菜切断加工装置
CN209089955U (zh) 一种辣椒翻炒打碎装置
CN205288607U (zh) 葛根削片机
CN218649972U (zh) 一种斩拌机添冰机构
CN219780974U (zh) 一种畜牧养殖奶牛牧草取料机
CN203577917U (zh) 一种食品粉碎机的出料结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141222

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150107

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5769271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250