JP2015023305A - 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティーの確保と遠隔操作の利便性とを両立することのできる画像形成装置を提供する。【解決手段】MFP100は、端末装置300に対して操作画面を表示するための画像情報を送信する(S4)。MFP100は、端末装置300から操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信すると(S6)、無効化条件として操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定し(S8)、無効化条件が満たされた場合には座標情報を無効化する処理を実行する(S9)。【選択図】図3

Description

この発明は画像形成装置、制御方法、および制御プログラムに関し、特に、リモートパネルで遠隔操作可能な画像形成装置、制御方法、および制御プログラムに関する。
画像形成装置の操作画面を端末装置などの他の装置に表示させて、当該他の装置に表示された操作画面を用いて画像形成装置を遠隔操作する技術が、いわゆるリモートパネルとして知られている。リモートパネルでは、画像形成装置は他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信する。当該他の装置は画像形成装置に対して操作位置を表わす座標情報を送信する。画像形成装置は、送信した操作画面と座標情報から得られる操作位置とで操作内容を特定し、その操作に従った処理を実行する。そして、画像形成装置はその処理に応じて操作画面を更新し、更新後の操作画面を表示するための画像情報を当該他の装置に対して送信する。
画像形成装置の有する機能の中に、セキュリティーを確保した画像形成処理を行なう機能がある。この機能は、たとえば次のような操作が行なわれた後にプリント出力などの画像形成処理が行なわれる:
登録ユーザーであるか否かの認証のための操作、
プリントジョブごとのパスワード認証のための操作、
暗号化ファイルなどのファイルごとに設定されたパスワードの入力操作、
複数ファイルに対応したフォルダーでのファイル指定操作。
特開2001−318779号公報 特開2012−212330号公報
上記のような操作は、画像形成装置から遠隔での操作にはなじまない。なぜなら、これら操作は、画像形成装置に対して直接ユーザーが行なうことで、プリント物など画像形成処理の成果物を直接該ユーザーが受け取ることを可能にし、第三者が持ち去ったり無断で閲覧したりすることを防止することを目的としているためである。
このような問題に対して、たとえば、特開2001−318779号公報(特許文献1)の開示する、いわゆる親展プリントと呼ばれるパスワードが設定された印刷ジョブを出力する際に印刷ジョブを発行したプリンターでそのパスワードが入力されて初めて印刷ジョブが実行されるという技術と、特開2012−212330(特許文献2)の開示する、リモートパネルにおいて、携帯端末でプリンターからの距離に応じた画面を表示するという技術とを組み合わせることが考えられる。すなわち、他の装置が画像形成装置から離れている場合には親展プリント操作のための画面を当該他の装置には表示せず近い場合に表示する、という画面制御を操作画面に対して行なうことが考えられる。
しかしながら、このような画面制御は、多数の操作画面に対して行なう必要が生じ、処理が煩雑になるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、セキュリティーの確保と遠隔操作の利便性とを両立することのできる画像形成装置、制御方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は他の装置と通信可能であって、他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信するための送信手段と、他の装置から操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信するための受信手段と、座標情報から特定された操作画面に対する操作内容に従って画像形成処理を実行すると共に、画像形成処理に従って操作画面を更新するための処理手段とを備える。処理手段は、無効化条件が満たされた否かを判定するための判定手段と、判定手段で無効化条件が満たされたと判定された場合に座標情報を無効化する処理を実行するための無効化手段とを含む。判定手段は、無効化条件として、操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する。
好ましくは、判定手段は、無効化条件として、さらに、座標情報の表わす座標が、所定の操作画面に対して設定された無効とする座標の属する領域である不感領域に含まれるか否かを判定する。
より好ましくは、判定手段は、複数種類の所定の操作画面のそれぞれについて不感領域を予め記憶しておき、送信手段で送信する操作画面ごとに不感領域を切り替えて、他の装置からの座標情報の表わす座標が不感領域に含まれるか否かを判定する。
好ましくは、所定の操作画面は、認証を必要とするセキュリティー情報を入力した上で画像形成処理を指示する操作を行なうための画面であって、不感領域は、所定の操作画面における、セキュリティー情報を入力するための欄および/または画像形成処理を指示する位置を含む領域である。
好ましくは、送信手段は、操作画面に不感領域を表わす画像を合成した画面を表示するための画像情報を他の装置に対して送信する。
好ましくは、判定手段は、無効化条件として、さらに、他の装置との間の距離と予め記憶している所定距離とを比較して所定距離よりも大きいか否かを判定する。
より好ましくは、無効化手段は、判定手段で他の装置との間の距離が所定距離よりも小さくなったことが判定されると、無効化する処理を終了する。
好ましくは、送信手段は、判定手段で無効化条件が満たされたと判定された場合に、操作画面に予め記憶しているメッセージ画面を合成し、合成された画面を表示するための画像情報を他の装置に対して送信する。
好ましくは、判定手段は、予め所定の操作画面の画像特徴量を記憶しておき、操作画面の画像特徴量と比較することで操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する。
好ましくは、画像形成装置は、無効化する処理の終了を指示するためのインターフェースを操作画面と共に表示する処理を行なうための表示手段をさらに備える。
好ましくは、処理手段は、無効化手段によって無効化された座標情報を記憶しておき、無効化条件が満たされなくなると、無効化された座標情報に基づいて画像形成処理を実行する。
好ましくは、所定の操作画面は、認証を必要とするセキュリティー情報の入力欄を含む画面である。
本発明の他の局面に従うと、制御方法は他の装置と通信可能な画像形成装置の制御方法であって、他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信するステップと、他の装置から操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信するステップと、座標情報から特定された操作画面に対する操作内容に従って画像形成処理を実行すると共に、画像形成処理に従って操作画面を更新するステップとを備える。操作画面を更新するステップは無効化条件が満たされたか否かを判定するステップを含んで、無効化条件が満たされた場合には座標情報を無効化する処理を実行し、判定するステップでは、無効化条件として、操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは他の装置と通信可能な画像形成装置の制御プログラムであって、他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信するステップと、他の装置から操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信するステップと、座標情報から特定された操作画面に対する操作内容に従って画像形成処理を実行すると共に、画像形成処理に従って操作画面を更新するステップとを画像形成装置に実行させる。操作画面を更新するステップは無効化条件が満たされたか否かを判定するステップを含んで、無効化条件が満たされた場合には座標情報を無効化する処理を実行し、判定するステップでは、無効化条件として、操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する。
この発明によると、いわゆるリポートパネルと呼ばれる画像形成装置の遠隔制御において、セキュリティーの確保と遠隔操作の利便性とを両立することができる。
実施の形態にかかる画像処理システム(以下、システムと略する)の構成の具体例を示す図である。 システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)と端末装置との装置構成の具体例を示すブロック図である。 リモートパネルの流れを表わした図である。 端末装置に表示される操作画面の具体例を示す図である。 MFPの操作画面の具体例を示す図である。 MFPの操作画面の具体例を示す図である。 不感領域の設定情報の具体例を表わした図である。 端末装置に表示される操作画面の具体例を示す図である。 MFPおよび端末装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでの動作の流れの一例を表わすフローチャートである。 第2の変形例でのMFPに表示される操作画面の具体例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システム(以下、システムと略する)の構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかるシステムは、画像形成装置の一例として、複数台のMFP(Multi-Functional Peripheral)100A,100B、100C(これらを代表させてMFP100と称する)と、MFP100と通信可能な他の装置の一例としての端末装置300とを含む。MFP100と端末装置300とはインターネットに接続され、インターネットを介して相互に通信を行なう。
本システムに含まれる画像形成装置はMFP100に限定されない。タッチパネルを含む操作パネルを有する画像形成装置であれば、プリンター、コピー機、ファクシミリ送受信機など他の装置であってもよい。MFPはこれら機能を複合的に有する画像形成装置である。
端末装置300は、MFP100と通信可能な装置であればどのような装置であってもよい。一例として、いわゆるハンドヘルドPC(パーソナルコンピューター)などと呼ばれる携帯情報端末や携帯電話機、小型のノート型パソコン(パーソナルコンピューター)などであってよい。好ましくは、端末装置300は、人が携帯可能なサイズである。
MFP100と端末装置300と間の通信はインターネットに限定されない。該通信は、無線通信であればよい。たとえば、Bluetooth(登録商標)などの赤外線通信や、WiFi通信などの無線LAN(Local Area Network)を利用した通信、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信、などであってもよい。
<装置構成>
図2は、本システムに含まれるMFP100と端末装置300との装置構成の具体例を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、装置全体を制御するための、CPU(Central Processing Unit)10Aを含んだ全体制御部10と、CPU10Aで実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM(Read Only Memory)11と、各種データを記憶したりCPU10Aでプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリーであるRAM(Random Access Memory)12と、スキャナー部13と、プリンター部14と、ユーザーインターフェース部15と、全体制御部10での制御に従ってユーザーインターフェース部15を制御するためのパネル制御部16と、インターネットに接続するためのインターフェースである外部インターフェース(I/F)部17と、ユーザーインターフェース部15に表示する操作画面を描画するためのメモリーであるVRAM(Video RAM)18とを含む。ユーザーインターフェース部15は、操作パネル151と、操作タッチパネル152と、ハードキー153と、外付けキーボード154とを含み、これらはパネル制御部16に接続されて制御される。
端末装置300は、装置全体を制御するための、CPU30Aを含んだ制御部30と、CPU30Aで実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM31と、各種データを記憶したりCPU30Aでプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリーであるRAM32と、タッチパネルを含んだ入力装置であるタッチパネル33と、表示部であるパネル描画部34と、インターネットに接続するためのインターフェースである外部I/F部35とを含む。
<動作概要>
端末装置300はMFP100を遠隔操作可能である。この遠隔操作を「リモートパネル」とも称し、リモートパネルのためにMFP100と端末装置300との間の通信を接続することを「リモートパネル接続」とも称する。端末装置300にはリモートパネル用のアプリケーションがインストールされており、該アプリケーションが起動することでリモートパネルが開始される。
図3は、リモートパネルの流れを表わした図である。図3を参照して、端末装置300がユーザー操作を受け付けてリモートパネル用のアプリケーションを起動すると(ステップS1)、端末装置300は指定されたMFP100にアクセスして、リモートパネル接続を要求する(ステップS2)。
上記要求を受けたMFP100は、自身のリモートパネル用のプログラムに従って、MFP100の操作画面を表示するための画像情報を生成し(ステップS3)、画像情報を端末装置300に対して送信する(ステップS4)。端末装置300は、画像情報に基づいて操作画面を操作タッチパネル152に表示する(ステップS5)。端末装置300は、表示した操作画面に対するユーザー操作(タッチ)を受け付けると、そのタッチ位置を表わす座標情報をMFP100に対して送信する(ステップS6)。
図4は、端末装置300に表示される操作画面500の具体例を示す図である。図4を参照して、端末装置300に表示される操作画面500は、MFP100の操作タッチパネル152に表示される操作画面501と、MFP100のハードキー153を表わす操作画面502とを含む。操作画面502を、操作画面500中のエミュレーション領域とも称する。
端末装置300から座標情報を受け取ると、MFP100は予め記憶している無効条件が満たされる否かを判定する処理(無効化判定処理)を実行する(ステップS7)。無効化条件が満たされないと判定された場合には、MFP100は座標情報から操作画面に対する上記の操作内容を特定し、その操作に従って画像形成処理を実行すると共に、画像形成処理に従って操作画面を更新する(ステップS8)。無効化条件が満たされると判定された場合には、MFP100は、端末装置300からの座標情報を無効化する処理を実行する(ステップS9)。この場合、MFP100は座標情報に基づいて特定される操作内容に従う画像形成処理を実行しない。
「無効化条件」とは、端末装置300からの座標情報を無効化するか否かの判断基準となる条件を指す。第1の条件として、対象の操作画面が予め記憶している所定の操作画面であることが該当する。上記の所定の操作画面は認証情報(認証を必要とするセキュリティー情報)を入力する領域(パスワード入力欄、等)を含む画面であって、パスワード等の認証情報を入力した上で画像形成処理を指示する操作を行なうための画面である。認証情報とは、たとえばユーザーのパスワードやジョブに対して設定されたパスワード、などが該当する。またたとえば、認証後に表示される、データ送信先の選択ボタンなどであってもよい。一例として、MFP100は、端末装置300に送信した画像情報が上記所定の操作画面を表示するものである場合、端末装置300からの座標情報を無効化条件を満たすものとして無効化する。
図5および図6は、MFP100の操作画面の具体例を示す図であって、図5(A)および図5(B)は、パスワード入力欄を含むパスワード入力画面の具体例を表わしている。図6は、パスワード入力欄等の認証情報を入力する領域を含まない操作画面の具体例を表わしている。
MFP100は、それぞれの画面にたとえば「100」、「101」、および「102」の識別情報(たとえば画面ID)を関連付けて管理しておく。そして、MFP100は、対象とする操作画面が上記の所定の操作画面であるか否かという無効化条件(第1の条件)として、対象とする操作画面の識別情報がパスワード入力画面の識別情報(「100」、「101」)に一致するか否かで判定するようにしてもよい。また、他の例として、MFP100は、予め上記の認証情報を入力する領域の特徴量(たとえば輝度等)を記憶しておき、操作画面に記憶している特徴量が含まれる場合に上記の認証情報を入力する領域が含まれる所定の操作画面であると判定するようにしてもよい。
無効化条件の第2の条件として、さらに、座標情報で表わされるタッチ位置が当該操作画面に対して予め規定された領域に含まれることであってもよい。すなわち、MFP100は、対象の操作画面が上記所定の操作画面である場合、当該操作画面上に対して、操作を無効とする領域を「不感領域」として設定する。この場合、MFP100は、端末装置300に送信した画像情報が上記所定の操作画面を表示するものであり、かつ、端末装置300からの座標情報で表わされるタッチ位置が不感領域に含まれる場合、端末装置300からの座標情報を無効化条件を満たすものとして無効化する。MFP100は、操作画面ごとに予め不感領域を記憶しておき、対象とする操作画面に応じて不感領域を切り替えて設定してもよい。または、MFP100は、操作画面ごとに不感領域とする領域を特定してもよい。
図7は、不感領域の設定情報の具体例を表わした図である。図7を参照して、MFP100は、一例として、図5(A)、図5(B)、および図6の各画面(画面ID:100、101、102)について不感領域とする領域の座標を予め設定し、記憶しておく。この例の場合、図5(A)および図5(B)の画面(画面ID:100、101)はパスワード入力画面であるため不感領域が設定されており、図6の画面(画面ID:102)は認証情報を入力する領域を含まない操作画面であるため不感領域が設定されていない。
または、他の例として、MFP100は、予め、操作画面中の不感領域とする領域の輝度などの特徴量を記憶しておく。たとえば、操作画面中に図5(A)および図5(B)の画面が含まれたときにその領域を不感領域とする場合には、MFP100は図5(A)および図5(B)それぞれの領域の輝度などの特徴量を記憶しておき、対象の操作画面中の当該特徴量を示す領域を不感領域と特定する。
好ましくは、MFP100は上記ステップS3で画像情報を生成する際に不感領域を表わす画像(たとえばマスク画像)を操作画面に合成して画像情報を生成する。図8は、端末装置300に表示される操作画面の具体例を示す図である。図8の操作画面は図5(B)のパスワード入力画面を含む操作画面の具体例を表わしている。この場合、パスワード入力画面は操作画面の(X,Y)=(10,10)および(X,Y)=(610,410)を対角とする矩形領域に表示されるものであり、図7のように(X,Y)=(10,10)および(X,Y)=(610,410)を対角とする矩形領域が不感領域と設定されているため、操作画面500中のMFP100の操作タッチパネル152に表示される操作画面501に相当する、図5(B)のパスワード入力画面全体が不感領域となる。MFP100は、図5(B)のパスワード入力画面が不感領域であることを表わすマスク画像を操作画面に合成して画像情報を生成することで、端末装置300には、図8に表わされたように、操作画面501にマスク画像が合成されて表示される(図8の例ではハッチングで表わされている)。このようにすることで、端末装置300の操作画面に不感領域が表わされる。
なお、不感領域は、操作画面500において、MFP100の操作タッチパネル152に表示される操作画面501に設定されるのみならず、MFP100のハードキー153を表わす操作画面502、すなわち、エミュレーション領域に設定されてもよい。エミュレーション領域に設定される不感領域は、たとえば、印刷指示やコピー指示などの画像形成処理を指示するボタンなどの指示位置を含む領域が該当する。この場合も、図7と同様に、MFP100は操作画面ごとに不感領域の設定を表示される位置(座標)で記憶していてもよいし、不感領域とするハードキー153の名称(たとえば「セキュリティ文書ボタン」等)で記憶していてもよい。この場合、図4に表わされたように、エミュレーション領域に表示されるボタンに不感領域を表わすマスク画像504が合成され、表示される。
無効化条件の第3の条件として、さらに、当該MFP100から端末装置300までの距離が予め記憶している所定距離よりも大きい(遠い)ことであってもよい。MFP100は、対象の操作画面が上記の所定の操作画面である場合、または、上記の所定の操作画面であり、かつ、端末装置300でのタッチ位置が不感領域に含まれる場合、端末装置300までの距離が上記の所定距離よりも大きい(遠い)場合には端末装置300からの座標情報を無効化条件を満たすものとして無効化する。
なお、上記第3の条件を無効化条件として用いる場合、MFP100は、いったん無効化条件を満たすと判断して無効化処理を行なっていても、その後にMFP100から端末装置300までの距離が上記所定距離よりも小さく(近く)なったことが判断されると、無効化処理を終了してもよい。
MFP100は、一例として、所定の位置からの端末装置300の移動方向および移動量を端末装置300の図示しない加速度センサーの値を定期的に収集することでMFP100から端末装置300までの距離を測定することができる。他の方法として、MFP100は、端末装置300との間の通信可能な範囲に端末装置300が存在しているか否かで端末装置までの距離を判定してもよいし、外部I/F部17を介してなされる端末装置300との間の通信の強度に基づいて端末装置300との間の距離を測定(算出)してもよいし、MFP100にユーザーの位置を検知するためのセンサー(不図示)が配置されている場合、当該センサーからのセンサー信号に基づいて算出してもよい。
MFP100は、端末装置300までの距離が所定距離よりも遠いと判断すると、端末装置300からのすべての座標情報を無効化してもよいし、上記第1の条件〜第3の条件を組み合わせて、操作対象の画面が所定の操作画面である場合、または、操作位置が不感領域に属する場合、座標情報を無効化してもよい。好ましくは、MFP100は、第3の条件に基づいて無効化する場合、たとえば図4に表わされたように、その理由を操作画面において報知する。すなわち、一例としてMFP100は、「MFPの近づいてください」など、端末装置300までの距離が遠いことを報知し、近づくことを促すメッセージ503を操作画面に表示してもよい。
<機能構成>
図9は、上記動作を行なうためのMFP100および端末装置300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図9の各機能は、それぞれ、MFP100および端末装置300のCPU10A,30AがROM11,31に記憶されているプログラムをRAM12,32に読み出して実行することで、主にCPU10A,30Aにて実現されるものである。しかしながら、少なくとも一部機能は、電気回路などの図示しないハードウェア構成によって実現されてもよい。
図9を参照して、MFP100のCPU10Aは、操作画面を順に遷移させ、表示対象の操作画面をVRAM18に展開することで操作タッチパネル152に表示させる処理を行なうための操作画面制御部101を含む。さらに、CPU10Aは、リモートパネルシステムにおけるクライアント機能としての、ハードキー153の画像情報を生成するためのハードキー画像生成部106と、VRAM18に展開された、操作タッチパネル152に表示される操作画面の画像に対してハードキー153の画像を合成するためのハードキー合成部107と、後述する距離判定の結果を表わしたメッセージをさらに合成するためのメッセージ合成部110と、操作画面を表示するための画像情報をインターネットを介して端末装置300に送信するための送信部102と、端末装置300からの座標情報を受信し、上記した無効化条件が満たされたか否かを判定するための画面判定部1031および領域判定部1032を含んで、無効化条件が満たされたと判定された場合に上記座標情報を無効化する処理を実行するための無効化処理部103とを含む。また、CPU10Aは、不感領域を表わす画像をさらに合成するための合成部をさらに含んでもよい。
画面判定部1031は、送信部102が画像情報を送信することで端末装置300での操作対象となった操作画面が上記した所定の操作画面であるか否かを判定する。すなわち、画面判定部1031は、上述の第1の無効化条件を満たすか否かを判定する。このとき、画面判定部1031は、端末装置300での操作対象となった操作画面の識別情報(画面ID)を操作画面制御部101から得て、予め記憶している識別情報と比較することで当該操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定してもよい。または、画面判定部1031は、パスワード入力欄の輝度などの特徴量を予め記憶しておき、端末装置300での操作対象となった操作画面に上記特徴量が含まれるか否かで当該操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定してもよい。
MFP100のCPU10Aは、さらに、図7に表わされた、操作画面ごとに設定された不感領域の情報を記憶するための不感領域データ記憶部104と、端末装置300での操作対象となった操作画面の識別情報(画面ID)を操作画面制御部101から得て不感領域データ記憶部104に記憶されている不感領域のうちから該当する不感領域を選択し、領域判定部1032に入力するための不感領域選択部105とを含む。領域判定部1032は、端末装置300からの座標情報で表わされる操作位置が、操作対象となった操作画面に設定されている不感領域に含まれるか否かを判定する。すなわち、領域判定部1032は、上述の第2の無効化条件を満たすか否かを判定する。
好ましくは、MFP100のCPU10Aは、端末装置300との間の通信強度などに基づいて端末装置300との間の距離を検出するための距離検出部108と、端末装置300までの距離が予め記憶している所定距離よりも大きい(遠い)か否かを判定して、その結果を無効化処理部103に入力するための距離判定部109とをさらに含む。すなわち、無効化処理部103は、上述の第3の無効化条件を満たすか否かを判定する。
無効化処理部103は、無効化条件が満たされることで端末装置300からの座標情報を無効化すると判定した場合には無効化する。すなわち、その操作位置を操作画面制御部101に入力しない。これにより、操作画面制御部101では端末装置300での操作に従った画面遷移が行なわれない。
無効化条件が満たされない場合には、無効化処理部103は無効化処理を行なわずに、座標情報で表わされる操作位置を操作画面制御部101に入力する。これにより、操作画面制御部101は端末装置300での操作に従って操作画面を遷移させる。また、操作位置が上記のエミュレーション領域に属する場合、無効化処理部103は、操作対象のハードキーをハードキー画像生成部106に入力する。これにより、ハードキー画像生成部106は、操作対象のボタンを変色させるなどしたハードキーの画像を生成する。また、ハードキー画像生成部106は、該当するハードキーの識別情報(ハードキーID、等)を操作画面制御部101に入力する。これにより、操作画面制御部101は端末装置300での操作に従って操作画面を遷移させる。
さらに図9を参照して、端末装置300のCPU30Aは、リモートパネルシステムにおけるサーバー機能としての、MFP100からの画像情報に基づいてタッチパネル33に操作画面を表示するための表示部301と、タッチパネル33に対する操作位置を表わす座標情報をインターネットを介してMFP100に対して送信するための座標入力部302とを含む。
<動作概要>
図10は、MFP100での動作の流れの一例を表わすフローチャートである。ここでは、一例として、上記した第1の無効化条件〜第3の無効化条件のすべてを組み合わせて無効化判定処理を行なうものとしている。もちろん、いずれか1つの無効化条件のみ用いてもよいし、いずれか2つの無効化条件を用いてもよい。また、無効化条件を判定する順の一例として、第1の無効化条件→第3の無効化条件→第2の無効化条件、としているが、この順に限定されない。
図10のフローチャートに表わされる動作は、端末装置300とリモート接続し、端末装置300から操作画面を表示するための画像情報が要求されると開始される。図10の動作は、MFP100のCPU10AはROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図9の各機能を発揮することで実現される。
図10を参照して、端末装置300から画像情報が要求されると、CPU10Aは、操作画面の画像情報をインターネット介して端末装置300に対して送信する(ステップS101)。端末装置300から座標情報の入力を受け付けると(ステップS103でYES)、CPU10Aは、第1の無効化条件として、操作対象の操作画面が上記所定の操作画面である、認証を必要とするセキュリティー情報を入力した上で画像形成処理を指示する操作を行なうための画面であるか否かを判断する。
対象の操作画面が上記所定画面である場合(ステップS105でYES)、すなわち、第1の無効化条件が満たされる場合、CPU10Aは、端末装置300との間の距離を算出し(ステップS107)、第3の無効化条件として、その距離が所定距離以上であるか否かを判定する。
その結果、端末装置300との間の距離が上記所定距離以上であった場合(ステップS109でYES)、すなわち、第1の無効化条件および第3の無効化条件が満たされる場合、CPU10Aは、端末装置300からの座標情報に基づいて操作位置(タッチ位置)を特定する(ステップS111)。また、CPU10Aは、当該操作画面に対して設定されている不感領域を特定する(ステップS113)。そして、CPU10Aは、第2の無効化条件として、その位置が、不感領域に含まれるか否かを判定する(ステップS115)。
その結果、操作位置が不感領域に含まれる場合(ステップS115でYES)、すなわち第1の無効化条件〜第3の無効化条件すべてが満たされる場合、CPU10Aは、その座標情報を無効とする(ステップS117)。このとき、好ましくはCPU10Aは、図4に表わされたように「MFPに近づいてください」などのメッセージ503を操作画面に合成して、画像情報を再度、端末装置300に送信する(ステップS119)。そして、CPU10Aは、上記ステップS107からの動作を繰り返す。その結果、いったん、端末装置300までの距離が所定距離以上であると判定されて座標情報が無効化された場合であっても、その後、端末装置300がMFP100に近づいて上記所定距離よりも近くなると、第3の無効化条件が満たされなくなり、無効化処理がなされなくなることになる。つまり、CPU10Aは、端末装置300が近くなると無効化処理を終了する。
なお、図10の例では、上記第1の無効化条件〜第3の無効化条件のうちの1つでも満たされない場合(ステップS105でNO、またはステップS109でNO、またはステップS115でNO)、CPU10Aは、座標情報を無効化せず、座標情報で特定される指示に従う処理を実行する(ステップS121)。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかるMFP100が上記の処理を実行することで、従来、MFP100の本体の操作タッチパネル152に対して直接ユーザーが操作を行なうことで画像処理の成果物を第三者が持ち去ったり閲覧したりすることを防止することが意図されていた、たとえば親展プリントなどと呼ばれるセキュリティー印刷の操作などを行なうための画面については、端末装置300を用いた操作を無効としたり、その画面内の所定操作を無効としたり、一定距離以上離れた位置からの遠隔操作を無効としたりすることができる。これにより、本システムでは、リモートパネルシステムを用いて遠隔でMFP100を操作する際に、利便性とセキュリティーの確保とを両立することが可能となる。
<変形例1>
上記の例では、MFP100のCPU10Aは無効化条件が満たされたときには座標情報は無効化するものとしている。他の例として、無効化条件が満たされたときの座標情報をいったん記憶しておき、無効化条件が満たされなくなったときに、当該座標情報に基づく処理を行なうようにしてもよい。このようにすることで、ユーザーの利便性を増すことができる。
<変形例2>
さらに他の例として、MFP100のCPU10Aは、無効化条件が満たされ座標情報を無効化する際に、自身の操作タッチパネル152に表示している操作画面に、無効化処理の解除を指示するためのユーザーインターフェース(たとえばボタン、等)を表示する。図11は、第2の変形例でのMFP100に表示される操作画面600の具体例を示す図である。図11を参照して、一例としてCPU10Aは、操作画面600に無効化処理の解除を指示するための「無効化解除ボタン」を表示する。CPU10Aは、当該ボタンに対する操作(タッチ)を受け付けると無効化処理を終了し、以降の、端末装置300からの座標情報に従って処理を行なう。これにより、無効化を解除する操作は必ずMFP100本体で行なうことになるため、セキュリティーを損なうことなくユーザーの利便性を向上させることができる。
<変形例3>
さらに、上述の処理をMFP100のCPU10Aに実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 全体制御部、10A,30A CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13 スキャナー部、14 プリンター部、15 ユーザーインターフェース部、16 パネル制御部、17,35 外部I/F部、18 VRAM、30 制御部、33 タッチパネル、34 パネル描画部、100 MFP、101 操作画面制御部、102 送信部、103 無効化処理部、104 不感領域データ記憶部、105 不感領域選択部、106 ハードキー画像生成部、107 ハードキー合成部、108 距離検出部、109 距離判定部、110 メッセージ合成部、151 操作パネル、152 操作タッチパネル、153 ハードキー、154 外付けキーボード、300 端末装置、301 表示部、302 座標入力部、500,501,502,600 操作画面、503 メッセージ、504 マスク画像、1031 画面判定部、1032 領域判定部。

Claims (14)

  1. 他の装置と通信可能な画像形成装置であって、
    前記他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信するための送信手段と、
    前記他の装置から前記操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信するための受信手段と、
    前記座標情報から特定された前記操作画面に対する操作内容に従って画像形成処理を実行すると共に、前記画像形成処理に従って前記操作画面を更新するための処理手段とを備え、
    前記処理手段は、
    無効化条件が満たされた否かを判定するための判定手段と、
    前記判定手段で前記無効化条件が満たされたと判定された場合に前記座標情報を無効化する処理を実行するための無効化手段とを含み、
    前記判定手段は、前記無効化条件として、前記操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する、画像形成装置。
  2. 前記判定手段は、前記無効化条件として、さらに、前記座標情報の表わす座標が、前記所定の操作画面に対して設定された無効とする座標の属する領域である不感領域に含まれるか否かを判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定手段は、複数種類の前記所定の操作画面のそれぞれについて前記不感領域を予め記憶しておき、前記送信手段で送信する操作画面ごとに前記不感領域を切り替えて、前記他の装置からの前記座標情報の表わす座標が前記不感領域に含まれるか否かを判定する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の操作画面は、認証を必要とするセキュリティー情報を入力した上で画像形成処理を指示する操作を行なうための画面であって、
    前記不感領域は、前記所定の操作画面における、前記セキュリティー情報を入力するための欄および/または前記画像形成処理を指示する位置を含む領域である、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記送信手段は、前記操作画面に前記不感領域を表わす画像を合成した画面を表示するための画像情報を前記他の装置に対して送信する、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記判定手段は、前記無効化条件として、さらに、前記他の装置との間の距離と予め記憶している所定距離とを比較して前記所定距離よりも大きいか否かを判定する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記無効化手段は、前記判定手段で前記他の装置との間の距離が前記所定距離よりも小さくなったことが判定されると、前記無効化する処理を終了する、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記送信手段は、前記判定手段で前記無効化条件が満たされたと判定された場合に、前記操作画面に予め記憶しているメッセージ画面を合成し、前記合成された画面を表示するための画像情報を前記他の装置に対して送信する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記判定手段は、予め前記所定の操作画面の画像特徴量を記憶しておき、前記操作画面の画像特徴量と比較することで前記操作画面が前記所定の操作画面であるか否かを判定する、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記無効化する処理の終了を指示するためのインターフェースを前記操作画面と共に表示する処理を行なうための表示手段をさらに備える、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記処理手段は、前記無効化手段によって無効化された前記座標情報を記憶しておき、前記無効化条件が満たされなくなると、前記無効化された前記座標情報に基づいて画像形成処理を実行する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記所定の操作画面は、認証を必要とするセキュリティー情報の入力欄を含む画面である、請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 他の装置と通信可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信するステップと、
    前記他の装置から前記操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信するステップと、
    前記座標情報から特定された前記操作画面に対する操作内容に従って画像形成処理を実行すると共に、前記画像形成処理に従って前記操作画面を更新するステップとを備え、
    前記操作画面を更新するステップは、無効化条件が満たされたか否かを判定するステップを含んで、前記無効化条件が満たされた場合には前記座標情報を無効化する処理を実行し、
    前記判定するステップでは、前記無効化条件として、前記操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する、制御方法。
  14. 他の装置と通信可能な画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記他の装置に対して操作画面を表示するための画像情報を送信するステップと、
    前記他の装置から前記操作画面に対する操作位置を表わした座標情報を受信するステップと、
    前記座標情報から特定された前記操作画面に対する操作内容に従って画像形成処理を実行すると共に、前記画像形成処理に従って前記操作画面を更新するステップとを前記画像形成装置に実行させ、
    前記操作画面を更新するステップは、無効化条件が満たされたか否かを判定するステップを含んで、前記無効化条件が満たされた場合には前記座標情報を無効化する処理を実行し、
    前記判定するステップでは、前記無効化条件として、前記操作画面が所定の操作画面であるか否かを判定する、制御プログラム。
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