JP2015023210A - インプリント装置、及びそれを用いたデバイス製造方法 - Google Patents

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【課題】 押圧機構の押圧面に付着した異物を低減するのに有利なインプリント装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 型と基板上の樹脂とを接触させた状態で前記樹脂を硬化させることにより、前記基板上にパターンを形成するインプリント装置であって、前記型を保持可能な型保持部と、前記型保持部に保持された前記型の側面に対向するように配置され、アクチュエータの駆動により前記型の側面を押圧可能な複数の押圧ユニットを有する押圧機構と、前記複数の押圧ユニットの押圧面をクリーニングするクリーニング手段と、を備えることを特徴とするインプリント装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インプリント装置、及びそれを用いたデバイス製造方法に関する。
半導体デバイスの製造工程で使用されるリソグラフィ装置として、インプリント装置が注目されている。インプリント装置は、凹凸構造のパターンが形成されたモールドと、ウエハ上に塗布された樹脂とを接触させた状態で樹脂を硬化することで、パターンをウエハ上に形成するものである。微細な凹凸構造を有するモールドを用いれば、ウエハ上に微細なパターンを形成することが可能となる。
特許文献1には、モールドの側面を押圧する押圧機構を備えたインプリント装置が記載されている。モールドの側面を押圧してモールドを変形させることで、ウエハ上のパターンを形成すべき領域(被インプリント領域)の形状に、モールドのパターンが形成された領域(パターン領域)の形状を近づけることが可能となる。両者の形状差は、例えば、モールドの製造誤差や、ウエハの熱変形によって生じる。
また、特許文献2には、ウエハを保持するウエハチャックあるいはモールドを保持するモールドチャックの保持面をクリーニングすることが記載されている。
特開2012−023092号公報 特開2012−186390号公報
特許文献1は、クリーニングについて開示するものではなく、また、特許文献2に記載されるインプリント装置は、ウエハあるいはモールドを保持するための保持面をクリーニングするものであった。
しかしながら、本願発明者は、鋭意検討の結果、押圧機構の押圧面に付着した異物の存在によって押圧機構がモールドに対して意図しない方向あるいは大きさの押圧力を与えてしまい、これによりモールドの変形を制御することが難しくなる、との知見を得た。
本願発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、押圧機構の押圧面に付着した異物を低減するのに有利なインプリント装置、デバイス製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、型と基板上の樹脂とを接触させた状態で前記樹脂を硬化させることにより、前記基板上にパターンを形成するインプリント装置であって、前記型を保持可能な型保持部と、前記型保持部に保持された前記型の側面に対向するように配置され、アクチュエータの駆動により前記型の側面を押圧可能な複数の押圧ユニットを有する押圧機構と、前記複数の押圧ユニットの押圧面をクリーニングするクリーニング手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、押圧機構の押圧面に付着した異物を低減するのに有利なインプリント装置、デバイス製造方法を提供することができる。
(A)第1実施形態のインプリント装置を示す図である。(B)第1実施形態のインプリント装置の押圧機構の詳細を示す図である。 第1実施形態のインプリント装置の押圧機構の詳細を示す図である。 (A)押圧前におけるパターン領域の形状を示す図である。(B)押印後におけるパターン領域の形状を示す図である。 インプリント装置の押圧機構の変形例を示す図である。 第1実施形態の制御部による制御シーケンスを示す図である。 第2実施形態の制御部による制御シーケンスを示す図である。
[第1実施形態]
(インプリント装置の構成)
図1(A)は、第1実施形態に係るインプリント装置100を示す図である。同図において、直交座標系(XYZ)のZ軸を鉛直方向とする。図1(B)は、図1(A)を矢印方向から見た図である。
インプリント装置100は、モールドチャック(型保持機構)22、インプリントヘッド(型移動機構)21、ウエハチャック(基板保持機構)12、ウエハステージ(駆動部)13、押圧機構2を備える。モールドチャック22は、モールド20(型)を保持可能な保持面が形成されたチャック本体を有する。モールドチャック22は、保持面に形成された溝の内側を負圧にすることで、モールド20の裏面(パターンが形成された面とは反対側の面)を吸着する。インプリントヘッド21は、モールドチャック22のチャック本体をZ軸方向に移動させる。ウエハチャック12は、ウエハ(基板)11を保持可能な保持面が形成されたチャック本体(本体部)を有する。保持面に形成された溝の内側を負圧にすることで、ウエハ11の裏面(パターンを形成すべき面とは反対側の面)を吸着する。ウエハステージ13は、X軸方向、Y軸方向、θ方向(Z軸回りの回転方向)、ωx方向(X軸回りの回転方向)、ωy方向(Y軸回りの回転方向)、Z軸方向にウエハチャック12のチャック本体を移動させる。
押圧機構2は、モールドチャック22に保持されたモールド20の側面に対向するように配置された複数の押圧ユニット14a〜14lを有する。モールド20は、X方向に沿う一対の側面と、X方向に交差するY方向に沿う一対の側面とを有する。押圧ユニット14a〜14cはモールド20の第1の側面(Y方向に沿う側面)に、押圧ユニット14d〜14fはモールドの第2の側面(X方向に沿う側面)に対向して配置される。また、押圧ユニット14g〜14iはモールドの第3の側面(第1の側面とは反対側の面)に、押圧ユニット14j〜14lはモールドの第4の側面(第2の側面とは反対側の面)に対向して配置される。
図2は、押圧ユニット14aの構成の詳細を示す図である。押圧ユニット14b〜14lについても押圧ユニット14aと同様の構成である。押圧ユニット14aは、ピエゾアクチュエータ(アクチュエータ)8と、第1部材4と、第1部材4に固定された第2部材3とを有する。押圧ユニット14aは、ピエゾアクチュエータ8の駆動によりモールド20の側面を押圧可能である。ピエゾアクチュエータ8は、一端がインプリントヘッド21に固定され、他端が第1部材4に固定される。第1部材4は、2枚の板ばね7を介して、インプリントヘッド21に支持される。2枚の板ばね7は、第1部材4の移動を案内する機構(移動案内機構)である。第2部材3は、第1部材4よりも変形しやすい形状であり、例えば中空構造の部材である。第1部材4、第2部材3の材質として、例えば、ステンレスが用いられる。第2部材3は、モールド20の側面に接触する接触面(押圧面)を有する。また、第2部材3には、押圧力を検出するための歪ゲージ5が取り付けられる。歪ゲージ5は、ピエゾアクチュエータ8の伸縮に応じて変形しやすい位置に取り付けられることが好ましい。歪ゲージ5の出力は、後述する図1の制御部17に送信される。
押圧機構2でモールド20を変形させることで、ウエハ11上のパターンを形成すべき領域(被インプリント領域)の形状に、モールド20のパターンが形成された領域(パターン領域)の形状を近づけることが可能となる。両者の形状差は、例えばモールドの製造誤差や、ウエハの熱変形によって生じうる。図3(A)、(B)は、モールド20を押圧機構2で変形させた前後におけるパターン領域の形状の一例を示す図である。図3(A)は、モールド20を押圧機構2で変形させる前の状態を示す。モールド20のパターン領域25の外形は樽型であり、ウエハ上の被インプリント領域の外形は四角形であるものとする。図3(B)は、モールド20を押圧機構2で変形させた後の状態を示す図である。モールド20のパターン領域25の外形は四角形となり、ウエハ上の被インプリント領域の外形に近づいている。各押圧ユニットの押圧力を制御することで、モールド20を様々な形状に変形させることができる。各押圧ユニットに与える指令値は、実験やシミュレーションの結果から求めてもよく、アライメントセンサ(不図示)による結果から求めてもよい。アライメントセンサは、モールド20に形成されている複数のマークの位置と、ウエハまたはウエハステージ上に形成されている複数のマークの位置を検出可能である。例えば、モールド20の材質が石英ガラスであれば、押圧ユニットが1000N程度の力を加えることで、数ppm変形させることができる。
モールド20の側面を押圧する押圧機構を有する構成において、押圧機構2の押圧面に異物(パーティクル)が付着してしまうと、モールド20に対して意図しない方向あるいは大きさの押圧力を与えてしまう場合がある。つまり、モールド20の変形を制御し難くなる。また、異物は外部からの侵入だけでなく、2つの物体が接触する部分や駆動機構において発生することがあるため、異物の付着を完全に防ぐことは困難である。そこで、本実施形態のインプリント装置100は、押圧機構2(複数の押圧ユニット)の押圧面をクリーニングするクリーニング手段により、押圧面に付着した異物を低減(除去)可能な構成にしている。本実施形態のクリーニング手段は、後述する図1の制御部17を有する。
インプリント装置100は、クリーニング部材1を収納する収納部15と、クリーニング部材1を収納部15からモールドチャック22まで搬送する搬送機構16を備える。モールドチャック22は、モールド20に代えて、クリーニング部材1を保持可能に構成される。収納部15は、モールド20を収納する収納部と兼用してもよい。この場合、モールド20をインプリント装置100内に搬入する機構を用いてクリーニング部材1を搬入することができる。搬送機構16は、アーム、ハンド及びこれらを駆動する駆動機構を有する。
クリーニング部材1は、側面にクリーニング面を有する。クリーニング面は凹凸を有することが好ましく、例えば、クリーニング部材1を砥石により構成する。クリーニング部材1はモールド20と同じ外形寸法であることが好ましい。また、クリーニング部材1は、モールドチャック22により保持される面(被保持面)と、クリーニング面とが相対的に変位可能に構成されていてもよい。例えば、被保持面とクリーニング面との間にヒンジなどのフレクシャを設けたり、ころがり軸受などの移動案内機構を設けたりしてもよい。
なお、モールド20をクリーニング部材として用いることも可能である。モールド20をクリーニング部材として用いる場合には、モールド20の側面に加工を施して凹凸を形成することが好ましい。
制御部17は、インプリントヘッド21、モールドチャック22、ウエハチャック12、ウエハステージ13、搬送機構16、押圧機構2などのユニットを制御する。制御部17は、インプリント装置の各ユニットを動作させるためのプログラムが記憶されたメモリと、メモリに記憶されたプログラムに従って各ユニットに指示信号を出力するCPU(プロセッサ)とを備える。制御部17は、ユニット毎に個別のCPUとメモリを有していてもよい。
(制御シーケンス)
図1のインプリント装置100は、インプリントモード及びクリーニングモードで動作する。インプリント装置100は、これらのモードを選択的に実行する。
インプリントモードにおいては、モールドチャック22に保持されたモールド20に、図3(A)、(B)で説明したような押圧力が加わるように、制御部17が押圧機構2を制御する。本実施形態では、制御部17は、所望の押圧力でモールド20を押圧するために、指令値と、歪ゲージ5の検出結果とを用いて押圧機構2を制御する。押圧機構2を用いてモールド20を変形させた状態でウエハ11上の樹脂にモールド20を押印することで、ウエハ11上の被インプリント領域の形状に合わせて樹脂のパターンを形成することができる。
クリーニングモードにおいては、制御部17は内部メモリに記憶されたプログラムに従って、下記に説明するように押圧機構2の動作を制御し、モールドチャック22に保持されたクリーニング部材1によって押圧面のクリーニングを行う。
クリーニングモードにおける各ユニットの動作について説明をする。搬送機構16は、収納部15からモールドチャック22までクリーニング部材1を搬送する(S100)。モールドチャック22は、搬送されたクリーニング部材1を保持する(S110)。これにより、押圧機構2の押圧面とクリーニング部材1のクリーニング面を対向させることができる。なお、クリーニングモードの開始時にモールドチャック22にモールド20が保持されている場合には、搬送機構16は、S100に先だってモールドチャック22からモールド20を退避させる。
押圧ユニット14d〜14f、14j〜14l(第1押圧ユニット群)を駆動し、クリーニング部材1のクリーニング面と押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lの押圧面を接触させる(S120)。押圧ユニット14a〜14c、14g〜14i(第2押圧ユニット群)を駆動して、クリーニング部材1のクリーニング面を押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lの押圧面に対して摺動させる(S130)。これにより、押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lの押圧面に付着した異物が低減(除去)される。
つづいて、押圧ユニット14a〜14c、14g〜14iを駆動し、クリーニング部材1のクリーニング面と押圧ユニット14a〜14c、14g〜14iの押圧面を接触させる(S140)。押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lを駆動して、クリーニング面を押圧ユニット14a〜14c、14g〜14iの押圧面に対して摺動させる(S150)。これにより、押圧ユニット14a〜14c、14g〜14iの押圧面に付着した異物が低減(除去)される。
搬送機構16のハンドをモールドチャック22の下方に位置させた状態で、モールドチャック22は、クリーニング部材1の保持を解除する。そして、搬送機構16は、モールドチャック22から収納部15までクリーニング部材1を搬送する(S160)。
以下、具体例を説明する。S110における吸着力を200Nとし、S120における接触時の押圧力を10Nとする。モールドチャック22の吸着力に対して、接触時の押圧力を十分に小さくすることで、押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lのいずれかが先んじてクリーニング部材1に接触したとしてもクリーニング部材1は横ずれを起こさない。S130において、まず、押圧ユニット14g〜14iを+X方向に駆動し、クリーニング部材1の側面から0.005mm離れた位置まで退避させる。そして、押圧ユニット14a〜14cの押圧面をクリーニング部材1の側面に接触させて、+X方向に0.002mm駆動する。クリーニング部材1はモールドチャック22により吸着されているが、押圧ユニット14a〜14cによって押圧されるとクリーニング部材1が変形し、押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lの押圧面において滑りが生じる。つづいて、押圧ユニット14a〜14cを−X方向に退避させて、押圧ユニット14g〜14iを−X方向に駆動する。クリーニング部材1はモールドチャックに吸着されているが、押圧ユニット14g〜14iによって押圧されるとクリーニング部材1が変形し、押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lの押圧面において滑りが生じる。この動作を交互に繰り返すことで、押圧ユニット14d〜14f、14j〜14lの押圧面のクリーニングが行われる。S150も同様の動作である。なお、クリーニング面を摺動させやすくするために、クリーニング部材1を保持する保持力を、インプリントモードの押印時においてモールド20を保持する保持力よりも小さくすることが好ましい。
上述の説明では、クリーニング部材1をモールドチャック22に保持させたが、代わりにウエハチャック12上にクリーニング部材1を保持させてもよい。インプリントヘッド21もしくはウエハステージ13によりクリーニング面と押圧面のZ軸方向における相対位置を調整することで、両者を対向させることができる。なお、ウエハチャック12はクリーニング部材1を吸着せずに単に搭載するのみでもよい。この場合、保持力による抵抗が減らせるため、クリーニング面を容易に摺動させることができる。
(押圧機構の変形例)
図4は、実施形態1の押圧機構2の変形例を示す図である。図4において、一例として、押圧ユニット14aを説明するが、押圧ユニット14b〜14lも同様である。押圧ユニット14aは、ピエゾアクチュエータ8と、第1部材6とを有する。押圧ユニット14aは、ピエゾアクチュエータ8の駆動によりモールド20の側面を押圧可能である。ピエゾアクチュエータ8は、一端がインプリントヘッド21に固定され、他端が第1部材6に固定される。第1部材6は、2枚の板ばね7を介して、インプリントヘッド21に支持される。2枚の板ばね7は、第1部材6の移動を案内する機構(移動案内機構)として用いられる。第1部材6の材質として、例えば、ステンレスが用いられる。また、押圧ユニット14aによる押圧力を検出するための圧力センサ9を有する。圧力センサ9として、例えば圧電素子が用いられる。図4では、圧力センサ9が接触面(押圧面)を有するが、これに限られない。すなわち、圧力センサ9とモールド20(あるいはクリーニング部材1)との間に別途押圧面を有する部材を設けてもよい。
上述の例では歪ゲージ、圧力センサを用いたが、押圧力に相関のある値を検出可能なセンサであればよい。つまり、押圧力を直接検出せずに、ピエゾアクチュエータ8の電流または電圧を検出してもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態における制御シーケンスを説明する。第1実施形態とは制御部17の処理内容が異なり、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。また、第2実施形態のインプリントモードにおける制御部の処理は第1実施形態と同じであるため説明を省略する。
クリーニングモードにおいて、制御部17は内部メモリに記憶されたプログラムに従って、下記に説明するようにウエハステージ13の動作を制御し、ウエハチャック12に保持されたクリーニング部材1によって押圧面のクリーニングを行う。
搬送機構16がクリーニング部材1を収納部15からウエハチャック12まで搬送する。ウエハチャック12がクリーニング部材1を保持する(S210)。ウエハステージ13をZ軸方向に移動させ、クリーニング面と押圧面を対向させる(S220)。押圧機構2を駆動し、クリーニング部材1のクリーニング面と押圧ユニット14a〜14lの押圧面を接触させる(S230)。ウエハステージ13をZ軸方向に駆動し、クリーニング部材1のクリーニング面を押圧ユニット14a〜14nの押圧面に対して摺動させる(S240)。ウエハステージ13の上下動を繰り返すことにより、押圧面に付着した異物が低減(除去)される。搬送機構16はクリーニング部材1をウエハステージ13から収納部15に搬送する(S250)。なお、S220において、インプリントヘッド21をZ軸方向に駆動させてもよい。
(デバイス製造方法)
上述のインプリント装置を用いたデバイスの製造方法を説明する。本明細書において、用語「デバイス」は、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子を含む概念として用いるものとする。該製造方法は、基板上に樹脂等の成形剤を塗布する工程と、上記のインプリント装置を用いて基板上にパターンを形成する工程と、当該工程でパターンを形成された基板をエッチング処理する工程と、を含む。さらに、該製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含んでいてもよい。本実施形態のデバイスの製造方法は、従来の方法に比べて、デバイスの性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (9)

  1. 型と基板上の樹脂とを接触させた状態で前記樹脂を硬化させることにより、前記基板上にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記型を保持可能な型保持部と、
    前記型保持部に保持された前記型の側面に対向するように配置され、アクチュエータの駆動により前記型の側面を押圧可能な複数の押圧ユニットを有する押圧機構と、
    前記複数の押圧ユニットの押圧面をクリーニングするクリーニング手段と、
    を備えることを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記押圧機構は、前記型の、第1方向に沿う1対の側面に対向するように配置された第1押圧ユニット群と、前記型の、前記第1方向に交差する第2方向に沿う1対の側面に対向するように配置された第2押圧ユニット群と、を有し、
    前記クリーニング手段は、前記第1押圧ユニット群に属する押圧ユニットの押圧面に対して、該押圧面に対向して配置されたクリーニング部材が摺動するように、前記第2押圧ユニット群に属する押圧ユニットの動作を制御する制御部を有することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記押圧機構を用いて前記型を変形させた状態で前記基板上の樹脂に前記型を押印するインプリントモードと、前記複数の押圧ユニットの押圧面をクリーニングするクリーニングモードと、を選択的に実行することを特徴とする請求項1または2に記載のインプリント装置。
  4. 前記インプリントモードのクリーニング時において、前記型保持部は、前記インプリントモードの押印時よりも弱い保持力で前記クリーニング部材を保持することを特徴とする請求項3に記載のインプリント装置。
  5. 前記押圧機構は、前記型の、第1方向に沿う1対の側面に対向するように配置された第1押圧ユニット群と、前記型の、前記第1方向に交差する第2方向に沿う1対の側面に対向するように配置された第2押圧ユニット群と、を有し、
    前記インプリント装置は更に、前記型に対向して基板を保持する基板保持機構と、前記基板保持機構の本体部を前記第1方向及び第2方向とそれぞれ交差する第3方向に移動させる駆動部とを有し、
    前記クリーニング手段は、前記第1及び第2押圧ユニット群に属する少なくとも一部の押圧ユニットの押圧面に対向するように前記基板保持機構に基板に代えてクリーニング部材を保持させた状態で、前記押圧面にクリーニング部材のクリーニング面が摺動するように、前記駆動部を制御する制御部を有することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  6. 前記クリーニング部材を収納する収納部と、
    前記収納部に収納されたクリーニング部材を搬送する搬送機構と、を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のインプリント装置。
  7. 前記クリーニング部材は砥石であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインプリント装置。
  8. 前記型を前記クリーニング部材と兼用して用いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインプリント装置。
  9. デバイスを製造するデバイス製造方法であって、
    請求項1乃至8のいずれかに記載のインプリント装置を用いて基板上にパターンを形成する工程と、前記パターンが転写された基板をエッチング処理する工程と、を有することを特徴とするデバイス製造方法。
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