JP2015021618A - バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】これまでとは異なる方法で閉塞要素の恒久的な接地を可能にする、前述のような用途のバルブを提供する。【解決手段】閉塞部材3が閉位置においてシール4を介在させてバルブシートに対して密着する。支持部材5は閉位置において対向シートに支持される。バルブ1は閉位置において閉塞部材3を電気的に接地するための接地要素8を備えている。接地要素8がバルブ1の第1構成要素(閉塞部材3、支持部材5、バルブシートまたは対向シート)に固定されている。接地要素8が接触要素と、接触要素に対して連結されている支持要素とを備えている。接触要素および支持要素は相互に異なる材料または材料組成により構成され、接触要素が支持要素よりも柔軟性が高い。【選択図】図1

Description

本発明は、真空バルブ等のバルブに関する。
特に真空技術では、閉位置においてバルブの貫通孔を閉塞する閉塞部材が、当該閉位置において接地され、これにより望ましくない閉塞部材の帯電およびアーク放電などの不意の後続現象の発生が回避されることが知られている。一般的なバルブが提案されている(特許文献1参照)。そこに金属接続における金属および金属粒子の侵入の危険性を回避するため、導電性エラストマーからなる接地要素が提案されている。これにより、バルブによって貫通孔が閉塞されるところのプロセスチャンバに対して侵入しうる望ましくない粒子が低減される。しかし、この種の接地がどの程度永続的に機能性を発揮しうるかは不明確である。
欧州特許公報 EP1739718A1
本発明の目的は、これまでとは異なる方法で閉塞要素の恒久的な接地を可能にする、前述のような用途のバルブを提供することである。
本発明は、少なくとも1つの貫通孔と、少なくとも1つの閉塞部材と、少なくとも1つのシールと、少なくとも1つの支持部材と、少なくとも1つのバルブシートと、少なくとも1つの対向シートと、を有する真空バルブなどのバルブであって、前記閉塞部材が閉位置においてシールを介在させてバルブシートに対して密着し、前記閉塞部材および前記支持部材の相対運動により前記閉位置に駆動可能であり、前記支持部材は前記閉塞部材の閉位置において対向シートに支持され、前記バルブはさらに閉位置において前記閉塞部材を電気的に接地するために少なくとも1つの接地要素を備え、前記接地要素が前記バルブの第1構成要素に固定され、前記第1構成要素は、前記閉塞部材、前記支持部材、前記バルブシートまたは前記対向シートであるようなバルブに関する。
前記目的のため、本発明のバルブは、前記接地要素が少なくとも1つの接触要素と、前記接触要素に対して好ましくは恒久的に連結されている支持要素とを備え、前記接触要素および前記支持要素は相互に異なる材料または材料組成により構成され、前記接触要素が前記支持要素よりも柔軟性が高いことを特徴とする。
本発明の基本的思想は、接地要素が少なくとも2つの部分、すなわち少なくとも1つの接触要素および少なくとも1つの支持要素から構成され、当該2つの要素が異なる材料または材料組成物からなり、かつ、硬度が異なることである。さらに、柔軟性がある接触要素により、バルブの開閉時の摩耗によって生じる、特に真空技術において望ましくない粒子が低減されうる。硬質の支持要素は、接地要素を恒久的な使用に寄与し、使用可能な状態での長期間にわたってその形状の保持が保証される。これに関連して、支持要素が第1構成要素の一部ではなく、接地要素に設けられた要素であって、好ましくはバルブの全動作期間において恒久的かつ固定的に接触要素に対して接続されている要素である。好ましい実施形態において、支持要素が、接触要素に対して対向する側で、好ましくはバルブの全動作期間において恒久的かつ固定的に、第1構成要素に取り付けられまたは少なくとも支持されてもよい。接触要素は、閉塞部材の閉位置において閉塞部材を接地するためにバルブの第2構成要素に導通するように当接する一方、閉塞部材の閉位置とは異なる開位置において第2構成要素から離間する接地要素の一部であってもよい。第2構成要素は、バルブの第1構成要素とは異なる構成要素である。第2構成要素は、第1構成要素と同様に、閉塞部材、支持部材、バルブシートまたは対向シートであってもよい。このため、その他の組み合わせが可能である。たとえば、第2構成要素がバルブシートであり、かつ、第1構成要素が閉塞部材であり、またはこれとは逆に第1構成要素がバルブシートであり、かつ、第2構成要素が閉塞部材であってもよい。その他の組み合わせは、たとえば第1構成要素が支持部材であり、かつ、第2構成要素が対向シートである。当該構成も、逆の方法で、すなわち第2構成要素が支持部材であり、かつ、第1構成要素が対向シートであってもよい。従来技術とは対照的に、いずれの場合にも接触要素は、支持部材に直接的に配置されまたは固定される。
閉塞部材はその閉塞位置において接地要素を通じてバルブの適当な接地部に導通されることにより自己が接地されてもよい。バルブの接地部はバルブハウジングであってもよい。バルブシートおよび対向シートの一方または両方がバルブハウジングの一部であってもよい。
好ましい実施形態において、閉塞部材および支持部材の一方または両方は平板状に構成されてもよい。好ましい実施形態では、本発明に係るバルブは、所定のプロセス雰囲気、特に負圧または真空において基板などの非常に敏感な対象物が処理されるプロセスチャンバの貫通孔を閉塞するために用いられるいわゆるトランスファーバルブであってもよい。
特に、本発明に係るバルブは、いわゆる真空技術に適用される真空バルブに該当する。一般的に0.001[mbar]または0.1[Pa]以下の圧力に動作条件において真空技術と呼ばれる。
接地要素は、バルブの動作期間において第1構成要素に対して好ましくは恒久的に取り付けられている。これにより、接地要素は、閉塞部材が閉位置にあろうと開位置にあろうと同様に定常的に第1構成要素に取り付けられていることを意味する。しかし、これは、接地要素がメンテナンスまたは交換作業等のため、第1構成要素に対して取り外し不可能に取り付けられることを意味しない。好ましい実施形態において、接地要素の支持要素が第1構成要素に対してねじ止めされまたは挟持される。接触要素および支持部材は、バルブの動作期間において好ましくは閉塞部材の位置に関係なく恒久的に相互に連結されている。特に好ましい実施形態において、接触要素が支持要素に対して接合されている。そのほか、接触要素が、接着、クランプ、ネジ止めなどの他の手法によって支持部材に取り付けられてもよい。
支持要素が金属を含有するかまたは金属からなることが好ましい。金属の概念は基本的に金属合金を包含している。この目的のために特に好ましい金属は、アルミニウム、ステンレススチールまたはステンレス鋼である。支持要素の引張強度は200〜700[N/mm2]の範囲であることが好ましく、支持要素のブリネル硬度は65[HB]以上であることが好ましい。接地要素の所望の接地効果を確保するため、支持要素は、5×10-5[Ω・cm]未満、好ましくは5×10-6[Ω・cm]未満の所定の電気抵抗率を有する。
接触要素が適当に柔軟に形成されることにより、好ましい実施形態において、接触要素はエラストマーを含むまたはエラストマーから構成される。所望の接地効果を得るために相応の良好な導電性を接触要素に持たせるため、接触要素が低めの所定の電気抵抗率を実現するために少なくとも1つのエラストマーおよび少なくとも1つの添加剤の混合物であってもよい。所定の電気抵抗率は、10[Ω・cm]未満、好ましくは5[Ω・cm]未満である。特に好ましくは、接触要素の所定の電気抵抗率は0.002〜5[Ω・cm]の範囲にある。接触要素のエラストマーとしては、ゴムまたはシリコンが使用されることが好ましい。特に好ましいゴムは、フッ素ゴム(FKM)またはパーフルオロゴム(FFPM)である。たとえば金属粉末または炭素含有粉末の凝集体が採用されてもよい。好適な金属は、銀、アルミニウム、ニッケル、銀メッキ銅などである。炭素含有粉末は、好ましくはカーボンナノチューブまたは炭素繊維もしくはカーボンファイバーからなる。適度な柔軟性を有する接触要素を実現するため、好ましくは40〜90ショアA、特に好ましくは70〜90ショアAのショア硬度を有する。接触要素は、支持要素の上の比較的薄い層として構成されてもよい。この意味において好ましい変形態様において、接触要素が少なくとも主荷重方向について0.4〜3[mm]の間の厚さを有する。主荷重方向は、閉塞部材がバルブシートに対して押し付けられた際に最大の外力が接触要素に作用する方向である。
仕様上のすべてのパラメータは標準値が参照される。
本発明の特に好ましい実施形態において、接地要素が、接地機能のみならず支持機能をも有している。この点で、特に好ましい変形態様において、閉塞部材の閉位置において支持部材が一または複数の接地要素によって対向シートに支持されている。
本発明のバルブの様々な特徴および詳細は、次の図面に基づいて説明される。
本発明の第1実施形態としてのバルブの閉位置に関する説明図。 本発明の第1実施形態としてのバルブの中間位置に関する説明図。 本発明の第1実施形態としてのバルブの完全開位置に関する説明図。 本発明の第1実施形態とは逆の変形実施形態としてのバルブに関する説明図。 本発明におけるバルブに適用される接地要素の変形例に関する説明図。 本発明におけるバルブに適用される接地要素の変形例に関する説明図。 図5のA−A断面線に沿った断面図。 図5のB−B断面線に沿った断面図。 本発明におけるバルブに適用される接地要素の変形例に関する説明図。 本発明の第2実施形態としてのバルブにおける接地要素の例示図。 図10のC−C断面線に沿った断面図。 図10のD−D断面線に沿った断面図。 図10のE−E断面線に沿った断面図。
図1には、閉位置における本発明の第1実施形態としてのバルブが示されている。閉塞部材3が閉位置において、シール4を介してバルブシート6に対して密着してバルブ1の貫通孔2を密閉している。相応の力を作用させるため、支持部材5がバルブ1の対向シート7により支持されている。一般的にシール4は電気絶縁性材料により構成されている。本実施形態において、バルブシート6および対向シート7はバルブハウジング17の一部であり、当該両シートはバルブ1を貫通する貫通孔2を取り囲んでいる。このような全体構成を有する貫通孔2を通じて、気体状の媒体およびプロセスチャンバにおいて処理される対象物がプロセスチャンバ(図示略)に対して搬入され、かつ、再度そこから搬出される。バルブ1の貫通孔2は、プロセスチャンバの対応する搬出用開口および搬入用開口に対して位置合わせされるように配置されている。これはすでに知られている技術的事項であり、ここであらためて説明する必要はない。本実施形態で実現されているように、閉塞部材3および支持部材5がバルブ1の内部空間21に配置されうる。内部空間21はハウジング17の側壁22により画定されている。貫通孔2は側壁22に設けられている。本実施形態でも、他の好ましい変形実施形態と同様に、バルブシート6および対向シート7の両方が側壁22により構成されている。
図2には、バルブシート6に対して密着していないものの貫通孔2に対して位置合わせされている閉塞部材3の中間位置が示されている。これは開位置の1つである。図1に示されている閉位置と、図2に示されている中間位置との間で閉塞部材3を往復させるため、それ自体公知の横駆動機構16が設けられている。横方向19または左右方向もしくは前後方向に作用する横駆動機構16による閉塞部材3と支持部材5との相対運動によって閉塞部材3がシール4を介してバルブシート6に対して押し付けられる。図1に示されている閉位置において、支持部材5が対応する対向シート7に支持される。
図2に示されている中間位置から図3に示されている完全開位置までかつこれとは逆に完全開位置から中間位置まで支持部材5と共に閉塞部材3を変位させるために縦駆動機構15が設けられている。縦駆動機構15は、閉塞部材3、支持部材5および横駆動機構16の形態でバルブロッド20に設けられている構成要素を縦方向18または上下方向に駆動する。
図1〜図3に示されている第1実施形態によれば、図4に示されているいわゆるL−バルブに係る第2実施形態と同様に、閉塞部材3の完全開位置から閉位置までの軌道およびその閉位置から完全開位置までの軌道は全体的にL字形状の軌道を描く。縦駆動機構15および横駆動機構16の適当な駆動方式としては当該技術分野において多数の方式が知られている。楔面機構またはこれに相当する装置など、電気式、気圧式、油圧式およびこれらの統合式の駆動装置が挙げられる。これらは先行技術の様々な実施形態から把握することができるので、ここではこれ以上の説明は不要である。
閉塞部材3および支持部材5のうち一方または両方が平板状であることが好ましい。図1〜図4には示されていないが、図面に対して垂直な方向について閉塞部材3および支持部材5の一方または両方の長さは、閉塞部材3または支持部材5の図面に示されている高さよりも大きい。
完全を期すため、本発明のバルブ1は、いわゆるL−バルブのほか、揺動バルブとしても構成されうることに留意されたい。他のタイプのバルブも本発明にしたがって構成されうる。
図1〜図3に示されている本発明の第1実施形態は接地要素8を備えている。第1実施形態において、支持部材5は、バルブ1の作動中に支持要素10により接地要素8に対して恒久的に固定される第1構成要素を構成する。図1〜図3に示されている第1実施形態および図4に示されている第2実施形態において用いられる接地要素8の構成は図5〜図9を参照して以下に詳細に説明される。図1に示されている実施形態において、いずれの場合もバルブ1の第2構成要素が対向シート7によって構成されていることに留意すべきである。図1に示されている閉塞部材3の閉位置において、接地要素8の接触要素9は閉塞部材3のグラウンドを導通させるために対向シート7の形態の第2構成要素に当接し、その一方で図2および図3に示されている開位置において、接触要素9は第2構成要素から離間している。図1に示されている当該変形実施形態において、閉塞部材3は、支持部材5およびそこに固定されている接地要素8、さらにはバルブ1のハウジング17を通じて接地されている。本実施形態において、接地要素8は二重の機能を有している。第1に接地要素は電気的な接地の機能を有している。第2に閉塞部材3の閉位置において支持部材5が接地要素8によって対向シート7を支持している。本発明の当該実施形態におけるバルブの長期間にわたる運転を保証するため、接地要素8はその二重機能のための圧縮耐性を有している必要がある。これは、接触要素9およびこれに連結されている支持要素10の形態の接地要素8の2つの部分によって実現されることが特に好ましい。
図4に示されている第2実施形態において、接地要素8はその支持要素10を通じて直接的に閉塞部材3に固定されている。ここで、閉塞部材3は第1構成要素である。バルブシート6は、閉塞部材3の閉位置においてのみ接触要素9が閉塞部材3の接地のために当接するような第2構成要素を構成する。必要な密閉性を実現するため、閉塞部材3がバルブシート6に対して押し付けられた際にシール4が適当な強度で変形されることが保証されるように、シール4の配置および閉塞部材3に配置された接地要素8の配置が選択されるべきである。これは、たとえば無負荷状態および開位置においてシール4が、接地要素8の接触要素9と同様に閉塞部材3の閉塞面から離間していることにより実現される。図4に示されている本実施形態において、支持部材5に設けられている接地要素8は、図1に示されているのと同じく二重の機能を有している。第1に支持機能であり、第2に接地機能である。図4に示されている変形実施形態において、支持部材5に設けられている接地要素8は、接地機能を有しない単純な支持脚に置換されてもよい。これは、接地要素8により閉塞部材3の十分な接地が保証されている場合に特に当て嵌まる。
図5には、接触要素9の側から見た平面図における、図1〜図4に示されている実施形態のバルブ1において採用されている接地要素8が示されている。図6には、接地要素8の支持要素10の延在態様がみてとれる側面図が示されている。図5および図6からわかるように、本発明の接地要素8は、棒状または細長い部材の形態で構成されてもよい。接地要素8の長さおよび幅は多かれ少なかれ同等であってはならない。
図7には、断面線A−Aに沿った断面図が示され、図8には、固定要素としての機能を果たす止まり穴13における断面線B−Bに沿った断面図が示されている。特に図7および図8の断面図からよくわかるように、接触要素9は支持要素10に対して好ましくは恒久的に連結している。接触要素9はその動作位置において各第1構成要素から離間している支持要素10の表面に設けられていることが特に好ましい。当該取付または固定は、支持要素10に接触要素9が接合されることにより実現されることが好ましい。これにより接触要素9は、主荷重方向11の厚さ12が前述のように0.4〜3[mm]の範囲に含まれるような比較的薄い層を形成しうる。好ましい材料に関して、重複説明を回避するため、特定の電気抵抗率および硬度は前記説明を参照されたい。
止まり穴13は、接地要素8をその支持要素10によって各第1構成要素に固定するために用いられる。この固定は図9に示されているように、対応するネジが切られている止まり穴13にネジ14が螺合することによりねじ止めされることによって実現されていることが好ましい。ネジ14の螺合に際して止まり穴13の通気は、ネジ14を貫通する通気経路(図示略)を通じて実現される。図9に拡大して示されている堅固な固定構造において、接触要素9は、ここでは支持部材5または閉塞部材3の形態で構成されている第1構成要素から、たとえば図1〜図4に示されているようにバルブシート6または対向シート7によって構成されうる第2構成要素に向かっている。完全を期すため、接触要素9が凸曲面状のまたは凹曲面状の接触面を有していてもよい。接触要素9が第2構成要素に向かう方向に凸曲面を有していることが好ましい。当該湾曲部は押圧に応じて相応に変形する。
本発明の第1実施形態では、接地要素8が螺着またはネジ止めによって対応する第1構成要素に対して固定されているが、図10〜図13には、接地要素8が挟持するように閉塞部材3または支持部材5の形態の対応する第1構成要素に対して固定されている他の実施形態が示されている。図10には、支持部材5の形態で第1構成要素が示されているが、ネジ14によって接地要素8が第1構成要素に挟持されている。図10のC−C断面線、D−D断面線およびE−E断面線のそれぞれに沿った断面図が図11、図12および図13のそれぞれに示されている。本実施形態でも、支持要素10が接触要素9に対向する側で対応する第1構成要素に支持されている。固定のため、ネジ14はその拡張されたカラー23により接地要素8を第1構成要素に対して挟持する。カラー23はワッシャーとして構成されてもよい。
1‥バルブ、2‥貫通孔、3‥閉塞部材、4‥シール、5‥支持部材、6‥バルブシート、7‥対向シート、8‥接地要素、9‥接触要素、10‥支持要素、11‥主荷重方向、12‥厚さ、13‥止まり穴、14‥ネジ、15‥縦駆動機構、16‥横駆動機構、17‥ハウジング、18‥縦方向、19‥横方向、20‥バルブロッド、21‥内部空間、22‥側壁、23‥カラー。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの貫通孔(2)と、少なくとも1つの閉塞部材(3)と、少なくとも1つのシール(4)と、少なくとも1つの支持部材(5)と、少なくとも1つのバルブシート(6)と、少なくとも1つの対向シート(7)と、を有する真空バルブなどのバルブ(1)であって、
    前記閉塞部材(3)が閉位置においてシール(4)を介在させてバルブシート(6)に対して密着し、前記閉塞部材(3)および前記支持部材(5)の相対運動により前記閉位置に駆動可能であり、前記支持部材(5)は前記閉塞部材(3)の閉位置において対向シート(7)に支持され、前記バルブ(1)はさらに閉位置において前記閉塞部材(3)を電気的に接地するために少なくとも1つの接地要素(8)を備え、前記接地要素(8)が前記バルブ(1)の第1構成要素に固定され、前記第1構成要素は、前記閉塞部材(3)、前記支持部材(5)、前記バルブシート(6)または前記対向シート(7)であり、
    前記接地要素(8)が少なくとも1つの接触要素(9)と、前記接触要素(9)に対して好ましくは恒久的に連結されている支持要素(10)とを備え、前記接触要素(9)および前記支持要素(10)は相互に異なる材料または材料組成により構成され、前記接触要素(9)が前記支持要素(10)よりも柔軟性が高いことを特徴とするバルブ。
  2. 請求項1記載のバルブ(1)において、前記支持要素(10)が前記接触要素(9)に対向する側で前記第1構成要素に対して固定されているまたは少なくとも支持されていることを特徴とするバルブ。
  3. 請求項1または2記載のバルブ(1)において、前記接触要素(9)が、前記閉塞部材(3)の閉位置において前記閉塞部材(3)を前記バルブ(1)の第2構成要素分に対して接地するために導電性を有し、かつ、前記閉塞部材(3)の閉位置とは異なる開位置において前記第2構成要素分から離間し、前記第2構成要素分は、前記閉塞部材(3)、前記支持部材(5)、前記バルブシート(6)または前記対向シート(7)および前記第1構成要素とは異なる部分であることを特徴とするバルブ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のバルブ(1)において、前記支持要素(10)は、アルミニウムまたはステンレス鋼などの少なくとも1つの金属を含むまたは当該金属からなることを特徴とするバルブ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載のバルブ(1)において、前記接触要素(9)がエラストマーを含むまたは当該エラストマーからなることを特徴とするバルブ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載のバルブ(1)において、前記接触要素(9)の低い電気抵抗率を実現するため、前記接触要素(9)が少なくとも1つのエラストマーおよび少なくとも1つの添加剤の混合物であることを特徴とするバルブ。
  7. 請求項6記載のバルブ(1)において、前記エラストマーは、ゴム、フッ素ゴム、パーフルオロまたはシリコンを含むまたはゴム、フッ素ゴム、パーフルオロまたはシリコンから構成され、付加的または代替的に前記添加剤は、金属粉末または炭素含有粉末を含むまたは金属粉末または炭素含有粉末からなることを特徴とするバルブ。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1つに記載のバルブ(1)において、前記接触要素(9)が前記支持要素(10)に接合されていることを特徴とするバルブ。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか1つに記載のバルブ(1)において、前記接触要素(9)が、40〜90ショアAの範囲、好ましくは70〜90ショアAの範囲のショア硬度を有し、付加的または代替的に、主荷重方向(11)について0.4〜3mmの範囲の厚さ(12)を有することを特徴とするバルブ。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか1つに記載のバルブ(1)において、前記閉塞部材(3)の閉位置において前記支持部材(5)が一または複数の前記接地要素(8)によって前記対向シート(7)に支持されていることを特徴とするバルブ。
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