JP2015021288A - 床パネルの支持構造および床の施工方法 - Google Patents

床パネルの支持構造および床の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】床の施工時に床パネルの寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる床パネルの支持構造および床の施工方法を提供することを目的とする。【解決手段】梁4の上面に、平面視矩形状に形成された複数の床パネル30の端部が載置固定されてなり、複数の床パネル30は、梁4の上面のうち一側縁4dと他側縁4dのそれぞれに互いに間隔を空けて配置されるとともに、端部が、一側縁4dと他側縁4dにそれぞれ載置固定されており、梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に、これら床パネル30,30の端部同士の間隔に対応する間隔調整用床材31が設けられている。【選択図】図14

Description

本発明は、床パネルの支持構造および床の施工方法に関する。
従来、門型のラーメンフレームを構成する梁の側面に固定された受材上に、床パネルの一端を載置して固定することによって、当該床パネルを支持する技術が知られている(特許文献1参照)。床パネルの端面は、梁の側面に突き当てられた状態となっている。
特開2007−231661号公報
ところが、床パネルの端面を梁の側面に突き当てるようにして床の施工を行う場合、床パネルを梁側に移動させることができないため、例えば床パネルの寸法誤差や施工誤差を吸収できないという問題がある。
本発明の課題は、床の施工時に床パネルの寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる床パネルの支持構造および床の施工方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図14に示すように、梁4の上面に、平面視矩形状に形成された複数の床パネル30の端部が載置固定されてなる床パネル30の支持構造において、
前記複数の床パネル30は、前記梁4の上面のうち一側縁4dと他側縁4dのそれぞれに互いに間隔を空けて配置されるとともに、端部が、前記一側縁4dと前記他側縁4dにそれぞれ載置固定されており、
前記梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、前記梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に、これら床パネル30,30の端部同士の間隔に対応する間隔調整用床材31が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記複数の床パネル30は、端部が、前記梁4の上面のうち一側縁4dと他側縁4dのそれぞれに載置固定されているので、前記梁4によって前記複数の床パネル30を確実に支持できる。
そして、前記梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、前記梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に前記間隔調整用床材31が設けられているので、前記複数の床パネル30に寸法誤差があったり、前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に固定する際に施工誤差が生じたりした場合であっても、前記間隔調整用床材31によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。特に規模の大きい建物(例えば建物1)を構築する場合は、複数の床パネル30が連続して設けられるのに伴って、床パネル30の寸法誤差や施工誤差によって生じる誤差も大きくなる場合があるので、このような誤差が生じることを前記間隔調整用床材31によって確実に回避できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の床パネル30の支持構造において、
前記間隔調整用床材31は、
前記床パネル30,30の端部同士の間隔に合わせて複数の調整用桟材32a,32b,32cを枠状に組んでなる枠体32と、
前記枠体32の上面に取り付けられるとともに、上面が、前記床パネル30の上面と面一になる調整用面材33と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記調整用面材33の下に前記枠体32が設けられることになるので、当該枠体32によって前記調整用面材33を確実に支持できる。さらに、前記調整用面材33の上面が、前記床パネル30の上面と面一になるので、前記複数の床パネル30,30と連続する床面を形成することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の床パネル30の支持構造において、
前記梁4の上面に載置固定される前記床パネル30の端部は、当該床パネル30の短辺側の端部であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記梁4の上面に載置固定される前記床パネル30の端部は、当該床パネル30の短辺側の端部であるため、当該床パネル30の長さ方向に寸法誤差があったとしても、また、当該床パネル30の長さ方向に沿って施工誤差が生じたとしても、前記間隔調整用床材31によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の床パネル30の支持構造において、
前記梁4の上面に載置固定される前記床パネル30の端部は、当該床パネル30の長辺側の端部であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記梁4の上面に載置固定される前記床パネル30の端部は、当該床パネル30の長辺側の端部であるため、当該床パネル30の長さ方向と直交する方向に寸法誤差があったとしても、また、当該床パネル30の長さ方向と直交する方向に沿って施工誤差が生じたとしても、前記間隔調整用床材31によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の床パネル30の支持構造を採用した床の施工方法であって、
前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に設置した後、前記間隔調整用床材31を、前記梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、前記梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に設けることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に設置した後、前記間隔調整用床材31を、前記梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、前記梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に設けるので、前記複数の床パネル30に寸法誤差があったり、前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に固定する際に施工誤差が生じたりした場合であっても、前記間隔調整用床材31を、これら寸法誤差や施工誤差に確実に対応させることができる。
本発明によれば、梁によって複数の床パネルを確実に支持でき、さらに、複数の床パネルに寸法誤差があったり、複数の床パネルを梁の上面に固定する際に施工誤差が生じたりした場合であっても、間隔調整用床材によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。
本発明に係る床パネルの支持構造を採用した建物の躯体を示す斜視図である。 (a)は建物の一階、(b)は建物の二階、(c)は建物の三階を示す平面図である。 柱の構造を説明する斜視図である。 梁の構造を説明する斜視図である。 柱梁の接合部付近を示す斜視図である。 柱梁接合金物を示す斜視図である。 柱梁接合金物を示す斜視図である。 柱接合金物を示す斜視図である。 柱脚金物を示す正面図である。 梁接合金物を示す斜視図である。 梁接合金物を示す斜視図である。 本発明に係る床パネルの支持構造を説明する平面図である。 本発明に係る床パネルの支持構造を説明する斜視図である。 本発明に係る床パネルの支持構造を説明する断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1において符号1は建物を示す。この建物1は三階建ての建物であり、正面の幅(x軸方向)と奥行き(y軸方向)が30m程度の大規模な建物を想定している。また、図2(a)〜図2(c)に示すように、一階にはピロティ等があり、二階には会議室等があり、三階には事務室等がある。
そして、この建物1は、複数の柱2,3と梁4から形成された躯体を有する軸組み工法によって構築されている。すなわち、建物1の基礎1aに複数の柱2,3が固定され、前記複数の柱2,3のうち隣り合う柱2,2(柱2,3、柱3,3)の上端部間に前記梁4が架設され、柱2,3と梁4とが仕口部材10,11,12,40によって接合されている。また、前記基礎1aはべた基礎であり、柱2,3が固定される部分は、他の部分より高く設定され、それぞれ複数のアンカーボルト(図示せず)が突設されている。
柱2は四角筒状のものであり、図3に示すように、四隅に配置された4本の柱材2aと、左右前後に隣り合う柱材2a,2a間に2枚重ねて設けられた構造用パネル2b,2bとから構成されている。柱材2aは構造用集成材で形成されているが、無垢の角材によって形成してもよい。
また、柱材2aの上端部には、4本の連結ボルト5がその上端部を柱材2aの上端面から突出させるようにして挿入固定されている。柱材2aの上端部には、金属製の補強キャップ6が被されている。また、前記補強キャップ6は、図示はしないがビス等により前記柱材2aの上端部に固定されている。また、補強キャップ6を被せた状態において、前記連結ボルト5が、補強キャップ6に形成された穴に挿通され、当該穴から突出した状態となっている。
また、柱材2aの下端部にも、上端部と同様にして、4本の連結ボルト5、補強キャップ6等が設けられている。
なお、連結ボルト5は、柱材2aの端部に柱材2aの軸方向に延在し、かつ柱材2aの端面に開口する取付孔を形成し、この取付孔に接着剤を充填したうえで、連結ボルト5の基端部を挿入することによって、柱材2aにその端面から突出するようにして取り付けられている。
前記構造用パネル2bは框材を矩形枠状に組み立てて矩形枠を形成し、必要に応じてこの矩形枠内に補強桟材を組み付け、さらに矩形枠の両面に合板等の面材を貼着したものである。このような構造用パネル2b,2bは2枚重ねてビスによって接合されている。また、構造用パネル2b,2bの接合はビスに加えて接着剤を併用してもよい。
なお、構造用パネル2bと柱材2aとの接合は接着剤および釘打ちによってなされている。
柱3は、複数本の前記柱2を接合してなる大型の柱(以下、接合柱3)である。本実施の形態においては建物1のx軸方向に2本の柱2,2を接合してなる。これら2本の柱2,2は、一方の柱2の側面と他方の柱2の側面とが当接され、接着剤やビス止め等が行われることで接合されている。
また、この接合柱3には、x軸方向に延設する梁が一本、y軸方向に延設する梁が2本接合される。
この接合柱3は、建物1の正面視(y軸方向への視線)において、一階の左右中央の二箇所に左右に離間して配置されている。なお、一階の接合柱3,3の上方に位置する二階および三階の柱2,2は、接合柱3を構成する2本の柱2,2のうち建物1の正面視内側に位置する柱2の上方に位置する。
梁4は四角筒状のものであり、図4に示すように、四隅に配置された4本の梁材4aと、左右に隣り合う梁材4a,4a間に2枚重ねて設けられた構造用パネル4b,4bと、上下に隣り合う梁材4a,4a間に2枚重ねられて設けられた構造用パネル4c,4cとから構成されている。梁材4aは構造用集成材で形成されているが、無垢の角材によって形成してもよい。
また、本実施の形態の梁4は、長さの異なる複数の梁4A,4B,4Bを繋げることにより長尺に形成されている。隣接する梁4A,4B,4B同士は、梁接合金物12A,12Aによって接合されている。
また、構造用パネル4b,4cは、前記構造用パネル2bと同様に、それぞれ框材を矩形枠状に組み立てて矩形枠を形成し、必要に応じてこの矩形枠内に補強桟材を組み付け、さらに、この矩形枠の両面に合板等の面材を貼着したものである。このような構造用パネル4b,4bおよび構造用パネル4c,4cはそれぞれ2枚重ねてビスによって接合されている。また、構造用パネル4b,4bおよび4b,4cの接合はビスに加えて接着剤を併用してもよい。
なお、構造用パネル4b,4cと梁材4aとの接合は接着剤および釘打ちによってなされている。
また、梁材4aの両端部には、それぞれ4本の連結ボルト5がその一端部を梁材4aの端面から突出させるようにして挿入固定されている。さらに、梁材4aの端部には、柱材2aと同様に、金属製の補強キャップ6が被されている。
前記仕口部材は、図5〜図11に示すように、柱梁接合金物10と、柱接合金物11(柱脚金物20を含む)と、梁接合金物12と、接合柱3用の柱梁接合金物40と、梁接合金物12の縦方向の位置を位置決めする縦位置決め手段と、を備えて構成されている。
柱梁接合金物10は、柱2と梁4の延長上の交差部に配置される略直方体状の金物であり、図6に示すように、内部は空洞となっている。つまり、柱梁接合金物10は、略四角筒状に形成されている。
また、この柱梁接合金物10は、図6等に示すように、その8つの角部にそれぞれ直方体状の受ブロック13を有しており、上下に離間する受ブロック13,13が四角筒状の縦部材14によって連結されており、前後左右にそれぞれ離間する受ブロック13,13が四角筒状の横部材15によってそれぞれ連結されている。また、隣り合う縦部材14,14間には略矩形状の板材16が設けられており、この板材16の縦縁部が縦部材14に接合され、横縁部が横部材15に接合されている。
また、受ブロック13の上面13a(または下面13d)、側面13bにはそれぞれねじ穴13cが形成されており、柱梁接合金物10,40と、他の仕口部材である柱接合金物11,梁接合金物12,柱脚金物20とが、このねじ穴13cにねじ込まれる連結ボルトによって連結される。
柱梁接合金物10の下端部側面のそれぞれには、複数の突出部材15a,15aが外側に突出するようにして設けられている。これら複数の突出部材15a,15aは、前記縦位置決め手段を構成するものである。
柱梁接合金物40は、複数本の柱2を接合してなる接合柱3と梁4の延長上の交差部に配置される略直方体フレーム状の金物である。この柱梁接合金物40は、1本の柱2用の前記柱梁接合金物10を2つ並べた分の大きさと略等しい大きさに設定されている。すなわち、2つの前記柱梁接合金物10を一体化させたような構成となっている。
この柱梁接合金物40にも、前記複数の突出部材15a,15aが設けられているものとする。
前記柱接合金物11は、柱梁接合金物10の下端面に接合される金物であり、図7に示すように、前後左右に離間して配置された4つの柱接合用箱形金物17と、これら柱接合用箱形金物17,17どうしを連結する4つの連結部材18とによって四角形枠状に形成されている。
また、4つの柱接合用箱形金物17は、柱梁接合金物10の受ブロック13のねじ穴13cと対向し、連結ボルトが挿通される貫通孔17dをそれぞれ備える。
また、柱2の下端部には柱脚金物20が接合されている。この柱脚金物20は図8に示すように、前後左右に離間して配置された4つの箱形金物17Aと、これら箱形金物17A,17Aどうしを連結する4つの連結部材18Aとを備えた金物である。
また、柱脚金物20は、基礎1aの上面に設置されている。基礎1aは鉄筋コンクリートで形成されており、図示はしないが、この基礎1aに突設されたアンカーボルトが箱形金物17Aの下面の貫通孔に挿通され、この挿通されたアンカーボルトにナットが螺合されて締め付けられている。
このようにして、柱2の下端面が柱脚金物20を介して基礎1aの上面に接合されている。
前記梁接合金物12は、柱梁接合金物10の側面に接合される金物であり、図9および図10等に示すように、上下左右に離間して配置された4つの梁接合用箱形金物27と、これら梁接合用箱形金物27,27どうしを連結する4つの連結部材28,29とを備えている。
また、4つの梁接合用箱形金物27は、柱梁接合金物10の受ブロック13のねじ穴13cと対向し、連結ボルトが挿通される貫通孔27dをそれぞれ備える。
また、梁接合金物12の四つの連結部材28,29のうち、水平に配置される連結部材28,28には、切欠凹部12a,12aがそれぞれ形成されている。これら切欠凹部12a,12aは、前記縦位置決め手段を構成するものである。
また、梁接合金物12は、図10および図11に示すように、縦方向の位置決め後に、当該梁接合金物12の横方向の位置決めに用いられる横位置決め用孔部12b,12bを有する。
横位置決め用孔部12b,12bは、前記連結部材28,28のウエブに貫通形成されており、棒状器具12cが挿し込まれる。そして、棒状器具12cによって、横位置決め用孔部12bとの接触部分を作用点とし、前記突出部材15aを支点として、梃子の原理を利用して梁接合金物12の横方向の位置を位置決めできる。
柱接合金物11は、柱2の上端面に以下のようにして接合されている。
すなわち、柱2の上端面の四隅部、言い換えると柱2の四隅部に位置する柱材2aの上端面から突出する4本の連結ボルト5が、柱接合金物11の柱接合用箱形金物17の下面に形成される4つの貫通孔17eにそれぞれ挿通されるとともに、柱材2aの補強キャップ6の平板部(柱材2aの端面側部分)が柱接合用箱形金物17の下面に当接されたうえで、連結ボルト5にナットが螺合されて締め付けられている。ナットは柱接合用箱形金物17の開口部17cから挿入され、当該開口部17cからレンチ等の工具を挿入し、この工具によって締め付けられている。
また、このような柱接合金物11は、前記接合柱3に対しては、当該接合柱3を構成する一方の柱2と他方の柱2の上端面に同様の接合形態を採用して接合されている。すなわち、接合柱3の上端面において2つの柱接合金物11,11が隣接して設けられることになる。
柱脚金物20は、柱接合金物11と上下逆にして配置され、柱2の柱材2aの下端面から突出する4本の連結ボルト5が柱脚金物20の箱形金物17Aの上面に形成される4つの貫通孔17eにそれぞれ挿通されるとともに、柱材2aの補強キャップ6の平板部が箱形金物17Aの上面に当接されたうえで、連結ボルト5にナットが螺合されて締め付けられている。
さらに、柱2の構造用パネル2bの下端面が前記連結部材18Aの上のフランジ18bの上面に当接されたうえで、この上のフランジ18bに形成された多数の孔からビスが構造用パネル2bの下端面にねじ込まれるとともに、フランジ18bと構造用パネル2bの下端面とが接着剤で接着されている。
また、このような柱脚金物20は、前記接合柱3に対しては、当該接合柱3を構成する一方の柱2と他方の柱2の下端面に同様の接合形態を採用して接合されている。すなわち、接合柱3の下端面において2つの柱脚金物20,20が隣接して設けられる。
梁接合金物12は、梁4の端面に以下のようにして接合されている。
すなわち、梁4の端面の四隅部、言い換えると、梁4の四隅部に位置する梁材4aの端面から突出する4本の連結ボルト5が梁接合金物12の梁接合用箱形金物27の端面に形成される4つの貫通孔にそれぞれ挿通されるとともに、梁材4aの補強キャップ6の平板部(梁材4aの端面側部分)が梁接合用箱形金物27の端面に当接されたうえで、連結ボルト5にナットが螺合されて締め付けられている。ナットは梁接合用箱形金物27の開口部27cから挿入され、当該開口部27cからレンチ等の工具を挿入し、この工具によって締め付けられている。
さらに、梁4の構造用パネル4b,4cの端面が前記連結部材28,29のフランジ28b,29bの表面(接合面)28c,29cに当接されたうえで、このフランジ28b,29bに形成された多数の孔からビスが構造用パネル4b,4cの端面にねじ込まれている。
前記柱2および梁4には、予め工場等において、柱接合金物11、柱脚金物20、梁接合金物12が取り付けられたうえで建築現場に搬入され、当該建築現場で、図5等に示すように、柱2と梁4とが柱梁接合金物10を介して接合されるとともに、柱2の下端部が柱脚金物20を介して基礎1aに接合される。
隣り合う柱2,2の上端部間に梁4が配置され、柱2の上端部と梁4の端部とが、柱梁接合金物10、柱接合金物11、梁接合金物12によって構成された仕口部材によって接合されて、ラーメン構造となっている。
さらに、前記柱梁接合金物10の上面には、(上の)柱接合金物11が、柱梁接合金物10の下面に接合されている下の柱接合金物11と上下逆にして、かつ下の柱接合金物11と同様にして接合されている。
また、上の柱接合金物11には上階の柱2が、前記柱脚金物20に1階の柱2を接合した同様の構造によって接合されている。
また、隣り合う柱2,2と梁4とで囲まれる空間には、柱2,2や梁4に接合させるようにして耐力壁を設けることができる。
梁4の上面には、図5,図12〜図14に示すように、平面視矩形状に形成された複数の床パネル30の端部が載置固定されている。すなわち、これら複数の床パネル30は、平面視において縦横(格子状)に配置された梁4…に対して架け渡されるようにして設けられている。
この床パネル30は、建築用床パネルであり、床梁となる框材30aを矩形枠状に組み立て、この矩形枠の内部に床梁となる補強桟材30bを組み付け、さらに、矩形枠の上面に合板等からなる面材30cを貼り付けたものである。
また、前記複数の床パネル30は、梁4の上面のうち一側縁4dと他側縁4dのそれぞれに互いに間隔を空けて配置されるとともに、端部が、前記一側縁4dと前記他側縁4dにそれぞれ載置固定されている。すなわち、梁4の上面で対向する床パネル30,30の端部同士は当接せずに、間隔を空けた状態となっている。
そして、梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に、これら床パネル30,30の端部同士の間隔に対応する間隔調整用床材31が設けられている。すなわち、この間隔調整用床材31は現場で形成される。
間隔調整用床材31は、枠体32と、調整用面材33と、を有する。
前記枠体32は、床パネル30,30の端部同士の間隔に合わせて複数の調整用桟材32a,32b,32cを枠状に組んでなる。
なお、これら複数の調整用桟材32a,32b,32cの高さ寸法は略等しく設定されている。また、その高さ寸法は、前記床パネル30の框材30aおよび補強桟材30bとも等しく設定されている。
調整用桟材32aは、床パネル30,30の端部同士の間隔において、梁4の長さ方向に沿って設けられるとともに、床パネル30,30の端部に対して当接される。すなわち、この調整用桟材32aは、梁4の長さ方向に沿って長尺であり、一方の床パネル30の端部に当接する一本と、他方の床パネル30の端部に当接する一本とがある。また、図示はしないが、これら複数の調整用桟材32a,32aの長さ方向両端部は、柱2の下端部に設けられる柱接合金物11に対して当接する。
なお、この調整用桟材32aは、前記床パネル30の端部に対してビス止めされている。より詳細には、図14に示すように、床パネル30側から調整用桟材32aに向かってビスが打ち込まれている。これら調整用桟材32aと床パネル30の接合はビスに加えて接着剤を併用してもよい。
また、この調整用桟材32aは、梁4の梁材4aに対してもビス止めされている。より詳細には、梁材4a側から調整用桟材32aに向かって斜めにビス止めされるとともに、調整用桟材32a側から梁材4aに向かって斜めにビス止めされている。さらに、これら調整用桟材32aと梁材4aの接合はビスに加えて接着剤を併用してもよい。
調整用桟材32bは、前記調整用桟材32aの内側面(床パネル30の端部とは反対側の側面)に、当該調整用桟材32aの長さ方向に沿って複数取り付けられるものである。
これら複数の調整用桟材32b…は、互いに間隔を空けて配置されている。そして、隣り合う調整用桟材32b,32b間には、調整用桟材32cの端部が挿入されるようになっている。
調整用桟材32cは、調整用桟材32aおよび調整用桟材32bと直交する方向に配置され、かつ梁4の長さ方向に互いに間隔を空けて複数設けられるものである。その長さ方向両端部は、前記隣り合う調整用桟材32b,32b間の隙間に挿入されるとともに、調整用桟材32aの内側面に当接固定される。
また、この調整用桟材32cは、双方の調整用桟材32a,32aの長さ方向一端部間と、双方の調整用桟材32a,32aの長さ方向他端部間に架設固定されている。
前記調整用面材33は、合板等からなり、枠体32の上面に取り付けられ、上面が、前記床パネル30,30の上面と面一になるものである。
また、この調整用面材33は、前記枠体32の長さと略等しくなるように設定されていてもよいし、複数の調整用面材33を用いて枠体32の上面を覆うようにしてもよい。
なお、この調整用面材33の端縁は、床パネル30,30の端部同士の間隔に合わせて適宜切削してもよいものとする。また、この調整用面材33は、枠体32に対してビスや接着剤により固定される。
本実施の形態において複数の床パネル30は、上述のように、平面視において縦横(格子状)に配置された梁4…に対して架け渡されているため、平面視矩形状の床パネル30の短辺側の端部が梁4の上面に載置固定される場合も、長辺側の端部が梁4の上面に載置固定される場合もある。
すなわち、図1において、建物1の床に帯状に見える部分が、前記間隔調整用床材31が設けられる部分となっている。したがって、間隔調整用床材31も、前記梁4と同様に平面視において縦横(格子状)に配置されることになる。
以上のような建物1の床の施工方法は、まず、複数の床パネル30をクレーン等により吊り上げて、これら複数の床パネル30を梁4の上面に設置する。この時、複数の床パネル30は、その短辺側の端部と長辺側の端部とが、梁4の上面の一側縁4dと他側縁4dに載るようにする。
続いて、これら複数の床パネル30の端部を梁4の上面の一側縁4dと他側縁4dにそれぞれ固定する。
このように複数の床パネル30を梁4の上面に設置した後、前記間隔調整用床材31を、梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、梁4の他側縁に載置固定される床パネル30の端部との間に設ける。
すなわち、まず、床パネル30,30の端部同士の間隔の空いた部分に枠体32を設ける。より詳細には、調整用桟材32aを、一方の床パネル30の端部に当接させてビス等により固定し、他方の床パネル30の端部にも当接させてビス等により固定する。
続いて、複数の調整用桟材32bを、調整用桟材32aの内側面に固定する。なお、これら複数の調整用桟材32bは、予め工場等で調整用桟材32aの内側面に固定しておいてもよいものとする。
続いて、複数の調整用桟材32cそれぞれを、隣り合う調整用桟材32b,32b間の隙間に挿入するとともに、調整用桟材32aの内側面に当接固定する。
その後、調整用面材33を、枠体32の上面に、ビスや接着剤等により固定する。
なお、2,3階の床の外周に位置する梁4の上面には、前記複数の床パネル30よりも幅の細い他の床パネル34が設けられる。すなわち、図5に示すように、この床パネル34は、柱梁接合金物10や柱接合金物11の幅寸法と略等しく設定されている。
また、2,3階の床の外周には、柱接合金物11を除く部分に対して胴差35が取り付けられる。
以上のようにして建物1の床を施工する。
本実施の形態によれば、前記複数の床パネル30は、端部が、前記梁4の上面のうち一側縁4dと他側縁4dのそれぞれに載置固定されているので、前記梁4によって前記複数の床パネル30を確実に支持できる。
そして、前記梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、前記梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に前記間隔調整用床材31が設けられているので、前記複数の床パネル30に寸法誤差があったり、前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に固定する際に施工誤差が生じたりした場合であっても、前記間隔調整用床材31によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。特に規模の大きい建物(例えば建物1)を構築する場合は、複数の床パネル30が連続して設けられるのに伴って、床パネル30の寸法誤差や施工誤差によって生じる誤差も大きくなる場合があるので、このような誤差が生じることを前記間隔調整用床材31によって確実に回避できる。
また、前記調整用面材33の下に前記枠体32が設けられることになるので、当該枠体32によって前記調整用面材33を確実に支持できる。さらに、前記調整用面材33の上面が、前記床パネル30の上面と面一になるので、前記複数の床パネル30,30と連続する床面を形成することができる。
また、前記梁4の上面に載置固定される前記床パネル30の端部は、当該床パネル30の短辺側の端部であるため、当該床パネル30の長さ方向に寸法誤差があったとしても、また、当該床パネル30の長さ方向に沿って施工誤差が生じたとしても、前記間隔調整用床材31によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。
また、前記梁4の上面に載置固定される前記床パネル30の端部は、当該床パネル30の長辺側の端部であるため、当該床パネル30の長さ方向と直交する方向に寸法誤差があったとしても、また、当該床パネル30の長さ方向と直交する方向に沿って施工誤差が生じたとしても、前記間隔調整用床材31によってこれら寸法誤差や施工誤差を確実に吸収できる。
また、前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に設置した後、前記間隔調整用床材31を、前記梁4の一側縁4dに載置固定される床パネル30の端部と、前記梁4の他側縁4dに載置固定される床パネル30の端部との間に設けるので、前記複数の床パネル30に寸法誤差があったり、前記複数の床パネル30を前記梁4の上面に固定する際に施工誤差が生じたりした場合であっても、前記間隔調整用床材31を、これら寸法誤差や施工誤差に確実に対応させることができる。
1 建物
2 柱
3 柱(接合柱)
4 梁
4d 側縁
30 床パネル
30a 框材
30b 補強桟材
30 面材
31 間隔調整用床材
32 枠体
32a 調整用桟材
32b 調整用桟材
32c 調整用桟材
33 調整用面材

Claims (5)

  1. 梁の上面に、平面視矩形状に形成された複数の床パネルの端部が載置固定されてなる床パネルの支持構造において、
    前記複数の床パネルは、前記梁の上面のうち一側縁と他側縁のそれぞれに互いに間隔を空けて配置されるとともに、端部が、前記一側縁と前記他側縁にそれぞれ載置固定されており、
    前記梁の一側縁に載置固定される床パネルの端部と、前記梁の他側縁に載置固定される床パネルの端部との間に、これら床パネルの端部同士の間隔に対応する間隔調整用床材が設けられていることを特徴とする床パネルの支持構造。
  2. 請求項1に記載の床パネルの支持構造において、
    前記間隔調整用床材は、
    前記床パネルの端部同士の間隔に合わせて複数の調整用桟材を枠状に組んでなる枠体と、
    前記枠体の上面に取り付けられるとともに、上面が、前記床パネルの上面と面一になる調整用面材と、を有することを特徴とする床パネルの支持構造。
  3. 請求項1または2に記載の床パネルの支持構造において、
    前記梁の上面に載置固定される前記床パネルの端部は、当該床パネルの短辺側の端部であることを特徴とする床パネルの支持構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の床パネルの支持構造において、
    前記梁の上面に載置固定される前記床パネルの端部は、当該床パネルの長辺側の端部であることを特徴とする床パネルの支持構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の床パネルの支持構造を採用した床の施工方法であって、
    前記複数の床パネルを前記梁の上面に設置した後、前記間隔調整用床材を、前記梁の一側縁に載置固定される床パネルの端部と、前記梁の他側縁に載置固定される床パネルの端部との間に設けることを特徴とする床の施工方法。
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