JP2015020804A - 収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生物品を1つずつ個別包装することなく運送・保管することが可能で、かつ、店頭での販売時に衛生物品を1つずつ取り出し可能な収納容器の提供。
【解決手段】上面11と、上面に向き合う底面12と、上面及び底面の間に介在する周壁面13とを備え、複数の衛生物品30を、底面から上面に向かう高さ方向Hに積み重ねて収納可能な収納容器10であって、周壁面に、切断されたとき衛生物品の取り出し口14が形成される取出口切断誘導線21が設けられ、取出口切断誘導線が、高さ方向において底面寄りの位置に、底面から離間して配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつ等の衛生物品の物流及び店頭での販売に用いられる収納容器に関する。
使い捨ておむつや生理用ナプキン等の衛生物品の物流及び販売は、次のような形態で行われることが多い。すなわち、製造工場で複数の衛生物品を集積包装した後、段ボール箱にまとめて収納し、倉庫等に一時保管した後ドラッグストア等の小売店に運送するか、又は直接小売店に運送する。小売店では、集積包装された状態のままの衛生物品を店頭に陳列して販売する。一般に、小売店の店頭で集積包装された衛生物品の包装を解き、小分けして販売することは行われていない。
しかし、消費者が常に複数個の衛生物品の購入を必要としているとは限らず、1〜2個程度の少量の衛生物品を必要に応じて購入することを希望している場合もある。このようなニーズを考慮して、特許文献1には、吸収性物品を一つずつ個別包装した包装体が複数連続し、包装体毎に切り離し可能な吸収性物品の連続包装体が提案されている。このような包装形態で衛生物品を販売することは、開発途上国や新興国を中心として広く行われており、消費者は包装体を切り離して必要な数の吸収性物品のみを購入できる。また、縦方向に連続した複数の包装体は、店舗内の適当な場所に引っ掛けて販売できるため、店舗スペースが狭い場合に都合がよい。
特開2001−301748号公報
しかし、特許文献1の包装体は、包材(フィルム)の縦横の長さを衛生物品よりも大きくする必要があるため、製造時に衛生物品を個別に包装するために必要な包材の量が集積包装の場合よりも多くなる。また、包装体を段ボール箱等の容器に収納する場合、衛生物品の縦方向及び横方向外側に包材が延び出しているので、集積包装の場合よりも同一容積内に充填できる衛生物品の個数が少なくなる。
以上に鑑み、本発明は、衛生物品を1つずつ個別包装することなく運送・保管することが可能で、かつ、店頭での販売時に衛生物品を1つずつ取り出し可能な収納容器を提供することを課題とする。
本発明は、上面と、上面に向き合う底面と、上面及び底面の間に介在する周壁面とを備え、複数の衛生物品を、底面から上面に向かう高さ方向に積み重ねて収納可能な収納容器に関する。
本発明の収納容器は、周壁面に、切断されたとき衛生物品の取り出し口が形成される取出口切断誘導線が設けられ、取出口切断誘導線が、高さ方向において底面寄りの位置に、底面から離間して配置されることを特徴とする。
本発明の収納容器は、切断されたとき衛生物品の取り出し口が形成される取出口切断誘導線が周壁面に設けられているので、小売店に配達されるまでは開口を形成する必要は無く、運送及び保管用の容器として使用することができる。一方、小売店での販売時には、店頭で取出口切断誘導線を切断して取り出し口を形成し、衛生物品を1つずつ取り出し可能な販売容器として使用することができる。これにより、衛生物品を1つずつ個別包装することなく運送・保管することが可能で、かつ、店頭での販売時に衛生物品を1つずつ取り出し可能な収納容器が提供される。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る収納容器の斜視図。 収納容器を形成する段ボールシートの展開図。 収納容器の使用状態を模式的に表す部分破断断面図。 収納容器の使用状態を模式的に表す部分破断断面図。
以下、衛生物品がおむつ30である場合を例に、本発明の収納容器10について説明する。図1は、収納容器10の店頭での販売時における形状を模式的に表す斜視図である。本実施形態の収納容器10の製造に用いられるシート部材は段ボール紙であり、収納容器10は所定形状の段ボールシート20から形成される。図2に、この段ボールシート20を収納容器10の内側となる面から見たときの展開図を示す。
収納容器10は、上面11と、上面11に向き合う底面12と、上面11及び底面12の間に介在する周壁面13とを備える箱型形状を有し、複数のおむつ30を底面12から上面11に向かう高さ方向Hに積み重ねて収納することができる。収納容器10は周壁面13に形成される取り出し口14、覗き窓15、フック部18と、上面11に形成される取っ手部16と、底面12に形成される突起部17とを有する。おむつ30は、個別包装されていなくてもよい。
取り出し口14は収納容器10からおむつ30を取り出すための開口であり、高さ方向Hにおいて周壁面13の底面12寄りの位置に、底面12から離間して配置されている。収納容器10では底面12に取り出し口14が接していないので、収納容器10の底面12の強度が損なわれない。したがって、運送時及び店頭での販売時に、収納容器10の変形が防止される。
取り出し口14は、段ボールシート20の周壁面13となる部分に設けられた取出口切断誘導線21を店頭で切断することにより形成される。別言すれば、収納容器10は、取り出し口14を形成する前にはおむつ30の運送容器として使用でき、販売時には取り出し口14を形成して陳列容器として使用できる。本実施形態では、おむつ30は、胴回り開口部と股下域とが重なり合うように2つ折りにされた状態で、収納容器10において高さ方向Hに積み重ねられている(図1参照)。また、収納容器10の取り出し口14には、2つ折りにされたおむつ30の折り返し部が露出する。おむつ30を収納容器10から取り出すとき、おむつ30の胴回り開口部を掴んで取り出すようにすると、誤っておむつ30の肌に接する面に触れる恐れがある。おむつ30の折り返し部を取り出し口14に露出させ、この折り返し部を掴んで収納容器10から取り出すようにすれば、誤っておむつ30の肌に接する面に触れることはない。
図2に示すように、取出口切断誘導線21は、段ボールシート20の高さ方向Hにおいて底面12寄りの位置に、底面12から離間して形成されている。取出口切断誘導線21はU字形、コ字形、逆U字形等の屈曲又は湾曲した形状の線分であり、取出口切断誘導線21に沿って周壁面13を切断したとき、取出口切断誘導線21で囲まれた領域14aが周壁面13に連結していることが好ましい。本実施形態では、取出口切断誘導線21で囲まれた領域14aの上部が周壁面13に連結している。これにより、周壁面13を取出口切断誘導線21に沿って切断した後、領域14aを蓋として機能させて、収納容器10内への異物の侵入を防止することができる。取出口切断誘導線21はミシン目でもよいし、周壁面13を構成する段ボール紙を貫通しない深い切れ込みでもよいし、ミシン目と深い切れ込みとの組合せでもよい。
取り出し口14の高さ方向Hにおける開口寸法は、収納容器10に収納される状態におけるおむつ30の厚みの0.8〜3.0倍であることが好ましい。取り出し口14の開口寸法がこの寸法範囲内であれば、おむつ30を容易に取り出すことができる。また、取り出し口14の底面からの離間距離は、収納容器10に収納される状態におけるおむつ30の厚みの1〜2.0倍であることが好ましい。収納容器10に収納される状態におけるおむつ30の厚みは、公知の厚み測定装置により測定することができ、例えばPEACOCK社製のFFA−11型スタンドタイプ厚み測定装置(測定子直径25.2mm、アンビル直径50mm、測定力0.35N、JIS L−1086準拠)を用いて測定することができる。おむつ30を2つ折りにして収納容器10に収納する場合、2つ折りにしたおむつ30の胴回り開口部を下にしてアンビル上に置き、n=10でおむつ30の吸収体が存在する部分の厚みを測定して平均値を求める。
収納容器10の上面11に形成される取っ手部16は、小売店で収納容器10を吊り下げて販売容器として使用する際の吊り具として用いることができる。取っ手部16は、店舗スペースが狭い小売店で特に有用である。この実施形態では、収納容器10の上面11を互いに重なり合う2層のシート材23で構成し、収納容器10の最も外側に位置する最外シート材23aに設けた取手部形成領域16aを収納容器10の上面11に対し起立させることにより、取っ手部16が形成される。
詳しくは、2層のシート材23は、一対の最外シート材23aと、上下方向において一対の一対の最外シート材23aの下に配置される内側シート材23bとで構成される。一対の内側シート材23bは、取り出し口14が設けられる収納容器10の正面の上端から延び出す小フラップと、収納容器10の正面に対向する背面から延び出す大フラップとからなり、大フラップの形状は、収納容器10の上面11の形状にほぼ一致する。なお、収納容器10の正面に大フラップを配置し、背面に小フラップを配置することもできる。一対の最外シート材23aは、それぞれ収納容器10の両側面から延び出して、内側シート材23bの大フラップの上に重ねられる。取手部形成領域16aは、一対の最外シート材23aのそれぞれに形成されており、取っ手部16に対応する形状を有するとともに、互いに並行して延びる一対の取手部切断誘導線24により画定される。店頭でこの取手部切断誘導線24に沿って最外シート材23aを切断し、取手部形成領域16aを切り起こすことにより、取っ手部16が形成される。
収納容器10の上面11は、最外シート材23aと、内側シート材23bに含まれる大フラップとの少なくとも2層のシート材23で構成されているので、取手部形成領域16aを形成するために最外シート材23aを取手部切断誘導線24に沿って切断した後でも、上面11の形状にほぼ一致する大フラップの存在により、上面11に貫通孔が開くことはない。したがって、収納容器10の上面11から異物が進入して、収納容器10内に収納されたおむつ30が汚染されることが防止される。なお、図2に示した例では、シート材23は段ボールシート20の周壁面13になる部分と一体に形成されているが、本発明はこれに限定されず、段ボールシート20とは別体のシート材23を用いることもできる。取手部切断誘導線24はミシン目であってもよいし、最外シート材23aを貫通する切込みであってもよい。
本実施形態では、収納容器10の周壁面13は、段ボールシート20の高さ方向Hに平行な両端部20a,20bを、表面と裏面とが重なり合うようにして接合して筒状(本実施形態では角柱状)にすることにより形成されている。段ボールシート20の両端部20a,20bが重なり合う部分では、収納容器10の外側に位置する端部20aに、切り起したとき周壁面13にL字型のフック部18を形成可能なフック部切断誘導線26が設けられている。このフック部18には、収納容器10から取り出したおむつ30を入れるプラスチックバッグを吊り下げておくことができる。フック部18は収納容器10の外側に位置する端部20aに形成されるので、フック部切断誘導線26に沿って段ボールシート20を切断した後でも、収納容器10に貫通孔が開くことは無い。すなわち、フック部18を切起こした後でも、収納容器10内へ異物が侵入することはない。フック部切断誘導線26はミシン目であってもよいし、段ボールシート20の端部20aを貫通する切込みであってもよい。
収納容器10の周壁面13には、切断されたとき高さ方向Hに延びる覗き窓15が形成される覗き窓切断誘導線22が1以上設けられている。覗き窓15は、図3に例示するように、収納容器10内にある複数のおむつ30の内の一つの位置がずれて周壁面13に引っ掛かり、取り出し口14におむつ30が露出しない状態になった際に、収納容器10内のおむつ30を取り出し口14に向けて押し下げるための開口である。また、収納容器10内のおむつ30の残量を確認するための点検口としても使用することができる。覗き窓15は、収納容器10の取り出し口14と上面11との間に1箇所以上配置することができる。また、覗き窓15を収納容器10の側面、又は背面に配置することもできる。
覗き窓切断誘導線22はU字形、コ字形、逆U字形等の屈曲又は湾曲した形状の線分であり、覗き窓切断誘導線22に沿って周壁面13を切断したとき、覗き窓切断誘導線22で囲まれた領域15aが周壁面13に連結していることが好ましい。これにより、覗き窓切断誘導線22を切断して覗き窓15を形成した後、覗き窓切断誘導線22で囲まれた領域15aを蓋として機能させて、収納容器10内への異物の侵入を防止することができる。覗き窓切断誘導線22は、ミシン目でもよいし、周壁面13を構成する段ボール紙を貫通しない深い切れ込みでもよいし、ミシン目と深い切れ込みとの組合せでもよい。
また、図2,4に示すように、収納容器10の底面12に、収納容器10の内側に向け切り起こしたとき突起部17が形成される突起部切断誘導線25を設けることができる。上記のように収納容器10の取り出し口14は底面12から離間して配置されるので、収納容器10の底部にあるおむつ30は取り出し口14より下に位置する。収納容器10内におむつ30が1つだけ残った状態になったときには、図4に示すように突起部17を収納容器10の内側に向け起立させることにより、おむつ30を取り出し口14から容易に取り出すことができる。このとき底面12に開口が形成されるが、収納容器10内にはおむつ30は残っていないので、外部から異物が混入しておむつ30が汚染される恐れはない。突起部切断誘導線25は、屈曲又は湾曲した形状の線分であり、ミシン目で形成してもよいし、底面12を構成する段ボール紙を貫通しない深い切れ込みとしてもよいし、ミシン目と深い切れ込みとの組合せとしてもよい。
本実施形態のように収納容器10を段ボール紙から作る場合、段ボールシート20がおむつ30と接する面にコーティング処理を施すことが好ましい。おむつ30を直接段ボール箱に入れると、おむつ30と段ボール箱との接触により、おむつ30が着色することがある。段ボールシート20をコーティング処理することにより、おむつ30の着色を防止できるだけでなく、おむつ30を収納容器10の内壁面に対し滑り易くすることもできる。コーティング処理は、水性ワニス、油性ワニス等の公知のコーティング剤を段ボールシート20に塗布して行うことができる。また、段ボールシート20にプラスチックフィルムを熱融着又は貼付することにより、コーティング処理することもできる。
以上の説明から明らかなように、収納容器10は、小売店に配達されるまでは全く開口は形成されないので、おむつ30を個別包装することなく収納容器10内に収納して、運送及び保管用の容器として使用することができる。これにより、おむつ30の製造工程において、個別包装工程を省略することができる。また、販売時には、店頭において取り出し口14等の開口を形成して、おむつ30を1つずつ取り出し可能な販売容器として使用することができる。また、周壁面13に覗き窓15を設ければ、収納容器10内部でおむつ30が引っ掛かった場合でもおむつ30を取り出し口14に向けて押し下げることができる。これにより、収納容器10におむつ30を充填するとき、おむつ30と周壁面13との隙間を、例えば数mm程度まで小さくすることが可能になる。したがって、収納容器10を運送容器として使用するとき、個別包装の場合と比較して同一容積内に充填できる衛生物品の個数が増加するので、輸送効率が向上する。さらに、収納容器10には、販売容器として使用する際に常時開放された状態となる開口は存在しないので、外部から収納容器10内に異物が侵入して衛生物品が汚染されるおそれがない。
収納容器10について、衛生物品がおむつ30である場合を例にして説明したが、収納容器10は、生理用ナプキン、ウェットティッシュ、母乳パッド等の衛生物品にも適用することができる。また、収納容器10の製造に用いられるシート部材は段ボール紙に限られず、例えば厚みが0.25mm以上のプラスチックのシート、厚紙、プラスチックを素材として製造されたプラ段等でもよい。また、厚みが0.25mm未満のプラスチックのフィルムを用い、底部をガゼット折りにすることにより収納容器10を製造することもできる。さらに、段ボールシート20をコーティング処理する代わりに、衛生物品をプラスチック製の内袋に入れた後、収納容器10に収納してもよい。また、個別に包装した衛生物品を収納容器10に収納することもできる。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記の事項に整理することができる。
上面11と、上面11に向き合う底面12と、上面11及び底面12の間に介在する周壁面13とを備え、複数の衛生物品を、底面12から上面11に向かう高さ方向Hに積み重ねて収納可能な収納容器10であって、周壁面13に、切断されたとき衛生物品の取り出し口14が形成される取出口切断誘導線21が設けられ、取出口切断誘導線21が、高さ方向Hにおいて底面12寄りの位置に、底面12から離間して配置されることを特徴とする収納容器10。
上記段落0028に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1)取出口切断誘導線21が屈曲又は湾曲した形状の線分であり、取出口切断誘導線21に沿って周壁面13を切断したとき、取出口切断誘導線21で囲まれた領域が周壁面13に連結している。
(2)周壁面13に、切断されたとき高さ方向に延びる覗き窓15が形成される覗き窓切断誘導線22を備える。
(3)上面11が互いに重なり合う少なくとも2層のシート材23で構成され、収納容器10の最も外側に位置するシート材に、互いに並行して延びる一対の取手部切断誘導線24により画定されるとともに、切り起こしたとき取っ手部16を形成する取手部形成領域16aが設けられている。
(4)取り出し口14の、衛生物品の高さ方向Hにおける開口寸法が、収納容器10に収納される状態における衛生物品の厚みの0.8〜3.0倍である。
(5)底面12が、収納容器10の内側に向け切り起したとき突起部17が形成される突起部切断誘導線25を備える。
(6)周壁面13が、一枚のシート部材20の両端部を、シート部材20の表面と裏面とが重なり合うように接合して筒状にすることにより形成され、両端部が重なり合う部分において収納容器10の外側に位置するシート部材20の端部に、切り起したとき周壁面13にフック部18を形成可能なフック部切断誘導線26を有する。
(7)収納容器10が段ボール紙で形成され、段ボール紙が衛生物品に接する面に、コーティング処理が施されている。
(8)衛生物品が、収納容器内10に個別包装されずに収納されている。
(9)衛生物品が胴回り開口部と股下域とを有するおむつであり、おむつが、胴回り開口部と股下域とが重なり合うように2つ折りにされるとともに、おむつの折り返し部が取り出し口側14に向けられた状態で収納される。
10 収納容器
11 上面
12 底面
13 周壁面
14 取り出し口
15 覗き窓
16 取っ手部
16a 取手部形成領域
17 突起部
18 フック部
20 段ボールシート(シート部材)
20a 端部
20b 端部
21 取出口切断誘導線
22 覗き窓切断誘導線
23 シート材
24 取手部切断誘導線
25 突起部切断誘導線
26 フック部切断誘導線
30 おむつ(衛生物品)
H 高さ方向

Claims (10)

  1. 上面と、前記上面に向き合う底面と、前記上面及び底面の間に介在する周壁面とを備え、複数の衛生物品を、前記底面から前記上面に向かう高さ方向に積み重ねて収納可能な収納容器であって、
    前記周壁面に、切断されたとき前記衛生物品の取り出し口が形成される取出口切断誘導線が設けられ、前記取出口切断誘導線が、前記高さ方向において前記底面寄りの位置に、前記底面から離間して配置されることを特徴とする前記収納容器。
  2. 前記取出口切断誘導線が屈曲又は湾曲した形状の線分であり、前記取出口切断誘導線に沿って前記周壁面を切断したとき、前記取出口切断誘導線で囲まれた領域が前記周壁面に連結している請求項1に記載の収納容器。
  3. 前記周壁面に、切断されたとき前記高さ方向に延びる覗き窓が形成される覗き窓切断誘導線を備える請求項1又は2に記載の収納容器。
  4. 前記上面が互いに重なり合う少なくとも2層のシート材で構成され、前記収納容器の最も外側に位置する前記シート材に、互いに並行して延びる一対の取手部切断誘導線により画定されるとともに、切り起こしたとき取っ手部を形成する取手部形成領域が設けられている請求項1から3のいずれかに記載の収納容器。
  5. 前記取り出し口の前記高さ方向における開口寸法が、前記収納容器に収納される状態における前記衛生物品の厚みの0.8〜3.0倍である請求項1から4のいずれかに記載の収納容器。
  6. 前記底面が、前記収納容器の内側に向け切り起したとき突起部が形成される突起部切断誘導線を備える請求項1〜5のいずれかに記載の収納容器。
  7. 前記周壁面が、一枚のシート部材の両端部を、前記シート部材の表面と裏面とが重なり合うように接合して筒状にすることにより形成され、前記両端部が重なり合う部分において前記収納容器の外側に位置する前記シート部材の端部に、切り起したとき前記周壁面にフック部を形成可能なフック部切断誘導線を有する請求項1〜6のいずれかに記載の収納容器。
  8. 前記収納容器が段ボール紙で形成され、前記段ボール紙が前記衛生物品に接する面に、コーティング処理が施されている請求項1から7のいずれかに記載の収納容器。
  9. 前記衛生物品が、前記収納容器内に個別包装されずに収納されている請求項1から8のいずれかに記載の収納容器。
  10. 前記衛生物品が胴回り開口部と股下域とを有するおむつであり、前記おむつが、前記胴回り開口部と前記股下域とが重なり合うように2つ折りにされるとともに、前記おむつの折り返し部が前記取り出し口側に向けられた状態で収納される、請求項1から9のいずれかに記載の収納容器。
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