JPH06510263A - 湿度に敏感な包装商品用保存容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は前記の問題を充分に考察した後に出来上がったものである。

したがって、この発明は湿度に敏感な単位分量包装商品を意図した保存特性を有 する２片のデザインからなる波状紙箱を含む。使用される材料は「Ｅ−フリュ− ト（Ｅ−ＦＬＵＴＥ）Ｊ波状さらし板紙が好ましい。紙箱は自己充足型の引き出 しを備えており、この引き出しはそれが保存される商品用の唯一の取り出し口と なるように紙箱本体から引き出ている。商品が保存されていない時にはいつも自 動的に引き出し部の開きが閉じるように完全な覆い特性を有するものすなわち蓋 がある。保存容器には傾斜板が設けてあり、これは紙箱の底近（にあるが湿気の ある表面から保護するために底からある距離が立ち上げである。紙箱の内部で底 近く、しかし上方に浮かしである傾斜板は単位分量包装商品を覆いの下部にある 引き出しへ動かすのに役立つ。パッケージが空になれば、簡単に壊してリサイク ルすることができる。

保存容器は、多くの水に敏感な単位分量包装商品を、いつのある時も外部環境に さらされる商品の量を制限することにより湿気から保護する。この作用は、まず 引き出し中に存在する単位分量包装商品の数を制限し、次いで保存中引き出しの 中に！かれている商品にふたをする完全な覆いを使用することによって行われる 。

引き出しはコンテナの底近くに位置しており、これが唯一の取り出し口であるか ら、手が入るのが制限される。水に敏感な単位分量商品に関しては、それを濡れ た手から保護することが大切である。この発明では人の指のほんの一部しか引き 出しに入ることができないので、その時に取り出されるものを除いては単位分量 商品が濡れる機会は少なくなる。また、使用者は、上からでなく底から指をいれ なくてはならないので、湿気が単位分量商品の紙箱全体にしたたり落ちるのを防 ぐことができる。更に、紙箱の底近くの傾斜板は単位分量包装商品を保存用引き 出しの方へ移動させるが、手が包装体の残りの部分に近付くのを制限する。

最後に、覆いは片手で簡単に持ち上げることができ、単位分量包装商品は必要に 応じて同じ手で取り出すことができるので、パッケージは使用が容易である。

図面の簡単な記載 図１はこの発明の原理にしたがって組み立てられた保存装置を示す斜視図である 。

図２は、図１に描かれた装置の２−２線に沿った断面図である：図３は、切り込 みと折り目を入れたボール紙等の半加工品の平面図であり、図１に描かれた装置 を作るためのものである；そして図４は、板紙等からできた切り込みと折り目を 入れた半加工品の平面図であり、図１に描かれた装置中に入る、ちょうつがい式 に回転する引き出しを作るものである。

好ましい実施態様の詳細な説明 図１を説明すると、この発明の原理にしたがって組み立てられた装置が全体とし て１で示しである。装！は全体としてしつかりした直方体の形をしており、蓋２ 、左側壁３、および前面壁４が含まれる。

図２に見られるように、保存容器１はまた後壁５および底面６を備えている。

錠剤、ペレットなど（示していない）の種々の単位分量商品を箱の中に置くこと ができる。一般にはこのような単位分量包装商品は水溶性であり、使用しようと するときまで湿気から保護しなければならない。湿気から保護されたときには単 位分量包装商品の棚もち寿命は一般には何カ月のオーダーになり得る。

コンテナ１の内部に傾斜板７があり、これは後壁５の第１の領域８と前壁４の比 較的低（型抜きされた第２の領域９との間で支えられている。したがって傾斜板 と接触している単位分量包装商品はコンテナ１の前壁４の方に向かって動かされ る。

前壁４の領域９のすぐ上に前壁４内の開口１０があり、一般には前壁４の幅全体 にわたって伸びていて、この高さは充分にあるのでｂンテナ１内の単位分量包装 商品に触ることができる。

側壁１１を備えた引き出し１３は蝶つがいで箱１の中に取り付けてあり、前壁４ の型抜き部分９に沿ったその基部のところで蝶つがいで回転するようになってい て、角度１２で定義される角変位ができる。角度１２はコンテナ１内の単位分量 包装商品に触れることができるように十分大きく選ばなければならないが、一時 にひとつまたはふたつの単位分量包装商品が取り出せるだけで十分である。引き 出し１３をコンテナ１から充分に引き出したときに、引き出し１３は前壁４に対 してほぼ３０°から７０６の間の角度をとる。引き出し１３がコンテナ内に充分 に押し込まれ、または閉じられた時に、引き出し１３はコンテナ１の前壁と実質 的に同一平面になる。側壁１１は、図２では、押し込まれた位置の１１゛で示さ れている。

蓋１４は前壁４の折り曲げ線１５の回りに蝶つがいで回転し、少なくとも角度１ ６に等しい角変位をとることができるようになっており、蓋の上向きの動きは壁 ４の位置によって制限され、下向きの動きは引き出し１３の位置によって制限さ れる。引き出し１３とそれに付随した側壁１１が１１゛の位！に押し込まれると き蓋１４は更に角度１７まで動くこともでき、これにより蓋は実質的に前壁４と 同一平面になる。引き出し１３は排水を可能にするために底に穴（示していない ）をあけてもよい。

蓋１４の取り扱いを容易にするために蓋１４の前縁１９に沿って切欠き１８が作 られている。同じように、図４に示すように、コンテナ１の中へとゆ状の箱（ｔ ｒｏｕｇｈ）１１を入れたり出したりできるように、欠刻き２０が引き出し１３ の前縁２１に形成されている。

コンテナ１の実際の組み立ては図３に最も良く図解されている。側壁２２は折り 曲げ線２３に沿って前！！４に接合しており、底部の垂れ２４は底面６の一部を 形成する。上部垂れ２５は頂部２の下に来るように折り曲げ！Ｉ２６に沿って折 り曲げられる。

同様に、側面３は折り曲げ線２７に沿って前壁４に接合しており、底部垂れ２８ は折り曲げ線２９に沿って折り曲げられ、底面６の一部を形成する。上部垂れ３ ０は上部垂れ２５の反対側で上１１２の下に来るように折り曲げ線３１に沿って 折り曲げられる。上部垂れ２５と３０は上蓋２の下のところで折り曲げ線３３の ところで折り曲げられている垂れ３２によって支えられている。

下側垂れ３４は折り曲げ線３２に沿って折り曲げられ、底面６の一部を形成する 。

最後に、後壁５は折り曲げ線３６に沿って折り曲げられており、下側垂れ３７は 折り曲げ線３８に沿って折り曲げられて底面６の残りの部分を形成する。側面垂 れ３９は折り曲げ線４０に沿って折り曲げられ、適当な接着剤、止め金等で側壁 ２２に固定される。

一般にはコンテナ１は波状さらし板紙「Ｅ−フリュート」から出来ている、しか し充分な剛直性と防湿性があればどのような材料から出来ていてもよい。ある種 の板紙類の場合にはコンテナ１の内面はプラスチック製または他の防湿性材料（ 示していない）で被覆または裏打ちしてあってもよく、コンテナ１の中に乾燥剤 （示していない）を入れてもよい。

図４には、引き出し１３の構成が図解しである。引き出し１３は、左側部４１と 一体となって形成され、その後に折り曲げ線４２により側壁１１となり、また折 り曲げ線４４によって右側部４３と一体に形成される。傾斜板７は折り曲げ線４ ５によって引き出し１３と一体に形成される。傾斜板７の後方には折り曲げ線４ ７に沿って傾斜板７に接続する垂直支持体４６がある。

左側板４８は、折り曲げ線４９によって傾斜板７と一体に形成され、左側板体４ ８はスプリット折り曲げ線５０に沿って折り曲げられる。スプリット折り曲げ線 ５０の隣に、折り曲げ線５２に沿って折れ曲がり垂直の支持用垂れ５３を形成す る支持板５工があり、この支持用垂れ５３は垂直支持体４６の一部に倉ねてにか わ付けまたは他の方法で固定される。

同じように、右側板体５４は折り曲げ＃１５５に沿って傾斜板７につながり、一 方でスプリット折り曲げ線５７に沿って板体５６に接している。板体５６は、折 り曲げ線５９によって垂直垂れ５８と一体に形成され、垂直支持体垂れ５８は垂 直支持体４６の一部に重ねてにかわ付けまたは他の方法で固定される。コンテナ のその他の部分と同様、引き出し構造１３は板紙、厚紙、プラスチック、金属そ の他のどのような適当に剛直な材料で構成されていてもよい。潜在的に水透過性 材料の場合には、引き出し構造１３はプラスチックライナー等の水を通さない適 当な材料であればどうようなもので被覆してもよい。

この発明の他の実施態様および応用は当業界の熟練者にほのめかされるが、この 発明の精神に入るものはすべて請求範囲によって定められた範囲に含まれる。

ＦＩＧ、４ ．　ｍＡ　、ＰＣＴ／ＵＳ　９２１０６４９６フロントページの続き （７２）発明者　アウトロウ、テイナ・オウアメリカ合衆国５５０７６ミネソタ 、インバ

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）複数個の単位分量包装商品をコンテナに入れること；（ｂ）少なくと も単位分量包装商品のいくつかを、コンテナ内に形成された蓋付き開口部の方へ 押しやること；および（ｃ）コンテナ内へ開口部から手を入れることができるよ うに蓋を持ち上げること の各ステップを含んでなる湿気に敏感な単位分量包装商品を保存し、蓄える方法 。
2. ２．単位分量包装商品を開口部を通してコンテナから取り出した後開口部を自動 的に閉鎖するステップを含む請求項１の方法。
3. ３．コンテナ内に、コンテナからの出口を形成する開口部の方へ単位分量包装商 品の少なくともいくつかを押しやるための傾斜板を形成するステップを含む請求 項２の方法。
4. ４．傾斜板と一体的に形成され、開口部の少なくとも一部をふさぐように働き、 それによって傾斜板が単位分量包装商品を壁面を越えて押しやるのを防止する壁 を形成するステップを含む請求項３の方法。
5. ５．第１の位置では開口部を実質的に完全にふさぎ、第２の位置へちょうつがい 状に回転させる時には、コンテナ内の単位分量包装商品を開口部から取り出せる ように働く壁を傾斜板の回りでちょうつがい的に回転させるステップを含む請求 項４の方法。
6. ６．コンテナの底面にある湿気が、傾斜板上にある単位分量包装商品に達するの を防止するために、傾斜板をコンテナの底面から離して上に位置させるステップ を含む請求項５の方法。
7. ７．開口部が蓋を含んでなる表面材を除くことによって形成されるかぎりに於い て、開口部を含むコンテナのひとつの面と一体になった蓋を形成し、それによっ て開口部が蓋を含んでなる表面材を除くことによって形成されるかぎりに於いて 、開口部内に置かれたときにその蓋が実質的に開口部をふさぐことができるステ ップを含む請求項６の方法。
8. ８．壁と傾斜板が接合しているところに打ち抜き穴をあけ、それによって湿気を 打ち抜き穴を通って液滴となる場所へ導いて、邪魔板上にある単位分量包装商品 から追い出すステップを含む請求項７の方法。
9. ９．蓋の縁に切欠きを形成し、それによって蓋を持ち上げることができるように したステップを含む請求項８の方法。
10. １０．壁の前縁のところに切欠きを設け、それによって開口部のところで壁の出 し入れを可能にするステップを含む請求項９の方法。
11. １１．（ａ）平行な折り畳み線に沿って相互に接合し、一端の解放された容器を 形成する、前、後および側面の壁； （ｂ）上記の一端の解放された容器の各端部の囲いを形成し、それによって直方 体の空間を囲い込む垂れ； （ｃ）コンテナの下端上に立ち上がっている引き出し構造体；（ｄ）コンテナの 前壁内に形成され、引き出し構造体に隣接してある開口部； （ｅ）開口部蓋が、前壁と側壁とを結合する折り曲げ線と一致しているダイカッ ト線によって形成される蓋の側面縁をもっていてコンテナの前壁内の横方向折り 曲げ線によって形成され、ダイカット線を切り、横方向折り曲げ線に沿って折り 曲げることによって、前壁に関して折り曲げるようにした開口部蓋 を含んでなる湿気に敏感な単位分量包装商品等用の保存容器およびコンテナ。
12. １２．とい状の箱（ｔｒｏｕｇｈ）構造が傾斜板を含み、傾斜板がコンテナの内 容物への接近を制限し単位分量包装商品の少なくともいくつかを開口部の方へ押 しやるようにコンテナ内に置かれている請求項１１の保存用コンテナ。
13. １３．引き出しが前壁を含み、その前壁が傾斜板に対してちょうつがい式に回転 できるように取り付けられ、前壁が第１と第２の位置の間で連続的に位置を変え ることができ、その第１の位置は実質的に開口部を閉鎖し、第２の位置では開口 部を通して傾斜板の上に載っている単位分量包装商品に接近することができる請 求項１２の装置。
14. １４．湿気がコンテナに入って来るのを防止するためにコンテナ内の傾斜板上に 置かれた湿気不透過性の内張りを含む請求項１３の装置。
15. １５．開口部蓋の前縁に形成され、蓋の取り扱いを容易にする切欠きを含む請求 項１４の装置。
16. １６．開口部が前壁の前縁に形成され、それにより前壁の取り扱いを容易にする 請求項１５の装置。