JP2015019533A - 高圧電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、負荷変動の発生時にスイッチング素子の破壊を防ぐこと。
【解決手段】予め定められた周波数の駆動信号で駆動するMOSFET Q101と、MOSFET Q101に接続され、MOSFET Q101が駆動されると電圧が印加されるインダクタL100とコンデンサC100を有する電圧共振回路と、インダクタL100の両端に接続され、コンデンサとダイオードを夫々複数有する整流回路107と、電圧共振回路に接続され整流回路107に接続される負荷110の電流を検知する電流検知部106と、電流検知部106の検知結果に基づいて、制御信号によりMOSFET Q101の駆動信号のデューティを制御するコントローラ101と、を備え、コントローラ101は、MOSFET Q101及び電圧共振回路に流れる電流が所定値を超えないように駆動信号のデューティを制御する(S104、S108、S111、S112)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置等に用いられる高圧電源装置、及びその高圧電源装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置として、電子写真方式を用いた画像形成装置が知られている。電子写真方式の画像形成装置では、像担持体を一様に帯電する帯電部材、現像剤であるトナーを用いて像担持体に形成された潜像を現像する現像部材に高電圧が印加される。更に、電子写真方式の画像形成装置では、像担持体に形成されたトナー像を記録材に転写する転写部材にも高電圧が印加され、画像形成を行う構成となっている。このような画像形成のための用いられる高電圧は、高圧電源装置により生成され、各部材に高電圧を印加する技術については、例えば特許文献1に記載されている。
特開2012−120439号公報
図1は、特許文献1に記載されている高圧電源装置の回路図である。図1に示す高圧電源装置では、電圧共振回路を駆動するスイッチング素子Q101に、スイッチング周波数を固定し、パルスデューティを可変にした駆動信号を入力することにより、出力電圧Voutを制御している。なお、図1の詳細な説明は実施例1において行う。図1において、負荷110がショートした場合には、コントローラ101は、より大きな電流を負荷110に供給するために、スイッチング素子Q101を駆動するデューティを100%に設定する。これにより、負荷110には大電流が供給されるようになるが、インダクタL100やスイッチング素子Q101には定格電流値を超える電流が流れることにより、回路部品が破壊される場合があるという課題が生じる。また、例えばインダクタL100やスイッチング素子Q101を流れる電流を検知し、過電流を検知するとスイッチング素子の駆動を停止させる電流検知回路を設けることにより、回路部品の破壊を防ぐことが可能になる。ところが、回路を追加することにより、回路規模が増大するため、高圧電源装置の小型化に影響を及ぼすと共に、回路追加に伴い、コストアップとなるという課題がある。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、簡易な構成で、負荷変動の発生時にスイッチング素子の破壊を防ぐことを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次の通りに構成する。
(1)予め定められた周波数の駆動信号で駆動するスイッチング手段と、前記スイッチング手段に接続され、前記スイッチング手段が駆動されることにより電圧が印加されるインダクタとコンデンサと、を有する電圧共振手段と、前記電圧共振手段の前記インダクタの両端に接続され、コンデンサとダイオードを夫々複数有する整流手段と、前記電圧共振手段に接続され、前記整流手段に接続される負荷に流れる電流を検知する電流検知手段と、前記電流検知手段の検知結果に基づいて、前記スイッチング手段の駆動信号のデューティを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする高圧電源装置。
(2)記録材に画像を形成するための画像形成手段と、前記画像形成手段に電圧を印加する前記(1)に記載の高圧電源装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、簡易な構成で、負荷変動の発生時にスイッチング素子の破壊を防ぐことができる。
実施例1の高圧電源装置の回路図 実施例1、2のパルス出力部102が出力する駆動信号を示した図 実施例1、2のインダクタL100に流れる電流値の変化を示した図 実施例1の駆動信号の制御シーケンスを示すフローチャート 実施例2の高圧電源装置の回路図 実施例2の駆動信号の制御シーケンスを示すフローチャート 実施例3のレーザビームプリンタの概略構成を示す図
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[高圧電源装置の構成]
図1は、実施例1のトランスを用いずに高電圧を出力する高圧電源装置の回路図である。図1を用いて、高圧電源装置の構成と動作について、以下に説明する。
(電圧共振回路)
図1において、インダクタ(リアクトルともいう)L100とコンデンサC100は、電圧共振手段である電圧共振回路を構成している。インダクタL100の一端は電圧共振回路を駆動するスイッチング手段であるスイッチング素子Q101に接続され、他端は電源電圧Vccに接続されている。インダクタL100は、スイッチング素子Q101が駆動(オン・オフ)することにより、断続的に電圧が印加されるインダクタンス成分を有する素子であり、電圧が印加されることにより、インダクタL100には、電流Iが流れる。なお、本実施例では、スイッチング素子Q101は、電界効果トランジスタ(MOSFET)であり、以下、MOSFET Q101という。また、コンデンサC100の一端は、接地されている。なお、電圧共振回路にて生成された電圧を共振電圧Vdとし、以降、フライバック電圧ともいう。
(整流回路)
電圧共振回路から出力されるフライバック電圧は、そのフライバック電圧を整流する整流手段である整流回路107によって正電圧に整流される。本実施例では、図1に示すように、5つのダイオードと5つのコンデンサで整流回路を形成する構成(5段構成ともいう)の多段の倍電圧整流回路として説明する。
整流回路107では、順方向に電流を流すダイオードD101と、一端がダイオードD101のカソード端子、他端が電源電圧Vccに接続されて電荷を充電するコンデンサC101によって、正極性のフライバック電圧が取り出される。図1では、インダクタL100の電源電圧Vcc側の端子に、コンデンサC101の一端が接続され、コンデンサC101の他端には、ダイオードD101のカソード端子が接続された構成である。更に、ダイオードD102、D103、D104、D105、及びコンデンサC102、C103、C104、C105を夫々複数有し、複数段の整流回路107が構成されている。そして、整流回路107からの出力電圧は、一端を接地された平滑用コンデンサC106を介して平滑化される。
図1に示すように、整流回路107は、コンデンサC100と共に電圧共振回路を構成するインダクタL100の両端と、コンデンサC109を介して接続されている。電圧共振回路のインダクタL100とMOSFET Q101とが接続された接続点にコンデンサC109の一端が接続されている。コンデンサC109は、コンデンサC100に比べて、静電容量が十分に大きいコンデンサであるため、コンデンサC109が電圧共振回路に与える影響は殆ど無視できると考えてよい。
整流回路107は、出力端子104に接続されて、直流電圧が出力される。この直流電圧は、高電圧が必要な負荷110に印加される。負荷110は、例えば画像形成装置の画像形成のための現像部や転写部等の負荷を指している。
このように、図1の高圧電源装置では、インダクタL100とコンデンサC100により構成される電圧共振回路によって生成されたフライバック電圧を、多段構成の整流回路107によって整流すると共に、より高い電圧に昇圧して出力することができる。なお、出力する電圧値をどの程度昇圧するかについては、負荷110が必要とする高電圧に応じて、整流回路107の段数を調整することができる。
(電流検知部)
次に、負荷に流れる電流を検知する電流検知手段である電流検知部の構成及び動作について説明する。図1において、電圧共振回路は、コンデンサC109を介して多段の整流回路107に接続される。コンデンサC109を設けることにより、電圧共振回路を構成するインダクタL100とコンデンサC100間の交流電流の流れを妨げることなく、電圧共振回路の交流電流の流れと整流回路107の直流電流の流れを分離することができる。コンデンサC109を設けることにより、電圧共振回路と整流回路107の夫々の電流の流れを分離する構成が本実施例において特徴的な点である。これにより、後述する電流検知部106に流れる電流は、分離した整流回路107の電流の流れになり、負荷に流れる電流と等しくなるため、負荷110に流れる電流を電流検知部106で正確に検知することができる。
図1に示すように、電流検知部106は、オペアンプQ102、抵抗R101、R102、R103、コンデンサC108から構成されたオフセット電位設定のための回路である。電流検知部106の入力側は、電圧共振回路のインダクタL100とコンデンサC100とが接続される接続点に、抵抗R100を介して接続されている。オペアンプQ102は、非反転入力端子(+)にオフセット電位を設定するための抵抗R102とR103が接続されており、所定の電圧が入力されて、反転入力端子(−)と同一電位になるように制御動作する。なお、所定の電圧は、基準電圧Vrefを分圧抵抗R102、R103で分圧された電圧である。また、抵抗R100及びコンデンサC107は、オペアンプQ102の反転入力端子(−)へ電圧共振回路の交流電流が重畳されることを防ぐために設けられている。更に、コンデンサC108は、オペアンプQ102のACのゲインを下げる機能をする。負荷110に流れる電流は電流検知部106に流れる電流と等しいので、オペアンプQ102は、検知した電流値に応じた電圧値の電流検知信号Aを出力する。電流検知信号Aの電圧値VAは、以下の式により示すことができる。
電圧値VA=R101×i1+{Vref×R103/(R102+R103)}
なお、i1は、負荷110に流れている電流の電流値を示す。したがって、電流検知信号Aをモニタすることにより、負荷110に流れる電流値を検知することができる。
(コントローラ及びパルス出力部)
本実施例では、コントローラ101は、パルス出力部102を介して、MOSFET Q101のゲート端子に印加する駆動信号のデューティ(駆動信号のオン時間とオフ時間の比)Dを調整することにより、出力される高電圧の電圧値を制御している。なお、本実施例では、MOSFET Q101を駆動する周波数は予め定められた周波数であり一定とする。また、コントローラ101は、ROMとRAMを有している。ROMには高圧電源装置を制御するプログラムやデータが格納されており、RAMは、コントローラ101が実行する制御プログラムが一時的に情報を保存するために使用するメモリである。コントローラ101は、ROMに格納されたプログラムを読み出し、パルス出力部102を介してMOSFET Q101を駆動して、高電圧の生成を制御する。
図1に示すように、電流検知部106は、負荷110に流れる電流を検知し、コントローラ101に検知結果である電流検知信号Aを出力する。コントローラ101は、電流検知部106からの電流検知信号Aに基づいて、デューティDを設定した制御信号をパルス出力部102に出力する。パルス出力部102は、コントローラ101から出力された制御信号に設定されたデューティDの駆動信号をMOSFET Q101のゲート端子に出力し、MOSFET Q101を駆動する。
図2は、パルス出力部102がMOSFET Q101のゲート端子に出力する駆動信号を示した図である。図の縦軸は駆動信号の電圧を示し、横軸は時間(time)を示す。図2において、T1は駆動信号の周期を示し、T2、T3は、駆動信号がオン状態の時間(時間幅、パルス幅ともいう)を示している。また、前述したデューティDは、例えば周期T1に対する時間幅T2の比率、又は周期T1に対する時間幅T3の比率を指す。なお、前述したように、駆動信号の周波数は一定なので、周期T1も一定となる。
図2の上図は、パルス出力部102が周期T1、時間幅T2のパルス信号である駆動信号を出力している波形を示している。上述したように、パルス出力部102は、コントローラ101からの制御信号によって、出力する駆動信号のデューティDを変更する。図2の下図に示すように、例えば、時間幅T2で駆動信号を出力しているときに、更に大きなデューティD(時間幅がT3)の駆動信号を出力するよう、コントローラ101から制御信号がパルス出力部102に入力されると、時間幅はT2からT3に変化する。
図3は、パルス出力部102からMOSFET Q101のゲート端子に駆動信号が出力されたときのインダクタL100に流れる電流値の変化を示した図である。図の縦軸はインダクタL100に流れる電流値Iを示し、横軸は時間(time)を示す。図3において、図2と同様に、T1はパルス出力部102からMOSFET Q101のゲート端子に出力される駆動信号の周期を示し、T2、T3は、駆動信号がオン状態の時間を示している。MOSFET Q101のゲート端子に駆動信号の電圧が印加されている間(例えば時間幅T2、T3)は、MOSFET Q101はオン状態となり、インダクタL100に電流Iが流れる。そして、駆動信号のインダクタL100に流れる電流Iについても、デューティDが変化すると、電流Iのピーク電流Ipeakも変動する。図3に示すように、例えば、パルス出力部102が時間幅T2の駆動信号を出力した場合、インダクタL100に流れるピーク電流IpeakはI1となり、時間幅T3の駆動信号を出力した場合、ピーク電流IpeakはI2となる。このように、コントローラ101は電流検知信号Aに基づいて、MOSFET Q101を駆動する駆動信号のデューティDを変更することにより、負荷110に流れる電流が目標とする電流値になるよう制御する。
ところが、前述したように、図1の回路において、負荷110がショートした場合には、コントローラ101は、より大きな電流を負荷110に供給するために、スイッチング素子Q101を駆動するデューティDを100%に設定する。これにより、負荷110には大電流が供給されるが、インダクタL100やスイッチング素子Q101には定格電流値を超える電流が流れることにより、回路部品が破壊される場合がある。
そこで、本実施例では、図1の高圧電源装置において、MOSFET Q101やインダクタL100が絶対最大定格を超える電流により壊されることを防止するため、コントローラ101のデューティDの最大値を設定する。そして、コントローラ101は、その範囲内で出力を制御することにする。
[デューティDの最大値の算出]
デューティDの最大値の算出に際しては、インダクタL100とMOSFET Q101における絶対最大定格電流のうち、定格値の小さい方を用いて算出を行う。以下の説明においては、インダクタL100の絶対最大定格電流は、MOSFET Q101の絶対最大定格電流より小さいものとして、説明を行う。
インダクタのインダクタンスL、電流I、電圧Vの関係は、次の式により定義される。
V=−L×(dI/dt) (1)
インダクタL100の絶対最大定格電流をImax、インダクタL100の一端が接続された電源電圧Vccの電圧をVcc、インダクタL100のインダクタンスをLとする。そして、MOSFET Q101がオン状態である時間(上述した駆動信号の時間幅、パルス幅に相当)の最大時間をTmaxとし、上述した式(1)に当てはめると、
Vcc=−L×(Imax/Tmax)
が導かれ、この式を変形すると、
Tmax=|−L|×(Imax/Vcc) (2)
が導かれる。ここで、ImaxとLの値は、インダクタL100の仕様により定まり、Vccは電源電圧の仕様により定める。
また、MOSFET Q101の駆動信号の周期をT、駆動信号のデューティDの最大値をDmaxとすると、これらの関係は、以下の式(3)により示される。
Dmax=Tmax/T (3)
前述したように、MOSFET Q101の駆動信号の周波数は一定なので、駆動信号の周期も所定値となり、式(3)により、デューティDの最大値Dmaxが決定される。コントローラ101は、式(3)により算出されたデューティDmaxをデューティDの最大値として、駆動信号におけるデューティDがDmaxを超えないように、駆動信号の制御を行う。
[駆動信号の制御シーケンス]
次に、コントローラ101がMOSFET Q101への駆動信号のデューティDが最大値Dmaxを超えないように制御を行う制御シーケンスについて、フローチャートを用いて説明する。図4は、本実施例のコントローラ101による駆動信号の制御シーケンスを示すフローチャートである。図4のフローチャートに基づいて、駆動信号の制御シーケンスについて説明する。
本実施例では、最大デューティDmaxを算出するために式(2)、(3)で用いる、インダクタL100の絶対最大定格電流Imax、電圧Vcc、インダクタL100のインダクタンスL、駆動信号の周期Tの値は、ROMに記憶されているものとする。そして、コントローラ101は、高圧電源装置の電源がオンされたときに、ROMよりこれらの値を読み出し、最大デューティDmaxを算出し、RAMに記憶するものとする。また、予め最大デューティDmaxを算出してROMに記憶しておき、必要に応じて、ROMより読み出す構成でもよい。また、高圧電源装置が負荷110に供給する電流値である目標電流値Itは、RAMに記憶され、負荷110の状況に応じて変更されるものとする。更に、コントローラ101のROMには、負荷110に流れる電流値と駆動信号のデューティとを対応づけたテーブルが記憶されている。
図4に示す制御シーケンスは、コントローラ101がパルス出力部102を介して、MOSFET Q101の駆動を制御するタイミング(例えば、MOSFET Q101の駆動周期毎)で起動されるものとする。まず、ステップ(以下、Sと略す)100では、コントローラ101は、電流検知部106から出力された電流検知信号Aを検知する。S101では、検知された電流検知信号Aはアナログ信号であるため、コントローラ101は、内部に有するA/D変換器を介して、電流検知信号Aをデジタル値へ変換し、負荷110に流れる電流値Adを算出する。する。例えば、電流検知信号Aを8ビットのデジタル値へ変換する場合は、アナログ信号が8ビットで表現できる0〜255のデジタル値のいずれかの値に変換する。なお、デジタル値に変換する際に、アナログ信号で表現されるアナログ値の小数点以下を切り捨てて、デジタル値に変換する方法が用いられることもある。
S102では、コントローラ101は、RAMに記憶された目標電流値Itと、S102で算出した算出電流値Adが同じ値かどうかを判断する。コントローラ101は、目標電流値Itと算出電流値Adが同じであると判断した場合にはS103に進み、目標電流値Itと算出電流値Adが異なると判断した場合にはS105に進む。S103では、コントローラ101は、RAMに記憶された目標電流値Itに対応するデューティDを、上述したROMに設けられたテーブルを用いて算出する。S104では、コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDの制御信号をパルス出力部102に出力し、処理を終了する。
S105では、コントローラ101は、S102で算出した算出電流値Adは、RAMに記憶された目標電流値Itよりも大きい値かどうかを判断する。コントローラ101は、算出電流値Adが目標電流値Itよりも大きいと判断した場合にはS109に進み、算出電流値Adが目標電流値Itよりも小さいと判断した場合にはS106に進む。S106では、コントローラ101は、算出電流値Adに対応するデューティDを、上述したROMに設けられたテーブルを用いて算出する。S107では、コントローラ101は、RAMに記憶された最大デューティDmaxを読み出し、算出電流値Adに対応するデューティDは最大デューティDmax以上かどうかを判断する。コントローラ101は、算出電流値Adに対応するデューティDは最大デューティDmax以上と判断した場合にはS108に進み、算出電流値Adに対応するデューティDは最大デューティDmax未満と判断した場合にはS109に進む。S108では、コントローラ101は、デューティが最大デューティDmaxの制御信号をパルス出力部102に出力し、処理を終了する。
S109では、コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDを、上述したROMに設けられたテーブルを用いて算出する。S110では、コントローラ101は、RAMに記憶された最大デューティDmaxを読み出し、目標電流値Itに対応するデューティDは最大デューティDmax以上かどうかを判断する。コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDは最大デューティDmax以上と判断した場合にはS111に進み、目標電流値Itに対応するデューティDは最大デューティDmax未満と判断した場合にはS112に進む。S111では、コントローラ101は、デューティが最大デューティDmaxの制御信号をパルス出力部102に出力し、処理を終了する。S112では、コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDの制御信号をパルス出力部102に出力し、処理を終了する。
上述した制御により、インダクタL100に流れる電流Iは、インダクタL100の絶対最大定格電流Imaxを超えることはない。なお、上述した説明では、インダクタL100の絶対最大定格電流は、MOSFET Q101の絶対最大定格電流より小さいものとして、説明を行った。逆に、MOSFET Q101の絶対最大定格電流の方が、インダクタL100の絶対最大定格電流よりも小さい場合には、MOSFET Q101の絶対最大定格電流をImaxとし、式(2)、(3)により、最大デューティDmaxを算出することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、簡易な構成で、負荷変動の発生時にスイッチング素子の破壊を防ぐことができる。すなわち、電圧共振回路を駆動するMOSFET Q101を駆動するデューティが最大デューティDmaxを超えないように制御することにより、部品点数を増加することなく、簡易な構成で、負荷がショートした場合にスイッチング素子破壊を防止できる。
実施例1では、電源電圧Vccの電圧値は所定の電圧値としている。しかしながら、一般的に、電源電圧Vccは常に一定の電圧値ではなく、変動しているために偏差を有している。そのため、実施例1では、実際には算出されたデューティDの最大値であるDmaxに、電源電圧Vccの偏差分のマージンを設定する必要がある。電源電圧Vccの偏差が小さければ、設定されるマージンは少なく、電源電圧全体に対する影響は小さいが、偏差が大きいと、マージンの設定を大きくする必要があり、出力電圧に影響を与えることになる。その結果、必要な出力電圧を得るために、整流回路の段数の増加をしなければならない場合がある。
そこで、実施例2では、電源電圧Vccの偏差を考慮し、デューティDの最大値Dmaxを可変設定し、設定されたデューティDmaxの範囲内でデューティDを制御することにより、高圧電源装置の出力電圧を一定にする実施例について説明する。
[高圧電源装置の構成]
図5は、本実施例の高圧電源装置の回路図である。図5の回路図では、図1の回路図と比べて、電源電圧Vccの電圧検知部103が追加されている点が異なる。電圧検知部103は、電源電圧Vcc端子から供給される電圧を検知し、コントローラ101に電圧検知信号を出力する。コントローラ101は、電圧検知部103からの電圧検知信号に基づいて、デューティDを設定した制御信号をパルス出力部102に出力する。パルス出力部102は、コントローラ101から出力された制御信号に設定されたデューティDの駆動信号をMOSFET Q101のゲート端子に出力し、MOSFET Q101を駆動する。なお、図5においては、前述した図1と同じ回路構成には同一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
[デューティDの最大値の算出]
次に、本実施例でのデューティDの最大値Dmaxの算出方法について、説明する。本実施例においても、インダクタL100の絶対最大定格電流は、MOSFET Q101の絶対最大定格電流より小さいものとして、説明を行う。コントローラ101で検知された電源電圧Vcc、インダクタL100の絶対最大定格Imax、インダクタL100のインダクタンスL、MOSFET Q101がオン状態である時間の最大時間Tmaxの関係は、実施例1で説明した式(2)に示される。ここで、ImaxとLの値は、インダクタL100の仕様により定まる定数であり、Vccは電源電圧に依存するので変数である。そして、式(2)で算出された最大時間Tmaxを用いて、式(3)よりデューティDの最大値Dmaxが算出される。
[駆動信号の制御シーケンス]
次に、コントローラ101がMOSFET Q101への駆動信号のデューティDが最大値Dmaxを超えないように制御を行う制御シーケンスについて、フローチャートを用いて説明する。図6は、本実施例のコントローラ101による駆動信号の制御シーケンスを示すフローチャートである。図6のフローチャートに基づいて、駆動信号の制御シーケンスについて説明する。
本実施例においては、最大デューティDmaxを算出するため、式(2)、(3)で用いるインダクタL100の絶対最大定格電流Imax、電圧Vcc、インダクタL100のインダクタンスL、駆動信号の周期Tの値は、ROMに記憶されているものとする。そして、コントローラ101は、図6の処理が起動されるたびに、ROMより読み出されたこれらの値と、電源電圧Vccの検知電圧に基づいて、最大デューティDmaxを算出するものとする。また、高圧電源装置が負荷110に供給する電流値である目標電流値Itは、RAMに記憶され、負荷110の状況に応じて変更されるものとする。更に、コントローラ101のROMには、負荷110に流れる電流値と駆動信号のデューティDとを対応づけたテーブルが記憶されている。
図6に示す制御シーケンスは、コントローラ101がパルス出力部102を介して、MOSFET Q101の駆動を制御するタイミング(例えば、MOSFET Q101の駆動周期毎)で起動されるものとする。まず、S200では、コントローラ101は、電圧検知部103から出力された電圧検知信号を検知する。S201では、検知された電圧検知信号はアナログ信号であるため、コントローラ101は、内部に有するA/D変換器を介して、電圧検知信号をデジタル値へ変換し、電源電圧Vccの電圧値Vccを算出する。次に、コントローラ101は、ROMに記憶されたインダクタL100の絶対最大定格電流Imax、インダクタL100のインダクタンスL、駆動信号の周期Tの値と、算出した電圧値Vccを用いて、前述した方法により最大デューティDmaxを算出する。そして、コントローラ101は、算出した最大デューティDmaxをRAMに記憶する。後の処理において、最大デューティDmaxの値を使用する場合には、RAMに記憶された値を使用するものとする。S202、S203の処理は、実施例1の図4のS100、S101の処理と同様であるため、ここでの説明は省略する。
S204では、コントローラ101は、RAMに記憶された目標電流値Itと、S203で算出した算出電流値Adが同じ値かどうかを判断する。コントローラ101は、目標電流値Itと算出電流値Adが同じであると判断した場合にはS205に進み、目標電流値Itと算出電流値Adが異なると判断した場合にはS209に進む。S205では、コントローラ101は、RAMに記憶された目標電流値Itに対応するデューティDを、上述したROMに設けられたテーブルを用いて算出する。S206では、最大デューティDmaxが変更されている場合があるので、コントローラ101は、S201で算出しRAMに記憶された最大デューティDmaxを読み出す。そして、コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDは最大デューティDmax以上かどうかを判断する。コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDは最大デューティDmax以上と判断した場合にはS208に進み、目標電流値Itに対応するデューティDは最大デューティDmax未満と判断した場合にはS207に進む。S207では、コントローラ101は、目標電流値Itに対応するデューティDの制御信号をパルス出力部102に出力し、処理を終了する。S208では、コントローラ101は、デューティが最大デューティDmaxの制御信号をパルス出力部102に出力し、処理を終了する。S209〜S216の処理は、実施例1の図4のS105〜S112の処理と同様なので、説明を省略する。
上述した制御により、電源電圧Vccが変動しても、インダクタL100に流れる電流Iは、インダクタL100の絶対最大定格電流Imaxを超えることはない。なお、上述した説明では、実施例1と同様に、インダクタL100の絶対最大定格電流は、MOSFET Q101の絶対最大定格電流より小さいものとして、説明を行った。逆に、MOSFET Q101の絶対最大定格電流の方が、インダクタL100の絶対最大定格電流よりも小さい場合には、MOSFET Q101の絶対最大定格電流をImaxとし、式(2)、(3)により、最大デューティDmaxを算出することができる。
また、図5において、電源電圧Vccの電圧検知部103はコントローラ101とは別の回路として設けているが、電源電圧Vccの電圧をコントローラ101が内部に有するA/D変換器に入力するようにしてもよい。
次に、デューティDの最大値Dmaxを電源電圧Vccの変動に応じて変更することにより、整流回路107は電源電圧の変動の影響を受けず、一定の出力電圧Voutを出力することができることについて説明する。
デューティDの最大値Dmaxは、前述の式(2)、(3)より導かれる下記の式(4)を用いて算出することができる。
Dmax=|−L|/Vcc×Imax/T (4)
本実施例では、コントローラ101は、電源電圧Vccの電圧検知部103により検知された電源電圧Vccを用いて、デューティDの最大値Dmaxを算出する。式(4)より、デューティDが最大値DmaxのときにインダクタL100を流れるピーク電流Ipeakは、絶対最大定格電流であるImaxと同じ電流値であることがわかる。
次に、インダクタL100のピーク電流Ipeakと整流回路107の出力電圧Voutの関係について説明する。デューティDが大きくなると、それに伴い、MOSFET Q101のオン状態の時間が長くなる。その結果、インダクタL100により多くのエネルギーが蓄えられるようになる。前述したように、インダクタL100とコンデンサC100は電圧共振回路を構成している。そして、MOSFET Q101がオン状態のときにインダクタL100に蓄えられたエネルギーは、MOSFET Q101がオフ状態になると、コンデンサC100に移動する。したがって、インダクタL100に蓄えられたエネルギーと、コンデンサC100に移動して蓄えられるエネルギーは等しい。そのため、デューティDが最大値Dmaxのときに、電圧共振回路に発生する最大電圧VdとインダクタL100に流れるピーク電流Ipeakの関係は、以下の式(5)のようになる。
1/2×C×Vd=1/2×L×Ipeak (5)
そして、式(5)より、式(6)が導くことができる。
Vd=|√(L/C)|×Ipeak (6)
式(6)より、電源電圧Vccが変動しても、デューティDの最大値DmaxのときのインダクタL100のピーク電流Ipeakは同じなので、そのときに発生する共振電圧Vdも同じになる。そして、共振電圧Vdに応じて生成される出力電圧Voutも同じ電圧値となる。すなわち、電源電圧Vccが変動しても、変動した電源電圧Vccに応じてデューティDの最大値Dmaxを変更することにより、ピーク電流Ipeakを同じ電流値にできるので、出力電圧Voutは一定の電圧を出力することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、簡易な構成で、負荷変動の発生時にスイッチング素子の破壊を防ぐことができる。
実施例1、2で説明した高圧電源装置は、例えば画像形成装置の高圧電源を供給する電源として適用可能である。以下に、実施例1、2の高圧電源装置が適用される画像形成装置の構成を説明する。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを例にあげて説明する。図7に電子写真方式のプリンタの一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ300は、静電潜像が形成される像担持体としての感光ドラム311、感光ドラム311を一様に帯電する帯電部317(帯電手段)、感光ドラム311に形成された静電潜像をトナーで現像する現像部312(現像手段)を備えている。そして、感光ドラム311に現像されたトナー像をカセット316から供給された記録材としての記録材(不図示)に転写部318(転写手段)によって転写して、記録材に転写したトナー像を定着器314で定着してトレイ315に排出する。この感光ドラム311、帯電部317、現像部312、転写部318が画像形成部である。また、レーザビームプリンタ300は、実施例1、2で説明した高圧電源装置400を備えている。なお、実施例1、2の高圧電源装置を適用可能な画像形成装置は、図7に例示したものに限定されず、例えば複数の画像形成部を備える画像形成装置であってもよい。更に、感光ドラム311上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写部と、中間転写ベルト上のトナー像を記録材に転写する二次転写部を備える画像形成装置であってもよい。
レーザビームプリンタ300は、画像形成部を構成する帯電部317、現像部312、転写部318において、高圧電源装置400が供給する高電圧が使用される。すなわち、像担持体を一様に帯電する帯電部材、現像剤であるトナーを用いて像担持体に形成された潜像を現像する現像部材、像担持体に形成されたトナー像を記録材に転写する転写部材に高電圧を印加して画像形成が行われる。なお、実施例1、2の負荷110は、帯電部317、現像部312、転写部318の部材に相当する。また、レーザビームプリンタ300は、画像形成部による画像形成動作や、記録材の搬送動作を制御する不図示のコントローラを備えている。実施例1、2では、高圧電源装置の出力電圧の制御はコントローラ101が行っているが、例えば、レーザビームプリンタ300の不図示のコントローラが、コントローラ101の代わりに、画像形成動作に応じて高圧電源装置の出力電圧の制御を行ってもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、簡易な構成で、負荷変動の発生時にスイッチング素子の破壊を防ぐことができる。
101 コントローラ
106 電流検知部
107 整流回路
C100 コンデンサ
L100 インダクタ
Q101 MOSFET

Claims (8)

  1. 予め定められた周波数の駆動信号で駆動するスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段に接続され、前記スイッチング手段が駆動されることにより電圧が印加されるインダクタとコンデンサと、を有する電圧共振手段と、
    前記電圧共振手段の前記インダクタの両端に接続され、コンデンサとダイオードを夫々複数有する整流手段と、
    前記電圧共振手段に接続され、前記整流手段に接続される負荷に流れる電流を検知する電流検知手段と、
    前記電流検知手段の検知結果に基づいて、前記スイッチング手段の駆動信号のデューティを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする高圧電源装置。
  2. 前記駆動信号のデューティの最大値は、前記電圧共振手段に印加される電圧と、前記インダクタのインダクタンスと、前記スイッチング手段及び前記電圧共振手段に流れる電流が越えない所定値により決定されることを特徴とする請求項1に記載の高圧電源装置。
  3. 前記スイッチング手段は、電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の高圧電源装置。
  4. 前記所定値は、前記電界効果トランジスタ、及び前記インダクタの定格電流値であることを特徴とする請求項3に記載の高圧電源装置。
  5. 前記電圧共振手段に印加される電圧を検知する電圧検知手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記電圧検知手段の検知結果に基づいて、前記駆動信号のデューティの最大値を決定することを特徴とする請求項2に記載の高圧電源装置。
  6. 前記整流手段は、前記インダクタの両端に発生するフライバック電圧を昇圧する多段の倍電圧整流回路であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の高圧電源装置。
  7. 記録材に画像を形成するための画像形成手段と、
    前記画像形成手段に電圧を印加する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の高圧電源装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段は、像担持体を帯電する帯電部と、現像剤であるトナーを用いて前記像担持体に形成された潜像を現像する現像部と、前記像担持体に形成されたトナー像を記録材に転写する転写部と、を有し、
    前記高圧電源装置は、前記帯電部、前記現像部、前記転写部に電圧を供給することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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