JP2015019217A - 記録再生装置 - Google Patents

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俊哉 岩橋
Toshiya Iwahashi
俊哉 岩橋
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Abstract

【課題】視聴予約したコンテンツに繋がる内容のコンテンツがある場合、視聴予約したコンテンツより前の内容をユーザに確認させる。【解決手段】記録再生装置は、記憶部、コンテンツ再生部、及び要約生成部を備える。記憶部は、コンテンツの視聴予約の日時が設定される視聴予約情報、及び、同じシリーズのコンテンツを管理するためのコンテンツ管理情報を格納する。コンテンツ再生部は、視聴予約情報に基づいて第1コンテンツを再生する。要約生成部は、第1コンテンツに対応するコンテンツ管理情報に基づいて、第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツを要約した要約コンテンツを生成する。また、コンテンツ再生部は、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていない場合、要約コンテンツを直前の時間帯に再生する。【選択図】図5

Description

本発明は、視聴予約されたコンテンツを再生する記録再生装置に関する。
近年、たとえば特許文献1のように視聴予約機能を備えたテレビジョン受像機などが知られている。ユーザは、この機能を用いて、所望のTV番組又は録画番組などのコンテンツを所望の日時に視聴することを予約しておくことができる。このように視聴予約しておくと、予約した日時になれば、テレビジョン受像機に所望のコンテンツが表示される。そのため、ユーザは所望のコンテンツを所望の日時に視聴できる。
特開2011−103525号公報
ところで、視聴予約したコンテンツが連続ドラマなどのシリーズものである場合、ユーザは前回までの内容を忘れている場合がある。しかしながら、従来の視聴予約機能では、前回までのコンテンツのあらすじを確認することはできなかった。また、特許文献1では、視聴予約時刻に再生するコンテンツの内容をユーザに通知しているが、前回までのあらすじをユーザに確認させることについては何ら考慮していない。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、視聴予約したコンテンツに繋がる内容のコンテンツがある場合、視聴予約したコンテンツよりも前の内容をユーザに確認させることができる記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一の局面による記録再生装置は、コンテンツの視聴予約の日時が設定される視聴予約情報、及び、同じシリーズのコンテンツを管理するためのコンテンツ管理情報を格納する記憶部と、視聴予約情報に基づいて第1コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、第1コンテンツに対応するコンテンツ管理情報に基づいて、第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツを要約した要約コンテンツを生成する要約生成部と、を備え、コンテンツ再生部は、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていない場合、要約コンテンツを直前の時間帯に再生する。
上記構成によれば、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていない場合、その時間帯に要約コンテンツが再生される。この要約コンテンツには、同じシリーズの複数のコンテンツのうち、第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツが要約されている。そのため、第1コンテンツを視聴するユーザは、その視聴予約時刻の直前に要約コンテンツを視聴することにより第1コンテンツよりも前のあらすじを確認することができる。従って、視聴予約したコンテンツに繋がる内容のコンテンツがある場合、視聴予約したコンテンツよりも前の内容をユーザに確認させることができる。
また、上記構成において、コンテンツ管理情報はコンテンツの視聴履歴を有し、要約生成部は、第2コンテンツにおいて第1コンテンツの直前のコンテンツが未視聴である場合、視聴済みである場合よりも、直前のコンテンツを詳細な内容に要約してもよい。
この構成によれば、視聴予約した第1コンテンツの直前の内容のコンテンツ(すなわち前回のコンテンツ)は、未視聴であれば、詳細な内容に要約される。そのため、ユーザは、第1コンテンツの前回のあらすじをより詳細に知ることができる。
また、上記構成において、コンテンツ管理情報はコンテンツの視聴履歴を有し、要約生成部は、第1コンテンツの直前の内容のコンテンツが視聴予約時刻から一定時間以内に視聴済みである場合、要約コンテンツを生成しなくてもよい。
視聴予約した第1コンテンツの直前の内容のコンテンツ(すなわち前回のコンテンツ)が視聴予約時刻から一定時間以内に視聴済みであれば、通常、ユーザはその内容を十分に憶えている。そのため、上記構成により、確認する必要が低い要約コンテンツを再度ユーザに確認させないようにすることができる。
また、上記構成において、第2コンテンツは複数のコンテンツを含み、要約コンテンツは、複数のコンテンツ毎に要約した部分要約コンテンツを含んでもよい。
この構成によれば、視聴予約したコンテンツより以前の複数のコンテンツの要約を十分に確認することができる。そのため、ユーザは、前回のコンテンツだけでなく、たとえば前々回のコンテンツなどの内容も確認することができる。
さらに、上記構成において、要約生成部は、未視聴のコンテンツから生成される部分要約コンテンツの時間長を視聴済みのコンテンツから生成される部分要約コンテンツよりも長くしてもよい。
この構成によれば、視聴予約した第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツのうち、未視聴のコンテンツの内容をより詳しく確認することができる。また、視聴済みのコンテンツの内容は手短に確認できるので、ユーザはストレスなく要約コンテンツを視聴して前回までの内容を確認することができる。
また、上記構成において、ユーザ入力を受け付ける入力部と、ユーザ入力に基づいて、要約コンテンツの生成条件の設定を変更する設定変更部と、をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、ユーザは、要約コンテンツの生成条件の設定を変更することができるので、ユーザの好みに合う要約コンテンツを作成することができる。
また、上記構成において、コンテンツ再生部は、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に第3コンテンツが再生される場合、第3コンテンツとともに要約コンテンツを再生し、第3コンテンツの表示画面の一部には要約コンテンツが重ねて表示されてもよい。
この構成によれば、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていたり、他のコンテンツが視聴されていたりしても、表示画面の一部に要約コンテンツを表示させることができる。そのため、ユーザは要約コンテンツを確実に確認することができる。従って、ユーザは容易に要約コンテンツを視聴して前回までの内容を確認することができる。
本発明によれば、視聴予約したコンテンツに繋がる内容のコンテンツがある場合、視聴予約したコンテンツより前の内容をユーザに確認させることができる記録再生装置を提供することができる。
第1実施形態に係る液晶テレビジョンの外観を示す概略斜視図である。 第1実施形態に係る液晶テレビジョンの構成を示すブロック図である。 EPG表示画面の一例である。 第1実施形態における視聴予約表の登録画面の一例である。 ダイジェストの生成及び視聴予約設定の手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施例に係るダイジェストの構成の一例である。 第1実施例に係るダイジェストの構成の他の一例である。 第1実施例に係るダイジェストの構成の他の一例である。 第2実施例に係るダイジェストの構成の一例である。 第2実施例に係るダイジェストの構成の他の一例である。 第3実施例に係るダイジェストの構成の一例である。 第3実施例に係るダイジェストの構成の他の一例である。 第2実施形態における視聴予約表の表示画面の一例である。 第2実施形態におけるダイジェストの表示例である。 第3実施形態に係るSTBを液晶テレビジョンに接続した画像出力システムの外観図である。 第3実施形態に係るSTBの構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
視聴予約機能を有する液晶テレビジョン100について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る液晶テレビジョンの外観を示す概略斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る液晶テレビジョンの構成を示すブロック図である。
第1実施形態における液晶テレビジョン100は、本発明の記録再生装置の一例であり、図1に示すように、リモートコントローラ200(以下、リモコン200と呼ぶ。)を介したユーザ入力により操作可能なテレビジョン受像機である。図2に示すように、液晶テレビジョン100は、チューナ部1と、液晶ディスプレイ2と、スピーカ3と、入出力I/F4と、赤外線受信部5と、HDD(Hard Disk Drive)6と、記憶部7と、制御部8と、を備えている。このほか、液晶テレビジョン100は、ユーザ入力を受け付ける入力部(操作パネルなど)をさらに備えていてもよい。
チューナ部1は、アンテナ1aを介して放送局から放送される各チャンネルの放送信号を受信し、受信した放送信号の復調処理などにより映像信号、音声信号、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)情報を取得して、制御部8に出力する。
液晶ディスプレイ2は、制御部8から出力される映像信号に基づく映像を表示する表示部である。たとえば、液晶ディスプレイ2は、チューナ部1により受信されたTV番組の映像、HDD6又は外部機器から供給されるコンテンツの映像、及び、後述する視聴計画表などを表示画面101に表示する。スピーカ3は、制御部8から出力される音声信号に基づく音声を出力する音声出力部である。
入出力I/F4は、液晶テレビジョン100が外部機器と通信するための通信インターフェースである。この入出力I/F4は、たとえば、HDMI(登録商標)規格に準拠するHDMI通信部(不図示)、インターネットなどのネットワークに接続可能なネットワークインターフェースなどを含んで構成されている。
赤外線受信部5は、リモコン200などの外部入力デバイスから出力される赤外線信号を受信し、赤外線信号に基づくユーザ入力信号を制御部8に出力する。なお、赤外線受信部5及びリモコン200は、本発明の入力部の一例である。
記憶部7は、不揮発性の記録媒体であり、液晶テレビジョン100の各部(特に制御部8)に用いられるプログラム及び制御情報を格納している。また、記憶部7は、図2に示すように、EPG情報7aと、録画予定情報7bと、視聴予約情報7cと、視聴不可予定情報7dと、コンテンツ管理情報7eと、を格納している。
録画予定情報7bには、ユーザ入力により、録画予約したTV番組(放送コンテンツ)のチャンネル及び放送時間などが設定されている。
視聴予約情報7cには、ユーザ入力により、ユーザ専用の仮想チャンネルで再生するコンテンツの視聴予約が設定されている。以下では、ユーザ専用の仮想チャンネルをMyチャンネルと呼ぶ。再生されるコンテンツは、たとえば、TV番組などの放送コンテンツ、HDD6に格納されたコンテンツ(録画番組など)、又は入出力I/F4を介して外部機器から配信されるコンテンツなどである。また、視聴予約が設定される際には、たとえば、コンテンツを視聴する日時(日付及び時間帯)、放送コンテンツのチャンネル番号又はコンテンツの格納アドレス、及びコンテンツ名などが視聴予約情報7cに記憶される。
ここで、Myチャンネルについて説明しておく。Myチャンネルは、視聴予約したコンテンツ(以下、第1コンテンツと呼ぶ。)が視聴予約の通りに再生される出力系統のことである。Myチャンネルは、たとえば、地上波放送、BS放送、及びCS放送などの放送コンテンツ、その他の外部入力から配信されるコンテンツなどに専用の一般的な出力系統とは独立している。ただし、Myチャンネルで再生されるコンテンツは、特に限定はない。視聴予約されていれば、放送コンテンツ、HDD6等の記憶装置に格納された録画コンテンツ、入出力I/F4を介して接続された外部機器(たとえばBDレコーダ)又はネットワーク上のサーバから配信される配信コンテンツなども再生させることができる。ユーザは、視聴予約した時間帯にMyチャンネルを選局すれば、視聴予約した第1コンテンツを視聴することができる。
視聴不可予定情報7dは、ユーザ入力により、ユーザが視聴を予定しない日付及び時間帯を記憶している。また、視聴不可予定情報7dは、液晶テレビジョン100の電源を自動的にOFFにする時間、節電モードで動作する時間帯なども記憶できる。
コンテンツ管理情報7eには、連続ドラマなどの同じシリーズのコンテンツ(群)を管理するためのデータが記憶されている。たとえば、コンテンツ管理情報7eは、コンテンツ名、データ長、再生時間長、視聴履歴、コンテンツのメタ情報(登場する人物名、俳優及び監督の名前、制作日など)などをコンテンツ毎に記憶している。
HDD6は、大容量の記憶装置であり、チューナ部1により受信されたTV番組を録画したコンテンツ、及び外部から取得したコンテンツなどの様々なコンテンツを格納している。
制御部8は、記憶部7に格納されているプログラム及び制御情報などを用いて、液晶テレビジョン100の各部を制御している。制御部8は、コンテンツ再生部81と、録画部82と、EPG取得部83と、視聴計画生成部84と、ダイジェスト生成部85と、設定変更部86と、を含んで構成されている。
コンテンツ再生部81は、視聴予約情報7cに基づいて、視聴予約した第1コンテンツをMyチャンネルで再生する。視聴予約した第1コンテンツは、たとえば、チューナ部1が受信した放送コンテンツ、HDD6に格納された録画番組などのコンテンツ、及び入出力I/F4を介して外部機器から入力されるコンテンツなどである。そのため、ユーザが第1コンテンツの視聴予約時刻にMyチャンネルを選局すると、液晶ディスプレイ2には第1コンテンツの映像が表示され、スピーカ3からは第1コンテンツの音声が出力される。また、コンテンツ再生部81は、ユーザ入力に基づいて、後述する視聴計画表、EPG情報7aに基づく電子番組表、表示可能なコンテンツの一覧表示などを液晶ディスプレイ2に表示させることもできる。
また、コンテンツ再生部81は、視聴予約した第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に他の視聴予約が設定されていない場合、その直前の時間帯に後述するダイジェストコンテンツをMyチャンネルで再生する。
録画部82は、ユーザ入力又は録画予定情報7bに基づいて、チューナ部1が受信したTV番組(放送コンテンツ)をHDD6に録画する。EPG取得部83は、チューナ部1が受信した放送信号からEPG情報7aを取得し、記憶部7に格納させる。
視聴計画生成部84は、記憶部7に格納された視聴予約情報7c、及び視聴不可予定情報7dに基づいて視聴計画を時間軸に沿って表した視聴計画表を生成する。
ダイジェスト生成部85は、視聴予約した第1コンテンツに対応するコンテンツ管理情報7eに基づいてダイジェストコンテンツ(以下、ダイジェストと呼ぶ。)を生成する。なお、ダイジェスト生成部85は本発明の要約生成部の一例である。
ダイジェストは、第1コンテンツと同じシリーズのコンテンツのうち、第1コンテンツよりも前の内容を有するコンテンツ(以下、第2コンテンツと呼ぶ。)を要約(編集)した要約コンテンツである。このダイジェストは1又は複数の部分要約コンテンツ(以下、部分ダイジェストと呼ぶ。)を含んで構成されている。各部分ダイジェストは第2コンテンツに含まれる1又は複数の各コンテンツを所定の時間長に要約(編集)することにより生成されている。たとえば、第1〜第6話がHDD6に格納されている連続ドラマの第7話が視聴予約される場合、ダイジェスト生成部85は、第1〜第6話の各コンテンツを要約した各部分ダイジェストを生成する。さらに、ダイジェスト生成部85は、これらの部分ダイジェストを含んで構成されるダイジェストを作成する。なお、ダイジェストの作成方法については後に詳述する。
設定変更部86は、ユーザ入力に基づいて、ダイジェスト及び部分ダイジェストの生成条件の設定を変更する。たとえば、設定変更部86は、ダイジェストの時間長、ダイジェストに含まれる部分ダイジェストの構成、各部分ダイジェストの時間長、各部分ダイジェストに含まれる映像及び音声などの設定を変更することができる。
次に、視聴予約機能について、EPG情報7aを用いて放送コンテンツの視聴予約を登録する場合を例に挙げて説明する。図3はEPG表示画面の一例である。また、図4は、第1実施形態における視聴予約表の登録画面の一例である。なお、図3及び図4において、ユーザは連続ドラマの第7話の放送コンテンツの視聴予約を登録しようとしている。また、以下では、連続ドラマ(「シリーズもの」の一例)の第n話(nは1以上の正の整数)のコンテンツを単に「第n話」と呼ぶ。
図3において、ユーザ入力によりEPG番組表E内の「連続ドラマ第7話」の表示領域T1上にカーソルCが移動すると、ポップアップ画面P1が表示される。このポップアップ画面P1には「視聴予約」、「録画予約」、及び「視聴計画」の項目が一覧表示されており、これらの項目のいずれかが選択されると、選択された項目に応じた処理を「第7話」に行う。たとえば、ユーザ入力により、ポップアップ画面P1の中から「視聴計画」が選択されると、図4のような視聴予約の登録画面が液晶ディスプレイ2に表示される。
視聴予約の登録画面には、図4に示すように、EPG情報7aの内容を表示するEPG番組表Eと、ユーザの視聴計画表Fとが同時に表示される。なお、EPG番組表Eは、図3で選択されたTV番組T1のチャンネル列(CH2)のみを表示している。視聴計画表F内のG1、G2、R、Hは、既に登録済みの時間帯である。たとえば、時間帯G1では録画コンテンツが視聴予約(5/17 PM5:00〜PM6:30)され、時間帯G2では放送コンテンツが視聴予約(5/17 PM6:30〜PM8:00)されている。時間帯RではTV番組(5/19 PM7:00〜PM8:00)が録画予約されている。また、時間帯Hは、ユーザの外出予定(5/24 PM5:30〜PM7:00)であり、ユーザが視聴を予定しない時間帯を示している。
図4において、ユーザ入力により、EPG番組表E内の「連続ドラマ第7話」が選択された状態でカーソルCが移動すると、TV番組T1の表示画像と同一の表示画像TM1が表示され、カーソルCとともに移動する。次に、ユーザ入力により、視聴計画表F内の位置Qが選択されると、位置Qに対応する日時が算出される。たとえば、視聴計画表F内の位置Qは、「5/21 PM5:30」に対応している。そのため、「5/21 PM5:30」を視聴開始時刻として、時間長が90[min]のTV番組T1が「5/21 PM5:30〜PM7:00」の時間帯G3に視聴予約される。そして、この視聴予約が視聴予約情報7cに設定される。
ここで、図4では、時間帯G3の直前の時間帯には、視聴予約は設定されていない。そのため、「連続ドラマ第7話」の視聴予約の時間帯G3の直前の時間帯g(たとえば5/21 PM5:28〜PM5:30)に、「連続ドラマ第7話」以前の内容を要約したダイジェストの再生予定が設定される。すなわち、時間帯G3の開始時刻「5/21 PM5:30」を終点とする所定の時間長の時間帯gにダイジェストの視聴予約が設定される。
なお、図4では、時間帯G1の視聴予約が時間帯G2の直前に設定されている。そのため、時間帯G2に視聴予約の放送コンテンツがシリーズものであったとしても、時間帯G2の直前にダイジェストの視聴予約が設定されない。
また、上述の説明ではTV番組の視聴予約について説明したが、HDD6に格納されたコンテンツ、及び、入出力I/F4を介して外部機器からの配信コンテンツを視聴予約する場合も同様にして行うことができる。
次に、ダイジェストが生成されてその視聴予約が設定される手順について説明する。図5は、ダイジェストの生成及び視聴予約設定の手順の一例を示すフローチャートである。
コンテンツの視聴予約が設定されると、図5に示すように、視聴予約した時間帯の直前の時間帯の視聴予約が未設定であるか否かが判定される(ステップS1)。直前の時間帯の視聴予約が未設定ではない場合(ステップS1でNO)、ダイジェストの生成及び視聴予約が中止され、図5の処理が終了する。
直前の時間帯の視聴予約が未設定である場合(ステップS1でYES)、視聴予約した第1コンテンツに対応するコンテンツ管理情報7eに基づいて、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの第2話以降であるか否かが判定される(ステップS2)。シリーズものでない場合又はシリーズものの第1話である場合(ステップS2でNO)、ダイジェストの生成及び視聴予約が中止され、図5の処理が終了する。
シリーズものの第2話以降である場合(ステップS2でYES)、コンテンツ管理情報7eに基づいて、視聴予約した第1コンテンツの直前の内容を有するコンテンツ(前回のコンテンツ)が視聴予約時刻から一定時間以内に未視聴であるか否かが判定される(ステップS3)。一定時間以内に視聴されている場合(ステップS3でNO)、ダイジェストの生成及び視聴予約が中止され、図5の処理が終了する。
一定時間以内に視聴されていない場合(ステップS3でYES)、コンテンツ管理情報7eに基づいて、視聴予約した第1コンテンツの直前の内容を有するコンテンツ(前回のコンテンツ)がこれまでに未視聴であるか否かが判定される(ステップS4)。これまでに視聴されたことがない場合(ステップS4でYES)、時間長がたとえば120秒の詳細なダイジェストが生成される(ステップS5)。たとえば、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの「第2話」である場合、「第1話」の冒頭の120秒分を抽出して、ダイジェストを作成する。また、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの「第3話」である場合、「第1話」の冒頭の80秒分を抽出した部分ダイジェストと、「第2話」の冒頭の40秒分を抽出した部分ダイジェストとを作成する。また、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの「第n話(nは4以上の整数)」である場合、直近の3つのコンテンツの部分ダイジェストを作成する。具体的には、「第(n−1)話」の冒頭の70秒分を抽出し、「第(n−2)話」の冒頭の30秒分を抽出し、「第(n−3)話」の冒頭の20秒分を抽出して、各部分ダイジェストを作成する。そして、処理がステップS7に進められる。
一方、これまでに視聴されたことがある場合(ステップS4でNO)、時間長がたとえば60秒の通常のダイジェストが生成される(ステップS6)。たとえば、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの「第2話」である場合、「第1話」のコンテンツの冒頭の60秒分を抽出して、ダイジェストを作成する。また、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの「第3話」である場合、「第1話」の冒頭の40秒分を抽出した部分ダイジェストと、「第2話」の冒頭の20秒分を抽出した部分ダイジェストとを作成する。また、視聴予約した第1コンテンツがシリーズものの「第n話(nは4以上の整数)」である場合、直近の3つのコンテンツの部分ダイジェストを作成する。具体的には、「第(n−1)話」の冒頭の35秒分を抽出し、「第(n−2)話」の冒頭の15秒分を抽出し、「第(n−3)話」のコンテンツの冒頭の10秒分を抽出して、各部分ダイジェストを作成する。そして、処理がステップS7に進められる。
ステップS7では、視聴予約した第1コンテンツの直前の時間帯に生成されたダイジェストの視聴予約が設定される。ダイジェストの視聴予約時刻がきて、ダイジェストが再生されると、視聴予約した第1コンテンツに対応するコンテンツ管理情報7eの視聴履歴が編集される(ステップS8)。具体的には、視聴予約した第1コンテンツの視聴履歴を示す視聴フラグが視聴ありに変更され、一定時間以内での視聴履歴を示す一定時間内視聴フラグもありに設定される。なお、一定時間内視聴フラグは、視聴予約時刻から一定時間経過すると、自動的になしに設定される。そして、図5の処理が終了する。
なお、上述の説明では、詳細なダイジェストの時間長を120秒と例示し、通常のダイジェストの時間長を60秒と例示しているが、各ダイジェストの時間長は上述の例示に限定されない。詳細なダイジェストの時間長は通常のダイジェストの時間長よりも長く設定されていればよい。また、これらの時間長は、ユーザ入力により設定変更可能である。
次に、視聴予約するコンテンツに対して作成されるダイジェストDの構成について、実施例1〜3を挙げて説明する。なお、以下に説明する、ダイジェストD及び部分ダイジェストの生成条件の設定は、ユーザ入力に基づいて変更可能となっている。
(第1実施例)
第1実施例では、視聴予約する「第n話(nは1以上の正の整数)」の第1コンテンツから1話以上前までのコンテンツを用いて、ダイジェストDが生成される。また、各部分ダイジェストの時間長は均等に配分される。図6A〜図6Cは、第1実施例に係るダイジェストDの構成の一例である。たとえば、ダイジェストDは、前回(過去1話分)のコンテンツから生成される部分ダイジェストを含んで構成されてもよいし、過去2話分のコンテンツから各々生成される2つの部分ダイジェストを含んで構成されてもよい(図6A)。或いは、過去3話分のコンテンツから各々生成される3つの部分ダイジェストを含んで構成されてもよいし(図6B)、過去4話分のコンテンツから各々生成される4つの部分ダイジェストを含んで構成されてもよい(図6C)。若しくは、視聴予約するコンテンツ以前の全てのコンテンツから各々生成される部分ダイジェストを含んで構成されてもよい。
また、各部分ダイジェストの時間長は均等に配分される。たとえば、図6Aの場合、時間長TのダイジェストDに対して、「第(n−1)話」及び「第(n−2)話」の各部分ダイジェストの時間長t(n−1)、t(n−2)がそれぞれ同じ時間長(T/2)に設定される。また、図6Bの場合、「第(n−1)話」〜「第(n−3)話」の各部分ダイジェストの時間長t(n−1)、t(n−2)、t(n−3)がそれぞれ同じ時間長(T/3)に設定される。また、図6Cの場合、「第(n−1)話」〜「第(n−4)話」の各部分ダイジェストの時間長t(n−1)、t(n−2)、t(n−3)、t(n−4)がそれぞれ同じ時間長(T/4)に設定される。
(第2実施例)
第2実施例では、視聴予約する「第n話(nは1以上の正の整数)」の第1コンテンツから1話以上前までのコンテンツを用いてダイジェストDが生成されるが、各部分ダイジェストの時間長は不均等に配分される。図7A及び図7Bは、第2実施例に係るダイジェストDの構成の一例である。
たとえば、ダイジェストDが過去4話分のコンテンツの部分ダイジェストを含んで構成される場合、図7Aのように、「第n話」により近い回のコンテンツから生成される部分ダイジェストほど、その時間長が長くなるようにしてもよい。すなわち、「第(n−1)話」〜「第(n−4)話」からそれぞれ生成される部分ダイジェストの各時間長t(n−1)〜t(n−4)を”t(n−1)>t(n−2)>t(n−3)>t(n−4)”となるように配分してもよい。
或いは、図7Bのように、「第n話」により遠い回のコンテンツから生成される部分ダイジェストほど、その時間長が長くなるようにしてもよい。すなわち、「第(n−1)話」〜「第(n−4)話」から生成される部分ダイジェストの各時間長t(n−1)〜t(n−4)を”t(n−1)<t(n−2)<t(n−3)<t(n−4)”となるように配分してもよい。
なお、部分ダイジェストの各時間長の配分比は特に限定しない。配分比は、一定であってもよいし、不均一であってもよい。また、連続する部分ダイジェストの各時間長の差は、たとえば数秒程度となるように小さくしてもよいし、たとえば数十秒程度となるように大きくしてもよい。
(第3実施例)
第3実施例では、視聴予約する「第n話(nは1以上の正の整数)」の第1コンテンツ以前のコンテンツのうち、未視聴のコンテンツの部分ダイジェストの時間長が視聴済みのコンテンツの部分ダイジェストよりも長く配分される。図8A及び図8Bは、第3実施例に係るダイジェストDの構成の一例である。なお、図8A及び図8Bは、ダイジェストDが、視聴予約する「第11話」以前の第2コンテンツのうちの「第5話」〜「第10話」の各部分ダイジェストを含んで構成される場合を例示している。
たとえば「第6話」及び「第9話」が未視聴である場合、図8Aのように、「第6話」及び「第9話」から生成される各部分ダイジェストの時間長t6、t9は、「第5話」、「第7話」、「第8話」、及び「第10話」から生成される各部分ダイジェストの時間長t5、t7、t8、t10よりも長く配分される。
一方、「第5話」〜「第10話」が全て視聴済みである場合、図8Bのように、各部分ダイジェストの時間長ta5〜ta10は、未視聴のコンテンツの部分ダイジェストの時間長(たとえば図8Aのt6、t9)よりも短い時間に設定される。
ここで、図8A及び図8Bにおいて、未視済みのコンテンツの部分ダイジェストの時間長は第1実施例と同様にそれぞれ均等に配分されていてもよいし、第2実施例と同様にそれぞれ不均等に配分されていてもよい。未視聴のコンテンツの部分ダイジェストの時間長も同様である。
また、本実施形態において、部分ダイジェストの生成手段は特に限定しないが、その例として以下に挙げる手段を用いることができる。
たとえば、各コンテンツを所定時間毎に分割し、分割された各コンテンツの冒頭から所定の時間長部分を全て結合することにより、各コンテンツの部分ダイジェストを生成してもよい。
或いは、各コンテンツにおいて映像が著しく変化する場面を変化点とし、その変化点毎にコンテンツを分割する。分割されたコンテンツを時間長が長い順に複数結合することにより、各コンテンツの部分ダイジェストを生成してもよい。
或いは、各コンテンツにおいて音量が連続して閾値以上となる時間が設定時間以上となる部分を抽出することにより、各コンテンツの部分ダイジェストを生成してもよい。
或いは、各コンテンツにおいて時間軸上の輝度情報及び色情報の変化が設定比率以上となる各時点をテロップの開始時点又は終了時点とする。そして、テロップの開始時点から終了時点までを抽出することにより、部分ダイジェストを生成してもよい。
或いは、各コンテンツにおいて文字以外の特殊記号(たとえば「!」、「?」)を除く字幕が表示される部分を抽出することにより、各コンテンツの部分ダイジェストを生成してもよい。
以上、第1実施形態について説明した。第1実施形態によれば、液晶テレビジョン100は、記憶部7、コンテンツ再生部81、及びダイジェスト生成部85を備える。記憶部7は、コンテンツの視聴予約の日時が設定される視聴予約情報7c、及び、同じシリーズのコンテンツを管理するためのコンテンツ管理情報7eを格納する。コンテンツ再生部81は、視聴予約情報7cに基づいて第1コンテンツを再生する。ダイジェスト生成部85は、第1コンテンツに対応するコンテンツ管理情報7eに基づいて、第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツを要約したダイジェストを生成する。また、コンテンツ再生部81は、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていない場合、ダイジェストを直前の時間帯に再生する。
この構成によれば、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていない場合、その時間帯にダイジェストが再生される。このダイジェストには、同じシリーズの複数のコンテンツのうち、第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツが要約されている。そのため、第1コンテンツを視聴するユーザは、その視聴予約時刻の直前にダイジェストを視聴することにより第1コンテンツよりも前のあらすじを確認することができる。従って、視聴予約した第1コンテンツに繋がる内容のコンテンツがある場合、視聴予約した第1コンテンツよりも前の内容をユーザに確認させることができる。
また、第1実施形態によれば、コンテンツ管理情報7eはコンテンツの視聴履歴を有する。また、ダイジェスト生成部85は、第2コンテンツにおいて第1コンテンツの直前のコンテンツが未視聴である場合、視聴済みである場合よりも、直前のコンテンツを詳細な内容に要約する。
こうすれば、視聴予約した第1コンテンツの直前の内容のコンテンツ(すなわち前回のコンテンツ)は、未視聴であれば、詳細な内容に要約される。そのため、ユーザは、第1コンテンツの前回のあらすじをより詳細に知ることができる。
また、第1実施形態によれば、コンテンツ管理情報7eはコンテンツの視聴履歴を有する。また、ダイジェスト生成部85は、第1コンテンツの直前の内容のコンテンツが視聴予約時刻から一定時間以内に視聴済みである場合、ダイジェストを生成しない。
視聴予約した第1コンテンツの直前の内容のコンテンツ(すなわち前回のコンテンツ)が視聴予約時刻から一定時間以内に視聴済みであれば、通常、ユーザはその内容を十分に憶えている。そのため、上記構成により、確認する必要が低いダイジェストを再度ユーザに確認させないようにすることができる。
また、第1実施形態によれば、第2コンテンツは複数のコンテンツを含み、ダイジェストは、複数のコンテンツ毎に要約した部分ダイジェストを含んでいる。
こうすれば、視聴予約した第1コンテンツより以前の複数のコンテンツの要約を十分に確認することができる。そのため、ユーザは、前回のコンテンツだけでなく、たとえば前々回のコンテンツなどの内容も確認することができる。
さらに、第1実施形態によれば、ダイジェスト生成部85は、未視聴のコンテンツから生成される部分ダイジェストの時間長を視聴済みのコンテンツから生成される部分ダイジェストよりも長くする。
こうすれば、視聴予約した第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツのうち、未視聴のコンテンツの内容をより詳しく確認することができる。また、視聴済みのコンテンツの内容は手短に確認できるので、ユーザはストレスなくダイジェストを視聴して前回までの内容を確認することができる。
また、第1実施形態によれば、液晶テレビジョン100は、ユーザ入力を受け付ける入力部と、設定変更部86と、をさらに備えている。入力部は、たとえば、赤外線受信部5及びリモコン200を含んで構成される。また、設定変更部86はユーザ入力に基づいて、部分ダイジェストの生成条件の設定を変更する。
こうすれば、ユーザは、部分ダイジェストの生成条件の設定を変更することができるので、ユーザの好みに合うダイジェストを作成することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、視聴予約した第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に第3コンテンツが再生される場合であっても、その直前の時間帯にダイジェストをMyチャンネルで再生する。この際、第3コンテンツの表示画面の一部にはダイジェストが重ねて表示される。それ以外は、第1実施形態と同様である。以下では、第2実施形態について、第1実施形態と異なる事項について説明する。また、第1実施形態と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図9は、第2実施形態における視聴予約表の表示画面の一例である。また、図10は、第2実施形態におけるダイジェストの表示例である。図9では、連続ドラマの「第7話」の視聴予約を時間帯G3(5/21 PM5:30〜PM7:00)に設定する際、その直前の時間帯Ga(5/21 PM5:00〜PM5:30)に他の視聴予約が設定されている。このような場合でも、連続ドラマの「第7話」に対するダイジェストの再生予定(視聴予約)を時間帯g(たとえば5/21 PM5:28〜PM5:30)に設定することができる。そして、ダイジェストの再生予定時刻になると、図10のように、ダイジェストの表示画面102が、時間帯Gaに視聴予約された第3コンテンツの表示画面101にPinP(Picture in Picture)で表示される。
なお、図9及び図10では、直前の時間帯Gaに他の視聴予約が設定されている場合について説明したが、直前の時間帯Gaにユーザがコンテンツを視聴している場合でも同様に、第1コンテンツのダイジェストをPinPで表示してもよい。さらに、直前の時間帯GaにユーザがMyチャンネル以外のチャンネルでコンテンツを視聴している場合でも同様にダイジェストをPinPで表示してもよい。
以上、第2実施形態について説明した。第2実施形態によれば、コンテンツ再生部81は、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に第3コンテンツが再生される場合、第3コンテンツとともにダイジェストを再生し、第3コンテンツの表示画面の一部にはダイジェストが重ねて表示される。
こうすれば、第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていたり、他のコンテンツが視聴されていたりしても、表示画面の一部にダイジェストを表示させることができる。そのため、ユーザはダイジェストを確実に確認することができる。従って、ユーザは容易にダイジェストを視聴して前回までの内容を確認することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、STB300(Set Top Box)が視聴予約機能を有する。以下では、第3実施形態について、第1及び第2実施形態と異なる事項について説明する。また、第1及び第2実施形態と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図11は、第3実施形態に係るSTB300を液晶テレビジョン400に接続したAVシステムの外観図である。図11に示すように、STB300は液晶テレビジョン400にHDMIケーブル500を介して接続されている。STB300は、本発明の記録再生装置の一例である。液晶テレビジョン400は、STB300から出力されるコンテンツの映像を表示画面に表示する表示装置であり、コンテンツの音声をスピーカ3(不図示)から出力する。
次に、STB300の構成について説明する。図12は、第3実施形態に係るSTB300の構成を示すブロック図である。第1実施形態におけるSTB300は、本発明の記録再生装置の一例であり、図12に示すように、チューナ部1と、入出力I/F4と、赤外線受信部5と、HDD6と、記憶部7と、制御部8と、HDMI通信部(不図示)と、を備えている。このほか、STB300は、ユーザ入力を受け付ける入力部(操作パネルなど)、光ディスクドライブ装置などを備えていてもよい。
入出力I/F4は、STB300が外部機器(たとえば液晶テレビジョン400)と通信するための通信インターフェースである。この入出力I/F4は、たとえば、HDMI規格に準拠する通信部(不図示)、インターネットなどのネットワークに接続可能なネットワークインターフェースなどを含んで構成されている。
記憶部7は、不揮発性の記録媒体であり、STB300の各部(特に制御部8)に用いられるプログラム及び制御情報を格納している。また、図12に示すように、記憶部7は、視聴予約機能に用いられる情報(たとえば、EPG情報7aと、録画予定情報7bと、視聴予約情報7cと、視聴不可予定情報7dと、コンテンツ管理情報7e)も格納している。
制御部8は、記憶部7に格納されているプログラム及び制御情報などを用いて、STB300の各部を制御している。制御部8は、コンテンツ再生部81と、録画部82と、EPG取得部83と、視聴計画生成部84と、ダイジェスト生成部85と、設定変更部86と、を含んで構成されている。なお、これら制御部8に含まれる各部の動作は第1又は第2実施形態と同様であるため、説明は割愛する。
このほか、チューナ部1、赤外線受信部5、及びHDD6については、第1及び第2実施形態と同様に動作するため、その説明を省略する。
なお、第3実施形態では、本発明の記録再生装置の一例としてSTB300を挙げたが、本発明の適用範囲はこの例示に限定されない。本発明の記録再生装置は、BDレコーダ、DVDレコーダ、HDDレコーダの表示装置に接続可能なAV装置で実現されていてもよい。さらに、本発明の記録再生装置は、たとえば図11のようなAVシステムで実現されていてもよい。たとえば、本発明の記録再生装置の一部がSTB300で実現され、本発明の記録再生装置の残りの一部が液晶テレビジョン400で実現されてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、上述の実施形態は例示であり、その各構成要素や各処理の組み合わせに色々な変形が可能であり、本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、上述の実施形態では、「シリーズもの」のコンテンツ群の例として、連続ドラマを挙げて説明しているが、「シリーズもの」のコンテンツ群はこの例示に限定されない。「シリーズもの」のコンテンツ群は、プロ野球の日本シリーズ戦の試合中継放送、「沈黙の○○」シリーズといった連作の映画コンテンツなど、互いに内容の繋がるコンテンツ群であればよい。或いは、ユーザ設定又は製造時の設定により予め関連付けられたコンテンツ群であってもよい。
100、400 液晶テレビジョン
200 リモートコントローラ
300 STB
500 HDMIケーブル
1 チューナ部
1a アンテナ
2 液晶ディスプレイ
3 スピーカ
4 入出力I/F
5 赤外線受信部
6 HDD
7 記憶部
7a EPG情報
7b 録画予定情報
7c 視聴予約情報
7d 視聴不可予定情報
7e コンテンツ管理情報
8 制御部
81 コンテンツ再生部
82 録画部
83 EPG取得部
84 視聴計画生成部
85 ダイジェスト生成部
86 設定変更部
D ダイジェスト

Claims (7)

  1. コンテンツの視聴予約の日時が設定される視聴予約情報、及び、同じシリーズの前記コンテンツを管理するためのコンテンツ管理情報を格納する記憶部と、
    前記視聴予約情報に基づいて前記第1コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    前記第1コンテンツに対応する前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記第1コンテンツよりも前の内容を有する第2コンテンツを要約した要約コンテンツを生成する要約生成部と、
    を備え、
    前記コンテンツ再生部は、前記第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に視聴予約が設定されていない場合、前記要約コンテンツを前記直前の時間帯に再生することを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記コンテンツ管理情報は前記コンテンツの視聴履歴を有し、
    前記要約生成部は、前記第2コンテンツにおいて前記第1コンテンツの直前のコンテンツが未視聴である場合、視聴済みである場合よりも前記直前のコンテンツを詳細な内容に要約することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記コンテンツ管理情報は前記コンテンツの視聴履歴を有し、
    前記要約生成部は、前記第1コンテンツの直前の内容のコンテンツが前記視聴予約時刻から一定時間以内に視聴済みである場合、前記要約コンテンツを生成しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 前記第2コンテンツは複数のコンテンツを含み、
    前記要約コンテンツは、複数の前記コンテンツ毎に要約した部分要約コンテンツを含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の記録再生装置。
  5. 前記要約生成部は、未視聴のコンテンツから生成される部分要約コンテンツの時間長を視聴済みのコンテンツから生成される部分要約コンテンツよりも長くすることを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
  6. ユーザ入力を受け付ける入力部と、
    前記ユーザ入力に基づいて、前記要約コンテンツの生成条件の設定を変更する設定変更部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の記録再生装置。
  7. 前記コンテンツ再生部は、前記第1コンテンツの視聴予約時刻の直前の時間帯に第3コンテンツが再生される場合、前記第3コンテンツとともに前記要約コンテンツを再生し、
    前記第3コンテンツの表示画面の一部には前記要約コンテンツが重ねて表示されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6194435B1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-06 楽天株式会社 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム

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