JP2015018586A - センスアンプ回路および半導体装置 - Google Patents

センスアンプ回路および半導体装置 Download PDF

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Shinichi Miyatake
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Abstract

【課題】回路サイズを低減することが可能なセンスアンプ回路を提供する。【解決手段】コモンソース線は、電圧を供給する。ビット線プリチャージ回路は、ビット線にプリチャージ電圧を印加する。センスアンプは、コモンソース線から供給される電圧をプリチャージ電圧として、当該プリチャージ電圧とビット線の電圧とに基づいて、当該ビット線の電圧を増幅する。ビット線プリチャージ回路は、コモンソース線と接続され、当該コモンソース線から供給される電圧をプリチャージ電圧としてビット線に印加する。【選択図】図4

Description

本発明は、センスアンプ回路および半導体装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表されるダイナミック型の半導体装置は、メモリセルに電荷を蓄えるか否かによって各メモリセルに「0」または「1」のデータを記憶させている。このような半導体装置では、メモリセルからデータを読み出すときなどにメモリセルから電荷が失われるため、電荷が蓄えられているメモリセルに対して、失われた電荷を回復するリストア動作が行われている。
このリストア動作はビット線が所定の電圧まで振幅した後ワード線を引き落とし、メモリセルトランジスタをOFF状態にすることで完了する。リストア動作の後には次の読み出しサイクルに備えて、ビット線を所定の電圧にプリチャージするプリチャージ動作が行われる。この所定の電圧は多くの場合、ハーフプリチャージ方式が採用されていて、ビット線振幅の1/2の電圧になるように設定される。このビット線振幅の1/2の電圧はペアビット線をMOSトランジスタ介してショートすることにより、ペアビット線に蓄積された「0」と「1」の電荷のチャージシェアにより、ほぼビット線振幅の1/2に近い電圧になる。チャージシェアが完了後はこの1/2の電圧を保持するため、内部電源回路により発生したビット線振幅の1/2電圧をMOSトランジスタを介して供給している。
例えば、特許文献1に記載の半導体装置は、メモリセルからビット線に読み出される微小信号を増幅するセンスアンプ回路とプリチャージ動作を行う回路により構成されていて、増幅動作の前にはプリチャージ動作を完了して、ペアのビット線が同じ電圧でかつビット線振幅の1/2の電圧が供給される方式を示したものとなっている。具体的には、センスアンプの一方の入力端子には、メモリセルから読み出される微小信号が供給されるビット線が接続され、他方の入力端子にはプリチャージ電圧を保持したビット線が接続されている。読み出しを行う前にプリチャージ電圧を供給しているMOSトランジスタをOFF状態にする。次にアドレスにより指定されたワード線を立ち上げ、メモリセル内の電荷をビット線に放電することにより、ビット線に微小な信号が与えられる。この読み出される微小信号がプリチャージ電圧よりも高い場合を「1」、低い場合を「0」として、CMOSラッチ回路により増幅される。
また、メモリセルに電荷を蓄えてから時間が経過すると、データを読み出さなくてもメモリセルから電荷が失われるため、電荷が読み出せなくなる前にセンスしてリストアするリフレッシュ動作が必要になる。
特開2003−257181号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半導体装置には、プリチャージ時に複数の信号線が同じ電位に保たれているにも拘らわらず、それぞれ異なる経路を形成しているため、不要に回路サイズが増大している問題があることを本願発明者は明らかにした。以下、不要に回路サイズが増大している状況について説明する。
特許文献1に記載の半導体装置は、センスアンプを駆動するためのコモンソース線CSNと、ビット線にプリチャージ電圧を供給するVDLR配線とを有する。プリチャージ時はこのコモンソース線CSNはプリチャージ電圧(VDLR)にプリチャージされている。このコモンソース線CSNとVDLR配線とは同じ電位に保たれているにも拘らず、それぞれ異なる経路を形成しており、不要に回路サイズが増大していた。
本発明のセンスアンプ回路は、
電圧を供給するコモンソース線と、
ビット線にプリチャージ電圧を印加するビット線プリチャージ回路と、
前記コモンソース線から供給される電圧をプリチャージ電圧として、前記ビット線のプリチャージ電圧とに基づいて、当該ビット線の読み出し信号を増幅するセンスアンプと、を備え、
前記ビット線プリチャージ回路は、前記コモンソース線と接続され、当該コモンソース線から供給される電圧を前記プリチャージ電圧として前記ビット線に印加する。
また、本発明の半導体装置は、
電圧を供給するコモンソース線と、
ビット線にプリチャージ電圧を印加するビット線プリチャージ回路と、
前記コモンソース線から供給される電圧をプリチャージ電圧として、当該プリチャージ電圧と前記ビット線の電圧とに基づいて、当該ビット線の微小信号を増幅させるセンスアンプと、を備え、
前記ビット線プリチャージ回路は、前記コモンソース線と接続され、当該コモンソース線から供給される電圧を前記プリチャージ電圧として前記ビット線に印加するセンスアンプ回路を含む。
また、本発明のセンスアンプ回路は、
コモンソース線から供給される電圧をビット線に印加するビット線プリチャージ回路と、
前記コモンソース線から供給される電圧と前記ビット線の電圧とに基づいて、前記ビット線に接続されたメモリセルに電荷を補充するセンスアンプと、を有する。
本発明によれば、プリチャージ動作を行う半導体装置に備わるセンスアンプ回路において、センスアンプにプリチャージ電圧として第1電圧を供給するコモンソース線と、ビット線にプリチャージ電圧を供給するビット線プリチャージ回路とが接続されている。またビット線プリチャージ回路は、コモンソース線から受けた第1電圧をプリチャージ電圧としてビット線に供給する。
これにより、ビット線プリチャージ回路にプリチャージ電圧を供給するために専用の配線を設けなくても、ビット線にセンスアンプのプリチャージ電圧と同じ電圧レベルのプリチャージ電圧を供給することができる。したがって、センスアンプ回路の回路サイズを低減することが可能になる。
本発明の一実施形態にかかる半導体装置100の構成図である。 図1のメモリ部110の詳細な構成を説明するための図である。 半導体装置100のセンスアンプ回路とコモンソースプリチャージ回路部分を示す図である。 半導体装置100のセンスアンプ回路とコモンソースプリチャージ回路部分のレイアウト図である。 本実施形態の比較例にかかる半導体装置900のセンスアンプ回路とコモンソースプリチャージ回路部分を示す図である。 半導体装置900のセンスアンプ回路とコモンソースプリチャージ回路部分のレイアウト図である。 本実施形態にかかる半導体装置100の回路サイズ低減効果を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、同一の機能を有する構成要素については同じ符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態にかかる半導体装置の構成図である。
半導体装置100は、外部端子として、クロック端子群101と、コマンドアドレス端子群102と、データ入出力端子群103と、電源端子群104とを有する。
また、半導体装置100は、クロック入力回路105と、内部クロック発生回路106と、コマンドアドレス入力回路107と、コマンドデコーダ108と、アドレスラッチ回路109と、メモリ部110と、ロウデコーダ111と、カラムデコーダ112と、内部電圧発生回路113と、RW(ReadWrite)アンプ114と、入出力回路115と、を有する。
クロック端子群101は、外部クロック信号CKおよび/CKを受ける。
なお、本明細書において符号の先頭に「/」が付されている信号は、符号の先頭に「/」が付されていない同名の信号の相補信号を意味する。つまり、「/」が付されていない信号がハイアクティブな信号であるとすると、「/」が付されている信号は、「/」が付されていない信号の反転信号またはローアクティブな信号である。
クロック入力回路105は、クロック端子群101から外部クロック信号CKおよび/CKを受ける演算増幅器であり、受け付けた外部クロック信号CKおよび/CKを増幅して内部クロック発生回路106に出力する。
内部クロック発生回路106は、クロック入力回路105が出力した外部クロック信号CKおよび/CKを用いて、外部クロック信号CKおよび/CKに同期した内部クロック信号ICLKを生成する。内部クロック発生回路106は、生成した内部クロック信号ICLKをコマンドデコーダ109、および入出力回路112など半導体装置100の各部に出力する。
コマンドアドレス端子群102は、コマンド信号およびアドレス信号を受ける。
コマンドアドレス入力回路107は、コマンドアドレス端子群102からコマンド信号およびアドレス信号を受け、コマンド信号をコマンドデコーダ108に出力し、アドレス信号をアドレスラッチ回路109に出力する。
コマンドデコーダ108は、コマンド信号を受け、このコマンド信号に基づいて、内部コマンド信号を生成してメモリ部110に出力する。コマンドデコーダ108は、内部コマンド信号として、例えば、プリチャージコマンド、リフレッシュコマンド、データの書き込みコマンドおよび読出しコマンドなどを生成する。
アドレスラッチ回路109は、コマンドアドレス入力回路107からアドレス信号を受ける。アドレスラッチ回路109は、アドレス信号のうちロウアドレス信号をロウデコーダ123に出力し、アドレス信号のうちカラムアドレス信号をカラムデコーダ122に出力する。
メモリ部110は、データを記憶する複数のメモリセルMCを含む。メモリセルMCは、ビット線BLおよびワード線WLと接続されており、ビット線BLおよびワード線WLの交点に配置されている。
図2は、このメモリ部110の詳細な構成を説明するための図である。
メモリ部110内には、複数のメモリセルが設けられたメモリアレイ領域ARYと、メモリアレイ領域ARYの一辺に沿って設けられた領域であるサブワードブロックSWDBと、メモリアレイ領域ARYの他の一辺に沿って設けられた領域であるセンスアンプブロックSABとが含まれる。またメモリ部110内には、サブワードブロックSWDBおよびセンスアンプブロックSABで囲まれた領域であるクロスエリアXAがさらに含まれる。
図1の説明に戻る。
ロウデコーダ111は、アドレスラッチ回路109が出力したロウアドレス信号に基づいて、ワード線WLを選択する。
カラムデコーダ112は、アドレスラッチ回路109が出力したカラムアドレス信号に基づいて、カラム選択線を選択する。カラム選択線は、センスアンプと接続されており、カラム選択線が選択されると、当該センスアンプに接続されたビット線BLが選択されることになる。
電源端子群104は、電源電圧VDDおよび接地電圧VSSを受ける。
内部電圧発生回路113は、電源端子群104から電源電圧VDDおよび接地電圧VSSを受けて、半導体装置100の内部で用いられる内部電圧を発生する。内部電圧発生回路113が生成する内部電圧としては、プリチャージ電圧VBLRが挙げられる。
RWアンプ114は、メモリ部110に書き込むデータおよびメモリ部110から読み出すデータを増幅する。RWアンプ114は、メモリ部110に書き込むデータを入出力回路115から受けて増幅し、増幅したデータをメモリ部110に出力する。またRWアンプ114は、メモリ部110からデータを読み出して増幅し、増幅したデータを入出力回路115に出力する。
データ入出力端子群103は、入出力回路115に接続されており、メモリ部110に書き込むライトデータを受けて入出力回路115に出力し、メモリ部110から読み出されたリードデータを受けて外部に出力する。
入出力回路115は、メモリ部110に書き込むデータの入力およびメモリ部110から読み出したデータの出力を行う。入出力回路115は、データ入出力端子群103からデータを受けると、このデータをRWアンプ114に出力する。また入出力回路115は、RWアンプ114が出力したデータを受けると、このデータを入出力端子群103から出力する。
以上、本発明の一実施形態にかかる半導体装置100の全体構成について説明した。続いて、半導体装置100に含まれるセンスアンプ回路SACの詳細な構成について説明する。
図3は、半導体装置100のセンスアンプ回路SACおよびコモンソースプリチャージ回路CSPC部分の機能を概略的に示す図である。
コモンソースプリチャージ回路CSPCは、プリチャージ時にセンスアンプNchSAに接続されたコモンソース線CSNにプリチャージ電圧を供給する回路である。このコモンソース線CSNは、センス時にCSNドライバを介してVSSを供給して、センスアンプNchSAを駆動する。
またセンスアンプ回路SACは、メモリセルMCに接続されたビット線BLにプリチャージ電圧を供給するビット線プリチャージ回路PREを含む。ビット線プリチャージ回路PREは、NチャネルMOSトランジスタである。ビット線プリチャージ回路PREは、コモンソース線CSNと接続されており、コモンソース線CSNを介してコモンソースプリチャージ回路CSPCから供給される電圧をプリチャージ電圧としてビット線BLに供給する。
センスアンプは、2個のNチャネルMOSトランジスタと2個のPチャネルMOSトランジスタで構成されている。ビット線BLの電圧とプリチャージ電圧とに基づいて、ビット線BLの電圧を増幅することで、ビット線に接続されたメモリセルに電荷を補充する。具体的には、センスアンプは、ビット線BLの電圧がプリチャージ電圧以上であるか否かに基づいて、ビット線BLの電圧を「1」か「0」に変化させる。センスアンプは、コモンソース線CSNから供給される電圧をビット線プリチャージ電圧として用いる。
半導体装置100は、このセンスアンプ回路SAC内のEQ+PREによりビット線BLのプリチャージ動作を行い、さらにコモンソースプリチャージ回路CSPCを用いて、コモンソースのプリチャージ動作を行う。
具体的には、ビット線BLのプリチャージ動作は、ビット線BLに所定のプリチャージ電圧を加えるMOSトランジスタ(PRE)をONにする手順と、ビット線ペア間をショートするMOSトランジスタ(EQ)によりビット線ペア間のチャージをシェアして1/2電圧の近傍にする手順を含む。
ビット線BLにプリチャージ電圧が加えられた後、プリチャージ電圧の印加を止めるとビット線BLにプリチャージされた電圧がビット線にしばらくの間保持される。プリチャージ電圧が保持されている間にワード線を立ち上げ、メモリセルMCに蓄えられた電荷がビット線に開放されると、プリチャージ動作を行う前に電荷が蓄えられていたメモリセルMCと接続されたビット線BLでは、ビット線BLの電圧レベルはプリチャージ電圧を超える。また、電荷が蓄えられていなかったメモリセルMCと接続されたビット線BLでは、ビット線BLの電圧レベルはプリチャージ電圧を下回る。
センスアンプNchSAとPchSAはビット線を増幅するためにお互いに相補的な役割を担っている。ビット線BLの電圧レベルがプリチャージ電圧を超える場合、ビット線BLの電圧レベルを、メモリセルMCに「1」のデータを示す電荷が蓄えられる方向に増幅する。完全に「1」状態にするためにはPchSAによるビット線の駆動が必要になる。またビット線BLの電圧レベルがプリチャージ電圧を下回る場合、ビット線BLの電圧レベルを、メモリセルMCが「0」のデータを示す方向に増幅する。完全に「0」状態にするためには、NchSAによる駆動が必要になる。このようにCMOSラッチ型のセンスアンプ回路ではそのセンス動作において、NchSAとPchSAが相補的かつ同時に増幅に関与している。
プリチャージ電圧は、それ自身がセンスアンプ回路の基準電圧となっているため、増幅完了後にはこの電圧よりも高い「1」のデータが記録されていたメモリセルMCには、再び「1」のデータが記録され、この電圧よりも低い「0」のデータが記録されていたメモリセルMCには、再び「0」のデータが記録されることになる。
また、メモリセルMCに電荷を蓄えてから時間が経過すると、データを読み出さなくてもメモリセルから電荷が徐々に失われるため、電荷の消失する前にセンス動作、リストア動作、プリチャージ動作を1セットとして選択ワード線ごとに行い、メモリセルに電荷を補充する。この動作は、リフレッシュ動作とも呼ばれる。
図4は、半導体装置100のセンスアンプブロックSABおよびクロスエリアXA部分のレイアウト図である。
センスアンプブロックSABには、センスアンプ回路SACが配置され、クロスエリアXAには、コモンソースプリチャージ回路CSPCが配置される。
センスアンプ回路SACは、CSNドライバを含み、CSNドライバを中心としてそれぞれ外側に向かって、センスアンプNchSA、ビット線プリチャージ回路PRE、センスアンプPchSA、およびカラム選択スイッチYSWが順次設けられる。
またセンスアンプ回路SACは、各センスアンプNchSAのコモンソースノードと接続されたコモンソース線CSNを含む。コモンソース線CSNは、センスアンプ回路SAC内の全てのセンスアンプNchSA、およびクロスエリアXAに配置されたコモンソースプリチャージ回路CSPCと接続されている。コモンソースプリチャージ回路CSPCは、図1に示す内部電圧発生回路113からプリチャージ電圧を受けてコモンソース線CSNにこのプリチャージ電圧を供給する。また、ビット線プリチャージ回路PREは、センスアンプNchSAと接続されている。センスアンプNchSAを構成するNチャネルMOSトランジスタの拡散層は、コモンソース線CSNが接続されているため、ビット線プリチャージ回路CSPCは、センスアンプNchSAを介してコモンソース線CSNと接続されることになる。これにより、ビット線プリチャージ回路PREは、コモンソース線CSN経由でプリチャージ電圧を受けて、このプリチャージ電圧をビット線に供給することになる。
次に、本実施形態の半導体装置100の効果について説明する。
先ず、本実施形態の半導体装置100の比較例として、プリチャージ時にはプリチャージ電圧にプリチャージされセンスアンプ駆動時にはCSNドライバを介してVSSを供給するコモンソース線CSNと、ビット線にプリチャージ電圧を供給するVDLR配線とがそれぞれ異なる経路を形成する半導体装置である半導体装置900について説明する。
図5は、半導体装置900のセンスアンプ回路SACおよびコモンソースプリチャージ回路CSPC部分の機能を概略的に示す図である。
半導体装置900では、ビット線プリチャージ回路PREは、コモンソース線CSNと接続されておらず、半導体装置900は、ビット線プリチャージ回路PRE専用のVBLR配線を有している。VBLR配線は、図1に示した内部電圧発生回路113からプリチャージ電圧を受けて、ビット線プリチャージ回路PREにこのプリチャージ電圧を供給する。
図6は、半導体装置900のセンスアンプブロックSABおよびクロスエリアXAのレイアウトを示す図である。
半導体装置100では、センスアンプNchSAの拡散層とビット線プリチャージ回路PREの拡散層とが接続されていたのに対して、半導体装置900では、センスアンプNchSAとビット線プリチャージ回路PREとの間にVBLR配線が設けられている。VBLR配線は、ビット線プリチャージ回路PREと接続されており、ビット線プリチャージ回路PREにプリチャージ電圧を供給する。
図7は、本実施形態にかかる半導体装置100のレイアウトとその比較例にかかる半導体装置900のレイアウトとを比較して示す図である。
図7の上部には、図6に示した半導体装置900の領域10A部分が示されている。また図7の下部には、図4に示した半導体装置100の領域10B部分が示されている。
図7で示されたように、半導体装置100では、ビット線BLにプリチャージ電圧を供給するVBLR配線が、プリチャージ時にプリチャージ電圧となるコモンソース線と共通化されるため、半導体装置900よりもVBLR配線の分だけセンスアンプ回路の幅を狭めることができる。このVBLR配線の幅が例えば0.1μmである場合、本実施形態では、センスアンプ回路SAC内に2列のビット線プリチャージ回路が設けられているため、センスアンプ回路SACの回路幅を0.2μm削減することが可能になる。センスアンプ回路SACの回路幅が削減されることで、チップサイズを縮小することが可能である。また、VBLR配線を設けるプロセスが不要となるため、VBLR配線の材料費や手間の分だけ、チップ製造コストを削減することが可能になる。
また、センスアンプ回路SACは、図2に示される各センスアンプブロックSAB内に設けられており、メモリ部110では、メモリセルアレイARYと、センスアンプブロックSABと、サブワードブロックSWDBと、クロスエリアXAとが繰り返し設けられている。したがって、半導体装置100では、メモリセルアレイと、コモンソースプリチャージ回路と、センスアンプ回路とを含むレイアウトパターンが繰り返し配置される。このため、各センスアンプ回路SACの回路幅を削減することで、全体としては、削減した回路幅にセンスアンプの個数を乗算した幅だけ回路規模を削減することが可能である。
以上説明したように、本実施形態にかかる半導体装置(100)のセンスアンプ回路(SAC)は、電圧を供給するコモンソース線(CSN)と、ビット線(BL)にプリチャージ電圧を印加するビット線プリチャージ回路(PRE)と、コモンソース線(CSN)から供給される電圧をプリチャージ電圧として、当該プリチャージ電圧とビット線(BL)の電圧とに基づいて、当該ビット線(BL)の電圧を増幅するセンスアンプ(NchSA/PchSA)と、を有し、ビット線プリチャージ回路(PRE)は、コモンソース線(CSN)と接続され、当該コモンソース線(CSN)から供給される電圧をプリチャージ電圧としてビット線(BL)に印加する。
この半導体装置100のセンスアンプ回路SACは、ビット線プリチャージ回路PREにプリチャージ電圧を供給する専用のVBLR配線を含まない。このセンスアンプ回路SACでは、電圧を供給するコモンソース線CSNとビット線プリチャージ回路PREとが接続されており、ビット線プリチャージ回路PREは、コモンソース線CSNから供給された電圧をプリチャージ電圧としてビット線BLに供給する。したがって、ビット線プリチャージ回路にプリチャージ電圧を供給するVBLR配線が、センスアンプNchSAに接続されるコモンソース線CSNと共通化されるため、VBLR配線を設ける幅の分だけセンスアンプ回路の回路幅を低減することが可能になる。
また、本実施形態にかかるセンスアンプ回路(SAC)では、センスアンプ(NchSA/PchSA)とビット線プリチャージ回路(PRE)とは隣り合って配置される。
これにより、コモンソース線CSNと、ビット線プリチャージ回路PREとを接続する配線を短くすることが可能になる。
また、本実施形態にかかる半導体装置(100)は、電圧を供給するコモンソース線(CSN)と、コモンソース線(CSN)から供給される電圧をプリチャージ電圧として、ビット線(BL)の電圧がプリチャージ電圧を超えるか否かに応じて、当該ビット線(BL)の電圧を増幅するセンスアンプ(NchSA/PchSA)と、ビット線(BL)にプリチャージ電圧を供給するビット線プリチャージ回路(PRE)と、を有し、ビット線プリチャージ回路(PRE)は、コモンソース線(CSN)と接続され、当該コモンソース線(CSN)から供給される電圧をプリチャージ電圧としてビット線(BL)に供給するセンスアンプ回路(SAC)を含む。
また、本実施形態にかかるセンスアンプ回路(SAC)では、センスアンプ(NchSA)とビット線プリチャージ回路(PRE)とは隣り合って配置される。
また、本実施形態にかかる半導体装置(100)では、センスアンプ回路(SAC)を含むレイアウトパターンが繰り返し配置されている。
また、本実施形態にかかる半導体装置(100)のセンスアンプ回路(SAC)は、コモンソース線(CSN)から供給される電圧をビット線(BL)に印加するビット線プリチャージ回路(PRE)と、コモンソース線(CSN)から供給される電圧とビット線(BL)の電圧とに基づいて、ビット線(BL)に接続されたメモリセル(MC)に電荷を補充するセンスアンプ(NchSA/PchSA)と、を有する。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記実施形態では、半導体装置の一例としてDRAMを挙げたが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の構成は、プリチャージ動作を行う半導体装置に適用することが可能である。
また、上記実施形態では、半導体装置100のメモリ部110は、1つのメモリセルアレイであることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、メモリ部110に含まれるメモリセルMCは、複数のバンクに分割されていてもよい。
100 半導体装置
110 メモリ部
113 内部電圧発生回路
ARY メモリセルアレイ領域
SWDB サブワードブロック
SAB センスアンプブロック
XA クロスエリア
SAC センスアンプ回路
CSPC コモンソースプリチャージ回路
NchSA Nchセンスアンプ
PchSA Pchセンスアンプ
PRE ビット線プリチャージ回路
CSN コモンソース線
BL ビット線
WL ワード線
MC メモリセル

Claims (6)

  1. 電圧を供給するコモンソース線と、
    ビット線にプリチャージ電圧を印加するビット線プリチャージ回路と、
    前記コモンソース線から供給される電圧をプリチャージ電圧として、当該プリチャージ電圧と前記ビット線の電圧とに基づいて、当該ビット線の電圧を増幅するセンスアンプと、を備え、
    前記ビット線プリチャージ回路は、前記コモンソース線と接続され、当該コモンソース線から供給される電圧を前記プリチャージ電圧として前記ビット線に印加する、センスアンプ回路。
  2. 前記センスアンプと前記ビット線プリチャージ回路とは隣り合って配置される、請求項1に記載のセンスアンプ回路。
  3. 電圧を供給するコモンソース線と、
    ビット線にプリチャージ電圧を印加するビット線プリチャージ回路と、
    前記コモンソース線から供給される電圧をプリチャージ電圧として、当該プリチャージ電圧と前記ビット線の電圧とに基づいて、当該ビット線の電圧を増幅するセンスアンプと、を備え、
    前記ビット線プリチャージ回路は、前記コモンソース線と接続され、当該コモンソース線から供給される電圧を前記プリチャージ電圧として前記ビット線に印加する、センスアンプ回路を含む半導体装置。
  4. 前記センスアンプと前記ビット線プリチャージ回路とは隣り合って配置される、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記センスアンプ回路を含むレイアウトパターンが繰り返し配置される、請求項3または4に記載の半導体装置。
  6. コモンソース線から供給される電圧をビット線に印加するビット線プリチャージ回路と、
    前記コモンソース線から供給される電圧と前記ビット線の電圧とに基づいて、前記ビット線に接続されたメモリセルに電荷を補充するセンスアンプと、を備えるセンスアンプ回路。
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