JP2015018151A - プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 - Google Patents
プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】起動時に光源を点灯させる通常モードと、光源を点灯させないメンテナンスモードのいずれかを設定するモード設定手段202と、外部機器との間で通信する通信手段26と、メンテナンスモードでの動作時に、内部の保守情報211を外部機器に出力する制御手段20と、を備える。
【選択図】図4
Description
このため、特許文献1には、光源を点灯させないで起動する第2モードを備えたプロジェクターが開示されている。
図1は実施形態に係るプロジェクター1を前方から見た斜視図であり、図1(a)はシャッター4が開放位置にあるとき、図1(b)はシャッター4が閉鎖位置にあるときの状態を示す。
筐体2の前面2fには、開口部3が形成されており、開口部3の内側には、前方に向かって画像光を投写する投写レンズ13が備えられている。開口部3には、カバー部材としてのシャッター4が開閉可能に備えられており、開口部3をシャッター4で閉鎖することによって、投写レンズ13を保護するとともに投写光を遮光することが可能となっている。
図1(b)に示すように、シャッター4が閉鎖位置にあるとき、シャッター4は、開口部3を閉鎖する。
また、スリット5の近傍には報知手段25が備えられている。
図3(a)はシャッター4が閉鎖位置にあり、プロジェクター1の電源をオフした状態(スタンバイ状態)を示す。図3(a)に示すように、報知手段25はスタンバイ状態であることを報知する。
なお、図3(a)に示す状態からプロジェクター1の電源をオンすると図3(b)に示す状態に遷移する。
図4に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、シャッター位置検出手段19、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、報知手段25、通信手段26、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらは筐体2(図1)の内部、または外面に収容されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、画像信号入力手段18に入力される複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、決定キー、エスケープキー等がある。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
図5に示すように、プロジェクター1がスタンバイ状態において入力操作手段23の電源キー操作などにより電源オンすると(ステップS101)、ステップS102に遷移する。スタンバイ状態が図3(a)に示す状態に相当する。
図6に示すように、プロジェクター1がメンテナンスモードでの動作を開始すると(ステップS201)、ステップS202に遷移する。
本実施形態のプロジェクター1によれば、プロジェクター1の光源11を点灯せずに動作するメンテナンスモードにおいて、通信手段26を介してプロジェクター1の保守情報211を外部機器に出力する。これにより、プロジェクター1の光源11が点灯しない故障状態において、外部機器によってプロジェクター1の保守情報211を確認し、故障の原因解析を行うことが可能となる。
(変形例1)
上述した実施形態では、起動時に所定の操作を行うことにより、メンテナンスモードに設定しているが、通常モードでの動作中に、所定の操作を行うことにより、メンテナンスモードに移行させるようにしてもよい。これにより、動作中に光源11が故障した場合などに、スタンバイ状態を介さずに直接メンテナンスモードに移行させることが可能となる。
Claims (6)
- 光源から射出された光を、入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写レンズより投写面に画像を投写する画像投写手段と、これらを収容する筐体と、を有するプロジェクターであって、
当該プロジェクターの起動時に、前記光源を点灯させる通常モードと、前記光源を点灯させないメンテナンスモードのいずれかを設定するモード設定手段と、
外部機器との間で通信を行う通信手段と、
前記メンテナンスモードでの動作時に、前記通信手段を介して当該プロジェクターの保守情報を前記外部機器に出力する制御手段と、
を備えたことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
入力操作を受け付ける入力操作手段と、
前記筐体に備えられ、前記投写レンズを閉鎖するシャッターと、
前記シャッターが開放位置、閉鎖位置のいずれの位置にあるかを検出するシャッター位置検出手段と、をさらに備え、
前記モード設定手段は、当該プロジェクターの起動時に、前記入力操作手段より電源オン操作を受け付けてから、第1の時間が経過する前に前記シャッターが前記開放位置に移動した場合、前記通常モードに設定し、前記第1の時間が経過し、かつ前記シャッターが前記閉鎖位置にあった場合、前記メンテナンスモードに設定する、ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
前記モード設定手段は、当該プロジェクターの起動時に、前記シャッターが前記閉鎖位置にあり、かつ前記入力操作手段より電源オン操作を受け付けてから、前記第1の時間が経過する前に前記入力操作手段より所定の操作を受け付けた場合に、当該プロジェクターを前記メンテナンスモードに設定する、ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項2または3に記載のプロジェクターにおいて、
前記光源の故障または前記光源が前記筐体に装着されていないことを検出する、光源検出手段をさらに備え、
前記モード設定手段は、当該プロジェクターの起動時に、前記シャッターが前記閉鎖位置にあり、かつ前記光源検出手段により、前記光源が故障または前記光源が前記筐体に装着されていないことを検出した場合、前記メンテナンスモードに設定する、ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記モード設定手段により、前記通常モードまたは前記メンテナンスモードのいずれが設定されているかを報知する報知手段、
をさらに備えたことを特徴とするプロジェクター。 - 光源から射出された光を、入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に画像を投写する画像投写手段と、外部機器との間で通信を行う通信手段と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、
当該プロジェクターの起動時に、前記光源を点灯させる通常モードと、前記光源を点灯させないメンテナンスモードのいずれかを設定するモード設定ステップと、
前記メンテナンスモードでの動作時に、前記通信手段を介して当該プロジェクターの保守情報を前記外部機器に出力する制御ステップと、
を有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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JP2013146153A JP2015018151A (ja) | 2013-07-12 | 2013-07-12 | プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 |
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2013
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