JP2015017847A - 物理量検出装置 - Google Patents

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Takayuki Yogo
孝之 余語
斉藤 孝行
Takayuki Saito
孝行 斉藤
浩昭 星加
Hiroaki Hoshika
浩昭 星加
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Takahiro Miki
崇裕 三木
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Abstract

【課題】腐食性を向上した物理量検出装置を提供する。【解決手段】外部との入出力を行うコネクタ6とコネクタ6にインサートされたコネクタ端子7とを備えたハウジング部材8と、コネクタ端子7と電気的に接続される電子回路基板10と、を有する物理量検出装置5において、電子回路基板10が実装される回路室13から回路室13の外部に連通する換気穴11を設け、換気穴11を熱または超音波等の溶着により塞ぐことで密閉構造とした。【選択図】図1

Description

本発明は物理量を検出する装置に係り、特に、内燃機関の吸入空気に係わる物理量計測に好適な物理量検出装置に関する。
内燃機関の物理量検出装置の構造として、例えば、特許文献1には、コネクタ内部に腐食性ガスに対し水蒸気よりも高いトラップ性を有するトラップ剤を保持させた構造とすることで、腐食性ガスに対する信頼性を向上させる技術が開示されている。
特開2009−83563号公報
特許文献1では、エンジンルーム内に搭載するセンサは、使用環境が厳しく、ゴム製ダクトから発生する硫黄ガス、硫化水素等の腐食性ガスや、エンジン燃焼室から戻ってくる燃焼ガスから、駆動回路を形成する回路導体を保護する方法として例えばコネクタ内部に腐食性ガスに対し水蒸気よりも高いトラップ剤を保持する構成となっている。しかしながら、特許文献1の構成では、腐食性ガスからの保護は可能であるが、換気穴から水分が浸入し、回路導体が腐食することについては十分な考慮がなされておらず、水分による回路導体の腐食防止の観点から改善の余地が残されている。
本発明の目的は、腐食性を向上した物理量検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の物理量検出装置は、外部との入出力を行うコネクタと前記コネクタにインサートされたコネクタ端子部材とを備えたハウジング部材と、前記コネクタ端子部材と電気的に接続される電子回路基板と、を有する物理量検出装置において、前記電子回路基板が実装される回路室から前記回路室の外部に連通する換気穴を設け、前記換気穴を熱または超音波等の溶着により塞ぐことで密閉構造とした。
本発明によれば、腐食性を向上した物理量検出装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施例を示す断面図 本発明の一実施例を示す断面図 本発明の一実施例を示す断面図 本発明の一実施例を示す断面図 本発明の一実施例を示す断面図
以下、本発明に係る実施例の一例について図1〜図5を用いて説明する。
(実施例1)
まず初めに、本発明の一実施例である実施例1について説明する。
図1に示されるように、吸入空気が流れる主通路1を構成する吸気管構成部材2には、その一部にセンサの装着穴3が設けられており、シール部材4を介して物理量検出装置5を取り付ける。物理量検出装置5は、コネクタ6及びコネクタ6にインサートされたコネクタ端子7を一体成型したハウジング部材8に、物理量検出素子9を実装した電子回路基板10を内装し、ハウジング部材8とカバー部材16を接着剤14で接着することで概ね構成される。
コネクタ端子7と電子回路基板10との間の電気的接続は金属ワイヤ12を用いたワイヤボンディングで接続を行い、これにより、コネクタ6を介して外部との入出力を可能にしている。カバー部材16には電子回路基板10を内装する回路室13の内部と外部を連通する換気穴11が形成され、ハウジング部材8とカバー部材7の接着硬化後に換気穴11を熱、超音波溶着等による溶着15で塞ぐことで密閉構造とする構成になっている。
接着剤14は熱硬化性を有する材料からなり、そのため、接着剤14でハウジング部材8とカバー部材16を接着した後、高温環境にしてさらに熱硬化をする必要がある。ここで、高温環境となると、回路室13内の空気が膨張することで、カバー部材16が浮いてしまい、回路室13内の空気が外に抜けてしまう。これは、接着剤14に回路室13内外を貫通するボイドの発生要因となる。カバー部材16の浮きや接着剤14に発生するボイドは腐食性ガスや水分の浸入、装着穴3への装着性悪化の要因となる。これらを防止するためには、接着剤硬化の段階では、換気穴11が必要となる。
本構成によると、ハウジング部材8とカバー部材16の接着剤硬化時には換気穴11より回路室13内の空気を逃がすことが出来、接着剤硬化後に換気穴11を熱、超音波溶着等による溶着15で塞ぐことで密閉構造としたため、カバー部材16の浮きや接着剤14の回路室内外を貫通するボイド発生を防止することが出来る。
また、接着剤硬化後に密閉構造とすることで、使用状態においては回路室13内への水分浸入を防止し、電子回路基板10の結露も防止することが出来るため、電子回路基板10上に防湿目的のシリコーンゲル等のコーティング剤を不要とすることが出来る。更には、腐食性ガスの侵入も防止出来るため、腐食に対する信頼性も向上することが出来る。
(実施例2)
次に、本発明のその他の実施例の一例である実施例2について図2を用いて説明する。
図2に示すように、本実施例では、回路室13の内部と外部とを連通する換気穴11をコネクタ6の内部に開口し、コネクタ6内にて熱、超音波溶着による溶着15で塞ぐことで密閉構造としている。コネクタ6内は相手側コネクタ(図示せず)と勘合することでシールされるため、水分の浸入する可能性が低くなっている。また、コネクタ6内で溶着することで、溶着部にき裂等の欠陥が発生した場合でも、信頼性に与える影響を低減することが出来る。
(実施例3)
次に、本発明のその他の実施例の一例である実施例3について図3を用いて説明する。
図3に示されるように、本実施例では、回路室13の内部と外部を連通する換気穴11をシール部材4の内側に開口し、熱、超音波溶着による溶着15で塞ぐことで密閉構造としている。シール部材4は、吸気管構成部材2と接合されることでシールされるため、シール部材4の内側で溶着することで、溶着部にき裂等の欠陥が発生した場合でも、信頼性に与える影響を低減することが出来る。
(実施例4)
次に、本発明のその他の実施例の一例である実施例4について図4を用いて説明する。
図4に示されるように、本実施例では、回路室13の内と外を連通する換気穴11をシール部材4の内側に開口し、シール部材4によって密閉構造としている。シール部材4は、吸気管構成部材2と接合されることでシールされるため溶着工程を削減することが出来、より簡易に密閉構造とすることが出来る。
(実施例5)
次に、本発明のその他の実施例の一例である実施例5について図5を用いて説明する。
図5に示されるように、本実施例では、回路室13の内と外を連通する換気穴11をシール部材4の内側に開口し、シール部材4にて開口部を塞ぐことで密閉構造としている。シール部材4にて開口部を塞ぐことで溶着工程を削減することが出来、より簡易に密閉構造とすることが出来る。
1…主通路
2…吸気管構成部材
3…装着穴
4…シール部材
5…物理量検出装置
6…コネクタ
7…コネクタ端子
8…ハウジング部材
9…物理量検出素子
10…電子回路基板
11…換気穴
12…金属ワイヤ
13…回路室
14…接着剤
15…溶着
16…カバー部材

Claims (5)

  1. 外部との入出力を行うコネクタと前記コネクタにインサートされたコネクタ端子部材とを備えたハウジング部材と、前記コネクタ端子部材と電気的に接続される電子回路基板と、を有する物理量検出装置において、
    前記電子回路基板が実装される回路室から前記回路室の外部に連通する換気穴を設け、
    前記換気穴を熱または超音波等の溶着により塞ぐことで密閉構造としたことを特徴とする物理量検出装置。
  2. 請求項1に記載した空気物理量検出装置において、
    前記換気穴を前記コネクタ内部に設け、
    前記コネクタ内部にて前記換気穴を溶着により塞ぐことで密閉構造としたことを特徴とする物理量検出装置。
  3. 請求項1に記載した空気物理量検出装置において、
    前記換気穴をシール部材の内側に設け、
    前記シール部材の内側にて前記換気穴を溶着により塞ぐことで密閉構造としたことを特徴とする物理量検出装置。
  4. 請求項1に記載した空気物理量検出装置において、
    前記換気穴をシール部材内側に設け、
    前記空気物理量検出装置が前記主空気通路に装着された時のシール力により密閉構造としたことを特徴とする物理量検出装置。
  5. 請求項4に記載した空気物理量検出装置において、
    前記換気穴をシール部材に設け、前記シール部材により換気穴を塞ぐことで密閉構造としたことを特徴とする物理量検出装置。
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