JP2015017409A - ロールスクリーン装置 - Google Patents

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Tetsuya Arakawa
哲也 荒川
誠二 板東
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誠二 板東
貴寛 小俣
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貴寛 小俣
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Abstract

【課題】巻取軸の強度を増大させたり径を大きくさせたりすることなく、巻取軸の撓みを抑制することができるロールスクリーン装置を提供すること。【解決手段】開口部15の上方に回転可能に支持された巻取軸20と、上端が巻取軸20に係止され、かつ下端がボトムバー50に連結されたスクリーン30とを備え、巻き取り操作を行うことによりスクリーン30が巻取軸20に巻き取られる一方、繰り出し操作を行うことにより巻取軸20に巻き取られたスクリーン30が繰り出されて開口部15を覆うことが可能なロールスクリーン装置であって、巻取軸20に巻き取られたスクリーン30の最も上方の表面よりも上方側となる領域に回転可能に配設された滑車60と、滑車60を経由した状態で一端が巻取軸20に係止されるとともに他端がボトムバー50に連結されたワイヤケーブル70とを備えたものである。【選択図】図2

Description

本発明は、ロールスクリーン装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に提案されたロールスクリーン装置が知られている。このロールスクリーン装置は、巻取軸と、スクリーンと、左右一対のガイドレールとを備えて構成されている。
巻取軸は、建物の開口部の上方に配設された収納ボックスに架設され、自身の中心軸回りに回転可能に支持されている。スクリーンは、上端が巻取軸に係止され、下端がボトムバーに連結されている。左右一対のガイドレールは、開口部の左側縁部及び右側縁部に設けられており、スクリーンの左右両側縁部を上下にスライド可能に保持するものである。
このようなロールスクリーン装置においては、巻き取り操作を行うことによりスクリーンが巻取軸に巻き取られて収納ボックスに収納される一方、繰り出し操作を行うことにより巻取軸に巻き取られたスクリーンが収納ボックスより下方に繰り出されて開口部を閉塞することが可能になる。
特開2013−7205号公報
ところで、上記特許文献1に提案されているロールスクリーン装置では、巻取軸に対してスクリーンの重量及びボトムバーの重量が作用している。しかも巻取軸は、両端部が回転可能に支持されることで収納ボックスに架設されているだけである。そのため、巻取軸は、スクリーン及びボトムバーの重量に加え、自身の自重によって撓む虞れがある。特に開口部の開口幅(左右幅)が大きくなるとスクリーン及びボトムバーの重量が大きくなり、巻取軸の撓みがより顕著となる。
このような巻取軸の撓みは、開口部を閉塞するスクリーンに皺を生じさせるとともに、巻取軸の回転が不安定なものとなり、巻取軸に巻き取られたスクリーンの一部が収納ボックスの内面に接触等して巻き取り操作及び繰り出し操作に違和感を生じさせる虞れがあった。
かかる巻取軸の撓みを解消するために巻取軸の強度を大きくしたり、巻取軸の径を大きくしたりすることが考えられるが、巻取軸の強度を大きくすることは巻取軸の製造コストの増大化を招来してしまう。その一方、巻取軸の径を大きくすることは収納ボックスの大型化を招来し、結果的にロールスクリーン装置の適用個所を制限させてしまう虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、巻取軸の強度を増大させたり径を大きくさせたりすることなく、巻取軸の撓みを抑制することができるロールスクリーン装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るロールスクリーン装置は、開口部の上方に回転可能に支持された巻取軸と、上端が前記巻取軸に係止され、かつ下端がボトムバーに連結されたスクリーンとを備え、巻き取り操作を行うことにより前記スクリーンが前記巻取軸に巻き取られる一方、繰り出し操作を行うことにより前記巻取軸に巻き取られた前記スクリーンが繰り出されて前記開口部を覆うことが可能なロールスクリーン装置であって、前記巻取軸に巻き取られたスクリーンの最も上方の表面よりも上方側となる領域に配設された転回部材と、前記転回部材を経由した状態で一端が前記巻取軸に係止されるとともに他端が前記ボトムバーに連結された連結部材とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、転回部材が、巻取軸に巻き取られたスクリーンの最も上方の表面よりも上方側となる領域に配設されており、連結部材が、転回部材を経由した状態で一端が巻取軸に係止されるとともに他端がボトムバーに連結されているので、巻取軸に作用する荷重の一部を上方に逃がすことができる。
また本発明は、上記ロールスクリーン装置において、前記連結部材は、前記転回部材を経由する部分から前記ボトムバーに連結する部分までの領域が前記巻取軸に巻き取られたスクリーンから離隔するように、当該転回部材を経由して設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、連結部材が、転回部材を経由する部分からボトムバーに連結する部分までの領域が巻取軸に巻き取られたスクリーンから離隔するように、当該転回部材を経由して設けられているので、巻き取り操作及び繰り出し操作が行われる場合に、該連結部材が巻取軸に巻き取られたスクリーンに接触する虞れがなく、かかる操作を良好に行うことができる。
また本発明は、上記ロールスクリーン装置において、前記連結部材は、前記転回部材を経由する部分から前記ボトムバーに連結する部分までの領域が前記巻取軸に巻き取られたスクリーンから離隔するように、前記転回部材よりも下方側に設けられた誘導部材を経由して設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、連結部材が、転回部材を経由する部分からボトムバーに連結する部分までの領域が巻取軸に巻き取られたスクリーンから離隔するように、転回部材よりも下方側に設けられた誘導部材を経由して設けられているので、巻き取り操作及び繰り出し操作が行われる場合に、該連結部材が巻取軸に巻き取られたスクリーンに接触する虞れがなく、かかる操作を良好に行うことができる。
また本発明は、上記ロールスクリーン装置において、前記転回部材は、前記巻取軸とともに前記開口部の上方に設置された収納ボックスに収納されたことを特徴とする。
この発明によれば、転回部材が巻取軸とともに開口部の上方に設置された収納ボックスに収納されているので、転回部材や巻取軸を個別に配設しなくても収納ボックスを設置するだけで、転回部材や巻取軸を所望の個所に支持させることができる。
また本発明は、上記ロールスクリーン装置において、前記開口部に左右一対となる態様で配設され、かつ前記スクリーンの両側縁部を上下にスライド可能に保持するガイド部材を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、開口部に左右一対となる態様で配設されたガイド部材が、スクリーンの両側縁部を上下にスライド可能に保持するので、スクリーンを良好に巻き取るとともに、繰り出すことができる。
本発明によれば、巻取軸の強度を増大させたり径を大きくさせたりすることなく、巻取軸の撓みを抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の主要な構成要素を模式的に示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の縦断面図である。 図3は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の横断面図である。 図4は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の縦断面図である。 図5は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の縦断面図である。 図6は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の変形例の縦断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るロールスクリーン装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の主要な構成要素を模式的に示す斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の縦断面図であり、図3は、本発明の実施の形態であるロールスクリーン装置の横断面図である。
ここで例示するロールスクリーン装置は、開口枠に設けられた図示せぬ窓(例えば、引き違い窓や嵌め殺し窓、すべり出し窓等)の室内側の額縁10に設けたものである。額縁10は、上額縁11、下額縁12及び左右一対の縦額縁13,14を四周組みすることによって方形状に構成したものであり、矩形状の開口部15を形成するものである。
ロールスクリーン装置は、巻取軸20、スクリーン30、ガイドレール(ガイド部材)41,42を備えて構成してある。
巻取軸20は、左右方向が軸方向となるロッド状のものである。この巻取軸20は、上額縁11に図示せぬブラケットを介して装着された収納ボックス21に収納されており、自身の中心軸回りに回転可能となるよう収納ボックス21の左右の側壁22に架設してある。収納ボックス21は、巻取軸20等を収納する筐体であり、その下面の室外側には、引出口23が設けてある。引出口23は、左右方向が長手方向となる長尺状の開口であり、スクリーン30を通過させるものである。
スクリーン30は、長尺状のシート状物であり、左右幅は巻取軸20の左右方向の長さと略等しい大きさを有している。このスクリーン30は、上端が巻取軸20に係止されている。つまり、スクリーン30は、巻取軸20が中心軸回りに回転する際に巻取軸20に巻き取られるものである。このようなスクリーン30の左右の両側縁部には被案内部31,32が設けてある。
また、スクリーン30は、下端がボトムバー50に連結されている。ボトムバー50は、左右方向が長手方向となる長尺状のものであり、左右方向の長さはスクリーン30の左右幅よりも僅かに小さいものである。
スクリーン30とボトムバー50とは、次のようにして連結されている。スクリーン30の下端縁には下端被案内部33が設けてあり、ボトムバー50の上面にはボトム溝51が形成してある。ボトム溝51は、左右方向に沿って延在するものであり、図2に示すように下端被案内部33の膨出部33aよりも幅狭となる抜止部51aが形成してある。そして、スクリーン30の下端被案内部33がボトム溝51に進入するよう、ボトムバー50をスクリーン30に対して左右方向に相対的にスライドさせる。この際、下端被案内部33の膨出部33aは、抜止部51aよりも下方に位置するようにする。その後、ボトムバー50の両端部にボトムバーキャップ52,53を装着することにより、スクリーン30とボトムバー50とが連結される。このようにスクリーン30の下端にボトムバー50が連結されることにより、スクリーン30に上下方向の張力が付与されることになる。
ガイドレール41,42は、開口部15に左右一対となる態様で配設してある。左側のガイドレール41(以下、左側ガイドレール41ともいう)は、左側の縦額縁13(以下、左縦額縁13ともいう)にアタッチメント部材40aを介して取り付けたものであり、上下方向が長手方向となるものである。この左側ガイドレール41の右端面には、第1左ガイド溝41a及び第2左ガイド溝41bが形成してある。
第1左ガイド溝41aは、上下方向に沿って延在するものであり、スクリーン30の左側縁部に設けた被案内部31(以下、左側被案内部31ともいう)の膨出部31aよりも幅狭となるものである。この左側ガイドレール41の内部には左側被案内部31の膨出部31aの進入を許容する空間が形成してある。
第2左ガイド溝41bは、上下方向に沿って延在するものであり、第1左ガイド溝41aよりも室内側に設けてある。この第2左ガイド溝41bは、ボトムバー50の左端部に装着したボトムバーキャップ52(以下、左側ボトムバーキャップ52ともいう)の左側に向けて突出する左突片52aの進入を許容するものである。
右側のガイドレール42(以下、右側ガイドレール42ともいう)は、右側の縦額縁14(以下、右縦額縁14ともいう)にアタッチメント部材40bを介して取り付けたものであり、上下方向が長手方向となるものである。この右側ガイドレール42の左端面には、第1右ガイド溝42a及び第2右ガイド溝42bが形成してある。
第1右ガイド溝42aは、上下方向に沿って延在するものであり、スクリーン30の右側縁部に設けた被案内部32(以下、右側被案内部32ともいう)の膨出部32aよりも幅狭となるものである。この右側ガイドレール42の内部には右側被案内部32の膨出部32aの進入を許容する空間が形成してある。
第2右ガイド溝42bは、上下方向に沿って延在するものであり、第1右ガイド溝42aよりも室内側に設けてある。この第2右ガイド溝42bは、ボトムバー50の右端部に装着したボトムバーキャップ53(以下、右側ボトムバーキャップ53ともいう)の右側に向けて突出する右突片53aの進入を許容するものである。
上記ロールスクリーン装置においては、上記構成の他、滑車(転回部材)60及びワイヤケーブル70が設けてある。滑車60は、収納ボックス21に収納されており、図2に示すように該収納ボックス21の上壁面24において左右方向に沿って延在する中心軸回りに回転可能に配設してある。この滑車60は、巻取軸20の長手方向の中央部分における該巻取軸20の上方側、より詳細には、巻取軸20に巻き取られたスクリーン30の最も上方の表面(図5の符号A)よりも上方側となる領域に配設してある。上記滑車60は、引出口23の直上域における、巻取軸20に巻き取られたスクリーン30の最も上方の表面よりも上方側となる個所に配設してある。
ワイヤケーブル70は、図2に示すように、滑車60を経由した状態で、一端71が巻取軸20に形成された孔部20aを貫通して該巻取軸20に係止されており、他端72がボトムバー50に連結されている連結部材である。本実施の形態では、ワイヤケーブル70を連結部材の一例として示しているが、本発明においては、ボトムバーを牽引可能な部材であれば、ワイヤケーブル70のみに限定されず、針金や紐等の索条体等を連結部材に用いても構わないし、紐状や帯状等の形態は問わない。但し、伸縮性の低い材料から形成されるものであることが好ましい。
そして、上述したように滑車60が引出口23の直上域に配設してあるので、滑車60は、自身より他端72側のワイヤケーブル70が巻取軸20に巻き取られたスクリーン30から離隔するよう設けられている。
尚、図2中の符号80はボールチェーンである。かかるボールチェーン80を一方向に沿って変位させることでスクリーン30の巻き取り操作を行うことができ、ボールチェーン80を他方に沿って変位させることでスクリーン30の繰り出し操作を行うことができる。
このようなロールスクリーン装置は、次のようにして組み立てられるものである。まず、引出口23よりスクリーン30の一部及びワイヤケーブル70の一部が垂下した状態の収納ボックス21を、ブラケットを介して上額縁11に取り付ける。
ここで、スクリーン30の下端部及びワイヤケーブル70の他端72には、次のようにしてボトムバー50が予め連結されている。スクリーン30の下端被案内部33がボトム溝51に進入するよう、ボトムバー50をスクリーン30に対して左右方向に相対的にスライドさせ、ボトムバー50の両端部にボトムバーキャップ52,53を装着することで、スクリーン30の下端部にボトムバー50が連結されている。またこの際、ワイヤケーブル70の他端72がボトムバー50の所定個所に連結されている。
そして、スクリーン30及びワイヤケーブル70を下方に引き出して、左側ボトムバーキャップ52の左突片52aを第2左ガイド溝41bに進入させるとともに、右側ボトムバーキャップ53の右突片53aを第2右ガイド溝42bに進入させ、その後に、スクリーン30の左側被案内部31が第1左ガイド溝41aを進入するよう左側ガイドレール41をスクリーン30に対して相対的に移動させるとともに、スクリーン30の右側被案内部32が第1右ガイド溝42aを進入するよう右側ガイドレール42をスクリーン30に対して相対的に移動させる。
その後、左側ガイドレール41を左縦額縁13にアタッチメント部材40aを介在させて取り付けるとともに、右側ガイドレール42を右縦額縁14にアタッチメント部材40bを介在させて取り付ける。
このようにして組み立てられたロールスクリーン装置においては、巻き取り操作を行うことにより、図4に示すようにスクリーン30が巻取軸20に巻き取られる。このとき、ワイヤケーブル70も巻取軸20に巻き取られる。そして、図5に示すようにボトムバー50が収納ボックス21の下面に当接してスクリーン30が収納ボックス21に収納される。
かかる図5に示すようにスクリーン30が収納ボックス21に収納された状態から繰り出し操作を行うことにより、図4に示すように巻取軸20に巻き取られたスクリーン30が収納ボックス21より引出口23を通じて下方に繰り出される。このときワイヤケーブル70も巻取軸20から滑車60を経由して下方に繰り出される。そして、図2に示すようにボトムバー50が下額縁12に載置されることで開口部15を閉塞することができる。
このような本実施の形態であるロールスクリーン装置によれば、滑車60が収納ボックス21において巻取軸20に巻き取られたスクリーン30の最も上方の表面よりも上方側となる領域に回転可能に配設され、ワイヤケーブル70が滑車60を経由した状態で一端71が巻取軸20に係止されるとともに他端72がボトムバー50に連結されていることで、ワイヤケーブル70は、巻取軸20によって巻き取られる方向と、ボトムバー50の荷重を受けて繰り出される方向(下方向)とに滑車60を基点として分岐されて引っ張られることになり、これにより巻取軸20に作用する荷重の一部を上方に逃がすことができる。従って、巻取軸20の強度を増大させたり径を大きくさせたりすることなく、巻取軸20の撓みを抑制することができる。
このように巻取軸20の強度を増大させたり径を大きくさせたりする必要がないので、網戸を巻き取る既存の巻取シャフトを巻取軸20として適用することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
上記ロールスクリーン装置によれば、ワイヤケーブル70の一端71が巻取軸20に係止されることでワイヤケーブル70はスクリーン30とともに巻取軸20に巻き取られるので、スクリーン30の巻き太りを防止することができる。特に、ワイヤケーブル70もスクリーン30も共通の巻取軸20に巻き取られるので、ワイヤケーブルとスクリーンとを別個の巻取軸に巻き取られる構成を採用するのに比してスペースを小さくすることができ、収納ボックス21の大型化を招来する虞れもない。
上記ロールスクリーン装置によれば、滑車60が、自身より他端側のワイヤケーブル70が巻取軸20に巻き取られたスクリーン30から離隔するよう設けられているので、つまり、ワイヤケーブル70が、滑車60を経由する部分からボトムバー50に連結する部分までの領域が巻取軸20に巻き取られたスクリーン30から離隔するように、当該滑車60を経由して設けられているので、巻き取り操作及び繰り出し操作が行われる場合に、該ワイヤケーブル70が巻取軸20に巻き取られたスクリーン30に接触する虞れがなく、かかる操作を良好に行うことができる。
上記ロールスクリーン装置によれば、滑車60が巻取軸20とともに開口部15の上方に設置された収納ボックス21に収納されているので、滑車60や巻取軸20を個別に配設しなくても収納ボックス21を設置するだけで、滑車60や巻取軸20を所望の個所に支持させることができる。
上記ロールスクリーン装置によれば、開口部15に左右一対となる態様で配設されたガイドレール41,42が、スクリーン30の両側縁部の被案内部31,32を上下にスライド可能に保持するので、スクリーン30を良好に巻き取るとともに、繰り出すことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、転回部材の一例として滑車60を例示したが、本発明は、かかる滑車60に限られず回転しないピン部材等を転回部材として用いてもよい。つまり、本発明の転回部材は、滑車60のように回転可能なものに限られず、回転しないものであってもよい。
上述した実施の形態では、滑車60は、引出口23の直上域における、巻取軸20に巻き取られたスクリーン30の最も上方の表面よりも上方側となる個所に配設してあったが、本発明においては、転回部材は、巻取軸に巻き取られたスクリーンの最も上方の表面よりも上方側となる個所であればその場所は限定されない。
上述した実施の形態では、滑車60及びワイヤケーブル70を1つずつ設けた例を示したが、本発明においては、転回部材及び連結部材(ワイヤケーブル)は巻取軸の長手方向に沿って複数設けてもよい。転回部材及び連結部材は、スクリーンの左右幅の大きさに応じてその数が適宜選択されればよい。
上述した実施の形態では、引出口23が収納ボックス21の下面の室外側に形成されており、滑車60は引出口23の直上域に配設してあるので、滑車60を該滑車60より他端72側のワイヤケーブル70が巻取軸20に巻き取られたスクリーン30から離隔するよう設けられていたが、本発明においては、引出口の形成個所は収納ボックスの下面であれば限定されないし、転回部材の配設個所も上述したように巻取軸に巻き取られたスクリーンの最も上方の表面よりも上方側となる個所であれば限定されない。そのため、引出口の形成個所及び転回部材の配設個所によっては、転回部材より他端側の連結部材が巻取軸に巻き取られたスクリーンに接してしまう場合が考えられる。このような場合には、図6に示すように、滑車(転回部材)61を経由するワイヤケーブル(連結部材)70がガイドピン(誘導部材)90を経由するようにして、該ガイドピン90より他端側のワイヤケーブル70が巻取軸20に巻き取られたスクリーン30から離隔するように構成してもよい。
10 額縁
15 開口部
20 巻取軸
21 収納ボックス
23 引出口
30 スクリーン
31 左側被案内部
32 右側被案内部
33 下端被案内部
41 左側ガイドレール(ガイド部材)
41a 第1左ガイド溝
41b 第2左ガイド溝
42 右側ガイドレール(ガイド部材)
42a 第1右ガイド溝
42b 第2右ガイド溝
50 ボトムバー
51 ボトム溝
52 左側ボトムバーキャップ
53 右側ボトムバーキャップ
60 滑車(転回部材)
61 滑車(転回部材)
70 ワイヤケーブル(連結部材)
90 ガイドピン(誘導部材)

Claims (5)

  1. 開口部の上方に回転可能に支持された巻取軸と、
    上端が前記巻取軸に係止され、かつ下端がボトムバーに連結されたスクリーンと
    を備え、
    巻き取り操作を行うことにより前記スクリーンが前記巻取軸に巻き取られる一方、繰り出し操作を行うことにより前記巻取軸に巻き取られた前記スクリーンが繰り出されて前記開口部を覆うことが可能なロールスクリーン装置であって、
    前記巻取軸に巻き取られたスクリーンの最も上方の表面よりも上方側となる領域に配設された転回部材と、
    前記転回部材を経由した状態で一端が前記巻取軸に係止されるとともに他端が前記ボトムバーに連結された連結部材と
    を備えたことを特徴とするロールスクリーン装置。
  2. 前記連結部材は、前記転回部材を経由する部分から前記ボトムバーに連結する部分までの領域が前記巻取軸に巻き取られたスクリーンから離隔するように、当該転回部材を経由して設けられたことを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン装置。
  3. 前記連結部材は、前記転回部材を経由する部分から前記ボトムバーに連結する部分までの領域が前記巻取軸に巻き取られたスクリーンから離隔するように、前記転回部材よりも下方側に設けられた誘導部材を経由して設けられたことを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン装置。
  4. 前記転回部材は、前記巻取軸とともに前記開口部の上方に設置された収納ボックスに収納されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロールスクリーン装置。
  5. 前記開口部に左右一対となる態様で配設され、かつ前記スクリーンの両側縁部を上下にスライド可能に保持するガイド部材を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のロールスクリーン装置。
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JP2019138135A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 Ykk Ap株式会社 スクリーン及びスクリーン装置
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