JP2015016976A - 媒体検出機構および媒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送路を双方向に搬送されるシート状の媒体を検出するための検出レバーを、中点位置に正確に配置できる媒体検出機構を提供すること。
【解決手段】用紙検出機構20は、検出レバー41と、検出レバー41をプリンター幅方向Xに延びる第1軸線L1回りに回動可能に支持するサブホルダー42と、サブホルダー42を第1軸線L1と平行な第2軸線L2回りに回動可能に支持するメインホルダー43と、検出器44を有する。検出レバー41が中点位置Cに配置されたときに、サブホルダー42は検出レバー41の第1軸線L1回りの第1回動方向R1の回動を規制する検出レバー当接面67aを備え、メインホルダー43は、サブホルダー42の第2軸線L2回りの第2回動方向R2の回動を規制するサブホルダー当接面53aを備える。第1回動方向R1と第2回動方向R2はプリンター幅方向Xから見たときに逆の回転方向である。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送路を双方向に搬送されるシート状の媒体を検出する媒体検出機構および当該媒体検出機構を搭載する媒体処理装置に関する。
両面印刷を行う印刷装置(媒体処理装置)は、装置本体と、この装置本体に取り付けられた反転ユニットを有している。装置本体は、印刷ヘッドと、印刷ヘッドによる印刷位置を経由して延びる搬送路と、搬送路に沿った双方向に印刷用紙を搬送する搬送機構を備えている。反転ユニットは、装置本体の搬送路から送り込まれる印刷用紙の表裏を反転させて当該搬送路に戻す反転用搬送路と、搬送路から送り込まれる印刷用紙を反転用搬送路に沿って搬送して装置本体の搬送機構に受け渡す反転用搬送機構を備えている。両面印刷では、装置本体において、印刷用紙を搬送路に沿った第1搬送方向に搬送して印刷位置を通過させ、印刷位置で印刷用紙の表面に印刷を施す。次に、印刷用紙を第1搬送方向とは反対の第2搬送方向に搬送して反転ユニットに送り込む。反転ユニットでは、送り込まれた印刷用紙を反転用搬送路に沿って搬送し、表裏を反転させた状態として装置本体の搬送路に戻す。その後、装置本体では、印刷用紙を搬送路に沿った第1搬送方向に搬送して印刷位置を通過させ、印刷位置で印刷用紙の裏面に印刷を施す。
このような印刷装置では、精度よく印刷するために、印刷位置を第1搬送方向に搬送されている印刷用紙の搬送路上の位置を正確に把握しなければならない。従って、印刷ヘッドよりも第1搬送方向の上流側の検出位置で印刷用紙を精度よく検出しておく必要がある。また、このような印刷装置では、印刷用紙を反転させるために、印刷用紙が反転用搬送路に送り込まれる前に反転用搬送機構を駆動しなければならない。従って、印刷用紙が第2搬送方向に搬送される際には、搬送ユニットよりも搬送方向の上流側の検出位置で印刷用紙を検出しておく必要がある。
特許文献1には、搬送路を双方向に搬送される印刷用紙を検出する用紙検出装置が記載されている。特許文献1の用紙検出装置は、搬送方向と直交する方向に延びる軸線回りに回動可能に支持された検出レバーと、軸線よりも上方で当該軸線を間に挟んだ搬送方向の両側に配置された2つの光学センサーを有している。検出レバーは、下端部分に搬送路を搬送される印刷用紙に接触可能な接触部を備えており、上端部分に各光学センサーを遮光可能な遮光部を備えている。軸線は接触部と遮光部の間に位置している。また、検出レバーは、印刷用紙に接触していない状態で接触部が下を向くように重量配分されており、接触部を上方から搬送路に突出させている。
特許文献1の用紙検出装置では、搬送路を第1搬送方向に搬送される印刷用紙が用紙検出装置による検出位置を通過すると、印刷用紙が検出レバーと接触して当該検出レバーを軸線回りの第1方向に回動させる。これにより検出レバーはその遮光部が一方の光学センサーを遮光する位置に移動する。従って、用紙検出装置は搬送路を第1搬送方向に搬送される印刷用紙を検出できる。一方、搬送路を第2搬送方向に搬送される印刷用紙が検出位置を通過すると、印刷用紙が検出レバーと接触して検出レバーを第1方向とは逆の第2方向に回動させる。これにより検出レバーはその遮光部が他方の光学センサーを遮光する位置に移動する。従って、用紙検出装置は搬送路を第2搬送方向に搬送される印刷用紙を検出できる。
特開2008−74575号公報
特許文献1の検出レバーは、検出レバー自体の重量のバランスのみによって検出の基準となる中点位置に配置されている。従って、中点位置に配置された検出レバーは不安定であり、製品毎に、中点位置がばらつく可能性がある。検出レバーの中点位置がばらつくと、用紙検出装置が印刷用紙の位置を検出する検出精度が低下するという問題が発生する。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、搬送路を双方向に搬送される媒体を検出するための検出レバーを中点位置に正確に配置できる媒体検出機構および当該媒体検出機構を搭載する媒体処理装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の媒体検出機構は、搬送路を双方向に搬送されるシート状の媒体に接触可能な中点位置に配置されており、搬送されている前記媒体の接触により前記中点位置から移動させられる検出レバーと、前記検出レバーが前記中点位置に配置されているか否で出力が切り換わる検出器と、前記検出レバーを前記媒体の搬送方向と直交する方向に延びる第1軸線回りに回動可能に支持するサブホルダーと、前記サブホルダーを前記第1軸線と平行な第2軸線回りに回動可能に支持するメインホルダーと、を有し、前記サブホルダーは、前記中点位置に配置された前記検出レバーに当接して当該検出レバーの第1回動方向への回動を規制する検出レバー当接部を備え、前記メインホルダーは、前記検出レバーが前記中点位置に配置されているときに、前記サブホルダーに当接して当該サブホルダーの第2回動方向への回動を規制するサブホルダー当接部を備え、前記搬送方向と直交する方向から見たときに、前記第1回動方向と前記第2回動方向とは逆の回動方向であることを特徴とする。
本発明によれば、中点位置に配置されている検出レバーは、検出レバーを回動可能に支持しているサブホルダーの検出レバー当接部に当接して第1軸線回りの第1回動方向への回動が規制されている。また、サブホルダーも、検出レバーが中点位置に配置されているときには、サブホルダーを回動可能に支持しているメインホルダーの検出レバー当接部に当接して第2軸線回りの第2回動方向への回動が規制されている。すなわち、検出レバーが中点位置に配置されたときに、回動可能な状態で支持されている2つの部材(検出レバーおよびサブホルダー)は他の部材と当接して位置決めされている。また、検出レバーが中点位置に配置されたときに、回動可能に支持されている2つの部材(検出レバーおよびサブホルダー)は、互いに逆方向への回動が規制されている。従って、検出レバーは、媒体検出の基準となる中点位置に正確に配置される。また、検出レバーは、中点位置において不安定な状態になることがない。よって、搬送路を搬送される媒体を精度よく検出できる。
さらに、本発明によれば、搬送路を第1搬送方向に搬送されている媒体が中点位置の検出レバーに接触すると、検出レバーが第1軸線回りを第1回動方向とは逆方向に回動して当該中点位置から離間することになる。一方、搬送路を第1搬送方向とは反対の第2搬送方向に搬送されている媒体が中点位置の検出レバーに接触すると、検出レバーがサブホルダーと一体に第2軸線回りを第2回動方向とは逆方向に回動して中点位置から離間することになる。すなわち、第1搬送方向に搬送される媒体を検出する場合と、第2搬送方向に搬送される媒体を検出する場合とで、検出レバーが異なる軸線の回りを回動する。従って、双方向に搬送される媒体の検出に際して検出レバーの移動に起因する磨耗が一箇所に集中することがなく、装置の寿命を延ばすことができる。
本発明において、前記検出レバーを前記第1軸線回りの前記第1回動方向に向かって付勢する第1付勢部材と、前記サブホルダーを前記第2軸線回りの前記第2回動方向に向かって付勢する第2付勢部材と、を有することが望ましい。このようにすれば、検出レバーの中点位置への配置を確実なものとすることができる。
本発明において、前記検出レバーを前記第1軸線回りの前記第1回動方向に向かって付勢するとともに、前記検出レバーを介して前記サブホルダーを前記第2軸線回りの前記第2回動方向に向かって付勢する付勢部材を有してもよい。このようにすれば、検出レバーの中点位置への配置を確実なものとすることができる。また、1つの付勢部材で検出レバーとサブホルダーを付勢できるので、検出レバーとサブホルダーを異なる付勢部材を用いて付勢する場合と比較して、部品点数を削減できる。
本発明において、前記検出レバー当接部は、前記検出レバーが当接する平坦な検出レバー当接面を備え、前記検出レバーは、前記検出レバー当接面に当接する第1平坦面を備え、前記サブホルダー当接部は、前記サブホルダーが当接する平坦なサブホルダー当接面を備え、前記サブホルダーは、前記サブホルダー当接面に当接する第2平坦面を備えていることが望ましい。検出レバーとサブホルダー、および、サブホルダーとメインホルダーのそれぞれを面で当接させれば、これらが当接したときに各部材の姿勢を正確に規定できる。よって、中点位置に配置された検出レバーの姿勢まで正確に規定できる。また、検出レバーとサブホルダー、および、サブホルダーとメインホルダーのそれぞれを面で当接させれば、各部材が当接する際の磨耗を抑制できる。
次に、本発明の媒体処理装置は、シート状の媒体が搬送される搬送路を備える装置本体を有し、前記装置本体は、前記搬送路に沿って前記媒体を搬送する搬送機構と、上記の媒体検出機構と、前記搬送路を搬送される媒体に所定の処理を施す処理部と、を有し、前記搬送機構は、前記搬送路に沿った第1搬送方向および当該第1搬送方向とは反対の第2搬送方向に前記媒体を搬送し、前記媒体検出機構の前記検出レバーは、前記搬送路における予め設定された検出位置を通過する前記媒体の接触により前記中点位置から移動させられることを特徴とする。
本発明によれば、媒体検出機構において媒体を検出する検出レバーが予め定めた中点位置に正確に配置される。また、この検出レバーが中点位置において不安定な状態となることがない。従って、搬送路上を双方向に搬送される媒体を精度よく検出できる。
ここで、媒体処理装置が印刷ヘッドを用いて媒体(印刷媒体)に印刷を施す印刷装置である場合には、印刷ヘッドを駆動制御するために搬送路を搬送される媒体の搬送路上の位置を正確に把握しなければならない。従って、媒体が印刷ヘッドに向かって搬送される第1搬送方向において、媒体を検出する検出精度を向上させる必要がある。かかる要求に対して、前記処理部は、前記媒体に印刷を施す印刷ヘッドを備えており、前記検出位置は、前記第1搬送方向において前記印刷ヘッドよりも上流側に設定されており、前記第1搬送方向に搬送されている前記媒体が前記中点位置の前記検出レバーに接触すると、前記検出レバーが前記第1軸線回りを前記第1回動方向とは逆方向に回動して当該中点位置から離間し、前記第2搬送方向に搬送されている前記媒体が前記中点位置の前記検出レバーに接触すると、前記検出レバーが前記サブホルダーと一体に前記第2軸線回りを前記第2回動方向とは逆方向に回動して当該中点位置から離間することが望ましい。このようにすれば、媒体が印刷ヘッドへ向かう第1搬送方向に搬送される際に、媒体を検出レバーの移動のみにより検出する。従って、媒体を、検出レバーとサブホルダーの2部材の移動によって検出する場合と比較して、検出精度が向上する。
本発明において、前記装置本体に取り付けた反転ユニットを有し、当該反転ユニットは、前記第2搬送方向に搬送されて前記搬送路から送り込まれる媒体を、その表裏を反転させて当該搬送路に戻す反転用搬送路と、前記搬送路から送り込まれる前記媒体を前記反転用搬送路に沿って搬送して前記搬送機構に受け渡す反転用搬送機構を備えていることが望ましい。すなわち、反転ユニットを搭載する媒体処理装置に用紙検出機構を搭載して、搬送路を双方向に搬送される媒体を精度良く検出することができる。
本発明によれば、媒体検出機構において媒体を検出する検出レバーが予め定めた中点位置に正確に配置される。また、この検出レバーが中点位置において不安定な状態となることがない。従って、搬送路上を双方向に搬送される媒体を精度よく検出できる。
本発明を適用したプリンターを示す斜視図である。 図1のプリンターの概略縦断面図および部分断面図である。 用紙検出機構の斜視図および側面図である。 本体側搬送路における用紙検出機構の検出動作を示す説明図である。 変形例の用紙検出機構の斜視図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した媒体処理装置および媒体検出機構の実施の形態であるプリンターおよび用紙検出機構を説明する。
(プリンターの全体構成)
図1は本実施の形態に係るプリンターを前方から見た場合の外観斜視図である。プリンター(媒体処理装置)1は、プリンター本体部(装置本体)2と反転ユニット3を備えている。プリンター本体部2は、全体としてプリンター幅方向(直交方向)Xに長い直方体形状をしている。プリンター本体部2において、プリンター幅方向Xと直交するプリンター前後方向Yの後面の中央部分には凹部4が形成されており、ここに、反転ユニット3が装着されている。反転ユニット3は、プリンター本体部2から受け渡された印刷用紙(媒体)Pの表裏を反転させてプリンター本体部2に戻すためのユニットである。
プリンター本体部2の前面には、給紙カセット装着部5が設けられている。給紙カセット装着部5は、プリンター本体部2の前面におけるプリンター上下方向Zの下側部分において、プリンター前方Y1(プリンター前後方向Yの前方)に開口している。給紙カセット装着部5には、プリンター前方Y1から給紙カセット6が着脱可能に装着されている。給紙カセット装着部5の上側には排紙トレイ7が取り付けられている。排紙トレイ7の前端部分はプリンター本体部2からプリンター前方Y1に突出している。排紙トレイ7の上側には、プリンター後方Y2(プリンター前後方向Yの後方)に延びる矩形の排紙口8が形成されている。
プリンター本体部2の前面の排紙口8の上側部分は操作面9となっている。操作面9には、電源スイッチ9a、複数の状態表示ランプ9b等が配列されている。プリンター本体部2の前面の排紙トレイ7および排紙口8の両側には、矩形の開閉扉10a、10bが取り付けられている。これらの開閉扉10a、10bを開けると、インクカートリッジ装着部(図示せず)が開口し、インクカートリッジ(図示せず)の交換等を行うことができる。プリンター1の上面部分は略平坦な面となっており、その中央部分には、メンテナンス用の開閉蓋11が取り付けられている。
(内部構成)
図2(a)はプリンター1の内部構成を示す概略縦断面図であり、図2(b)はプリンター1の部分縦断面図である。図2を参照して、プリンター1の内部構成を説明する。プリンター1の内部には、用紙供給路12、本体側搬送路(搬送路)13および反転用搬送路14が形成されている。用紙供給路12および本体側搬送路13は、プリンター本体部2の内部に形成されており、反転用搬送路14は反転ユニット3の内部に形成されている。
用紙供給路12は、給紙カセット6に積層状態で収納されている所定寸法の印刷用紙Pを本体側搬送路13に供給する搬送経路である。用紙供給路12および給紙カセット6は本体側搬送路13の下方に配置されている。用紙供給路12は、給紙カセット装着部5における後端部分から、プリンター後方Y2に向けて斜め上方に延び、プリンター前方Y1に湾曲して、本体側搬送路13に繋がっている。給紙カセット6に収納されている印刷用紙Pは、給紙ローラー15によって用紙供給路12に送り出される。送り出された印刷用紙Pは、リタードローラー16と搬送ローラー18aのニップ部を介して1枚ずつ送り出され、搬送ローラー18aと従動ローラー18bのニップ部を介して、本体側搬送路13に送り込まれる。給紙ローラー15は給紙モーター(不図示)によって駆動される。
本体側搬送路13は、プリンター前後方向Yに略水平に直線状に延びて排紙口8に至る搬送経路である。本体側搬送路13に沿って、反転ユニット3の側からプリンター前方Y1に向かって順に、用紙検出機構(媒体検出機構)20、紙送りローラー対21、印刷ヘッド22、第1排紙ローラー対23および第2排紙ローラー対24が配置されている。印刷ヘッド22および用紙検出機構20は本体側搬送路13の上方に位置している。
用紙検出機構20は本体側搬送路13を搬送される印刷用紙Pによって操作される検出レバー41を備えており、検出レバー41の変位(移動)に基づいて印刷用紙Pを検出する。本体側搬送路13において、用紙検出機構20による印刷用紙Pの検出位置Aには、下方に向かって窪む凹部13aが設けられている。凹部13aはプリンター幅方向Xから見た断面形状が円弧形状をしている。
印刷ヘッド22はインクジェットヘッドであり、そのノズル面に対して一定のギャップでプラテン25が配置されている。プラテン25は印刷ヘッド22による印刷位置Bを規定している。
搬送ローラー18aと従動ローラー18bからなる搬送ローラー対18、紙送りローラー21aと従動ローラー21bからなる紙送りローラー対21、第1排紙ローラー23aと従動ローラー23bからなる第1排紙ローラー対23、および、第2排紙ローラー24aと従動ローラー24bからなる第2排紙ローラー対24は、印刷用紙Pを本体側搬送路13に沿って搬送する本体側搬送機構(搬送機構)17を構成している。紙送りローラー対21の紙送りローラー21aは、表面に無機粒子が分散された摩擦層を備えるものである。本体側搬送機構17の駆動源は正逆方向に駆動される搬送モーター37であり、搬送モーター37は給紙カセット6のプリンター幅方向Xの側方に配置されている。
搬送モーター37の駆動力は、不図示の駆動力伝達機構を介して、搬送ローラー18a、紙送りローラー21a、第1排紙ローラー23aおよび第2排紙ローラー24aのそれぞれに伝達される。本体側搬送機構17は、搬送モーター37の正方向への駆動によって印刷用紙Pをプリンター前方Y1に向かう第1搬送方向M1に搬送し、搬送モーター37の逆方向への駆動によって印刷用紙Pをプリンター後方Y2に向かう第2搬送方向M2に搬送する。本体側搬送機構17により印刷用紙Pが第1搬送方向M1に搬送されている間に、印刷ヘッド22による印刷が施される。
次に、反転ユニット3の内部に形成されている反転用搬送路14は、本体側搬送路13に対して、プリンター上下方向Zの下側に配置されており、全体として、プリンター上下方向Zにループを描く搬送経路である。反転用搬送路14は、本体側搬送路13の後端に連続して、プリンター後方Y2に略水平に延びる上側経路26、この上側経路26に連続して下方に湾曲して直線状に延びる下向き経路27、この下向き経路27に連続してプリンター前方Y1に湾曲して延びる下側経路28、および、この下側経路28から上方に湾曲して延びる上向き経路29を備えている。
上向き経路29は、その上側の部分がプリンター前方Y1に斜めに湾曲して、用紙供給路12の途中位置に合流している。したがって、上向き経路29と用紙供給路12の下流側の部分は、共通経路30となっている。この共通経路30は、搬送ローラー18aの外周面に沿って延びる湾曲経路である。
上側経路26と下向き経路27の間には、第1反転用搬送ローラー31および従動ローラー32が配置され、下側経路28と上向き経路29の間には、第2反転用搬送ローラー33および従動ローラー34が配置されている。第1反転用搬送ローラー31、従動ローラー32、第2反転用搬送ローラー33、および、従動ローラー34は、印刷用紙Pを反転用搬送路14に沿った一方向に搬送する反転用搬送機構38を構成している。反転用搬送機構38の駆動源は搬送モーター37とは別の反転用搬送モーター39であり、反転ユニット3に搭載されている。
本体側搬送路13、反転用搬送路14、および共通経路30の合流部35には、経路切替用フラップ36が配置されている。経路切替用フラップ36は、その後端部を中心として、プリンター上下方向Zに回動可能な状態で配置されている。経路切替用フラップ36は、通常の状態では、その自重によって、前側のフラップ本体部分が搬送ローラー18aの外周面に載った第1切替位置36Aの状態に保持される。
この状態において、本体側搬送路13をプリンター後方Y2に向かう第2搬送方向M2に搬送される印刷用紙Pは、経路切替用フラップ36によって反転用搬送路14の上側経路26の側に案内される。印刷用紙Pは、反転用搬送路14を経由して、再び合流部35に戻る。経路切替用フラップ36は、合流部35に戻る印刷用紙Pによって押し上げられて、第1切替位置36Aから第2切替位置36Bに移動可能である。経路切替用フラップ36が第2切替位置36Bに押し上げられると、反転用搬送路14の下流端側の共通経路30が本体側搬送路13に連通する。したがって、印刷用紙Pは、経路切替用フラップ36を押し上げながら、本体側搬送路13に送り込まれる。印刷用紙Pが通過した後は、経路切替用フラップ36は、再び、自重により第1切替位置36Aに戻る。
給紙カセット6から印刷用紙Pを供給する場合にも、同様に、用紙供給路12から本体側搬送路13に向かう印刷用紙Pによって経路切替用フラップ36が押し上げられる。印刷用紙Pが通過した後は、経路切替用フラップ36は自重により第1切替位置36Aに戻る。従って、本体側搬送路13を第2搬送方向M2に搬送される印刷用紙Pが、共通経路30を介して、反転用搬送路14の上向き経路29の側あるいは用紙供給路12の側に入り込んでしまうことが無い。また、印刷用紙Pの経路の切り替えを、駆動源、付勢部材等を用いることなく、簡単な構成で行うことができる。
(用紙検出機構)
図2、図3および図4を参照して用紙検出機構20を説明する。図3(a)は用紙検出機構20をプリンター後方Y2の上方から見た場合の斜視図であり、図3(b)は用紙検出機構20をプリンター幅方向Xの一方側から見た場合の側面図である。図4は本体側搬送路13における用紙検出機構20の検出動作を示す説明図であり、用紙検出機構20をプリンター幅方向Xの他方側から見た場合を示している。図4(a)は用紙検出機構20が印刷用紙Pを検出していない未検出状態、図4(b)は本体側搬送路13をプリンター前方Y1に向かって搬送される印刷用紙Pの第1搬送方向の前端部を検出する第1検出状態、図4(c)は本体側搬送路13をプリンター後方Y2に向かって搬送される印刷用紙Pの第2搬送方向の前端部を検出する第2検出状態を示している。図4では第1付勢部材および第2付勢部材を省略して示している。
図2に示すように、用紙検出機構20による検出位置Aは、印刷ヘッド22による印刷位置Bよりも第1搬送方向M1の上流側に設定されている。より詳細には、検出位置Aは、本体側搬送路13の後端部13bと紙送りローラー対21の間であって、紙送りローラー対21に近い位置に設定されている。用紙検出機構20は本体側搬送路13の上方に配置されており、検出レバー41の下端部分を本体側搬送路13に突出させている。
用紙検出機構20は、図3に示すように、検出レバー41、サブホルダー42、メインホルダー43および検出器44を備えている。ここで、図3に示す状態は、検出レバー41が印刷用紙Pを検出する基準となる中点位置Cに配置されている状態である。
検出レバー41は、下端部分が本体側搬送路13を搬送される印刷用紙Pに接触可能な検出部41aとなっている。サブホルダー42は検出レバー41をプリンター幅方向Xに延びる第1軸線L1回りに回動可能に支持している。メインホルダー43は、サブホルダー42を第1軸線L1と平行な第2軸線L2回りに回動可能に支持している。第2軸線L2は第1軸線L1よりも上方であって、プリンター前方Y1に位置している。検出器44は、メインホルダー43に搭載されており、検出レバー41が予め設定した中点位置Cに配置されているか否でその出力を切り替える。また、用紙検出機構20は検出レバー41とサブホルダー42の間に取り付けられたコイルバネなどの第1付勢部材45と、サブホルダー42とメインホルダー43の間に取り付けられたコイルバネなどの第2付勢部材46を備えている。
より、具体的には、図3(a)に示すように、メインホルダー43は、プリンター幅方向Xに沿ってプリンター上下方向Zに延びる矩形の前板部51と、前板部51のプリンター幅方向Xの両端の上端部分からプリンター後方Y2に向かって延びる一対のサブホルダー支持部52と、前板部51の下端縁部からプリンター後方Y2に延びる下板部(サブホルダー当接部)53を備えている。
前板部51の後端面において、サブホルダー支持部52と下板部53の間に位置する部分にはプリンター後方Y2に向かって一定厚さで突出する検出器搭載部54が設けられている。検出器搭載部54のプリンター幅方向Xの一方側の縁部分には、第2付勢部材46を係止するための係止部55が設けられている。一対のサブホルダー支持部52のそれぞれの後端部分には、サブホルダー42を回動可能に支持する軸受56が設けられている。下板部53の後端面はプリンター幅方向Xに沿ってプリンター上下方向Zに延びる平坦面とされている。下板部53の後端面は検出レバー41が中点位置Cにあるときにサブホルダー42が当接するサブホルダー当接面53aである。
サブホルダー42は、上端部分にプリンター幅方向Xに延びる棒状の支軸部61を備えている。また、サブホルダー42は、下端部分にプリンター幅方向Xに沿ってプリンター上下方向Zに延びる一定厚さの前板部62と、前板部62のプリンター幅方向Xの両端部分からプリンター後方Y2に向かって延びる一対の検出レバー支持部63を備えている。支軸部61と前板部62は、プリンター上下方向Zに延びる平行な2本の連結板部64、65によって接続されている。
支軸部61は、その両端部分がメインホルダー43の軸受56に支持されている。これによりサブホルダー42は第2軸線L2回りに回動可能な状態とされている。支軸部61の軸線と第2軸線L2とは一致している。一対の検出レバー支持部63のそれぞれの後端部分には、検出レバー41を回動可能に支持する軸受66が設けられている。前板部62の前端面(第2平坦面)62aは平坦面であり、検出レバー41が中点位置Cに配置されたときに、メインホルダー43のサブホルダー当接面53aに当接する。各連結板部64、65のプリンター上下方向Zの途中位置にはプリンター後方Y2に突出する突出部(検出レバー当接部)67が設けられている。突出部67の後端面はプリンター幅方向Xに沿ってプリンター上下方向Zに延びる平坦面とされている。突出部67の後端面は中点位置Cにある検出レバー41が当接する検出レバー当接面67aである。
2本の連結板部64、65のうちのプリンター幅方向Xの一方側に位置する連結板部64には、プリンター上下方向Zの途中位置からプリンター幅方向Xの一方側に向かって延びる腕部68が設けられている。腕部68のプリンター幅方向Xの途中位置には第1付勢部材45を係止するための第1係止部69が設けられている。腕部68の先端部分には第2付勢部材46を係止するための第2係止部70が設けられている。
ここで、サブホルダー42は、上端部分に回動中心となる支軸部61を備えており、その重心が支軸部61よりも下側に位置している。従って、サブホルダー42は自重によって前板部62の前端面62aをサブホルダー当接面53aに当接させた状態となる。
検出レバー41は、上端部分にプリンター幅方向Xに沿ってプリンター上下方向Zに延びる平板部71を備えている。図3(b)に示すように、平板部71の前端面(第1平坦面)71aのプリンター幅方向Xの中央部分からはプリンター前方Y1に向かって突出する縦板部72が設けられている。縦板部72はその厚み方向をプリンター幅方向Xに向けている。平板部71のプリンター幅方向Xの一方側の端縁の上端部分には、第1付勢部材45を係止するための係止部73が設けられている。平板部71の下端縁のプリンター幅方向Xの中央部分からは下方に向かって棒状のレバー部74が延びている。
レバー部74のプリンター上下方向Zの途中位置には、プリンター幅方向Xの両側に向かって突出する一対の支軸部75が設けられている。一対の支軸部75の各先端部分はサブホルダー42の軸受56に支持されている。これにより、検出レバー41は第1軸線L1回りに回動可能な状態とされている。一対の支軸部75の軸線と第1軸線L1は一致している。レバー部74において支軸部75よりも下側の下端部分は検出部41aである。なお、検出レバー41は、サブホルダー42の前板部62の前端面62aがメインホルダー43のサブホルダー当接面53aに当接しているときに、自重によって図3に示す中点位置Cに配置されるように、その重量配分が調整されている。
第1付勢部材45は、一方の端部分が検出レバー41の係止部73に係止され、他方の端部分がサブホルダー42の第1係止部69に係止されている。図3(b)に示すように、第1付勢部材45は、検出レバー41を第1軸線L1回りの第1回動方向R1に付勢して、検出レバー41の平板部71の前端面71aをサブホルダー42の検出レバー当接面67a(突出部67の後端面)に当接させる。第1軸線L1回りの第1回動方向R1とは、検出レバー41の検出部41aが第1軸線L1の下方位置でプリンター後方Y2に向かって回動する方向である。検出レバー41が平板部71の前端面71aを検出レバー当接面67aに当接させた状態では、検出レバー41は、縦板部72を一対の連結板部64、65の間を介して連結板部64、65よりも前方に突出させている。
第2付勢部材46は、一方の端部がメインホルダー43の係止部55に係止され、他方の端部がサブホルダー42の第2係止部70に係止されている。第2付勢部材46は、サブホルダー42を第2軸線L2回りの第2回動方向R2に付勢し、サブホルダー42の前板部62の前端面62aをメインホルダー43のサブホルダー当接面53a(下板部53の後端面)に当接させる。第2軸線L2回りの第2回動方向R2とは、サブホルダー42の前板部62が第2軸線L2の下方位置でプリンター前方Y1に向かって回動する方向である。ここで、第1付勢部材45が検出レバー41を付勢する第1軸線L1回りの第1回動方向R1と、第2付勢部材46がサブホルダー42を付勢する第2軸線L2回りの第2回動方向R2とは、プリンター幅方向Xから見たときに逆の回動方向である。
検出器44はメインホルダー43の検出器搭載部54に搭載されている。検出器44は、光学式の透過型の検出器であり、プリンター幅方向Xに対向して配置された発光部81および受光部82(図4参照)を備えている。発光部81および受光部82の間の隙間は、検出レバー41の縦板部72が通過可能である。
検出レバー41が中点位置Cに配置されている状態では、図3(b)、図4(a)に示すように、2本の連結板部64、65の間を介して連結板部64、65よりも前方に突出している縦板部72が発光部81と受光部82の間の隙間に挿入され、発光部81から受光部82に向かう光線を遮る。この状態では、検出器44からは、光線を受光していない受光部82の出力に基づく第1の検出信号が出力される。
本体側搬送路13をプリンター前方Y1に向かう第1搬送方向M1に搬送される印刷用紙Pが検出レバー41に接触すると、図4(b)に示すように、検出レバー41の検出部41aがプリンター前方Y1に押され、中点位置Cから移動する。すなわち、検出レバー41は第1軸線L1回りを第1回動方向R1とは反対の第3方向R3に回動する。この結果、検出レバー41は縦板部72が発光部81と受光部82の間の隙間から外れた第1離間位置C1に移動する。検出レバー41が第1離間位置C1に配置されると、発光部81からの光線は受光部82に到達し、受光部82の出力が変化する。従って、検出器44からは第1の検出信号とは異なる第2の検出信号が出力される。
一方、本体側搬送路13をプリンター後方Y2に向かう第2搬送方向M2に搬送される印刷用紙Pが検出レバー41に接触すると、図4(c)に示すように、検出レバー41の検出部41aがプリンター後方Y2に押される。ここで、検出レバー41が中点位置Cに配置されている状態では、検出レバー41は、平板部71の前端面71aとサブホルダー42の検出レバー当接面67aとの当接によって、第1軸線L1回りの第1回動方向R1への回動が規制されている。すなわち、検出レバー41は、その検出部41aが第1軸線L1回りでプリンター後方Y2に向かって回動することが規制されている。従って、検出レバー41は、サブホルダー42と一体に第2軸線L2回りを第2回動方向R2とは逆の第4方向R4に回動する。この結果、検出レバー41は縦板部72が発光部81と受光部82の間の隙間から外れた第2離間位置C2に移動する。検出レバー41が第2離間位置C2に配置されると、発光部81からの光線は受光部82に到達し、受光部82の出力が変化する。よって、検出器44からは第1の検出信号とは異なる第2の検出信号が出力される。
(両面印刷動作および用紙検出動作)
図2および図4を参照してプリンター1における両面印刷動作および用紙検出動作を説明する。まず、プリンター1は電源投入後に印刷データの供給を待つ待機状態となっているものとする。待機状態では、搬送モーター37および反転用搬送モーター39は停止している。また、待機状態では、印刷用紙Pは本体側搬送路13に送り出されておらず、用紙検出機構20は、印刷用紙Pを検出していない未検出状態となっている。
未検出状態では、図4(a)に示すように、用紙検出機構20の検出レバー41は中点位置Cに位置決めされている。すなわち、検出レバー41はその平板部71の前端面71aがサブホルダー42の検出レバー当接面67aに当接して、第1軸線L1回りの第1回動方向R1への回動が規制された状態とされている。サブホルダー42はその前板部62の前端面62aがサブホルダー42のサブホルダー当接面53aに当接して、第2軸線L2回りの第2回動方向R2への回動が規制された状態とされている。検出レバー41が中点位置Cに位置決めされた状態では、検出レバー41の縦板部72は発光部81から受光部82へ向かう光線を遮断しており、発光部81からの光線は受光部82には到達しない。従って、検出器44からは、光線を受光していない受光部82の出力に基づく第1の検出信号が出力されている。第1の検出信号はプリンター1の制御部(不図示)に入力されている。
外部の機器からプリンター1に印刷データが供給されると、制御部は搬送モーター37を正方向に駆動する。これにより、給紙カセット6に収納されている印刷用紙Pが給紙ローラー15によって用紙供給路12に送り出さる。また、用紙供給路12に送り出された印刷用紙Pは、本体側搬送機構17の搬送ローラー対18によって本体側搬送路13に送り込まれ、プリンター前方Y1に向かう第1搬送方向M1に搬送される。
そして、印刷用紙Pが検出位置Aをプリンター前方Y1に向かって通過する際には、搬送される印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部が検出レバー41の検出部41aをプリンター前方Y1に向かって押し出す。これにより検出レバー41は、図4(b)に示すように、第1軸線L1回りを第3方向R3に回動し、中点位置Cから離間した第1離間位置C1に移動する。この動きによって検出レバー41の縦板部72が検出器44の発光部81と受光部82の間の隙間から上方に外れるので、発光部81からの光線は受光部82に到達して、受光部82の出力が変化する。よって、検出器44からは第1の検出信号とは異なる第2の検出信号が出力される。第2の検出信号は制御部に入力される。
搬送モーター37を正方向に駆動しているときに第2の検出信号が入力されると、制御部は、印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部の本体側搬送路13上の位置を取得する。すなわち、制御部は、第2の検出信号が入力された用紙検出時点で印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部が検出位置Aにあることを取得する。従って、制御部は、用紙検出時点以降に、本体側搬送機構17による印刷用紙Pの搬送量に基づいて、本体側搬送路13上の印刷用紙Pの位置を正確に把握することができる。ここで、本体側搬送機構17による印刷用紙Pの搬送量は、制御部による搬送モーター37の駆動時間などに基づいて取得される。
印刷用紙Pの本体側搬送路13上の位置を取得した制御部は、印刷用紙Pを更にプリンター前方Y1に搬送して印刷位置Bを通過させる。また、制御部は、印刷用紙Pが印刷位置Bを通過する際に、印刷ヘッド22を駆動して印刷用紙Pの表面に印刷を施す。
印刷用紙Pの表面への印刷に際しては、印刷用紙Pはその第1搬送方向M1の後端部が検出位置Aよりもプリンター前方Y1に位置するまで搬送される。従って、印刷用紙Pの表面への印刷が終了した時点では、用紙検出機構20の検出レバー41は、第1離間位置C1から図4(a)に示す中点位置Cに戻る。検出レバー41が中点位置Cに配置されると、検出レバー41の縦板部72が発光部81から受光部82へ向かう光線を遮断し、発光部81からの光線が受光部82には到達しない状態となる。従って、検出器44からは第1の検出信号が出力される。第1の検出信号は制御部に入力される。
印刷用紙Pの表面への印刷が終了して検出器44の出力が第2の検出信号から第1の検出信号に切り替わると、制御部は搬送モーター37を逆方向に駆動する。これにより、印刷用紙Pは本体側搬送機構17によってプリンター後方Y2に向かう第2搬送方向M2に搬送される。
そして、印刷用紙Pが検出位置Aをプリンター後方Y2に向かって通過する際には、図4(c)に示すように、印刷用紙Pの第2搬送方向M2の前端部が検出レバー41の検出部41aをプリンター後方Y2に向かって押し出す。従って、検出レバー41は、サブホルダー42とともに第2軸線L2回りを第4方向R4に回動して、中点位置Cから離間した第2離間位置C2に移動する。この動きにより、検出レバー41の縦板部72が検出器44の発光部81と受光部82の間の隙間から後方に外れるので、発光部81からの光線は受光部82に到達して、受光部82の出力が変化する。よって、検出器44からは第2の検出信号が出力される。また、第2の検出信号は制御部に入力される。
搬送モーター37を逆方向に駆動しているときに検出器44の出力が第1の検出信号から第2の検出信号に切り替わると、制御部は、第2の検出信号によって印刷用紙Pの第2搬送方向M2の前端部が検出位置Aを通過したことを検出する。従って、制御部は反転用搬送モーター39を駆動する。これにより反転用搬送機構38は、本体側搬送機構17の側から送り込まれる印刷用紙Pを反転用搬送路14に沿って搬送して、その表裏を反転させて、本体側搬送路13に送り込む。
ここで、反転用搬送機構38が印刷用紙Pを本体側搬送路13に戻す前に、印刷用紙Pの第2搬送方向M2の後端部は検出位置Aをプリンター後方Y2に向かって通過する。よって、印刷用紙Pが本体側搬送路13に送り込まれる時点では、用紙検出機構20の検出レバー41は第1離間位置C1から図4(a)に示す中点位置Cに戻っている。検出レバー41が中点位置Cに配置された状態では、検出レバー41の縦板部72が発光部81から受光部82へ向かう光線を遮断し、発光部81からの光線が受光部82には到達しない状態となる。従って、検出器44からは第1の検出信号が出力される。第1の検出信号は制御部に入力される。
その後、印刷用紙Pは反転用搬送機構38から本体側搬送機構17の搬送ローラー対18に受け渡されて、本体側搬送路13に送り込まれる。本体側搬送路13に送り込まれた印刷用紙Pは、搬送ローラー対18によって、更に、プリンター前方Y1に向かう第1搬送方向M1に搬送される。
そして、印刷用紙Pが検出位置Aをプリンター前方Y1に向かって通過する際には、搬送される印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部が検出レバー41の検出部41aをプリンター前方Y1に向かって押し出す。これにより検出レバー41は、図4(b)に示すように、第1軸線L1回りを第3方向R3に回動し、中点位置Cから離間した第1離間位置C1に移動する。この動きによって検出レバー41の縦板部72が検出器44の発光部81と受光部82の間の隙間から上方に外れるので、発光部81からの光線は受光部82に到達して、受光部82の出力が変化する。よって、検出器44からは第1の検出信号とは異なる第2の検出信号が出力される。第2の検出信号は制御部に入力される。
搬送モーター37を正方向に駆動しているときに第2の検出信号が入力されると、制御部は、印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部の本体側搬送路13上の位置を取得する。これにより印刷用紙Pの本体側搬送路13上の位置を取得した制御部は、印刷用紙Pを更にプリンター前方Y1に搬送して印刷位置Bを通過させる。また、制御部は、印刷用紙Pが印刷位置Bを通過する際に、印刷ヘッド22を駆動して印刷用紙Pの裏面に印刷を施す。印刷用紙Pの裏面に対する印刷が終了すると、本体側搬送機構17は印刷用紙Pを更にプリンター前方Y1に搬送する。これにより、印刷用紙Pは排紙口8から排紙トレイ7に排出される。
ここで、印刷用紙Pの裏面に対する印刷の終了に際して、印刷用紙Pは第1搬送方向M1の後端部が検出位置Aよりもプリンター前方Y1に位置するまでプリンター前方Y1に搬送される。従って、用紙検出機構20の検出レバー41は、第1離間位置C1から図4(a)に示す中点位置Cに戻る。検出レバー41が中点位置Cに配置されると、検出レバー41の縦板部72が発光部81から受光部82へ向かう光線を遮断し、発光部81からの光線が受光部82には到達しない状態となる。従って、検出器44からは第1の検出信号が出力される。ここで、印刷用紙Pの裏面に印刷を施しているときに、検出器44からの信号が第2の検出信号から第1の検出信号に切り替わると、制御部は、第1の検出信号によって印刷用紙Pの端部が検出位置Aを通過したことを検出する。従って、制御部は、反転用搬送モーター39の駆動を停止する。
(作用効果)
本例によれば、検出レバー41が中点位置Cに配置されたときに、回動可能に支持されている2つの部材(検出レバー41およびサブホルダー42)は他の部材と当接して位置決めされている。また、検出レバー41が中点位置Cに配置されたときに、回動可能に支持されている2つの部材(検出レバー41およびサブホルダー42)は、互いに逆方向への回動が規制される。従って、検出レバー41を予め定めた中点位置Cに正確に配置することができる。また、検出レバー41が中点位置Cにおいて不安定な状態となることがない。よって、印刷用紙Pを精度よく検出できる。
また、本例によれば、第1搬送方向M1に搬送される印刷用紙Pを検出する場合と、第2搬送方向M2に搬送される印刷用紙Pを検出する場合とで、検出レバー41は異なる軸線回りを回動する。従って、双方向に搬送される印刷用紙Pの検出に際して検出レバー41の移動に起因する磨耗が一箇所に集中することがなく、装置の寿命を延ばすことができる。
さらに、本例では、検出レバー41が中点位置Cに配置されたときに、検出レバー41とサブホルダー42は平板部71の前端面71aと検出レバー当接面67aで当接し、サブホルダー42とメインホルダー43は、前板部62の前端面62aとサブホルダー当接面53aで当接している。すなわち、検出レバー41とサブホルダー42、サブホルダー42とメインホルダー43がそれぞれ面で当接しているので、これらが当接したときに、各部材の姿勢を正確に規定できる。よって、中点位置Cに配置された検出レバー41の姿勢まで正確に規定できる。また、検出レバー41とサブホルダー42、および、サブホルダー42とメインホルダー43のそれぞれを面で当接させれば、各部材が当接する際の磨耗を抑制できる。
また、本例では、第1付勢部材45によって検出レバー41を第1軸線L1回りの第1回動方向R1に付勢して検出レバー当接面67aに当接させており、第2付勢部材46によってサブホルダー42を第2軸線L2回りの第2回動方向R2に付勢してサブホルダー当接面53aに当接させているので、検出レバー41の中点位置Cへの配置を確実なものとすることができる。
ここで、本例のプリンター1では、印刷ヘッド22を駆動制御するために本体側搬送路13を第1搬送方向M1に向かって搬送される印刷用紙Pを正確に把握しなければならず、印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部の検出精度を向上させる必要がある。かかる要求に対して、本例では、印刷用紙Pが印刷ヘッド22へ向かう第1搬送方向M1に搬送される際に、印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部を検出レバー41の第3方向R3への回動に基づいて検出している。従って、用紙検出機構20の前後を反対にして、メインホルダー43の前板部51が検出レバー41およびサブホルダー42よりもプリンター後方Y2の側に位置する状態でプリンター1に搭載し、印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部を検出レバー41とサブホルダー42からなる2部材の移動によって検出する場合と比較して、検出精度を向上させることができる。
(その他の実施の形態)
図5は検出レバー41とサブホルダー42を1つの付勢部材を用いて付勢した変形例の用紙検出機構の説明図であり、用紙検出機構をプリンター幅方向Xの一方側のプリンター後方Y2から見た場合を示している。図5(a)は用紙検出機構が印刷用紙Pを検出していない未検出状態、図5(b)は本体側搬送路13をプリンター前方Y1に向かって搬送される印刷用紙Pの第1搬送方向M1の前端部を検出する第1検出状態、図5(c)は本体側搬送路13をプリンター後方Y2に向かって搬送される印刷用紙Pの第2搬送方向M2の前端部を検出する第2検出状態を示している。上記の例では、用紙検出機構20の検出レバー41とサブホルダー42を別々の付勢部材45、46によって付勢しているが、図5に示す変形例の用紙検出機構20´では、コイルバネなどの1つの付勢部材91によって検出レバー41とサブホルダー42の双方を付勢している。なお、図5に示す変形例の用紙検出機構20´は上記の用紙検出機構20に対応する構成を備えているので、対応する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5に示す変形例の用紙検出機構20´では、検出レバー41の平板部71からプリンター幅方向Xの他方側に腕部92を突出させ、その先端部分に係止部93を設けている。また、メインホルダー43の検出器搭載部54のプリンター幅方向Xの他方側の縁部分に、係止部94を設けている。そして、付勢部材91の一方の端部分を検出レバー41の係止部93に係止し、他方の端部分をメインホルダー43の係止部94に係止している。検出レバー41が中点位置Cに配置されている状態では、付勢部材91はプリンター上下方向Zにおいて第1軸線L1と第2軸線L2の間に配置されている。
本例によれば、付勢部材91によって、検出レバー41を第1軸線L1回りの第1回動方向R1に向かって付勢するとともに、検出レバー41を介してサブホルダー42を第2軸線L2回りの第2回動方向R2に向かって付勢できる。従って、検出レバー41の中点位置Cへの配置を確実なものとすることができる。また、1つの付勢部材で検出レバー41とサブホルダー42を付勢できるので、検出レバー41とサブホルダー42を異なる付勢部材を用いて付勢する場合と比較して、部品点数を削減できる。
なお、上記の例では、付勢部材45、46、91を用いて、検出レバー41とサブホルダーを付勢しているが、これらの付勢部材45、46、91を省略することもできる。この場合には、サブホルダー42はその自重によってメインホルダー43のサブホルダー当接面53aに当接した状態となり、検出レバー41はその自重によってサブホルダー42の検出レバー当接面67aに当接した状態となる。従って、検出レバー41は予め定めた中点位置Cに正確に配置される。また、検出レバー41は中点位置Cにおいて不安定な状態となることがない。
また、上記の検出器44として光学式の反射型の検出器を用いることもできる。さらに、検出器44として、接触式のセンサーなどを用いることもできる。
ここで、上記の例は、本発明を両面印刷可能なプリンター1に適用したものであるが、反転ユニット3を備えたスキャナー、ファクシミリ等の媒体処理装置に対しても同様に適用することができる。
1・・プリンター(媒体処理装置)、2・・プリンター本体部(装置本体)、3・・反転ユニット、4・・凹部、5・・給紙カセット装着部、6・・給紙カセット、7・・排紙トレイ、8・・排紙口、9・・操作面、9a・・電源スイッチ、9b・・状態表示ランプ、10a・・開閉扉、11・・開閉蓋、12・・用紙供給路、13・・本体側搬送路、13a・・凹部、13b・・後端部、14・・反転用搬送路、15・・給紙ローラー、16・・リタードローラー、17・・本体側搬送機構、18・・搬送ローラー対、18a・・搬送ローラー、18b・・従動ローラー、20・・用紙検出機構(媒体検出機構)、21・・紙送りローラー対、21a・・紙送りローラー、21b・・従動ローラー、22・・印刷ヘッド、23・・排紙ローラー対、23a・・排紙ローラー、23b・・従動ローラー、24・・排紙ローラー対、24a・・排紙ローラー、24b・・従動ローラー、25・・プラテン、26・・上側経路、27・・下向き経路、28・・下側経路、29・・上向き経路、30・・共通経路、31・・第1反転用搬送ローラー、32・・従動ローラー、33・・第2反転用搬送ローラー、34・・従動ローラー、35・・合流部、36・・経路切替用フラップ、36A・・第1切替位置、36B・・第2切替位置、37・・搬送モーター、38・・反転用搬送機構、39・・反転用搬送モーター、41・・検出レバー、41a・・検出部、42・・サブホルダー、43・・メインホルダー、44・・検出器、45・・第1付勢部材、46・・第2付勢部材、51・・メインホルダーの前板部、52・・サブホルダー支持部、53・・下板部(サブホルダー当接部)、53a・・サブホルダー当接面、54・・検出器搭載部、55・・メインホルダーの係止部、56・・メインホルダーの軸受、61・・サブホルダーの支軸部、62・・サブホルダーの前板部、62a・・前端面(第2平坦面)、63・・検出レバー支持部、64・・連結板部、66・・サブホルダーの軸受、67・・突出部(検出レバー当接部)、67a・・検出レバー当接面、68・・腕部、69・・第1係止部、70・・第2係止部、71・・検出レバーの平板部、72・・縦板部、71a・・前端面、73・・検出レバーの係止部、74・・レバー部、75・・検出レバーの支軸部、81・・発光部、82・・受光部、91・・付勢部材、92・・検出レバーの腕部、93・・検出レバーの係止部、94・・メインホルダーの係止部、A・・検出位置、B・・印刷位置、C・・中点位置、C1・・第1離間位置、C2・・第2離間位置、L1・・第1軸線、L2・・第2軸線、M1・・第1搬送方向、M2・・第2搬送方向、P・・印刷用紙、R1・・第1回動方向、R2・・第2回動方向、X・・プリンター幅方向(媒体の搬送方向と直交する方向)、Y・・プリンター前後方向、Y1・・プリンター前方、Y2・・プリンター後方、Z・・プリンター上下方向

Claims (7)

  1. 搬送路を双方向に搬送されるシート状の媒体に接触可能な中点位置に配置されており、搬送されている前記媒体の接触により前記中点位置から移動させられる検出レバーと、
    前記検出レバーが前記中点位置に配置されているか否で出力が切り換わる検出器と、
    前記検出レバーを前記媒体の搬送方向と直交する方向に延びる第1軸線回りに回動可能に支持するサブホルダーと、
    前記サブホルダーを前記第1軸線と平行な第2軸線回りに回動可能に支持するメインホルダーと、を有し、
    前記サブホルダーは、前記中点位置に配置された前記検出レバーに当接して当該検出レバーの第1回動方向への回動を規制する検出レバー当接部を備え、
    前記メインホルダーは、前記検出レバーが前記中点位置に配置されているときに、前記サブホルダーに当接して当該サブホルダーの第2回動方向への回動を規制するサブホルダー当接部を備え、
    前記搬送方向と直交する方向から見たときに、前記第1回動方向と前記第2回動方向とは逆の回動方向であることを特徴とする媒体検出機構。
  2. 請求項1において、
    前記検出レバーを前記第1軸線回りの前記第1回動方向に向かって付勢する第1付勢部材と、
    前記サブホルダーを前記第2軸線回りの前記第2回動方向に向かって付勢する第2付勢部材と、
    を有することを特徴とする媒体検出機構。
  3. 請求項1において、
    前記検出レバーを前記第1軸線回りの前記第1回動方向に向かって付勢するとともに、前記検出レバーを介して前記サブホルダーを前記第2軸線回りの前記第2回動方向に向かって付勢する付勢部材を有することを特徴とする媒体検出機構。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記検出レバー当接部は、前記検出レバーが当接する平坦な検出レバー当接面を備え、
    前記検出レバーは、前記検出レバー当接面に当接する第1平坦面を備え、
    前記サブホルダー当接部は、前記サブホルダーが当接する平坦なサブホルダー当接面を備え、
    前記サブホルダーは、前記サブホルダー当接面に当接する第2平坦面を備えていることを特徴とする媒体検出機構。
  5. シート状の媒体が搬送される搬送路を備える装置本体を有し、
    前記装置本体は、前記搬送路に沿って前記媒体を搬送する搬送機構と、
    請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載の媒体検出機構と、
    前記搬送路を搬送される媒体に所定の処理を施す処理部と、を有し、
    前記搬送機構は、前記搬送路に沿った第1搬送方向および当該第1搬送方向とは反対の第2搬送方向に前記媒体を搬送し、
    前記媒体検出機構の前記検出レバーは、前記搬送路における予め設定された検出位置を通過する前記媒体の接触により前記中点位置から移動させられることを特徴とする媒体処理装置。
  6. 請求項5において、
    前記処理部は、前記媒体に印刷を施す印刷ヘッドを備えており、
    前記検出位置は、前記第1搬送方向において前記印刷ヘッドよりも上流側に設定されており、
    前記第1搬送方向に搬送されている前記媒体が前記中点位置の前記検出レバーに接触すると、前記検出レバーが前記第1軸線回りを前記第1回動方向とは逆方向に回動して当該中点位置から離間し、前記第2搬送方向に搬送されている前記媒体が前記中点位置の前記検出レバーに接触すると、前記検出レバーが前記サブホルダーと一体に前記第2軸線回りを前記第2回動方向とは逆方向に回動して当該中点位置から離間することを特徴とする媒体処理装置。
  7. 請求項5または6において、
    前記装置本体に取り付けた反転ユニットを有し、
    当該反転ユニットは、前記第2搬送方向に搬送されて前記搬送路から送り込まれる媒体を、その表裏を反転させて当該搬送路に戻す反転用搬送路と、前記搬送路から送り込まれる前記媒体を前記反転用搬送路に沿って搬送して前記搬送機構に受け渡す反転用搬送機構を備えていることを特徴とする媒体処理装置。
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