JP2015016944A - エレベーターのかご内照明制御装置 - Google Patents

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克義 清水
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Abstract

【課題】低コストな機器を使用してかつ高い省エネルギー効果を提供することが可能なエレベーターのかご内照明制御装置を提供することにある。
【解決手段】エレベーターのかご内照明２を制御し、省エネルギーを行うエレベーターのかご内照明制御装置において、最終のかご呼びサービス検出時に操作有効となるかご１内に設けられた省エネルギー用釦４と、かご１内の乗客の重さを検知する荷重センサ５と、前記省エネルギー用釦４の信号と荷重センサ５の信号に基づき乗客の有無を判定する判定部７と、判定部7による判定結果に基づいてかご内照明２を制御する制御部６とを備え、目的階に到着後かご１内が無人であった場合はかご内照明２を直ちに消灯する。
【選択図】図１

Description

本発明はエレベーターのかご内照明制御装置に関し、特にエレベーターの照明を制御して省エネルギーを行うために好適なエレベーターのかご内照明制御装置に関する。
近年、建物の設備に対する省エネルギーの要望が高まってきており、エレベーターなどの昇降機においても省エネルギーのための機能を持つことが求められている。
ここで、エレベーターの省エネルギーを行うための一方法として、エレベーターのかご内の照明をエレベーターが利用されていない間やエレベーターのかご内が無人である間はかご内の照明を消灯させることが行われている。
ここで、かご内が無人であることを検出する方法としては、例えばエレベーターのかご内にカメラなどの撮影部を設置し、前記撮影部からの画像を判定部において判定し、かご内が無人であることを検知してかご内照明を制御し、かご内照明の消費電力を低減する装置が特許文献1に開示されている。
特開２０１１−６３３３０号公報、図１
しかしながら、前記の装置においてはエレベーターのかご内に高価なカメラや画像処理機能を持つ判定部などの機器の設置を要することから設備費用が高くなり、またこれらの機器が継続して動作することが必要であるためこれらの機器の消費電力が増加し省エネルギー効果が低下するという問題があった。
本発明は、上記の従来技術の課題を解決し、低コストな機器を使用してかつ高い省エネルギー効果を提供することが可能なエレベーターのかご内照明制御装置を提供することにある。
本発明は、エレベーターのかご内の照明を制御し、省エネルギーを行うエレベーターのかご内照明制御装において、
前記かご内に省エネルギー用釦を設け、
前記かご内の最終利用者が前記省エネルギー用釦を操作した時は、目的階に到着後、前記かごのドアが閉じた段階で前記かご内の乗客の有無を判定し、かご内が無人であった場合は前記かご内の照明を直ちに消灯することを特徴とする。
本発明によれば、安価な省エネルギー釦の設置によりエレベーターのかご内の照明の省エネルギーが実現できる。
本発明の１実施例を備えるエレベーターの構成を示す図である。 本発明の１実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の１実施例を図１と図２を使用して説明する。
図１において、エレベーターのかご１にはかご内照明２、操作盤３が設けられており、操作盤３には省エネルギー用釦としてｅｃｏ釦４が設けられている。操作盤３およびｅｃｏ釦４は判定部７に接続されている。
また、かご１の床下にはかご内の乗客の重さを検知する荷重センサ５が設けられており、この荷重センサ５も判定部７に接続されている。
また、エレベーターの各ホールにはホール釦８が設けられており、このホール釦８も判定部７に接続されている。
判定部７は、上記の接続されている各釦の信号と荷重センサ５の信号と、これらの信号より判定した判定結果とを制御部６に出力する。制御部６は前記の各信号を参照してエレベーターのかご１の走行制御やかご内照明２の制御を行う。
次に図２を使用して動作を説明する。
図２は、エレベーター通常サービス時における動作フローチャートである。
まず、かご呼びサービスの検知を行う（手順Ｓ１）。次に、前記かご呼びサービスが最終のかご呼びサービスであるかを検知し（手順Ｓ２）、最終のかご呼びサービスであれば操作盤３に設けたｅｃｏ釦４の操作が有効となり、かご１内の最終利用者に対してｅｃｏ釦４の操作を促す案内を放送する（手順Ｓ３）。次に、かご１内の最終利用者がｅｃｏ釦４の操作を行ったかを検知し（手順Ｓ４）前記ｅｃｏ釦４を操作した場合は、エレベーターが目的階にてサービスを終了し、かご１のドアが閉じた段階で荷重センサ５によりかご１内の荷重を検出してかご１内の乗客の有無を判定する（手順Ｓ５）。この判定結果より、かご１内が無人であるかを検知し（手順Ｓ６）、無人であった場合はかご内照明２を直ちに消灯する（手順Ｓ７）。尚、前記ｅｃｏ釦４の操作が行われなかった場合は、エレベーターが目的階に到着したかを検知し（手順Ｓ８）、一定時間経過後にかご内照明２を消灯する（手順Ｓ９）。また、エレベーターがかご内照明２を消灯してドア閉待機中である場合（手順Ｓ１０）は、乗り場呼びサービスの検知を行う（手順Ｓ１１）。 ここで、前記乗り湯呼びサービスが発生すると、エレベーターはかご内照明２を消灯したまま乗り場呼び階へ走行し（手順Ｓ１２）、前記乗り場呼び階に到着した時点でかご内照明２を点灯させる（手順Ｓ１３）。
このように構成した実施形態にあっては、一般的に設けられる荷重センサを活用でき、操作盤３にｅｃｏ釦４を設けるだけの簡単な構成であり、カメラや画像判定処理機能を持つ判定部などの機器を必要とすることがないので、低コストかつ高い省エネルギー効果を提供することができる。
１ かご
２ かご内照明
３ 操作盤
４ ｅｃｏ釦
５ 荷重センサ
６ 制御部
７ 判定部
８ ホール釦

Claims (1)

  1. エレベーターのかご内の照明を制御し、省エネルギーを行うエレベーターのかご内照明制御装置において、
    前記かご内に省エネルギー釦を設け、
    前記かご内の最終利用者が前記省エネルギー用釦を操作した時は、目的階に到着後、前記かごのドアが閉じた段階で前記かご内の乗客の有無を判定し、かご内が無人であった湯合は前記かご内の照明を直ちに消灯することを特徴とするエレベーターのかご内照明制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101901011B1 (ko) * 2016-05-06 2018-09-20 송현서 엘리베이터 조명의 승객 탑승여부 판독 및 제어장치

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