JP2015016523A - 産業用ロボットの手首構造部 - Google Patents

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Abstract

【課題】手首機枠を新規に作成することなしに、減速比を容易に変更する。【解決手段】手首構造部の平歯車減速機構部30は第一減速比構成と第二減速比構成とにおいて駆動されるようになっており、第一減速比構成においては、手首内枠駆動モータ(21)の出力軸に装着された第一平歯車(31)と、第一補助軸(41)に回転可能に支持される第二平歯車(32)とが少なくとも使用され、第二減速比構成においては、第一平歯車と、追加補助軸(50)に回転可能に支持される第一追加平歯車(51)と、第一追加平歯車と一体に追加補助軸に回転可能に支持される第二追加平歯車(52)とが少なくとも使用される。【選択図】図5A

Description

本発明は、産業用ロボットのアーム先端に設けられる手首構造部に関する。
産業用ロボットの手首構造部は、手首機枠および手首機枠に対して回動可能な手首内枠とを含んでいる。手首内枠には、手首要素、例えばハンド、ツール等が作業ツール取付部を介して取付けられている。手首機枠に内蔵された駆動モータの出力軸の回転は平歯車減速機構部により減速され、それにより、手首内枠が手首機枠に対して回動される。
特許文献1に開示される手首構造部においては、駆動モータが手首機枠に収納されていて駆動力の伝達機構を形成する平歯車減速機構を収納する減速機室と、駆動モータに駆動電力の供給や制御信号の送受信を行う配線ケーブル類を収納する配線室とが互いに分離して形成されている。このため、配線ケーブル類を介して駆動モータの保守管理を配線室側が独立に遂行することが可能であり、保守作業の簡便化が確保される。
また、特許文献1では、平歯車伝達機構のみにより、複数の動作自由度を有した手首の一つの手首動作系における減速、伝動を行ている。このため、ベルト・プーリ機構が混在した複雑な減速機構を排除でき、結果的に製造コストが低減される。
特許文献1においては、三段平歯車列からなる平歯車減速機構が平歯車減速機構が手首機枠の一側に配置されている。一段の平歯車の減速比は1:2.5から1:7の範囲内(約4)であるので、全体として、三段平歯車列は40から80の減速比を実現する。特許文献2も、平歯車減速機構を開示している。さらに、特許文献3における第五軸減速機構も平歯車減速機構であり、その駆動モータは手首室内に配置されている。
特願2012-135611 特開平7-52074号公報 特開平10-175188号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2の平歯車減速機構ならびに特許文献3の第五軸減速機構において、可搬質量を増大させるなどの仕様が変更されて減速比を変更する必要がある場合には、手首機枠を新規に準備するなどの設計変更が必要であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、手首機枠を新規に作成することなしに、減速比を容易に変更することのできる手首構造部を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ロボットのアームの先端に結合され、複数の動作自由度を有する手首構造部であって、手首機枠内に相互に分離された異なる手首室を形成する手首ハウジング用機枠と、前記手首室のうちの一つの手首室内に回動可能に保持される手首内枠と、前記手首室のうちの他の手首室において、出力軸が前記手首内枠の回動軸と平行になるように配置されていて前記手首内枠を駆動する手首内枠駆動モータと、前記手首内枠に収納されると共に前記手首内枠の回動軸と直交する回転出力を出力する他の駆動モータと、前記手首ハウジング用機枠の一側を被覆して減速機室を形成するカバーと、前記減速機室内に配置されていて、前記手首内枠駆動モータの出力軸から取出された回転力を前記手首内枠へ減速して伝達する多段平歯車列からなる平歯車減速機構部と、を備えた手首構造部において、前記平歯車減速機構部は第一減速比構成と第二減速比構成とにおいて駆動されるようになっており、前記第一減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータが前記他の手首室における第一取付部位に取付けられており、前記第一減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータの出力軸に装着された第一平歯車と、前記手首ハウジング用機枠に取付けられた第一補助軸に回転可能に支持されると共に前記第一平歯車よりも大径であって前記第一平歯車に係合する第二平歯車と、が少なくとも使用されるようになっており、前記第二減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータが前記他の手首室において前記手首内枠から第一取付部位よりも遠方に位置する第二取付部位に取付けられており、前記第二減速比構成においては、前記第一平歯車と、前記手首内枠駆動モータの出力軸と前記第一補助軸の間において支持部材により支持される追加補助軸に回転可能に支持されると共に前記第一平歯車よりも大径であって前記第一平歯車に係合する第一追加平歯車と、該第一追加平歯車と一体に前記追加補助軸に回転可能に支持されると共に前記第一追加平歯車よりも小径であって前記第二平歯車に係合する第二追加平歯車と、が少なくとも使用されるようになっている、ことを特徴とする手首構造部が提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記第二減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータの出力軸および前記追加補助軸は、前記手首機枠の手首ハウジング用機枠を貫通する共通の単一の貫通穴に配置されている。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記第一減速比構成は三段、前記第二減速比構成は四段の平歯車列からなる。
1番目の発明においては、支持部材により支持される追加補助軸、第一追加平歯車、および第二追加平歯車を追加することのみで、減速比を変更することができる。つまり、必要最小限の部品を追加することによって、手首機枠を変更することなしに、異なる二つの減速比を実現することができる。
2番目の発明においては、手首内枠駆動モータの出力軸および追加補助軸が共通の貫通穴に挿通される。このため、前述した効果を維持しつつ、追加補助軸を極めて簡易に設置することができる。
3番目の発明においては、第一減速比構成および第二減速比構成の両方において、最適な減速比を得ることができる。
本発明に基づく手首構造部を備えたロボットの全体構成を示す図である。 本発明に基づく第一減速比構成における手首構造部の斜視図である。 本発明に基づく第一減速比構成における手首構造部の断面図である。 図3Aに示される手首構造部のカバーを外した状態における側面図である。 図3Aに示される手首構造部の手首先端から見た端面図である。 本発明に基づく第二減速比構成における手首構造部の斜視図である。 本発明に基づく第二減速比構成における手首構造部の断面図である。 図5Aに示される手首構造部のカバーを外した状態における側面図である。 図5Aに示される手首構造部の手首先端から見た端面図である。 或る支持部材の斜視図である。 他の支持部材の斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づく手首構造部を備えたロボットの全体構成を示す図である。図1に示されるロボット1は六軸構成の垂直多関節ロボットである。ロボット1の先端に位置する手首2は、六自由度で搭載されている。ロボット1の各軸には、各軸を駆動するためのサーボモータ(図1には示さない)が内蔵されている。これらサーボモータは、該サーボモータのそれぞれから延びる制御ケーブルによってロボット制御装置5に接続されており、各サーボモータはロボット制御装置5によって制御される。
図1に示されるように、ロボット1の手首2の先端には、作業ツール3、例えばグリッパまたは溶接トーチ等が取付けられている。作業ツール3は、部品を把持、搬送したり、ワークを溶接するのに使用される。図1に示される作業ツール用線条体4は、作業ツール3に電力またはエアなどを供給するのに使用される。
図2は本発明に基づく手首構造部の斜視図である。図2において、手首2は、手首機枠11と、手首機枠11に対してJ5軸回りに回動可能に取付けられた手首内枠12とを主に含んでいる。手首内枠12は作業ツール取付部18を備えており、作業ツール3(図2には示さない)と一緒にJ6軸回りに回転駆動される。
また、図2に示されるように、手首機枠11の一側にはカバー15が取付けられている。カバー15は外方にわずかに湾曲した形状であり、カバー15と手首機枠11との間には平歯車減速機構部30が配置されている。
図3Aは本発明に基づく第一減速比構成における手首構造部の断面図であり、図3Bは図3Aに示される手首構造部のカバーを外した状態における側面図である。以下、図2から図3Bを参照して、第一減速比構成における平歯車減速機構部30について説明する。
図3Aに示されるように、手首機枠11内には、手首ハウジング用機枠13が配置されている。図3Aから分かるように、手首ハウジング用機枠13が手首機枠11内部を複数の手首室に隔離している。そして、それら手首室のうちの一つの手首室には、手首内枠12がJ5軸回りに回動可能に配置されている。図示されるように、手首内枠12内には、作業ツール3(図3Aには示さない)を駆動するための駆動モータ22が配置されている。
また、他の手首室には、手首内枠12を回転駆動させる手首内枠駆動モータ21が配置されている。図3Aに示されるように、手首内枠駆動モータ21はその出力軸が手首2の中心軸線(図3AにおいてJ6軸と同じ)に対して垂直になるように配置されている。図3Aから分かるように、手首内枠駆動モータ21は手首ハウジング用機枠13に隣接した第一取付部位に配置されている。
さらに、手首ハウジング用機枠13の一側は、カバー15により被覆されている。カバー15と手首ハウジング用機枠13の一側との間の空間は減速機室16であり、減速機室16には平歯車減速機構部30が配置されている。
図3Aにおいては、第一減速比構成は三段であり、平歯車減速機構部30は第一平歯車31〜第七平歯車37と、第一補助軸41から第三補助軸43とを主に含んでいる。図3Aに示されるように、第一平歯車31は手首内枠駆動モータ21の出力軸に取付けられている。また、手首ハウジング用機枠13の一側には、第一補助軸41、第二補助軸42および第三補助軸43が手首内枠駆動モータ21の出力軸に対して平行に配置されている。図3Aから分かるように、これら第一補助軸41〜第三補助軸43は手首2の中心軸線に対して垂直である。
第一補助軸41には第二平歯車32が回転可能に支持されていて、第一平歯車31に係合している。図3A等に示されるように、第二平歯車32は第一平歯車31よりも大径であり、或る実施形態においては第二平歯車32の直径は第一平歯車31の直径の約7倍である。
図3Aおよび図3Bから分かるように、第二平歯車32と一体的な第三平歯車33が第一補助軸41に回転可能に支持されている。図3Aに示されるように、第三平歯車33は第二平歯車32よりも手首2の中心軸線に近位に位置している。
また、第二平歯車32は第三平歯車33よりも大径であり、或る実施形態においては第二平歯車32の直径は第一平歯車31の直径の約4倍である。そして、第三平歯車33は、第二補助軸42に回転可能に支持された第四平歯車34に係合している。
図3Aおよび図3Bから分かるように、第四平歯車34と一体的な第五平歯車35が第二補助軸42に回転可能に支持されている。図3Aに示されるように、第五平歯車35は第四平歯車34よりも手首2の中心軸線に遠位に位置している。
また、第四平歯車34は第五平歯車35よりも大径であり、或る実施形態においては第四平歯車34の直径は第五平歯車35の直径の約2.5倍である。そして、第五平歯車35は、第三補助軸43に回転可能に支持された第六平歯車36に係合している。この第六平歯車36はアイドラ歯車としての役目を果たす。
さらに、図3Aおよび図3Bから分かるように手首内枠12の回動軸J5には第七平歯車37が回転可能に支持されている。そして、第七平歯車37は第六平歯車36に係合している。第六平歯車36の回転は第七平歯車37に伝達されて、手首内枠12を回動軸J5回りに回転させるので、第七平歯車37は出力平歯車としての役目を果たす。
動作時には、手首内枠駆動モータ21の駆動トルクが第一平歯車31を通じて第二平歯車32に伝達される。そして、駆動トルクは第二平歯車32と一体的な第三平歯車33を介して第四平歯車34に伝達される。次いで、駆動トルクは第四平歯車34と一体的な第五平歯車35を介して第六平歯車36に伝達され、第六平歯車36を介して第七平歯車37に伝達される。これにより、手首内枠駆動モータ21の駆動トルクが第七平歯車37に伝達されて、手首内枠12が回動軸J5回りに回動される。
手首内枠12に配置される駆動モータ22の出力軸は、図示しない他の減速機に接続されており、駆動モータ22の駆動力は減速されて作業ツール取付部18を回転駆動する。他の減速機は作業ツール取付部18に内蔵されていてもよい。駆動モータ22の寸法は、その出力軸の仕様から手首内枠駆動モータ21の寸法と同じになることが多く、駆動モータ22のJ6軸方向における長さは第七平歯車37の直径と概ね等しい。
本発明においては、出力平歯車としての第七平歯車37がアイドラ歯車としての第六平歯車36に係合している。そして、小径の第五平歯車35は、第七平歯車37と第六平歯車36との係合位置とは反対側において第六平歯車36に係合する。このような構成であるので、第五平歯車35と一体的な第四平歯車34を手首の中心軸線に対し第一平歯車31に対し近位に配置すると共に、第五平歯車35を手首の中心軸線に対し遠位に配置することができる。
その結果、減速室16を被覆するカバー15と手首ハウジング用機枠13との間の距離を最小限にできる。言い換えれば、本発明では、手首内枠12の回動軸J5の方向における手首機枠11の幅を小さくすることが可能である。
ここで、図3Cは、図3Aに示される手首構造部の手首先端から見た端面図である。図3Cに示されるように、J6軸から最遠方に位置するカバー15の一部分までの距離は手首2の干渉半径Rである。本発明では、上記のような構造であるので、回動軸J5方向において手首機枠11を小さくすることができ、その結果、カバー15も回動軸J5の方向に小さくすることができる。
また、第一平歯車31の径は歯車の歯数と歯形の大きさ(以下、モジュール)により決まり、係合する第二平歯車32の径は第一平歯車31との速度比により決まる。係合する歯車間のモジュールは同じにする必要があるため、速度比は第一平歯車31の歯数と第二平歯車32の歯数の比となる。カバー15の高さを最小限にするために第二平歯車32の径を小さくするには、第二平歯車32の歯数を減らして速度比を小さくするか第一平歯車31の径を小さくする必要がある。速度比を小さくすると出力されるトルクも小さくなってしまい、第一平歯車31の径を小さくするとモジュールが小さくなり、歯面強さが不足してしまう。大抵の場合、第一平歯車31の歯数は、手首内枠駆動モータ21のシャフトの径とモジュールから最小の歯数としている。
また、駆動モータ22および作業ツール取付部18と一体的な手首内枠12は、その長手方向の中心が回動軸J5に位置するように配置されるのが好ましい。その理由は、手首内枠12のバランスをとるためである。言い換えれば、手首内枠12がJ6軸方向において外側に突出すると、重量のある作業ツール3を作業ツール取付部18に取付けるのが困難となり、また、手首内枠12がJ6軸方向において内側に後退すると、手首内枠12が作業ツール用線条体4に干渉しやすくなる。このため、図3Aに示されるように第七平歯車37に係合する第六平歯車36の第三補助軸43は、駆動モータ22の後端に対応する場所に位置決めされるのが好ましい。
さらに、図3Cに示される干渉半径Rを小さくするために、回動軸J5方向における手首内枠12の幅も最小限に抑えられている。そして、第七平歯車37が手首の中心軸線の近位に配置されている。このような構成においては、アイドラ歯車としての第六平歯車36が必須である。そして、第六平歯車36を排除した場合には、従来技術のように第四平歯車34を手首2の中心軸線の遠位に配置する必要がある。
それゆえ、本発明においては、平歯車減速機構部30の長所、例えば保守作業の簡便化、構造の単純化、製造コストの低減などを維持しつつ、J6軸からの干渉半径Rを小さくすることができる。
図4は本発明に基づく第二減速比構成における手首構造部の斜視図である。図5Aは本発明に基づく第二減速比構成における手首構造部の断面図であり、図5Bは図5Aに示される手首構造部のカバーを外した状態における側面図であり、図5Cは図5Aに示される手首構造部の手首先端から見た端面図である。以下、図4から図5Cを参照して、第二減速比構成における平歯車減速機構部30について説明する。
図4に示されるように、第二減速比構成は四段であり、平歯車減速機構部30は第一平歯車31〜第七平歯車37と、第一補助軸41から第三補助軸43とに加えて、第一追加平歯車51、第二追加平歯車52および追加補助軸50を含んでいる。
図5Aに示されるように、第二減速比構成においては、手首内枠駆動モータ21は、他の手首室において、図3Aに示される手首内枠駆動モータ21の位置よりもさらに左方に配置されている。言い換えれば、手首内枠駆動モータ21は、手首内枠12から見て図3Aに示される位置よりも、さらに遠方に配置されている。この位置は第二取付部位と呼ばれる。
さらに、第二減速比構成においては、追加補助軸50が手首内枠駆動モータ21の出力軸と、第一補助軸41との間に配置されている。追加補助軸50は支持部材60によって、手首内枠駆動モータ21の出力軸および第一補助軸41に対して平行に配置されているものとする。
図から分かるように、追加補助軸50には、第一追加平歯車51が回転可能に支持されていて、第一平歯車31に係合している。図5A等に示されるように、第一追加平歯車51は第一平歯車31よりも大径であり、或る実施形態においては第一追加平歯車51の直径は第一平歯車31の直径の約1.5倍である。
図5Aおよび図5Bから分かるように、第一追加平歯車51と一体的な第二追加平歯車52が追加補助軸50に回転可能に支持されている。図5Aに示されるように、第一追加平歯車51は第二追加平歯車52よりも手首2の中心軸線に近位に位置している。そして、第二追加平歯車52は、第二平歯車32に係合している。
このように第二減速比構成においては、追加補助軸50を備えた支持部材60、ならびに第一追加平歯車51および第二追加平歯車52が第一減速比構成に対して追加されている。第一減速比構成から第二減速比構成への変更は以下のようにして行う。
はじめにカバー15および手首機枠11の一部分を取外して、手首内枠駆動モータ21を他の手首室内において、図3Aに示される第一取付部位から図5Aに示される第二取付部位まで左方に移動させる。次いで、支持部材60の平坦部61(図6Aを参照されたい)を他の手首室に配置すると共に、支持部材60の追加補助軸50を減速室16に延ばす。このとき、追加補助軸50が手首内枠駆動モータ21の出力軸と第一補助軸41の間に位置するように支持部材60を配置する。
その後、一体的に形成された第一追加平歯車51および第二追加平歯車52を追加補助軸50に回転可能に取付ける。最終的に、手首機枠11の一部分を元に戻して、カバー15を再度取付ける。
これにより、第一減速比構成から第二減速比構成へと変更することができる。第二減速比構成においては、第一追加平歯車51および第二追加平歯車52が第一平歯車31と第二平歯車32との間に追加されている。従って、第二減速比構成においては、第一減速比構成とは異なる減速比を得ることができる。
第一減速比構成から第二減速比構成への変更を迅速に行うために、図3Aに示されるように手首内枠駆動モータ21の出力軸が配置される手首機枠11の貫通穴11aは比較的大きく、第一平歯車31よりも大径であるのが好ましい。このため、図5Aに示されるように、手首内枠駆動モータ21の出力軸と支持部材60の追加補助軸50との両方を共通の貫通穴11aに簡単に配置することができる。
このように、本発明においては、第一減速比構成と第二減速比構成との間で手首機枠11の形状を変更する必要はない。そして、必要最小限の部品を追加するのみでもって第一減速比構成と第二減速比構成との間の変更を行うことができる。従って、ロボット1の作業ツール3がグリッパである場合には、グリッパに要求される可搬重量に応じて、第一減速比構成および第二減速比構成のいずれかを選択することができる。また、平歯車減速機構部30の利点である保守作業の簡便化、構造の単純化、製造コストの低減などの利点を維持することも可能である。
なお、第二減速比構成においては、図3Aに示されるのとは直径の異なる第二平歯車32’を使用してもよい。この場合には、第二減速比構成の手首構造部における減速比をさらに最適化できるのが分かるであろう。例えば、第一追加平歯車51の直径は第一平歯車31の直径の約2倍とし、第ニ平歯車32’の直径は第二追加平歯車52の直径の約5倍とし、全体として、第二減速比構成の減速比が、第一減速比構成の1.5倍になるようにすることができる。
図6Aは或る支持部材の斜視図である。図6Aに示されるように、支持部材60は、手首内枠駆動モータ21を保持する平坦部61と、第一追加平歯車51等が備えられる追加補助軸50とを含んでいる。手首内枠駆動モータ21の出力軸は、平坦部61に形成された開口部62を通過するようになっている。図6Aにおいては、これら平坦部61と追加補助軸50とは一体部材として作成されている。
図6Bは他の支持部材の斜視図である。図6Bにおいては、平坦部61と追加補助軸50とが別部材から構成された支持部材60が示されている。図6Bに示されるように、追加補助軸50の基端にはフランジ57が設けられている。そして、フランジ57を平坦部61にネジ留めすることにより、追加補助軸50が平坦部61に固定される。
図6Aおよび図6Bに示される支持部材60の開口部62は手首内枠駆動モータ21を容易に設置する役目を果たす。また、支持部材60の平坦部61は、手首ハウジング用機枠13の減速機室16内に存在する潤滑剤、例えばグリスが他の手首室内に侵入しないようにする役目を果たす。
ところで、図3Aに示される第一減速比構成においては、手首内枠駆動モータ21の後端と手首機枠11の内壁との間に比較的幅広の隙間がある。そして、図5Aに示される第二減速比構成における手首内枠駆動モータ21の後端と手首機枠11の内壁との間の隙間は、図3Aに示される隙間よりも幅狭である。
同様に、図5Aに示される第二減速比構成においては、手首内枠駆動モータ21の出力軸の先端とカバー15の内壁との間に比較的幅広の隙間がある。そして、図3Aに示される第一減速比構成における手首内枠駆動モータ21の出力軸の先端とカバー15の内壁との間の隙間は、図5Aに示される隙間よりも幅狭である。
これら隙間が存在する理由は、支持部材60の平坦部61の厚さの分だけ、第二減速比構成においては手首内枠駆動モータ21がカバー15から遠ざかる方向に離れるからである。言い換えれば、図3Aに示される手首内枠駆動モータ21の後端と手首機枠11の内壁との間の隙間、および図5Aに示される手首内枠駆動モータ21の出力軸の先端とカバー15の内壁との間の隙間は、支持部材60の平坦部61の厚さよりも十分に大きい。
これら隙間が存在するので、手首機枠11の形状を変えることなしに、第一減速比構成と第二減速比構成との間の変更を行うことができる。なお、図5Aに示される手首内枠駆動モータ21の出力軸の先端とカバー15の内壁との間の隙間を確保するために、カバー15は手首内枠駆動モータ21近傍において外側に部分的に突出しているのが分かるであろう。
また、本発明の第一減速比構成においては、第一平歯車31および第二平歯車32の間、第二平歯車32および第三平歯車33の間、ならびに第三平歯車33および第四平歯車34の間の減速比はいずれも約1:4である。つまり、平歯車間の速度比を互いにほぼ等しくしている。この場合には、平歯車伝達機構部30全体の減速比は64である。従って、手首内枠駆動モータ21の最高回転数が5000rpmである場合に、回動軸J5の最高速度を400deg/secにできる。
さらに、本発明の第二減速比構成においては、第一平歯車31と第一追加平歯車51との間の減速比は約1:1.5であり、残りの平歯車については前述したのと同様である。この場合には、平歯車伝達機構部全体の減速比は96である。従って、手首内枠駆動モータ21の最高回転数が5000rpmである場合に、回動軸J5の最高速度を270deg/secにできる。第二減速比構成においては、第一減速比構成と比較して、最高速度は1/1.5に減少するものの、出力トルクは1.5倍にできる。このように、本発明においては、第一減速比構成および第二減速比構成の両方において、最適な減速比を得られることが分かるであろう。
1 ロボット
2 手首
3 作業ツール
4 作業ツール用線条体
5 ロボット制御装置
11 手首機枠
11a 貫通穴
12 手首内枠
13 手首ハウジング用機枠
15 カバー
16 減速機室
18 作業ツール取付部
21 手首内枠駆動モータ
22 駆動モータ
30 平歯車減速機構部
31 第一平歯車
32、32’ 第二平歯車
33 第三平歯車
34 第四平歯車
35 第五平歯車
36 第六平歯車
37 第七平歯車
41 第一補助軸
42 第二補助軸
43 第三補助軸
50 追加補助軸
51 第一追加平歯車
52 第二追加平歯車
60 支持部材
61 平坦部
62 開口部

Claims (3)

  1. ロボットのアームの先端に結合され、複数の動作自由度を有する手首構造部であって、
    手首機枠内に相互に分離された異なる手首室を形成する手首ハウジング用機枠と、
    前記手首室のうちの一つの手首室内に回動可能に保持される手首内枠と、
    前記手首室のうちの他の手首室において、出力軸が前記手首内枠の回動軸と平行になるように配置されていて前記手首内枠を駆動する手首内枠駆動モータと、
    前記手首内枠に収納されると共に前記手首内枠の回動軸と直交する回転出力を出力する他の駆動モータと、
    前記手首ハウジング用機枠の一側を被覆して減速機室を形成するカバーと、
    前記減速機室内に配置されていて、前記手首内枠駆動モータの出力軸から取出された回転力を前記手首内枠へ減速して伝達する多段平歯車列からなる平歯車減速機構部と、を備えた手首構造部において、
    前記平歯車減速機構部は第一減速比構成と第二減速比構成とにおいて駆動されるようになっており、
    前記第一減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータが前記他の手首室における第一取付部位に取付けられており、
    前記第一減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータの出力軸に装着された第一平歯車と、前記手首ハウジング用機枠に取付けられた第一補助軸に回転可能に支持されると共に前記第一平歯車よりも大径であって前記第一平歯車に係合する第二平歯車と、が少なくとも使用されるようになっており、
    前記第二減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータが前記他の手首室において前記手首内枠から第一取付部位よりも遠方に位置する第二取付部位に取付けられており、
    前記第二減速比構成においては、前記第一平歯車と、前記手首内枠駆動モータの出力軸と前記第一補助軸の間において支持部材により支持される追加補助軸に回転可能に支持されると共に前記第一平歯車よりも大径であって前記第一平歯車に係合する第一追加平歯車と、該第一追加平歯車と一体に前記追加補助軸に回転可能に支持されると共に前記第一追加平歯車よりも小径であって前記第二平歯車に係合する第二追加平歯車と、が少なくとも使用されるようになっている、ことを特徴とする手首構造部。
  2. 前記第二減速比構成においては、前記手首内枠駆動モータの出力軸および前記追加補助軸は、前記手首機枠の手首ハウジング用機枠を貫通する共通の単一の貫通穴に配置されている請求項1に記載の手首構造部。
  3. 前記第一減速比構成は三段、前記第二減速比構成は四段の平歯車列からなる請求項1または2に記載の手首構造部。
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