JP2015015740A - 番組表作成装置、番組表作成方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにとって利便性のよい番組表を作成する番組表作成装置、番組表作成方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】記憶媒体の録画済みコンテンツの番組関連情報を受信する第1の受信手段と、録画済みコンテンツの重要度情報を受信する第2の受信手段を備える。さらに、録画済みコンテンツの番組関連情報およびユーザが選択可能な重要度情報に基づいて、番組欄表示形式の番組表の画像を作成する作成手段は、異なる重要度の録画済みコンテンツの番組欄の表示形式を、視聴率情報に基づいて視聴率が高い場合と視聴率が低い場合とで異ならせて番組表の画像を作成する。出力手段は、番組表の画像を出力する。【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、番組表を作成する番組表作成装置、番組表作成方法、およびプログラムに関する。
近年、放送受信装置に搭載または外付けで大容量のHDD(Hard Disk Drive)が取り付けられるようになっている。さらに、地上デジタル放送用のチューナが複数搭載されている放送受信装置は、複数のチューナを並列動作させることが可能である。そのため、放送受信装置は、一定期間、同時刻に日本国内の地上デジタル放送の複数のチャンネルを録画(以降、マルチチャンネル同時自動録画と称す)することが可能である。
このように放送受信装置に録画されているコンテンツの番組情報は、種々のインタフェースを用いてユーザに通知され得る。一つの有力な方法は、例えば番組を放送した放送局を横方向に配列し、番組が放送される放送時刻を縦方向に配列して、マトリックス状に放送された各番組を表示するラジオテレビ欄(以降、ラテ欄と称す)形式で表示器に番組表を表示することである。例えば、放送受信装置は、録画済みのコンテンツとそれ以外のコンテンツに分けてラテ欄形式で番組表を表示器に表示する。これにより、ユーザは、放送受信装置に録画されているコンテンツを探索・参照する際に、コンテンツの番組情報を見慣れたラテ欄形式で閲覧することができる。
放送受信装置に搭載または外付けされるHDDの容量が増えれば増えるほど、放送受信装置は、録画可能な時間数/チャンネル数、つまりは録画されるコンテンツ数を増やしてマルチチャンネル同時自動録画を行うことができる。
しかしながら、録画されるコンテンツ数が増加するにつれ、ユーザにとっては、所望の(興味を惹く)録画済みのコンテンツを一見してラテ欄形式の番組表から見つけることは難しくなるとなる。例えば、ユーザは、番組表を過去に遡らせると共に、所望の(興味を惹く)コンテンツを見つけるために全ての番組をつぶさに確認する必要がある。
そこで、この発明は、ユーザにとって利便性のよい番組表を作成する番組表作成装置、番組表作成方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態に係る番組表作成装置は、記憶媒体に記憶された録画済みコンテンツの番組関連情報を受信する第1の受信手段と、前記録画済みコンテンツの重要度情報を受信する第2の受信手段と、前記録画済みコンテンツの番組関連情報およびユーザが選択可能な前記重要度情報に基づいて、番組欄表示形式の番組表の画像を作成する作成手段であって、異なる重要度の録画済みコンテンツの番組欄の表示形式を、視聴率情報に基づいて視聴率が高い場合と、視聴率が低い場合とで異ならせて前記番組表の画像を作成する前記作成手段と、を備える。
以下、図面を参照し、本実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置1(以降、放送受信装置1と称す)の概略構成を示すブロック図である。すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナで受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子11を介して衛星デジタル放送チューナ12に供給される。衛星デジタル放送チューナ12は、所望のチャンネルの放送信号を選局する。
そして、衛星デジタル放送チューナ12で選局された放送信号は、PSK(phase shift keying)復調モジュール13に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理モジュール14に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ15で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子16を介して視聴用地上デジタル放送チューナ17に供給される。視聴用地上デジタル放送チューナ17は、ユーザが所望するチャンネルの放送信号を切り替えて選局する。視聴用地上デジタル放送チューナ17は、選択された放送信号の受信手段として機能する。視聴用地上デジタル放送チューナ17で選局された放送信号は、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)復調モジュール18に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理モジュール14に出力される。
第1の録画用地上デジタル放送チューナ19で選局された放送信号は、OFDM復調モジュール20に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理モジュール14に出力される。
第2の録画用地上デジタル放送チューナ21とOFDM復調モジュール22の組、第3の録画用地上デジタル放送チューナ23とOFDM復調モジュール24の組、第4の録画用地上デジタル放送チューナ25とOFDM復調モジュール26の組、第5の録画用地上デジタル放送チューナ27とOFDM復調モジュール28の組、第6の録画用地上デジタル放送チューナ29とOFDM復調モジュール30の組、第7の録画用地上デジタル放送チューナ31とOFDM復調モジュール32の組、第8の録画用地上デジタ放送チューナ33とOFDM復調モジュール34の組についても同様である。
本実施形態では、放送受信装置1が、録画用地上デジタル放送チューナを8つ備えるケースについて説明するが、録画用地上デジタル放送チューナを7つ以下または9以上備える構成としてもよい。第1の録画用地上デジタル放送チューナ19から第8の録画用地上デジタ放送チューナ33は、放送信号の受信手段として機能する。
上記信号処理モジュール14は、PSK復調モジュール13、OFDM復調モジュール18、OFDM復調モジュール20、OFDM復調モジュール22、OFDM復調モジュール24、OFDM復調モジュール26、OFDM復調モジュール28、OFDM復調モジュール30、OFDM復調モジュール32、OFDM復調モジュール34からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理モジュール36及び音声処理モジュール39に出力している。
また、上記信号処理モジュール14には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子35a,35b,35c,35dが接続されている。これら入力端子35a〜35dは、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、放送受信装置1の外部から入力可能とするものである。
この信号処理モジュール14は、各入力端子35a〜35dからそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、そのデジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理モジュール36及び音声処理モジュール39に出力している。
このうち、グラフィック処理モジュール36は、信号処理モジュール14から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(on screen display)信号生成モジュール37で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理モジュール36は、信号処理モジュール14の出力映像信号と、OSD信号生成モジュール37の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
グラフィック処理モジュール36から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理モジュール38に供給される。映像処理モジュール38により処理された映像信号は、表示器61に供給され、また出力端子41にも供給される。表示器61は、映像信号に基づく映像を表示し、出力端子41に対して外部機器が接続されると、出力端子41に供給された映像信号は、外部機器へ入力される。表示器61は、ユーザがリモートコントローラ10を用いて選択したチャンネルに切り替えて視聴用地上デジタル放送チューナ17によって選局された放送信号に基づいて番組の映像を表示する。表示器61は、映像の表示手段として機能する。
また、上記音声処理モジュール39は、入力されたデジタルの音声信号を、スピーカ62で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ62に出力して音声再生させるとともに、出力端子40を介して外部に導出させる。
ここで、この放送受信装置1は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御モジュール42によって統括的に制御されている。この制御モジュール42は、CPU(central processing unit)等を内蔵しており、操作モジュール63からの操作情報、または、リモートコントローラ10から送出され受光モジュール65を介して受信した操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各モジュールをそれぞれ制御している。
制御モジュール42は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)43と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(random access memory)44と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ45とを利用している。
不揮発性メモリ45は、過去、現在または未来の番組情報を記憶する。不揮発性メモリ45は番組情報記憶手段として機能する。番組情報は、放送時刻/チャンネル/番組名/出演者などの情報を含む。番組情報は、過去、現在、未来の番組表を表示するためのマスタデータである。制御モジュール42は、放送信号に含まれるSI(service information)から番組情報を取得する。不揮発性メモリ45は、過去の番組情報として、内蔵HDD46に保存されているコンテンツの番組情報のみを記憶するようにしてもよい。内蔵HDD46は、記憶媒体として機能する。
信号処理モジュール14には、内蔵HDD(hard disk drive)46が接続されている。内蔵HDD46は、後述するマルチチャンネル同時自動録画により、第1の録画用地上デジタル放送チューナ19から第8の録画用地上デジタル放送チューナ33それぞれで選局した放送信号のコンテンツの映像信号及び音声信号を記憶する。本実施形態では、放送受信装置1が、内蔵HDDを1つ備えるケースについて説明するが、内蔵HDDを2つ以上備える構成としてもよい。
また、この制御モジュール42は、カードI/F(Interface)47を介して、メモリカード66が装着可能なカードホルダ48に接続されている。これによって、制御モジュール42は、カードホルダ48に装着されたメモリカード66と、カードI/F47を介して情報伝送を行なうことができる。
また、制御モジュール42は、通信I/F49を介してLAN(local area network)端子67に接続されている。通信I/F49は、LAN端子67を介した有線接続の例を示しているがこれに限られない。通信I/F49は、物理的にはEthernet(登録商標)/無線LANなどで実現されてもよい。通信I/F49は、ソフトウエアプロトコルスタックとあわせてインターネットヘのアクセス機能を提供する。これにより、制御モジュール42は、通信I/F49を介してインターネットから情報伝送できる。
また、制御モジュール42は、USB(universal serial bus) I/F50を介してUSB端子68に接続されている。これにより、制御モジュール42は、USB端子68に接続されたUSB対応の外付けHDDと、USB I/F50を介して情報伝送を行なうことができる。
図2はリモートコントローラ10の外観を示す図である。リモートコントローラ10は、主として、タッチパッド10a、タッチパッド10aの中心に決定キー10b、タッチパッド10aの上側に上方向移動キー10c、タッチパッド10aの下側に下方向移動キー10d、タッチパッド10aの左側に左方向移動キー10e、タッチパッド10aの右側に右方向移動キー10f、EPGキー10g、タイムシフトキー10hが設けられている。
タッチパッド10a、上方向移動キー10c、下方向移動キー10d、左方向移動キー10e、右方向移動キー10fは、例えば表示器61に表示されている画面上でカーソル位置を移動するために用いられる。EPGキー10gは、複数の放送局の現在及び未来の数時間分の番組表を表示するために用いられる。タイムシフトキー10hは、内蔵HDD46に保存されているコンテンツの番組表(以降、過去番組表と称す)を表示するために用いられる。
次に、本実施形態に係る放送受信装置1におけるマルチチャンネル同時自動録画機能について説明する。第1の録画用地上デジタル放送チューナ19から第8の録画用地上デジタル放送チューナ33それぞれは、ユーザがリモートコントローラ10を用いて指定したチャンネルに対応するサービスID(チャンネル)の放送信号を常に選局するように制御モジュール42によって設定されている。第1の録画用地上デジタル放送チューナ19から第8の録画用地上デジタル放送チューナ33それぞれに設定するチャンネルは、ユーザがリモートコントローラ10を用いて任意に設定、変更できる。
制御モジュール42は、第1の録画用地上デジタル放送チューナ19から第8の録画用地上デジタル放送チューナ33のうちチャンネルが設定されているものを起動し、内蔵HDD46に複数のチャンネルのコンテンツを自動録画する。ここで内蔵HDD46の容量が一杯になった場合は、制御モジュール42は、内蔵HDD46に保存されているコンテンツを古い順に自動削除すると共に、内蔵HDD46に複数のチャンネルのコンテンツを新たに自動録画する。制御モジュール42は、コンテンツの自動録画と自動削除を並行して実行する。この動作をマルチチャンネル同時自動録画という。制御モジュール42は、予めユーザが設定した曜日および時刻になった場合に、毎週、第1の録画用地上デジタル放送チューナ19から第8の録画用地上デジタル放送チューナ33のうちチャンネルが設定されているものを起動し、内蔵HDD46に複数のチャンネルのコンテンツを同時に自動録画するようにしてもよい。
次に、内蔵HDD46に保存されているコンテンツの重要度情報の受信について説明する。本実施形態では、コンテンツの重要度情報として以下に例を示す。コンテンツの重要度情報の第1の例は、視聴率情報である。制御モジュール42は、任意のタイミングで通信I/F49を介してインターネットから視聴率情報を受信する。制御モジュール42は、視聴率情報の受信手段として機能する。
視聴率情報は、特定の番組について放送時に統計的にどれだけの視聴者が特定の番組を試聴しているかを示すデータである。視聴率情報は、一般的に広く利用されている情報に基づいたものであっても、当該放送受信装置1のユーザが利用しているSNS(Social Network Service)における標本空間を代表サンプルとした情報に基づいたものであっても良い。
制御モジュール42は、過去番組表における番組毎の重要度を視聴率情報に基づいて判断する。一般に、ユーザは、視聴率が高い番組を視聴したい場合が多い。つまり、この視聴率情報に基づく番組の重要度の判定では、視聴率の高い番組が重要度が高いものとして番組の重要度を決定する。
コンテンツの重要度情報の第2の例は、話題性情報である。制御モジュール42は、任意のタイミングで通信I/F49を介してインターネットから話題性情報を受信する。制御モジュール42は、話題性情報の受信手段として機能する。話題性情報は、インターネット上で、特定の番組がどれほど話題になっているかを示すデータである。例えば、話題性情報は、特定の番組に対する感想や、意見、質問などのインターネット上のウェブページに書き込まれた番組に対するあらゆるテキスト文字データを含む。さらに話題性情報は、番組の放送中にユーザが話題にしたものと番組の放送後にユーザが話題にしたものを含む。
制御モジュール42は、インターネット上のアプリケーションを利用して任意のタイミ
ングで話題性情報を受信する。図3は、標本空間種別の例を示す図である。標本空間は、例えば、一般に広く利用されている検索エンジンであっても、当該放送受信装置1のユーザが利用している特定のSNSであっても良い。例えば、制御モジュール42は、ある標本空間内から受信した話題性情報の件数(書き込み件数)が所定件数以上であれば、話題性のある番組と判断すればよい。制御モジュール42は、話題性情報の件数を判断する閾を複数段階有し、話題性のランクを複数段階に分けて判断するようにしてもよい。
ングで話題性情報を受信する。図3は、標本空間種別の例を示す図である。標本空間は、例えば、一般に広く利用されている検索エンジンであっても、当該放送受信装置1のユーザが利用している特定のSNSであっても良い。例えば、制御モジュール42は、ある標本空間内から受信した話題性情報の件数(書き込み件数)が所定件数以上であれば、話題性のある番組と判断すればよい。制御モジュール42は、話題性情報の件数を判断する閾を複数段階有し、話題性のランクを複数段階に分けて判断するようにしてもよい。
ユーザは、リモートコントローラ10を用いて任意の標本空間種別を嗜好に合わせて適切に選択できる。ユーザは、複数の標本空間を同時に選択することもできる。制御モジュール42は、選択された標本空間から話題性情報を抽出する。制御モジュール42は、過去番組表における番組毎の重要度を話題性情報に基づいて判断することもできる。話題性情報に基づく番組の重要度の判定では、ユーザがインターネット上で書き込みが多い番組が重要度が高いものとして番組の重要度を決定する。
コンテンツの重要度情報の第3の例は、ユーザによる放送受信装置1の利用時間に基づく情報である。制御モジュール42は、ユーザが放送受信装置1で視聴を開始した時刻(電源ONした時刻)、視聴を終了した時刻(電源をOFFした時刻)を含む電源オン/オフ情報、及びユーザが選択して視聴したチャンネルの選択情報を不揮発性メモリ45に記憶させる不揮発性メモリ45は装置利用時間の記憶手段として機能する。制御モジュール42は、リモートコントローラ10または操作モジュール63によるユーザによる電源ON/OFF、視聴するチャンネルの入力に基づいて、これらの情報を受信できる。制御モジュール42は、利用時間に基づく情報の受信手段として機能する。
図4は、不揮発性メモリ45に記憶されている当該放送受信装置1の利用時間テーブルを示す図である。不揮発性メモリ45は、ユーザ毎に利用時間テーブルを記憶する。制御モジュール42は、例えば、電源ON入力時に、ユーザ毎に設定されているパスワードの入力によるログインの要求を表示器61に表示する。制御モジュール42は、ユーザがリモートコントローラ10または操作モジュール63を用いて入力したパスワードに基づいて、当該放送受信装置1で視聴中のユーザが誰なのかを特定する。したがって、制御モジュール42は、ユーザ毎の利用時間テーブルを不揮発性メモリ45に記憶させることができる。
制御モジュール42は、過去番組表における番組毎の重要度を利用時間テーブルに基づいて判断する。通常、ユーザがリアルタイムに試聴していた番組は、ユーザが一度視聴した番組であるため、未だ視聴していない番組に比べて重要度が低いことが多い。つまり、当該放送受信装置1の利用時間情報に基づく番組の重要度の判定では、リアルタイムに試聴していないチャンネルまたは時間帯の番組は重要度が高いものとして番組の重要度を決定する。
次に、重要度情報に基づいた過去番組表における番組欄毎の表示形式について説明する。図5は、本実施形態に係る表示形式マッピングテーブルの一例を示す図である。表示形式マッピングテーブルは、ユーザがリモートコントローラ10または操作モジュール63を用いて任意に設定できる。表示形式マッピングテーブルは、不揮発性メモリ45に記憶されている。表示形式マッピングテーブルには、視聴率情報、話題情報、利用時間情報それぞれに基づいて番組欄の表示形式が設定されている。表示形式は、番組欄の背景色、フォント、背景模様、立体表示(3D表示の有無)、大きさ(番組欄の面積)を1または2以上の任意の組み合わせで変更できる。なお、表示形式はこれらに限定されない。
例えば、視聴率情報に関しては、視聴率の高低(例えば20%以上または未満)に応じた表示形式が表示形式マッピングテーブルに2通り設定されている。視聴率が高い番組の表示形式は、視聴率が低い番組の表示形式に比べてユーザの注意を引くものである。例えば、視聴率が高い番組の番組欄は、視聴率が低い番組の番組欄に比べて、色が濃く、大きさも大きく過去番組表上に表示される。
話題性情報に関しては、話題性情報が受信される標本空間に応じた表示形式が表示形式マッピングテーブルに2通り設定されている。一般に広く利用されている検索エンジンで話題となっている番組の表示形式は、特定のSNSで話題となっている番組の表示形式と異なる。
利用時間情報に関しては、電源のON/OFFつまりユーザがリアルタイムで番組を視聴したか否かに応じた表示形式が表示形式マッピングテーブルに2通り設定されている。
ユーザがリアルタイムで視聴していない番組の表示形式は、ユーザがリアルタイムに視聴した番組の表示形式に比べてユーザの注意を引くものである。例えば、ユーザがリアルタイムで視聴している番組の番組欄は、ユーザがリアルタイムに視聴していない番組の番組欄に比べて、暗い色で過去番組表上に表示される。
ユーザがリアルタイムで視聴していない番組の表示形式は、ユーザがリアルタイムに視聴した番組の表示形式に比べてユーザの注意を引くものである。例えば、ユーザがリアルタイムで視聴している番組の番組欄は、ユーザがリアルタイムに視聴していない番組の番組欄に比べて、暗い色で過去番組表上に表示される。
次に、番組欄の表示形式を変更した過去番組表の表示について説明する。ユーザがリモートコントローラ10のタイムシフトキー10hを押下すると、制御モジュール42は、表示器61に過去番組表を表示するように制御する。過去番組表は、横軸に放送局、縦軸に時刻を表示したマトリクス状に番組欄を表示したものである。制御モジュール42は、不揮発性メモリ45に記憶されている現在日時よりも過去の番組情報(番組関連情報)を読み出し、過去番組表を作成する。制御モジュール42は、番組関連情報の受信手段として機能する。また、制御モジュール42は、過去番組表の作成手段として機能する。
制御モジュール42は、現在日時から内蔵HDD46に保存されているコンテンツのうち最も記録日時が古いコンテンツの日時まで遡った期間の過去番組表を作成する。制御モジュール42は、必ずしも全チャンネルかつ全番組の番組欄で構成される過去番組表を作成する必要はない。また、制御モジュール42の作成する過去番組表は、例えばユーザが時間指定等を行なった等の場合、必ずしも保存されているコンテンツのうち最も記録日時が古いコンテンツを含む期間の過去番組表でなくてもよい。つまり、制御モジュール42は、当該期間において内蔵HDD46に保存されているコンテンツの番組欄を過去番組表上で表示し、内蔵HDD46に保存されていないコンテンツの番組欄を過去番組表上で非表示としてもよい。
次に、制御モジュール42は、視聴率情報、話題性情報、利用時間情報のうち、ユーザが選択した情報に対応する表示形式を表示形式マッピングテーブルから抽出する。制御モジュール42は、過去番組表に表示される各番組欄を重要度情報と照合して、この重要度と対応する表示形式で表示する。制御モジュール42は、任意の重要度情報に対応する所望の表示形式で各番組欄をマッピングする。つまり、制御モジュール42は、番組欄表示形式の番組表の画像を作成し、異なる重要度のコンテンツの番組欄の表示形式を異ならせて番組表の画像を作成する。その後、制御モジュール42は、番組欄を所望の表示形式にマッピングした番組欄で構成される過去番組表の画像を表示器61に表示するように制御する。制御モジュール42は、過去番組表の画像を出力する出力手段として機能する。
図6は、表示器61に表示される過去番組表の一例を示す画面図である。過去番組表には、話題性情報に基づく重要度の高い番組として背景色が施され、表示枠が大きい番組欄、視聴率情報に基づく重要度の高い番組として話題性情報に基づくものとは異なる背景色が施され、表示枠が大きい番組欄、利用時間情報に基づく重要度の低い番組として背景色の暗い番組欄が混在している。つまり、過去番組表では、重要度が高い番組であっても、異なる基準で設定された重要度情報(視聴率情報、話題性情報、利用時間情報)に基づいて重要と判断された番組毎に表示形式は異なる。したがって、ユーザは、様々な表示形式で表示された番組欄のうち、所望の重要度情報に基づく表示形式で表示された番組欄に注視することで、容易に所望の番組を見つけ出せる。
なお、視聴率情報、話題性情報、利用時間情報のうち少なくとも2つの条件に該当する番組欄は、制御モジュール42が図5に示す表示形式マッピングテーブルに設定されているそれぞれの情報に基づく表示形式を組み合わせてもよい。また、視聴率情報、話題情報、利用時間情報のうち少なくとも2つの条件に該当する番組欄の表示形式を表示形式マッピングテーブルにユーザが予め設定するようにしてもよい。さらに、本実施形態は、視聴率情報、話題性情報及び利用時間情報に基づいて、過去番組表上の番組欄の表示形式を設
定しているが、番組欄に対応するコンテンツが再生済みか否かに基づく情報応じて表示形式を変更してもよい。
定しているが、番組欄に対応するコンテンツが再生済みか否かに基づく情報応じて表示形式を変更してもよい。
ユーザは、過去番組表から、内蔵HDD46に保存されているコンテンツのうち、重要度情報それぞれにおける重要度の高いコンテンツを容易に認識できる。ユーザは、リモートコントローラ10を用いて、表示器61に表示されている過去番組表上でカーソルを移動し所望のコンテンツに対応する番組欄を選択できる。制御モジュール42は、過去番組表上で選択された番組欄に対応するコンテンツを再生/停止/削除/コピー/移動など制御できる。
本実施形態によれば、ユーザに馴染みの深いラテ欄形式の過去番組表に、各番組の話題性や有用性などに応じて、過去番組表と整合成の良い表示形式を取り込んでいる。したがって、ユーザは、過去番組表から容易に興味のある番組を見つけ出して再生することが可能である。また、過去番組表と整合性のよい表示形式として表示するため、過去番組表自体の美観を損なうことがない。さらに、ユーザは、重要度情報を任意に選択できるため、ユーザ毎の個別の過去番組表を作成できる。そのため、ユーザは、重要度情報に対応する番組欄を個々の嗜好に基づいた表示形式にマッピングすることができる。本実施形態によれば、過去番組表の利便性は向上する。
本実施形態は、過去番組表における番組欄を任意の重要度情報に対応する所望の表示形式でマッピングしているが、現在及び未来の番組表についても同様に適用できる。この場合、例えば、重要度情報としては、現在または将来の番組に対しての話題性情報を用いればよい。
なお、本実施形態は、放送受信装置1を用いて説明したが、これに限られない。例えば、ハードディスクレコーダであってもよい。さらに、本実施形態は、録画コンテンツを別体の記憶装置に保存し、その録画コンテンツに基づいて過去番組表を作成するいかなる装置にも適用できる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
1…デジタルテレビジョン放送受信装置、10…リモートコントローラ、19…第1の
録画用地上デジタル放送チューナ、21…第2の録画用地上デジタル放送チューナ、23…第3の録画用地上デジタル放送チューナ、25…第4の録画用地上デジタル放送チューナ、27…第5の録画用地上デジタル放送チューナ、29…第6の録画用地上デジタル放送チューナ、31…第7の録画用地上デジタル放送チューナ、33…第8の録画用地上デジタル放送チューナ、42…制御モジュール、46…内蔵HDD、49…通信I/F、61…表示器
録画用地上デジタル放送チューナ、21…第2の録画用地上デジタル放送チューナ、23…第3の録画用地上デジタル放送チューナ、25…第4の録画用地上デジタル放送チューナ、27…第5の録画用地上デジタル放送チューナ、29…第6の録画用地上デジタル放送チューナ、31…第7の録画用地上デジタル放送チューナ、33…第8の録画用地上デジタル放送チューナ、42…制御モジュール、46…内蔵HDD、49…通信I/F、61…表示器
Claims (10)
- 記憶媒体に記憶された録画済みコンテンツの番組関連情報を受信する第1の受信手段と、
前記録画済みコンテンツの重要度情報を受信する第2の受信手段と、
前記録画済みコンテンツの番組関連情報およびユーザが選択可能な前記重要度情報に基づいて、番組欄表示形式の番組表の画像を作成する作成手段であって、異なる重要度の録画済みコンテンツの番組欄の表示形式を、視聴率情報に基づいて視聴率が高い場合と視聴率が低い場合とで異ならせて前記番組表の画像を作成する前記作成手段と、
前記番組表の画像を出力する出力手段と、
を備える番組表作成装置。 - 前記第2の受信手段は、前記重要度情報としてネットワークを介して前記視聴率情報を受信しており、前記作成手段は、20%以上の視聴率の場合を、前記視聴率が高い場合としている請求項1に記載の番組表作成装置。
- 前記第2の受信手段は、前記重要度情報としてネットワークを介してウェブページ上で利用者が作成した情報を受信する請求項1に記載の番組表作成装置。
- 前記第2の受信手段は、選択された標本化空間から前記利用者が作成した情報を受信する請求項1記載の番組表作成装置。
- 選択されたチャンネルの放送信号を受信する第3の受信手段と、
前記第3の受信手段で受信した前記放送信号に基づいて映像を表示する表示手段と、
を有し、
前記第2の受信手段は、前記重要度情報として前記番組表作成装置の電源オン/オフ情報及びチャンネル選択情報を受信する請求項1に記載の番組表作成装置。 - 前記記憶媒体を更に備える請求項1に記載の番組表作成装置。
- 記憶媒体に記憶された録画済みコンテンツの番組関連情報を受信し、
前記録画済みコンテンツの重要度情報を受信し、
前記録画済みコンテンツの番組関連情報およびユーザが選択可能な前記重要度情報に基づいて、番組欄表示形式の番組表の画像を作成するものであって、異なる重要度の録画済みコンテンツの番組欄の表示形式を、視聴率情報に基づいて視聴率が高い場合と視聴率が低い場合とで異ならせて前記番組表の画像を作成し、
前記番組表の画像を出力する、
番組表作成方法。 - 前記重要度情報としてネットワークを介して前記視聴率情報を受信し、20%以上の視聴率の場合を、前記視聴率が高い場合としている請求項7に記載の番組表作成方法。
- 記憶媒体に記憶された録画済みコンテンツの番組関連情報を受信する機能と、
前記録画済みコンテンツの重要度情報を受信する機能と、
前記録画済みコンテンツの番組関連情報およびユーザが選択可能な前記重要度情報に基づいて、番組欄表示形式の番組表の画像を作成するものであって、異なる重要度の録画済みコンテンツの番組欄の表示形式を、視聴率情報に基づいて視聴率が高い場合と視聴率が低い場合とで異ならせて前記番組表の画像を作成する機能と、
前記番組表の画像を出力する機能と、
をコンピュータに実現させるプログラム。 - さらに前記重要度情報としてネットワークを介して前記視聴率情報を受信し、20%以上の視聴率の場合を、前記視聴率が高い場合とする機能を備える請求項9に記載のプログラム。
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Citations (4)
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-
2014
- 2014-08-28 JP JP2014173910A patent/JP2015015740A/ja active Pending
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