JP2015015159A - 寝室環境生成システム - Google Patents

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亜矢子 伊東
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Abstract

【課題】 二人が暮らす寝室において、就寝時刻が互いに異なる場合に、就寝する者の安眠を妨げないように配慮しながら、就寝していない者の行動を制限しないように光や音の環境を生成することができるシステムを提供する。【解決手段】 各人1,2がそれぞれ就寝する2つの寝床3,4を備えた寝室5において、光および音の環境を生成する寝室環境生成システムである。任意の一人のみに選択的に照明光を照射可能な範囲選択照明手段7〜9と、選択的に向けて音を発することが可能な指向性スピーカ10とを設ける。ブラインド6をブラインド照明手段6Aとし、これに前記範囲選択照明手段7,8を設ける。また、照射位置を変更可能なプロジェクター11を設ける。撮影手段12を設け、画像認識により各機器を制御する制御装置13を設ける。プロジェクター11は、画像認識結果で走行する移動式照明・プロジェクター装置16に装備する。【選択図】 図1

Description

この発明は、夫婦二人の寝室等で、各人の行動を制限することなく、光や音により隣の人の睡眠を阻害しない光,音の環境を生成する寝室環境生成システムに関する。
従来、快適睡眠を促す主寝室の提案として、照明制御等の提案を行っている事例は少なくないが、その多くは、一人での就寝であれば成立する提案であり、夫婦二人が同室で寝る場合の、お互いの就寝前の行動の違いに対する配慮はされていない。
二人の行動の違いに対する配慮を行った例としては、覚睡用の照明による起床のタイミングをずらすことができる寝室照明システム(特許文献1)、プロジェクタの光軸方向を変更するシステム(特許文献2)、利用者の周囲の所望の位置に音像を形成し、睡眠に関連付けて違和感のない音環境を形成することにより睡眠の質を高めるシステム(特許文献3)等が提案されている。
特開2009−229370号公報 特許第4823723号公報 特開2010−172392号公報 特開2010−068260号公報
同じ寝室で二人が暮らす場合に、例えば照明、窓のブラインド開閉、あるいは目覚まし音により覚睡を促すようにすると、二人の起床時刻が異なる場合、他方の人にも影響を与え、安眠の妨げになる。また、就寝前に読書をしたり、テレビを視聴しようとしても、隣の者に光や音が漏れてしまい、早く眠りにつきたい人の眠りを妨げてしまう。
このうち、覚睡のための提案としては、二人の行動の違いに対する配慮を行った提案が上記のようになされている。しかし、就寝前の各人の行動を制限することなく、なおかつ他者に配慮する寝室空間をつくるものは、未だ提案されていない。
この発明の目的は、二人が暮らす寝室において、就寝時刻が互いに異なる場合に、就寝する者の安眠を妨げないように配慮しながら、就寝していない者の行動を制限しないように光や音の環境を生成することができる寝室環境生成システムを提供することである。
この発明の寝室環境生成システムは、各人がそれぞれ就寝する2つの寝床を備えた寝室において、光および音の環境を生成する寝室環境生成システムであって、
前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人のみに選択的に照明光を照射可能な範囲選択照明手段と、
前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人のみに選択的に向けて音を発することが可能な指向性スピーカと、
前記範囲選択照明手段および前記指向性スピーカを制御する制御装置と、
前記2つの寝床上の空間を開閉可能に遮蔽するブラインドと、
を備えることを特徴とする。
前記2つの寝床は、例えば2つの独立したベッドであるが、ダブルベッドであっても良く、またベッドに限らず、床上に敷かれる布団等であっても良い。前記制御装置は、自動で制御するもの、手動操作によって制御するもの、自動と手動の両方の制御が可能なもののいずれであっても良い。
この構成によると、前記範囲選択照明手段により、寝床にいる各人の一方だけに照明光を照射可能とし、かつ指向性スピーカを設けて各寝床上の一人のみに向けて音を発することができるようにしたため、就寝する者の安眠に配慮しながら、就寝していない者の読書や、テレビ,ビデオ,その他のオーディオ類の視聴等の行動を妨げないように、照明光、音の環境をつくることができる。また、2つの寝床間に前記ブラインドを設けたため、遮蔽した片側だけに照明を点灯、照射して2つの寝床上の空間の環境をより確実に分離できる。
この発明において、前記ブラインドが発光体を有し、両面および任意の片面に切り換えて点灯が可能であって、前記発光体が前記選択範囲照明手段を構成するものであっても良い。いわゆるブラインド照明とする。
発光体を有するブラインドを用いると、このブラインド自体で、遮蔽した片側だけに照明を点灯、照射することができる。このような発光体を有するブラインドは、例えば発光体として有機EL(エレクトリックルミネッセンス)を用いることで実現できる。なお、窓用のブラインドであれば、スラットに有機ELを用いたものが実用化されている。
この発明において、前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人が見易い箇所へ選択的に向けて映像を照射可能なプロジェクターを備え、前記制御手段は、前記範囲選択照明手段、前記指向性スピーカ、および前記プロジェクターを制御するものとしても良い。
この構成の場合、プロジェクターで寝室の天井面や壁面に映像を照射し、テレビ,ビデオ等の視聴を行うことができる。その場合に、2つの寝床上の一人のみが見易い箇所へ向けて映像を照射することにより、他の一人の睡眠を妨げることなく、視聴が行える。
この発明において、前記2つの寝床(3,4)上の各人(1,2)を撮影する撮影手段(12)を設け、この撮影手段(12)で撮影された画像から人の姿勢、顔の向き、および睡眠状態のいずれかを認識し、認識結果に応じて前記制御装置(13)による制御内容を変化させる画像認識制御手段(31)を設けても良い。
画像認識技術の発達により、現在では、撮影された画像から人の姿勢、顔の向き、および睡眠状態を認識を認識することが可能となっている。このように認識される人の姿勢、顔の向き、睡眠状態を利用することで、人による操作を行うことなく、範囲選択照明手段(7〜9)による照明の範囲やオンオフ、調光、指向性スピーカ(10)による音を発する方向、プロジェクター(11)により映像を照射する方向やオンオフ等の制御を行うことができる。
この構成の場合に、前記撮影手段(12)、前記範囲選択照明手段(9)、前記指向性スピーカ(10)、およびプロジェクター(11)を有する移動可能な移動式照明・プロジェクター装置(16)を設け、前記制御装置(13)の前記画像認識制御手段(31)は、前記撮影手段(12)が撮影した画像から人の姿勢、顔の向き、および睡眠時状態のいずれかを認識し、認識結果に応じて、覚睡している一方の人に接近して、前記範囲選択照明手段(7〜9)、前記指向性スピーカ(10)、およびプロジェクター(11)を機能させるようにしても良い。
上記のような移動式照明・プロジェクター装置(16)を設け、覚睡している一方の人に接近して照明、音の発生、映像の照射等を行うことにより、睡眠している人から離れた位置で光,音を発することになり、他者への光,音の影響をより一層確実に無くすことができる。
この発明の寝室環境生成システムは、各人がそれぞれ就寝する2つの寝床を備えた寝室において、光および音の環境を生成する寝室環境生成システムであって、前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人のみに選択的に照明光を照射可能な範囲選択照明手段と、前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人のみに選択的に向けて音を発することが可能な指向性スピーカと、前記範囲選択照明手段および前記指向性スピーカを制御する制御装置と、前記2つの寝床上の空間を開閉可能に遮蔽するブラインドと、を備えるため、二人が暮らす寝室において、就寝時刻が互いに異なる場合に、就寝する者の安眠を妨げないように配慮しながら、就寝していない者の行動を制限しないように光や音の環境を生成することができる。
この発明の一実施形態に係る寝室環境生成システムを備えた寝室の断面図である。 同寝室を斜視図で示すイメージ図である。 ブラインド照明の一例の斜視図である。 同ブラインド照明の部分拡大水平断面図である。 同寝室環境生成システムにおける制御系の概念構成を示すブロック図である。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。図1はこの寝室環境生成システムの概要を示す寝室の断面図、図2はそのイメージ図である。図1において、この寝室環境生成システムは、各人1,2がそれぞれ就寝する2つの寝床3,4を備えた寝室5において、光および音の環境を生成する寝室環境生成システムであって、前記2つの寝床3,4上の空間を開閉可能に互いに遮蔽するブラインド6と、前記2つの寝床3,4上の各人のうちの任意の一人1,2のみに選択的に照明光を照射可能な範囲選択照明手段7,8,9と、前記2つの寝床3,4上の各人1,2のうちの任意の一人のみに選択的に向けて音を発することが可能な指向性スピーカ10と、プロジェクター11と、モニター用の撮影手段12と、制御装置13と、アンビエント照明14とを備える。アンビエント照明14は、例えば寝室5の天井5aに設置されて室内全体を照らすシーリングライトである。
寝床3,4は、この実施形態では一つのダブルベッド17のうちの各人1,2が使用するように分けられた領域である。寝床3,4は、それぞれ独立したベッドであっても、また寝室5の床5a上に敷かれる布団(図示せず)であっても良い。
前記各範囲選択照明手段7,8,9のうちの二つの範囲選択照明手段7,8は、ブラインド6と共にブラインド照明6Aを構成する。残り一つの範囲選択照明手段9は、移動式照明・プロジェクター装置16に設けられている。移動式照明・プロジェクター装置16は、共通の一つの筐体15に、範囲選択照明手段9、指向性スピーカ10、プロジェクター11、撮影手段12、制御装置13、および操作手段25を搭載しており、寝室5の床面5b上を走行する自走用の走行装置21を備えている。
前記ブラインド照明6Aを構成するブラインド6は、この実施形態ではバーチカルブラインド形式であって、寝室5の天井5aからガイドボックス18を介して開閉可能に吊り下げられている。ガイドボックス18はその長さ方向にブラインド6を開閉可能に案内するガイドレール(図示せず)を有している。
図3は、ブラインド6の一例を斜視図で示す。同図の例のブラインド6は、垂れ幕となるスラット配列体19,19が二重に設けられ、各スラット配列体19は、それぞれ垂直軸回りに回転可能な複数のスラット19aを並べて構成される。各スラット19aは、各列毎に紐体(図示せず)で互いに連結され、前記紐体を介して回転および開閉の動作が伝達される。両スラット配列体19は、操作具22の操作によって互いに同時に開閉可能とされ、かつ各スラット配列体19,19毎に個別にスラット19aの回転が可能とされている。
図4は、二重のスラット配列体19,19の一部を拡大して示す水平断面図である。図示の状態では、片方の列(図の上側の列)のスラット配列体19は閉じ状態にあり、他の片方の列(図の下側の列)のスラット配列体19は開き状態にある。スラット配列体19の開度、すなわちスラット19aの回転角度は調節可能であり、図では中程度の開度にある状態を示している。なお、各スラット配列体19,19の開閉、およびスラット19aの回転角度は、モータ(図示せず)の駆動により操作可能とされている。また、ブラインド6は、閉じた状態で格納する格納手段(図示せず)が設けられている。
ブラインド6をブラインド照明6Aとする構成は、各スラット19aの内側の面に、面状の発光体20を設けた構成とされている。発光体20は有機EL(エレクトリックルミネッセンス)からなる。これら各スラット19aの発光体20により、二重の各スラット配列体19,19毎に、前記範囲選択照明手段7,8を構成する。
各範囲選択照明手段7,8は、前述のように2つの寝床3,4上の各人のうちの任意の一人1,2のみに対して選択的に照明光を照射可能とするものであるが、さらに複数のスラット19aの組毎に点灯と消灯の制御を可能とすることで、照射範囲をより細かく変更可能としている。
なお、各範囲選択照明手段7〜9は、調光機能を有している。
図3,4の例では、ブラインド照明6Aはスラット9aが垂直方向に延びるものとしたが、スラット9aが左右方向に延びて上下に巻き取って格納される形式のものであっても良い。
図1において、移動式照明・プロジェクター装置16は、筐体15の下部に走行用の車輪23を有し、この車輪23を自走用のモータを含む走行装置21で駆動することで、走行可能とされている。車輪23は方向転換が可能であり、前記走行装置21は車輪23を転舵させる機構を備えている。移動式照明・プロジェクター装置16は、搭載した制御装置13の判断により、自己で判断して判断して走行し、かつ搭載した各機器(範囲選択照明手段9、指向性スピーカ10、プロジェクター11等)の動作を制御する。
図5は、移動式照明・プロジェクター装置16の概念構成を示す。プロジェクター11は、寝室5の天井5aや壁面に映像を映す装置であって、映像の照射方向が変更可能とされている。プロジェクター11は、その映像の元となる画像データを生成するテレビおよびビデオを備える。
指向性スピーカ10は、2つの寝床3,4上の各人1,2のうちの任意の一人のみに選択的に向けて音を発することが可能な程度に指向性を持つスピーカであり、プロジェクター11と連動してテレビまたはビデオ視聴のための音や、目覚ましの為の音、並びに音楽や環境音を発生させる音源(図示せず)に接続されている。
撮影手段12は、各種制御のために、各寝床3,4上の人1,2を撮影する装置であって、その撮影が可能な方向に向けて設けられ、動画が撮影可能なCCDカメラ等からなる。範囲選択照明手段9は、照射範囲に指向性を有する照明器具である。
なお、制御のためのセンサ類として、撮影手段12の他に、人体検知センサ26を設けても良い。
操作手段25は、人の操作によって移動式照明・プロジェクター装置16の各機能を動作させる手段であり、スイッチ類や、タッチパネル等からなる。
制御装置13は、移動式照明・プロジェクター装置16の全体と、ブラインド照明6Aと、アンビエント照明14を制御する装置であり、撮影手段12で撮影した画像の認識結果によって制御を行う画像認識制御手段31と、操作手段25の操作に従って制御を行う操作対応制御手段32と、走行装置23の制御を行う走行制御手段33とを有する。走行制御手段33は、画像認識制御手段31からの指令に従って制御する機能の他に、障害物を避けて自走を行うためのセンサ類(図示せず)の検出信号に従って走行経路の演算を行う機能を備える。
画像認識制御手段31は、撮影手段12で撮影された各寝床3,4上の人1,2(図1)の画像から人1,2の姿勢、顔の向き、および睡眠状態を画像認識部31aで認識し、その認識結果に応じて、画像認識対応制御部31bにより、移動式照明・プロジェクター装置16、ブラインド照明6A、およびアンビエント照明14を制御する。なお、姿勢、顔の向き、および睡眠状態は、いずれか一つまたは二つを認識するようにしても、全てを認識するようにしても良い。
画像認識部31aで認識する認識内容と、その認識内容に応じて画像認識対応制御部31bで行う制御内容との関係は、画像認識内容対応制御規則31cとして設定されている。次の表1は、画像認識内容対応制御規則31cの一例を示す。
Figure 2015015159
表中の各記載において、「右:奥様」,「左:ご主人」とあるのは、図1,図2における寝床3,4上の人1,2をそれぞれ示す。また、表中の「テレビ」は、プロジェクター11によるテレビまたはビデオの画像の照射を示す。「音」は指向性スピーカ10から発する音である。「光」は、各範囲選択照明手段7〜9による照明である。
次に、表1を用いて上記構成の動作を説明する。次の符号(1)〜(7)は、表1の各行の見出しに対応する。
(1)奥様(人1)がテレビを視聴し、ご主人(人2)が、睡眠している場合は、指向性スピーカ10は、奥様(人1)へテレビ音を発信する。ブラインド照明6Aは遮蔽した状態で、奥様(人1)側へ照射する。
このとき、画像認識制御手段31では、奥様(人1)の姿勢や顔の向きを認識し、その認識結果に応じてプロジェクター11の照射位置を決定する。また、ご主人(人2)の姿勢と目から睡眠状態を認識し、範囲選択照明手段8,9の光や、指向性スピーカ10の音を自動調節する。
(2)奥様(人1)とご主人(人2)が共にテレビを視聴する場合は、2人へテレビ音を発信する。ブラインド照明6Aは格納されて消灯し、アンビニエント照明14が点灯する。
このとき画像認識制御手段31では、2人の姿勢や顔の向きから起きている状態を認識し、二人が見やすい位置にプロジェクター11を照射させる。
(3)奥様(人1)が睡眠、ご主人(人2)が読書の場合は、指向性スピーカ10は鳴らさず、ブラインド照明6Aは遮蔽した状態でご主人(人2)側へ照射する。
このとき画像認識制御手段31では、ご主人(人2)姿勢から読書している状態を認識し、ブラインド照明6Aの制御(点灯)を実施する。また、奥様(人1)の目から睡眠状態を認識し、光、音を自動調節する。
(4)奥様(人1)がテレビを視聴、ご主人(人2)が読書の場合は、奥様(人1)へテレビ音を発信、ブラインド照明6Aは格納されて消灯し、アンビニエント照明14が点灯する。
このとき画像認識制御手段31では、各人1,2の姿勢と目の状態とから、双方とも起きていることを認識する。また、奥様(人1)の姿勢や顔の向きを認識し、プロジェクター11の照射位置を決定する。
(5)奥様(人1)が睡眠、ご主人(人2)が起床するときは、ご主人(人2)にだけ目覚まし音を指向性スピーカ10から発信し、ブラインド照明6Aは遮蔽した状態でご主人(人2)へのみ高色温度の光を徐々に照射する。
このとき画像認識制御手段31では、ご主人(人2)の寝返りから睡眠状態を予測する。また、目覚まし設定時刻付近の定められたベストなタインミングで目覚まし音,光を稼働させる。
なお、寝室5の窓に電動ブラインド(図示せず)がある場合は、画像認識制御手段31の制御により、ご主人(人2)側の電動ブラインドを徐々に開放するようにしても良い。
(6)奥様(人1)およびご主人(人2)の双方が睡眠している場合は、指向性スピーカ10は鳴らさず、ブラインド照明6Aは格納され消灯する。
このとき画像認識制御手段31では、奥様(人1)とご主人(人2)の双方の姿勢と目の状態とから睡眠状態を認識する。
(7)奥様(人1)が途中覚睡、主人(人2)が睡眠の場合は、指向性スピーカ10は鳴らさず、ブラインド照明6Aは格納されて最上部が補助照明として点灯する。
このとき画像認識制御手段31では、奥様(人1)の姿勢や目から、目を覚ました状態を認識し、トイレ等で寝床3から立ち上がるようであれば、補助照明としてブラインド照明6Aを制御する。
なお、表1では、移動式照明・プロジェクター装置16の移動については説明を省略したが、移動式照明・プロジェクター装置16は、起きている人1,2側に接近して機能する。双方が起きている場合は、定められた位置で停止する。また、移動式照明・プロジェクター装置16は、操作手段25の操作により、自動移動のモードと定位置となるモードとにモード選択を可能としても良い。
この構成の寝室環境生成システムによると、このように、二人が暮らす寝室において、就寝時刻が互いに異なる場合に、就寝する者の安眠を妨げないように配慮しながら、就寝していない者の行動を制限しないように光や音の環境を生成することができる。
なお、上記実施形態では、移動式照明・プロジェクター装置16に制御装置13を設けたが、制御装置13は、移動式照明・プロジェクター装置16内と他の位置(例えば寝室内の建具や壁内)とに分割して設置しても良い。移動式照明・プロジェクター装置16の代わりに、例えば移動式照明・プロジェクター装置16から移動機能を省いた各機能を持つ位置固定の照明・プロジェクター装置(図示せず)を設置しても良い。
1,2…人
3,4…寝床
5…寝室
6…ブラインド
6A…ブラインド照明
7〜9…範囲選択照明手段
10…指向性スピーカ
11…プロジェクター
12…撮影手段
13…制御装置
14…アンビエント照明
16…移動式照明・プロジェクター装置
19…スラット配列体
19a…スラット
20…発光体
31…画像認識制御手段
33…走行制御手段
31c…画像認識内容対応制御規則

Claims (5)

  1. 各人がそれぞれ就寝する2つの寝床を備えた寝室において、光および音の環境を生成する寝室環境生成システムであって、
    前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人のみに選択的に照明光を照射可能な範囲選択照明手段と、
    前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人のみに選択的に向けて音を発することが可能な指向性スピーカと、
    前記範囲選択照明手段および前記指向性スピーカを制御する制御装置と、
    前記2つの寝床上の空間を開閉可能に遮蔽するブラインドと、
    を備えることを特徴とする寝室環境生成システム。
  2. 請求項1に記載の寝室環境生成システムにおいて、前記ブラインドが発光体を有し、両面および任意の片面に切り換えて点灯が可能であって、前記発光体が前記選択範囲照明手段を構成する寝室環境生成システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の寝室環境生成システムにおいて、前記2つの寝床上の各人のうちの任意の一人が見易い箇所へ選択的に向けて映像を照射可能なプロジェクターを備え、前記制御手段は、前記範囲選択照明手段、前記指向性スピーカ、および前記プロジェクターを制御するものした寝室環境生成システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記2つの寝床上の各人を撮影する撮影手段を設け、この撮影手段で撮影された画像から人の姿勢、顔の向き、および睡眠状態のいずれかを認識し、認識結果に応じて前記制御装置による制御内容を変化させる画像認識制御手段を設けた寝室環境生成システム。
  5. 請求項4に記載の寝室環境生成システムにおいて、前記撮影手段、前記範囲選択照明手段、前記指向性スピーカ、およびプロジェクターを有する移動可能な移動式照明・プロジェクター装置を設け、前記制御装置の前記画像認識制御手段は、前記撮影手段が撮影した画像から人の姿勢、顔の向き、および睡眠時状態のいずれかを認識し、認識結果に応じて、覚睡している一方の人に接近して、前記範囲選択照明手段、前記指向性スピーカ、およびプロジェクターを機能させる寝室環境生成システム。
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