JP2015015062A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた熱安定性と良好なライタビリティとを有する磁気記録層を含む磁気記録媒体の製造方法の提供。【解決手段】非磁性基体と、第1元素および第2元素からなる2元系規則合金を含む第1磁気記録層と、第1元素、第2元素、および1種または複数種の追加元素からなる3元以上の系の規則合金を含む第2磁気記録層からなる磁気記録層とを含む磁気記録媒体の製造方法であって、(A)非磁性基体の温度を単調に変化させながら2元系規則合金を堆積させて、第1磁気記録層を形成する工程と、(B)追加元素の堆積速度を単調に変化させながら3元以上の系の規則合金を堆積させて、第2磁気記録層を形成する工程とを含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、磁気記録媒体の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、優れた熱安定性と良好なライタビリティとを両立することができる磁気記録媒体の製造方法に関する。
磁気記録の高密度化を実現する技術として、垂直磁気記録方式が採用されている。垂直磁気記録媒体は、非磁性基体と、硬質磁性材料から形成される磁気記録層を少なくとも含む。垂直磁気記録媒体は、任意選択的に、磁気ヘッドが発生する磁束を磁気記録層に集中させる役割を担う軟磁性裏打ち層、磁気記録層の硬質磁性材料を目的の方向に配向させるための下地層、磁気記録層の表面を保護する保護膜などをさらに含んでもよい。
従来、垂直磁気記録媒体用の金属磁性材料として、CoCrPtをはじめとするCoCr系不規則合金磁性層が主に研究されてきた。近年、垂直磁気記録媒体の記録密度のさらなる向上を目的として、磁性層中の磁性結晶粒の粒径を縮小させる必要に迫られている。一方で、磁性結晶粒の粒径の縮小は、記録された磁化(または記録信号とも呼ぶ)の熱安定性を低下させる。そのため、磁性結晶粒の粒径の縮小による熱安定性の低下を補償するために、磁性層中の磁性結晶粒を、より高い結晶磁気異方性を有する材料を用いて形成することが求められている。
求められる高い結晶磁気異方性を有する材料として、L1系規則合金が提案されている。特許第3318204号公報、特許第3010156号公報、特開2001−101645号公報、特開2004−178753号公報、および特表2010−503139号公報は、Fe、CoおよびNiからなる群から選択される少なくとも一種の元素と、Pt、Pd、AuおよびIrからなる群から選択される少なくとも一種の元素とを含むL1系規則合金を提案している(特許文献1〜5参照)。これらのL1系規則合金は、FePt、CoPt、FePd、CoPdなどを含む。さらに、これらの文献は、L1系規則合金薄膜の種々の製造方法を提案している。
一方、基本的に磁気記録層の膜厚は媒体面内方向に一様であるため、磁性結晶粒を小さくしていくことは、一定の高さを有する磁性結晶粒の断面積を小さくすることを意味する。その結果、磁性結晶粒自身に作用する反磁界が小さくなり、磁性結晶粒の磁化を反転させるために必要な磁界(反転磁界)は大きくなる。このように、磁性結晶粒の形状で考えた場合、記録密度の向上は、磁化の書込み(または信号の記録)の際により大きな磁界が必要となることを意味する。言い換えると、記録密度の向上に伴って、磁気記録媒体のライタビリティが低下する問題点が顕在化する。
記録信号の熱安定性を維持しつつ、磁気記録媒体のライタビリティを向上させる試みとして、Chenらは、高い磁気異方性定数(Ku)を有する底層、中程度のKuを有する中層および低いKuを有する頂層の順に積層された傾斜(graded)磁気記録層を有する磁気記録媒体を提案している(非特許文献1参照)。ここで、底層、中層および頂層は、L1型FePt規則合金およびC粒界部からなるグラニュラー構造を有する。そして、底層、中層および頂層の形成温度を変化させてL1型FePt規則合金の規則度を調整し、各層のKuを制御している。Chenらは、高Ku層単独では11.4kOe(約907A/mm)の保磁力を有するが、上記の3層構成では、保磁力が5.9kOe(約470A/mm)まで減少したことを報告している。
また、Zhaらは、(FePt)100−xCu合金からなる磁気記録層を有し、Cuの含有量xを底部における30から頂部における0へと単調に減少させた傾斜磁性膜を提案している(非特許文献2参照)。Zhaらは、(Fe53Pt4785Cu15合金からなる均一組成の磁性膜が7.21kOe(約574A/mm)の保磁力を有したのに対して、(Fe53Pt47100−xCu合金(xは30から0まで単調減少する)からなる傾斜磁性膜が5.67kOe(約451A/mm)の保磁力を有したことを報告している。
さらに国際公開第2012/105908号パンフレットは、磁気記録媒体にイオン注入を行い、イオン注入量のピークを磁気記録層の頂面とし、深さ方向に向かってイオン注入量を傾斜的に減少させる傾斜磁気記録層を形成することを開示している(特許文献6参照)。ここで、注入されるイオンは、He、C、N2+、Ar、CoおよびSbからなる群から選択される。
特許第3318204号公報 特許第3010156号公報 特開2001−101645号公報 特開2004−178753号公報 特表2010−503139号公報 国際公開第2012/105908号パンフレット
Chenら、J. Phys. D: Appl. Phys., 43 (2010) 185001 Zhaら、Appl. Phys. Lett., 97 182504 (2010)
L1系規則合金を含み、優れた熱安定性と良好なライタビリティとを有する磁気記録層を含む磁気記録媒体の製造方法に対する要求が存在する。
本発明の磁気記録媒体の製造方法は、非磁性基体と、第1元素および第2元素からなる2元系規則合金を含む第1磁気記録層と、第1元素、第2元素、および1種または複数種の追加元素からなる3元以上の系の規則合金を含む第2磁気記録層からなる磁気記録層とを含む磁気記録媒体の製造方法であって、
(A) 非磁性基体の温度を単調に変化させながら2元系規則合金を堆積させて、第1磁気記録層を形成する工程と、
(B) 追加元素の堆積速度を単調に変化させながら3元以上の系の規則合金を堆積させて、第2磁気記録層を形成する工程と
を含むことを特徴とする。ここで、工程(A)を工程(B)の前に実施して、前記第1磁気記録層の上に前記第2磁気記録層を形成することが望ましい。
また、工程(A)を工程(B)の前に実施する場合、工程(A)において、非磁性基体の温度を単調に下降させることが望ましい。工程(A)終了時の非磁性基体の温度は、前記2元系規則合金が不規則相から規則相に転移する温度領域の最大値以上の温度、より好ましくは、不規則相から規則相に転移する前述の温度領域の最大値より20℃以上高い温度に設定することができる。
さらに、工程(A)を工程(B)の前に実施する場合、工程(B)において追加元素の堆積速度を単調に増大させることが望ましい。具体的には、工程(B)をスパッタ法により実施し、スパッタリングパワーを増大させることによって追加元素の堆積速度を単調に増大させることができる。好ましくは、工程(B)の開始時において、追加元素のスパッタリングパワーは0であり、非磁性基体の温度が工程(A)の終了時の非磁性基体の温度に等しくすることができる。
また、第1磁気記録層および第2磁気記録層において、第1元素は、Fe、CoおよびNiからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、第2元素は、Pt、Pd、AuおよびIrからなる群から選択される少なくとも1種の元素であることが望ましい。加えて、第1磁気記録層および第2磁気記録層のそれぞれは、非磁性粒界材料をさらに含んでもよい。用いることができる非磁性粒界材料は、C、B、Ag、Ge、W、SiO、Al、TiO、GeOおよびBからなる群から選択される少なくとも1種の材料を含むことができる。
上記の構成を採用することにより、優れた熱安定性と良好なライタビリティとを有する磁気記録層ならびに当該磁気記録層を含む磁気記録媒体を、簡便な方法で製造することが可能となる。
本発明の方法で得られる磁気記録媒体の構成例を示す断面図である。 実施例1における第1磁気記録層形成時の基板温度のプロファイルを示すグラフである。 実施例1における第2磁気記録層形成時のCuターゲットのスパッタリングパワーのプロファイルを示すグラフである。 比較例1における第1磁気記録層形成時の基板温度のプロファイルを示すグラフである。 比較例2における第2磁気記録層形成時のCuターゲットのスパッタリングパワーのプロファイルを示すグラフである。
本発明に係る方法によって製造される磁気記録媒体は、非磁性基体と磁気記録層とを含み、磁気記録層は、第1元素および第2元素からなる2元系規則合金を含む第1磁気記録層と、第1元素、第2元素、および1種または複数種の追加元素からなる3元以上の系の規則合金を含む第2磁気記録層とから構成される。磁気記録媒体の構成例を図1に示す。図1の構成例において、磁気記録媒体は、非磁性基体10、軟磁性裏打ち層20、シード層30、磁気記録層40、保護層50、および液体潤滑剤層60を含み、磁気記録層40は、第1磁気記録層41と第2磁気記録層42とからなる。ここで、軟磁性裏打ち層20、シード層30、保護層50、および液体潤滑剤層60は、必要に応じて設けることができる任意選択的な構成層である。本発明に係る方法によって製造される磁気記録媒体は、非磁性基体10と磁気記録層40との間に、密着層、中間層などをさらに含んでもよい。
非磁性基体10は、表面が平滑である様々な基体であってもよい。たとえば、磁気記録媒体に一般的に用いられる材料(NiPメッキを施したAl合金、強化ガラス、結晶化ガラス等)を用いて、非磁性基体10を形成することができる。
任意選択的に設けてもよい軟磁性裏打ち層20は、磁気ヘッドからの磁束を制御して、磁気記録媒体の記録・再生特性を向上させる。軟磁性裏打ち層20を形成するための材料は、NiFe合金、センダスト(FeSiAl)合金、CoFe合金などの結晶質材料、FeTaC,CoFeNi,CoNiPなどの微結晶質材料、CoZrNb、CoTaZrなどのCo合金を含む非晶質材料を含む。軟磁性裏打ち層20の膜厚の最適値は、磁気記録に用いる磁気ヘッドの構造および特性に依存する。他の層と連続成膜で軟磁性裏打ち層20を形成する場合、生産性との兼ね合いから、軟磁性裏打ち層20が10nm〜500nmの範囲内(両端を含む)の膜厚を有することが好ましい。
任意選択的に設けてもよい密着層(不図示)は、その上に形成される層とその下に形成される層(非磁性基体10を含む)との密着性を高めるために用いられる。密着層を非磁性基体10の上面に設ける場合、密着層は、前述の非磁性基体10の材料との密着性が良好な材料を用いて形成することができる。そのような材料は、CrTi合金などを含む。あるいはまた、非磁性基体10以外の2つの構成層の間に密着層20を形成する場合、密着層を形成するための材料はNi、W、Ta、Cr、Ruなどの金属、前述の金属を含む合金を含む。密着層は、単一の層であってもよいし、複数の層の積層構造を有してもよい。
シード層30の機能は、上層である磁気記録層40中の磁性結晶粒の粒径および結晶配向を制御することである。シード層30に、シード層30の下にある層と磁気記録層40との密着性を確保する機能を持たせてもよい。また、シード層30と磁気記録層40の間に中間層等の他の層を配置してもよい。中間層等を配置する場合は、シード層30は、中間層等の結晶粒の粒径および結晶配向を制御することにより磁気記録層40の磁性結晶粒の粒径および結晶配向を制御する機能を担うことになる。シード層30は非磁性であることが好ましい。シード層30の材料は、磁気記録層40の材料に合わせて適宜選択される。より具体的には、シード層30の材料は、磁気記録層の磁性結晶粒の材料に合わせて選択される。たとえば、磁気記録層40の磁性結晶粒がL1型規則合金で形成される場合、NaCl型の化合物を用いてシード層30を形成することが好ましい。特に好ましくは、MgO、SrTiOなどの酸化物、あるいはTiNなどの窒化物を用いてシード層30を形成する。また、上記の材料からなる複数の層を積層して、シード層30を形成することもできる。磁気記録層40の磁性結晶粒の結晶性の向上、および生産性の向上の観点から、シード層30は、1nm〜60nm、好ましくは1nm〜20nmの膜厚を有することが好ましい。シード層30は、スパッタ法(RFマグネトロンスパッタ法、DCマグネトロンスパッタリング法などを含む)、真空蒸着法などの当該技術において知られている任意の方法を用いて形成することができる。
中間層(不図示)は、磁気記録層40の結晶配向性を高めるため、および磁気記録層40中の磁性結晶粒のサイズなどを制御するために配置する層である。中間層は、中間層の下に形成される層の結晶構造を引き継いで磁気記録層40に継承する機能を担ってもよい。また、軟磁性裏打ち層20を設ける場合、中間層は、軟磁性裏打ち層20が磁気記録層40に与える磁気的影響を抑制する機能を担ってもよい。中間層は非磁性であることが好ましい。中間層を形成するための材料は、CrおよびTaなどの金属、NiW合金、およびCrTi、CrZr、CrTa、およびCrWなどのCrをベースとする合金を含む。中間層は、スパッタ法などの当該技術において知られている任意の方法を用いて形成することができる。
保護層50は、磁気記録媒体の分野で慣用的に使用されている材料を用いて形成することができる。具体的には、ダイアモンドライクカーボンなどのカーボン系材料、あるいは窒化シリコンなどのシリコン系材料を用いて、保護層50を形成することができる。また、保護層50は、単層であってもよく、積層構造を有してもよい。積層構造の保護層50は、たとえば、特性の異なる2種のカーボン系材料の積層構造、金属とカーボン系材料との積層構造、または金属酸化物膜とカーボン系材料との積層構造であってもよい。保護層50は、CVD法、スパッタ法(DCマグネトロンスパッタリング法などを含む)、真空蒸着法などの当該技術において知られている任意の方法を用いて形成することができる。
また、任意選択的に、本発明の磁気記録媒体は、保護層50の上に設けられる液体潤滑剤層60をさらに含んでもよい。液体潤滑剤層60は、磁気記録媒体の分野で慣用的に使用されている材料(たとえば、パーフルオロポリエーテル系の潤滑剤など)を用いて形成することができる。液体潤滑剤層60は、たとえば、ディップコート法、スピンコート法などの塗布法を用いて形成することができる。
磁気記録層40は、第1元素および第2元素からなる2元系規則合金を含む第1磁気記録層41と、第1元素、第2元素、および1種または複数種の追加元素からなる3元以上の系の規則合金を含む第2磁気記録層42とから構成される。第1磁気記録層41および第2磁気記録層42の積層順序は任意に設定することができる。第1磁気記録層41が非磁性基体10に近い層であり、第2磁気記録層42が第1磁気記録層41上に形成される構成が好ましい。図1には、非磁性基体10側から順に、第1磁気記録層41および第2磁気記録層42が積層された好ましい構成を示した。
第1磁気記録層41は、2元系規則合金のみから構成されていてもよいし、2元系規則合金からなる磁性結晶粒と、非磁性粒界とで構成されるグラニュラー構造を有していてもよい。同様に、第2磁気記録層42は、3元以上の系の規則合金のみから構成されていてもよいし、3元以上の系の規則合金からなる磁性結晶粒と、非磁性粒界とで構成されるグラニュラー構造を有していてもよい。
第1磁気記録層41中の2元系規則合金は、第1元素および第2元素から構成される。好ましくは、2元系規則合金はL1型規則合金である。第1元素は、Fe、CoおよびNiからなる群から選択される少なくとも1種の元素を含む。第2元素は、Pt、Pd、AuおよびIrからなる群から選択される少なくとも1種の元素を含む。好ましい2元系規則合金は、FePt、CoPt、FePd、CoPdなどを含む。第2磁気記録層42中の3元以上の系の規則合金は、第1元素、第2元素、および1種または複数種の追加元素から構成される。好ましくは、3元以上の系の規則合金はL1型規則合金である。第1元素および第2元素は、第1磁気記録層41中の2元系規則合金と同等である。追加元素は、Cu、Mn、Ni、Ag、Tiなどの非磁性元素を含む。好ましい3元以上の系の規則合金は、FePtCu、FePtMn、CoPtNiなどを含む。
第1磁気記録層41および/または第2磁気記録層42がグラニュラー構造を有する場合、非磁性粒界の材料は、C、B、Ag、Ge、およびWからなる群から選択される少なくとも1種の元素、またはSiO、Al、TiO、GeOおよびBからなる群から選択される酸化物を含む。
第1磁気記録層41および第2磁気記録層42は、スパッタ法で形成することができる。第1磁気記録層41の形成の際には、第1元素および第2元素を所定の比率で含むターゲットを用いることが好ましい。グラニュラー構造を有する第1磁気記録層41の形成には、第1元素、第2元素および非磁性粒界の材料を所定の比率で含むターゲットを用いることができる。
第2磁気記録層42の形成の際には、第1元素および第2元素を所定の比率で含むターゲットと、追加元素を含むターゲットを用いることが好ましい。また、第2磁気記録層42の形成の際には、第1元素および第2元素を含むターゲットに対するスパッタリングパワーと、追加元素を含むターゲットに対するスパッタリングパワーとを独立的に制御することが必要である。グラニュラー構造を有する第2磁気記録層42の形成においては、第1元素および第2元素を含むターゲットに、所定の比率の非磁性粒界の材料を添加する。
第1磁気記録層41および第2磁気記録層42は、それぞれ層表面(すなわち、非磁性基体10の被成膜面)に垂直な方向に一軸磁気異方性を有する。磁気記録層40は、第1磁気記録層41の外表面から第2磁気記録層42の外表面に向かって、単調に変化する磁気異方性定数Kuの分布を有する。本明細書において、第1磁気記録層41および第2磁気記録層42の「外表面」とは、それぞれの層において、第1磁気記録層41と第2磁気記録層42との界面とは反対側の面を意味する。好ましくは、磁気記録層40は、第1磁気記録層41の外表面から第2磁気記録層42の外表面に向かって、連続的に変化する磁気異方性定数Kuの分布を有する。本明細書における「単調変化」とは、ある特性値が、膜厚方向に沿って常に増大または減少することを意味する。単調変化は特性値の不連続点の存在を許容する。本明細書における「連続変化」とは、特性値の不連続点が存在しない単調変化を意味する。
第1磁気記録層41における磁気異方性定数Kuの分布は、形成時の非磁性基体の温度(以下、単に「基板温度」と称する)を単調に変化させ、2元系規則合金の規則度を単調に変化させることによって得ることができる。形成時の基板温度を単調に上昇させて2元系規則合金の規則度を単調に上昇させることによって、第1磁気記録層41の下面から上面に向かってKuを増大させてもよい。あるいはまた、形成時の基板温度を単調に下降させて2元系規則合金の規則度を単調に下降させることによって、第1磁気記録層41の下面から上面に向かってKuを減少させてもよい。形成時の基板温度の変化は連続的であることが好ましい。第1磁気記録層41形成時の最低温度を、2元系規則合金が不規則相と規則相との間の転移が発生する温度領域の最大値以上とすることが望ましい。より好ましくは、第1磁気記録層41形成時の最低温度を、2元系規則合金が不規則相と規則相との間の転移が発生する温度領域の最大値より20℃以上高い温度とすることができる。第1磁気記録層41形成時の最低温度は、基板温度を単調下降させる場合には第1磁気記録層41形成終了時の基板温度であり、基板温度を単調上昇させる場合には第1磁気記録層41形成開始時の基板温度である。
第2磁気記録層42における磁気異方性定数Kuの分布は、形成時に追加元素のスパッタリングパワーを単調に変化させ、追加元素の堆積速度を単調に変化させることによって得ることができる。形成時に追加元素のスパッタリングパワーを単調に増大させて追加元素の堆積速度を単調に増大させることによって、第2磁気記録層42の下面から上面に向かってKuを減少させてもよい。あるいはまた、形成時に追加元素のスパッタリングパワーを単調に減少させて追加元素の堆積速度を単調に減少させることによって、第2磁気記録層42の下面から上面に向かってKuを増大させてもよい。形成時の追加元素のスパッタリングパワーの変化は連続的であることが好ましい。
磁気記録層40の磁気異方性定数Kuの分布を連続にするために、第1磁気記録層41と第2磁気記録層42との界面において、両層のスパッタ条件を一致させることが好ましい。一致させるスパッタ条件は、第1元素および第2元素の種類および比率、追加元素の比率、および基板温度を含む。第1磁気記録層41および第2磁気記録層42において用いる第1元素および第2元素をそれぞれ同一とし、その比率も同一とすることが望ましい。非磁性基体10側から第1磁気記録層41、第2磁気記録層42の順で形成する場合、第1磁気記録層41の形成時の基板温度を単調に下降させ、第2磁気記録層42の形成時の基板温度を第1磁気記録層41の形成終了時の温度とし、第2磁気記録層42の形成時の追加元素のスパッタリングパワーを0から単調に増大させることで、磁気異方性定数Kuの連続的分布を達成することができる。一方、非磁性基体10側から第2磁気記録層42、第1磁気記録層41の順で形成する場合、第2磁気記録層42の形成時の追加元素のスパッタリングパワーを単調に減少させて最終的に0とし、第1磁気記録層41の形成時の基板温度を第2磁気記録層42の形成終了時の温度から単調に上昇させることで、磁気異方性定数Kuの連続的分布を達成することができる。
本発明の方法で得られる好ましい磁気記録媒体において、Kuが比較的高い2元系規則合金を含む第1磁気記録層41を形成する際に、形成時の基板温度によってKuの分布を制御する。基板温度によりKuを大きく変化させようとする場合に、Kuを適切に制御できない問題があった。たとえばFePtからなる2元系規則合金の場合、300℃〜350℃の温度範囲でL1規則相とA1不規則相との間の転移が急激に発生する。そのため、Kuが比較的低い領域でKuを適切に制御することが困難であった。本発明の方法においては、第2磁気記録層42と組み合わせることによって、第1磁気記録層41の形成時の基板温度を不規則相と規則相との間の転移が発生する温度(たとえば、FePtにおける350℃)まで下降させる必要が排除されるため、第1磁気記録層41におけるKuの分布を良好に制御することが可能となる。
一方、本発明の方法で得られる好ましい磁気記録媒体において、Kuが比較的低い3元以上の系の規則合金を含む第2磁気記録層42を形成する際に、追加元素の堆積速度によってKuの分布を制御する。規則合金に対する追加元素の添加量が一定量以上となる領域では、飽和磁化(Ms)の減少が顕著になる問題があった。このため、追加元素の堆積速度のみでKuの広い分布を得ることは、Msの均一性を低下させる恐れがある。本発明においては、第1磁気記録層41と組み合わせることによって、第2磁気記録層42における追加元素の堆積速度を一定量以下の狭い範囲に限定することが可能となり、Msの均一性を確保することが可能となる。
その結果、第1磁気記録層41または第2磁気記録層42単独では不可能な広い範囲においてKuの膜厚方向の連続的変化を可能とし、同時に第1磁気記録層41および第2磁気記録層42におけるMsの均一性を確保することができる。得られる磁気記録層40は、十分に保磁力が減少することによって優れたライタビリティを示し、同時に記録密度の向上の際にも優れた記録信号の熱安定性を示す。
(実施例1)
表面が平滑な化学強化ガラス基体(HOYA社製N−10ガラス基体)を洗浄し、非磁性基体10を準備した。洗浄後の非磁性基体10を、スパッタ装置内に導入した。
そして、圧力0.67PaのArガス中でNiFeターゲットを用いたDCマグネトロンスパッタリング法により、軟磁性裏打ち層20を形成した。
次に、Ta層およびMgO層からなる2層構造のシード層30を形成した。具体的には、圧力0.67PaのArガス中で、Taターゲットを用いたDCマグネトロンスバッタ法により、膜厚10nmのTa層を形成した。次に、Ta層が形成された積層体を250℃に加熱し、圧力0.06PaのArガス中でMgOターゲットを用いたRFスパッタ法により膜厚5nmのMgO層を形成して、シード層30を得た。
次に、シード層30を形成した積層体を500℃に加熱した。80体積%のFe50Pt50と20体積パーセントのSiOを混合したFe50Pt50−SiOターゲットを用いて、膜厚10nmのFe50Pt50−SiOからなる第1磁気記録層41を形成した。ここで、スパッタ装置のチャンバー内に配置された膜厚測定用センサを用いて堆積した層の膜厚をモニターした。加えて、図2に示すように、基板温度を膜厚に対して連続的に下降させ、最終基板温度を370℃とした。
次に、前述のFe50Pt50−SiOターゲットとCuターゲットとを用いて、膜厚10nmの(Fe50Pt50Cu(1−x)−SiOからなる第2磁気記録層42を形成して、磁気記録層40を得た。ここで、基板温度を第1磁気記録層41形成時の最終基板温度である370℃に固定した。加えて、膜厚測定用センサを用いてモニターしている膜厚に対してCuターゲットのスパッタリングパワーを図3に示すように連続的に増大させた。本実施例において、Cuターゲットのスパッタリングパワーを、形成開始時の0Wから形成終了時の80Wまで変化させた。
次に、Arガス雰囲気中でカーボンターゲットを用いたDCマグネトロンスパッタ法により、膜厚2nmのカーボンからなる保護層50を形成した。保護層50の形成後、積層体をスパッタ装置から取り出した。最後に、ディップコート法を用いてパーフルオロポリエーテルを塗布して膜厚2nmの液体潤滑剤層60を形成し、図1に示す磁気記録媒体を得た。
(比較例1)
第2磁気記録層42((Fe50Pt50Cu(1−x)−SiO層)を形成しなかったこと、第1磁気記録層41(Fe50Pt50−SiO層)の膜厚を20nmとしたこと、および第1磁気記録層41形成中の基板温度を図4に示すように500℃から300℃まで連続的に変化させたことを除いて、実施例1の手順を繰り返して、単層構造の磁気記録層を有する磁気記録媒体を得た。
(比較例2)
第1磁気記録層41(Fe50Pt50−SiO層)を形成しなかったこと、第2磁気記録層42((Fe50Pt50Cu(1−x)−SiO層)の膜厚を20nmとしたこと、第2磁気記録層42形成時の基板温度を370℃に固定したこと、第2磁気記録層42形成時のCuターゲットのスパッタリングパワーを膜厚に対して図5に示すように0Wから120Wまで連続的に増大させたことを除いて、実施例1の手順を繰り返して、単層構造の磁気記録層を有する磁気記録媒体を得た。
(比較例3)
第2磁気記録層42((Fe50Pt50Cu(1−x)−SiO層)を形成しなかったこと、第1磁気記録層41(Fe50Pt50−SiO層)の膜厚を20nmとしたこと、および第1磁気記録層41形成中の基板温度を500℃に固定したことを除いて、実施例1の手順を繰り返して、単層構造の磁気記録層を有する磁気記録媒体を得た。
(比較例4)
第1磁気記録層41形成中の基板温度を500℃に固定したこと、および第2磁気記録層42形成時のCuターゲットのスパッタリングパワーを120Wに固定したことを除いて、実施例1の手順を繰り返して、2層構造の磁気記録層を有する磁気記録媒体を得た。
(評価)
実施例1および比較例1〜4で作製した磁気記録媒体のそれぞれについて、振動試料型磁力計(VSM)で磁化曲線を測定し、保磁力Hcを求めた。さらに、それぞれの磁気記録媒体のダイナミック保持力を複数種の時間スケールで測定し、結果をシャーロックの式にフィッティングさせることにより、絶対温度300Kにおける熱安定性指標β(=ΔE/kT、ΔEはエネルギー障壁、kはボルツマン定数、Tは絶対温度)を求めた。それぞれの磁気記録媒体の磁気記録層の形成条件、Hcおよびβを第1表に示す。
Figure 2015015062
第1表から明らかなように、本発明に係る実施例1の磁気記録媒体は7.5kOe(約597A/mm)のHcを有し、第1磁気記録層41のみからなる磁気記録層を有する比較例3の磁気記録媒体は、15.3kOe(約1220A/mm)のHcを有した。実施例1の磁気記録媒体は、比較例3の磁気記録媒体に比較して、約50%減少したHcを有する。一方、比較例3の磁気記録媒体に比較して、実施例1の磁気記録媒体のβの減少は20%程度であった。このことから、本発明に係る実施例1の磁気記録媒体は、優れたライタビリティと記録信号の高い熱安定性とを両立していることが分かる。
また、2元系規則合金を含む第1磁気記録層41のみからなる磁気記録媒体において、基板温度の変化範囲を500℃〜300℃まで拡大した比較例1の磁気記録媒体は、実施例1と同程度のβを示すものの、実施例1と比較して明らかに高いHcを有した。このことは、300℃〜350℃の温度範囲におけるFePt合金のL1規則相からA1不規則相への急激な転移によって、350℃付近を境界として膜厚方向のKuの変化の連続性が損なわれたためと考えられる。一方、本発明に係る実施例1において、第1磁気記録層41形成時の最終基板温度は370℃であり、FePt合金のL1規則相からA1不規則相への転移が発生せず、理想的なKu分布が得られたと考えられる。
さらに、3元系規則合金からなる第2磁気記録層42のみからなる磁気記録媒体において、Cuターゲットのスパッタリングパワーの変化範囲を0W〜120Wまで拡大した比較例2の磁気記録媒体もまた、実施例1と同程度のβを示すものの、実施例1と比較して明らかに高いHcを有した。このことは、第2磁気記録層42の上部において、Cu濃度の増大に伴うMsの減少が顕著となり、膜厚方向におけるMsの均一性が低下したためと考えられる。一方、本発明に係る実施例1において、第2磁気記録層42形成時のCuターゲットのスパッタリングパワーは最大80Wであり、Msの過度の減少が抑制され、理想的なKu分布が得られたと考えられる。
また、第1磁気記録層41形成時の基板温度および第2磁気記録層42形成時のCuターゲットのスパッタリングパワーを固定した比較例4の磁気記録媒体は、従来型のハード・ソフトスタック構造を有する磁気記録媒体である。比較例4の磁気記録媒体との比較において、実施例1の磁気記録媒体は、約6%のβの低下が認められるものの、約34%減少したHcを有した。このことからも、本発明に係る実施例1の磁気記録媒体は、従来型の磁気記録媒体に比べて、優れたライタビリティと記録信号の高い熱安定性とを有していることが分かる。
10 非磁性基体
20 軟磁性裏打ち層
30 シード層
40 磁気記録層
41 第1磁気記録層
42 第2磁気記録層
50 保護層
60 液体潤滑剤層

Claims (11)

  1. 非磁性基体と、第1元素および第2元素からなる2元系規則合金を含む第1磁気記録層と、第1元素、第2元素、および1種または複数種の追加元素からなる3元以上の系の規則合金を含む第2磁気記録層からなる磁気記録層とを含む磁気記録媒体の製造方法であって、
    (A) 非磁性基体の温度を単調に変化させながら2元系規則合金を堆積させて、第1磁気記録層を形成する工程と、
    (B) 追加元素の堆積速度を単調に変化させながら3元以上の系の規則合金を堆積させて、第2磁気記録層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 工程(A)を工程(B)の前に実施して、前記第1磁気記録層の上に前記第2磁気記録層を形成することを特徴とする、請求項1に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  3. 工程(A)において、非磁性基体の温度を単調に下降させることを特徴とする請求項2に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  4. 工程(A)終了時の非磁性基体の温度は、前記2元系規則合金が不規則相と規則相との間の転移が発生する温度領域の最大値以上であることを特徴とする請求項3に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  5. 工程(A)終了時の非磁性基体の温度は、前記2元系規則合金が不規則相と規則相との間の転移が発生する温度領域の最大値より20℃以上高いことを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  6. 工程(B)において、追加元素の堆積速度を単調に増大させることを特徴とする請求項2に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  7. 工程(B)をスパッタ法により実施し、スパッタリングパワーを増大させることによって追加元素の堆積速度を単調に増大させることを特徴とする請求項6に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  8. 工程(B)の開始時において、追加元素のスパッタリングパワーは0であり、非磁性基体の温度が工程(A)の終了時の非磁性基体の温度に等しいことを特徴とする請求項7に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  9. 前記第1磁気記録層および前記第2磁気記録層の第1元素は、Fe、CoおよびNiからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、前記第1磁気記録層および前記第2磁気記録層の第2元素は、Pt、Pd、AuおよびIrからなる群から選択される少なくとも1種の元素であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  10. 前記第1磁気記録層および前記第2磁気記録層のそれぞれは、非磁性粒界材料をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  11. 前記非磁性粒界材料は、C、B、Ag、Ge、W、SiO、Al、TiO、GeOおよびBからなる群から選択される少なくとも1種の材料を含むことを特徴とする請求項10に記載の磁気記録媒体の製造方法。
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