JP2015013491A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の安全性を確保しつつ、荷受台の載置面積も拡大した荷受台昇降装置を提供する。【解決手段】第1荷受部31と第2荷受部32とがこれらの幅方向を軸方向とするヒンジ33を介して連設されてなる荷受台3を備え、前記第1荷受部31又は前記第2荷受部32の少なくとも一方には、前記ヒンジ33又は前記ヒンジ33の近傍に第1支持ブラケット321が固定されており、前記第1支持ブラケット321には、前記ヒンジを中心に前記第1荷受部31又は前記第2荷受部32の一方を他方に回動させた際に、前記第1荷受部31もしくは前記第2荷受部32、又は前記第1荷受部31もしくは前記第2荷受部32の前記他方の第2支持ブラケット311に当接する当接部321bが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、折り畳み可能な荷受台を備えた荷受台昇降装置に関し、特に折り畳み状態で起立格納される荷受台を備えた荷受台昇降装置に関する。
地面と車両荷台との間で荷物の積みおろしに利用される荷受台昇降装置には、長尺の荷受台もある。例えば、図5(a)で示すような荷受台昇降装置90では、荷受台91は車両後方における左右のポスト92に沿って昇降する。作業終了後に荷受台91を格納状態(車両走行状態)にするため、作業者は荷受台91を折り畳んで起立状態にする。具体的には、先端側の荷受部91aを基端側の荷受部91bに対して矢印A91方向に折り畳み、折畳状態の荷受台91を矢印A92方向に起立させる。
長尺の荷受台91を折り畳んで起立状態にすることで、所定の車両高さにすることができる。このとき、先端側の荷受部91aが車両走行中に揺動することを防止するための固縛部材も知られている(特許文献1等)。例えば、図5(b)に示す固縛部材93は、ポスト92の車両幅方向における内側の側面部に固定されている。この固縛部材93は矩形状の弾性部材であり、荷受台91が水平状態から起立状態となる際、先端側の荷受部91aが車両後方側から固縛部材93に接近する。図示のように、基端側の荷受部91bには側面部にハンドル94が設けられており、このハンドル94はポスト92に設けられたフック95に掛止される。これらの掛止によって、荷受台91の起立状態が保持される。さらに、先端側の荷受部91aは固縛部材に近接又は当接するため、矢印A93方向への揺動が防止される。したがって、荷受台91は、車両の前後方向のいずれにも揺動することがない。
特開平7−251670号公報
こうした折り畳み可能な荷受台の場合、先端側の荷受部91aには荷物載置面となる上面に緩衝材96が突設されている。折り畳む際に、先端側の荷受部91aと基端側の荷受台91bとの衝撃を緩和するためである。この緩衝材96が荷受部91aに突設されていると、荷物載置面の実質的な面積縮小につながる。また、荷受台91に対して荷物の積みおろしを行う作業者や台車等がこの緩衝材96に引っ掛かる恐れがある。そして、引っ掛かり等によって、緩衝材96が損傷する恐れもある。
さらには、荷受台91の折り畳みは、荷受部91aの先端部910aを基端側の荷受部91bに近接させるように行われるので、ヒンジ付近よりも先端側の方では荷受部91a、91bの互いの距離が小さくなると、折り畳み操作の際に、設計上許容できる隙間が確保されてはいるが、作業者に対して手を挟むような不安感を与える恐れもある。
本発明は、これらの点を鑑みてなされており、作業者の安全性を確保しつつ、荷受台の載置面積も拡大した荷受台昇降装置の提供を目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために以下の手段を用いる。
第1荷受部と第2荷受部とがこれらの幅方向を軸方向とするヒンジを介して連設されてなる荷受台を備えた荷受台昇降装置を対象とする。
この荷受台昇降装置において、前記第1荷受部又は前記第2荷受部の少なくとも一方には、前記ヒンジ又は前記ヒンジの近傍に第1支持ブラケットが固定されている。前記ヒンジを中心に前記第1荷受部又は前記第2荷受部の一方を他方に回動させた際に、前記第1支持ブラケットには、前記第1荷受部もしくは前記第2荷受部に当接する当接部、又は前記第1荷受部もしくは前記第2荷受部の前記他方の第2支持ブラケットに当接する当接部が設けられている。
第1支持ブラケットが上述のとおり、第1荷受部もしくは第2当接部に当接すると、第1荷受部又は第2荷受部の回動を直接的に規制することができる。また、第2支持ブラケットに当接する場合には、第1荷受部又は第2荷受部の回動を間接的に規制することができる。これらの回動規制とともに、第1荷受部又は第2荷受部の一方は他方に対して姿勢保持された状態となる。また、前記「ヒンジの近傍」とは、「ヒンジから離れた荷受台の先端側部分であって、上記回動を行う際に作業者が把持する部分」は含まれない程度の領域である。
上記の荷受台昇降装置において、前記ヒンジは、前記第1支持ブラケットと、前記第2支持ブラケットとが軸部を介して組み合わされてなる構成としても良い。
また、第1支持ブラケットは、前記第1荷受部の側面部又は上面縁部に固定され、第2支持ブラケットは、前記第2荷受部の側面部に固定され、前記第1支持ブラケット又は前記第2支持ブラケットの少なくとも一方は前記ヒンジから離れた所定の位置に設けられている構成としても良い。
なお、上述した当接部は、前記第2支持ブラケットにおいて、前記幅方向に張り出してなる部位である。
本発明のように、一方の荷受部を回動させた際に、第1支持ブラケットに当接部が設けられ、この当接部が第1荷受部又は第2荷受部の他方に当接するか、又は当該他方の荷受部に固定された第2支持ブラケットに当接することで、ヒンジ部又はその近傍で一方の荷受部の回動動作を規制(折り畳み動作を規制)することができる。したがって、一方の荷受部が他方の荷受部に衝突する前に荷受部の回動動作を停止させることができ、荷受台の上面に緩衝材を設ける必要がない。荷受台上面に緩衝材を設ける必要がないので、荷物載置面積の縮小を防止することができる。
また、荷受台の折り畳み動作をヒンジ部又はその近傍で規制するので、荷受台を折り畳んだ際の2つの荷受部の間、例えばヒンジ付近より先端側の部分において、一定の隙間を形成することができる。つまり、作業者に対する安全性を十分に確保できる。
本発明の実施形態に係る荷受台昇降装置の側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る展開状態の荷受台底面図、(b)は折り畳まれた状態の荷受台側面図である。 (a)は本発明の別の実施形態に係る展開状態の荷受台底面図、(b)は当該別の実施形態に係る折り畳まれた荷受台の側面図である。 (a)は本発明のさらに別の実施形態に係る展開状態の荷受台底面図、(b)は当該さらに別の実施形態に係る折り畳まれた荷受台の側面図である。 従来の実施形態に係る荷受台昇降装置の側面図及び荷受台の側面図である。
本発明に係る荷受台昇降装置について、図面を用いて実施形態の一例を説明する。
図1は、車両後部に設けられた荷受台昇降装置100を示す側面図である。
本装置100は、車両に搭載された荷台Bの後端部に固定されており、その後端部における左右両側に立設したポスト1と、一部がポスト1後面から露出した状態でポスト1内を昇降するスライダ2と、スライダ2に対して回動可能に支持された荷受台3とを備えている。
図示は省略するが、左右のポスト1には水平方向にクロスメンバが架設されており、当該クロスメンバ内に配置された油圧シリンダが配置されている。荷受台昇降装置100は、この油圧シリンダの伸縮を利用して、スライダ2とともに荷受台3がポスト1に沿って昇降する既知の構成を有している。
荷受台3は、基端荷受部31と、基端荷受部31に対して折り畳まれた先端荷受部32とを備えている。先端荷受部32は、ヒンジ33を介して基端荷受部31に連設されるとともに、基端荷受部31に対して回動可能に設けられている。本実施形態では、回動可能な先端荷受部32を第1の荷受部、基端荷受部31を第2の荷受部ととなえている。荷受台3が図1(a)のように起立状態とされると、基端荷受部31の側面部に回動自在に設けられたハンドル311が、ポスト1に固定されたフック111に掛止される。この掛止によって、荷受台3の下降が防止され、さらに基端荷受部31の車両後方側への倒伏も防止される。さらに、ポスト1の内側側面(左右のポストの対向面)には所定の剛性を有する係止部材112が車両内側に向かって突設されている。この係止部材112は起立状態の荷受台3における先端荷受部32の前方位置でかつ当接又は近接する位置に設けられている。こうした位置で突設していることで、先端荷受部32は基端荷受部31に対して揺動することなく、図示した姿勢が保持される。なお、図示する起立状態で車両は走行可能な状態とされている。
荷受台3が荷物の積みおろしに利用される際には、起立状態から車両後方に回動させて図1(b)の水平状態にされる。さらに、先端荷受部32は回動されて一点鎖線で示す展開状態とされる。なお、荷受台3の利用が終了した際には、反対の手順で起立状態にする。
本実施形態に係る荷受台3は図1(b)のとおり、先端荷受部32が折り畳まれた状態において、基端荷受部31と先端荷受部32が略平行な状態で対向している。この略平行状態は、先端荷受部32がヒンジ33の構成部材によって支持されてなる。このヒンジ33の構成部材について、図2を用いて具体的に説明する。
図2(a)は、先端荷受部32が基端荷受部31に対して展開された状態の荷受台3の底面(荷物載置面の裏面)を示している。
ヒンジ33は、拡大図に示すように、基端荷受部31に固定された基端ブラケット311と、先端荷受部32に固定された先端ブラケット321と、両ブラケット311、321を軸支する軸部33aとが組み合わされてなる。本実施形態では、第1の荷受部ととらえる先端荷受部32に固定された先端ブラケット321を第1支持ブラケットととらえている。また、第2の荷受部ととらえる基端荷受部31に固定された基端ブラケット311を第2支持ブラケットととらえている。なお、先端荷受部32の左右端部は、いずれも基端荷受部31よりも長さL1だけ短くなっている。
基端ブラケット311は、基端荷受部31上面部に固定され、幅W1の大きさを有する構成となっている。
先端ブラケット321は、先端荷受部32の側面部32aに固定され、幅W2(>W1)の大きさを有している。先端ブラケット321は、側面部32aに固定される固定部321aと、この固定部321aから外側(図中の左側)に設けられて先端ブラケット321を厚肉化している張出部(図中の斜線部分)321bとを有している。本実施形態では、張出部321bは固定部321aに対して溶接固定されているが、別々の部材が固定される構成に限らず、厚肉ブラケットの一部を固定部として他の部分を張出部とするような同一部材で形成されていても良い。また、固定部321aと張出部321bを異なる材質からなる部材としても良い。
上記2つのブラケット311、321は荷受台3の幅方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に沿って、一列状に並んで設けられている。具体的には、先端ブラケット321のうちの張出部321bが基端ブラケット311とY方向に沿って一列に並んだ状態、つまり、Y方向に沿った基端ブラケット311の延長線上に張出部321bが位置する状態となっている。軸部33aによる軸支は固定部321aに対して行われており、固定部321aは基端ブラケット311に対してX方向内側にずれた位置に設けられている。よって、先端荷受部32に対するヒンジ33の機能が阻害されることなく、張出部321bが設けられている。
また、ヒンジ33の軸部33aにおける軸中心位置から張出部321bの最外縁までの距離H2は、同じく軸中心位置から基端ブラケット311の最内縁までの距離H11よりも大きく、最外縁までの距離H12までの距離よりも短く設定されている。
上記のように張出部321bが設けられていると、先端荷受部32の回動を規制することができる。図2(b)のように、先端荷受部32を一点鎖線部分のような展開状態から折り畳んで基端荷受部31に対向した折り畳み状態に姿勢変更する際、具体的には先端荷受部32をヒンジ33の軸部33aを中心に180度回動させると、張出部321bが基端ブラケット311に当接する。この当接によって、先端荷受部32は折り畳み方向に回動することが規制される。また、先端荷受部32の回動が規制されることで、先端荷受部32はその先端部3201が所定の距離L11だけ基端荷受部31から離れた状態で支持される。距離L11だけ離れていることで、先端荷受部32が基端荷受部31に衝突することもない。よって、先端荷受部32の上面に基端荷受部31との衝突抑制のための緩衝材などを別途設ける必要もない。緩衝材などの設置を回避できるので、荷物載置面(上面)に突起物もなくなり、荷物載置面積が縮小されることもない。さらに、作業者や台車等が突起物と緩衝することもない。なお、回動規制する際の衝撃を緩和するために、2つのブラケット311、321の少なくとも一方に緩衝材を付けた構成としても良い。
また、折り畳んだ際の先端荷受部32の姿勢に関しては、基端荷受部31と略平行状態となるように設定されている。これは、基端荷受部31に対する距離に対して、ヒンジ33付近における距離L12と先端部3201付近の距離L11がほぼ同じになるように張出部321bと基端ブラケット311の互いの当接部位が面加工されてなる。略平行な姿勢となると、先端部3201における基端荷受部31との距離がヒンジ33付近に比べて小さくならないので、作業者が手を挟むような不安感を感じることもなく、安心して折り畳み作業を行うことができる。
なお、距離L11の大きさに関しては、荷受台3の種類や大きさによって適宜変更可能であり、所望する大きさであれば基端荷受部31に対して略平行状態でなくても良い。この場合、基端ブラケット311と張出部321bとの互いの当接部位の面加工を適宜設定変更することで対応できる。また、張出部321bの大きさ(例えば軸中心からの最外縁までの距離H2など)は、基端ブラケット311と同じ大きさにしても、基端ブラケット311よりも大きくしても、互いに当接して先端荷受部32の回動規制に寄与する構成であれば構わない。
上述した実施形態の他に別の実施形態を採っても良い。
例えば別の実施形態として、図3の構成を採ることもできる。この構成について、上述した実施形態と異なる部分を中心に説明する。
先端荷受部42の回動(折り畳み動作)に寄与するヒンジ43は、基端荷受部41に固定された基端ブラケット411と、先端荷受部42に固定された先端ブラケット421とを有する。先端荷受部42の側面部には、先端ブラケット42からY方向に沿って離れた位置に張出部422が設けられている。張出部422は先端ブラケット421よりも厚肉なブラケットであって、先端荷受部42を折り畳んだ際に、先端ブラケット411に当接し、先端荷受部42を基端荷受部41に対して所定の距離だけ離れた状態で支持するように構成されている。したがって、先端荷受部42が図示するように展開状態のときに、張出部422が基端ブラケット411のY方向に沿った延長線上に重なるように設けられ、Y方向において、張出部422が先端ブラケット411に一列状に重なった状態で設けられている。この張出部422と先端ブラケット421との距離に関しては、適宜設定可能である。例えば、先端荷受部42の車両前方への揺動を防止するための係止部材(図1参照)112と干渉しない位置であっても構わない。ただし、長尺な荷受台4となる場合、荷受台4を昇降させる際の荷物荷重を支持するために、荷受台側面部に支持アームが設けられる。そのため、先端ブラケット421に対して張出部422が離れて設けられる位置は、この支持アームと干渉しないようにヒンジ43近傍となることが望ましい。また、先端ブラケット421がヒンジ43近傍に設けられていると、作業者が先端荷受部42を基端荷受部41に回動させて折り畳む際、先端荷受部42の先端側を把持することの妨げにもならない。このような位置(ヒンジ43近傍)であれば、この近傍領域で先端荷受部42の折り畳み動作を規制することができる。さらに、作業者が把持するような領域は基端荷受部41に接近しない略平行状態(図3(b)参照)で支持することができる。
図3に係る実施形態では、張出部422と当接して先端荷受部42の回動規制に寄与する部材を基端ブラケット411としたが、基端ブラケット411とは離れた位置に別部材を設けて、当該別部材を張出部422と当接するようにしても良い。つまり、基端荷受部41及び先端荷受部42において、先端荷受部42の回動規制に寄与する部材がいずれもヒンジ43を構成するブラケットと独立した別部材を用いても構わない。
また、張出部422は先端荷受部42の側面部に固定されているが、基端荷受部41に設けられて張出部422と当接するブラケットに関しては、図示するような荷物載置面(上面)における縁部だけでなく、荷受台の形状や大きさ等によって基端荷受部41の側面部に固定しても構わない。この場合、張出部422の形状や大きさ等もそのブラケットと確実に当接するように適宜変更可能である。
以上のような張出部321、422等を備えた先端荷受部32、42は、上述のとおり、ポスト1に係止部材112(図1参照)によって、荷受台3、4が起立状態のときに前方に揺動することが規制されているが、先端荷受部32と基端荷受部31との側面部同士を係止する係止部材を設けることで、上記のポスト1の係止部材112の無い構成としても同等の揺動防止効果を得ることができる。
例えば、図4(a)に示すように、バネ6aによってX方向に付勢されたJ字状のロックレバーが先端荷受台52に設けられた構成であれば、上記の係止部材112の無い構成にすることができる。
このロックレバー6は、図4(b)のとおり、一端が先端荷受台52の挿通孔501に挿通されており、他端が張出部521bの挿通孔5201又は基端ブラケット511の挿通孔5101のいずれかに挿通可能となっている。
先端荷受台52が一点鎖線部分のような展開状態のときにはロックレバーの他端は張出部521bの挿通孔5201に挿通された状態で保持されている。先端荷受部52を折り畳んだ際には、ロックレバー6をバネ6aの付勢力に抗して先端荷受部52の外側に引っ張り、その他端を基端ブラケット511の挿通孔5101に挿通させて保持状態とする。これにより、先端荷受部52が基端荷受部51に対して揺動することを防止できる。
ロックレバー6を用いて揺動防止を可能とする構成は、特に、図1のような状態とは異なり、折り畳まれた先端荷受部32がポスト1よりも高い位置、つまり側方から見てポスト1を重複しない位置にあるような荷受台昇降装置の場合に効果がある。その他、先端荷受部32における荷物載置面の実質的面積を大きく縮小しない程度であれば、先端荷受部32の上面に基端荷受部31との係止部材を設けても構わない。
上述した実施形態では、先端荷受部及び基端荷受部のいずれにも回動規制に寄与する支持ブラケットが固定され、これらのブラケット同士が互いに当接する構成としたが、先端荷受部又は基端荷受部のいずれか一方だけに回動規制に寄与する支持ブラケットを設けた構成としても良い。例えば、先端荷受部の側面部にのみ支持ブラケットを設け、その支持ブラケットの端面を基端荷受部の上面に直接当接させる構成としても良い。この場合、支持ブラケットの大きさは、例えば図2(b)で示すような距離L12を埋める大きさとすれば、同様の効果を得ることができる。勿論、この支持ブラケットは基端荷受部のみに設けても良い。
以上のような各実施形態に係る構成であれば、荷受部の折り畳みによって荷物載置面積が縮小されることを防止でき、作業者の安全面も確保することができるが、これらは上述したポスト1(図1参照)に沿って昇降する荷受台だけに限られるものではなく、平行リンク機構を用いて荷受台を昇降させる装置にも同様の効果を発揮する。
本発明は、折り畳んだ状態で車両走行状態とする荷受台を備えた全ての荷受台昇降装置に対して有用である。
1 ポスト
2 スライダ
3 荷受台
31 基端荷受部(第1荷受部)
32 先端荷受部(第2荷受部)
33 ヒンジ
33a 軸部
100 荷受台昇降装置
311 基端ブラケット(異なる支持ブラケット)
321 先端ブラケット(支持ブラケット)
321a 固定部
321b 張出部(当接部)

Claims (4)

  1. 第1荷受部と第2荷受部とがこれらの幅方向を軸方向とするヒンジを介して連設されてなる荷受台を備え、
    前記第1荷受部又は前記第2荷受部の少なくとも一方には、前記ヒンジ又は前記ヒンジの近傍に第1支持ブラケットが固定されており、
    前記第1支持ブラケットには、前記ヒンジを中心に前記第1荷受部又は前記第2荷受部の一方を他方に回動させた際に、前記第1荷受部もしくは前記第2荷受部、又は前記第1荷受部もしくは前記第2荷受部の前記他方の第2支持ブラケットに当接する当接部が設けられている
    ことを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記ヒンジは、前記第1支持ブラケットと、前記第2支持ブラケットとが軸部を介して組み合わされてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  3. 前記第1支持ブラケットは、前記第1荷受部の側面部又は上面縁部に固定され、
    前記第2支持ブラケットは、前記第2荷受部の側面部に固定され、
    前記第1支持ブラケット又は前記第2支持ブラケットの少なくとも一方は前記ヒンジから離れた所定の位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  4. 前記当接部は前記第2ブラケットにおいて前記幅方向に張り出してなる部位である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の荷受台昇降装置。
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