JP2015012772A - 充電回路及び閃光放電ランプ点灯装置 - Google Patents

充電回路及び閃光放電ランプ点灯装置 Download PDF

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Abstract

【課題】直列接続された複数の蓄電素子を充電する充電回路において、各蓄電素子を均等に充電することができる低損失、小型かつ低コストな構成を提供する。
【解決手段】充電回路220は、直列接続された蓄電素子11−1及び11−2と、蓄電素子11−1及び11−2の電圧をそれぞれ検出電圧V1及びV2として特定するために使用される電圧検出回路12と、蓄電素子11−1に並列接続された、抵抗素子34−1とスイッチ素子36−1の直列回路、及び蓄電素子11−2に並列接続された、抵抗素子34−2とスイッチ素子36−2の直列回路を有するバランス放電回路30と、蓄電素子11−1及び11−2の充電時に、検出電圧V1と検出電圧V2の間の検出電圧差が所定値Va以下となるように検出電圧差に基づいてスイッチ素子36−1及び36−2の一方の動作状態を制御する制御回路40を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は充電回路及びそれを用いた閃光放電ランプ点灯装置に関する。
太陽電池の光電変換特性などの各種太陽エネルギー利用機器の性能測定のために、自然太陽光のスペクトル分布を再現する擬似太陽光を被照射体に照射する擬似太陽光照射装置が知られている。このような装置では、例えば、発光長が1000mm以上のキセノンランプ(以下、「ランプ」という)に直流のランプ電流が通電され、そのランプ電流値は点灯装置によって制御される。一般的には、点灯時のランプ電流は数十アンペア(例えば70A)、ランプ電圧は数百ボルト(例えば500V)程度であり、このランプ電流/電圧が、1回の点灯あたり数十ミリ秒から数百ミリ秒にわたって通電/印加される。この出力状態が定電流又は定電力で制御され、点灯期間中に被照射体の性能が測定される。
上記の場合、ランプ電力が約35kWとなり、瞬時(例えば100ミリ秒)とはいえ、この電力を商用電源から直接供給すると、同じ商用電源の系統の周辺機器に障害を及ぼすことや、商用電源と照射装置の間に容量の大きい接点及び配線が必要となることが問題となる。そこで一般には、照射装置内に点灯装置を設け、点灯装置において電力をコンデンサ等の蓄積素子に蓄積し、点灯指令に応じてその蓄積された電力をランプに供給する構成が採用される。このような閃光ランプ点灯装置において、必要な蓄電素子の電圧および容量はランプ電圧やランプ電流、ランプ点灯時間等によって異なる。そのため、蓄電素子は複数直列、複数並列又はその組み合わせによって構成され、充電回路はその蓄電素子の構成、及び必要とされる充電完了までの時間に応じて設計される。
ここで、複数の蓄電素子が直列接続される構成では、各蓄電素子の充電電圧を均等化することが望ましい。これは、蓄電素子ごとに充電電圧がばらつくと、充電電圧の高い蓄電素子において定格電圧を超えてしまう可能性があることによる。例えば、定格電圧が500Vの2つの蓄電素子が直列接続される構成において、充電電圧設定値が980Vである場合に、一方の蓄電素子の充電電圧が480V以下となると、他方の蓄電素子の充電電圧が500V以上となり、定格電圧を超えてしまう。また、充電電圧のばらつきに起因して、充電電圧の高い蓄電素子が他の蓄電素子よりも先に寿命に達してしまい、蓄電回路全体が短寿命化してしまうという問題もある。
特許文献1は、直列接続された複数の蓄電素子(11)と、各蓄電素子に並列接続された電圧検出回路(19)と、各蓄電素子に並列接続されたバランス回路(21)と、各バランス回路の抵抗器(23)の温度を検出する温度センサ(26)と、制御回路(27)を備えた蓄電装置を開示する。制御回路は、電圧検出回路による検出電圧と温度センサによる検出温度に基づいて各蓄電素子における充電エネルギーを演算し、その演算結果に応じて各バランス回路のスイッチ(25)の動作状態を制御して充電電圧ばらつきを低減する。
特許文献2は、複数の大容量コンデンサ(211、212)と、当該大容量コンデンサの接続構成を切り替える制御回路(200)を備えた発光素子駆動回路を開示する。制御回路は、充電時には複数の大容量コンデンサを並列接続状態とし、負荷駆動時にはこれらの大容量コンデンサを直列接続するよう、接続状態を切り替える。
特開2011−155751号公報 特開2010−175596号公報
しかし、特許文献1の蓄電装置によると、各蓄電素子に対して温度センサが設けられるため装置が大型化及び高コスト化してしまう。また、この蓄電装置では、各抵抗器の温度を検出する構成が採用されるため、各スイッチを導通状態として各抵抗器に電流を流すことが制御の前提となる。しかし、各抵抗器が通電された状態が前提となる構成によると、仮に各蓄電素子の充電電圧のばらつきが非常に小さい場合であっても(又はばらつきがない場合であっても)常に抵抗器に電流が流れて不要な損失が発生することになり、好ましくない。また、同装置は検出電圧及び検出温度に基づいて各蓄電素子における充電エネルギーを演算するため、演算における処理負荷が高く、これが制御回路の設計上の制約となってしまう。
また、特許文献2の構成によると、接続切替え用のスイッチ素子が各蓄電素子間に挿入されているため、蓄電素子の直列接続時(放電時)には、導通状態のスイッチ素子に全放電電流が流れることになる。即ち、スイッチ素子に電流容量の大きく、かつ場合によっては高耐圧の素子を用いる必要があり、充電回路が大型化及び高コスト化してしまう。特に、閃光放電ランプ点灯装置に用いる充電回路においては、充電合計電圧が1000Vを超え、放電電流が数10〜100A程度となる。従って、電流容量が大きくかつ高耐圧のスイッチ素子が蓄電素子数に応じて放電経路に挿入される構成は閃光放電ランプ点灯装置においては現実的ではない。
そこで、本発明は、直列接続された複数の蓄電素子を充電する充電回路において、各蓄電素子を均等に充電することができる低損失、小型かつ低コストな構成を提供することを課題とする。また、本発明は、閃光放電ランプに高圧を印加して大電流を流すことができる小型かつ安価な閃光放電ランプ点灯装置を提供することを課題とする。
本発明の充電回路は、直列接続された第1の蓄電素子及び第2の蓄電素子と、第1の蓄電素子及び第2の蓄電素子の電圧をそれぞれ第1の検出電圧及び第2の検出電圧として特定するために使用される電圧検出回路と、第1の蓄電素子に並列接続された、第1の抵抗素子と第1のスイッチ素子の直列回路、及び第2の蓄電素子に並列接続された、第2の抵抗素子と第2のスイッチ素子の直列回路を有するバランス放電回路と、第1及び第2の蓄電素子の充電時に、第1の検出電圧と第2の検出電圧の間の検出電圧差が第1の所定値以下となるように、検出電圧差に基づいて第1のスイッチ素子及び第2のスイッチ素子の一方の動作状態を制御する制御回路とを備える。
上記構成によると、検出電圧差が所定値以下となるように、その検出電圧差に基づいて第1及び第2のスイッチ素子の一方の動作状態が制御される。従って、各蓄電素子を均等に充電することが可能となるとともに、少なくとも一方のスイッチ素子は開放状態に維持されるので、バランス放電回路の抵抗素子における損失が最小限に抑えられ、低損失な構成の充電回路が提供される。これにより、小型かつ低コストな構成の充電回路が提供される。
ここで、制御回路は、第1の検出電圧から第2の検出電圧を減算した第1の検出電圧差が第1の所定値を超えた場合に第1のスイッチ素子を導通状態とし、又は第2の検出電圧から第1の検出電圧を減算した第2の検出電圧差が第1の所定値を超えた場合に第2のスイッチ素子を導通状態とするように構成される。これにより、簡素な演算構成の制御回路が実現される。
本発明の他の充電回路は、直列接続された複数の蓄電素子と、複数の蓄電素子のそれぞれの電圧を検出電圧として特定するために使用される電圧検出回路と、複数の蓄電素子のそれぞれに並列接続され、各々が抵抗素子とスイッチ素子の直列回路からなる複数の放電回路を有するバランス放電回路と、検出電圧のうちの最小値を与える第1の蓄電素子を特定し、複数の蓄電素子の充電時に、第1の蓄電素子以外の他の蓄電素子の検出電圧から第1の蓄電素子の検出電圧を減算した検出電圧差が第1の所定値以下となるように、当該他の蓄電素子に並列接続された放電回路のスイッチ素子の動作状態を制御する制御回路とを備える。
上記構成によると、3個以上の多数の蓄電素子が直列接続される構成の充電回路においても、接続させることが必要な抵抗素子に対応するスイッチ素子だけを導通させることができるので、バランス放電回路の抵抗素子における損失が最小限に抑えられる。従って、この構成においても、各蓄電素子を均等に充電することができる低損失、小型かつ低コストな構成の充電回路が実現される。
本発明の他の充電回路は、直列接続された第1の蓄電素子及び第1の蓄電素子よりも充電速度が高い第2の蓄電素子と、第1の蓄電素子及び第2の蓄電素子の電圧をそれぞれ第1の検出電圧及び第2の検出電圧として特定するために使用される電圧検出回路と、第2の蓄電素子に並列接続され、抵抗素子とスイッチ素子の直列回路からなるバランス放電回路と、第1及び第2の蓄電素子の充電時に、第2の検出電圧から第1の検出電圧を減算した検出電圧差が第1の所定値以下となるようにスイッチ素子の動作状態を制御する制御回路を備える。
上記構成によると、放電回路が1つで済むので、充電回路の更なる小型化及び低コスト化が実現される。ここで、第1の蓄電素子が高電位側に、第2の蓄電素子が低電位側に接続されることが好ましい。これにより、制御回路への高電位配線が不要となるので制御回路が低耐圧部品のみで構成され、制御回路がさらに簡素化及び低コスト化される。
また、上記の各充電回路において、第1の所定値を超えた検出電圧差が、第1の所定値よりも小さい第2の所定値未満となった場合に、制御回路は導通状態となっているスイッチ素子を開放するように構成される。これにより、スイッチ素子の導通時間が最小限に抑えられ、損失が低減される。
また、上記の各充電回路において、制御回路が、動作状態の制御対象となるスイッチ素子を検出電圧差に応じたオンデューティ比でPWM制御するように構成してもよい。これにより、充電電圧の差が所定範囲内に収束し易くなり、充電電圧のさらに高精度な均等化が実現される。
上記の各充電回路において、制御回路が、充電電圧を放電させる指令を示す信号を受信した場合に全てのスイッチ素子を導通させるように構成されることが好ましい。これにより、バランス放電回路が、充電時のための回路だけでなく放電時のための回路を兼ねることができ、多機能で有用な構成が実現される。
本発明の閃光放電ランプ点灯装置は、上記の各充電回路と、充電回路に充電用の入力電力を供給する電力供給手段と、充電回路の充電電圧を電源として閃光放電ランプに供給される電流を制御する電流制御回路と、充電回路、電力供給手段及び電流制御回路を統括制御する中央制御部を備える。これにより、上記各充電回路の有利な効果を享受しつつ、閃光放電ランプに高圧を印加して大電流を流すことができる小型かつ安価な閃光放電ランプ点灯装置が提供される。
本発明の閃光放電ランプ点灯装置を示す回路構成図である。 本発明の第1の実施形態による充電回路を示す図である。 本発明の第1の実施形態による充電回路の動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態による昇圧充電回路の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による充電回路の動作を示す図である。 本発明の第3の実施形態による充電回路を示す図である。 本発明の第3の実施形態による昇圧充電回路の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態による充電回路を示す図である。 本発明の第4の実施形態による充電回路の動作を示す図である。 本発明の第4の実施形態による昇圧充電回路の動作を示すフローチャートである。
<基本構成>
図1に本発明の閃光放電ランプ点灯装置(以下、「点灯装置」という)の回路構成図を示す。点灯装置100は整流入力回路150と、昇圧充電回路200と、電流制御回路300と、昇圧充電回路200及び電流制御回路300を統括制御する中央制御部400を備える。なお、上記及び以降の説明において、各回路素子が上記のどの回路に属するかは便宜的なものであり、本発明を拘束するものではない。
また、上記の点灯装置100、点灯装置100に接続された閃光放電ランプ500(以下、「ランプ500」という)、ランプ500を内包する筐体(不図示)、点灯装置100への入力手段等を備えることにより閃光照射装置を構成することができる。閃光照射装置が擬似太陽光照射装置である場合、ランプ500はキセノンランプからなる。
整流入力回路150は整流器1及び平滑コンデンサ2を備え、交流電源ACは整流器1によって全波整流されるとともに平滑コンデンサ2によって平滑化される。なお、本実施形態では、整流入力回路150にコンデンサインプット型のものが採用されているが、力率改善回路等が採用されてもよい。また、交流電源の代わりに直流電源が入力電源となる場合は、整流入力回路150は不要である。
昇圧充電回路200は昇圧回路210及び充電回路220を含む。後述するように、昇圧回路210、又は整流入力回路150及び昇圧回路210は、充電回路220への充電用の入力電力を供給する電力供給手段として機能する。
昇圧回路210は、トランジスタ3〜6からなるフルブリッジ回路、PWM制御回路7、昇圧トランス8、整流器9及び電流制限用コイル10を備える。フルブリッジ回路はPWM制御回路7によってスイッチング制御され、トランジスタ3及び6とトランジスタ4及び5が交互にオン・オフされるとともにその導通時間が制御される。昇圧トランス8の一次巻線にはフルブリッジ回路の出力が接続され、二次側には巻数比に応じた電圧が発生する。昇圧トランスの二次巻線に発生した電圧は、整流器9によって整流され、電流制限用コイル10を介して出力される。
充電回路220は、高電位側の蓄電素子11−1、低電位側の蓄電素子11−2、電圧検出回路12、電流検出抵抗13、誤差増幅器14、基準電源15、バランス放電回路30及び制御回路40を備え、昇圧回路210の整流器9の出力が蓄電素子11−1及び11−2に充電される。なお、以降の説明において、蓄電素子11−1〜11−nについて、これらを総称して又はこれらの一部を代表して蓄電素子11というものとする。本実施形態においては、蓄電素子11を電解コンデンサとしているが、蓄電素子11は電気二重層コンデンサ、バッテリ等であってもよい。なお、図1においては、充電回路220内の配線は簡略化して示してある。
昇圧充電回路200のPWM制御回路7は、中央制御部400からの充電開始信号を受けると、フルブリッジ回路を数十kHz(例えば、50kHz程度)で駆動させて充電を開始する。充電動作中は、電流検出抵抗13によって検出される電流値(電流検出抵抗13に発生する電圧)が目標値(基準電源15の電圧)に等しくなるように誤差増幅器14及びPWM制御回路7が動作し、所定の充電電流で充電が行われる。なお、充電方法は定電流制御に限られない。電圧検出回路12によって検出される充電電圧がランプ電圧よりも充分に高い設定電圧(例えば、1000V)に達すると、PWM制御回路7はフルブリッジ回路の動作を一旦停止(又は充電電圧を保持)し、スタンバイ状態に移行する。ここで、PWM制御回路7又は制御回路40は充電完了信号を中央制御部400に出力する。電圧検出回路12、バランス放電回路30及び制御回路40については後述する。
なお、本開示においては、昇圧充電回路200としてフルブリッジ及び昇圧トランスで構成される回路が例示されるが、昇圧動作と充電動作が可能であれば他の昇圧コンバータ方式の回路が採用されてもよい。またさらに、昇圧充電回路200が高圧電源から給電される場合には昇圧機能は不要である。
電流制御回路300はIGBT等の半導体スイッチ16、ダイオード17、チョークコイル18、コンデンサ19、電流検出抵抗20、PWM制御回路21及び誤差増幅器22を含み、降圧チョッパ回路を構成する。電流制御回路300はまた、イグナイタ回路350を含む。イグナイタ回路350は始動回路23及びパルストランス24及びを含み、パルストランス24の2次巻線はチョークコイル18に直列接続される。
電流制御回路300は、蓄電素子11−1及び11−2の合計電圧を電源として、中央制御部400からの点灯信号を受けて動作を開始する。電流制御回路300のPWM制御回路21が点灯信号に応じて動作を開始すると、動作開始時点でランプ500の両端に、蓄電素子11−1及び11−2の合計電圧とほぼ等しい直流電圧が印加される。一方、イグナイタ回路350の始動回路23は点灯信号に応じて起動してパルストランス24の1次巻線にパルス電圧を発生させ、2次巻線にはパルストランス24の1次/2次巻数比に応じた高圧パルスが発生する。これにより、上記の蓄電素子11−1及び11−2の合計電圧に高圧パルスが重畳された電圧がランプ500に印加され、ランプ500の絶縁破壊が起こる。
ランプ500が絶縁破壊されると、蓄電素子11−1及び11−2の合計電圧を電源として電流制御回路300からの制限された電流がランプ500に投入される。半導体スイッチ16はPWM制御回路21によって導通時間が制御されてスイッチングされる。半導体スイッチ16がオンの期間には蓄電素子11→半導体スイッチ16→チョークコイル18→パルストランス24の2次巻線→ランプ500→蓄電素子11の経路に電流が流れる。一方、半導体スイッチ16がオフの期間にはチョークコイル18に蓄えられた電力を元に、チョークコイル18→パルストランス24の2次巻線→ランプ500→ダイオード17→チョークコイル18の経路に電流が流れる。コンデンサ19はランプ500への出力を平滑化し、ランプ電流のリップル成分を抑制又は除去する。電流検出抵抗20によってランプ電流が検出され、検出ランプ電流に比例する電圧信号(検出電圧)が誤差増幅器22の正入力端子に入力される。ランプ電流の設定値に比例する電圧信号が中央制御部400から誤差増幅器22の負入力端子に入力される。そして、誤差増幅器22の両入力が等しくなるようにPWM制御回路21によって半導体スイッチ16の導通時間がPWM制御される。これにより、蓄電素子11を電源とするランプ500の定電流直流点灯が行われる。
実施形態1.
図2に、本発明の第1の実施形態による充電回路220の詳細を示す。以降の説明において、蓄電素子11−1の高電位側ノードをノードN1、蓄電素子11−1と蓄電素子11−2の接続点をノードN2、蓄電素子11−2の低電位側ノードをノードN3とする。
電圧検出回路12は、ノードN1−N3間の電圧Vtotalを検出する分圧抵抗からなる電圧検出回路12−1、及びノードN2−N3間の電圧V2を検出する分圧抵抗からなる電圧検出回路12−2を含む。電圧検出回路12は、後述の制御回路40と協働して蓄電素子11−1及び11−2の電圧をそれぞれ検出電圧V1及びV2として特定するために設けられる。蓄電素子11−2の検出電圧V2は電圧検出回路12−2によって直接求められ、蓄電素子11−1の検出電圧V1は電圧検出回路12−1の検出値Vtotalから電圧検出回路12−2の検出値V2を減算することによって求められる。なお、各蓄電素子11の実際の充電電圧は電圧検出回路12を構成する分圧抵抗の分圧比から求められるが、本明細書の以降の説明においては検出電圧を用いて各制御構成を説明する。
バランス放電回路30は蓄電素子11−1に並列接続された高電位側の放電回路32−1、及び蓄電素子11−2に並列接続された低電位側の放電回路32−2を含む。放電回路32−1は抵抗素子34−1とスイッチ素子36−1の直列回路からなり、放電回路32−2は抵抗素子34−2とスイッチ素子36−2の直列回路からなる。本実施形態では、スイッチ素子36−1及び36−2はMOSFETからなる。スイッチ素子36−1のドレイン端子が抵抗素子34−1を介してノードN1に接続され、ソース端子がノードN2に接続される。同様に、スイッチ素子36−2のドレイン端子が抵抗素子34−2を介してノードN2に接続され、ソース端子がノードN3に接続される。スイッチ素子36−1及び36−2はそれぞれ制御回路40からのゲート信号により個別に動作状態(すなわち、ON又はOFF)が決定される。なお、以降の説明において、放電回路32−1〜32−n、抵抗素子34−1〜34−n、及びスイッチ素子36−1〜36−nについて、これらを総称して又はこれらの一部を代表して、それぞれ放電回路32、抵抗素子34、及びスイッチ素子36というものとする。
各放電回路32において、スイッチ素子36がOFFの状態においては、蓄電素子11への充電電力は全て蓄電素子11に投入される。一方、スイッチ素子36がONの状態においては、蓄電素子11への充電電力が蓄電素子11及び抵抗素子34に投入される。従って、スイッチ素子36がONの場合の充電速度はスイッチ素子36がOFFの場合の充電速度に比べて遅くなる。なお、各抵抗素子34の抵抗値は、蓄電素子11間の充電速度のばらつきを考慮して、抵抗素子34の接続の有無によって蓄電素子11間の充電速度が確実に逆転するように選定されるものとする。もちろん、蓄電素子11−1及び11−2の間の充電速度のばらつきが小さい場合には、両スイッチ素子36−1及び36−2ともOFF状態に維持され、この状態で両蓄電素子は均等に充電される。
制御回路40はCPU42、メモリ44及び入出力インターフェイス46を含み、これらはバス48によって相互に接続される。CPU42は各部間の信号のやりとりを制御するプロセッサであり、メモリ46はプログラム及びデータを記憶するメモリである。なお、説明の便宜上、制御回路40をPWM制御回路7とは個別の制御回路として示しているが、制御回路40はPWM制御回路7に含まれていてもよい。
制御回路40は、蓄電素子11−1及び11−2の充電時において、検出電圧V1と検出電圧V2の間の検出電圧差が所定値Va以下となるように、検出電圧差に基づいてスイッチ素子36−1及び36−2の一方の動作状態を制御する。具体的には、制御回路40は、検出電圧差V1−V2が所定値Vaを超えた場合にスイッチ素子36−1を導通させ、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えた場合にスイッチ素子36−2を導通させる。
制御回路40はまた、スイッチ素子36のいずれかがON状態とされた後、検出電圧差が所定値Vb未満となった場合には、動作制御対象となっているスイッチ素子36をOFF状態に戻す。すなわち、検出電圧差V1−V2が所定値Vaを超えた後に所定値Vb未満となった場合にスイッチ素子36−1を開放し、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えた後に所定値Vb未満となった場合にスイッチ素子36−2を開放する。ここで、スイッチ素子36のON−OFFの切替えにヒステリシスを持たせるために所定値Va>所定値Vbとすることが好ましい。
また、制御回路40は、中央制御部400から、充電電圧を放電させる指令を示す充電電圧放電信号を受信すると、全てのスイッチ素子36−1及び36−2をONする。この充電電圧放電信号は、蓄電素子11の電圧を安全電圧まで低下させる指令を示す信号であってもよいし、充電回路220(すなわち、点灯装置100)の使用終了を示す信号であってもよい。全スイッチ素子36の導通により、蓄電素子11−1及び11−2の残存電荷が抵抗素子34−1及び34−2によって放電され、点灯装置100の使用後に蓄電素子11が高電圧状態で保持されることが防止される。
図3を参照して、充電回路220の動作を説明する。図3の上段のグラフは蓄電素子11−1及び11−2の合計電圧(Vtotal=V1+V2)及び各々の電圧(V1、V2)を示し、中段及び下段のグラフはそれぞれスイッチ素子36−1及び36−2の動作状態(ONで導通、OFFで開放)を示す。なお、各グラフの横軸は充電開始からの経過時間である。
時刻t0において充電が開始される。この時点で、スイッチ素子36−1及び36−2はともにOFF状態とされている。本例では、蓄電素子11−2の方が蓄電素子11−1よりも充電速度が速いことが分かる。
時刻t1において、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えたことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36−2をONする。スイッチ素子36−2が導通したことによって蓄電素子11−2に抵抗素子34−2が並列接続され、蓄電素子11−2の充電速度が低下する。
時刻t2において、検出電圧差V2−V1が所定値Vb未満となったことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36−2をOFFする。もちろん、所定値Vbの値をより小さくすることによって充電電圧の差をさらに縮めることができるが、所定値Vbを小さくするほど抵抗素子34−2における電力損失が増すことになる。従って、充電電圧の差を解消しつつも抵抗素子34−2における損失を最小限にするように所定値Vbの値は適宜設定される。
時刻t3において、再び検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えたことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36−2をONし、時刻t4において検出電圧差V2−V1が所定値Vb未満となったことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36−2をOFFする。なお、蓄電素子11−1の方が蓄電素子11−2よりも充電速度が速い場合においては、検出電圧差V1−V2が所定値Vaを超えるとスイッチ素子36−1がONされ、検出電圧差V1−V2が所定値Vb未満となるとスイッチ素子36−1がOFFされる。
そして、時刻t5において合計検出電圧Vtotal=V1+V2が設定値Vsetに到達すると、PWM制御回路7がフルブリッジ回路を停止させ、充電が完了する。
図4は、本実施形態による昇圧充電回路200の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、まず全てのスイッチ素子36−1及び36−2がOFF状態とされる。
ステップS2において、PWM制御回路7がフルブリッジ回路の駆動を開始し、充電が開始される。なお、検出電圧V1及びV2は、電圧検出回路12による検出値に基づく制御回路40の演算によって逐次取得されるものとする。
ステップS10において、制御回路40(CPU42)は、検出電圧差V1−V2が所定値Vaを超えたか否かを判定する。検出電圧差V1−V2が所定値Vaを超えた場合(ステップS10、Yes)、ステップS11において、制御回路40がスイッチ素子36−1をONし、処理はステップS12に進む。検出電圧差V1−V2が所定値Va以下である場合(ステップS10、No)、処理はステップS20に進む。
ステップS12において、制御回路40は合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達したか否かを判定する。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達した場合(ステップS12、Yes)、処理はステップS51に進む。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達していない場合(ステップS12、No)、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、制御回路40は検出電圧差V1−V2が所定値Vb未満となったか否かを判定する。検出電圧差V1−V2が所定値Vb以上である場合(ステップS13、No)、処理はステップS12に戻る。検出電圧差V1−V2が所定値Vb未満となった場合(ステップS13、Yes)、ステップS14において、制御回路40がスイッチ素子36−1をOFFする。その後、処理はステップS20に進む。
ステップS20において、制御回路40は、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えたか否かを判定する。検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えた場合(ステップS20、Yes)、ステップS21において、制御回路40がスイッチ素子36−2をONし、処理はステップS22に進む。検出電圧差V1−V2が所定値Va以下である場合(ステップS20、No)、処理はステップS50に進む。
ステップS22において、制御回路40は合計検出電圧Vtotal=V1+V2が設定値Vsetに達したか否かを判定する。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達した場合(ステップS22、Yes)、処理はステップS51に進む。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達していない場合(ステップS22、No)、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、制御回路40は検出電圧差V1−V2が所定値Vb未満となったか否かを判定する。検出電圧差V1−V2が所定値Vb以上である場合(ステップS23、No)、処理はステップS22に戻る。検出電圧差V1−V2が所定値Vb未満となった場合(ステップS23、Yes)、ステップS24において、制御回路40がスイッチ素子36−2をOFFする。その後、処理はステップS50に進む。
ステップS50において、制御回路40は、合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達したか否かを判定する。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達していない場合、(ステップS50、No)、処理はステップS10に戻る。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達した場合(ステップS50、Yes)、ステップS51において、PWM制御回路7がフルブリッジ回路を停止させ、充電処理を終了させる。
その後、ステップS60において、制御回路40は中央制御部400からの充電電圧放電信号の受信の有無を判別する。充電電圧放電信号が受信されると(ステップS60、Yes)、ステップS61において、制御回路40は全てのスイッチ素子36−1及び36−2をONし、抵抗素子34−1及び34−2が蓄電素子11−1及び11−2にそれぞれ並列接続されるようにする。これにより、各蓄電素子11の残存電荷が放電される。
以上のように、本実施形態によると、充電時において検出電圧V1と検出電圧V2の検出電圧差が所定値Va以下となるように、検出電圧差に基づいてスイッチ素子36−1及び36−2の一方の導通状態が制御される。従って、各蓄電素子11を均等に充電することが可能となるとともに、少なくとも一方のスイッチ素子36は開放状態に維持されるので、バランス放電回路30の抵抗素子34における損失が最小限に抑えられ、低損失な構成の充電回路220が提供される。これにより、小型かつ低コストな構成の充電回路220が提供される。
また、制御回路40は、中央制御部400から充電電圧放電信号を受信した場合(すなわち放電時)に、全てのスイッチ素子36を導通させるので、蓄電素子11の残存電荷が抵抗素子34によって放電される。従って、バランス放電回路30は充電時のための回路だけでなく放電時のための回路を兼ねることができ、多機能で有用な構成が実現される。
実施形態2.
第1の実施形態においては、動作対象となるスイッチ素子36が所定期間にわたってON又はOFFのいずれか一方に固定される例を示したが、第2の実施形態として、動作対象となるスイッチ素子36が所定期間にわたってPWM制御される構成を示す。
本実施形態では、制御回路40は、充電時において検出電圧V1が検出電圧V2よりも高い場合にはスイッチ素子36−1を検出電圧差V1−V2に応じたオンデューティ比(又はオンデューティ幅、以下同じ)でPWM制御する。一方、制御回路40は、充電時において検出電圧V2が検出電圧V1よりも高い場合にはスイッチ素子36−2を検出電圧差V2−V1に応じたデューティ比でPWM制御する。
図5に、第2の実施形態による充電回路220の動作を示す。図5において、横軸は検出電圧差V1−V2を示し、正側に向かうほど蓄電素子11−1の検出電圧V1が蓄電素子11−2の検出電圧V2に対して大きくなり、負側に向かうほど検出電圧V2が検出電圧V1に対して大きくなる。縦軸はスイッチ素子36−1(上段)及び36−2(下段)のオンデューティを示す。
検出電圧差V1−V2の所定値Vc以上の領域においては、スイッチ素子36−2がOFFに固定されるとともに検出電圧差V1−V2に対してスイッチ素子36−1のオンデューティが単調増加(例えば、比例)するようにスイッチ素子36−1がPWM制御される。逆に、検出電圧差V1−V2の所定値−Vc以下の領域においては、スイッチ素子36−1がOFFに固定されるとともに検出電圧差V2−V1に対してスイッチ素子36−2のオンデューティが単調増加(例えば、比例)するようにスイッチ素子36−2がPWM制御される。なお、上記の所定値Vcは許容される検出電圧差であり、第1の実施形態における所定値Va以下である必要があり、所定値Vb以上の値であれば損失低減に貢献するが、所定値Vb未満であってもよい。
また、上記検出電圧差とデューティ比の関係を指定したデータテーブルをメモリ44に格納させておき、CPU42が検出電圧差に対してデータテーブルを参照してオンデューティ比を決定し、スイッチ素子36をPWM制御する構成としてもよい。
このように、本実施形態によると、充電時においてスイッチ素子36−1が検出電圧差V1−V2(V1>V2)に応じたオンデューティ比でPWM制御され、又はスイッチ素子36−2が検出電圧差V2−V1(V2>V1)に応じたオンデューティ比でPWM制御される。これにより、充電電圧の差が所定範囲内に収束し易くなり、充電電圧のさらに高精度な均等化が実現される。
実施形態3.
第1の実施形態においては、蓄電素子11が2段の例を示したが、本実施形態では蓄電素子11がn段(n≧3)の場合の例を示す。図6に本実施形態による充電回路220を示す。なお、本実施形態においては、充電回路220以外の構成は第1の実施形態における点灯装置100の構成と同様であるのでその説明を省略する。
充電回路220は、蓄電素子11−1、11−2、・・・11−n、電圧検出回路12、電流検出抵抗13、誤差増幅器14、基準電源15、バランス放電回路30及び制御回路40を備え、昇圧回路210の整流器9の出力が蓄電素子11−1〜11−nに充電される。
電圧検出回路12は、蓄電素子11−k〜11−n(1≦k≦n)の各合計電圧を検出する電圧検出回路12−kを含む。電圧検出回路12は、制御回路40と協働して蓄電素子11−1〜11−nの電圧をそれぞれ検出電圧V1〜Vnとして特定するために設けられる。1≦k≦n−1の場合、蓄電素子11−kの検出電圧Vkは電圧検出回路12−kの検出値から電圧検出回路12−(k+1)の検出値を減算することによって求められる。k=nの場合、蓄電素子11−nの検出電圧Vnは電圧検出回路12−nによって直接求められる。
バランス放電回路30は蓄電素子11−kに並列接続された放電回路32−kを含む。放電回路32−kは抵抗素子34−kとスイッチ素子36−kの直列回路からなり、スイッチ素子36−kはそれぞれ制御回路40からのゲート信号により個別に導通状態が決定される。
制御回路40は第1の実施形態(図2)のものと同様の内部構成を有するものとする。制御回路40は、蓄電素子11−1〜11−nの充電時において、まず検出電圧V1〜Vnのうちの最小値Vminを与える蓄電素子Viを特定する。そして、制御回路40は、蓄電素子Vi以外の他の蓄電素子の検出電圧から第1の蓄電素子の検出電圧Viを減算した検出電圧差が所定値Va以下となるように、当該他の蓄電素子に並列接続された放電回路32のスイッチ素子36の動作状態を制御する。すなわち、制御回路40は、充電開始時にスイッチ素子36−1〜36−nを開放させておき、充電開始後、最低検出電圧Vi=Vminを与えるiをメモリ44に記憶する。そして、制御回路40は、所与の検出電圧Vjから検出電圧Viを減算した値Vj−Viが所定値Vaを超えた場合にはスイッチ素子36−jを導通させる。ここで、同じ期間内にON状態とされるスイッチ素子36−jは一つとは限らない。
制御回路40はまた、スイッチ素子36−jがON状態とされた後、検出電圧差Vj−Viが所定値Vb(Vb<Va)未満となった場合に、Vj−Vi<Vbを与えるjについて、スイッチ素子36−jをOFF状態に戻す。
また、制御回路40は、中央制御部400から充電電圧放電信号を受信した場合に全てのスイッチ素子36−1〜36−nをONする。これにより、蓄電素子11の残存電荷が抵抗素子34−1〜34−nによって放電され、点灯装置100の使用後に蓄電素子11が高電圧状態で保持されることが防止される。
図7は、本実施形態による昇圧充電回路200の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、まず全てのスイッチ素子36−1〜36−nがOFF状態とされる。
ステップS2において、PWM制御回路7がフルブリッジ回路の駆動を開始し、充電が開始される。なお、検出電圧V1〜Vnは、電圧検出回路12による検出値に基づく制御回路40の演算によって逐次取得されるものとする。
ステップS2から所定時間経過後のステップS5において、制御回路40(CPU42)は、電圧検出回路12からの検出値に基づいて、最低充電電圧Vi=Vminとなるiを特定する。
ステップS30において、制御回路40は、検出電圧差Vj−Vi>所定値VaとなるVjがあるか否かを判定する。検出電圧差Vj−Vi>所定値VaとなるVjがある場合(ステップS30、Yes)、ステップS31において、制御回路40がメモリ44にjを記憶する。なお、記憶されるjは1つとは限らない。
ステップS32において、制御回路40がスイッチ素子36−jをONする。検出電圧差Vj−Viが所定値Va以下である場合(ステップS30、No)、処理はステップS35に進む。
ステップS35において、制御回路40は、検出電圧差Vj−Vi<所定値VbとなるVjがあるか否かを判定する。検出電圧差Vj−Vi<所定値VbとなるVjがある場合(ステップS35、Yes)、ステップS36において、制御回路40がスイッチ素子36−jをOFFし、処理はステップS37に進む。検出電圧差Vj−Viが所定値Vb以上である場合(ステップS35、No)、処理はステップS50に進む。
ステップS37において、制御回路40は記憶されていたjをリセットする。なお、検出電圧差Vj−Vi<所定値Vbを与えるjのみがリセットされるようにしてもよいし、記憶された全てのjがリセットされるようにしてもよい。
ステップS50において、制御回路40は、合計検出電圧Vtotal(=V1+V2+・・・+Vn)が設定値Vsetに到達したか否かを判定する。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達していない場合、(ステップS50、No)、処理はステップS30に戻る。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達した場合(ステップS50、Yes)、ステップS51において、PWM制御回路7がフルブリッジ回路を停止させ、充電処理を終了させる。
その後、ステップS60において、制御回路40は中央制御部400からの充電電圧放電信号の受信の有無を判別する。充電電圧放電信号が受信されると(ステップS60、Yes)、ステップS61において、制御回路40は全てのスイッチ素子36−1〜36−nをONし、抵抗素子34−1〜34−nが蓄電素子11−1〜11−nにそれぞれ並列接続されるようにする。これにより、各蓄電素子11の残存電荷が放電される。
以上のように、本実施形態によると、3個以上の多数の蓄電素子11が直列接続される構成の充電回路220においても、接続させることが必要な抵抗素子34に対応するスイッチ素子36だけを導通させることができる。従って、バランス放電回路30の抵抗素子34における損失が最小限に抑えられ、低損失な構成で、各蓄電素子11を均等に充電することができる小型かつ低コストな構成の充電回路220が実現される。
なお、本実施形態においても、第2の実施形態と同様に、制御回路40が、動作状態の制御対象となっているスイッチ素子36−jを、検出電圧差Vj−Viに応じたオンデューティ比でPWM制御するようにしてもよい。すなわち、検出電圧差Vj−Viとデューティ比の関係は単調増加(例えば、比例関係)となるようにしてもよい。また、検出電圧差Vj−Viとデューティ比の関係を指定したデータテーブルをメモリ44に格納させておき、CPU42がデータテーブルを参照してオンデューティ比を決定し、スイッチ素子36−jをPWM制御する構成としてもよい。
実施形態4.
第1の実施形態においては、放電回路32が蓄電素子11−1及び11−2のそれぞれに設けられる構成を示したが、本実施形態では放電回路32が一方の蓄電素子のみに設けられる構成を示す。図8に、本実施形態による充電回路220を示す。なお、本実施形態においては、充電回路220以外の構成は第1の実施形態における点灯装置100の構成と同様であるのでその詳細な説明を省略する。
充電回路220は、高電位側の蓄電素子11−1、低電位側の蓄電素子11−2、電圧検出回路12、電流検出抵抗13、誤差増幅器14、基準電源15、バランス放電回路30及び制御回路40を備え、昇圧回路210の整流器9の出力が蓄電素子11−1及び11−2に充電される。
本実施形態においては、蓄電素子11−2の充電速度が蓄電素子11−1の充電速度よりも速いものとする。例えば、複数の蓄電素子11の容量又は内部抵抗を事前に測定しておき、容量の大小又は内部抵抗の高低に従って蓄電素子11が選別される。これにより、充電速度の高い蓄電素子と充電速度の低い蓄電素子を選別しておくことができる。具体的には、容量が相対的に小さい又は内部抵抗が相対的に低い蓄電素子と、容量が相対的に大きい又は内部抵抗が相対的に高い蓄電素子とに選別され、前者が充電速度の速い蓄電素子11−2として、後者が充電速度の遅い蓄電素子11−1として採用される。
電圧検出回路12は、第1の実施形態と同様に、ノードN1−N3間の電圧Vtotalを検出する電圧検出回路12−1、及びノードN2−N3間の電圧V2を検出する電圧検出回路12−2を含む。電圧検出回路12は、制御回路40と協働して蓄電素子11−1及び11−2の電圧をそれぞれ検出電圧V1及びV2として特定するために使用される。蓄電素子11−2の検出電圧V2は電圧検出回路12−2によって直接求められ、蓄電素子11−1の検出電圧V1は電圧検出回路12−1の検出値Vtotalから電圧検出回路12−2の検出値V2を減算することによって求められる。
バランス放電回路30(放電回路32)は低電位側の蓄電素子11−2に並列接続された抵抗素子34とスイッチ素子36の直列回路からなり、スイッチ素子36は制御回路40からのゲート信号により動作状態が決定される。
制御回路40は第1の実施形態(図2)のものと同様の内部構成を有するものとする。制御回路40は、蓄電素子11−1及び11−2の充電時において検出電圧V2から検出電圧V1の減算値である検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えた場合にスイッチ素子36を所定期間にわたって導通させる。また、制御回路40は、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えた後に所定値Vb(Vb<Va)未満となった場合にスイッチ素子36をOFF状態に戻す。さらに、制御回路40は、中央制御部400から充電電圧放電信号を受信した場合に、スイッチ素子36をONする。これにより、蓄電素子11−2の残存電荷が抵抗素子34によって放電される。
図9を参照して、充電回路220の動作を説明する。図9の上段のグラフは蓄電素子11−1及び11−2の合計電圧(Vtotal=V1+V2)及び各々の電圧(V1、V2)を示し、下段のグラフはスイッチ素子36の動作状態(ONで導通、OFFで開放)を示す。なお、各グラフの横軸は充電開始からの経過時間である。
時刻t10において充電が開始される。この時点で、スイッチ素子36はOFF状態とされている。本例では、蓄電素子11の選別による設定の通り、蓄電素子11−2の方が蓄電素子11−1よりも充電速度が速い。時刻t11において、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えたことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36をONする。スイッチ素子36が導通したことによって蓄電素子11−2に抵抗素子34が並列接続され、蓄電素子11−2の充電速度が低下する。時刻t22において、検出電圧差V2−V1が所定値Vb未満となったことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36をOFFする。
時刻t13において、再び検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えたことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36をONし、時刻t14において検出電圧差V2−V1が所定値Vb未満となったことに応じて、制御回路40がスイッチ素子36をOFFする。そして、時刻t15において合計検出電圧Vtotal=V1+V2が設定値Vsetに到達すると、PWM制御回路7がフルブリッジ回路を停止させ、充電が完了する。
図9は、本実施形態による昇圧充電回路200の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、まずスイッチ素子36がOFF状態とされる。
ステップS2において、PWM制御回路7がフルブリッジ回路の駆動を開始し、充電が開始される。なお、検出電圧V1及びV2は、電圧検出回路12による検出値に基づく制御回路40の演算によって逐次取得されるものとする。
ステップS40において、制御回路40(CPU42)は、検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えたか否かを判定する。検出電圧差V2−V1が所定値Vaを超えた場合(ステップS40、Yes)、ステップS41において、制御回路40がスイッチ素子36をONし、処理はステップS42に進む。検出電圧差V2−V1が所定値Va以下である場合(ステップS40、No)、処理はステップS50に進む。
ステップS42において、制御回路40は合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達したか否かを判定する。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達した場合(ステップS42、Yes)、処理はステップS51に進む。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに達していない場合(ステップS42、No)、処理はステップS43に進む。
ステップS43において、制御回路40は検出電圧差V2−V1が所定値Vb未満となったか否かを判定する。検出電圧差V2−V1が所定値Vb以上の場合(ステップS43、No)、処理はステップS42に戻る。検出電圧差V2−V1が所定値Vb未満となった場合(ステップS43、Yes)、ステップS44において、制御回路40がスイッチ素子36をOFFする。その後、処理はステップS50に進む。
ステップS50において、制御回路40は、合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達したか否かを判定する。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達していない場合、(ステップS50、No)、処理はステップS40に戻る。合計検出電圧Vtotalが設定値Vsetに到達した場合(ステップS50、Yes)、ステップS51において、PWM制御回路7がフルブリッジ回路を停止させ、充電処理を終了させる。
その後、ステップS60において、制御回路40は中央制御部400からの充電電圧放電信号の受信の有無を判別する。充電電圧放電信号が受信されると(ステップS60、Yes)、ステップS61において、制御回路40はスイッチ素子36をONし、抵抗素子34が蓄電素子11−2に並列接続されるようにする。これにより、蓄電素子11−2の残存電荷が放電される。
本実施形態の構成によると、放電回路32が1つで済むので、充電回路220の更なる小型化及び低コスト化が実現される。また、中間電位となるノードN2から制御回路40への接続が不要となるので、制御回路40が低耐圧部品のみで構成される。従って、制御回路40の構成も簡素化及び低コスト化される。なお、蓄電素子11−1の充電速度が蓄電素子11−2の充電速度よりも速くなるように蓄電素子11の配列を設定し、高電位側の蓄電素子11−1に対して放電回路32を設けても本実施形態を実現することはできるが、この場合、制御回路40の高耐圧化が必要となる。
なお、本実施形態においても第2の実施形態と同様に、制御回路40が、検出電圧差V2−V1に応じたオンデューティ比でスイッチ素子36をPWM制御するようにしてもよい。例えば、検出電圧差V2−V1とデューティ比の関係は単調増加(例えば、比例関係)となるようにしてもよい。また、検出電圧差V2−V1とデューティ比の関係を指定したデータテーブルをメモリ44に格納させておき、CPU42がデータテーブルを参照してオンデューティ比を決定してスイッチ素子36をPWM制御する構成としてもよい。
変形例.
上記において本発明の最も好適な実施形態を示したが、本発明は上記構成に限られず、以下に示すように種々の変形が可能である。
(1)スイッチ素子36の変形
上記各実施形態においては、スイッチ素子36をMOSFETで構成したが、スイッチ素子36はIGBT等他の種類の素子であってもよいし、リレースイッチであってもよい。スイッチ素子36がリレースイッチである場合には、蓄電素子11間の接続ノード(第1の実施形態においてはノードN2)と制御回路40の間の配線が不要となる。
(2)検出電圧差の変形
上記各実施形態においては、検出電圧差として検出電圧の差分(V1−V2、V2−V1、Vj−Vi)を用いて充電電圧のばらつきを判別する構成を示したが、検出電圧の比(V2/V1、Vj/Vi等)を用いて充電電圧のばらつきを判別する構成としてもよい。このように、本発明における「検出電圧差」は、上記の差分、比等のあらゆる比較演算の結果を含むものとする。
(3)充電状態を判断するためのパラメータの変形
上記各実施形態においては、スイッチ素子36の動作状態が各蓄電素子11の充電電圧によって決定される構成を示したが、スイッチ素子36の動作状態が各蓄電素子11の充電速度、すなわち、充電電圧の微分値によって決定されるようにしてもよい。具体的には、制御回路40は、上記検出電圧V1及び検出電圧V2のそれぞれの微分値に基づいて、蓄電素子11−1及び11−2における電圧上昇速度をそれぞれ充電速度v1及びv2として演算する。そして、制御回路40は、充電速度v1と充電速度v2の間の充電速度差が所定値va以下となるように、充電速度差に基づいてスイッチ素子36−1及び36−2の一方の動作状態を制御する。制御回路40は、充電速度v1が充電速度v2よりも高い場合には充電速度差v1−v2が所定値va以下となるように、スイッチ素子36−1を充電速度差v1−v2に応じたオンデューティ比でPWM制御する。また、制御回路40は、充電速度v2が充電速度v1よりも高い場合には、充電速度差v2−v1が所定値va以下となるように、スイッチ素子36−2を充電速度差v2−v1に応じたオンデューティ比でPWM制御する。このように、蓄電素子11−1及び11−2の充電速度差が所定範囲内となるように各スイッチ素子36がPWM制御されることにより、結果的に蓄電素子11−1及び11−2の充電電圧が略同一の状態で設定値Vsetまで充電される。
(4)スイッチ素子36のOFF復帰タイミングの変形
上記第1、第3及び第4の実施形態においては、検出電圧差が所定値Vaを超えた後に所定値Vb未満となった時点でスイッチ素子36がON状態からOFF状態に戻される構成を示したが、スイッチ素子36のOFF状態への復帰タイミングはこれに限られない。例えば、検出電圧差が所定値Vaを超えてスイッチ素子36がON状態とされた時点から、固定の(予め決められた)期間の経過後にスイッチ素子36がOFF状態に戻される構成としてもよい。
11、11−1、11−2、11−n 蓄電素子
12、12−1、12−2、12−n 電圧検出回路
30 バランス放電回路
32、32−1、32−2、32−n 放電回路
34、34−1、34−2、34−n 抵抗素子
36、36−1、36−2、36−n スイッチ素子
40 制御回路
100 閃光放電ランプ点灯装置(点灯装置)
200 昇圧充電回路
210 昇圧回路
220 充電回路
300 電流制御回路
400 中央制御部
500 閃光放電ランプ(ランプ)



Claims (9)

  1. 充電回路であって、
    直列接続された第1の蓄電素子及び第2の蓄電素子と、
    前記第1の蓄電素子及び前記第2の蓄電素子の電圧をそれぞれ第1の検出電圧及び第2の検出電圧として特定するために使用される電圧検出回路と、
    前記第1の蓄電素子に並列接続された、第1の抵抗素子と第1のスイッチ素子の直列回路、及び前記第2の蓄電素子に並列接続された、第2の抵抗素子と第2のスイッチ素子の直列回路を有するバランス放電回路と、
    前記第1及び第2の蓄電素子の充電時に、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧の間の検出電圧差が第1の所定値以下となるように、前記検出電圧差に基づいて前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子の一方の動作状態を制御する制御回路と
    を備えた充電回路。
  2. 請求項1に記載の充電回路において、前記制御回路が、前記第1の検出電圧から前記第2の検出電圧を減算した第1の検出電圧差が第1の所定値を超えた場合に前記第1のスイッチ素子を導通状態とし、又は前記第2の検出電圧から前記第1の検出電圧を減算した第2の検出電圧差が前記第1の所定値を超えた場合に前記第2のスイッチ素子を導通状態とするように構成された充電回路。
  3. 充電回路であって、
    直列接続された複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子のそれぞれの電圧を検出電圧として特定するために使用される電圧検出回路と、
    前記複数の蓄電素子のそれぞれに並列接続され、各々が抵抗素子とスイッチ素子の直列回路からなる複数の放電回路を有するバランス放電回路と、
    前記複数の蓄電素子の充電時に、前記検出電圧のうちの最小値を与える第1の蓄電素子を特定し、該第1の蓄電素子以外の他の蓄電素子の検出電圧から前記第1の蓄電素子の検出電圧を減算した検出電圧差が第1の所定値以下となるように、前記他の蓄電素子に並列接続された放電回路のスイッチ素子の動作状態を制御する制御回路と
    を備えた充電回路。
  4. 充電回路であって、
    直列接続された第1の蓄電素子及び該第1の蓄電素子よりも充電速度が高い第2の蓄電素子と、
    前記第1の蓄電素子及び前記第2の蓄電素子の電圧をそれぞれ第1の検出電圧及び第2の検出電圧として特定するために使用される電圧検出回路と、
    前記第2の蓄電素子に並列接続され、抵抗素子とスイッチ素子の直列回路からなるバランス放電回路と、
    前記第1及び第2の蓄電素子の充電時に、前記第2の検出電圧から前記第1の検出電圧を減算した検出電圧差が第1の所定値以下となるように前記スイッチ素子の動作状態を制御する制御回路と
    を備えた充電回路。
  5. 請求項4に記載の充電回路において、前記第1の蓄電素子が高電位側に、前記第2の蓄電素子が低電位側に接続された充電回路。
  6. 請求項2から5のいずれか一項に記載の充電回路において、前記第1の所定値を超えた検出電圧差が、前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値未満となった場合に、前記制御回路が、導通状態となっているスイッチ素子を開放するように構成された充電回路。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の充電回路において、前記制御回路が、動作状態の制御対象となるスイッチ素子を前記検出電圧差に応じたオンデューティ比でPWM制御するように構成された充電回路。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の充電回路において、前記制御回路が、充電電圧を放電させる指令を示す信号を受信した場合に全ての前記スイッチ素子を導通させるように構成された充電回路。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の充電回路と、
    前記充電回路に充電用の入力電力を供給する電力供給手段と、
    前記充電回路の充電電圧を電源として閃光放電ランプに供給される電流を制御する電流制御回路と、
    前記充電回路、前記電力供給手段及び前記電流制御回路を統括制御する中央制御部と
    を備えた閃光放電ランプ点灯装置。


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