JP2015011288A - 粉体搬送装置、現像装置、画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送装置、現像装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置高さを小さくする。【解決手段】第1粉体と磁性を有する第2粉体との混合体を搬送し、路幅を拡大する拡大部を有する搬送路と、前記拡大部の上方に設けられ、前記第1粉体を前記搬送路に供給する供給口と、前記搬送路内の前記混合体の粉面よりも一部が下方に位置するように前記拡大部内に設けられ、前記粉面よりも上方に磁力を発揮する磁力発揮域を有し、前記混合体が設定高さよりも増加すると前記搬送路内の混合体を前記磁力発揮域によって自らの外周に保持しながら自転し、且つ、自転により当該混合体を前記供給口に搬送して当該混合体で前記供給口を塞ぐ磁性部材と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、粉体搬送装置、現像装置、画像形成装置に関する。
特許文献1には、供給搬送路内供給下流端の近傍で滞留させた現像剤を通過させるように設けられ現像剤排出口と、排出された現像剤を外部に搬送する排出搬送路と、トナー濃度検知手段と、現像剤量検知手段とを有し、該現像剤量検知手段が現像剤量が所定量より少ないと検知した場合に、排出搬送路から現像剤搬送路に戻す現像装置が、開示されている。
特開2011−59246号公報
本発明は、装置高さを小さくすることを課題とする。
請求項1の発明は、第1粉体と磁性を有する第2粉体との混合体を搬送し、路幅を拡大する拡大部を有する搬送路と、前記拡大部の上方に設けられ、前記第1粉体を前記搬送路に供給する供給口と、前記搬送路内の前記混合体の粉面よりも一部が下方に位置するように前記拡大部内に設けられ、前記粉面よりも上方に磁力を発揮する磁力発揮域を有し、前記混合体が設定高さよりも増加すると前記搬送路内の混合体を前記磁力発揮域によって自らの外周に保持しながら自転し、且つ、自転により当該混合体を前記供給口に搬送して当該混合体で前記供給口を塞ぐ磁性部材と、を備える。
請求項2の発明は、前記搬送路外に前記第1粉体を排出するための開口部を更に備え、前記磁性部材は、前記混合体の粉面が前記設定高さ以下の場合に、前記供給口から供給された前記第1粉体を前記搬送路に搬送する。
請求項3の発明では、前記拡大部は、前記路幅を前記混合体の搬送方向における一部において他部よりも拡大するように設けられている。
請求項4の発明では、前記磁性部材の回転軸部は、前記設定高さよりも上方に配置されている。
請求項5の発明では、前記第1粉体はトナーであり、前記第2粉体はキャリアであり、前記混合体は現像剤であり、前記開口部から一部が露出するように設けられ、前記磁性部材とは別の磁性体による磁力により前記現像剤を保持して像保持体上の潜像を現像する現像部材を有する。
請求項6の発明は、前記像保持体と、前記像保持体の潜像を現像する請求項5に記載の現像装置と、を備える。
本発明の請求項1の構成によれば、搬送路内の混合体を磁性部材により保持して供給口を塞ぐ粉体搬送装置において、磁性部材の全部が、混合体の粉面よりも上方に位置する場合に比べ、粉体搬送装置の装置高さを小さくできる。
本発明の請求項2の構成によれば、磁性部材が、混合体の粉面が設定高さ以下の場合に第1粉体を搬送路に搬送しない場合に比べて、搬送路内の第1粉体と第2粉体の比率を安定化することができる。
本発明の請求項3の構成によれば、搬送路内の混合体の粉体量の変動が、より感度良く拡大部の粉面の変動に反映される。
本発明の請求項4の構成によれば、回転軸部が設定高さ以下の位置に配置される場合に比べ、回転軸部と、当該回転軸部を支持する支持部との間に現像剤が進入しにくい。
本発明の請求項5の構成によれば、磁性部材の全部が、現像剤の剤面よりも上方に位置する場合に比べ、現像装置の装置高さを小さくできる。
本発明の請求項6の構成によれば、本構成における現像装置を備えない場合に比べ、現像装置に対する上下の空間に配置される構成部品のレイアウトの自由度が向上する。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る現像装置の構成を示す側断面図である。 本実施形態に係る現像装置の構成の一部を示す平面図である。 本実施形態に係る磁性ロール周辺の構成を拡大した側断面図である。 変形例に係る磁性ロール周辺の構成を拡大した側断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(画像形成装置10の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を示す概略図である。
画像形成装置10は、図1に示されるように、各構成部品が設けられる画像形成装置本体11(筐体)を備えている。画像形成装置本体11の内部には、用紙等の記録媒体Pが収容される収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、が設けられている。また、画像形成装置本体11の上部には、画像形成部14によって画像が形成された記録媒体Pが排出される排出部18が設けられている。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト24と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写する第1転写部材としての第1転写ロール26と、第1転写ロール26によって中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写する第2転写部材としての第2転写ロール28と、第2転写ロール28によって中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる定着装置30と、を備えている。
なお、画像形成部14は、上記の構成に限られず、他の構成であっても良く、記録媒体Pに画像を形成するものであればよい。
画像形成ユニット22Y〜22Kは、水平方向に対して傾斜した状態で、画像形成装置本体11に並んで配置されている。また、画像形成ユニット22Y〜22Kは、一方向(例えば、図1における時計回り方向)へ回転する感光体32(像保持体の一例)をそれぞれ有している。なお、画像形成ユニット22Y〜22Kは、同様に構成されているので、図1において、画像形成ユニット22M、22C、22Kの各部の符号を省略している。
各感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置としての帯電ロール23と、帯電ロール23によって帯電した感光体32を後述の露光装置36が露光することで感光体32に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置80(粉体搬送装置の一例)と、感光体32に残留した残留トナーを除去する除去装置40と、が設けられている。なお、現像装置80の具体的な構成については後述する。
画像形成ユニット22Y〜22Kの斜め下方には、帯電ロール23によって帯電した感光体32を露光して感光体32に静電潜像を形成する露光装置36が設けられている。露光装置36は、制御部20から送られた画像信号に基づき静電潜像を形成するようになっている。制御部20から送られる画像情報としては、例えば、外部装置で生成されその外部装置から制御部20が取得する画像情報や、画像形成装置10において原稿等の画像を読み取ることで生成される画像情報などがある。
中間転写ベルト24は、図1に示されるように、環状に形成されると共に、画像形成ユニット22Y〜22Kの斜め上側に配置されている。中間転写ベルト24の内周側には、中間転写ベルト24が巻き掛けられる巻掛ロール42、43、44、45が設けられている。中間転写ベルト24は、例えば、巻掛ロール43が回転駆動することによって、感光体32と接触しながら一方向(例えば、図1における反時計方向)へ循環移動(回転)するようになっている。なお、巻掛ロール42は、中間転写ベルト24を挟んで第2転写ロール28に対向する対向ロールとされている。
第1転写ロール26は、それぞれ、中間転写ベルト24を挟んで感光体32に対向している。第1転写ロール26は、転写電圧(転写バイアス)の印加により、感光体32に形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写するようになっている。第1転写ロール26と感光体32との間が、感光体32に形成されたトナー画像が中間転写ベルト24に転写される第1転写位置T1とされている。
第2転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで巻掛ロール42に対向している。第2転写ロール28は、転写電圧(転写バイアス)の印加により、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を記録媒体Pに転写するようになっている。第2転写ロール28と巻掛ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される第2転写位置T2とされている。
搬送部16は、収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46に送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを第2転写位置T2へ搬送する複数の搬送ロール50と、を有している。
定着装置30は、第2転写位置T2から搬送された記録媒体Pに対し、第2転写位置T2で転写されたトナー画像を定着させる。この定着装置30よりも搬送方向下流側には、トナー画像が定着された記録媒体Pを記録媒体排出部18へ排出する排出ロール52が設けられている。
また、片面にトナー画像が定着された記録媒体Pを反転させて、再び第2転写位置T2へ送り戻すための反転搬送路37が、第2転写位置T2(搬送路48)に対する中間転写ベルト24とは反対側(図1における右側)に設けられている。記録媒体Pの両面に画像を形成する際には、片面にトナー画像が定着された記録媒体Pが、排出ロール52によりスイッチバックされて反転搬送路37に導かれて第2転写位置T2へ送り戻されるようになっている。
(画像形成動作)
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における、記録媒体Pへ画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10では、収容部12から送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが、複数の搬送ロール50によって第2転写位置T2へ送り込まれる。
一方、画像形成ユニット22Y〜22Kでは、帯電ロール23によって帯電した感光体32が、露光装置36によって露光されて感光体32に静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置80によって現像されて感光体32にトナー画像が形成される。画像形成ユニット22Y〜22Kで形成された各色のトナー画像は、各第1転写位置T1にて中間転写ベルト24に重ねられて、カラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト24に形成されたカラー画像が、第2転写位置T2にて記録媒体Pへ転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置30へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置30により定着される。記録媒体Pの片面へのみ画像を形成する場合は、トナー画像が定着された後、記録媒体Pは排出ロール52により排出部18へ排出される。記録媒体Pの両面へ画像を形成する場合には、片面に画像が形成された後、記録媒体Pは、排出ロール52でスイッチバックされ、反転して反転搬送路37へ送り込まれる。さらに、反転搬送路37から再び第2転写位置T2へ送り込まれ、画像が記録されていない反対面に、上記と同様に画像が形成され、記録媒体Pの両面へ画像が形成され、排出ロール52により排出部18へ排出される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
(現像装置80の構成)
次に、現像装置80(粉体搬送装置の一例)の構成を説明する。図2は、現像装置80の構成を示す側断面図である。図3は、現像装置80の構成の一部を示す平面図である。なお、下記のX方向、−X方向、Y方向、−Y方向は、図中の矢印方向を示すものである。
現像装置80は、図2に示されるように、各構成部材を収容する筐体82を有している。この筐体82内には、トナー(第1紛体の一例)と、磁性を有する磁性キャリア(第2紛体の一例)とを含む現像剤(混合体の一例)が収容された収容空間84が形成されている。この収容空間84は、後述の搬送路88と搬送路94とを有している。
また、筐体82には、感光体32側に向かって開口する開口部86が形成されている。この開口部86から一部が露出するように、感光体32へ現像剤中のトナーを供給する供給体としての現像ロール90(現像部材の一例)が筐体82内に設けられている。
現像ロール90は、後述の磁性ロール60とは別の磁性体による磁力により現像剤を保持すると共に、表面(外周面)に現像剤の磁気ブラシを形成し、当該現像剤を感光体32と対向する対向位置へ自転により搬送するようになっている。当該対向位置へ搬送される現像剤は、層規制部材89によって、現像剤の層の厚さ(現像剤量)が規制されるようになっている。そして、感光体32上に形成された静電潜像が、現像ロール90上のトナーによってトナー画像として可視化されるようになっている。このように、現像ロール90上のトナーが、開口部86を通じて感光体32に供給される。すなわち、開口部86は、後述の搬送路88外に、トナーを排出するための開口部の一例として機能するようになっている。
図3に示されるように、収容空間84における現像ロール90側(Y方向側)には、現像剤を搬送する搬送路88が、現像ロール90の軸方向(X方向)に沿って配置されている。搬送路88には、搬送路88の一端側(X方向端側)から他端側(−X方向端側)へ向けて現像剤を搬送する搬送部材92が配置されている。搬送部材92は、筐体82に回転可能に支持された回転軸92Aと、その回転軸92Aの軸周りに螺旋状に設けられた螺旋状部材92Bを備えている。
搬送部材92では、駆動部(図示省略)の駆動力が回転軸92Aに伝達され、回転軸92Aが回転するようになっている。螺旋状部材92Bは、回転軸92Aの回転により、回転軸92Aの軸方向の一方側(−X方向側)を向く搬送面92Cで現像剤を押しながら、当該現像剤を軸方向の一方(−X方向)へ搬送するようになっている。これにより、現像剤中のトナーと磁性キャリアとが攪拌されながら軸方向の一方(−X方向)へ搬送されるようになっている。そして、この搬送される現像剤が、現像ロール90の磁力により、現像ロール90へ供給されるようになっている。
なお、回転軸92Aには、螺旋状部材92Bとは逆巻の螺旋状部材(図示省略)が、螺旋状部材92Bに対する搬送方向下流側(−X方向側)の位置に適宜設けられている。これにより、現像剤が軸方向の他方(X方向)へ搬送され、搬送路88内の搬送方向他端部(−X方向端部)に現像剤が滞留するのが抑制される。
搬送路88に対する現像ロール90側とは反対側(−Y方向側)には、搬送路88で搬送された現像剤を搬送路88の搬送方向(−X方向)とは反対方向(X方向)へ搬送する搬送路94が配置されている。搬送路94は、搬送方向上流端部及び下流端部の各々が、搬送路88の搬送方向上流端部及び下流端部の各々と接続されており、搬送路94と搬送路88とで現像剤の循環経路を構成している。搬送路94と搬送路88とは、その搬送方向中間部において仕切壁87によって仕切られている。
搬送路94には、搬送路94の一端側(−X方向端側)から他端側(X方向端側)へ向けてトナーを搬送する搬送部材96が配置されている。搬送部材96は、筐体82に回転可能に支持された回転軸96Aと、その回転軸96Aの軸周りに螺旋状に設けられた螺旋状部材96Bと、を備えている。
搬送部材96では、駆動部(図示省略)の駆動力が回転軸96Aに伝達され、回転軸96Aが回転するようになっている。螺旋状部材96Bは、回転軸96Aの回転により、軸方向の一方側(X方向側)を向く搬送面96Cで現像剤を押しながら、当該現像剤を軸方向の一方(X方向)へ搬送するようになっている。これにより、現像剤中のトナーと磁性キャリアとが攪拌されながら軸方向の一方(X方向)へ搬送されるようになっている。
なお、回転軸96Aには、螺旋状部材96Bとは逆巻の螺旋状部材(図示省略)が、螺旋状部材96Bに対する搬送方向下流側(X方向側)の位置に適宜設けられている。これにより、現像剤が軸方向の他方(−X方向)へ搬送され、搬送路94内の搬送方向他端部(X方向端部)に現像剤が滞留するのが抑制される。
ここで、本実施形態では、現像ロール90から感光体32へトナーが供給されることで、収容空間84内のトナーが消費されると共に、後述の供給口98から搬送路94(収容空間84内)にトナーが供給されるようになっている。一方、磁性キャリアは、収容空間84からの排出及び収容空間84への供給がなされず、磁性キャリアの量は、変動しないようになっている。従って、トナーが供給されて現像剤全体の嵩(量)が増加することで、現像剤におけるトナー濃度が上昇し、トナーが消費されて現像剤全体の嵩(量)が減少することで、現像剤におけるトナー濃度が低下するようになっている。以下に、現像装置80におけるトナー濃度を調整する調整構造について説明する。
なお、トナーとキャリアとの間に斥力が生じ、収容空間84内の現像剤のみかけの体積が、現像剤の実際の供給量(増加量)に比べて大きくなる場合がある。この場合では、トナーの量が増加すると、増加したトナーの体積分よりも、現像剤の嵩(量)が高くなる。
(トナー濃度の調整構造)
本実施形態では、図3に示されるように、搬送路94は、搬送方向の一部において他部よりも路幅を拡大する拡大部94Aを有している。すなわち、拡大部94AのX方向長さは、搬送路94全体のX方向長さよりも短くなっている。
この拡大部94Aは、搬送路94における搬送路88側とは反対側部分(−Y方向側部分)に形成されている。すなわち、拡大部94Aは、搬送路94における搬送路88側とは反対側へ張り出すように形成されている。さらに、拡大部94Aは、搬送路94における搬送方向の上流側(−X方向側)に配置されている。
この拡大部94Aの上方には、図2に示されるように、トナーを搬送路94に供給するための供給口98が設けられている。具体的には、供給口98は、一例として筐体82に形成されている。
この拡大部94Aを含む搬送路94に対する搬送路88とは反対側(−Y方向側)には、トナーを収容するトナー収容部70が設けられている。トナー収容部70は、筐体72を有している。この筐体72には、トナーを収容する収容室74と、収容室74と通じる通路76が設けられている。通路76は、筐体82に形成された供給口98と通じている。収容室74には、通路76を通じ、供給口98に向けてトナーを搬送する搬送する搬送部材(図示省略)が設けられている。この搬送部材(図示省略)は、現像装置80の稼働時において駆動されて、収容室74内の現像剤を供給口98に搬送するようになっている。これにより、供給口98内の空間98Aにトナーが溜まってトナー溜まりが形成されるようになっている。このトナー溜まりからトナーが自重により供給口98を通じて拡大部94Aに落下することで、搬送路94にトナーが供給されるようになっている。
拡大部94A内には、磁力により現像剤を外周に保持可能な磁性ロール60(磁性部材の一例)が、搬送路94内の現像剤の剤面(粉面の一例(上面))よりも一部が下方に位置するように設けられている。
なお、設定高さHは、その高さよりも現像剤が増加すると、後述する作用により磁性ロール60が搬送路94内の現像剤を保持し始めるという高さである。これは、収容空間84内の現像剤におけるトナー濃度が、設定された所望の濃度範囲の上限となる場合の高さと対応する。また、設定高さHは、収容空間84内の底面からの高さ方向の長さを示す概念ではなく、磁性ロール60に対する相対的な高さ方向の位置を特定するための概念である。
磁性ロール60は、図4に示されるように、円筒状の円筒部材62と、円筒部材62の内部に収容された磁石64と、を有している。円筒部材62は、図3に示されるように、軸方向両端に設けられた回転軸部62A、62Bを介して、筐体82の側壁82A、82Bに回転可能に支持されている。この回転軸部62A、62Bは、図2に示されるように、設定高さHよりも上方に配置されている。
磁石64は、円筒状の回転軸部62Aの内部を通じて軸方向外側(X方向側)へ延び出た軸部66(図4参照)によって筐体82の側壁82Aに固定されている(図示省略)。この磁石64は、図4に示されるように、設定高さHよりも上方に位置している。
この磁石64は、設定高さHよりも上側に存在する現像剤をその重力に対抗して吸い上げて(吸引して)当該現像剤を円筒部材62の外周に吸着させる磁極G1(ピックアップ極)と、当該現像剤を円筒部材62の外周に保持するための磁極G2と、を有している。
磁極G2は、磁極G1(例えば、N極)とは逆極性の磁極(例えば、S極)とされている。このため、磁極G1から磁極G2へ向かう磁力線の束(磁場)が形成される。この磁場により、円筒部材62の外周に吸着された現像剤を保持するようになっている。なお、磁極G2は、磁極G1に対する円筒部材62の回転方向下流側であって、供給口98に対する円筒部材62の回転方向下流側に配置されている。
このように、磁性ロール60では、磁石64の磁極G1から磁極G2によって円筒部材62の外周に現像剤(磁性キャリア)を吸引して保持するための磁力を発揮する磁力発揮域63が構成されている。
これにより、磁性ロール60では、現像剤が設定高さHよりも増加するとその増加分を磁力発揮域63によって円筒部材62の外周に保持し、且つ、円筒部材62の回転により当該増加分を供給口98に搬送して当該増加分で供給口98を塞ぐようになっている。このように、供給口98を塞ぐことで、供給口98から搬送路94への現像剤の供給が停止されるようになっている。
なお、磁力発揮域63によって円筒部材62の外周に保持された増加分は、供給口98(磁力発揮域63)を超えて搬送されると、自重により、搬送路94に落下するようになっている。また、現像剤の剤面が設定高さH以下の場合には、磁性ロール60が、供給口98から供給されたトナーを、磁力発揮域63によって、円筒部材62の回転方向下流側へ搬送する。そして、当該トナーが自重により、搬送路94に落下するようになっている。このように、現像剤の剤面が設定高さH以下の場合には、磁性ロール60が、供給口98から供給されたトナーを搬送路94へ搬送するようになっている。
さらに、本実施形態では、搬送路94を構成する壁81は、図4に示されるように、搬送部材96の底面と側面(−Y方向側の側面)とに沿う壁83と、磁性ロール60の底面と側面(−Y方向側の側面)とに沿う壁85とを有している。壁85は、壁83の−Y方向側の端部83Aから連続している。さらに、壁85は、図4の二点鎖線で示す位置ではなく、壁83よりも一段上がった位置に形成されている。
そして、磁性ロール60の円筒部材62と壁85との隙間L2は、搬送部材96の回転軸96Aと壁83との隙間L1よりも小さくされている。すなわち、磁性ロール60の外周における現像剤が通る空間が、搬送部材96の外周における現像剤が通る空間よりも狭くされている。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
本実施形態では、現像剤の嵩が設定高さH以下である場合には、現像剤に対して磁性ロール60の磁力発揮域63による吸引力は作用しないか、当該吸引力が作用しても現像剤の重力等に対抗できず、現像剤は磁性ロール60に保持されない。このため、現像剤が供給口98に搬送されず、供給口98が現像剤で塞がれない。これにより、供給口98から供給されたトナーを磁性ロール60が搬送路94へ搬送する。
一方、現像剤が設定高さHよりも増加すると、その増加分に対して、磁力発揮域63の吸引力が当該増加分の重力等に対抗して作用し、その増加分が円筒部材62の外周に保持される。そして、円筒部材62の回転により当該増加分が供給口98に搬送され、当該増加分で供給口98が塞がれる。これにより、供給口98から搬送路94へのトナー供給が停止される。
このように、現像剤の嵩が設定高さH以下である場合には、トナーが供給され、現像剤の嵩が設定高さHを超えると、トナーの供給が停止される。これにより、収容空間84内(搬送路88内及び搬送路94内)の現像剤に対するトナー濃度の変動が許容範囲内に抑えられる。
さらに、本実施形態では、磁性ロール60の回転軸部62A、62Bは、設定高さHよりも上方に配置されている。このため、回転軸部62A、62Bが設定高さH以下の位置に配置される場合に比べ、回転軸部62A、62Bが現像剤と触れにくく、回転軸部62A、62Bと側壁82A,82Bとの間に現像剤が進入しにくい。これにより、回転軸部62A、62Bと側壁82A,82Bとの間の軸受部分の封止構造が簡易となる。
さらに、本実施形態では、磁性ロール60の外周における現像剤が通る空間(隙間L2(図4参照))が、搬送部材96の外周における現像剤が通る空間(隙間L1(図4参照))よりも狭くされている。このように、磁性ロール60の外周における現像剤が通る空間が狭小化されることで、搬送路94での現像剤の増加量が微量であっても、拡大部94Aの現像剤の嵩が上昇しやすい。
また、搬送部材92に対して搬送部材96による現像剤の搬送性を低くして、現像剤が滞留しやすくすること(例えば螺旋状部材96Bを螺旋状部材92Bよりも小径化するなど)で、収容空間84における搬送路94の増加量が微量であっても、搬送路94および拡大部94Aの現像剤の嵩が上昇しやすくなるようにしてもよい。
(変形例)
本実施形態では、磁性ロール60内部の磁石64によって磁力発揮域63が構成されていたが、これに限られず、例えば、図5に示されるように、壁85の一部をなす側壁85Aと磁性ロール60とに磁力を持たせて、磁力発揮域63を構成してもよい。
この構成では、例えば、設定高さHよりも上側に存在する現像剤をその重力に対抗して吸い上げて(吸引して)当該現像剤を円筒部材62の外周に吸着させる磁性板165(例えば、N極)が側壁85Aに設けられる。磁性ロール60には、磁性板165とは逆極性の磁石164(例えば、S極)が設けられている。このため、磁性板165から磁石164へ向かう磁力線の束(磁場)が形成される。この磁場により、円筒部材62の外周に吸着された現像剤を保持するようになっている。このように、磁性板165と磁石164とによって、磁力発揮域63が構成されている。
この構成によれば、現像剤が設定高さHよりも増加するとその増加分を磁力発揮域63によって円筒部材62の外周に保持し、且つ、円筒部材62の回転により当該増加分を供給口98に搬送して当該増加分で供給口98を塞ぐようになっている。
(他の変形例)
上記実施形態では、拡大部94Aが、搬送路94の搬送方向(X方向)の一部において路幅を拡大する構成であったが、これに限られず、拡大部94Aは、搬送路94の搬送方向の全体(全部)において路幅を拡大する構成であってもよい。この場合では、磁性ロール60も拡大部94AのX方向長さに対応して、長さが設定される。
上記実施形態では、磁性ロール60に保持された現像剤によって供給口98自体を塞ぐ構成であったが、これに限られず、供給口98に開閉部(ふた)を設け、この開閉部を磁性ロール60に保持された現像剤によって開閉する構成であってもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
10 画像形成装置
32 感光体(像保持体の一例)
60 磁性ロール(磁性部材の一例)
62A 回転軸部
80 現像装置(粉体搬送装置の一例)
86 開口部
90 現像ロール(現像部材の一例)
94 搬送路
94A 拡大部
98 供給口

Claims (6)

  1. 第1粉体と磁性を有する第2粉体との混合体を搬送し、路幅を拡大する拡大部を有する搬送路と、
    前記拡大部の上方に設けられ、前記第1粉体を前記搬送路に供給する供給口と、
    前記搬送路内の前記混合体の粉面よりも一部が下方に位置するように前記拡大部内に設けられ、前記粉面よりも上方に磁力を発揮する磁力発揮域を有し、前記混合体が設定高さよりも増加すると前記搬送路内の混合体を前記磁力発揮域によって自らの外周に保持しながら自転し、且つ、自転により当該混合体を前記供給口に搬送して当該混合体で前記供給口を塞ぐ磁性部材と、
    を備える粉体搬送装置。
  2. 前記搬送路外に前記第1粉体を排出するための開口部を更に備え、
    前記磁性部材は、前記混合体の粉面が前記設定高さ以下の場合に、前記供給口から供給された前記第1粉体を前記搬送路に搬送する
    請求項1に記載の粉体搬送装置。
  3. 前記拡大部は、前記路幅を前記混合体の搬送方向における一部において他部よりも拡大するように設けられている
    請求項1又は2に記載の粉体搬送装置。
  4. 前記磁性部材の回転軸部は、前記設定高さよりも上方に配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉体搬送装置。
  5. 前記第1粉体はトナーであり、
    前記第2粉体はキャリアであり、
    前記混合体は現像剤であり、
    前記開口部から一部が露出するように設けられ、前記磁性部材とは別の磁性体による磁力により前記現像剤を保持して像保持体上の潜像を現像する現像部材を有する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉体搬送装置としての現像装置。
  6. 前記像保持体と、
    前記像保持体の潜像を現像する請求項5に記載の現像装置と、
    を備える画像形成装置。
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