JP2015010796A - 面状採暖具 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常時に回路基板を構成する素子の破壊を防止し、メンテナンス性と安全性の高い面状採暖具を提供することを目的とする。
【解決手段】交流電源20と、ヒータ線22と可溶体23と温度検知線24とを一体に設けた発熱体21と、温度信号電圧Vaを出力する温度検出部25と、電力制御素子28を駆動する制御部27と、制御電源を供給する電源回路部31と、発熱抵抗35の熱により溶断する温度ヒューズ36と、発熱抵抗を駆動する発熱抵抗駆動部39と、電源回路部への通電を調整する電源保護回路56とを備え、可溶体23が溶融してヒータ線22と温度検知線24が短絡する異常が発生した場合、電源保護回路56は電源の共通線の電位を変化させ、温度検出部と、制御部と、電源回路部の電圧の上昇を防止ことにより、回路を構成する素子の破壊を防止し、回路基板の修理再生を可能とし、メンテナンス性と安全性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気カーペットや電気毛布などの広範囲を暖房するようにした面状採暖具の安全装置に関するものである。
従来、この種の面状採暖具の発熱体は、ヒータ線と温度検知線の間に可溶体を介在させた紐状の構成となっている。発熱体が異常過熱した場合、可溶体が溶融してヒータ線と温度検知線が短絡することにより、ヒータ線から短絡箇所を介して検知線に流れるショート電流により温度ヒューズに熱結合された発熱抵抗を加熱し、温度ヒューズを溶断させることによりヒータ線への通電を遮断する安全装置が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
図4〜図5は、特許文献1に記載された従来の面状採暖具を示すものである。図5に示すように、発熱体1は、ヒータ線2の上に、所定の温度で溶融する可溶体3を被覆し、その上に温度検知線4を設け、さらにその上を電気絶縁物5で被っている。この紐状の発熱体1を面状の敷物などに配線設置して暖房する。
図4に示すように、交流電源6のP点側が高い電圧となる正サイクル側においては温度信号線駆動部7のトランジスタ8がオフとなって温度検知線4をGNDから切り離し、交流電源6のN点側が高い電圧となる負サイクル側において、トランジスタ8がONとなり、温度検知線4はGNDに接続される構成となっている。
通常の使用状態においては、温度検知線4がGNDに接続されると、電源回路部11から温度検出部12、温度検知線4、GNDへと電流が流れ、温度検出部12の抵抗13と温度検知線4の抵抗値による分圧で温度信号電圧Vaが発生する。温度信号電圧Vaは温度検知線4の抵抗値変化によって変化し、温度検知線4の抵抗値はヒータ線2の温度によって変化している。この温度信号電圧Vaを制御部14に入力し、制御部14は温度信号電圧Vaに基づいてヒータ線2が所定の温度になるように電力制御素子15をコントロールしている。
一方、ヒータ線2が何らかの故障で異常過熱が発生して可溶体3が溶融し、ヒータ線2と温度検知線4が短絡した場合は、短絡箇所を介してヒータ線2と温度検知線4を流れるショート電流が発熱抵抗9に流れて発熱抵抗9が発熱する。発熱抵抗9と熱的に結合状態にある温度ヒューズ10は発熱抵抗9の発熱により加熱されて溶断することにより、ヒータ線2への通電が遮断される。
特許第4710512号公報
しかしながら、前記従来の構成では、発熱抵抗9を加熱するショート電流の経路としては、例えば、発熱体1の中間点でヒータ線2と温度検知線4が短絡した場合の経路は、交流電源6のP点側が高い電圧となる正サイクル時は、P点から温度ヒューズ10、ヒータ線2、短絡箇所a点、温度検知線4および温度検知線4からダイオード17、発熱抵抗9、ダイオード18、交流電源6のN点へと流れる経路となる。
短絡箇所a点は特定の箇所に限定されるものではなく、ヒータ線2および温度検知線4の全範囲で発生する可能性があり、しかも、温度ヒューズ10が溶断するまでは数秒から数十秒の時間が経過する。
温度ヒューズ10が溶断するまで間、短絡箇所a点によっては制御部14、温度検出部12、電源回路部11に交流電源6の高電圧が印加され部品破壊などのダメージが加わり、回路基板全体が再生不能となる可能性があった。
上記課題を解消する方法としては、一般的には、制御部14と温度検出部12に交流電源6の高電圧が到達しないように、ダイオードを制御部14から温度検知線4の間と、温度検出部12から温度検知線の間に挿入する方法が考えられる。しかしながら、この構成の場合、ダイオードには順電圧が存在し、その順電圧は素子個々に異なり、またその素子の温度によって変動するため、温度検出の精度を損なう問題点があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、温度検出の精度を損なわずに、最終安全回路として温度ヒューズが溶断した状態において回路基板の修理再生が可能にすることにより、メンテナンス性と安全性の高い面状採暖具を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の面状採暖具は、交流電源と、面状採暖具本体に配設し、ヒータ線と可溶体と温度検知線とを一体に設けた発熱体と、温度検知線の抵抗値変化を検出して温度信号電圧に変換する温度検出部と、温度検出部の温度信号電圧を処理してヒータ線の通電をオン、オフする電力制御素子を駆動する制御部と、少なくとも温度検出部と制御部へ制御電源を供給する電源回路部と、熱的に結合した発熱抵抗の熱により溶断する温度ヒューズと、発熱抵抗を駆動する能動半導体を備えた発熱抵抗駆動部と、電源回路部への通電を調整する電源保護回路とを含み、ヒータ線の異常過熱時に可溶体の溶融によりヒータ線と温度検知線が短絡した場合、電源保護回路は電源の共通線の電位を変化させ、少なくとも温度検出部と、制御部と、電源回路部の電圧の上昇を防止することを特徴とするものである。
これにより、ヒータ線の異常過熱時に可溶体の溶融によりヒータ線と温度検知線がショートにより発生した電源回路の異常を検出し、GNDの電位を変化させることにより、温度検出の精度を損なわずに、温度検出部と、制御部と、電源回路部に交流電源の過電圧が印加されないようにして回路を構成する素子の破壊を防止し、回路基板の修理再生が可能にすることができる。
また、温度検出部と、制御部と、電源回路部の機能を維持することにより、半導体で構成された発熱抵抗駆動部の動作を正常に維持することが可能となり、温度ヒューズを確実に溶断することにより高い安全性を確保することができ、メンテナンス性と安全性の高い面状採暖具を提供することができる。
本発明の面状採暖具は、メンテナンス性と安全性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における面状採暖具の制御系の構成を示す回路図 本発明の実施の形態1における発熱体の構成を示す模式図 本発明の実施の形態2における面状採暖具の制御系の構成を示す回路図 従来の面状採暖具の制御系の構成を示す回路図 従来の面状採暖具の発熱体の構成を示す模式図
第1の発明は、交流電源と、面状採暖具本体に配設し、ヒータ線と可溶体と温度検知線とを一体に設けた発熱体と、前記温度検知線の抵抗値変化を検出して温度信号電圧に変換する温度検出部と、前記温度検出部の前記温度信号電圧を処理して前記ヒータ線の通電をオン、オフする電力制御素子を駆動する制御部と、少なくとも前記温度検出部と前記制御部へ制御電源を供給する電源回路部と、熱的に結合した発熱抵抗の熱により溶断する温度ヒューズと、前記発熱抵抗を駆動する能動半導体を備えた発熱抵抗駆動部と、前記電源回路部への通電を調整する電源保護回路とを含み、前記ヒータ線の異常過熱時に前記可溶体の溶融により前記ヒータ線と前記温度検知線が短絡した場合、前記電源保護回路は電源の共通線の電位を変化させ、少なくとも前記温度検出部と、前記制御部と、前記電源回路部の電圧の上昇を防止することを特徴とする面状採暖具である。
これにより、ヒータ線の異常過熱時に可溶体の溶融によりヒータ線と温度検知線がショートにより発生した電源回路の異常を検出し、GNDの電位を変化させることにより、温度検出部と、制御部と、電源回路部に交流電源の過電圧が印加されないようにして回路を構成する素子の破壊を防止し、回路基板の修理再生が可能にすることができる。
また、温度検出部と、制御部と、電源回路部の機能を維持することにより、半導体で構成された発熱抵抗駆動部の動作を正常に維持することが可能となり、温度ヒューズを確実に溶断することにより高い安全性を確保することができ、メンテナンス性と安全性の高い面状採暖具を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における面状採暖具の制御系の構成を示す回路図であり、図2は発熱体の構成を示す模式図であり、
<1>面状採暖具の構成
本実施の形態における図示しない面状採暖具は、複数のシートを積層して形成し発熱体を内蔵した平板状の面状採暖具本体と、面状採暖具本体の一端に設置したコントローラと、コントローラに交流電源を供給する電源コードで構成されている。
図1に示す交流電源20は電源コードにより得ている。面状採暖具本体内には線状の発熱体21が略全面に亘って蛇行して配設されている。
発熱体21は図2に示すように、中心のガラス繊維21aの周囲にヒータ線22を螺旋状に巻回し、その外周にナイロン樹脂で絶縁体でもある可溶体23を形成し、可溶体23の外周に温度を検知する温度検知線24を螺旋状に巻回し、その外周にPVCの絶縁層21bが形成されている。
温度検知線24はヒータ線22の温度が上がるにつれて温度が上がり温度検知線24自身の抵抗値が上がる。逆にヒータ線22の温度が下がると温度検知線24自身の抵抗値は下がる。この温度検知線24の抵抗値変化を温度検出部25で電圧の変化に変換し検出することで発熱体21の温度を所定の温度に制御する。
温度検知線24は金属線を使用することから温度によって変化する抵抗の変化量が少ない。一般的には温度係数は正の係数で0.5[%/℃]程度であり、例えば80℃における抵抗値を990Ωに設定すると、温度制御として使用する20℃〜80℃でみると750Ω〜990Ωで、その変化量は240Ωである。この僅かな変化量を検出する必要があるので温度検知線24と直列接続する温度検出部25の電源とマイコンに供給される制御電源とを同一にし、温度信号電圧Vaを入力する制御部27の入力A/Dを10ビットにしている。
温度検出部25は抵抗26と温度検知線24とで制御電源の電圧を分圧して得られる電圧を温度信号電圧Vaとして出力する。温度信号電圧Vaは温度検知線24の抵抗値が大きくなるのに従って高くなるように変化を示す。この温度信号電圧Vaを制御部27に入力する。
制御部27は温度信号電圧Va値を認識して、発熱体21の温度が設定した所定の温度に達していないと判断している時は電力制御素子28のリレーコイル部29を駆動してリレー接点部30をONにする。リレー接点部30のONによりヒータ線22に交流電源20が供給される。
発熱体21の温度が設定した所定の温度、すなわち温度信号電圧Vaが設定した所定の電圧に達したと判断した時は、制御部27は電力制御素子28のリレーコイル部29の駆動を止めリレー接点部30をOFFにする。
温度信号電圧Vaを得るための制御電源は電源回路部31で発生する。電源回路部31は温度検出部25と制御部27へ同じ制御電源の電圧を供給する。同じ制御電源の電圧としているのは、マイコン等を含む制御部27へは許容動作電圧である制御電源の電圧(例えば5V)を供給するためであり、温度検出部25へは温度検知線24の小さな抵抗値変化であっても、電源電圧のずれや温度による微妙な電圧変化の影響がマイコンの読取に影響が出ないようにするためである。もし仮に両者が別電源であった場合、電源電圧が相互にずれれば、検出A/Dもずれてしまう。
温度検出部25の電源とマイコンに供給される制御電源とを同一にしているので、温度検知線24の変化を最大限に電圧の変化にするため、温度検出部25の抵抗26は、検出したい温度の時の温度検知線24と同じ抵抗値に設定する必要がある。そのため抵抗26の抵抗値は1000Ωにしている。
電源が5Vであるため、温度検知線24が80℃で990Ωのとき、温度検出部25へと流れる電流は、5÷(1000+990)の計算で2.5mAとなる。
また、電源回路部31には制御電源の電圧の平滑や瞬時電流を供給するためにコンデンサ32、33を内蔵する。
本実施の形態の面状採暖具は発熱体21の異常状態でヒータ線22への通電を遮断する安全装置を備えている。安全装置の構成および作用を以下に記載する。
安全装置は、図1に示すように、ヒータ線22への通電を遮断する温度ヒューズ36と、温度ヒューズ36を加熱する発熱抵抗35を駆動する発熱抵抗駆動部39とを主な構成部材としたものである。発熱抵抗駆動部39は発熱抵抗35に交流電源20を供給するスイッチング機能を形成する能動半導体のサイリスタ37とダイオードブリッジ44で構成されている。
温度検知線24の両端にはダイオード34を並列接続し、ダイオード34のカソードと接続している一端を温度検出部25へ接続し、さらに同じ一端はダイオード43と抵抗38を介して発熱抵抗駆動部39に接続されている。
発熱抵抗35は温度ヒューズ36と熱的に結合状態にありヒータ線22の異常過熱時にサイリスタ37がONすることによりダイオードブリッジ44により交流電源20が供給され、発熱して温度ヒューズ36を溶断する。
発熱抵抗35は温度ヒューズ36に対して絶縁性と熱的結合が必要なので絶縁物を充填した一体構成としており、発熱抵抗35の抵抗値は270Ω前後であり5W程の消費電力がかかれば温度ヒューズ36を溶断することが可能な発熱量を発生するようになっている。85Vの時、全位相の1/4の通電の時、6.6Wであるので溶断可能な発熱量である。
例えば、電力制御素子28のリレー接点部30が溶着故障を起こしヒータ線22が連続通電状態になると、発熱体21の温度が異常に高くなる。特に座布団などで保温された部分があるといち早く温度が上昇する。そうして発熱体21の温度が約170℃前後に達すると可溶体23は溶融して、ヒータ線22と温度検知線24が短絡してショート電流が流れる。このショート電流をトリガーとしてサイリスタ37のスイッチング動作を実施する。
本実施の形態で使用したサイリスタ37は、ゲート電圧が0.2V以下で確実にOFFし、0.8V以上で確実にONする。またゲートの電圧には加えてはいけない最大定格も存在する。通常の動作ではサイリスタがOFFし、異常が発生しヒータ線22と温度検知線24が発熱体21のどのポイントで短絡しても少なくとも交流電源20の正負どちらの位相でもONする様に抵抗38と抵抗58の抵抗値を設定する。
短絡箇所SがGNDから遠い場合であれば、交流電源20のP点側の電圧が高くなる正の期間でサイリスタにトリガーを掛けられる。また、短絡箇所SがGNDに近い場合は、交流電源20のN点側の電圧が高くなる負の期間でサイリスタにトリガーを掛けられる。
短絡箇所Sに流れるショート電流は、交流電源20のN点側の電圧が高くなる負サイクル期間においては、その経路は、N点からヒータ線22、短絡箇所S、温度検知線24および温度検知線24からダイオード34、ダイオード43、抵抗38、サイリスタ37のゲートからカソードへ抜け、ダイオードブリッジ44、温度ヒューズ36、交流電源20のP点へと流れる経路となる。
この電流により、サイリスタ37がOFFからONに転じ、交流電源20のN点からダイオードブリッジ44、発熱抵抗35からサイリスタ37のアノードからカソードへ抜け、再びダイオードブリッジ44を通って温度ヒューズ36、交流電源20のP点へと電流が流れる電流によって発熱抵抗35は発熱して温度ヒューズ36を十分に加熱でき、温度ヒューズ36を溶断させヒータ線22の通電を停止する。
また、交流電源20のP点側の電圧が高くなる正サイクル期間においては、その経路は、P点から温度ヒューズ36、電力制御素子28のリレー接点部30、ヒータ線22、短絡箇所S、温度検知線24、ダイオード43、抵抗38、サイリスタ37のゲートからカソードへ抜け、ダイオードブリッジ44、交流電源20のN点へと流れる経路となる。
この電流により、サイリスタ37がOFFからONに転じ、交流電源20のP点から温度ヒューズ36、ダイオードブリッジ44、発熱抵抗35からサイリスタ37のアノードからカソードへ抜け、再びダイオードブリッジ44を通って交流電源20のN点へと電流が流れる電流によって発熱抵抗35が発熱して温度ヒューズ36を加熱し、温度ヒューズ36を溶断させヒータ線22の通電を停止する。
サイリスタ37は、一度OFFからONに転じると、アノードとカソード間の電圧がゼロになるゼロクロス点までON状態を維持し続ける。例えば電源電圧が低く、短絡箇所Sが発熱体21に対しGND側の端かその反対側の端の時、交流電源の電圧が最大となる90度点でトリガーが掛かった場合、次のゼロクロス点までの90度の間、サイリスタはONし続ける。この交流電源の1/4の90度の間の電力で、尚且つ最低動作電圧で、発熱抵抗35の熱で温度ヒューズ36が溶断するように、発熱抵抗35の抵抗値の最大値が求められる。
また、本実施の形態の面状採暖具の特徴的な構成として、異常状態で制御回路を保護する電源保護回路56を備えている。電源保護回路56は、ヒータ線22と温度検知線24が短絡状態となる異常状態において、制御部27や温度検出部25や電源回路部31に高圧の交流電源20が印加されること防止し、制御回路を保護するものである。
通常動作しているときは、電源保護回路56のトランジスタ46は、ダイオード54と抵抗52とダイオード55と抵抗53で構成するベースバイアス回路によりONしている。これによりGNDの電圧とダイオード48のアノードまでは同電位の状態となっている。
一方、発熱体21の可溶体23が溶融して、ヒータ線22と温度検知線24が短絡してショート電流が流れる異常状態においては、交流電源20のP点側の電圧が高くなる正の期間では、交流電源20のP点から電力制御素子28のリレー接点部30、ヒータ線22から短絡箇所Sを介して温度検知線24に入り、制御部27や電源回路部31を通ってGNDに電流が流れ、トランジスタ46を通りダイオード48を通って交流電源20のN点に流れる。
発熱体21の短絡が電力制御素子28のリレー接点部30側に近い位置で発生した時は、制御部27の入力や、温度検出部25を通って電源回路部31の5V電源の出力に、交流電源20の高電圧が印加される。
このとき、仮に電源保護回路56のトランジスタ46がONのままで維持された場合、制御部27の入力や、温度検出部25や、電源回路部31に高電圧が印加される。発熱抵抗駆動部39が駆動され温度ヒューズ36を溶断する動作が開始された場合、温度ヒューズが発熱で溶断するまでの数秒〜数十秒までの間はこの高電圧が印加される可能性があり、その間に部品破壊などのダメージを与える事になる。
電源保護回路56を備えた本実施の形態の面状採暖具においては、5V電源がこの高電圧により、規定以上の電圧上昇があった場合(例えば5.5V以上に上昇)。ツェナーダイオード40と抵抗41と抵抗42とで構成する電圧変換でトランジスタ45をONにし、その結果、トランジスタ46のベース電圧がエミッタと同電位になりトランジスタ46がOFFとになる。
トランジスタ46がOFFとなると、電源の共通線であるGNDの電圧は、電源回路部31の5V電圧とGND電圧との差がほぼ0Vになる。
これらの一連の動作は、非常に高速に動作するため、電源回路部31の5V電圧が高圧になる前の、ほとんど同時にトランジスタ46が動作し、保護動作が行われる。
また、これらの動作が発熱抵抗駆動部39のサイリスタ37のゲート電圧が、GND電圧の上昇に伴い上昇し、サイリスタ37のON状態を補助する動きとなる。
次に、交流電源20のN点側の電圧が高くなる負の期間では、交流電源20のN点からヒータ線22へ流れ、短絡箇所Sを通過して温度検知線24に入り、制御部27や電源回路部31を通ってGNDに電流が流れ、トランジスタ46を通り、抵抗50、ダイオード51、温度ヒューズ36を通り交流電源20のP点へ流れる。
発熱体21の短絡が、GND側に近い位置で発生した時は、ダイオード34を通過し、制御部27の入力や、温度検出部25を通って電源回路部31の5V電源の出力に、交流電源20の高電圧が印加される。
このとき、この発熱体21の短絡箇所Sを流れる電流の電圧は、電流が流れる抵抗50で電圧降下を引き起こす、その結果、トランジスタ47のベース電圧が上がり、トランジスタ47をONさせ、トランジスタ46のベース電圧がエミッタと同電位になりトランジスタ46がOFFとなる。
トランジスタ46がOFFとなると、GNDの電圧は電源回路部31の5V電圧とGND電圧との差がほぼ5Vになったところで抵抗50を流れる電流が減少し、トランジスタ46のコレクタとエミッタが一定の抵抗を持ったのと同等の状態になり回路がバランスする。
これらの一連の動作は、非常に高速に動作するため、電源回路部31の5V電圧が高圧になる前の、ほとんど同時にトランジスタ46が動作し、保護動作が行われる。
尚また、これらの動作が発熱抵抗駆動部39のサイリスタ37のゲート電圧が、GND電圧の上昇に伴い上昇し、サイリスタ37のON状態を維持する動きとなる。
抵抗50の抵抗値は、通常動作で流れ得る電流が流れたとき、電圧降下で発生する電圧が、トランジスタ47がON動作を始める前の0.6Vを越えないよう設定する。
<2>面状採暖具の作用、効果
以上のように構成された面状採暖具は通常の使用状態においては、面状採暖具に通電が開始されると、発熱体21のヒータ線22に交流電流が印加され、ヒータ線22が昇温するとともに、温度検知線24および面状採暖具の本体が昇温される。
温度検知線24は温度が上がるにつれて温度検知線24自身の抵抗値が上がる。逆にヒータ線22の温度が下がると温度検知線24自身の抵抗値は下がる。温度検出部25は抵抗26と温度検知線24とで制御電源の電圧を分圧して得られる電圧を温度信号電圧Vaとして出力する。温度信号電圧Vaは温度検知線24の抵抗値が大きくなるのに従って高くなるように変化を示す。この温度信号電圧Vaを制御部27に入力する。
制御部27は温度信号電圧Va値を認識して、発熱体21の温度が設定した所定の温度に達していないと判断している時は電力制御素子28のリレーコイル部29を駆動してリレー接点部30をONにする。リレー接点部30のONによりヒータ線22に交流電源20が供給される。
発熱体21の温度が設定した所定の温度、すなわち温度信号電圧Vaが設定した所定の電圧に達したと判断した時は、制御部27は電力制御素子28のリレーコイル部29の駆動を止めリレー接点部30をOFFにすることにより、ヒータ線22への通電は停止する。
ヒータ線22への通電が停止することにより発熱体21の温度が低下し、温度信号電圧Vaが変化し、制御部27が所定の温度以下と判断すると、ヒータ線22への通電を再開する。このように、制御部27がヒータ線22への通電をON、OFFを繰り返すことにより面状採暖具の温度を設定された温度に保つ。
一方、電力制御素子28のリレー接点部30が溶着故障を起こしヒータ線22が連続通電状態となる異常状態となった場合、発熱体21の温度が異常に高くなる。発熱体21の温度が約170℃前後に達すると可溶体23は溶融して、ヒータ線22と温度検知線24が短絡してショート電流が流れる。
短絡箇所SがGNDから遠い場合であれば、交流電源20のP点側の電圧が高くなる正の期間でサイリスタにトリガーを掛けられる。また、短絡箇所SがGNDに近い場合は、交流電源20のN点側の電圧が高くなる負の期間でサイリスタにトリガーを掛けられる。
短絡箇所Sに流れるショート電流は、交流電源20のN点側の電圧が高くなる負サイクル期間においては、その経路は、N点からヒータ線22、短絡箇所S、温度検知線24および温度検知線24からダイオード34、ダイオード43、抵抗38、サイリスタ37のゲートからカソードへ抜け、ダイオードブリッジ44、温度ヒューズ36、交流電源20のP点へと流れる経路となる。
この電流により、サイリスタ37がOFFからONに転じ、交流電源20のN点からダイオードブリッジ44、発熱抵抗35からサイリスタ37のアノードからカソードへ抜け、再びダイオードブリッジ44を通って温度ヒューズ36、交流電源20のP点へと電流が流れる電流によって発熱抵抗35は発熱して温度ヒューズ36を十分に加熱でき、温度ヒューズ36を溶断させヒータ線22の通電を停止する。
また、交流電源20のP点側の電圧が高くなる正サイクル期間においては、その経路は、P点から温度ヒューズ36、電力制御素子28のリレー接点部30、ヒータ線22、短絡箇所S、温度検知線24、ダイオード43、抵抗38、サイリスタ37のゲートからカソードへ抜け、ダイオードブリッジ44、交流電源20のN点へと流れる経路となる。
この電流により、サイリスタ37がOFFからONに転じ、交流電源20のP点から温度ヒューズ36、ダイオードブリッジ44、発熱抵抗35からサイリスタ37のアノードからカソードへ抜け、再びダイオードブリッジ44を通って交流電源20のN点へと電流が流れる電流によって発熱抵抗35が発熱して温度ヒューズ36を加熱し、温度ヒューズ36を溶断させヒータ線22の通電を停止する。
また、上記のように発熱抵抗35に通電される異常状態が発生した場合、電源回路部31の5V電圧が高圧になる前に、電源保護回路56のトランジスタ46が動作し、制御部27や温度検出部25や電源回路部31を保護する保護動作が実施される。
以上のように、本実施の形態における面状採暖具は、ヒータ線の異常過熱時に可溶体が溶融し、ヒータ線と温度検知線が短絡する異常状態において、ヒータ線と温度検知線の短絡箇所により変化するショート電流が微弱である場合でも、発熱抵抗駆動回路を構成するサイリスタのスイッチ動作を用いることにより、別電源に接続された発熱抵抗への供給電力を十分に確保し、発熱抵抗で加熱された温度ヒューズを所定の時間内に確実に溶断することにより、ヒータ線への通電を短時間かつ確実に遮断することが可能となり、面状採暖具の安全性と信頼性を向上することができるものである。
また、発熱抵抗を加熱する電源と温度検知線に流れる電源を別にしたことにより、温度検知線の抵抗値を小さくする必要が無くなり、温度検出の時間の短縮と電源回路部の電流容量を小さくすることができるので、電源部の低容量化が可能となり、コントローラを小型かつ低コストで形成することが可能となる。
また、電源回路部の電圧および電流を監視し、電源の共通線の電位を調整する電源保護回路を備えたことにより、ヒータ線の異常過熱時に可溶体の溶融によりヒータ線と温度検知線がショートにより発生した電源回路の異常を検出し、電源の共通線であるGNDの電位を変化させることにより、温度検出部と、制御部と、電源回路部に交流電源の過電圧が印加されないようにして回路を構成する素子の破壊を防止し、回路基板の修理再生が可能にすることができる。
また、温度検出部と、制御部と、電源回路部の機能を維持することにより、半導体で構成された発熱抵抗駆動部の動作を正常に維持することが可能となり、温度ヒューズを確実に溶断することにより高い安全性を確保することができ、メンテナンス性と安全性の高い面状採暖具を提供することができる。
(実施の形態2)
図3は実施の形態2における面状採暖具の制御系の回路図を示すものである。
本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、実施の形態1においては、面状採暖具は1個の発熱体21のみを備えた構成としたが、本実施の形態における面状採暖具は2面の発熱面を備え、それぞれの発熱面に発熱体を備えたものである。一般的な電気カーペット等の面状採暖具は、このように2面以上の複数の発熱面毎に複数の発熱体を備えたものも多く採用されている。
図3に示すように、2個の発熱体21A、21Bは実施の形態1と同様の構成であり、それぞれヒータ線22A、21Bと、可溶体23A、23Bと、温度検知線24A、24Bを備えている。また、それぞれの発熱体21A、21Bには個別の発熱抵抗駆動部39A、39Bが設置されている。発熱抵抗駆動部39A、39Bのショート電流の入力部であるダイオード43A、43Bのカソードと抵抗38A、38Bとの間で、2個の回路を電気的に接続する接続経路57が設置されている。
上記構成においては、どちらの面でヒータ線の異常過熱が発生し、ヒータ線と温度検知線が短絡した場合、ショート電流は接続経路57を介して両方の発熱抵抗駆動部39A、39Bを並列駆動することができる。この場合、半導体で構成したこれら発熱抵抗駆動部39A、39Bの各部品の故障率の二乗の故障率となり、両方の発熱抵抗駆動部39が故障してしまう率を大きく低減することができ、安全性と信頼性をより向上することができる。
なお、図3においては発熱体および発熱抵抗駆動部を、それぞれ2個設置した構成としたが、これに限るものではなく3個以上の発熱体および発熱抵抗駆動部を設置した構成でも同様な効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる面状採暖具は、温度検出の精度を損なわずに、回路基板の素子の破壊を防止しメンテナンス性を向上することができるので、他の加熱機器の制御回路等の用途にも適用できる。
20 交流電源
21 発熱体
21A 発熱体
21B 発熱体
22 ヒータ線
22A ヒータ線
22B ヒータ線
23 可溶体
23A 可溶体
23B 可溶体
24 温度検知線
24A 温度検知線
24B 温度検知線
25 温度検出部
27 制御部
28 電力制御素子
31 電源回路部
35 発熱抵抗
36 温度ヒューズ
37 サイリスタ(能動半導体)
39 発熱抵抗駆動部
39A 発熱抵抗駆動部
39B 発熱抵抗駆動部
56 電源保護回路
Va 温度信号電圧

Claims (1)

  1. 交流電源と、
    面状採暖具本体に配設し、ヒータ線と可溶体と温度検知線とを一体に設けた発熱体と、
    前記温度検知線の抵抗値変化を検出して温度信号電圧に変換する温度検出部と、
    前記温度検出部の前記温度信号電圧を処理して前記ヒータ線の通電をオン、オフする電力制御素子を駆動する制御部と、
    少なくとも前記温度検出部と前記制御部へ制御電源を供給する電源回路部と、
    熱的に結合した発熱抵抗の熱により溶断する温度ヒューズと、
    前記発熱抵抗を駆動する能動半導体を備えた発熱抵抗駆動部と、
    前記電源回路部への通電を調整する電源保護回路と、を含み、
    前記ヒータ線の異常過熱時に前記可溶体の溶融により前記ヒータ線と前記温度検知線が短絡した場合、前記電源保護回路は電源の共通線の電位を変化させ、少なくとも前記温度検出部と、前記制御部と、前記電源回路部の電圧の上昇を防止することを特徴とする、
    面状採暖具。
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