JP2015009980A - 搬送速度切換可能なコンベヤーチェーン及びコンベヤー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な作業により搬送速度を定速及び倍速のいずれかに切換えることができ、設備コストを低減することができると共に搬送作業を効率化する。
【解決手段】本体23に対する走行切換アタッチメント33の非装着時においては、コンベヤーチェーン7の走行に伴って回転する倍速回転体29上に被搬送物を載置して倍速搬送可能にする一方、本体23に対する走行切換アタッチメント33の装着時においては、該走行切換アタッチメント33上に載置された被搬送物をコンベヤーチェーン7の走行に伴って定速搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送形態に対応して被搬送物を定速(本発明において定速とは、コンベヤーチェーンの走行速度に対応する搬送速度を意味する。)及び倍速(本発明において倍速とは、コンベヤーチェーンの走行速度に倍速回転体の周速度を加算した搬送速度を意味する。)のいずれかに切換えて搬送することが可能な搬送速度切換可能なコンベヤーチェーン及びコンベヤー装置に関する。
従来公知のコンベヤー装置は、搬送方向の上手側又は下手側にて回転可能に軸支され、駆動用電動モータが連結された駆動軸に設けられた駆動回転体及び上記とは反対側にて回転可能に軸支された従動軸に設けられた従動回転体にコンベヤーチェーンを掛渡し、駆動用電動モータの駆動に伴って走行するコンベヤーチェーン上に載置された被搬送物を所定の方向へ定速搬送する。
しかし、この種のコンベヤー装置は、被搬送物をコンベヤーチェーンの走行速度に対応する速度でしか搬送することができず、被搬送物を高速度で搬送するには、高回転及び高トルクの駆動用電動モータを使用して高速度化する必要があり、この場合にあっては、コンベヤー装置自体が高コスト化及び大型化する問題を有している。
また、コンベヤー装置自体を高速搬送可能なコンベヤー装置に交換する場合にあっては、要求される搬送速度に対応する複数種類のコンベヤー装置を必要し、設備コストが増大すると共に装置の交換に手間と時間がかかり、搬送作業効率が悪くなる問題を有している。
一方、特許文献1に示すコンベヤーチェーンは、前方端縁と後方端縁から千鳥状に突出する複数のヒンジ部を備えた多数のチェーンリンクをヒンジピンによりチェーン長手方向にそれぞれ連結すると共にボール保持部にフリーボールをチェーンリンクの表裏両面に突出するように回転するように支持し、チェーンリンクの表面に突出したフリーボールの外周面に支持された被搬送物をチェーンの走行に伴って回転するフリーボールにより倍速で搬送するものである。
しかし、該コンベヤーチェーンが装着されたコンベヤー装置にあっては、被搬送物をコンベヤーチェーンの走行速度の倍速でしか搬送することができないため、搬送用途が限られて搬送作業効率が悪い問題を有している。
なお、特許文献2を参考として示す。該特許文献2には、ローラーコンベヤーのローラー間をカバーするカバー本体部、ローラー間の間隔寸法よりも開いた状態となる抜止め用係合部、ローラー間を通じてカバー本体部と抜止め用係合部とを連接する脚部を備え、カバー本体部を隣り合うローラーの外周部に摺動可能に支承した状態において脚部と抜止め用係合部を隣り合うローラーに対して非押圧状態で接触又は非接触状態となるサイズとし、抜止め用係合部を弾性変形してローラー間に通過させた後に弾性復元してローラー間に装着されるローラー間カバーが開示されている。
該ローラー間カバーは、ローラー間にネジやナット、工具、その他の異物が落下して走行不能になるのを防止することを目的とするもので、コンベヤー装置による搬送速度を切換可能にするものではない。
特開2006−327711号公報 特開2003−312825号公報
解決しようとする問題点は、被搬送物の搬送速度を定速及び倍速のいずれかに切換えるには、それぞれの搬送速度に対応するコンベヤー装置とする必要があり、搬送速度が異なる多種類のコンベヤー装置を必要とし、設備コストが増大する点にある。被搬送物に応じた搬送速度のコンベヤー装置を入れ換えるには、多くの手間と時間を必要とし、搬送作業効率が悪くなる点にある。
本発明の請求項1は、本体の搬送方向一方側にて搬送直交方向へ突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた軸支部及び本体の搬送方向他方側にて上記軸支部間に位置するように突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸受孔を設けた軸受部を有したチェーン単位部材相互を、隣接する一方のチェーン単位部材の軸支部に他方のチェーン単位部材の軸受部を位置させると共に該軸受部に上記本体の高さより大径で、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた倍速回転体を配置し、これら軸支孔及び軸受孔に固定ピンを挿通して無端状に連結したコンベヤーチェーンにおいて、上記本体に対し、被搬送物の載置面が倍速回転体の外周上部より上方に位置する高さの走行切換アタッチメントを着脱可能に設け、本体に対する走行切換アタッチメントの非装着時においては、コンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体上に被搬送物を載置して倍速搬送可能にする一方、本体に対する走行切換アタッチメントの装着時においては、該走行切換アタッチメント上に載置された被搬送物に対してコンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体を非接触として定速搬送することを主要な特徴とする。
請求項6は、搬送方向へ延出する支持面を有した一対の支持フレームを搬送直交方向に対して所定の間隔をおいて相対して固定した本体フレームと、上記各支持フレームにおける搬送方向の一方端部に回転可能に軸支され、駆動回転体が設けられた駆動軸と、該駆動軸に駆動連結されて回転駆動する電動モータと、上記各支持フレームにおける搬送方向の他方端部に回転可能に軸支され、従動回転体が設けられた従動軸と、上記駆動回転体及び従動回転体に掛渡される無端状のコンベヤーチェーンとを備えたコンベヤー装置において、上記コンベヤーチェーンは、本体の搬送方向一方側にて搬送直交方向へ突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた軸支部及び本体の搬送方向他方側にて上記軸支部間に位置するように突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸受孔を設けた軸受部を有したチェーン単位部材相互を、隣接する一方のチェーン単位部材の軸支部に他方のチェーン単位部材の軸受部を位置させると共に該軸受部に上記本体の高さより大径で、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた倍速回転体を配置し、これら軸支孔及び軸受孔に固定ピンを挿通して無端状に連結してなると共に上記本体に対し、被搬送物の載置面が倍速回転体の外周上部より上方に位置する高さの走行切換アタッチメントを着脱可能に設け、本体に対する走行切換アタッチメントの非装着時においては、コンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体上に被搬送物を載置して倍速搬送可能にする一方、本体に対する走行切換アタッチメントの装着時においては、該走行切換アタッチメント上に載置された被搬送物に対してコンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体を非接触として定速搬送することを最も主要な特徴とする。
本発明は、簡易な作業により搬送速度を定速及び倍速のいずれかに切換えることができ、設備コストを低減することができると共に搬送作業を効率化することができる。
定速走行に切換えられたコンベヤー装置の概略を示す斜視図である。 定速走行用コンベヤーチェーンにおけるチェーン単位相互の関係を示す分解斜視図である。 図2におけるA−A線に対応する箇所におけるチェーン単位部材の縦断面図である。 図2におけるB−B線に対応する箇所におけるチェーン単位部材の縦断面図である。 倍速走行に切換えられたコンベヤー装置の概略を示す斜視図である。 倍速搬送状態を示す説明図である。 定速搬送状態を示す説明図である。 チェーン単位部材に対する定速走行切換アタッチメントの取付け変更例を示す説明図である。 固定ピンによるチェーン単位部材相互の連結変更例を示す説明図である。
本体に対する走行切換アタッチメントの非装着時においては、コンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体上に被搬送物を載置して倍速搬送可能にする一方、本体に対する走行切換アタッチメントの装着時においては、該走行切換アタッチメント上に載置された被搬送物に対してコンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体を非接触として定速搬送することを最良の実施形態とする。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1乃至図5に示すようにコンベヤー装置1の本体フレーム2は、搬送方向がすく肉とも被奔走物の搬送方向幅以上の所定長さで、被搬送物5の搬送直交方向幅に対応する所定の間隔をおいて相対し、固定部材9により固定される一対の支持フレーム3により構成され、各支持フレーム3の少なくとも上部には、搬送方向の全体に亘って後述するコンベヤーチェーン7の搬送直交方向幅で水平方向へ延出する支持面3aを有している。
上記各支持フレーム3の搬送方向下手側には、搬送直交方向に軸線を有した駆動軸11が回転するように軸支され、該駆動軸11には、一方の支持フレーム3の搬送方向下手側に設けられた電動モータ13が駆動連結される。上記各支持面3aの延長線上に応じた駆動軸11には、スプロケット等の駆動回転体15が設けられる。
また、各支持フレーム3の搬送方向上手側には、搬送直交方向に軸線を有した従動軸17が回転するように軸支され、上記各支持面3aの延長線上に応じた従動軸17には、スプロケット等の従動回転体19が設けられる。
なお、上記駆動軸11は、電動モータ13の出力軸に設けられた歯車が噛合う歯車(いずれも図示せず)が設けられ、電動モータ13の駆動に伴って所定の減速比で回転される。また、各支持フレーム3の搬送方向上手側に駆動軸11を、また搬送方向下手側に従動軸17をそれぞれ回転するように軸支してもよい。
そして被搬送物5の搬送長に対応する個数のコンベヤー装置1を連結してコンベヤーシステムを構成する。
上記した各駆動回転体15及び従動回転体19間には、無端状のコンベヤーチェーン7がそれぞれの支持面3aに支持された状態で掛渡される。各コンベヤーチェーン7は、搬送長さに応じた個数のチェーン単位部材21を無端状に連結して構成される。
該チェーン単位部材21は、合成樹脂、金属等により形成され、その本体23には、搬送直交方向両端部にて、例えば搬送方向下手側へ突出する軸支部25と、搬送方向上手側にて各軸支部25の内面に位置するように突出する軸受部27を一体に設けてなる。各軸支部25及び軸受部27には、軸支孔25a及び軸受孔27aがそれぞれ形成される。なお上記した一方の軸支孔25aは、外側に大径部が形成される。
そしてチェーン単位部材21相互は、搬送方向下手に位置するチェーン単位部材21における軸受部27を搬送方向上手に位置するチェーン単位部材27における軸支部25の内面に進入させた後、軸受部27間に合成樹脂、金属等からなる倍速回転体としての倍速ローラー29を位置させた状態で合成樹脂、金属等の固定ピン31を軸支孔25a、29a及び軸受孔27a内に挿通して連結する。
上記倍速ローラー29は、チェーン単位部材21相互を連結した際にその外周上部が本体23の上面から突出すると共に外周下部が本体23の下面から突出して支持面3a上を転動可能で、所望の倍速搬送速度からコンベヤーチェーン7の走行速度を減じた周速度に対応する外径からなり、中心部には、搬送直交方向へ延出する軸支孔27aが上記軸支孔25a及び軸受孔27aと一致する内径で形成される。
上記固定ピン31は、相対する軸支孔25aに挿通する軸線長さで、一方の軸端部には、対応する一方の軸支孔25aから突出した先端部に抜け止め部材31aを挿嵌して抜け止めされる。
各チェーン単位部材21における本体23の搬送方向両端部には、搬送方向(搬送直交方向)と直交する図示する上下方向に軸線を有した挿通孔23aがそれぞれ形成され、コンベヤー装置1を定速走行して被搬送物5を搬送する際に走行切換アタッチメント33が本体23上に位置するように取り付けられる。
上記走行切換アタッチメント33は、合成樹脂、好ましくは摩擦係数が高い合成樹脂、金属材からなり、本体23の上面に取り付けた際に、その上面が倍速ローラー29の上部外周面より高くなる厚さに形成される。また、該走行切換アタッチメント33における搬送直交方向の両端部下面には、挿通孔23a内に挿入される固定軸33aがそれぞれ一体に設けられる。各固定軸33aの先端部には、本体23の下面に係合する係合部33bが形成されると共に基端側へ延びる割溝33cが形成される。
次に、上記のように構成されるコンベヤー装置1による被搬送物5の搬送作用を説明する。
先ず、被搬送物5を倍速搬送する際の作用に付いて説明すると、コンベヤー装置1のコンベヤーチェーン7は、各チェーン単位部材21に走行切換アタッチメント33が非装着になっている。この状態において各チェーン単位部材21相互を連結する固定ピン31に取り付けられる倍速ローラー29は、その下部外周面が支持フレーム3の支持面3a上にて転動するように支持されると共にその上部外周面が本体23の上面から上方へ突出している。
上記状態にて電動モータ13の駆動によりコンベヤー装置1の各コンベヤーチェーン7を図に示す実線矢印方向へ走行させながら被搬送物5を、その下面が各コンベヤーチェーン7における各チェーン単位部材21の倍速ローラー29の上部外周面に支持されるように載置すると、被搬送物5は、実線矢印方向へ走行するコンベヤーチェーン7の走行速度に支持面3a上にて転動する倍速ローラー29の周速度を加算した倍速度で搬送される。(図6参照)
一方、被搬送物5を定速度で搬送するには、コンベヤーチェーン7の各チェーン単位部材21に対し、挿通孔23a内に固定軸33aに挿入して走行切換アタッチメント33を取り付ける。挿通孔23a内に対し、先端部に係合部33bが設けられた固定軸33aを挿入する際、先端部の割溝33cにより係合部33bを縮径して挿入孔23a内への挿入を可能にする一方、係合部33bが挿入孔23aから飛び出した際には、その弾性復元力により拡径して係合部33bを本体23の下面に係止して抜け止めさせる。また、装着された走行切換アタッチメント33の上面が倍速ローラー29の上部外周より上方に位置している。(図7参照)
そして上記状態にて電動モータ13の駆動によりコンベヤー装置1の各コンベヤーチェーン7を図に示す実線矢印方向へ走行させながら被搬送物5を走行切換アタッチメント33の上面に支持されるように載置すると、被搬送物5は、倍速ローラー29の上部外周面に対して非接触状態になり、実線矢印方向へ走行するコンベヤーチェーン7の走行速度で搬送される。
本実施形態は、コンベヤーチェーン7における各チェーン単位部材21に対する走行切換アタッチメント33の着脱によりコンベヤー装置1の搬送速度を定速または倍速に切換えることができ、被搬送物5の搬送形態に対応する最適な搬送速度で搬送することができる。
上記説明は、走行切換アタッチメント33の固定軸33a先端部に係合部33b及び割溝33cを設け、挿通孔23aに対する固定軸33aの挿入を可能にすると共に挿入後においては係合部33bを本体23の下面に係止して抜け止めする構成としたが、図8(図8は、固定軸33aの先端部にCリングの抜け止め部材を取り付けた例を示す。また、図8においては、実施例と同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。)に示すように固定軸33aの先端部に小径部33dを形成し、挿通孔23aから突出した固定軸33aの先端部に設けられた小径部にCリング等の抜け止め部材81を取り付けて抜け止めすることにより固定する構成としてもよい。
上記説明は、倍速回転体を円柱状の倍速ローラー29として構成したが、倍速回転体としては、球状回転体としてもよい。
チェーン単位部材21相互を固定ピン31により連結する際に、固定ピン31における一方の軸支部25内側面に応じた軸部の外周面に弾性変形可能な大径部31aを軸線周りに設け、固定ピン31を軸支部25の軸支孔25a内に挿通した際に上記大径部31bを軸支部25内側面に係止させることにより抜け止めして連結する構造としてもよい。(図9参照)
1 コンベヤー装置
2 本体フレーム
3 支持フレーム
3a 支持面
5 被搬送物
7 コンベヤーチェーン
9 固定部材
11 駆動軸
13 電動モータ
15 駆動回転体
17 従動軸
19 従動回転体
21 チェーン単位部材
23 本体
23a 挿通孔
25 軸支部
25a 軸支孔
27 軸受部
27a 軸受孔
29 倍速回転体としての倍速ローラー
29a 軸支孔
31 固定ピン
31a 抜け止め部材
31b 大径部
33 走行切換アタッチメント
33a 固定軸
33b 係合部
33c 割溝
33d 小径部
81 抜け止め部材

Claims (13)

  1. 本体の搬送方向一方側にて搬送直交方向へ突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた軸支部及び本体の搬送方向他方側にて上記軸支部間に位置するように突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸受孔を設けた軸受部を有したチェーン単位部材相互を、隣接する一方のチェーン単位部材の軸支部に他方のチェーン単位部材の軸受部を位置させると共に該軸受部に上記本体の高さより大径で、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた倍速回転体を配置し、これら軸支孔及び軸受孔に固定ピンを挿通して無端状に連結したコンベヤーチェーンにおいて、
    上記本体に対し、被搬送物の載置面が倍速回転体の外周上部より上方に位置する高さの走行切換アタッチメントを着脱可能に設け、
    本体に対する走行切換アタッチメントの非装着時においては、コンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体上に被搬送物を載置して倍速搬送可能にする一方、本体に対する走行切換アタッチメントの装着時においては、該走行切換アタッチメント上に載置された被搬送物に対してコンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体を非接触として定速搬送するコンベヤーチェーン。
  2. 請求項1において、
    走行切換アタッチメントには、本体に設けた挿通孔に挿入される固定軸を設け本体にて固定可能にしたコンベヤーチェーン。
  3. 請求項2において、
    固定軸は、挿通孔を挿通する軸線長さで、先端部に大径の係合爪部及び軸線方向に延びる割溝を設け、挿通孔内に対する挿入時には、先端部を弾性変形して係合爪部を縮径して挿入可能にする一方、係合爪部が挿通孔から突出した際には、先端部の弾性復元により係合爪部を拡径して本体に係止して抜け止め可能にしたコンベヤーチェーン。
  4. 請求項2において、
    固定軸は、挿通孔を挿通する軸線長さで、挿通孔から突出した先端部に抜け止め部材を取り付けて抜け止め状態で固定したコンベヤーチェーン。
  5. 請求項4において、
    上記抜け止め部材は、Cリング及び固定キャップのいずれかとしたコンベヤーチェーン。
  6. 請求項1において、
    倍速回転体は、円柱状回転体及び球状回転体のいずれかとしたコンベヤーチェーン。
  7. 搬送方向へ延出する支持面を有した一対の支持フレームを搬送直交方向に対して所定の間隔をおいて相対して固定した本体フレームと、
    上記各支持フレームにおける搬送方向の一方端部に回転可能に軸支され、駆動回転体が設けられた駆動軸と、
    該駆動軸に駆動連結されて回転駆動する電動モータと、
    上記各支持フレームにおける搬送方向の他方端部に回転可能に軸支され、従動回転体が設けられた従動軸と、
    上記駆動回転体及び従動回転体に掛渡される無端状のコンベヤーチェーンと、
    を備えたコンベヤー装置において、
    上記コンベヤーチェーンは、
    本体の搬送方向一方側にて搬送直交方向へ突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた軸支部及び本体の搬送方向他方側にて上記軸支部間に位置するように突出し、搬送直交方向へ軸線を有した軸受孔を設けた軸受部を有したチェーン単位部材相互を、隣接する一方のチェーン単位部材の軸支部に他方のチェーン単位部材の軸受部を位置させると共に該軸受部に上記本体の高さより大径で、搬送直交方向へ軸線を有した軸支孔を設けた倍速回転体を配置し、これら軸支孔及び軸受孔に固定ピンを挿通して無端状に連結してなると共に、上記本体に対し、被搬送物の載置面が倍速回転体の外周上部より上方に位置する高さの走行切換アタッチメントを着脱可能に設け、本体に対する走行切換アタッチメントの非装着時においては、コンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体上に被搬送物を載置して倍速搬送可能にする一方、本体に対する走行切換アタッチメントの装着時においては、該走行切換アタッチメント上に載置された被搬送物に対してコンベヤーチェーンの走行に伴って回転する倍速回転体を非接触として定速搬送するコンベヤー装置。
  8. 請求項7において、
    上記駆動回転体及び従動回転体は、倍速回転体に噛合ってコンベヤーチェーンを走行可能にするスプロケットとしたコンベヤー装置。
  9. 請求項7において、
    走行切換アタッチメントには、本体に設けた挿通孔に挿入される固定軸を設け本体にて固定可能にしたコンベヤー装置。
  10. 請求項9において、
    固定軸は、挿通孔を挿通する軸線長さで、先端部に大径の係合爪部及び軸線方向に延びる割溝を設け、挿通孔内に対する挿入時には、先端部を弾性変形して係合爪部を縮径して挿入可能にする一方、係合爪部が挿通孔から突出した際には、先端部の弾性復元により係合爪部を拡径して本体に係止して抜け止め可能にしたコンベヤーチェーン。
  11. 請求項9において、
    固定軸は、挿通孔を挿通する軸線長さで、挿通孔から突出した先端部に抜け止め部材を取り付けて抜け止め状態に固定したコンベヤーチェーン。
  12. 請求項11において、
    上記抜け止め部材は、Cリング及び固定キャップのいずれかとしたコンベヤー装置。
  13. 請求項7において、
    倍速回転体は、円柱状回転体及び球状回転体のいずれかとしたコンベヤーチェーン。
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