JP2015009843A - フレキシブル包装体 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に本実施形態に係るパウチ100の平面図を示す。パウチ100は、第1の側面フィルム101と、第2の側面フィルム102と、これらの間に所定の挿入長さで、2つ折りの状態で折り目側から挿入された底フィルム103とを重ね合わせて形成される。これらのフィルムの互いに接するフィルム間の周縁部を、内容物を注入するための箇所を除く周縁部をシールすることで、収納部105が形成される。パウチ100の底フィルム103が挿入された端部を下方向とすると、内容物を挿入するための箇所は、例えば第1の側面フィルム101の第2の側面フィルム102の上端である。
(第1の特徴)
未シール領域106の上端からパウチ100の上端までの距離aは、パウチ100の高さHの30%以下である。また、未シール領域106の上端にスリット111のような切り込みまたは孔が形成されている場合は、切り込みまたは孔の下端からパウチ100の上端までの距離a´も、パウチ100の高さHの30%以下である。未シール領域106が複数ある場合は、少なくとも1つが、この条件を満たせばよい。
パウチ100の下端における第1の側面フィルム101または第2の側面フィルム102に沿った左右方向の長さW(以降、幅Wとよぶ)と、パウチ100の下端から底フィルム103の折り目までの距離B、すなわち底フィルム103の挿入長さBとは、0.15≦(B/W)<0.5の関係を満たす。
注出部104の下端は、未シール領域106の上端より下方に位置している。また、未シール領域106の上端にスリット111のような切り込みまたは孔が形成されている場合は、注出部104の下端は、切り込みまたは孔の下端より下方に位置している。
(第4の特徴)
気体注入部107の上端からパウチ100の上端までの距離Aは、パウチ100の高さHの30%以下である。上述の第1の特徴を有する場合、未シール領域106の上端にスリット111が形成されていない場合、この特徴を有することになる。なお、未シール領域106の上端にスリット111が形成されている場合は、スリット111の近傍の適切な範囲をシールすることで、この特徴を有するようにすることができる。気体がスリット111から抜けることをより確実に防止するため、スリット111の下端より下側を含むより広い範囲をシールする場合は、スリット111の位置をより上方に設ければよい。
内容物は、気体注入部107の上端を超えない高さにまで注入される。すなわち内容物の上端からパウチ100の上端までの距離Cと、気体注入部107の上端からパウチ100の上端までの距離AとはC≧Aの関係を満たす。なお、一般に、内容物は、注出時に不用意に注出部104からこぼれ出ないよう、注出部104の開口の下端に達しない高さまで、収納部105に注入されるため、上述の第3の特徴を有するパウチ100においては、この特徴を一般に有することになる。第3の特徴を有していない場合、内容物の注入量を、注出部104の高さの代わりに、気体注入部107の上端の高さを基準にして調整することにより、この特徴を有するようにすることができる。したがってパウチ100は第3の特徴を有していなくてもよい。
図4に示すパウチ200において、幅Wおよび底フィルム103の挿入長さBを異ならせた複数のサンプルを作成した。それぞれに、収納部105に内容物を注入するとともに、未シール領域106に気体を注入して気体注入部107を形成し、収納部105およびスリット111を封止した。各サンプルの自立しやすさと底フィルム103の広がり状態とを評価した。評価結果を以下の表1に示す。
図1に示すパウチ100において、未シール領域106の上端からパウチ100の上端までの距離を異ならせたサンプル1、2、3を作成した。それぞれに、収納部105に内容物として水を注入するとともに、未シール領域106に気体を注入して気体注入部107を形成し、収納部105およびスリット111を封止した。各サンプルの高さHは280mmとし、幅Wを180mmとした。また、底フィルム103の挿入長さBは50mmとし、各サンプルの下端から、気体注入部107の下端までの距離Dは80mmとした。また、サンプル1、2、3の気体注入部107の上端からパウチ100の上端までの距離Aは、それぞれ60mm、80mm、100mmとした。また、パウチ100において水を注入し収納部105を封止するが、気体注入部107を形成しないサンプル4も作成した。サンプル1−4に水を900ml注入して液面からパウチ100の上端までの距離Cを80mmとした場合と、水を1000ml注入して液面からパウチ100の上端までの距離Cを65mmとした場合とにおいて、各サンプルの自立の維持のしやすさと注出の容易さとを評価した。評価結果を以下の表2に示す。
101 第1の側面フィルム
102 第2の側面フィルム
103 底フィルム
104 注出部
105 収納部
106 未シール領域
107 気体注入部
108 側縁部
111 スリット
Claims (8)
- 第1の側面フィルムと、第2の側面フィルムと、これらの間に所定の挿入長さで、2つ折りの状態で折り目側から挿入された底フィルムとを重ね合わせ、内容物を注入するための箇所を除く周縁部をシールして収納部を形成し、前記底フィルムが前記収納部の下方底面となるフレキシブル包装体であって、
前記第1の側面フィルムおよび前記第2の側面フィルムの両側端の周縁部においてそれぞれシールされた領域である2つの側縁部の一方または両方に、前記シールされた領域に囲まれて、上下方向に所定の長さにわたってシールされていない領域である1つ以上の未シール領域が設けられ、
前記未シール領域の少なくとも1つは、その上端から前記フレキシブル包装体の上端までの距離が、前記フレキシブル包装体の高さの30%以下である、フレキシブル包装体。 - 前記フレキシブル包装体の周縁部には、内容物の注出のための開口予定箇所となる注出部が、その下端が前記未シール領域の前記上端より下方に位置するように設けられる、請求項1に記載の、フレキシブル包装体。
- 前記未シール領域内の前記上端の近傍に、前記第1の側面フィルムおよび前記第2の側面フィルムの少なくとも一方を貫通する切り込みまたは孔が形成され、
前記切り込みまたは孔の下端から前記フレキシブル包装体の上端までの距離が、前記フレキシブル包装体の高さの30%以下である、請求項1に記載の、フレキシブル包装体。 - 前記フレキシブル包装体の周縁部には、内容物の注出のための開口予定箇所となる注出部が、その下端が前記切り込みまたは孔の下端より下方に位置するように設けられる、請求項3に記載の、フレキシブル包装体。
- 第1の側面フィルムと、第2の側面フィルムと、これらの間に所定の挿入長さで、2つ折りの状態で折り目側から挿入された底フィルムとを重ね合わせ、周縁部をシールして収納部を形成し、前記底フィルムが前記収納部の下方底面となるフレキシブル包装体であって、
前記第1の側面フィルムおよび前記第2の側面フィルムの両側端の周縁部においてそれぞれシールされた領域である2つの側縁部の一方または両方に、前記シールされた領域に囲まれて、上下方向に所定の長さにわたってシールされずに気体が注入されて形成された1つ以上の気体注入部が設けられ、
前記気体注入部の少なくとも1つは、その上端から前記フレキシブル包装体の上端までの距離が、前記フレキシブル包装体の高さの30%以下であり、
前記収納部には、内容物が、前記気体注入部の前記上端を超えない高さにまで注入されている、フレキシブル包装体。 - 前記フレキシブル包装体の下端における前記第1の側面フィルムまたは前記第2の側面フィルムに沿った左右方向の長さWおよび前記所定の挿入長さBは、
0.15≦(B/W)<0.5の関係を満たす、請求項1−5のいずれかに記載の、フレキシブル包装体。 - 第1の側面フィルムと、第2の側面フィルムと、これらの間に所定の挿入長さで、2つ折りの状態で折り目側から挿入された底フィルムとを重ね合わせ、内容物を注入するための箇所を除く周縁部をシールして収納部を形成し、前記底フィルムが前記収納部の下方底面となるフレキシブル包装体であって、
前記第1の側面フィルムおよび前記第2の側面フィルムの両側端の周縁部においてそれぞれシールされた領域である2つの側縁部の一方または両方に、前記シールされた領域に囲まれて、上下方向に所定の長さにわたってシールされていない領域である1つ以上の未シール領域が設けられ、
前記フレキシブル包装体の下端における前記第1の側面フィルムまたは前記第2の側面フィルムに沿った左右方向の長さWおよび前記所定の挿入長さBは、0.15≦(B/W)<0.5の関係を満たす、フレキシブル包装体。 - 第1の側面フィルムと、第2の側面フィルムと、これらの間に所定の挿入長さで、2つ折りの状態で折り目側から挿入された底フィルムとを重ね合わせ、周縁部をシールして収納部を形成し、前記底フィルムが前記収納部の下方底面となるフレキシブル包装体であって、
前記第1の側面フィルムおよび前記第2の側面フィルムの両側端の周縁部においてそれぞれシールされた領域である2つの側縁部の一方または両方に、前記シールされた領域に囲まれて、上下方向に所定の長さにわたってシールされずに気体が注入されて形成された1つ以上の気体注入部が設けられ、
前記フレキシブル包装体の下端における前記第1の側面フィルムまたは前記第2の側面フィルムに沿った左右方向の長さWおよび前記所定の挿入長さBは、0.15≦(B/W)<0.5の関係を満たす、フレキシブル包装体。
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- 2013-06-28 JP JP2013136467A patent/JP2015009843A/ja active Pending
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空気の力で自立する、口栓付き液体製品用スタンディングパウチ「エアホールドパウチ」を開発 〜持ちやすさ, JPN6016009418, 24 January 2013 (2013-01-24), ISSN: 0003275640 * |
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