JP2015009660A - 自動車の走行安全確認方法とその方法に用いる監視カメラ支持ポール - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車の運転者に安全走行に必要な道路情報を提供する。【解決手段】自動車1の正面に備えた監視カメラ支持ポール3の先端に2台の監視カメラ2a,2bを背中合わせに装備し、自動車1のブレーキ操作に連動して監視カメラ支持ポール3を伸長させ、自動車1の正面前方の一定距離離れた位置から自動車1の車体の一部を含めて自動車1の両側方の一定の画角の範囲を撮影し、フロントガラスから目視できない自動車1の近くから側方の一定の画角の範囲の動画を道路情報として自動車1内のモニタ13a,13bに表示し、自車の位置を基準として自車の車体と道路上の対象物との位置関係や、自車と道路上の対象物との相対速度を道路情報として運転者に提供する。【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車の運転者に安全走行に必要な道路情報を提供する方法とその方法に用いる監視カメラを備えた監視カメラ支持ポールに関する。
自動車の衝突、例えば自動車同士あるいは自動車と通行人との出合い頭の衝突を防止するため、従来から見通しの悪い交差点やカーブには通常道路反射鏡が設置されている。道路反射鏡は、一般にはカーブミラーと言われている。カーブミラーは道路のカーブや交差点の死角を鏡によって映し出すことで死角の危険を排除する目的で設置されたとはいえ、実際には鏡(凸面鏡)に映る範囲内で進行方向の一部の死角の状況確認を補助するものにすぎない。ミラーの構造や設置角度、設置環境によっては実態とは大きくかけ離れた見え方をする場合がある。
カーブや交差点の手前の道路上では、道路標識で指示されていなくとも安全のためには一旦停止するか徐行をし、肉眼で実際にカーブの先や交差点内の状態を確認することが不可欠である。とはいえ、安全運転のためには、死角となっている道路の先の状況は運転者にとって知りたい情報であることには違いない。そこで、死角となっている道路の先の状況を運転者に提供する試みとして監視カメラを活用する試みがある。特許文献1には、図8に示すように、交差点の手前で運転席のハンドル脇の作動ボタンを操作して自動車の車体の前面から正面に向けてアンテナ棒を約1m位の長さに伸ばし、その先端に取り付けたカメラで交差点内を撮影して運転者に知らせる装置が記載され、特許文献2には、図9に示すように2個の広角カメラ12A、12Bを自車Cの前部のバンパ両端に、そのレンズ部を若干突出させる状態で設置し、自車両Cが交差点の少なくとも直前の位置にいるときに、この視野θa、θb内を移動する物体を広角カメラ12A、12Bで撮影して運転者に知らせる装置が記載されている。
前者(特許文献1)の試みは、車体の前方のカーブや交差点の障害物に遮られてフロントガラスを通して車内から肉眼で視認できない進行方向の1m先のカーブや交差点内が映し出されるが、先の道路情報をより早く提供するという点ではカーブミラーにはかなわない。
なお、前者(特許文献1)の提案において「アンテナ棒を伸ばす長さが約1m位」とした理由は説明されていないが、おそらく、自動車の前方1メートルから先の状況は、フロントガラスを通して運転席から目視できるが、前方1メートルから先の交差点の左右の状況は運転席からは死角になっているから、目視できない前方1メートルから先の交差点の左右の状況を確認するために監視カメラを利用するという考え方によるものであろうと思われる。
一方、後者(特許文献2)の試みによれば、運転席から目視できない車体の一部であるバンパ両端あるいはバンパ中央部での前方を含む広角の範囲の情報が得られるが、バンパを含む車体の一部をカメラに映し出すことはできないし、道路の端を通行する歩行者や縁石その他の障害物があったときに自車の車体を基準とした障害物の位置を確認することができない。自動車の事故は、自動車や自転車との出合い頭の交通事故だけでなく、道路の端を通行する歩行者や縁石その他の障害物との接触事故から守ることも重要であり、歩行者や縁石その他の障害物との接触事故を防止するには、自車の位置を基準として自車の車体と対象物との位置関係に関する情報が必要である。
また、特許文献1に記載されているように、車体の前方のカーブや交差点の障害物に遮られてフロントガラスを通して視認できない側方の先の左右の道路情報を得ることも安全運転の判断材料として重要であるには違いないが、1mにも及ぶ突出物が道路上にいきなり突きだされると、特に道路の端を歩行あるいは走行して自車の正面を横切る歩行者や自転車と衝突あるいは接触する危険がある。
なお、特許文献2には、監視カメラに得られた情報のデータを処理して衝突回避のための措置が必要と判断されたときには自動的にブレーキをかけるといった説明がされているが、危険事態に直面して自動的にブレーキをかけるのは最終的な緊急措置として行われるべきであって、まずは運転者自身の判断で走行の安全を確保する努力がなされなければならない。肉眼で視認できない先の道路情報が得られたからといって、速度を下げないままに見通しの悪い交差点に進入しても万一の場合に自動的にブレーキがかかるから安全であると云うものではない。いずれにしても、カーブや見通しの悪い交差点に進入するときには一旦停止し、頭出しをしながら低速で進入するというルールを遵守すべきであって、このルールを守ってこそ道路の端を通行する歩行者や縁石その他の障害物との接触事故から守るための情報が生かされ、また、カーブミラーに映る道路の死角の道路状況を容易に確認することができるのである。
自動車のバック走行に対しても同様の問題がある。バックの際は、ミラーだけに頼らず、目視による入念な安全確認が必要であると云われているが、自動車は構造上前に進むようにつくられているため、後方の死角が大きくなり、車体の大きいワゴン車の後ろの小さな軽自動車は死角部分に入ってしまい、運転席から車体の後ろの情報を確認するとが難しい。バック走行に監視カメラを活用する場合にもブレーキをかけながら低速で後退するというルールを遵守することによってこそ監視カメラの情報を活用して安全性を確保できる。
実用新案登録第3142156号 特開2001−101592号公報 特開平4−87848号公報
解決しようとする問題点は、カーブや見通しの悪い交差点に進入するときや、自動車のバック走行の際にはブレーキをかけながら進行または後退するというルールを守ってこそ監視カメラの情報を活用して安全性を確保できるのであり、停車又は低速走行時には自車の位置を基準として自車の車体と対象物との位置関係に関する情報が必要であるという点である。
本発明は、自動車のブレーキ操作に連動して自動車の車体の中心軸上で前面又は後面から一定距離離れた位置から自動車の車体の一部を含めて側方の一定の画角の範囲を監視カメラで撮影し、得られた画像中の定位置に現れている自車の車体の位置を基準として自車との衝突や接触を避けるべき対象物の位置や移動する対象物の自車に対する相対速度の変化を道路情報として車内のモニタに表示することを最大の特徴とする。あわせて監視カメラ支持ポールには、緩やかに復元する弾性材料を用いる点が特徴である。
本発明によれば、自動車の運転者自らが行うブレーキ操作に関連して自動的に車体の中央前方に突出する監視カメラ支持ポールの先端の監視カメラで自車の車体を含めて側方の道路の一部を撮影するため、運転者がブレーキ操作を行ったときにのみ、監視カメラに撮影された動画として、目視では観察できない自車の真近の位置から遠方までの道路の状況がモニタに表示され、ブレーキ操作による停車中あるいは減速走行中に注意すべき真近な道路の情報として、自車の車体の位置を基準として自車の正面を横切る車両、自転車、歩行者の他縁石などの障害物を含む衝突や接触を避けるべき道路上の対象物の位置や、移動する対象物の自車に対する相対速度の変化を道路情報として運転者に提供することができる。したがって、運転者がブレーキ操作を行わなければ停車中あるいは減速走行中に注意すべき真近な道路の情報が得られない。運転者が真近な道路の情報を得るためにはブレーキ操作が必要であると云うことを通じて運転者に安全性に対する認識を高めることができる。
また、ポールの突出長さが僅かであっても、車体から突き出した長さに応じて車体の斜め後方の撮影が可能であり、自動車の停止中あるいは低速で前進中に車体から突出する監視カメラ支持ポールに万一道路上を横切る自転車、歩行者が接触したとしても監視カメラ支持ポールはその根元で折れ曲がるために、接触した自転車あるいは歩行者に対する衝撃を緩和することができる。
(a)は監視カメラを備えた監視カメラ支持ポールを設置した自動車の側面図、(b)は平面図である。 (a)は駆動機構により監視カメラ支持ポールが伸長する例を示す断面図、(b)は左側面図である。 (a)は駆動機構により監視カメラ支持ポールが縮小する例を示す断面図、(b)は左側面図である。 (a)は、セレクトレバーがDレンジ(ドライブ)に投入されているときの本発明のシステムの構成を示す図、(b)はセレクトレバーがRレンジ(リバース)に投入されているときのシステムの構成を示す図である。 画角約50°の標準レンズを用いた例を示す図である。 (a)は第3段のパイプが折れ曲がる例を示す図の断面図、(b)は左側面図である。 監視カメラ支持ポールの先端に点灯するパイロットランプを設けた例を示す図である。 (a)は、監視カメラ支持ポールを使用時に起立させ、不使用時には横倒しにして収納する構造の実施例を示す図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 特許文献1に記載された装置の使用例を示す図である。 特許文献2に記載された装置の使用例を示す図である。
以下に本発明の実施例を説明する。この実施例ではオートマチック(AT)車に適用した場合を説明するが、マニュアル(MT)車であってもよい。図1において、自動車1の車体の中心軸O−O上で車体Bの正面に監視カメラ2を備えた監視カメラ支持ポール3が設置されている。監視カメラ支持ポール3は直径が異なる複数のパイプを順次多段に嵌合して監視カメラ支持可能に組合されたポールである。
この実施例において、複数のパイプは3段で、先端のものから順に相対的に小径の第1段パイプ3a、中径の第2段パイプ3b、大径の第3段パイプ3cとして区別している。この種の監視カメラ支持ポール3は、車内からの遠隔操作によって監視カメラ支持させるものであって、この実施例では大径パイプは第3段パイプ3cであり、第3段パイプ3cが車体Bに支えられ、監視カメラは小径の第1段パイプ3a、この実施例では第1段パイプ3aの両側に取り付けられている。監視カメラ支持操作の駆動機構の1例を図2に示す。図2において、巻取ドラム4に一端が固定されたドライブコード5の他端が監視カメラ支持ポール3内に差し込んで尖端のパイプに固定されている。
一方、電動機6の正回転により減速機構を介してセンタ歯車7が正方向に回転し、その回転力は摩擦クラッチ8を介して巻取ドラム4に伝達され、巻取ドラム4が正方向に回転する。巻取ドラム4の正方向回転によって、ドライブコード5が巻取ドラム4から繰り出されて小径のパイプが大径側のパイプ内から順次押し出されて監視カメラ支持ポール3が伸長し、最終的にコードストッパ9に巻取ドラム4が引っかかり、摩擦クラッチ8がスリップ回転し、最終的に図示を略すスイッチが動作して停止する。
逆に巻取ドラム4を逆回転させると、繰り出されていたドライブコード5が巻取ドラム4に巻き取られ、小径のパイプが大径のパイプ内に順次引き込まれて図3のように監視カメラ支持ポール3は縮小し、図示を略すスイッチが動作して停止する。この種の構造の監視カメラ支持ポールは例えば自動車1の車幅を表示するコーナポールやラジオの受信用アンテナポールとして従来から用いられてきた構造を利用することができる。この種のポールの構造は例えば特許文献3に記載されている。
監視カメラ2は、対として監視カメラ支持ポール3の第1段パイプの両側に背中合わせに装備されている。本発明において、監視カメラ支持ポール3のパイプ、とりわけ第3段パイプ3cにシリコンゴムのような一定形態を保ち、加圧されたときには加圧方向に変形して緩やかに復元する弾性材料のパイプを用いるのが重要である。パイプ設置に際しては監視カメラ支持パイプを縮小したときに、カメラを含めてできる限り監視カメラ支持パイプが車体の外面に露出しないように車体に組み付けておくのが望ましい。
また、監視カメラ2a,2bは、少なくとも車体Bの前面両側部分がカメラの撮像素子に写り込むよう位置させることが必要である。監視カメラ支持ポール3の突出長さはカメラのレンズの焦点距離(画角の広さ)にもよるが、監視カメラ支持ポール3の突出長さをできるだけ短く、たとえば、約15cm以下に抑えることが望ましい。広角レンズの画角は、一般に100°から60°、標準レンズは一般に50°から25°である。超広角レンズ、または魚眼レンズには、最大180°の画角、それよりさらに広いものもあるが、画角が広がるほど画像が見ずらくなるので望ましくない。監視カメラ支持ポール3の突出長さ15cmで広角が50°の範囲内で車体Bの一部である前面のバンパの一部を含めて画角の範囲内で車体Bの近傍から正面及び側面の一定範囲内を撮影することができる。
図4(a)にシステムの構成を示す。監視カメラ2a,2b及び監視カメラ支持ポール3の駆動機構とコントローラ11aとは、監視カメラ支持ポール3のパイプ内に差し込まれたドライブコード5を通してつながれている。この実施例ではセレクトレバーがDレンジ(ドライブ)に投入されているとき(MT車ではシフトレバーで前進ギアが選択されているとき)(自動車を前進に設定した状態という)にはスイッチSW21の接点が開放、スイッチSW22の接点が構成されている。この状態で、ブレーキ10のペダルの踏み込み動作によってスイッチSW1の接点が構成され、コントローラ11aには、電源12が供給されて監視カメラ支持ポール3aを伸長させ、監視カメラ2が起動して自動車1の車体Bの一部であるバンパの位置を起点として撮影された動画が運転席のモニタ13a,13bの画面に映し出される。モニタ13a,13bに映し出される動画は、左右の監視カメラ2a,2bに捉えられた広角の範囲内の動画、具体的には自動車1の前面両端部分で一部が遮られた広角の範囲内の道路を撮影した動画である。運転者は、フロントガラスを通して視認できる範囲に加えて自動車1の前面のバンパの位置を基準として自車の前面両端から先のレンズの広角の範囲内の状況をモニタ13a,13bの動画を通して観察することができる。得られた画像中の自車の一部の車体Bの位置(バンパの位置)は常に一定である。したがって、運転者は、道路情報として画像上の自車の位置を基準として自車が衝突や接触を避けるべき対象物の位置や移動する対象物の自車に対する相対速度の変化を読み取ることができる。なお、監視カメラ2a,2bの起動は必ずしもブレーキ操作に連動させる必要はなく、監視カメラ支持ポール3を縮小させた状態でバンパから幾分突出させた状態を保ち、常時動作状態に保たせて撮影された動画をモニタ13a,13bに表示することもできる。
以上、監視カメラ支持ポールとしてポールの全長を伸縮変化させる例を説明したが、要するに監視カメラ支持ポールは、使用時には監視カメラ2a,2bを自動車の正面に突き出し、不要時には車体B側に収納できればよいのであって、必ずしもポールの長さを変化させる構造に限らない。図8に示す例は、監視カメラ支持ポール3を常時は破線3´に示すように横倒しに格納しておき使用時には実線3に示すように矢印方向に起立させて監視カメラ2a、2bを自動車車体Bの正面に突き出す例である。図8(a)において、監視カメラ支持ポール3は軸受17に回転可能に支持された回転軸18の周面一部に張出させたアーム19に支えられ、アーム19は軸受17の円周方向の周面一部に開口した溝20に嵌め込まれ、監視カメラ支持ポール3は溝20から突出させたアーム19の突出部分に嵌め込まれているものである。
回転軸18は、フレキシブル軸21を介して電動機(サーボモータ)6の回転軸22に直結されている。電動機6は、電源の投入によって正逆方向に例えば90°回転し、回転軸18を一体回転させることによって、アーム19に支えられた監視カメラ支持ポール3の姿勢を直角方向に転換させる。図8(b)に示すように、軸受17は、自動車の車体Bの一部に固定され、監視カメラ支持ポール3を車体Bの正面に向けて起立姿勢に、或いは横倒の姿勢で車体Bの正面に平行に保持する。この例では監視カメラ支持ポール3を前実施例と同様に小径の第1段パイプ3a、中径の第2段パイプ3b、大径の第3段パイプ3cを用いており、少なくとも監視カメラ支持ポール3の基部となる大径の第3段パイプ3cには、シリコンゴムのような弾力性を有し緩やかに復元する材質のパイプを用い、監視カメラ2a,2bは小径の第1段パイプ3aの両側に取り付ける点は先の実施例と同じである。
この実施例では監視カメラ支持ポール3の長さを手動で伸縮させて自動車の横幅に合わせて監視カメラの映像に車体Bの一部が写りこまれるように適正な張出し長さを設定できる。この実施例によれば、軸受17の回転軸18と、電動機6の回転軸22とをフレキシブル軸21にて直結したため、監視カメラ支持ポール3と電動機6との間に障害物があったときでも、フレキシブル軸21を適宜折曲することによってその障害物を迂回して軸受17の回転軸18と、電動機6とをつなぐことができる。
電動機6は、前実施例と同様に監視カメラ支持ポール3の駆動機構である。駆動機構はブレーキ操作によって制御され、監視カメラ支持ポール3は常時は破線に示すように横倒しの姿勢で車体Bの正面に平行に納められているが、ブレーキがかけられた時には、監視カメラ支持ポール3は実線に示すように車体の正面に向けて起立姿勢となり、監視カメラの映像が車内のモニタに映し出される。なお、この実施例では監視カメラ支持ポール3が横倒しの姿勢で車体Bの正面に平行に納められているときには監視カメラの動作を停止させておくのが望ましい。
交差点やカーブに進入するに際し、自動車、自転車、歩行者その他の障害物などの自車との衝突や接触を避けるべき対象物の画像がモニタ13a,13bの画面に捉えられたときに、自動車、自転車、歩行者その他の障害物を含む対象物と自車の車体との関係位置や対象物と自車との相対速度の情報は重要である。運転者はこの情報を生かして安全運転を行うことができる。
例えば図5のように画角約50°の標準レンズを用いたときに、小型乗用車では、ボンネットに遮られて運転席からは直視できないBの正面前方のほぼ50cmの範囲から側方に向けての広い範囲にわたって道路状況の表示が可能になる。なお、見通しの悪い交差点に進入するに際しては、監視カメラ2a,2bが設置された監視カメラ支持ポール3が短いと、監視カメラ支持ポール3が長いものに比べて交差点の左右の建物等に視野が遮られて交差する道路上の対象物の発見が遅れるが、その分ブレーキ10をかけながらゆっくりと進む(いわゆる頭出しをする)ことによって、映し出されたモニタ13a,13bの動画とフロントガラスを通しての目視によって車体Bの正面および左右側方を確認して安全運転が可能となる。
また、監視カメラ支持ポール3は運転者のブレーキをかける操作によって車体の前方に突きだされるため、交差する道路上で自車の正面を横切る自転車や歩行者に対して自車が停車あるいは減速しているかどうかを監視カメラ支持ポール3の監視カメラ支持の変化によって知らせることができる。万一交差点を横切る歩行者が突きだされた監視カメラ支持ポール3に接触したとしても、図5のように第3段のパイプ3cが折れ曲がるだけで歩行者には衝撃が加えられることはない。監視カメラ支持ポール3の先端には、図6のように点灯するパイロットランプ15を設けておくことによって、夜間走行時の安全性をより高めることができる。
さらに、監視カメラを備えた監視カメラ支持ポール23を車体Bの中心上で自動車の後部に設置することによって、ガレージやビルの駐車場などで多く発生するいわゆる自動車のバック事故を防止することができる。後部撮影用の監視カメラ2c,2dについても前方撮影用と同様に監視カメラ支持ポール23の先端両側に背中合わせに2台を装備し、監視カメラ支持ポール23を車体Bの背面中央に設置する。図3及び図4において後部撮影用監視カメラ2c,2d及び監視カメラ支持ポール23の駆動機構とコントローラ11bとは、監視カメラ支持ポール23のパイプ内に差し込まれたドライブコード5を通してつながれている。
自動車のバック走行の際には、図4(b)のように、セレクトレバー14をRレンジ(リバース)に投入する(MT車ではシフトレバーで後進ギアを選択する)(自動車を後進に設定した状態という)ことによってスイッチSW21が構成されスイッチSW22が開放され、さらにブレーキ10のペダルの踏み込み動作によってスイッチSW1の接点が構成されるため、コントローラ11bに電源12が供給され、コントローラ11aへの電源12の供給が断たれ、運転席のモニタ13a,13bは、後部撮影用監視カメラ2c,2dの映像に切り替えられる。
コントローラ11bが起動して前記同様に監視カメラ支持ポール23が伸長又は起立し、後部撮影用監視カメラ2c,2dが起動し、自動車の背面および後部両側縁を起点として近傍の床面および隣接空間を撮影する。その動画は運転席のモニタ13a,13bに映し出される。このように自動車のブレーキ操作とRレンジへのセレクトレバーの投入動作に連動して自動車の一定距離離れた位置から自動車の車体の一部を含めて自動車の背面の一定の画角の範囲を監視カメラで撮影すれば、自動車の背面及び両側縁の位置を起点として自動車内から目視できない自動車の近くから側方及び後方の一定の画角の範囲の動画を自動車内のモニタに表示することができる。
自動車を後進に設定した状態において、運転者はモニタの映像から後方および両隣りの状況、例えばガレージ内であれば、ガレージの壁面、両隣りに停車している自動車の位置を読みとり、自車の停止位置を調整していわゆる自動車のバック事故を防止する。
本発明によれば、自動車を後ろに移動するときにも、ブレーキをかけないと監視カメラから情報が得られない、つまり、自動車が前進状態であっても、後進状態であっても、自らの意思で安全を求める行動としてブレーキ操作を行わない限り、安全運転に必要な情報を得ることができないのである。
本発明は、運転者が自らの意思でブレーキ操作を行わなければ監視カメラは動作しないため、自車のすぐ近くの道路事情の情報を得たければ、自ずから交通安全のルールを守り、交差点での一旦停止、減速を遵守することになり、一般乗用車に提供して交通事故の減少に貢献することができる。
1 自動車、2,2a,2b,監視カメラ、3,23 監視カメラ支持ポール、4 巻取ドラム、5 ドライブコード、6 電動機、7 センタ歯車、8摩擦クラッチ、9 コードストッパ、10 ブレーキ、11a,11b コントローラ、12 電源、13a,13b モニタ、14 セレクトレバー、15 パイロットランプ、16 後部撮影用監視カメラ、17 軸受、18 回転軸、19 アーム、20 溝、21 フレキシブル軸回転軸、22 電動機の回転軸、B 車体
以下に本発明の実施例を説明する。この実施例ではオートマチック(AT)車に適用した場合を説明するが、マニュアル(MT)車であってもよい。図1において、自動車1の車体の中心軸O−O上で車体Bの前面に監視カメラ2を備えた監視カメラ支持ポール3が設置されている。監視カメラ支持ポール3は直径が異なる複数のパイプを順次多段に嵌合して監視カメラ支持可能に組合されたポールである。
監視カメラ2は、対として監視カメラ支持ポール3の第1段パイプ3aの両側に背中合わせに装備されている。本発明において、監視カメラ支持ポール3のパイプ、とりわけ第3段パイプ3cにシリコンゴムのような一定形態を保ち、加圧されたときには加圧方向に変形して緩やかに復元する弾性材料のパイプを用いるのが重要である。パイプ設置に際しては監視カメラ支持パイプを縮小したときに、カメラを含めてできる限り監視カメラ支持パイプが車体の外面に露出しないように車体に組み付けておくのが望ましい。
例えば図5のように画角約50°の標準レンズを用いたときに、小型乗用車では、ボンネットに遮られて運転席からは直視できない車体Bの前面のほぼ50cmの範囲から側方に向けての広い範囲にわたって道路状況の表示が可能になる。なお、見通しの悪い交差点に進入するに際しては、監視カメラ2a,2bが設置された監視カメラ支持ポール3が短いと、監視カメラ支持ポール3が長いものに比べて交差点の左右の建物等に視野が遮られて交差する道路上の対象物の発見が遅れるが、その分ブレーキ10をかけながらゆっくりと進む(いわゆる頭出しをする)ことによって、映し出されたモニタ13a,13bの動画とフロントガラスを通しての目視によって車体Bの前面および左右側方を確認して安全運転が可能となる。
また、監視カメラ支持ポール3は運転者のブレーキをかける操作によって車体の正面に突きだされるため、交差する道路上で自車の正面を横切る自転車や歩行者に対して自車が停車あるいは減速しているかどうかを監視カメラ支持ポール3の監視カメラ支持の変化によって知らせることができる。万一交差点を横切る歩行者が突きだされた監視カメラ支持ポール3に接触したとしても、図5のように第3段のパイプ3cが折れ曲がるだけで歩行者には衝撃が加えられることはない。監視カメラ支持ポール3の先端には、図6のように点灯するパイロットランプ15を設けておくことによって、夜間走行時の安全性をより高めることができる。
さらに、監視カメラを備えた監視カメラ支持ポール23を車体Bの中心上で自動車の後部に設置することによって、ガレージやビルの駐車場などで多く発生するいわゆる自動車のバック事故を防止することができる。後部撮影用の監視カメラ2c,2dについても前方撮影用と同様に監視カメラ支持ポール23の先端両側に背中合わせに2台を装備し、監視カメラ支持ポール23を車体Bの後面中央に設置する。図3及び図4において後部撮影用監視カメラ2c,2d及び監視カメラ支持ポール23の駆動機構とコントローラ11bとは、監視カメラ支持ポール23のパイプ内に差し込まれたドライブコード5を通してつながれている。
コントローラ11bが起動して前記同様に監視カメラ支持ポール23が伸長又は起立し、後部撮影用監視カメラ2c,2dが起動し、自動車の後面および後部両側縁を起点として近傍の床面および隣接空間を撮影する。その動画は運転席のモニタ13a,13bに映し出される。このように自動車のブレーキ操作とRレンジへのセレクトレバーの投入動作に連動して自動車の後面から一定距離離れた位置から自動車の車体の一部を含めて自動車の両側方の一定の画角の範囲を監視カメラで撮影すれば、自動車の後面及び後部両側縁の位置を起点として自動車内から目視できない自動車の近くから側方及び後方の一定の画角の範囲の動画を自動車内のモニタに表示することができる。
1 自動車、2,2a,2b,監視カメラ、2c,2d 後部撮影用監視カメラ、3,23 監視カメラ支持ポール、4 巻取ドラム、5 ドライブコード、6 電動機、7 センタ歯車、8摩擦クラッチ、9 コードストッパ、10 ブレーキ、11a,11b コントローラ、12 電源、13a,13b モニタ、14 セレクトレバー、15 パイロットランプ、17 軸受、18 回転軸、19 アーム、20 溝、21 フレキシブル軸回転軸、22 電動機の回転軸、B 車体

Claims (5)

  1. 自動車のブレーキ操作に連動して自動車の車体の中心軸上で前面又は後面から一定距離離れた位置から自動車の車体の一部を含めて側方の一定の画角の範囲を監視カメラで撮影し、得られた画像中の定位置に現れている自車の車体の位置を基準として自車との衝突や接触を避けるべき対象物の位置や移動する対象物の自車に対する相対速度の変化を道路情報として車内のモニタに表示することを特徴とする自動車の走行安全確認方法。
  2. 監視カメラを自動車の正面に備えた監視カメラ支持ポールの先端に支え、自動車のブレーキ操作に連動して監視カメラ支持ポールを自動車の車体の正面に突き出させ、自動車の正面前方の一定距離離れた位置から自動車の車体の一部を含めて自動車の両側方の一定の画角の範囲を監視カメラで撮影し、自動車のバンパの位置を起点としてフロントガラスから目視できない自動車の近くから側方の一定の画角の範囲の動画を道路情報として自動車内のモニタに表示することを特徴とする請求項1に記載の自動車の走行安全確認方法。
  3. 自動車を後進に設定した状態でブレーキ操作に連動して自動車の一定距離離れた位置から自動車の車体の一部を含めて自動車の背面の一定の画角の範囲を監視カメラで撮影し、自動車の背面及び両側縁の位置を起点として自動車内から目視できない自動車の近くから側方及び後方の一定の画角の範囲の動画を自動車内のモニタに表示することを特徴とする請求項1に記載の自動車の走行安全確認方法。
  4. 請求項1に記載の自動車の走行安全確認方法に用いる監視カメラを備えた監視カメラ支持ポールであって、
    監視カメラ支持ポールは弾力性を有し緩やかに復元する材質のパイプであることを特徴とする監視カメラを備えた監視カメラ支持ポール。
  5. 請求項1に記載の自動車の走行安全確認方法に用いる監視カメラを備えた監視カメラ支持ポールであって、
    監視カメラ支持ポールは直径が異なる複数のパイプを順次多段に嵌合して監視カメラを支持可能に組合されたものであり、車内からの遠隔操作によって操作され、
    複数のパイプを順次嵌合させる大径のパイプは自動車の車体に支えられ、
    先端の小径のパイプの両側に背中合わせに取り付けられているものであり、
    少なくとも車体に支える大径のパイプは弾力性を有し緩やかに復元する材質のパイプであることを特徴とする監視カメラを備えた監視カメラ支持ポール。
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