JP2015009150A - 移動式建築物用消火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消火装置と容易に移動させ、建築物の周辺に水膜を形成し、火事の予防、消火作業ができる移動式建築物消火装置を提供する。【解決手段】ホイール32が設けられて移動可能なキャビネット30と、キャビネット30に設けられ、消火栓から延長される連結ホースが結合される連結供給孔部34が設けられ、複数個の流路が形成される流路本体と、流路本体の流路の少なくとも2つ以上の流路と連通して設けられ、流路本体から供給される水を飛散させるドレンチャーヘッド54a,56aと、流路本体から延長され、キャビネット30の内部に収納される消防ホースと、流路本体に設けられ、消防ホースに供給される水の供給の有無及び供給量を調節する給水弁と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、移動式建築物用消火装置に関し、詳しくは、山火事が生じた場合、文化財や寺院のように辺鄙なところにある建築物に火災が広がることを防ぐように、消火装置を容易に移動させ、また、建築物の周辺に水膜を形成し、火災を予防し、または火災が生じたところに消火作業を行うことができる移動式建築物用消火装置に関する。
一般に、火災発生時は、粉末消火器(泡沫消火器を含む。)を用いて、その内部に充填された消火薬剤を火災発生源(以下、火源という。)に噴射し、または消火栓に消防ホースを連結した後、消火栓から供給される高圧水を火源に直接噴射して火災を鎮圧していた。
最近になって、技術の発達につれて、火災発生時、これを直ちに検知し、建物等の天井面から水が噴射されるように配設されたスプリンクラーのような自動消火設備を用いて、初期に火災を鎮圧可能に改善された。
一方、火災発生時、一般に、水やフォーム液を用いて火災を鎮圧し、このための装備としてスプリンクラーや水噴射装置等を用いるが、水やフォーム液を用いた通常の鎮火方式では、その噴射範囲が限定的に限られるしかなく、大建築物の火災や山火事等の消火に不適であり、特に、広範囲の油類及びガス火災等を鎮圧することが困難であった。
したがって、このような問題点を改善するための多角的な努力及び研究が進んでおり、最近、霧を用いて火災を鎮圧可能な方式が提案されている。
霧を用いた火災鎮圧方式によると、微細な水粒子を霧状で火源に向かって噴出させ、窒息作用と並行する冷却作用によって火源を鎮圧可能な原理を応用する
すなわち、微細な水粒子が火源と外部空気との間に霧層を形成し、火源を窒息させるとともに、霧層の下部の水粒子が火源によって瞬間的に蒸発しながら冷却作用を行うことである。
このような霧噴射式消火方式は、既に立証段階を経ていくつかの消防設備に適用されている。
ところが、従来の霧噴射式消火方式またはこれを適用した消防設備では、霧を広い場所または遠いところまで噴射させる能力が足りなく、殆ど建物内の火災鎮圧の目的で、固定方式で採用され、また、足りない噴射能力を補完するために、必然的に多数の強制送風装置及びドレンチャーヘッドを備えなければならないという問題点があった。
特に、国宝級の寺院文化財は、通常、山中にあることが多いので、様々な消防施設を備えた消防車であっても、消防車が出動し、火災を鎮圧するまでは、時間が多く所要し、焼失してしまうことが多く、これによる山火事防止策も明らかでないことが現状である。
また、このような文化財は、通常、木材から作られるので、山中から木の葉等に乗って飛んでくる火種により、一旦火がつくと、高速で焼失してしまう問題があった。
また、通常、火災発生から5分以内の初期に火を消し止めることに失敗すると、莫大な火災被害が発生し、寺院文化財の特性上、一度炎に包まれると、消防車で火を消しても、多くの文化財が焼失するしかないという致命的な弱点があった。
これにより、寺院文化財においては、初期の火災鎮圧及び火災からの保護がかなめである。
本発明の背景技術は、特許文献1(2009年7月1日公開、発明の名称:寺院文化財の保護のための上向放水型消火装置)に開示されている。
従来技術においては、一般の建築物用消火装置は、建築物の内部または外部に水を噴射可能に、配管と一緒に設置されるので、消火装置の設置が容易ではなく、消火装置の設置に要する時間及び費用を節減し難いという問題点があった。
また、一般の建築物用消火装置は、いつも、建築物の内部または外部に露出しており、気候変化や使用者の不注意により破損しやすいので、火災発生時に消防作動を行うためには、平常時の維持及び補修管理が必要であるという問題点があった。
また、一般の消火装置は、建築物の周辺や内部に固定して設置されるので、消火装置が設置されていない建築物に火災が発生する場合は、消火作業を行い難いという問題点があった。
大韓民国公開特許公報第10‐2009‐0070090号
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、山火事が生じた場合、文化財や寺院のように辺鄙なところにある建築物に火災が広がることを防ぐように、消火装置を容易に移動させ、また、建築物の周辺に水膜を形成し、火事を予防し、または火事が生じたところに消火作業を行うことができる、移動式建築物用消火装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、ホイールが設けられて移動可能なキャビネットと、前記キャビネットに設けられ、消火栓から延長される連結ホースが結合される連結供給孔部が設けられ、複数個の流路が形成される流路本体と、前記流路本体の流路の少なくとも2つ以上の流路と連通して設けられ、前記流路本体から供給される水を飛散させるドレンチャーヘッドと、前記流路本体から延長され、前記キャビネットの内部に収納される消防ホースと、前記流路本体に設けられ、前記消防ホースに供給される水の供給の有無及び供給量を調節する給水弁と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の前記流路本体は、一側端部に前記連結供給孔部が形成され、前記連結供給孔部に沿って流入する水が分岐するように、第1の流路、第2の流路、及び第3の流路が設けられ、前記第1の流路は、前記第2の流路と比較して断面積が狭く形成されることを特徴とする。
また、本発明の前記流路本体には、前記第1の流路と前記第2の流路のいずれか一方を開放させ、他方を閉鎖させる変換弁が設けられ、前記第3の流路には前記給水弁が設けられることを特徴とする。
また、本発明の前記変換弁は、前記第1の流路と前記第2の流路の入口側に摺動可能に設けられ、前記第1の流路に供給される水が通過するように、通過孔部が形成される遮断パネルと、前記流路本体の外部に突出する前記遮断パネルが摺動可能に収納されるように、前記流路本体に設けられるケースと、前記遮断パネルに回転可能に設けられ、回転軸が前記ケースに螺合される操作ハンドルと、を有することを特徴とする。
また、本発明の前記流路本体には、前記給水弁が開放されると、前記遮断パネルを移動させ、前記第1の流路を開放させ、前記給水弁が閉鎖されると、前記遮断パネルを移動させ、前記第2の流路を開放させる連動部が設けられることを特徴とする。
また、本発明の前記連動部は、前記給水弁ハンドルの回転軸に設けられる巻取ドラムと、前記巻取ドラムに巻き取られ、前記遮断パネルに連結されるワイヤと、前記ワイヤの延長方向の前記遮断パネル側に変換するように、前記ワイヤが巻き取られる変換ローラと、前記遮断パネルと前記ケースとの間に設けられる弾性部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明の前記ドレンチャーヘッドは、前記第1の流路と連通して設けられる第1のドレンチャーヘッドと、前記第2の流路と連通して設けられる第2のドレンチャーヘッドと、を有することを特徴とする。
以上、本発明によると、ドレンチャーヘッドが設けられる流路本体が、移動可能なキャビネットの内部に設けられるので、火災が発生した場所に消火装置を容易に移動させ、消火栓に連結して速い消火作業を行うことができる。
また、建築物の周辺に水膜を形成可能なドレンチャーヘッドと、火災が発生した部位に集中して水を噴射可能な消防ホースとが備えられるので、建築物の周辺に水膜を形成する作業と火災が発生した部位に集中して水を噴射する作業を同時に行うことができる。
また、ドレンチャーヘッドから噴射される水の流速を調節可能な変換弁が備えられるので、消防ホースからの水の集中噴射を開始した後、ドレンチャーヘッドから噴射される消防水の流速が低下することを防止し、効果的な消火作業を行うことができる。
本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置の使用状態を示した斜視図 本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置を示した構成図 本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置を示した側面図 本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置におけるキャビネットの開放状態を示した構成図 本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置における流路本体及び変換弁を示した斜視図 本発明の他の実施例による移動式建築物用消火装置における流路本体及び変換弁を示した斜視図
以下、添付した図面に基づき、本発明による移動式建築物用消火装置の一実施例について説明する。
この過程において、図面に示された線の厚さや構成要素の大きさ等は、説明の明瞭性と便宜のため、誇張して示されている。
また、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、これは、使用者、運用者の意図または慣例により異なる。
このため、これらの用語についての定義は、本明細書の全般の内容に基づいて定められなければならない。
図1は、本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置の使用状態を示した斜視図であり、図2は、本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置を示した構成図であり、図3は、本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置を示した側面図である。
図4は、本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置におけるキャビネットの開放状態を示した構成図であり、図5は、本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置における流路本体及び変換弁を示した斜視図である。
図1〜5を参照すると、本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置は、ホイール32が設けられて移動可能なキャビネット30と、キャビネット30に設けられ、消火栓10から延長される連結ホースが結合される連結供給孔部34が設けられ、複数個の流路が形成される流路本体50と、流路本体50の流路の少なくとも2つ以上の流路と連通して設けられ、流路本体50から供給される水を飛散させるドレンチャーヘッド54a、56aと、流路本体50から延長され、キャビネット30の内部に収納される消防ホース70と、流路本体50に設けられ、消防ホース70に供給される水の供給の有無及び供給量を調節する給水弁58aと、を備える。
山中や辺鄙なところにある文化財や寺院のような建築物の周辺に、消火栓10が設けられ、消火栓10は、水源から延長される供給管が連結され、消火栓10から延長される連結ホースは、連結供給孔部34に着脱可能に連結される。
したがって、山火事のような火災が発生した場合は、作業者が連結ホースを連結供給孔部34に結合し、キャビネット30を建築物の周辺に移動させた後、主弁52ーを開放し、流路本体50に供給される水がドレンチャーヘッド54a、56aから飛散するようにする。
ドレンチャーヘッド54a、56aにより飛散される水は、建築物の周辺に水膜を形成するので、建築物に火災が発生することを予防することができる。
建築物に火災が発生した以降は、火災が発生した部位に集中して水を噴射しなければならないが、この際、作業者が給水弁58aを開放すると、流路本体50から供給される水が消防ホース70側にも供給されるので、ドレンチャーヘッド54a、56aから水を噴射しながら、作業者は、管槍72を持って火災が発生した部位に水を噴射することができる。
本実施例は、上記のように、消火装置を建築物の近くに移動させやすいので、短時間で消火作業を行うことができ、ドレンチャーヘッド54a、56aによって建築物の周辺に水膜を形成するとともに、火災部位に集中して水を噴射することができる。
したがって、山中や辺鄙なところにある建築物に火災が接近し、または火災の発生した後に、迅速かつ効果的な消火作業を行うことができるようになる。
流路本体50は、一側端部に連結供給孔部34が形成され、連結供給孔部34に沿って流入する水が分岐するように、第1の流路54、第2の流路56、及び第3の流路58が設けられ、第1の流路54は、第2の流路56と比較して断面積が狭く形成される。
作業者が給水弁58aを開放すると、第3の流路58に水が供給され、消防ホース70から火災部位に集中して水を噴射することができ、変換弁80の操作の有無によって、第1の流路54と第2の流路56のいずれかの流路に水が供給されると、第1の流路54と第2の流路56に連通して設けられるドレンチャーヘッド54a、56aから水が飛散しながら水膜を形成するようになる。
流路本体50には、第1の流路54と第2の流路56のいずれか一方を開放させ、他方を閉鎖させる変換弁80が設けられ、第3の流路58には給水弁58aが設けられる。
また、ドレンチャーヘッド54a、56aは、第1の流路54と連通して設けられる第1のドレンチャーヘッド54aと、第2の流路56と連通して設けられる第2のドレンチャーヘッド56aとを有する。
消防ホース70を用いた消火作業が要求されないときは、作業者が変換弁80を操作し、相対的に断面積の広い第2の流路56に水を供給するので、第2のドレンチャーヘッド56aから水が飛散される。
消防ホース70を用いた消火作業が要求される場合は、作業者が給水弁58aを開放し、変換弁80を操作して第2の流路56を閉鎖すると、水は、第1の流路54から第1のドレンチャーヘッド54aに供給され、第3の流路58から消防ホース70に供給される。
この際、流路本体50に供給される水が第1の流路54及び第3の流路58に分岐して供給されるので、第1の流路54側に供給される水の流圧が低下し得るが、第1の流路54は、第2の流路56と比較して断面積が狭く形成されるので、第1の流路54を通過する水の流速が速くなり、水の流圧が低下することを防ぐことができる。
したがって、消防ホース70を用いた消火作業の進行中も、第2の流路56の1つだけの流路による水の供給時と類似した流圧が第1の流路54の内部に形成されるので、第1の流路54から供給される水により、建築物の周辺に水膜を形成することができるようになる。
変換弁80は、第1の流路54と第2の流路56の入口側に摺動可能に設けられ、第1の流路54に供給される水が通過するように、通過孔部82aが形成される遮断パネル82と、流路本体50の外部に突出する遮断パネル82が摺動可能に収納されるように、流路本体50に設けられるケース86と、遮断パネル82に回転可能に設けられ、回転軸がケース86に螺合される操作ハンドル84と、を有する。
ケース86は、流路本体50の外壁に設けられ、遮断パネル82は、ケース86の内部に摺動可能に設けられ、流路本体50の内側または外側に出没可能に設けられる。
遮断パネル82の一側には、第1の流路54に対向して通過孔部82aが形成されるので、遮断パネル82が流路本体50の内部に挿入され、通過孔部82aが第2の流路56に対向して配置されると、遮断パネル82の他側が第2の流路56を閉鎖して第1の流路54のみが開放される。
これに対して、遮断パネル82が流路本体50の外部に突出すると、遮断パネル82の他側が、第1の流路54を閉鎖し、第2の流路56が開放される。
操作ハンドル84の回転軸は、遮断パネル82に回転可能に連結され、操作ハンドル84の回転軸には、螺子山が形成され、ケース86に螺合されるので、作業者が操作ハンドル84を正方向または逆方向に回転させると、操作ハンドル84の回転軸がケース86の内部または外部に出没しながら遮断パネル82を移動させる。
以下、このように構成された本発明の一実施例による移動式建築物用消火装置の作動について説明する。
山火事のような火災が発生すると、作業者は、消火栓10の連結ホースを連結供給孔部34に結合し、キャビネット30を建築物の周辺に移動させた後、キャビネット30のカバーを開放し、主弁52を開放する。
したがって、消火栓10から供給される水は、流路本体50に流入され、第2の流路56を経て、第2のドレンチャーヘッド56aを通じて、建築物の周辺に水膜を形成しながら、建築物に火災が発生することを予防する。
また、建築物の周辺に形成される水膜によって、火炎に供給される酸素が遮断され、火災が消火される効果があり、建築物に結ばれた水分が蒸発しながら、建築物が冷却されるので、火災発生を予防する効果がある。
火災の発生により、火災部位に水の集中噴射が要求される場合は、作業者が給水弁58aを開放すると、流路本体50に流入される水が第3の流路58に供給され、消防ホース70に沿って作業者が調節する管槍72の方向に水が噴射される。
したがって、建築物の周辺に水膜を形成するとともに、火災部位に水を集中して噴射することができる。
この際、作業者が操作ハンドル84を回して遮断パネル82を流路本体50の外側に突出させると、第2の流路56が遮断され、相対的に断面積の狭い第1の流路54に水が供給されるので、第1のドレンチャーヘッド54aに供給される水の流速が速くなり、水膜を形成する水の水圧が低くなることを防ぐ。
したがって、建築物の周辺に水膜を形成するとともに、火災部位に集中して水を噴射する消火作業を同時に行うことができる。
図6は、本発明の他の実施例による移動式建築物用消火装置の流路本体及び変換弁を示した斜視図である。
図6を参照すると、本発明の他の実施例による移動式建築物用消火装置の流路本体150には、給水弁158aが開放されると、遮断パネル82(図5参照)を移動させ、第1の流路54(図5参照)を開放させ、給水弁158aが閉鎖されると、遮断パネル82を移動させ、第2の流路56(図5参照)を開放させる連動部が設けられる。
したがって、作業者が給水弁158aを操作すると、連動部の作動により変換弁80(図5参照)が作動し、ドレンチャーヘッド54a、56a(図5参照)から排出れさる水の水圧が低くなることを自動で防ぐことができる。
連動部は、給水弁158aのハンドルの回転軸に設けられる巻取ドラム156と、巻取ドラム156に巻き取られ、遮断パネル82に連結されるワイヤ154a、154bと、ワイヤ154a、154bの延長方向の遮断パネル82側に変換されるように、ワイヤ154a、154bが巻き取られる変換ローラ152a、152bと、遮断パネル82とケース186との間に設けられる弾性部材188と、を有する。
作業者が給水弁158aのハンドルを正方向に回転させ、第3の流路58が開放され、この際、給水弁158aのハンドルの回転軸に設けられる巻取ドラム156に第1のワイヤ154a及び第2のワイヤ154bが巻き取られながら、遮断パネル82を流路本体150の内部に引っ張り、第2の流路56を閉鎖するとともに、第1の流路54を開放するようになる。
したがって、消防ホース70(図1参照)に水が供給されるとともに、ドレンチャーヘッド54a、56aから飛散する水の水圧が低くなることを防ぐことができる。
巻取ドラム156には、第1のワイヤ154a及び第2のワイヤ154bが巻き取られ、第1のワイヤ154a及び第2の154bは、それぞれ第1の変換ローラ152a及び第2の変換ローラ152bにより、遮断パネル82側へ延長方向が折り曲げられ、第1のワイヤ154aは、遮断パネル82の上部に連結され、第2のワイヤ154bは、遮断パネル82の下部に連結される。
したがって、作業者が給水弁158aのハンドルを正方向に回転させると、第1のワイヤ154a及び第2のワイヤ154bにより、遮断パネル82が均衡を維持しながら、流路本体150の内側に移動される。
また、作業者が給水弁158aのハンドルを逆方向に回転させると、第1のワイヤ154a及び第2のワイヤ154bの張力が相殺し、弾性部材188の弾性力により、遮断パネル82が流路本体150の外側に移動する。
これにより、山火事が生じた場合、文化財や寺院のように辺鄙なところにある建築物に火事が広がることを防ぐように、消火装置を容易に移動させ、また、建築物の周辺に水膜を形成し、火事を予防し、または火事が生じたところに消火作業を行うことができる、移動式建築物用消火装置を提供することができる。
本発明は、図示される一実施例を参考として説明されたが、これは、例示的なものに過ぎず、当該技術の属する分野における通常の知識を有する者であれば、これに基づいて様々な変形及び均等な地の実施例が可能であることが理解されるだろう。
また、移動式建築物用消火装置を挙げて説明したが、これは、例示的なものに過ぎず、移動式建築物用消火装置ではなく、他の製品にも本発明の消火装置が用いられる。
本発明は、特許請求の範囲により定められる。
10 消火栓
30 キャビネット
32 ホイール
34 連結供給孔部
50 流路本体
52 主弁
54 第1の流路
54a 第1のドレンチャーヘッド
56 第2の流路
56a 第2のドレンチャーヘッド
58 第3の流路
58a 給水弁
70 消防ホース
72 管槍
80 変換弁
82 遮断パネル
82a 通過孔部
84 操作ハンドル
86 ケース

Claims (7)

  1. ホイールが設けられて移動可能なキャビネットと、
    前記キャビネットに設けられ、消火栓から延長される連結ホースが結合される連結供給孔部が設けられ、複数個の流路が形成される流路本体と、
    前記流路本体の流路の少なくとも2つ以上の流路と連通して設けられ、前記流路本体から供給される水を飛散させるドレンチャーヘッドと、
    前記流路本体から延長され、前記キャビネットの内部に収納される消防ホースと、
    前記流路本体に設けられ、前記消防ホースに供給される水の供給の有無及び供給量を調節する給水弁と、を備える
    ことを特徴とする移動式建築物用消火装置。
  2. 前記流路本体は、一側端部に前記連結供給孔部が形成され、前記連結供給孔部に沿って流入する水が分岐するように、第1の流路、第2の流路、及び第3の流路が設けられ、前記第1の流路は、前記第2の流路と比較して断面積が狭く形成される
    請求項1に記載の移動式建築物用消火装置。
  3. 前記流路本体には、前記第1の流路と前記第2の流路のいずれか一方を開放させ、他方を閉鎖させる変換弁が設けられ、前記第3の流路には前記給水弁が設けられる
    請求項2に記載の移動式建築物用消火装置。
  4. 前記変換弁は、
    前記第1の流路と前記第2の流路の入口側に摺動可能に設けられ、前記第1の流路に供給される水が通過するように、通過孔部が形成される遮断パネルと、
    前記流路本体の外部に突出する前記遮断パネルが摺動可能に収納されるように、前記流路本体に設けられるケースと、
    前記遮断パネルに回転可能に設けられ、回転軸が前記ケースに螺合される操作ハンドルと、を有する
    請求項3に記載の移動式建築物用消火装置。
  5. 前記流路本体には、前記給水弁が開放されると、前記遮断パネルを移動させ、前記第1の流路を開放させ、前記給水弁が閉鎖されると、前記遮断パネルを移動させ、前記第2の流路を開放させる連動部が設けられる
    請求項4に記載の移動式建築物用消火装置。
  6. 前記連動部は、
    前記給水弁ハンドルの回転軸に設けられる巻取ドラムと、
    前記巻取ドラムに巻き取られ、前記遮断パネルに連結されるワイヤと、
    前記ワイヤの延長方向の前記遮断パネル側に変換するように、前記ワイヤが巻き取られる変換ローラと、
    前記遮断パネルと前記ケースとの間に設けられる弾性部材と、を有する
    請求項5に記載の移動式建築物用消火装置。
  7. 前記ドレンチャーヘッドは、
    前記第1の流路と連通して設けられる第1のドレンチャーヘッドと、
    前記第2の流路と連通して設けられる第2のドレンチャーヘッドと、を有する
    請求項2に記載の移動式建築物用消火装置。
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