JP2015007118A5 - - Google Patents

Claims (25)

1. 以下
   

   

   からなる群から選択される構造を有する蛍光リン脂質エーテル化合物を含有する、診断用組成物。
2. 前記蛍光リン脂質エーテル化合物が、
   

   

   である、請求項１に記載の診断用組成物。
3. 前記蛍光リン脂質エーテル化合物が、
   

   

   である、請求項１に記載の診断用組成物。
4. 前記蛍光リン脂質エーテル化合物が、
   

   

   である、請求項１に記載の診断用組成物。
5. 更に医薬として許容される担体を含有する、請求項１〜４のいずれか１項に記載の診断用組成物。
6. 請求項１〜５のいずれか１項に記載の診断用組成物であって、対象における癌の判定の方法に使用され、当該方法が：
   当該組成物が投与された対象を提供する工程；及び
   当該対象中の蛍光リン脂質エーテル化合物を判定することにより、当該対象中の癌を判定する工程；
   を含む、当該診断用組成物。
7. 前記対象がヒトである、請求項６に記載の診断用組成物。
8. 前記癌が、メラノーマ、結腸直腸腺癌、子宮癌、膵臓癌、卵巣癌、グリア芽腫、明細胞癌、及び前立腺癌からなる群から選択される、請求項６又は７のいずれか１項に記載の診断用組成物。
9. 蛍光を使用して判定される、請求項６〜８のいずれか１項に記載の診断用組成物。
10. 請求項１〜５のいずれか１項に記載の診断用組成物であって、対象内の蛍光リン脂質エーテル化合物の検出の方法に使用され、当該方法が：
    当該組成物が投与された対象を提供する工程；及び
    当該対象内の器官内の当該蛍光リン脂質エーテル化合物の保持を判定する工程；
    を含む、当該診断用組成物。
11. 前記対象がヒトである、請求項１０に記載の診断用組成物。
12. 蛍光を使用して判定される、請求項１０又は１１のいずれか１項に記載の診断用組成物。
13. 前記器官が、結腸、直腸、小腸、食道、胃、十二指腸、子宮、膵臓及び総胆管、気管支、食道、口腔、洞(sinus)、肺、膀胱、腎臓、腹腔、並びに胸腔からなる群から選択される、請求項１０〜１２のいずれか１項に記載の診断用組成物。
14. 前記方法が、更に、前記診断用組成物を対象に投与することを含む、請求項６〜１３のいずれか１項に記載の診断用組成物。
15. 請求項１〜５のいずれか１項に記載の診断用組成物であって、癌治療を実施している患者における残存する悪性幹細胞の存在を判定する方法に使用され、当該方法が：
    （a）当該癌治療を実施している患者に当該診断用組成物を投与する工程；
    （ｂ）当該癌治療の前に悪性と判断された組織を画像化する工程；及び
    （ｃ）当該組織中の前記蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積を評価する工程；
    を含み、当該組織中の前記蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積が、残存する悪性幹細胞の存在の可能性を示す、当該診断用組成物。
16. 請求項１〜５のいずれか１項に記載の診断用組成物であって、癌治療を実施している患者における残存する悪性幹細胞の存在を判定する方法に使用され、当該方法が：
    （a）当該癌治療を実施している患者に由来する病理標本を提供する工程；
    （ｂ）当該病理標本を、当該診断用組成物でインキュベーションする工程；及び
    （ｃ）当該病理標本中の前記蛍光リン脂質エーテル化合物の分布を画像化する工程；
    を含み、当該標本中の前記蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積が、残存する悪性幹細胞の存在の可能性を示す、当該診断用組成物。
17. 請求項１〜１６のいずれか１項に記載の診断用組成物を製造するための、
    

    

    からなる群から選択される、蛍光リン脂質エーテル化合物の使用。
18. 対象における癌の存在を判定する方法であって：
    (a)蛍光リン脂質エーテル化合物を投与した対象の選択された領域の組織の画像を提供する工程；
    （ｂ）蛍光リン脂質エーテル化合物により生じた選択された領域における蛍光の分布の画像を提供する工程；及び
    （ｃ）当該選択された領域の組織の画像と当該選択された領域における蛍光の分布の画像とを比較する工程、ここで蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積が、癌が存在する可能性を示す；
    を含み、当該蛍光リン脂質エーテル化合物が、以下
    

    

    からなる群から選択される構造を有する、当該方法。
19. 前記対象がヒトである、請求項１８に記載の方法。
20. 癌治療を実施している患者における残存する悪性幹細胞の存在を判定する方法であって：
    （a）蛍光リン脂質エーテル化合物を投与した当該患者における悪性と判断された組織の画像を提供する工程；
    （ｂ）当該組織中の蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積の画像を提供する工程；及び
    （ｃ）当該組織の画像と、当該組織における蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積の画像とを比較する工程、ここで組織内の蛍光リン脂質エーテル化合物の蓄積が、残存する悪性幹細胞の存在の可能性を示す；
    を含み、当該蛍光リン脂質エーテル化合物が、以下
    

    

    からなる群から選択される構造を有する、当該方法。
21. 癌治療を実施している患者における残存する悪性幹細胞の存在を判定する方法であって：
    （a）当該癌治療を実施している患者に由来する病理標本を提供する工程；
    （ｂ）当該病理標本を、蛍光リン脂質エーテル化合物でインキュベーションする工程；
    （ｃ）当該病理標本中の当該蛍光リン脂質エーテル化合物の分布を画像化する工程；
    を含み、当該病理標本中の前記蛍光リン脂質エーテル化合物の分布が、残存する悪性幹細胞の存在の可能性を示す；
    を含み、当該蛍光リン脂質エーテル化合物が、以下
    

    

    からなる群から選択される構造を有する、当該方法。
22. 前記蛍光リン脂質エーテル化合物が、
    

    

    である、請求項１８〜２１のいずれか１項に記載の方法。
23. 前記蛍光リン脂質エーテル化合物が、
    

    

    である、請求項１８〜２１のいずれか１項に記載の方法。
24. 前記蛍光リン脂質エーテル化合物が、
    

    

    である、請求項１８〜２１のいずれか１項に記載の方法。
25. 前記癌が、メラノーマ、結腸直腸腺癌、子宮癌、膵臓癌、卵巣癌、グリア芽腫、明細胞癌、及び前立腺癌からなる群から選択される、請求項１８〜２４のいずれか１項に記載の方法。