JP2015006743A - 弾性部材を配設してなる軸筒 - Google Patents
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Abstract
Description
このような把持部材は多くが弾性部材により形成され、筆記時の滑り止め効果を有したものや装飾や模様を有したものがあり、使用者は嗜好に合わせて把持部材を装着してなる筆記具を選ぶことができる。
しかし、弾性部材により形成した把持部材は寸法管理が難しく、軸筒に装着した際に外観に隙間が発生する場合があった。このような問題を防止する為に様々な構造の提案がなされている。
その構造の一例が、特許第5073813号公報(特許文献1)に記載されている。
その為、一方の軸筒と他方の軸筒を連結する際に、弾性部材に形成された変形部が前記弾性部材と前記他方の軸筒の間に設けられた空間に向けて変形する。結果として、弾性部材の軸筒への装着が容易になり、一方の軸筒と他方の軸筒とを確実に連結することができる。
一方の軸筒と他方の軸筒との連結方法としては、螺合や圧入、嵌合など適宜最適な方法を選択することができる。また、弾性部材の例としては、把持部材として先部材と外軸により形成された軸筒への装着や、装飾部材としてクリップと後軸により形成された軸筒への装着などがあげられる。
ここで、前記外軸9の縮径部10には、凹部13(落とし込み部)が形成されている。前記外軸9は成形により形成しているが、その成形時のゲートを前記凹部13に位置させている。前記凹部13を成形時にランナーから製品部を取り除く際のゲート残りより大きくすることで把持部材17を挿入し易くなるよう配慮しているが、必ずしも落とし込み部を設けずとも良い。前記外軸9の後方には、クリップ14が一体に形成されている。
尚、本実施例では、前記外軸9は、アクリロニトリルスチレン(AS)により形成しているが、これに限らず、任意の材料から外軸9を形成することができる。
前述したように外軸9と把持部材17を形成することで、把持部材17を外軸9に装着した際、前記外軸9における縮径部10及び最縮径部12、前記把持部材17における把持部材本体部19及び全周凸部18により空間Sが形成される。前記外軸9と把持部材17により形成される空間Sの容積は、前記全周凸部18(変形部)の変形量の体積と同等以上であれば良いが、把持部材17の形成時のばらつきを考えると、前記容積が前記体積よりも大きい方が望ましい。本実施例では変形部の変形量の体積に対して、空間Sの容積は1.4倍となるように設定されている。その比率は、望ましくは1.1倍〜2倍の間で設定することが良く、1.1倍以下であると把持部材17の全長のばらつきにより変形量が空間の容積を上回ってしまい、変形部を挟持してしまい螺合の際に把持部材17の反発による抵抗が生じ螺合し難くなり締め付け不足が発生する恐れがある。また2.0倍以上であると、把持部材17を装着後も余分な空間ができ、使用者が把持した際に把持部材17が内側に撓んでしまい把持感覚が悪いと感じてしまう恐れがある。また本実施例に置ける変形部の厚みは1.7mmに設定されている。望ましくは、1.0mm〜3.0mmの間が良く、前記範囲内に設定することで螺合の際に良好な変形ができる。尚、本実施例における把持部材17は熱可塑性エラストマーにより形成しているが、シリコーンなどの弾性部材であれば同様の効果を得ることができる。
ここで、中軸セット20の軸筒1内での位置決めに関する構成を記す。前記中子25は、その外鍔部27が前記先部材8の内部に形成された内段部29と外軸9の前端面とによって狭持されており、前記先部材8と外軸9とを螺合することで、前記中子25、ひいては、前記中軸セット20が軸筒1内に位置決めされ、配置される。即ち、前記先部材8の雌螺子部15と外軸9の雄螺子部16とを、先部材8と前記中子25の外鍔部27、そして、その中子25の外鍔部27と外軸9とが当接するまで螺合せしめることで、中軸セット20は軸筒1内に固定される。また、前記中子25の外鍔部27の後端面には、突起30が等間隔に4つ形成されている。これら突起30は、弾性変形が可能な突起30であり、前記先部材8と外軸9との狭持力によって押し潰され、これによって、中軸セット20の長手方向における寸法のばらつきを吸収している。本実施例では、前記中子25の外鍔部27の後端面の突起30が弾性変形するが、その代わりに、その中子25の突起30が外軸9よりも硬く、前記突起30が接触する外軸9の前端面が突起30の形状に変形する構成としても、中軸セット20の長手方向における寸法のばらつきを吸収が可能である。
尚、前記芯タンク21の後端面は、後述の消しゴム受け31の内部に形成された壁部32に当接する。
尚、前記芯タンク21と消しゴム受け31との圧入力は、前記消しゴム受け31と押圧部材34の嵌合力よりも強くなるように設定されている。前述した力の関係性に設定することで使用者が押圧部材34を取り外した際に、消しゴム受け31が芯タンク21から抜けず、良好に消しゴムを使用することができる。
前記把持部材17を軸筒1に取り付ける際には、まず、外軸9の前方から縮径部10を覆うように把持部材17を挿入する。把持部材17の挿入は、縮径部10後方に形成された前記段部11と把持部材17の後端面との当接により完了する。この時点で外軸9と把持部材17の間には前述した空間Sが形成されている。さらに、前記外軸9前方に形成された雄螺子部16と前記先部材8の後方内面に形成された雌螺子部15により外軸9と先部材8を螺合し、前記中軸セット20を挟持することで把持部材17の取り付けが完了する。詳しく述べると、前記先部材8を外軸9に螺合をしていく過程(図8)で、先部材8の後端面は把持部材17の前端面に当接する(図9)。その段階から螺合を進めると、前記全周凸部18(変形部)が空間Sに向かって螺合進展方向と同方向に撓み始める。さらに螺合を進め、先部材8内段と外軸9前端面で中軸セット20を挟持した時点で螺合が終了する(図3、図4)。このとき前記変形部は空間Sに向かって撓んでいるが、変形部の変形量の体積よりも空間Sの容積が大きいことで、先部材8を外軸9に螺合する際の把持部材17からの弾発の抵抗が少ないものとなっている。
また、先部材8を当接させることで変形部を撓ませている為、先部材8を外軸9に螺合した際に、先部材8の後端と把持部材17の先端及び把持部材17の後端と外軸9の段部11間に隙間が形成されるのを防止している。
さらに、全周凸部18が内径方向に向かって把持部材17の外形状と同等の略円筒状に形成されていることで、全周凸部18が円環状に略均一に形成され、螺合による全周凸部18(変形部)の変形がいかなる場所でも同様となり、外観の優れた製品の提供をすることができる。
尚、図10では、肉抜き部38が楕円形状に見えるが、これは先部材8の外軸9への取付けが完了し、前記把持部材17の変形部の変形に伴い、前記肉抜き部38も変形しているためである。変形前の前記肉抜き部38は、前述の通り半円状に形成されている。
本実施例においては、外軸40の最縮径部42より後方はクリップ14を正面にした際に見える辺が等しい二等辺三角形状にストレートに形成されている。前記縮径部41の各面の後方部には長手方向に向かって縦リブ44が形成され、使用者が把持した際に前記縦リブ44が把持部材47に喰い込むことで、把持部材47の回転や縦ズレを防止している。また、前記縮径部41の後方には、凹部13(落とし込み部)が形成されている。前記外軸40は成形により形成しているが、その成形時のゲートを前記凹部13に位置させている。さらに、縮径部41の中間には窓穴45が二等辺部分の面(二等辺面)に各2つずつ形成されている。前記窓穴45は外軸40の成形の際に、コアピンが射出圧で動かないように固定する固定ピンにより形成されるが、必ずしも窓穴45を設けずとも良い。前記外軸40の縮径部41より更に前方には、縮径部41よりも外径が小さい最縮径部42が略筒状にストレートに形成され、その前方には雄螺子部16が形成されている。前記縮径部41及び最縮径部42はストレートでなく傾斜状にしたテーパにしても構わない。
尚、第1実施例と同様に、外軸40の後方には、芯タンク21に圧入された消しゴム受け31が取り付けられており、その消しゴム受け31の中間部には、押圧部材34が当接する全周の凸部35(第一凸部)が形成されている。本実施例の消しゴム受け31ではさらに、消しゴム受け31の中間部から前端までの間であり、前記第一凸部35より前方に第二凸部46が形成されている。押圧部材34を取り外して消しゴムを使用する際に、第一凸部と全周の第二凸部46が外軸40の内壁に当接することで支点となり芯タンク21の横振れを防止し、良好な消字をすることができる。
前述したように外軸40と把持部材47を形成することで、把持部材47を外軸40に装着した際、前記外軸40における縮径部41及び最縮径部42、前記把持部材47における把持部材本体部53及び全周凸部50により空間Sが形成される。前記外軸40と把持部材47により形成される空間Sの容積は、前記全周凸部50(変形部)の変形量の体積と同等以上であれば良いが、把持部材47の形成時のばらつきを考えると、前記容積が前記体積よりも大きい方が望ましい。本実施例では変形部の変形量の体積に対して、空間Sの容積は1.3倍となるように設定されている。また本実施例に置ける変形部の厚みは1.7mmに設定されている。望ましくは、1.0mm〜3.0mmの間が良く、前記範囲内に設定することで螺合の際に良好な変形ができる。
前記把持部材47を軸筒39に取り付ける際には、まず、外軸40の前方から前記縦溝48がクリップ14正面と同面に、前記横溝49が縮径部41の段部43側にくるように把持部材47を挿入する。把持部材47の挿入は、縮径部41後方に形成された前記段部43と把持部材47の後端面との当接により完了する。この時点で外軸40と把持部材47の間には前述した空間Sが形成されている。さらに、前記外軸40前方に形成された雄螺子部16と前記先部材8の後方内面に形成された雌螺子部15により外軸40と先部材8を螺合し、前記中軸セット20を挟持することで把持部材47の取り付けが完了する。詳しく述べると、前記先部材8を外軸40に螺合をしていく過程(図15)で、先部材8の後端面は把持部材47の前端面に当接する。その段階から螺合を進めると、前記全周凸部50(変形部)が空間Sに向かって螺合進展方向と同方向に撓み始める。さらに螺合を進め、先部材8内段と外軸40前端面で中軸セット20を挟持した時点で螺合が終了する(図13、図14)。このとき前記変形部は空間Sに向かって撓んでいるが、変形部の変形量の体積よりも空間Sの容積が大きいことで、先部材8を外軸40に螺合する際の把持部材47からの弾発の抵抗が少ないものとなっている
また、先部材8を当接させることで変形部を撓ませている為、先部材8を外軸40に螺合した際に、先部材8後端と把持部材47の先端及び把持部材47後端と外軸40の段部43間に隙間が形成されるのを防止している。
さらに、二等辺三角形である把持部材47の外形状と異なる略円筒状に、全周凸部50が内径方向に向かって形成されていることで、変形部に薄肉部51と厚肉部52が形成されている。これにより、使用者が先部材8の取り付けを繰り返した際にも、厚肉部52により変形部の弾性力が保たれ、経時により変形部がへたることがなく、長期に渡り外観の優れた製品の提供をすることができる。本実施例においては、把持部材47の外形状を二等辺三角形、全周凸部50の内周形状を円筒としたが、把持部材47の外形状と変形部の内周形状が異なる形状であれば良く、四角形状と六角形状の組み合わせなど、適宜選択することができる。
最後に、本実施例の様に先部材と外軸・把持部材の外観形状が異なる場合は、変形部を把持部材の先端に内径方向に向かって形成することで、先部材を異形の外軸や把持部材に螺合した際も、先部材の後端と把持部材の前端面との間を埋めることができ、外観のデザインの幅を広げることができる。
本実施例における把持部材54は、略筒状に形成され、内径は前記外軸9の縮径部10よりもやや大となるように形成されている。その把持部材54後端の外形部には、先部材8と外軸9とを螺合する際に変形する全周凸部55(変形部)が長手方向に向かって突出して形成されている。前記変形部に関してさらに詳述すると、全長は把持部材54の厚みよりもやや短くなるように形成され、外観は後端に向けて縮径するテーパ形状であり、そのテーパ形状の前方部分、即ち、把持部材本体部57側の外径が盛り上がった拡径部56となるように形成されている。前記の様に、拡径部56を形成することで変形部が変形した際に、外軸9の段部11と把持部材54の後端との間の外径部に隙間ができるのを防止している。ここで、長手方向に突出している前記全周凸部55の後端部は、曲面形状となっており、全周凸部55が先部材8と外軸9の螺合の進展によって力を受けた際に、前記段部11に沿って内径方向に変形するように形成されている。
前述したように外軸9と把持部材54を形成することで、把持部材54を外軸9に装着した際、前記外軸9における縮径部10、前記把持部材54における把持部材本体部57及び全周凸部55により空間Sが形成される。前記外軸9と把持部材54により形成される空間Sの容積は、前記全周凸部55(変形部)の変形量の体積と同等以上であれば良いが、把持部材54の形成時のばらつきを考えると、前記容積が前期体積よりも大きい方が望ましい。本実施例では全周凸部55の変形量の体積に対して、空間Sの容積は1.2倍となるように設定されている。また本実施例に置ける変形部の厚みは、拡径部56が0.4mm、変形部の後端は0.3mmに設定されている。望ましくは0.15mm〜1.0mmの間が良く、前記範囲内に設定することで螺合の際に良好な変形ができる。
前記把持部材54を軸筒1に取り付ける際には、まず、外軸9の前方から縮径部10を覆うように把持部材54を挿入する。把持部材54の挿入は、外軸9の縮径部10後方に形成された段部11と把持部材54の後端面との当接により完了する。この時点で外軸9と把持部材54の間には前述した空間Sが形成されている。さらに、前記外軸9の前方に形成された雄螺子部16と前記先部材8の後方内面に形成された雌螺子部15により外軸9と先部材8を螺合し、前記中軸セット20を挟持することで把持部材54の取り付けが完了する。詳しく述べると、前記先部材8を外軸9に螺合をしていく過程で、先部材8の後端面は把持部材54の前端面に当接する(図25)。その段階から螺合を進めると、前記全周凸部55(変形部)が空間Sに向かって撓み始める。さらに螺合を進め、先部材8内段と外軸9前端面で中軸セット20を挟持した時点で螺合が終了する(図23、図24)。このとき前記変形部は空間Sに向かって撓んでいるが、変形部の変形量の体積よりも空間Sの容積が大きいことで、先部材8を外軸9に螺合する際の把持部材54からの弾発の抵抗が少ないものとなっている。
また、先部材8を当接させることで全周凸部55(変形部)を撓ませている為、先部材8を外軸9に螺合した際に、先部材8後端と把持部材54の先端及び把持部材54後端と外軸9の段部11間に隙間が形成されるのを防止している。
さらに、変形部を把持部材54の外径部に長手方向に向かって形成することで、把持部材54を装着する際に変形部の変形を容易に目視することができ、先部材8と外軸9の螺合の完了を変形部の状態で確認でき、生産の効率が向上する。また、把持部材54の前方部に本実施例の全周凸部55(変形部)を形成しても良いが、通常把持すると考えられる前方部避け、後方に変形部を設けることで、使用者は違和感なく把持することが出来る。
本実施例における把持部材59は、略筒状に形成され、後端には外軸9の縮径部10に形成された傾斜面58と係合する傾斜面60が形成されている。内径は前記外軸9の縮径部10の外径よりもやや大となるように形成されている。その把持部材59の中間部の内周面には切り欠き部61が径方向の全周にわたって形成されており、その切り欠き部61の壁部62(変形部)が先部材8と外軸9とを螺合する際に変形する。前記切り欠き部61の壁部62に関してさらに詳述すると、その壁部62の縦断面形状は頂点を円弧状とする山状に形成されている。
前述したように外軸9と把持部材59を形成することで、把持部材59を外軸9に装着した際、前記外軸9における縮径部10、前記把持部材59における切り欠き部61の壁部62により空間Sが形成される。
前記把持部材59を軸筒1に取り付ける際には、まず、外軸9の前方から縮径部10を覆うように把持部材59を挿入する。把持部材59の挿入は、縮径部10後方に形成された前記傾斜面58と把持部材59の後端の傾斜面60との当接により完了する。この時点で外軸9と把持部材59の間には前述した空間Sが形成されている(図28)。さらに、前記外軸9前方に形成された雄螺子部16と前記先部材8の後方内面に形成された雌螺子部15により外軸9と先部材8を螺合し、前記中軸セット20を挟持することで把持部材59の取付けが完了する。詳しく述べると、前記先部材8を外軸9に螺合をしていく過程で、先部材8の後端面は把持部材59の前端面に当接する。その段階から螺合を進めると、前記切り欠き部61の壁部62の頂点が支点となり、前記壁部62が前記空間Sに入り込むように変形し把持部材59の全体が内径方向に向けて撓み始める。外軸9の縮径部10と把持部材59に係合する傾斜面を形成したことで、把持部材59が縮径部10に向けて撓むように促し、螺合の際の良好な変形を補助している。さらに螺合を進め、先部材8内段と外軸9前端面で中軸セット20を挟持した時点で螺合が終了する(図26、図27)。このとき前記変形部を支点に空間Sを埋めるように把持部材59全体が撓んでいるが、螺合完了時にも空間Sを残すことで、先部材8を外軸9に螺合する際の把持部材59からの弾発の抵抗が少ないものとなっている。
また、先部材8を当接させることで切り欠き部61の壁部62(変形部)を撓ませている為、先部材8を外軸9に螺合した際に、先部材8の後端と把持部材59の先端及び把持部材59の後端と外軸9の段部11間に隙間が形成されるのを防止している。
さらに、変形部を切り欠き部61の壁部62として設けることで把持部材59を単純な筒状に形成することができるため成形性が良く生産の効率が向上する。
2 スライダー
3 パイプ
4 芯保持部材
5 本体部
6 スリット
7 弾性部
8 先部材
9 外軸(軸筒本体)
10 縮径部
11 段部
12 最縮径部
13 凹部
14 クリップ
15 雌螺子部
16 雄螺子部
17 把持部材
18 全周凸部(変形部)
19 把持部材本体部
20 中軸セット
21 芯タンク
22 チャック体
23 チャックリング
24 鍔部
25 中子
26 内鍔部
27 外鍔部
28 弾撥部材
29 内段部
30 突起
31 消しゴム受け
32 壁部
33 消しゴム
34 押圧部材
35 凸部(第一凸部)
36 段部
37 全周凸部(変形部)
38 肉抜き部
39 軸筒
40 外軸(軸筒本体)
41 縮径部
42 最縮径部
43 段部
44 縦リブ
45 窓穴
46 第二凸部
47 把持部材
48 縦溝
49 横溝
50 全周凸部(変形部)
51 薄肉部
52 厚肉部
53 把持部材本体部
54 把持部材
55 全周凸部(変形部)
56 拡径部
57 把持部材本体部
58 傾斜面
59 把持部材
60 傾斜面
61 切り欠き部
62 壁部(変形部)
L 芯
S 空間
Claims (8)
- 一方の軸筒と他方の軸筒とを連結してなり、弾性部材を配設してなる軸筒であって、前記一方の軸筒の後端部と前記他方の軸筒に形成した段部との間に前記弾性部材を配設し、前記弾性部材に変形部を形成すると共に、その変形部が入り込むことが可能な空間を前記弾性部材と前記他方の軸筒との間に設けたことを特徴とする弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記一方の軸筒が先部材であり、前記他方の軸筒が軸筒本体であることを特徴とする請求項1に記載の弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記変形部が、前記把持部材の前方に形成した内径方向に凸の全周凸部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記変形部が、前記把持部材の端部に形成した長手方向に凸の全周凸部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記変形部が、前記把持部材の内周面に形成した切り欠き部の壁部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記変形部の変形前における前記空間の容積を、前記変形部の変形量の体積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記他方の軸筒及び前記弾性部材の横断面形状を異形にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の弾性部材を配設してなる軸筒。
- 前記請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の軸筒を使用した筆記具。
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---|---|---|---|
JP2013132190A Active JP6286892B2 (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 弾性部材を配設してなる軸筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6286892B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2509414Y2 (ja) * | 1991-01-31 | 1996-09-04 | ぺんてる株式会社 | 筆記具の把持部構造 |
JPH10217673A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-18 | Pentel Kk | 筆記具のグリップ |
JP2011093270A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Pilot Corporation | 筆記具の軸筒 |
JP2012091521A (ja) * | 2012-01-06 | 2012-05-17 | Zebra Pen Corp | 筆記具 |
-
2013
- 2013-06-25 JP JP2013132190A patent/JP6286892B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2509414Y2 (ja) * | 1991-01-31 | 1996-09-04 | ぺんてる株式会社 | 筆記具の把持部構造 |
JPH10217673A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-18 | Pentel Kk | 筆記具のグリップ |
JP2011093270A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Pilot Corporation | 筆記具の軸筒 |
JP2012091521A (ja) * | 2012-01-06 | 2012-05-17 | Zebra Pen Corp | 筆記具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6286892B2 (ja) | 2018-03-07 |
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