JP2015006686A - 加締め用ダイおよび加締め治具、並びにそれらを用いた加締め継手の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上面2と、下面3と、上面2および下面3のそれぞれと接続している端面4と、を備え、端面4は、その幅方向に沿って延びているとともに、端面4を基準とした高さが0.6〜1.5mmである少なくとも1つの凸部41と、少なくとも1つの凸部41に沿って延びている少なくとも1つの凹溝42と、を有する、加締め用ダイ1である。このダイ1を備える加締め治具、およびそれを用いた加締め継手の製造方法を提供する。
【選択図】図1
Description
(1)上面と、下面と、前記上面および前記下面のそれぞれと接続している端面と、を備え、前記端面は、その幅方向に沿って延びているとともに、前記端面を基準とした高さが0.6〜1.5mmである少なくとも1つの凸部と、前記少なくとも1つの凸部に沿って延びている少なくとも1つの凹溝と、を有する、加締め用ダイ。
(2)前記幅方向に垂直な断面視において、前記少なくとも1つの凸部は、曲線状、台形状または四角形状である、前記(1)に記載の加締め用ダイ。
(3)前記幅方向に垂直な断面視において、前記少なくとも1つの凸部は、曲率半径が0.3〜1.0mmの曲線状である、前記(1)または(2)に記載の加締め用ダイ。
(4)前記少なくとも1つの凹溝は、前記少なくとも1つの凸部の基端部側に連続している、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の加締め用ダイ。
(5)前記少なくとも1つの凹溝は、その溝幅が底部に向かうにつれて小さくなっている、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の加締め用ダイ。
(6)前記少なくとも1つの凸部の数と、前記少なくとも1つの凹溝の数とが、同一である、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の加締め用ダイ。
(7)前記少なくとも1つの凸部は、前記上面および前記端面の上交差部よりも前記下面側であって前記上面側から順に互いに離れて位置している第1〜第3凸部を有し、前記少なくとも1つの凹溝は、前記第1凸部および前記第2凸部の間に位置している第1凹溝、前記第2凸部および前記第3凸部の間に位置している第2凹溝、および前記第3凸部よりも前記下面側であって前記下面および前記端面の下交差部よりも前記上面側に位置している第3凹溝を有し、前記第1凹溝は、前記第1凸部の基端部側に連続し、前記第2凹溝は、前記第2凸部の基端部側に連続し、前記第3凹溝は、前記第3凸部の基端部側に連続し、前記第1凹溝および前記第2凸部は、互いに離れて位置し、前記第2凹溝および前記第3凸部は、互いに離れて位置している、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の加締め用ダイ。
(8)上面視および下面視において、前記端面は、内方に凸の円弧状である、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の加締め用ダイ。
(9)前記上面および前記下面の間を貫通している貫通孔をさらに備える、前記(1)〜(8)のいずれかに記載の加締め用ダイ。
(10)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の複数の加締め用ダイと、前記複数の加締め用ダイが取り付けられる本体部と、を備え、前記複数の加締め用ダイはいずれも、前記端面を加締め方向に移動可能に、前記本体部に取り付けられる、加締め治具。
(11)円筒状の金属製ソケットをホースの一端部に被せる工程と、前記ホースの一端部開口を継手部のニップルに挿入する工程と、前記(10)に記載の加締め治具によって前記ソケットを外側から加締め、前記ホースの一端部を前記ニップルに加締め固定する工程と、を備える、加締め継手の製造方法。
以下、本発明の一実施形態に係る加締め用ダイおよび加締め治具、並びにそれらを用いた加締め継手の製造方法について、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
凸部41の端面4を基準とした高さhが1mmであり、凸部41が0.5mmの曲率半径を有する曲線状であり、凸部41の基端部411の幅w1が0.8〜1.2mmであり、基端部411側に連続した凹溝42を有するダイ1を使用した。その他の構成は、上述した図1〜図3に示したとおりである。なお、市販の本体部100にダイ1を図4に示す状態で取り付けることによって加締め治具20を構成した。
加締め荷重値を変化させて図5(b)に示すようなニップル201A,ナット201B、ソケット203およびホース202によって構成される加締め継手200を複数作製し、ホース202が潰れた度合いを評価した。
加締め荷重値を変化させて複数の加締め継手200を作製し、引張強度値500Nの加締め継手200が得られたときの加締め荷重値を評価した。その結果を、表1中の「加締め荷重値」の欄に示す。
手作業可能な限界加締め荷重値で加締め継手200を作製し、得られた加締め継手200の引張強度値を測定した。その結果を、表2中の「引張強度値」の欄に示す。
凸部11の端面12を基準とした高さが0.58mmであり、凸部11が1.5mmの曲率半径を有する曲線状であり、凹溝がない図7に示すダイ10を使用した。
2 上面
3 下面
31 端部
32 段部
4 端面
41 凸部
411 基端部
41A 第1凸部
411A 基端部
41B 第2凸部
411B 基端部
41C 第3凸部
411C 基端部
42 凹溝
421 底部
42A 第1凹溝
42B 第2凹溝
42C 第3凹溝
5 貫通孔
6 上交差部
7 下交差部
20 加締め治具
100 本体部
101 第1グリップ
102 第2グリップ
200 加締め継手
201 継手部
201A ニップル
201B ナット
202 ホース
202A 一端部
203 ソケット
Claims (11)
- 上面と、
下面と、
前記上面および前記下面のそれぞれと接続している端面と、を備え、
前記端面は、
その幅方向に沿って延びているとともに、前記端面を基準とした高さが0.6〜1.5mmである少なくとも1つの凸部と、
前記少なくとも1つの凸部に沿って延びている少なくとも1つの凹溝と、を有する、加締め用ダイ。 - 前記幅方向に垂直な断面視において、前記少なくとも1つの凸部は、曲線状、台形状または四角形状である、請求項1に記載の加締め用ダイ。
- 前記幅方向に垂直な断面視において、前記少なくとも1つの凸部は、曲率半径が0.3〜1.0mmの曲線状である、請求項1または2に記載の加締め用ダイ。
- 前記少なくとも1つの凹溝は、前記少なくとも1つの凸部の基端部側に連続している、請求項1〜3のいずれかに記載の加締め用ダイ。
- 前記少なくとも1つの凹溝は、その溝幅が底部に向かうにつれて小さくなっている、請求項1〜4のいずれかに記載の加締め用ダイ。
- 前記少なくとも1つの凸部の数と、前記少なくとも1つの凹溝の数とが、同一である、請求項1〜5のいずれかに記載の加締め用ダイ。
- 前記少なくとも1つの凸部は、前記上面および前記端面の上交差部よりも前記下面側であって前記上面側から順に互いに離れて位置している第1〜第3凸部を有し、
前記少なくとも1つの凹溝は、前記第1凸部および前記第2凸部の間に位置している第1凹溝、前記第2凸部および前記第3凸部の間に位置している第2凹溝、および前記第3凸部よりも前記下面側であって前記下面および前記端面の下交差部よりも前記上面側に位置している第3凹溝を有し、
前記第1凹溝は、前記第1凸部の基端部側に連続し、
前記第2凹溝は、前記第2凸部の基端部側に連続し、
前記第3凹溝は、前記第3凸部の基端部側に連続し、
前記第1凹溝および前記第2凸部は、互いに離れて位置し、
前記第2凹溝および前記第3凸部は、互いに離れて位置している、請求項1〜6のいずれかに記載の加締め用ダイ。 - 上面視および下面視において、前記端面は、内方に凸の円弧状である、請求項1〜7のいずれかに記載の加締め用ダイ。
- 前記上面および前記下面の間を貫通している貫通孔をさらに備える、請求項1〜8のいずれかに記載の加締め用ダイ。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の複数の加締め用ダイと、
前記複数の加締め用ダイが取り付けられる本体部と、を備え、
前記複数の加締め用ダイはいずれも、前記端面を加締め方向に移動可能に、前記本体部に取り付けられる、加締め治具。 - 円筒状の金属製ソケットをホースの一端部に被せる工程と、
前記ホースの一端部開口を継手部のニップルに挿入する工程と、
請求項10に記載の加締め治具によって前記ソケットを外側から加締め、前記ホースの一端部を前記ニップルに加締め固定する工程と、
を備える、加締め継手の製造方法。
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JP2013132955A JP6109653B2 (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 加締め用ダイおよび加締め治具、並びにそれらを用いた加締め継手の製造方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6383492A (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-14 | 豊田合成株式会社 | 継手付きホ−スの製造方法 |
JP2002364793A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Yokohama Hydex Co | ホース用加締め金具及びその加締め用治具 |
JP2006002911A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Bridgestone Corp | 給水ホース口金具締結構造 |
-
2013
- 2013-06-25 JP JP2013132955A patent/JP6109653B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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