JP2015005969A - 駐車場撮像システム及び撮像信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車しようとする複数の駐車スペースを撮像するカメラと通信を行って、駐車しようとする位置を撮像した画像をモニターに表示させる。【解決手段】駐車場撮像送信装置の撮像部は、駐車場の駐車スペースを撮像する。第1通信部は、第1の通信方式で撮像部が撮像する画像を送信する。記憶部は、識別IDを記憶する。第2通信部は、第1の通信方式よりも通信範囲が狭い第2の通信方式で記憶部が記憶する識別IDを送信する。第1通信部は、第2通信部が送信した送信側識別IDを返信する撮像受信装置から、識別IDを含む通信を受信したとき、送信側識別IDを返信する撮像受信装置とペアリングを確立し、送信側識別IDを返信する撮像受信装置に撮像部で撮像部で撮像する画像を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、駐車場撮像システム及び撮像信号受信装置に関する。
従来、自動車などの車両を駐車する際に、後部に人や障害物がないかを確認するため、車両の後部にリアビューカメラを設置することが広く行われている。このようなリアビューカメラは、シフトレバーをバックの位置に切り替えると撮像を開始して運転席の近傍に設けられたモニターに後部の画像を表示するものであり、車両の後部に人や障害物がないかを確認することができる。
しかしながら駐車場の後ろの壁ぎりぎりまでバックしたり、駐車場で左右の障害物に余裕を持たせて駐車するためには、駐車場における車両の周囲の状況をより正確に知ることが望まれる。そこで壁や障害物と車両との位置関係をより正確に示すため、図12に示すように、駐車場の上部に設置したカメラで撮像を行い、見おろした画像を車両のモニターに表示させて駐車を支援するシステムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−143595号公報
特許文献1に記載の駐車支援システムによれば、駐車場側から車の進入状況を撮影して、無線により車両に伝送して、車側ではその映像を車室内のディスプレイに表示することができる。これにより、車両の両側面の状況や、車両と後方の障害物との相対的な距離を把握することができる。
このような駐車支援システムを個人宅の駐車場ではなく、複数台分の駐車スペースがある駐車場に設置した場合、カメラを駐車スペースの数だけ設置することとなる。しかしながら駐車支援システムを複数台設置すると、複数台のカメラから所望の駐車スペースを撮像するカメラを選択するために、車両の運転者がなんらかの操作をする必要があるという問題があった。
そこで本発明が解決しようとする課題は、駐車しようとする複数の駐車スペースを撮像するカメラと通信を行って、駐車しようとする駐車スペースを撮像した画像をモニターに表示させる技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は以下の装置、方法を提供するものである。
1)駐車場の駐車スペースを撮像する撮像部102と、撮像部が撮像する画像を第1の通信方式で送信する第1通信部104と、送信側識別IDを記憶する記憶部105と、第1の通信方式よりも通信範囲が狭い第2の通信方式で記憶部が記憶する送信側識別IDを送信する第2通信部106とを備える駐車場撮像送信装置1Aと、第2の通信方式で送信側識別IDを受信する第3通信部201と、第3通信部が受信した送信側識別IDを第1の通信方式で送信する第4通信部204と、第4通信部が画像を受信したとき、画像を出力する画像出力部203とを備える撮像信号受信装置2Aとを含む駐車場撮像システムであって、駐車場撮像送信装置の第1通信部は第4通信部から送信側識別IDを含む通信を受信したとき、第4通信部とペアリングを確立して撮像部で撮像する画像を送信することを特徴とする駐車場撮像システム。
2)第1の通信方式と第1の通信方式よりも通信範囲の狭い第2の通信方式とを用いて互いに通信を行う駐車場撮像送信装置と撮像信号受信装置とを含む駐車場撮像システムにおける撮像方法であって、駐車場撮像送信装置において、駐車場の駐車スペースを撮像する撮像ステップS507と、送信側識別IDを記憶部に記憶させる記憶ステップと、第2の通信方式で記憶ステップで記憶部に記憶させた送信側識別IDを送信する第2通信ステップステップS503と、撮像信号受信装置において、第2通信ステップで送信された送信側識別IDを受信する第3通信ステップS602と、第3通信ステップで受信した送信側識別IDを第1の通信方式で送信する第4通信ステップS605と、駐車場撮像送信装置において、第4通信ステップで送信された送信側識別IDを含む通信を受信したとき、第1の通信方式でペアリングを確立して撮像ステップで撮像した画像を送信する画像送信ステップS508と、撮像信号受信装置において、画像送信ステップで送信された画像を受信して出力する画像出力ステップS608とを含む駐車場撮像システムにおける撮像方法。
この発明により、駐車しようとする複数の駐車スペースを撮像するカメラと通信を行って、駐車しようとする駐車スペースを撮像した画像をモニターに表示させることができる。
第一実施例の駐車場撮像送信装置を設置した駐車スペースと撮像信号受信装置を設置した車両の模式図である。 複数の駐車スペースにそれぞれ第一実施例の駐車場撮像送信装置を設置した駐車場の模式図である。 第一実施例の駐車場撮像送信装置のブロック構成図である。 第一実施例の撮像信号受信装置のブロック構成図である。 第一実施例の駐車場撮像送信装置における処理手順を説明するフローチャートである。 第一実施例の撮像信号受信装置における処理手順を説明するフローチャートである。 第二実施例の駐車場撮像送信装置のブロック構成図である。 第二実施例の駐車場管理装置のブロック構成図である。 第二実施例の駐車場撮像送信装置及び撮像信号受信装置における処理手順を説明するフローチャートである。 第二実施例の駐車場管理装置の記憶部に記憶されているテーブルの例である。 第二実施例の駐車場管理装置における処理手順を説明するフローチャートである。 従来の駐車支援システムの例である。
以下、本発明の駐車場撮像システムの一実施形態について、実施例に基づき添付図面を参照して説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。また既に説明したものと同一部分ならびに同一事項には同一符号、番号を付し、重複する説明は
省略する。
[第1実施例]
第1実施例の駐車場撮像システムは、駐車場撮像送信装置1Aと撮像信号受信装置2Aとを備えている。
[駐車場撮像送信装置1Aの構成]
図1は駐車場撮像送信装置1Aを設置した駐車スペースの模式図、図2は複数の駐車スペースにそれぞれ駐車場撮像送信装置を設置した駐車場の模式図、図3は駐車場撮像送信装置1Aのブロック構成図である。駐車場撮像送信装置1Aの電源部101はバッテリーであり、たとえばリチウムイオン充電池である。電源部101はまたバッテリーとともに太陽電池等を備え、太陽光でバッテリーを充電するよう構成してもよい。電源部101は、制御部108の指示に応じて各部へ電源電力を供給する。撮像部102はCCDやCMOSイメージセンサにより構成されており、撮像を行って、たとえばシリアルデジタルインタフェースの規格であるITU−R(International Telecommunication Union Radiocommunications Sector) BT656で定められた形式で、撮像した画像データを出力する。撮像部102は出力した画像データを信号処理部103へ送る。信号処理部103は、画像データをたとえばJPEG(Joint Picture Expert Group)やMPEG(Motion Picture Expert Group)−4などの方式で画像圧縮し、第1通信部104へ送る。第1通信部104は、後述のように撮像信号受信装置2Aの第4通信部204との通信を確立すると、圧縮された画像データをたとえばIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11gで定められた無線の方式で送信する。第1通信部104には、アンテナ11が取り付けられている。記憶部105はHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid Silicon Disk)などで構成されており、駐車場撮像送信装置1Aを制御するOS(Operating System、基本ソフト)やアプリケーションソフトウェア(応用ソフト)などのほか、種々のデータを記憶する。記憶部105はまた、駐車場撮像送信装置1Aを識別する送信側識別IDとして、第1通信部104が用いる送信側通信IDを記憶する。第1通信部104はまた、後述する撮像信号受信装置2Aからの制御信号を受信し、制御部108へ送る。第2通信部106は、照明部106aと変調部106bとを含んでいる。照明部106aは、駐車スペースおよびその前方を照明する。照明部106aはLED(Light Emitting Diode)で構成されている。変調部106bは、記憶部105に記憶されている送信側通信IDを読み出して、照明部106aのLEDの駆動信号を変調する。これにより、第2通信部106は可視光通信で通信IDを送信する。近接センサ107はたとえば超音波センサで構成され、駐車場撮像送信装置1Aが設置されている駐車スペースに車両が接近したことを検知する。制御部108はCPU(Central Processing Unit)などで構成され、各部を制御して所定の処理を行う。制御部108の処理の手順については後述する。
[撮像信号受信装置2Aの構成]
図4は第1実施例の撮像信号受信装置2Aのブロック構成図である。第3通信部201はたとえばフォトダイオードで構成された受光部で、駐車場撮像送信装置1Aの照明部106aの光を受光して、出力を制御部207へ送る。第4通信部204は、駐車場撮像送信装置1Aの第1通信部104から無線通信で送られた画像データを受信する。第4通信部204はまた、後述のように制御部207で生成された制御信号を駐車場撮像送信装置1Aへ送信する。第4通信部204には、アンテナ21が取り付けられている。信号処理部202は、第4通信部204が受信した画像データを復号し、画像出力部203へ送る。画像出力部203は、信号処理部202から送られた画像データを出力する。画像出力部203にはモニター22が接続されている。これにより、モニター22には、撮像部102で撮像した車両の後方の画像が表示される。シフトレバー位置入力部205には、後述のようにシフトレバーの位置に応じた信号が入力される。シフトレバー位置入力部205へ入力されたシフトレバーの位置の出力は、制御部207へ送られる。記憶部206はHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid Silicon Disk)などで構成されており、撮像信号受信装置2Aを制御するOS(Operating System、基本ソフト)やアプリケーションソフトウェア(応用ソフト)などのほか、種々のデータを記憶する。記憶部206はまた、撮像信号受信装置2Aを識別する受信側識別IDとして、第4通信部204が用いる受信側通信IDを記憶する。制御部207はCPU(Central Processing Unit)などで構成され、各部を制御して所定の処理を行う。制御部207の処理の手順については後述する。電源部208は、図示しないが車両本体のバッテリーから電源電力の供給を受け、各部に電源電力を供給する。
[車両3Aの構成]
図1において、車両3Aは、リアハッチバック31と、運転者が車両3Aを運転するための運転席32とを備えている。運転席32の近傍には、車両3Aを前後進させるためのシフトレバー33が設けられている。シフトレバー33には図示しないがシフトレバー33の操作位置を検出して操作位置データを出力するシフトレバー位置検出器が設けられている。シフトレバー位置検出器の出力は、前述のように撮像信号受信装置2Aのシフトレバー位置入力部205へ送られる。車両3Aのリアハッチバック31の内部には、駐車場撮像送信装置1Aの照明部106aからの可視光通信を受光する第3通信部201が取り付けられている。車両3Aの車外または見通しのよい車内には、第4通信部204のアンテナ21が取り付けられている。車両3Aの運転席32の近傍には、モニター22が取り付けられている。撮像信号受信装置2Aは、モニター22の近傍や運転席32の下部などに設けられている。
図1および図2に示すように、駐車場の駐車スペースの後方には、近接センサ107が設けられ、駐車スペースに接近する車両3Aを検知する。駐車スペースの上方には、駐車場撮像送信装置1Aの撮像部102、照明部106a、アンテナ11がそれぞれ設けられている。撮像部102は、駐車スペースの後部や、左右の壁、隣の車両などの隙間が撮像できるよう、駐車スペースの後部の上方に取り付けられている。照明部106aは、駐車スペースに接近した車両や駐車スペースに駐車する車両に対して照明を行ったり可視光通信ができるよう、駐車スペース後部の上方であって、駐車した位置とその前方を照らすように取り付けられている。
[駐車場撮像送信装置1Aと撮像信号受信装置2Aの処理の手順]
このように構成された駐車場撮像送信装置1Aと撮像信号受信装置2Aの処理の手順について、図面に基づいて詳細に説明する。
駐車場撮像送信装置1Aの制御部108は、図5のフローチャートに従い処理を行う。制御部108は、近接センサ107の出力から、当該駐車スペースに車両3Aが接近しているかどうかを判断する(ステップS501)。接近していると判断したら、制御部108は電源部101を制御して、第1通信部104と、記憶部105と、第2通信部106、すなわち照明部106aと変調部106bとを起動させる(ステップS502)。変調部106bは、記憶部105から送信側通信IDを読み取り、駆動信号を変調して照明部106aへ送る。照明部106aは変調された駆動信号でLEDを点灯させ、駐車スペースの照明を行う。これにより、第2通信部106は送信側通信IDを可視光通信で送信する(ステップS503)。第1通信部104は、撮像信号受信装置2Aの第4通信部204からの通信を待ち受ける(ステップS504)。
一方、図6のフローチャートに移り、撮像信号受信装置2Aの制御部207は、シフトレバー位置入力部205に入力された信号がバックまたは停止であるかどうかを確認し(ステップS601)、バックまたは停止であった場合は電源部208を制御して第3通信部201を起動させる(ステップS602)。次に制御部207は、第3通信部201が可視光通信で送信側通信IDを受信したかどうかを確認する(ステップS603)。可視光通信で送信側通信IDを受信した場合、制御部207は記憶部206を起動させ、記憶部206から受信側通信IDを読み出す(ステップS604)。そして制御部207は第4通信部204を起動して、受信した送信側通信IDと記憶部206から読み出した受信側通信IDとを無線で送信する(ステップS605)。
図5のフローチャートに戻り、駐車場撮像送信装置1Aの制御部108は、ステップS504で第1通信部104が撮像信号受信装置2Aの第4通信部204からの通信を受信すると、送られた送信側通信IDが自らが送信した送信側通信IDと一致するかどうかを確認する(ステップS505)。送信側通信IDが一致する場合、当該駐車スペースに接近する車両からの通信であるので、通信してきた撮像信号受信装置2Aとペアリングを行って通信を確立する(ステップS506)。そして撮像部102と、信号処理部103とを起動して(ステップS507)、撮像部102で撮像した画像を信号処理部103で圧縮し、第1通信部104から送信する(ステップS508)。
再び図6のフローチャートに戻り、撮像信号受信装置2Aの第4通信部204が通信ペアリングを確立し(ステップS606)、画像を受信したら(ステップS607)、受信した画像を信号処理部202で復号し画像出力部203から出力する(ステップS608)。これにより、駐車場撮像送信装置1Aの撮像部102で撮像した上方からの画像を撮像信号受信装置2Aに送信して、モニター22に表示させることができる。
なお、駐車場撮像送信装置1Aの制御部108は第1通信部104の通信の継続を監視することも好適である。車両3Aが車庫入れを完了しエンジンを切った場合、撮像信号受信装置2Aの電源部207も電源の供給が遮断されるので通信が途絶する。このときもはや画像を送信する必要はない。制御部108は第1通信部104の通信が継続しているかどうかを監視して(ステップS509)、通信が切断された場合は、撮像部102、信号処理部103、第1通信部104、記憶部105、第2通信部106を停止させ、消費電力を低減させる(ステップS510)。
本実施例の駐車場撮像システムは、駐車スペースに設置された駐車場撮像送信装置1Aの照明部106aで照明されている範囲にある車両と通信を確立するので、当該駐車スペースに駐車しようとしている車両にのみ画像を送信することができる。
なお説明では第2通信部106と第3通信部201とが可視光通信の方式で通信する例を示したが、他の光通信方式、たとえば赤外線通信方式を用いてもよい。更に、ミリ波などの高周波の無線通信方式を用いてもよい。高い周波数の電波を用いることで第2通信部106からの送信の指向性を狭くすることができるので、光無線と同様、当該駐車スペースに駐車しようとしている車両にのみ通信を確立して画像を送信することができる。これに対し第1通信部104からの送信は指向性を狭くする必要はないので、広く用いられているIEEE802.11の無線LAN方式や、Bluetooth(登録商標)などの無線方式を用いることができる。
[第2実施例]
駐車場撮像システムの第2実施例として、駐車場撮像送信装置と撮像信号受信装置に加え、駐車場管理装置を備えた駐車場撮像システムを説明する。駐車場管理装置は、駐車場の駐車スペースの空き状態を通知したり、駐車している車両の情報を提供することができる。なお、第2実施例の撮像信号受信装置は第1実施例と同じであり、説明を省略する。また、駐車場撮像送信装置のブロックについても、第1実施例と同じブロックについては同じ番号を付し、説明を省略する。
[駐車場撮像送信装置7Aの構成]
第2実施例の駐車場撮像送信装置7Aは、第1実施例の駐車場撮像送信装置1Aに加え、駐車場管理装置8Aとの通信を行う第5通信部701を備えている。図7は駐車場撮像送信装置7Aのブロック構成図である。第5通信部701はネットワークインタフェースであり、構内LAN71に接続し、駐車場管理装置8Aの第6通信部801と通信を行う。制御部702は、CPU(Central Processing Unit)などで構成され、第5通信部701を含む各部を制御して所定の処理を行う。制御部702の処理の手順については後述する。
[駐車場管理装置8Aの構成]
図8は第2実施例の駐車場管理装置8Aのブロック構成図である。駐車場管理装置8Aはたとえばパーソナルコンピューターで構成されており、管理事務所などに設置されている。第6通信部801は、ネットワークインタフェースである。第6通信部801は構内LAN71に接続されており、同じく構内LAN71に接続された、駐車場撮像送信装置7Aの第5通信部701との通信を行う。画像出力部802は、後述のような画像データを出力する。画像出力部802にはモニター81が接続されている。記憶部803はHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid Silicon Disk)などで構成されており、駐車場管理装置8Aを制御するOS(Operating System、基本ソフト)やアプリケーションソフトウェア(応用ソフト)などのほか、種々のデータを記憶する。記憶部803はまた、駐車場の駐車スペースごとの駐車場撮像送信装置7Aの送信側通信IDと、車両ごとの撮像信号受信装置2Aの受信側通信IDとを記載した通信ID管理テーブル1000を記憶する。通信ID管理テーブル1000の例を図10a)に示す。通信IDと、当該通信IDを使用する通信部が備えられている対象の種別(車両か駐車スペースか)と、当該通信IDが備えてられている車両もしくは駐車スペースの名称とが、一覧として通信ID管理テーブル1000に記載されている。記憶部803にはまた、車両ごとに駐車している駐車スペースを管理する車両管理テーブル1001が記憶されている。車両管理テーブル1001の例を図10b)に示す。車両の名称と、当該車両が現在駐車している駐車スペースの名称(駐車していない場合は出庫と表記)が、一覧として車両管理テーブル1001に記憶されている。記憶部803にはさらに、駐車スペースごとに駐車している車両を管理する駐車スペース管理テーブル1002が記憶されている。駐車スペース管理テーブル1002の例を図10c)に示す。駐車スペースの名称と、当該駐車スペースに駐車している車両の名称とが、一覧として駐車スペース管理テーブル1002に記憶されている。車両管理テーブル1001と駐車スペース管理テーブル1002の更新手順については後述する。
電源部804は、商用電源から電力の供給を受け、各部に電源電力を供給する。制御部805はCPU(Central Processing Unit)などで構成されており、起動時に記憶部803からOSやアプリケーションソフトウェアを読み込んで動作し、各部を制御して所定の処理を行う。制御部805の処理の手順については後述する。
[駐車場管理システムにおける処理の手順]
このように構成された駐車場管理システムについて、図面に基づいて処理の手順を詳細に説明する。
図9のフローチャートに示すように、第2実施例の駐車場撮像送信装置7Aの制御部702は、第1実施例の駐車場撮像送信装置1Aの制御部104と同様、車両が接近したことを検知すると可視光通信で通信IDを送って通信ペアリングを確立し、画像を送信する。第1実施例の図5のフローチャートと同様の処理については同じ番号を付し説明を省略する。
第2実施例の駐車場撮像送信装置7Aの制御部702の処理の手順については、第1実施例の駐車場撮像送信装置1Aの制御部108と異なる点を説明する。
ステップS506までは、処理の手順は第1実施例の制御部108と同様である。第2実施例の制御部702は、ステップS506で通信ペアリングを確立すると、第1通信部104が用いる送信側通信IDを記憶部105から読み出し、撮像信号受信装置2Aから送られた受信側通信IDとともに組として、第5通信部701から駐車場管理装置8Aの第6通信部801へ、構内LAN71を介して送信する(ステップS701)。通信IDの組を受信した駐車場管理装置8Aの処理の手順については後述する。
駐車場撮像送信装置7Aの制御部702はその後は第1実施例と同様の手順で、通信を確立したら撮像部102と、信号処理部103とを起動して(ステップS507)、撮像部102で撮像した画像を信号処理部103で圧縮し、第1通信部104から送信する(ステップS508)。以下、第1実施例と同様の処理を行う。
さらに、駐車場管理装置8Aの制御部805の処理の手順について、図11のフローチャートを用いて説明する。駐車場管理装置8Aの制御部805は、第6通信部801が駐車場撮像送信装置7Aの送信側通信IDと撮像信号受信装置2Aの受信側通信IDとの組を受信したかどうかを判断する(ステップS1101)。ステップS701で駐車場撮像送信装置7Aの第5通信部701が通信IDの組を送信すると、第6通信部801が通信IDの組を受信するので、制御部805は通信ID管理テーブル1001と照合を行って車両の名称と駐車スペースの名称を取得する(ステップS1102)。いま、営業車#02が駐車スペース#12に接近した例を説明する。駐車スペース#12に設置されている駐車場撮像送信装置7Aは、営業車#02の受信側通信ID「10000002」と、駐車スペース#12の送信側通信ID「20000012」とを組にして送信する。すると、これを受信した駐車場管理装置8Aの制御部805は、通信ID管理テーブル1001と照合して、「営業車#02」「駐車スペース#12」の名称を取得する。
そして車両管理テーブル1002の車両の行にその車両が駐車している駐車スペースの名称を書き込んで更新する(ステップS1103)。前述の例では、車両管理テーブル1002の営業車#02の行に「駐車スペース#12」を書き込み更新する。
また、駐車スペース管理テーブル1003の駐車スペースの行に、その駐車スペースに駐車している車両の名称を書き込んで更新する(ステップS1104)。前述の例では、駐車スペース管理テーブル1003の駐車スペース#12の行に、「営業車#02」を書き込み更新する。
駐車場管理装置8Aの画像出力部は、設定に応じて車両管理テーブル1002または駐車スペース管理テーブル1003の画像を出力し、モニターに表示させる(ステップS1105)。駐車スペース管理テーブル1002は、駐車場の模式図を用いて、駐車している車両を表示させてもよい。これにより、どの車両が出庫しているか、どの駐車スペースにどの車両が駐車しているか、その駐車スペースが空いているかを即座に把握することができるので、車両の管理や、駐車場の管理を容易に行うことができる。
なお、駐車場撮像送信装置7Aの制御部702は、近接センサ107が車両を検知しなくなると、車両が出庫した旨の通知を行うとさらに好適である。具体的には、制御部702は近接センサ107が車両を検知しているかを確認し、車両を検知しなくなったら、第1通信部104が用いる送信側通信IDを記憶部105から読み出し、第5通信部701から駐車場管理装置8Aの第6通信部801に対して車両の出庫の通知とともに送信する。
車両の出庫の通知を受けた駐車場管理装置8Aの制御部805は、送られた送信側通信IDと通信ID管理テーブル1001から該当する駐車スペースを求め、駐車スペース管理テーブル1003の該当する駐車スペースの車両の番号を消去して空とする。また。車両管理テーブル1002から該当する駐車スペースに駐車していた車両を求め、該当する車両を出庫とする。これにより、駐車場から出庫した車両や、車両が出庫した駐車スペースをより的確に管理することができる。
なお説明では第5通信部701と第6通信部801とが構内LAN71を介して通信する例を示したが、他の通信方式、たとえば第1通信部104や第4通信部204と同様のIEEE802.11の無線LAN方式を用いてもよい。その場合、駐車場撮像送信装置7Aの第5通信部701は第1通信部104と共通としてもよい。
1A 撮像信号送信装置
101 電源部
102 撮像部
103 信号処理部
104 第1通信部
105 記憶部
106 第2通信部
106a 照明部
106b 変調部
107 近接センサ
108 制御部

Claims (6)

  1. 駐車場の駐車スペースを撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像する画像を第1の通信方式で送信する第1通信部と、
    送信側識別IDを記憶する記憶部と、
    前記第1の通信方式よりも通信範囲が狭い第2の通信方式で前記記憶部が記憶する送信側識別IDを送信する第2通信部と、
    を備える駐車場撮像送信装置と、
    前記第2の通信方式で送信側識別IDを受信する第3通信部と、
    前記第3通信部が受信した前記送信側識別IDを前記第1の通信方式で送信する第4通信部と、
    前記第4通信部が画像を受信したとき、前記画像を出力する画像出力部と
    を備える撮像信号受信装置と
    を含む駐車場撮像システムであって、
    前記駐車場撮像送信装置の前記第1通信部は
    前記第4通信部から前記送信側識別IDを含む通信を受信したとき、前記第4通信部とペアリングを確立して前記撮像部で撮像する画像を送信する
    ことを特徴とする駐車場撮像システム。
  2. 前記駐車場撮像システムはさらに
    受信側識別IDと送信側識別IDとを管理する識別ID管理テーブルと、車両の駐車状態を管理する車両管理テーブルおよび/または駐車スペースの駐車状態を管理する駐車スペース管理テーブルとを記憶する記憶部と、
    前記両管理テーブルおよび/または前記駐車スペース管理テーブルに応じた画像を出力する画像出力部と
    を備えた駐車場管理装置を含み、
    前記撮像信号受信装置の第4通信部は
    前記第3通信部が前記送信側識別IDを受信したとき、前記送信側識別IDとともに前記記憶部に記憶された受信側識別IDを送信し、
    前記駐車場撮像送信装置はさらに
    前記第4通信部から受信した前記受信側識別IDと、前記駐車場撮像送信装置の記憶部が記憶する送信側識別IDとを前記駐車場管理装置に送信する第5通信部を備え、
    前記駐車場管理装置はさらに
    前記第5通信部から送られた受信側識別IDと送信側識別IDとを受信する第6通信部を備え、
    前記駐車場管理装置は
    前記第6通信部が受信する受信側識別IDと送信側識別IDとを前記識別ID管理テーブルと照合した結果に応じて、前記車両管理テーブルおよび/または前記駐車場管理テーブルを更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駐車場撮像システム。
  3. 第1の通信方式と前記第1の通信方式よりも通信範囲の狭い第2の通信方式とを用いて互いに通信を行う駐車場撮像送信装置と撮像信号受信装置とを含む駐車場撮像システムにおける撮像方法であって、
    前記駐車場撮像送信装置において、
    駐車場の駐車スペースを撮像する撮像ステップと、
    送信側識別IDを記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記第2の通信方式で前記記憶ステップで記憶部に記憶させた送信側識別IDを送信する第2通信ステップと、
    前記撮像信号受信装置において、
    前記第2通信ステップで送信された前記送信側識別IDを受信する第3通信ステップと、
    前記第3通信ステップで受信した前記送信側識別IDを前記第1の通信方式で送信する第4通信ステップと、
    前記駐車場撮像送信装置において、
    前記第4通信ステップで送信された前記送信側識別IDを含む通信を受信したとき、前記第1の通信方式でペアリングを確立して前記撮像ステップで撮像した画像を送信する画像送信ステップと、
    前記撮像信号受信装置において、前記画像送信ステップで送信された画像を受信して出力する画像出力ステップと
    を含む駐車場撮像システムにおける撮像方法。
  4. 前記第1の通信方式は電波無線を用いた通信方式であり、
    前記第2の通信方式は光無線を用いた通信方式であることを特徴とする請求項1または2に記載の駐車場撮像システム。
  5. 前記第1の通信方式は電波無線を用いた通信であり、
    前記第2の通信方式は前記第1の通信方式よりも指向性の狭い電波を用いた通信であることを特徴とする請求項1または2に記載の駐車場撮像システム。
  6. 前記駐車場撮像送信装置は更に
    前記駐車スペースを照明する照明部と、
    前記駐車スペースに接近する車両を検知する接近検知部と
    を備え、
    前記第2通信部は
    前記第2の通信方式として前記照明部の照明を用いた可視光通信方式を用いて通信を行う通信部であり、
    前記照明部は
    前記接近検知部が車両の接近を検知したときに照明と可視光通信とを開始する
    ことを特徴とする請求項4に記載の駐車場撮像システム。
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