JP2015004865A - 画像形成装置 - Google Patents

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Shuichi Tetsuno
修一 鉄野
真史 片桐
Masashi Katagiri
真史 片桐
大野 健
Takeshi Ono
健 大野
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Abstract

【課題】導電性を有するベルトを介して像担持体と転写部材との間で形成された転写ニップ部で、ベルトの周方向に流れる電流を用いて転写を行う構成において、より良好な転写性能を得る。
【解決手段】電源部17から1次転写部材14a〜14dに転写動作のための電流を流す経路となる、通電層101が、中間転写ベルト10のうち、画像転写領域よりも中間転写ベルト10の幅方向の外側の領域に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置として、中間転写体を使用する構成を有する画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置においては、1次転写工程で、像担持体としての感光ドラム表面に形成されたトナー像が、感光ドラム対向部に配置された1次転写部材に対して電圧が印加されることで、中間転写体上に転写される。その後、この1次転写工程が、複数色のトナー像に関して繰り返し実行されることにより、中間転写体表面に複数色のトナー像が形成される。続けて、2次転写工程として、中間転写体表面に形成された複数色のトナー像が、2次転写部材へ電圧が印加されることで、記録材表面に一括して転写される。一括転写されたトナー像は、その後、定着手段により、記録材に永久定着されることにより、カラー画像が形成される。
ここで、特許文献1には、転写不良や異常転写を防止し、且つ低コスト化を図る事ができる画像形成装置として、次のような構成が開示されている。すなわち、中間転写体としてベルト状の部材(以下、中間転写ベルト)を使用し、中間転写ベルトを張架する張架ローラに電源(高圧電源)を接続し、中間転写ベルトの周方向に電流を流すことで1次転写を行う構成が開示されている。より具体的には、特許文献1では、中間転写ベルトに接触する張架ローラによって、中間転写ベルトの長手方向全域で電流が供給され、供給された電流が中間転写ベルトの長手方向全域で中間転写ベルトの周方向に流れる構成である。この構成によると、第1画像形成ステーションから第4画像形成ステーションの1次転写電圧は、1次転写電圧が印加された張架ローラから供給された電流により、中間転写ベルトの周方向を流れる時に発生する分圧された電圧によって形成される。
特開2001−175092号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、電源が接続された部材に対して、近い画像形成ステーションと遠い画像形成ステーションとで、1次転写電位を適正値に維持できないことが懸念される。1次転写電位を適正値に維持できない場合には、必要なトナー量を中間転写ベルト上に転写することができなくなり、濃度薄等の問題が発生してしまうことが懸念される。
これは、中間転写ベルトの周方向に電流を流して1次転写を行う構成において、各画像形成ステーションにおける1次転写電圧は、中間転写ベルトの周方向の抵抗によって変動してしまうことに起因すると考えられる。このため、電源から遠い画像形成ステーションになるほど電圧が小さくなってしまい、上流側の画像形成ステーションと下流側の画像形成ステーションとでは、大きな電位差が生じてしまうことが懸念される。このような電位差が生じた場合には、各々の画像形成ステーションにおいて、1次転写に適正な電圧で転写することができなくなってしまうことが懸念される。この現象は特に、中間転写ベルトの周方向の抵抗が高い場合に、画像形成ステーション間の電位差が大きくなることで、顕著に発生してしまう可能性がある。中間転写ベルトの周方向の抵抗が小さい場合は、電位差を小さくすることが可能であるが、その場合、中間転写ベルトの抵抗が小さいことに起
因する飛散り現象のような画像不良を引き起こす可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、導電性を有するベルトを介して像担持体と転写部材との間で形成された転写ニップ部で、ベルトの周方向に流れる電流を用いて転写を行う構成において、より良好な転写性能を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
トナー像が形成される像担持体と、
導電性を有し、回転可能な無端状のベルトと、
前記ベルトを介して前記像担持体との間で転写ニップ部を形成する転写部材であって、前記像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト、又は、前記ベルトに担持搬送される記録材に転写させる転写動作を行う転写部材と、
電源部と、
を有する画像形成装置において、
前記電源部から前記転写部材に前記転写動作のための電流を流す経路となる、通電部が、前記ベルトのうち、前記ベルト又は前記記録材へのトナー像の転写が行われる画像転写領域よりも、前記ベルトの幅方向の外側の領域に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、導電性を有するベルトを介して像担持体と転写部材との間で形成された転写ニップ部で、ベルトの周方向に流れる電流を用いて転写を行う構成において、より良好な転写性能を得ることが可能となる。
実施例1の画像形成装置の一例を示す概略断面図 図1において矢印A方向から見たときの概略図 実施例1の感光ドラムと1次転写部材の位置関係を説明するための図 実施例1の1次転写に関連する構成を模式的に電気回路として示した図 他の形態を示す概略断面図 他の形態を示す概略断面図 他の形態を示す概略断面図 他の形態を示す概略断面図 他の形態を示す概略断面図 実施例2の画像形成装置を示す概略断面図 図10において矢印A方向から見たときの概略図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
以下に、実施例1について説明する。
図1は、本実施例の画像形成装置の一例を示す概略断面図である。
まず、図1を用いて本実施例の画像形成装置の構成及び動作について説明する。本実施例の画像形成装置は、画像形成ステーションa〜dを有する、いわゆるタンデムタイプのカラープリンタである。また、本実施例の画像形成装置は中間転写方式を採用したもので、画像形成ステーション(画像形成部)が、ベルトとしての中間転写ベルト(中間転写体
)10の回転方向(ベルト表面の移動方向)に沿って複数並設されている。第1の画像形成ステーションaはイエロー(Y)、第2の画像形成ステーションbはマゼンタ(M)、第3の画像形成ステーションcはシアン(C)、第4の画像形成ステーションdはブラック(Bk)の各色の画像を形成する。各画像形成ステーションの構成は、収容するトナー(現像剤)の色以外では同じであり、以下、第1の画像形成ステーションaについて説明する。なお、以下の説明において特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために、図1において符号に与えた添字a、b、c、dを省略して、総括的に説明する場合もある。
第1の画像形成ステーションaは、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、感光ドラム)1aと、帯電ローラ2aと、現像器4aと、クリーニング装置5aと、を備える。感光ドラム1aは、トナー像を担持するものであり、図1に示す矢印の方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。現像器4aは、イエローのトナーを収容し感光ドラム1aにイエロートナーを現像するための装置である。クリーニング装置5aは、感光ドラム1aに付着した残留トナー(廃トナー)を回収するための装置であり、感光ドラム1aに当接するクリーニングブレードと、クリーニングブレードが回収したトナーを収容する廃トナーボックスを備える。
画像信号によって画像形成動作が開始されると、感光ドラム1aは回転駆動される。感光ドラム1aは回転過程で、帯電ローラ2aにより所定の極性(本実施例では負極性)で所定の電位に一様に帯電処理され、露光手段3aにより画像信号に応じた露光を受ける。これにより、所望のカラー画像のイエロー色成分像に対応した静電潜像(潜像)が、感光ドラム上(感光ドラムの表面)に形成される。次いで、その静電潜像は現像位置において現像器4aにより現像され、イエロートナー像として可視化されることで、感光ドラム1a上にイエロートナー像が形成されることとなる。ここで、現像器4aに収容されたトナーの正規の帯電極性は、負極性である。
中間転写ベルト10は、張架部材11、12、13により張架され、感光ドラム1aに当接する対向部で、感光ドラム1a表面の移動方向と同方向に移動する向きに、感光ドラム1aと略同一の周速度で回転駆動される。ここで、張架部材11、12、13は、駆動ローラ11、テンションローラ12、対向部材としての2次転写対向ローラ13で構成されている。このため、以下の説明では、張架部材11、12、13をそれぞれ、駆動ローラ11、テンションローラ12、2次転写対向ローラ13という。
感光ドラム1a上に形成されたイエロートナー像は、感光ドラム1aと中間転写ベルト10との当接部(転写ニップ部、以下、1次転写ニップ部)を通過する過程で、中間転写ベルト10上に転写される(1次転写)。ここで、中間転写ベルト10を介して感光ドラム1aとの間で1次転写ニップ部を形成する転写部材として1次転写部材14aが設けられている。1次転写部材14aは、感光ドラム1aに形成されたトナー像を、中間転写ベルト10に転写させる転写動作を行う。本実施例の特徴である1次転写部材14への電圧印加構成については後述する。感光ドラム1a表面に残留した1次転写残トナーは、クリーニング装置5aにより清掃、除去された後、帯電以下の画像形成プロセスに供せられる。
以下、同様にして、第2、第3、第4の画像形成ステーションb、c、dによって、第2色のマゼンタトナー像、第3色のシアントナー像、第4色のブラックトナー像が形成され、中間転写ベルト上に順次重ねて転写される。これにより、所望のカラー画像に対応した合成カラー画像が得られる。
中間転写ベルト10上の4色のトナー像は、中間転写ベルト10と2次転写ローラ20
との間で形成される2次転写部(以下、2次転写ニップ部)を通過する過程で、給送手段50により給送された紙等の記録材Pの表面に一括転写される(2次転写)。2次転写部材としての2次転写ローラ20には、外径8mmのニッケルメッキ鋼棒に、体積抵抗率10Ω・cm、厚み5mmに調整されたNBRとエピクロルヒドリンゴムを主成分とする発泡スポンジ体で覆った外径18mmのものが用いられている。また、2次転写ローラ20と2次転写対向ローラ13は、中間転写ベルト10を介して対向配置されている。2次転写ローラ20は、中間転写ベルト10に対して、50Nの加圧力で当接し、2次転写ニップ部を形成している。2次転写ローラ20は、中間転写ベルト10に対して従動回転するように配置され、2次転写ローラ20に2500Vの電圧が印加されることで、中間転写ベルト10上のトナーが記録材Pに転写される2次転写動作が行われる。
その後、4色のトナー像を担持した記録材Pは定着器30に導入され、そこで加熱及び加圧されることにより4色のトナーが溶融混色して記録材Pに固定(定着)される。2次転写後に中間転写ベルト10上に残ったトナーは、クリーニング装置16によりクリーニング(清掃、除去)され、回収される。ここで、クリーニング装置16は、中間転写ベルト10の表面に当接(接触)して中間転写ベルト10上に残留しているトナーをクリーニングするクリーニング部材16aを有している。
以上の動作により、フルカラーのプリント画像が記録材Pに形成される。
本実施例では、駆動ローラ11から中間転写ベルト10へ印加された電圧が、中間転写ベルト10の画像転写領域外に設けられた通電部としての通電層101を介して1次転写部材14へと供給され、1次転写が行われることを特徴としている。駆動ローラ11には、電源部(電圧印加手段)17が(電気的に)接続している。したがって、中間転写ベルト10上に設けられた通電層101は、電源部17から1次転写部材14に転写動作のための電流を流す経路となるものである。ここで、中間転写ベルト10の画像転写領域外とは、本実施例では、中間転写ベルト10へのトナー像の転写が行われる画像転写領域よりも、中間転写ベルト10の幅方向外側の領域をいう。中間転写ベルト10の幅方向は、中間転写ベルト10のベルト表面において、ベルトの移動方向に直交する方向である。
本実施例の特徴的な構成について以下に詳細に説明する。
まず、本実施例の中間転写ユニットの構成について説明する。
本実施例の中間転写ユニットにおいては、各画像形成ステーションa〜dと対向する位置に中間転写ベルト10が配置されている。中間転写ベルト10は、樹脂材料に導電剤が添加されて導電性が付与された回転可能な無端状ベルトであり、駆動ローラ11、テンションローラ12、2次転写対向ローラ13の3軸で張架され、テンションローラ12により総圧60Nの張力で張架されている。中間転写ベルト10は、感光ドラム1a〜1dと当接した対向部で、各感光ドラム表面の移動方向と同方向に移動する向きに、各感光ドラムと略同一の周速度で回転駆動される。駆動ローラ11には、上述のように電源部17が接続しており、テンションローラ12は接地せず、2次転写対向ローラ13は接地する構成としている。
次に、本実施例の中間転写ベルト10の構成について説明する。
本実施例の中間転写ベルト10には、周長700mm、軸方向長240mm、厚さ90μmで、導電剤としてカーボンを混合した無端状のポリイミド樹脂が用いられている。中間転写ベルト10の電気的特性としては、電子導電性の特性を示し、雰囲気中の温湿度に対する抵抗値変動が小さいのが特徴である。中間転写ベルト10には、体積抵抗率で1×10Ω・cmのものが用いられている。体積抵抗率の測定には、三菱化学株式会社製のHiresta−UP(MCP−HT450)にリングプローブのタイプUR(型式MCP−HTP12)を使用した。測定時の室内温度は23℃、室内湿度は50%に設定し、印加電圧100V、測定時間10secの条件で行った。
次に、本実施例の中間転写ベルト10の内周面に設けられた通電層101の構成について説明する。
図2は、図1において矢印A方向から中間転写ベルト10の内周面を見たときの構成を示す概略図である。
本実施例では、通電層101は、図2に示すように、中間転写ベルト10の内周面の全周にわたり設けられており、その位置は中間転写ベルト10の画像転写領域外である中間転写ベルト10の幅方向の端部(端縁を含む部分、最端部)としている。通電層101は幅10mm、厚み5μm、体積抵抗率4Ω・cmに設定され、グラファイトがコーティングされている。このように、通電層101は中間転写ベルト10の他の領域よりも体積抵抗率が小さい部材で構成されている。
次に、本実施例の駆動ローラ11の構成について説明する。
駆動ローラ11は円筒形状の金属ローラであり、素材にはアルミニウムが用いられている。上述したように、駆動ローラ11には電源部17が接続されており、駆動ローラ11に電圧が印加可能に構成されている。図2に示すように、駆動ローラ11の軸方向長は240mmであり、駆動ローラ11と通電層101が常時接触(直接接触)することで、駆動ローラ11と通電層101の導通が取れるように構成されている。よって、駆動ローラ11は、1次転写部材14に電流を供給するための電流供給部材である。
次に、本実施例の1次転写部材14aの構成について説明する。
1次転写部材14aはφ6mmの円筒形状の金属ローラであり、素材にはニッケルメッキのSUSが用いられている。
図3は、感光ドラム1aと1次転写部材14aとの位置関係を説明するための拡大断面図である。図3に示すように、1次転写部材14aは、感光ドラム1aの中心位置に対して、中間転写ベルト10表面の移動方向下流側に8mmオフセットされた位置に配置されている。また図3のように断面をとったとき、1次転写部材14aは、感光ドラム1aへの中間転写ベルト10の巻き付き量を確保できるように、感光ドラム1a、1bにそれぞれ接する接線(図3では点線で示す)Lに対して、1mm持ち上げられた位置に配置されている。ここで、接線Lは、感光ドラム1a、1bで張架させたときの中間転写ベルト10(換言すると、感光ドラム1a、1bにそれぞれ接する平面)の断面(より詳細には、感光ドラムの回転軸に対して直交する断面)をとったときの仮想線である。
そして、1次転写部材14aは、中間転写ベルト10の回転に伴い、従動して回転する。
1次転写部材14aの軸方向の長さは、図2に示すように、240mmであり、1次転写部材14aと通電層101が常時接触することで、1次転写部材14aと通電層101の導通が取れるように構成されている。また、第2画像形成ステーションbに配置される1次転写部材14b、第3画像形成ステーションcに配置される1次転写部材14c、第4画像形成ステーションdに配置される1次転写部材14dについても1次転写部材14aと同様の構成となる。
また、図2に示すように、駆動ローラ11と1次転写部材14dの距離は、50mmであり、隣接した各1次転写部材14間の距離はそれぞれ60mmである。
次に、本実施例の2次転写部の構成について説明する。
本実施例の2次転写対向ローラ13は円筒形状の金属ローラであり、素材にはアルミニウムが用いられている。図1に示すように、2次転写ローラ20には第2電源部としての電源部(2次転写電源)21が接続されており、2次転写ローラ20に電圧が印加可能に構成されている。図2に示すように、2次転写ローラ20と2次転写対向ローラ13の軸方向長はともに220mmであり、2次転写ローラ20と2次転写対向ローラ13は通電
層101と接触しない構成としている。従って、2次転写時には、2次転写ローラ20に流れる電流はほぼ全て2次転写対向ローラ13側に流れ、通電層101には流れない構成となっている。
次に、本実施例の1次転写の詳細について説明する。
本実施例では、1次転写時に、電源部17により駆動ローラ11に電圧が印加される。駆動ローラ11と通電層101、通電層101と1次転写部材14a〜14dはそれぞれ導通しているため、駆動ローラ11に印加された電圧は1次転写部材14a〜14dへと1次転写電圧として反映され、この1次転写電圧により1次転写が行われる。この1次転写時には、電源部17から駆動ローラ11、通電層101を介して1次転写部材14a〜14dへとそれぞれ電流が流れることとなる。そして、1次転写部材14a〜14dへ流れた電流は、それぞれ中間転写ベルト10を介して感光ドラム1a〜1dへと1次転写電流として流れる。
本実施例では、駆動ローラ11に300Vの電圧を印加して1次転写が行われているが、この際に各画像形成ステーションに流れる1次転写電流はそれぞれ5μAである。最適な1次転写電流値は、画像形成装置の使用環境や中間転写ベルト10や1次転写部の構成によって変化するが、おおよそ数μA〜数十μAの範囲である。
次に、本実施例の作用について説明する。
図4は、本実施例の1次転写に関連する構成を模式的に電気回路として示した図である。
図4において、Va、Vb、Vc、Vdはそれぞれ1次転写電圧として駆動ローラ11と通電層101を介して1次転写部材14a、14b、14c、14dへ印加された電圧を示している。また、Rは、駆動ローラ11と1次転写部材14d間の通電層101の抵抗値を示している。またRdc、Rcb、Rbaはそれぞれ1次転写部材14dと1次転写部材14c間の通電層101の抵抗値、1次転写部材14cと1次転写部材14b間の通電層101の抵抗値、1次転写部材14bと1次転写部材14a間の通電層101の抵抗値を示している。Ra、Rb、Rc、Rdはそれぞれ各画像形成ステーションa、b、c、dの1次転写部の抵抗値を示している。
上述したように、通電層101は幅10mm、厚み5μm、体積抵抗率4Ω・cmであり、駆動ローラ11と1次転写部材14d間の通電層101の距離は50mmであるため、抵抗値Rは約4×10Ωである。また、隣接する各1次転写部材間の通電層101の距離は60mmであるため、抵抗値Rdc、Rcb、Rbaはそれぞれ約5×10−1Ωである。抵抗値Ra、Rb、Rc、Rdは1次転写部材14から感光ドラム1までの中間転写ベルト10の抵抗値と1次転写ニップ部の抵抗値の合計であり、各画像形成ステーションの1次転写部の構成は同じであるため、Ra、Rb、Rc、Rdはほぼ同値である。
Iは、1次転写時に、駆動ローラ11と1次転写部材14d間を流れる電流値である。Idc、Icbはそれぞれ1次転写時に、1次転写部材14dと1次転写部材14c間の通電層101を流れる電流値、1次転写部材14cと1次転写部材14b間の通電層101を流れる電流値である。また、Ibaは1次転写時に、1次転写部材14bと1次転写部材14a間の通電層101を流れる電流値である。
本実施例においては上述したように、1次転写時に各画像形成ステーションを流れる電流値は5μAであるため、I=20μA、Idc=15μA、Icb=10μA、Iba=5μAとなる。
ここで、これまでに算出した抵抗値R、Rdc、Rcb、Rbaと電流値I、Idc、Icb、Iba、及び駆動ローラ11に印加された電圧300Vより、各1次転写電圧V
a、Vb、Vc、Vdを計算した。このとき、各1次転写電圧Va、Vb、Vc、Vdはそれぞれ約299V、298V、297V、296Vとなる。
従って、各1次転写電圧の変動値としては最大でもVaとVd間の約4Vとなる。これは各1次転写電圧Va、Vb、Vc、Vdと比較して非常に小さな値であり、本実施例の作用として各画像形成ステーション間の1次転写電圧の変動が大きく抑制できることがわかる。
以上説明したように本実施例では、電源部17から1次転写部材14に1次転写動作のための電流を流す経路となる、通電層101が中間転写ベルト10上に設けられている。
このことで、各画像形成ステーション間での1次転写電圧の変動を抑制することができ、より良好な1次転写性能を得ることが可能となる。
ここで、本実施例では、通電層101として幅10mm、厚み5μm、体積抵抗率4Ω・cmのものを用いたが、これに限るものではない。
上述したように、最適な1次転写電流値は画像形成装置の構成によって数μA〜数十μAまでと幅があり、通電層101での電圧降下量は通電層101に流れる電流の大きさにより異なる。このため、通電層101の幅や厚み、体積抵抗率は各画像形成装置の構成に合わせて適宜設定されるとよい。例えば、より大きな1次転写電流が通電層101に流れるような構成では、通電層101での電圧降下量が大きくなるため、通電層101の幅や厚みを大きくする、又は体積抵抗率を下げることで通電層101の抵抗値を低くすることが好ましい。また、中間転写ベルト10に設けられた通電層101は中間転写ベルト10の駆動動作中に伸縮や屈曲といったストレスを受けるため、通電層101に用いる素材としては伸縮性を有する導電性テープや、導電材料コーティングで作成することが好ましい。
また、本実施例では、通電層101が、中間転写ベルト10の画像転写領域外に配設されることで、より良好に画像形成を行うことができるものであるが、中間転写ベルト10における通電層101の配置位置は、これに限るものではない。中間転写ベルト10における通電層101の配置位置によって問題が生じることのない装置構成であれば、通電層101の位置は特に限定されるものではない。
また、本実施例では、通電層101は、中間転写ベルト10の内周面の全周にわたり設けられているが、これに限るものではない。通電層101は、電源部17から1次転写部材14に転写動作のための電流を流す経路となるものであればよい。したがって、通電層101は、中間転写ベルト10の内周面の全周にわたるものでなくてもよい。また、通電層101は、中間転写ベルト10の外周面に設けられるものであってもよい。
通電層101が中間転写ベルト10の内周面に設けられた本実施例の場合には、駆動ローラ11及び1次転写部材14はそれぞれ、通電層101に直接接触する。これに対して、通電層101が中間転写ベルト10の外周面に設けられた場合には、駆動ローラ11及び1次転写部材14はそれぞれ、通電層101に、中間転写ベルト10の厚み方向に対し中間転写ベルト10を介して接触することとなる。
ここで、駆動ローラ11と通電層101が中間転写ベルト10の厚み方向に対し中間転写ベルト10を介して接触する構成とは、換言すると、次のような構成をいう。それは、駆動ローラ11が、通電層101が設けられた面(ここでは外周面)とは反対側の中間転写ベルト10のベルト表面(ここでは内周面)のうち通電層101の真裏にあたる真裏部に接触する構成である。ここで真裏部は、通電層101が設けられた面とは反対側の中間転写ベルト10のベルト表面のうち、ベルト表面に直交する方向(中間転写ベルト10の厚み方向)に通電層101を投影した場合に通電層101が投影された(像が重なる)部分(領域)である。
また、本実施例では、2次転写ローラ20と通電層101が中間転写ベルト10の厚み方向に対し中間転写ベルト10を介しても接触しない構成としているが、これは次のような理由による。2次転写ローラ20と通電層101が中間転写ベルト10の厚み方向に中間転写ベルト10を介して接触する構成とした場合、2次転写電流が中間転写ベルト10を介して通電層101に流れてしまう。このような場合には、1次転写電流の過剰や、2次転写電流の不足により転写性が低下することが懸念される。このため、2次転写ローラ20と通電層101は、中間転写ベルト10を介しても接触しないことが好ましい。
また、本実施例では、2次転写対向ローラ13を通電層101と接触(直接接触)しない構成としたが、これは次のような理由による。本実施例の2次転写対向ローラ13のように低抵抗で且つ接地するまでに保護抵抗や電圧安定素子を持たない部材に通電層101が接触している場合、1次転写に必要な電流が低抵抗の部材側に流れてしまい、必要な1次転写電流が確保できないことが懸念される。このため、本実施例の2次転写対向ローラ13のように、低抵抗で且つ接地するまでに保護抵抗や電圧安定素子を持たない部材には、通電層101を接触させないことが好ましい。
図5〜9は、他の形態を示す概略断面図である。
図5は、テンションローラ12に電源部17が接続された構成を示している。図6は、1次転写部材14dに電源部17が接続された構成を示している。
図7は、クリーニング部材16aに電源部17が接続された構成を示している。クリーニング部材16aに電源部17が接続された構成において、通電層101とクリーニング部材16aの接触関係は次のようになる。すなわち、通電層101が中間転写ベルト10の内周面に設けられた場合には、クリーニング部材16aは通電層101に、中間転写ベルト10の厚み方向に対し中間転写ベルト10を介して接触する。そして、通電層101が中間転写ベルト10の外周面に設けられた場合には、クリーニング部材16aは通電層101に直接接触する。
図8は、1次転写部材14として、芯金の外周にゴム層を有する転写ローラが適用された構成を示している。図9は、1次転写部材14として、シート状の部材が適用された構成を示している。
図5〜9に示すような構成においても、本実施例と同様の効果を得ることができる。
[実施例2]
以下に、実施例2について説明する。図10は、本実施例の画像形成装置を示す概略断面図である。
本実施例の特徴は、図10に示すように、実施例1の構成に対して、駆動ローラ11に接続していた1次転写用の電源部17を取り去り、2次転写対向ローラ13に電圧安定素子としてツェナーダイオード15を設けたことである。すなわち、本実施例では電源部21(共通の1つの電源)が、1次転写動作時に1次転写部材14に電流を流す(電圧を印加する)手段と、2次転写動作時に2次転写ローラ20に電流を流す手段を兼ねている。ここで、ツェナーダイオード15は、電源部21から2次転写ローラ20を介して2次転写対向ローラ13に所定電圧以上の大きさの電圧が印加されたときに、2次転写対向ローラ13を前記所定電圧に維持するためのものである。
一般的にツェナーダイオードのコストは電源部17と比較して安いため、本実施例の構成は実施例1よりもコストダウンした構成となっている。
以下、本実施例の特徴に係る構成について説明する。
まず、本実施例で使用した駆動ローラ11に関して説明すると、駆動ローラ11は上述したように電源部17に接続されておらず、また接地しない構成としている。
次に、本実施例で使用した2次転写対向ローラ13について説明する。
図11は、図10において矢印A方向から中間転写ベルト10の内面を見たときの構成
を示す概略図である。図11において、2次転写対向ローラ13の軸方向長は240mmであり、2次転写対向ローラ13と通電層101が常時接触することで、2次転写対向ローラ13と通電層101の導通が取れるように構成されている。また、上述したように、2次転写対向ローラ13は300Vのツェナーダイオード15を介して接地されている。その他の構成は実施例1と同様のため省略する。
次に、本実施例の作用について、1次転写の動作に合わせて説明する。
本実施例の構成では、電源部21を使用することにより、2次転写ローラ20と中間転写ベルト10を介してツェナーダイオード15に接続された2次転写対向ローラ13に電流が流れる。さらに、2次転写対向ローラ13から通電層101を介して1次転写部材14a〜14dに電流が供給される。これにより、1次転写が行われる。
まず、1次転写時に電源部21から電圧が出力されることで、2次転写対向ローラ13にはツェナーダイオード15に応じた値(この場合300V)が出力される。2次転写対向ローラ13と1次転写部材14a〜14dは、通電層101を介して導通しているため、1次転写部材14a〜14dにも2次転写対向ローラ13に出力された電圧に応じた1次転写電圧Va〜Vdがそれぞれ出力される。
実施例1で説明したように、通電層101を介することで各1次転写部材14間の抵抗値が小さくなるため、1次転写電圧Va〜Vdはそれぞれ略等しくなる。
以上説明したように、本実施例では、電源部21を共通の電源として使用することで、2次転写ローラ20と中間転写ベルト10を介してツェナーダイオードに接続された2次転写対向ローラ13に電流が流れることとなる。さらに、2次転写対向ローラ13から通電層101を介して1次転写部材14a〜14dに電流が供給されることとなる。
これにより、実施例1のような1次転写用の電源部17が必要なくなるので、本実施例では、実施例1で説明した効果に加えて、さらに、実施例1の構成に対してコストダウンを実現できるという効果を得ることが可能となる。
ここで、上述した実施例1,2では、中間転写ベルト10の表面の移動方向に沿って、画像形成部が複数配置された、複数色の画像(カラー画像)を形成可能な画像形成装置について説明した。しかしながら、本発明は、画像形成部が1つ配置された、単色の画像を形成可能な画像形成装置においても、好適に適用することができる。画像形成部が1つ配置された構成において、本発明を適用することにより、1次転写部材14に転写動作のための電流を、より安定して流すことができるので、より良好な転写性能を得ることができる。ここで、画像形成部は、感光ドラム1、及び、感光ドラム1に対応する1次転写部材14の組を有する。
また、上述した実施例1,2では、ベルトとして中間転写ベルトを用いた中間転写方式の画像形成装置について説明したが、これに限るものではない。本発明は、搬送ベルト(搬送部材)に担持搬送された記録材にトナー像を転写させる方式の画像形成装置においても、好適に適用することができる。
1…感光ドラム、10…中間転写ベルト、14…1次転写部材、17…電源部、101…通電層

Claims (16)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    導電性を有し、回転可能な無端状のベルトと、
    前記ベルトを介して前記像担持体との間で転写ニップ部を形成する転写部材であって、前記像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト、又は、前記ベルトに担持搬送される記録材に転写させる転写動作を行う転写部材と、
    電源部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記電源部から前記転写部材に前記転写動作のための電流を流す経路となる、通電部が、前記ベルトのうち、前記ベルト又は前記記録材へのトナー像の転写が行われる画像転写領域よりも、前記ベルトの幅方向の外側の領域に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記通電部は、前記ベルトよりも体積抵抗率が小さい部材であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通電部は、導電材料からなるテープ又はコーティングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通電部は、前記ベルトの全周にわたって設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記通電部は、前記幅方向の端部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ベルトを張架する複数の張架部材を備え、
    前記電源部は、前記複数の張架部材のうちいずれか1つの張架部材に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ベルトの表面に接触するように設けられ、前記ベルト上に残留している現像剤をクリーニングするクリーニング部材を備え、
    前記電源部は、前記クリーニング部材に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記像担持体に形成されたトナー像は、前記ベルトに転写されるものであり、
    前記ベルトとの間で2次転写ニップ部を形成し、前記ベルトに転写されたトナー像を前記2次転写ニップ部で記録材に転写させる2次転写動作を行う2次転写部材を備え、
    前記電源部は、前記2次転写部材に電気的に接続され、前記2次転写動作が行われる際に前記2次転写部材に電流を流す手段を兼ねることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記ベルトを介して前記2次転写部材に対向配置された対向部材を備え、
    前記対向部材は、前記通電部に直接接触し、又は、前記通電部が設けられた面とは反対側のベルト表面のうち前記通電部の真裏にあたる真裏部に接触し、前記2次転写部材は、前記通電部又は前記真裏部のいずれにも接触しないように配置され、
    前記電源部から前記2次転写部材を介して前記対向部材に所定電圧以上の大きさの電圧が印加されたときに、前記対向部材を前記所定電圧に維持するための電圧安定素子が、前記対向部材に接続されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記電圧安定素子は、ツェナーダイオードであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記像担持体に形成されたトナー像は、前記ベルトに転写されるものであり、
    前記ベルトとの間で2次転写ニップ部を形成し、前記ベルトに転写されたトナー像を前記2次転写ニップ部で記録材に転写させる2次転写部材と、
    前記ベルトを介して前記2次転写部材に対向配置された対向部材と、
    前記2次転写部材に電流を流す第2電源部と、
    を備え、
    前記対向部材及び前記2次転写部材はそれぞれ、前記通電部、又は、前記通電部が設けられた面とは反対側のベルト表面のうち前記通電部の真裏にあたる真裏部のいずれにも接触しないように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記像担持体、及び、前記像担持体に対応する前記転写部材の組が、前記ベルトの表面の移動方向に沿って複数配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記像担持体、及び、前記像担持体に対応する前記転写部材の組が、前記ベルトの表面の移動方向に沿って複数配置され、
    前記電源部は、複数の前記転写部材のうちいずれか1つの転写部材に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記電源部と電気的に接続される張架部材は、前記通電部に直接接触し、又は、前記通電部が設けられた面とは反対側のベルト表面のうち前記通電部の真裏にあたる真裏部に接触することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  15. 前記クリーニング部材は、前記通電部に直接接触し、又は、前記通電部が設けられた面とは反対側のベルト表面のうち前記通電部の真裏にあたる真裏部に接触することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  16. 前記転写部材は、前記通電部に直接接触し、又は、前記通電部が設けられた面とは反対側のベルト表面のうち前記通電部の真裏にあたる真裏部に接触することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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