JP2015004204A - 引戸ラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(b)請求項2に記載の発明は、ロック片は1本の垂直バーであり、しかも、該ロック片は引手操作片に沿って内部空間に組み込まれ、その両端面は上下の位置で対向する弾性爪板部分の各内面にそれぞれ当接するので、一対の弾性係合爪片を簡単かつ確実にロックすることができる。
(c)請求項3に記載の発明は、ロック片の係合爪片がケースの垂直側壁に形成した被係合部に係合するので、ケースの内部空間にロック片を一度嵌め込みむと、ロック片はケースから容易に抜けない。
(d)請求項4に記載の発明は、引手操作片の段差部分とロック片の対向する側壁との間に指を差し込むことができる隙間が存在するので、ロック片が引手操作片の操作の邪魔らならない。
(e)請求項5に記載の発明は、垂直軸まわりに水平回転してサッシ式窓枠の錠受に適用することができる。
1は建具のサッシ型の窓枠(一部省略)で、周知のように、窓枠1は縦枠1aと横枠とで矩形状に形成されている。2は窓枠1に嵌め込まれた引戸(例えばガラス障子)で、この引戸2は図1の矢印で示す左右方向にスライド開閉する。
Xは引戸2の戸先の縦框2aに縦方向に形成された嵌合孔(取付孔)3に埋設状態に嵌め込まれた縦方向の引戸ラッチ装置Xである。この引戸ラッチ装置Xは、左右方向にスライド開閉する引戸2の戸先の前記嵌合孔3に嵌め込まれ、後述する側壁の先端部にフランジ部分28及び前記側壁にスリット33、38を介して形成された少なくとも一対の弾性爪板部分39を有するケース21と、このケース21の後端部に垂直軸22を介して回転自在に軸支され、先端部に係止爪23bを有するラッチ23と、このラッチ23の基端部23aに一体的に設けられ或いは該ラッチ23と一体成形され、かつ前記ケース21の内部空間24の先端部側に位置すると共に、該内部空間24の左右の範囲内で、指による操作力により、前記垂直軸22に巻装したバネ部材25のバネ力に抗して引戸2の開く方向に位置変位し、前記操作力が解かれると前記バネ部材25のバネ力により引戸2を拘束する方向へ復帰する引手操作片26を備えている。
まず、引戸ラッチ装置Xを構成するケース21から説明する。図4の正面視側の斜視図及び図5の背面視側の斜視図を参照にすると、ケース21は縦長のブロックの形態をしている。ここで、図4を基準にして縦長ブロックのケース21の構成を説明する。
28は先端部に縦長矩形状に周設された段差状のフランジ部分である。このフランジ部分28は、上方フランジ部分及び下方フランジ部分の略中央部が前後方向に段差状に形成され、該上下の中央段差部分29,29を基準にすると、右側のコ字形状フランジ部分28aは左側の逆コ字形状フランジ部分28bよりも低い。付言すると左側のフランジ部分28bの方が右側のフランジ部分28aよりも手前側に突出している。
一方、35は左側フランジ部分と直交して後端まで延在し、その中途部が内側に段差36となっている左側壁である。
図4で示すように、縦長ブロック状のケース21は、その先端部側に縦長矩形開口の内部空間24を有し、この内部空間24に略収容された状態で、かつ該内部空間24の左右の範囲内(ロック片が組込まれた場合は左右方向に回転できる範囲内)で垂直軸22回りに回転する縦長の引戸操作片26と、後述する本発明の要部である、帯状の1本のロック片51が組込まれている。なお、図4ではバー状のロック片51はケース21に嵌め込む前であり、仮想線で示してある。
Claims (5)
- 左右方向にスライド開閉する引戸の戸先の嵌合孔に嵌め込まれ、側壁の先端部にフランジ部分及び前記側壁にスリットを介して形成された少なくとも一対の弾性爪板部分を有するケースと、このケースの後端部に垂直軸を介して回転自在に軸支され、先端部に係止爪を有するラッチと、このラッチの基端部に一体的に設けられ或いは該ラッチと一体成形され、かつ前記ケースの内部空間の先端部側に位置すると共に、該内部空間の左右の範囲内で操作力によりバネ部材のバネ力に抗して引戸の開く方向に回転しながら位置変位し、前記操作力が解かれると前記バネ部材のバネ力により引戸を拘束方向へ逆回転しながら復帰する引手操作片を備える引戸ラッチ装置であって、前記ケースを前記戸先に嵌め込む時、前記弾性爪板部分の爪が前記嵌合孔の縁部分に摺接するとこにより該弾性爪板部分が内部空間側に弾性変位する一方、前記爪が前記縁部分を通過すると、前記弾性爪板部分が復帰し、この弾性爪板部分の復帰状態をロックするために、端面でもって前記弾性爪板部分の内壁面に当接するロック片を前記内部空間に組み込んだことを特徴とする引戸ラッチ装置。
- 請求項1に於いて、ロック片は1本の垂直バーであり、しかも、該ロック片は前記引手操作片に沿って内部空間に組み込まれたとき、その両端面は、上下の位置で対向する弾性爪板部分の各内面にそれぞれ当接することを特徴とする引戸ラッチ装置。
- 請求項1又は請求項2に於いて、ロック片は、その側壁に係合爪片を有し、該係合爪片をケースの内部空間に組み込んだ時、該ケースの引戸を閉じる側の垂直側壁に形成した被係合部に係合することを特徴とする引戸ラッチ装置。
- 請求項1に於いて、引手操作片の表面が段差状に形成され、ロック片をケースの内部空間に組み込んだ時、前記引手操作片の段差部分と該ロック片の対向する側壁との間に指を差し込むことができる隙間が存在することを特徴とする引戸ラッチ装置。
- 請求項1に於いて、ケースは、窓枠内を左右に移動する引戸の戸先のサッシ式縦框に形成された嵌合孔に嵌め込まれ、また係止爪を有するラッチは、垂直軸まわりに水平回転してサッシ式窓枠を形成する縦枠の表面に配設された錠受の係合部分に係脱することを特徴とする引戸ラッチ装置。
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JP2013129697A JP6238337B2 (ja) | 2013-06-20 | 2013-06-20 | 引戸ラッチ装置 |
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JP2013129697A JP6238337B2 (ja) | 2013-06-20 | 2013-06-20 | 引戸ラッチ装置 |
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JP2015004204A true JP2015004204A (ja) | 2015-01-08 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09291740A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-11 | Kyoei Kogyo Kk | 家具等における引違い扉のラッチ装置 |
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- 2013-06-20 JP JP2013129697A patent/JP6238337B2/ja not_active Expired - Fee Related
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