JP2015004179A - 外装用サンドイッチパネルの取付工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成かつ簡易な工法で容易、確実にパネルを取り付けることのできる外装用パネルの取付工法及びそれに用いるパネル固定具を提供する。【解決手段】 柱体を所定間隔に立設し、これらの柱体を梁部で連結し、さらに前記柱体と梁部の所定箇所に複数の副柱と横桟を取り付け、前記横桟のうち最下段の横桟にカバーを取り付けると共に、最下段の横桟以外の横桟にパネル固定具を取り付け、最下段のパネルの下端を前記最下段の横桟に取り付けたカバーに嵌合して、その上端を前記パネル固定具で係止することで最下段のパネルを取り付け、中間のパネルの下端を前記最下段のパネルの上端に取り付けて、その上端を前記パネル固定具で係止することで中間のパネルを取り付け、他の中間のパネルの下端を前記中間のパネルの上端に取り付けて、その上端を前記パネル固定具で係止することで他の中間のパネルを取り付けることを特徴とする。【選択図】図10

Description

本発明は、車庫等の建築物の外装用パネルの取付工法及びパネル固定具に関するもので、特にサンドイッチパネルの取付工法及びそれに使用するパネル固定具に関するものである。
従来より、建物の構造物等へパネルを強固に取り付ける方法やパネルの取付構造が提案されていた。
例えば下記に示す特許文献1記載の発明は、二枚の金属板の間に芯材を充填して形成されるサンドイッチパネルを建物の構造材に取り付けるにあたり、筒体の一端にフランジ部を突設すると共に筒体の他端の内面にネジ部を設け、一方の金属板を貫通する取付孔をサンドイッチパネルに形成し、筒体を取付孔に装着すると共にフランジ部を取付孔の孔縁部に配置し、筒体に成形用治具を挿入すると共にフランジ部を取付孔の孔縁部に押さえつけながら成形用治具をネジ部に螺合することによって、フランジ部とネジ部との間において筒体を圧縮して膨出して係止部を形成し、フランジ部と係止部との間で取付孔の孔縁部の金属板を挟持して筒体をサンドイッチパネルに固定し、取付用ボルトを構造材に連結して筒体のネジ部に螺合することによってサンドイッチパネルを構造材に取り付けるものである。
特開2005−90137号公報
前記特許文献1記載の発明は、フランジ部と係止部との間で取付孔の孔縁部の金属板を挟持することによって筒体をサンドイッチパネルに強固に取り付けることができ、この筒体に取付用ボルトを螺合してパネルを構造材に取り付けることによって構造材へサンドイッチパネルを強固に取り付けることができる。
しかしながら、前記発明はサンドイッチパネルの取付構造の構成が複雑であり、取付工法も複雑で取り付け作業に際し時間と労力が多く掛かるという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、簡単な構成かつ簡易な工法で、容易、確実にパネルを取り付けることのできる外装用パネルの取付工法及びそれに用いるパネル固定具を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、複数の柱体を所定間隔に立設し、これらの柱体を梁部で連結し、さらに前記柱体と梁部の所定箇所に複数の副柱を取り付け、次いで前記副柱に複数の横桟を取り付け、前記横桟のうち最下段の横桟にカバーを取り付けると共に、最下段の横桟以外の横桟にパネル固定具を取り付け、最下段のパネルの下端を前記最下段の横桟に取り付けたカバーに嵌合して、その上端を前記パネル固定具で係止することで最下段のパネルを取り付け、中間のパネルの下端を前記最下段のパネルの上端に取り付けて、その上端を前記パネル固定具で係止することで中間のパネルを取り付け、他の中間のパネルの下端を前記中間のパネルの上端に取り付けて、その上端を前記パネル固定具で係止することで他の中間のパネルを取り付け、この作業を繰り返すことで前記横桟に外装用パネルを取り付けることを特徴とする外装用パネルの取付工法である。
請求項2に記載の発明は、横桟の上端に固定する本体と、前記本体の端部に直角に設けた係止部とからなり、前記係止部をパネルの上端に係止してパネルを横桟に取り付けることを特徴とするパネル固定具である。
請求項1記載の外装用パネルの取付工法によれば、パネルの取り付け作業において、柱体を連結する梁部へ副柱を取り付け、この副柱へ横桟を取り付け、さらに横桟に個々のパネルを順次取り付けるものであるから、作業工程が単純化されパネルの位置決め作業及びパネルの取り付け作業が容易かつ迅速、確実に行なえる。
さらに作業時間の短縮が図れ、かつ簡易な工法のため熟練作業者でなくても確実にパネルを取り付けることができる等の効果を奏する。
請求項2記載のパネル固定具は、パネル固定具によってパネルの上端を係止するという簡易な方法でパネルを安定して取り付けられるから、作業者が迅速確実にパネルの位置決め作業あるいはパネル取り付け作業を行なうことができる等の効果を奏する。
本発明の一実施形態である車庫の概略斜視図 車庫の柱体と梁部に副柱を取り付けた状態の概略斜視図 図2のA1拡大図(A)及びA1拡大分解図(B) 図2のA2拡大図(A)及びA2拡大分解図(B) 図2のB1拡大図(A)及びB1拡大分解図(B) 図2のB2拡大図(A)及びB2拡大分解図(B) 図2のB3拡大図 図2の車庫の構造に横桟を取り付けた状態の概略斜視図 図8のC1拡大図(A)及びC1拡大分解図(B) パネルを一部切り欠いた車庫の概略斜視図 図10のD1拡大図(A)、D2拡大分解図(B)及びD3拡大図(C) パネル固定具の拡大斜視図 最下段のパネルの取り付け状態を示す一部切欠拡大側面図 中間のパネルの取り付け状態を示す一部切欠拡大側面図 最上段のパネルの取り付け状態を示す一部拡大切欠側面図 パネルの取り付け状態を示す一部拡大切欠平面図 サンドイッチパネルと他例のパネルの一部切欠側面図
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、車庫の外装用パネルの取付工法について説明するが、本発明は車庫に限定されず他の構造物の外装用パネルの取付工法に適応できるものである。
図1に示すように、車庫は、躯体1と背面パネル2、右側面パネル3と左側面パネル4からなり、前面の車の乗込側(図1の矢印方向)にはパネルは設けていない。
これらの各パネル2、3、4は、複数のサンドイッチパネル51からなり、柱体11、12、梁部13〜16、副柱21、22、横桟41等から構成される躯体1にパネル固定具61、カバー65等によって取り付けられている。
サンドイッチパネル(以下、パネルと略称する)51は発泡スチロールなどの心材51cを2枚の鉄板等の表面材51aで挟んで構成されていて、大きさは幅約180cm、高さ約90cmのものと幅約160cm、高さ約90cmのものを主として使用している。
前記車庫は、乗用車を4列で2段収容可能であり、幅約10m、奥行き約6m、高さ約6mである。前記パネルおよび車庫の大きさはこれに限定されない。
図2に示すように、車庫は、前面(車の乗込側)に5本の柱体11を背面に5本の柱体12を等間隔に立設し、前面の各柱体11の上端を梁部13で連結し、背面の各柱体12の上端を梁部14で連結すると共に中間部を梁部15で連結している。これら柱体と梁部はH形鋼で構成されている。
さらに前面の梁部13と背面の梁部14のそれぞれの上端を5本の梁部16で連結すると共に、右側面の梁部16の下方には、前面の柱体11と背面の柱体12の間に横支持部材23を設け、同様に左側面の梁部16の下方にも横支持部材23を設けることで躯体1の基部を構成している。
図3に示すように、前記右側面の梁部16には、副柱21が取付金具31によって垂直に取り付けてある。
前記副柱21は長尺の角パイプである。取付金具31はアングル(山形鋼)であり、締結手段であるUボルト32とナット34によって梁部16に取り付けられている。そして、前記取付金具31の先端に穿設した孔31aと副柱21の孔21aにボルト33を螺合することによって、副柱21を梁部16に一定の距離を有して取り付けている。
図4に示すように、前記右側面の梁部16の下方には、横支持部材23が取付金具36によって副柱21に取り付けてある。
前記取付金具36はアングルであり、締結手段であるUボルト32とナット34によって副柱21に水平に取り付けられている。そして、前記取付金具36の先端に穿設した孔36aと副柱21の孔21aにボルト33を螺合することによって、副柱21を横支持部材23に密着して取り付けている。なお、副柱21の下端は、後述のように地中に埋設したアンカー391によって支持されている(図7参照)。
横支持部材23は長尺の角パイプであるが、強度に応じてC型パイプ等を使用することができる。また、ボルト33も2個に限らず1個でもよい。
このようにして、4本の副柱21を右側面の梁部16と横支持部材23に取り付ける。なお左側面における副柱21の取り付けは右側面と同様であるため説明を省略する。
図5及び図6に示すように、背面の副柱22は、梁部16と背面の柱体12と梁部15に取り付けられ、その下端はアンカー391によって地中に支持されている。
図5に示すように、副柱22の上方は、アングルの取付金具37によって、梁部16の先端にボルト33とナット34によって取り付けられている。すなわち、取付金具37の端部の孔37aと梁部16の孔16aをボルト33で螺合しナット34で締結して取付金具37を梁部16の先端に固定する。次いで取付金具37の他方の孔37bと副柱22の孔22aにボルト33を螺合することによって、副柱22を梁部16に取り付けるのである。
図6に示すように、前記副柱22の中央部分は、梁部15を挟んで上部の取付金具38と下部の取付金具38によって2箇所固定してある。
前記取付金具38は、柱体12に取り付けるアングルの第1取付部381と、この第1取付部381の上面に、第1取付部381と直交して固定したアングルの第2取付部382とからなる。
副柱22を柱体12に取り付ける際は、まず取付金具38の第1取付部381をUボルト32とナット34によって柱体12に取り付け、次に第2取付部382の孔382aと副柱22の孔22aにボルト33を螺合して副柱22を柱体12に取り付ける。
図7に副柱22の地中への固定方法を示す。
副柱22の下端は、アングルの取付金具39と、この取付金具39に垂設したアンカー391によって構成し、アンカー391を地下に埋設することで副柱22を固定する。副柱21も同様に固定する。
図8は車庫の構造の概略斜視図であり、図2の車庫の構造に横桟を取り付けた状態で車庫の躯体1を示している。
図9に横桟41の取り付け状態を示す。横桟41はアングルの取付金具42によって水平に取り付けるが、固定側取付部421を副柱21にボルト33で固定し、次いで支持側取付部422の孔422aと横桟41の孔41aをボルト33で固定する。この横桟41にパネル51を取り付けるのである。前記横桟41は長尺の角パイプであるが、C型パイプも使用できる。なお、図9は副柱21の最上部の横桟41の取り付け状態を示しているが、下部に取り付けた他の横桟41,41・・も同様の構成である。
図10乃至図16に基づいてパネルの取付方法について説明する。
(1)図11(A)と図13に基づいて最下段のパネルの取り付け方法を説明する。
副柱22の下端に取り付けた最下段の横桟41の下部に、横桟41より幅が広く横桟41と同じ長さの固定板67を、横桟41の外側に張り出してボルト33で固定する。この固定板67の張り出した部分にカバー65をビス71で固定する。このカバー65の内部に最下段のパネル51(511)の下端を上方から差し込んで嵌合固定する。
このときパネル511の下端には、表面板51a,51aとの間に凹部51bを構成してあり前記ビス71との干渉を避けている。
前記カバー65は長尺の溝形鋼よりなり、パネル511の下端と左右両側端及び上端のすべてを覆うものである。
(2)図12および図14に基づいて中間のパネルの取付方法を説明する。
中間のパネル51(512)の取り付けに際してはパネル固定具61を使用する。このパネル固定具61は、図12に示すように方形の基板611の一端を直角に下方に曲折して係止部612を構成し、基板611の中央にはボルト33を螺合するための孔61aを穿設してある。
基板611は、幅Hは約10cm、奥行きDは約5cm、係止部612の高さは、約1.5cmである。
パネル512を取り付ける際には、前記パネル固定具61をボルト33で横桟41の上端に固定して、その係止部612を最下段のパネル511の表面板51aの上端に係止する。
このとき、前記表面板51a,51aの上端には心材51cが構成されておらず、この表面板51a,51aとの間隙が凹部51bを構成している。そのため、前記パネル固定具61の係止部612は前記凹部51bによって表面板51aの上端に確実に係止されるのである。このようにパネル51はビス等を用いずに横桟41に取り付けることができるので、作業効率が良くなる。
その後、最下段のパネル511の上から中間のパネル512を重ねて下端の凸部51cをパネル511の凹部51bに嵌合せしめる。このとき、係止部612は中間のパネル512の凸部51cとパネル511の表面板51aの間に挟まれて固定する。
以後、この作業を繰り返して他の中間のパネルを順次上方に取り付けていき、最後に最上段のパネルを取り付ける。
(3)図11(B)(C)と図15に基づいて最上段のパネルの取り付け方法を説明する。
最上段のパネル51(513)の下端51cを、前記中間のパネル51(512)の上端の凹部51bに嵌合せしめ、上端をパネル固定具61で固定する。このとき、前記と同様にパネル固定具61の係止部612をパネル513の表面板51aの上端に係止して取り付ける。
その後、パネル513の上端部を覆うようにカバー65を嵌め込んでいくが、パネル固定具61と重なる部分はカバー65に切欠部65aを構成し、パネル固定具61との干渉を避けている。
この切欠き部65aは、パネル固定部61の係止部612の下端を挿入できる大きさの長方形の孔である。
またパネル51の横方向の取り付け方法は、図16に示すように、側端部のパネル51の縁部にカバー65を取り付け、他端の凹部51bに他のパネル51の凸部51aを嵌合させて固定する。
これにより、カバー65はパネル51の四周、すなわち下端と両側端及び上端のすべてを覆うことができるから、パネルの強度も強くなり、耐久性もよくなり、車庫全体の美観にも優れるのである。
図17(A)は、本実施形態で使用するパネル51の一部切欠拡大図である。
このパネル51は前述の通りサンドイッチパネルであり、中間のパネル512と最上段のパネル513は、上端に凹部51bを構成し下端に凸部51cを構成してある。最下段のパネル511は、上述の通り上端と下端に凹部51bを構成してある。
本発明で使用するパネルは、上記のサンドイッチパネルに限らず、例えば、図17(B)に示す他例のように、パネル55を同一部材で一体に構成し、その上端に係止部55aと凹部55bを構成すれば良い。この係止部55aにパネル固定具61の係止部612を係止するのである。
なお、上記の説明においてボルトとナットには同一の番号を付したが、ボルトとナットの大きさと個数は、強度等に応じて任意に決定できる。同様にUボルトの大きさも任意に決定できるものとする。
以上のように、本実施形態によれば簡易な構成かつ容易な操作でありながら、パネルの位置決めを的確に行い、パネルをカバーやパネル固定具によって容易確実に取り付けることができるため、容易、確実にパネルの取付作業ができると共に作業時間の大幅な短縮が図れるのである。
1 車庫の躯体 2 背面パネル
3 右側面パネル 4 左側面パネル
11 柱体 12 柱体
13 梁部 14 梁部
15 梁部 16 梁部
21 副柱 22 副柱
23 横支持部材 31 取付金具
32 Uボルト 33 ボルト
34 ナット 36 取付金具
37 取付金具 38 取付金具
41 横桟 42 取付金具
51 パネル(サンドイッチパネル)
61 パネル固定具 65 カバー
本発明は、車庫等の建築物の外装用パネルの取付工法に関するもので、特にサンドイッチパネルの取付工法に関するものである。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、簡単な構成かつ簡易な工法で、容易、確実にサンドイッチパネルを取り付けることのできる外装用サンドイッチパネルの取付工法を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、複数の柱体を所定間隔に立設し、これらの柱体を梁部で連結し、さらに前記柱体と梁部の所定箇所に複数の副柱を取り付け、次いで前記副柱に複数の横桟を取り付け、前記横桟のうち最下段の横桟に、固定板を介してサンドイッチパネルの下端と左右両側端を覆う溝型鋼よりなるカバーを取り付け、最下段の横桟以外の横桟の上端に、横桟の上端に固定する基板と前記基板の端部に直角に設けた係止部とからなるパネル固定具を取り付け、最下段のサンドイッチパネルの下端を前記最下段の横桟に取り付けたカバーに嵌合し、前記最下段のサンドイッチパネルの表面板の上端を前記パネル固定具の係止部で係止して最下段のサンドイッチパネルを取り付け、中間のサンドイッチパネルの下端の凸部を前記最下段のパネルの上端の凹部に嵌合し、前記中間のサンドイッチパネルの表面板の上端を前記パネル固定具の係止部で係止して中間のサンドイッチパネルを取り付け、前記中間のサンドイッチパネルの上方に他の中間のサンドイッチパネルを前記と同様の方法で順次取り付けていき、その後、最上段のサンドイッチパネルの下端の凸部を前記他の中間のサンドイッチパネルの上端の凹部に嵌合し、前記最上段のサンドイッチパネルの表面板の上端をパネル固定具の係止部で係止して最上段のサンドイッチパネルを取り付けることを特徴とする外装用サンドイッチパネルの取付工法。
請求項1記載の外装用サンドイッチパネルの取付工法によれば、サンドイッチパネルの取り付け作業において、柱体を連結する梁部へ副柱を取り付け、この副柱へ横桟を取り付け、さらに横桟に個々のサンドイッチパネルを順次取り付けるものであるから、作業工程が単純化されサンドイッチパネルの位置決め作業及びサンドイッチパネルの取り付け作業が容易かつ迅速、確実に行なえる。
さらに作業時間の短縮が図れ、かつ簡易な工法のため熟練作業者でなくても確実にサンドイッチパネルを取り付けることができ、パネル固定具によってサンドイッチパネルの上端を係止するという簡易な方法でパネルを安定して取り付けられるから、作業者が迅速確実にサンドイッチパネルの位置決め作業あるいはサンドイッチパネル取り付け作業を行なうことができる等の効果を奏する。

Claims (2)

  1. 複数の柱体を所定間隔に立設し、これらの柱体を梁部で連結し、さらに前記柱体と梁部の所定箇所に複数の副柱を取り付け、次いで前記副柱に複数の横桟を取り付け、
    前記横桟のうち最下段の横桟にカバーを取り付けると共に、最下段の横桟以外の横桟にパネル固定具を取り付け、最下段のパネルの下端を前記最下段の横桟に取り付けたカバーに嵌合して、その上端を前記パネル固定具で係止することで最下段のパネルを取り付け、中間のパネルの下端を前記最下段のパネルの上端に取り付けて、その上端を前記パネル固定具で係止することで中間のパネルを取り付け、他の中間のパネルの下端を前記中間のパネルの上端に取り付けて、その上端を前記パネル固定具で係止することで他の中間のパネルを取り付け、この作業を繰り返すことで前記横桟に外装用パネルを取り付けることを特徴とする外装用パネルの取付工法。
  2. 横桟の上端に固定する本体と、前記本体の端部に直角に設けた係止部とからなり、前記係止部をパネルの上端に係止してパネルを横桟に取り付けることを特徴とするパネル固定具。
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