JP2015002611A - 被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法 - Google Patents

被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単一の刃物部材の簡単な移動操作で電線の絶縁被覆の剥ぎ取りを実現することができ、刃物部材や電線を支持する機構の単純化によって、絶縁被覆の剥ぎ取り処理のコストを低減させることができ、また絶縁被覆の剥ぎ取り時に電線導体を傷つけることのない被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法を提供すること。【解決手段】板状の本体11の電線割り込ませ溝12の開口側の対向する一対の側縁部に形成されて丸型電線の両側部の絶縁被覆に切り込みを入れる一対の傾斜刃13と、一対の傾斜刃13の終端から電線割り込ませ溝12の中心線O1に平行に延出した一対の平行刃14と、一対の平行刃14の終端間を繋ぐ略円弧状に刃部15aが形成されて半円周状に絶縁被覆を切断する円弧状刃15と、円弧状刃15の裏側に連設されて丸型電線を円弧状刃15の裏側に引くことで絶縁被覆を電線導体から剥ぎ起こす中剥ぎ刃16と、中剥ぎ刃16の終端に連続して形成されて円弧状刃15が電線導体に食い込むことを防止する導体押さえ面17と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電線の絶縁被覆の剥ぎ取りに使用される被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法に関する。
下記特許文献1には、丸型電線の外周を周回する螺旋状に移動操作することで、丸型電線の絶縁被覆を螺旋状に剥ぎ取ることが可能な被覆剥ぎ取り刃が開示されている。
また、下記特許文献2には、丸型電線の外周の絶縁被覆に周方向の切り込みを入れるストリッパ刃物と、丸型電線の外周の絶縁被覆に軸方向の切り込みを入れるスリット刃物と、の二つの刃物を使って、絶縁外被の剥ぎ取りを行う技術が開示されている。
特開2002−223512号公報 特開昭63−287312号公報
ところが、特許文献1の被覆剥ぎ取り刃の場合、丸型電線の外周上を螺旋状に旋回させながら刃物を送ることが必要で、刃物部材の送り操作が複雑になるため、刃物部材や丸型電線を支持する機構が複雑化して、絶縁被覆の剥ぎ取り処理が高額化するという問題が生じた。
また、特許文献2の技術の場合、切断機能が異なる二つの刃物をそれぞれ個別に移動操作するため、この場合も、刃物部材や丸型電線を支持する機構が複雑化して、絶縁被覆の剥ぎ取り処理が高額化するという問題が生じた。
また、特許文献1及び特許文献2のいずれの技術の場合も、絶縁被覆に切り込みを入れる刃物が電線導体に食い込まないように刃物の移動を規制する手段が開示されておらず、絶縁被覆の剥ぎ取り時に、電線導体を傷つけるおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、単一の刃物部材の簡単な移動操作で電線の絶縁被覆の剥ぎ取りを実現することができ、刃物部材や電線を支持する機構の単純化によって、絶縁被覆の剥ぎ取り処理のコストを低減させることができ、また絶縁被覆の剥ぎ取り時に電線導体を傷つけることのない被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 電線の絶縁被覆の剥ぎ取りに使用される被覆剥ぎ取り刃であって、
本体と、
前記電線を割り込ませることが可能に前記本体の一縁に開口して形成された電線割り込ませ溝と、
該電線割り込ませ溝の開口側の対向する一対の側縁部において、前記開口側に向かって徐々に溝幅が広がり、前記電線割り込ませ溝に割り込ませられた前記電線の両側部の前記絶縁被覆に切り込みを入れる一対の第1切り込み部と、
該一対の第1切り込み部の終端から前記電線割り込ませ溝に延出して、前記第1切り込み部が形成した切り込みに進入することで、前記切り込みを押し開く一対の第2切り込み部と、
該一対の第2切り込み部の終端間を繋ぎ、前記電線に押し当てることで、前記電線の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆を切断する被覆切断部と、
を備えたことを特徴とする被覆剥ぎ取り刃。
(2) 前記被覆切断部の裏側に連設されて、前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに電線導体に当接し、前記被覆切断部によって切断された前記絶縁被覆と前記電線導体との間に割り込んで、前記絶縁被覆を前記電線導体から分離する中剥ぎ部と、
前記中剥ぎ部の終端に連続して形成されて、前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに前記電線導体に当接し、その状態で前記電線を前記被覆切断部の裏側に引くときに前記電線導体と摺接して、前記被覆切断部が前記電線導体に食い込むことを防止する導体押さえ部と、
を備えたことを特徴とする上記(1)に記載の被覆剥ぎ取り刃。
(3) 前記一対の第1切り込み部は、前記電線割り込ませ溝の中心線に対して対称に、刃部が形成されていて、且つ、前記一対の第1切り込み部の終端の前記刃部間の離間間隔は、前記電線における電線導体の外径よりも僅かに大きく設定されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の被覆剥ぎ取り刃。
(4) 電線の絶縁被覆を剥ぎ取る被覆剥ぎ取り方法であって、
電線割り込ませ溝に前記電線を割り込ませる工程と、
割り込ませられた前記電線の両側部の前記絶縁被覆に第1切り込み部により切り込みを入れる第1切り込み工程と、
該第1切り込み工程により形成した切り込みに第2切り込み部が進入することで、切り込みを押し開く第2切り込み工程と、
被覆切断部を前記電線に押し当てることで、前記電線の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆を切断する被覆切断工程と、
を有することを特徴とする被覆剥ぎ取り方法。
(5) 前記第2切り込み工程後に、
前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに電線導体に当接し、前記被覆切断部によって切断された前記絶縁被覆と前記電線導体との間に割り込む中剥ぎ部により、前記絶縁被覆を前記電線導体から分離する中剥ぎ工程と、
前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに前記電線導体に当接し、その状態で前記電線を前記被覆切断部の裏側に引くときに前記電線導体と摺接する導体押さえ部により、前記被覆切断部が前記電線導体に食い込むことを防止する導体押さえ工程と、
を有することを特徴とする上記(4)に記載の被覆剥ぎ取り方法。
上記(1)の構成によれば、電線の絶縁被覆の剥ぎ取りに使う刃物が、単一部品で済む。しかも、この被覆剥ぎ取り刃の場合、例えば、緊張状態に保持されている電線が電線割り込ませ溝に収容されるように、当該被覆剥ぎ取り刃を後傾姿勢にして後傾の傾斜に沿って電線に押し当てると、一対の第1切り込み部が電線の両側の絶縁被覆に食い込んで、電線の両側の絶縁被覆に切り込みを入れることができる。そして、更に被覆剥ぎ取り刃を電線に押し込むと、一対の第2切り込み部が、一対の第1切り込み部により形成された切り込みに進入して、切り込みを押し開く。その結果、一対の第1切り込み部により形成された切り込みが、電線導体に達していない場合でも、一対の第2切り込み部に進入によって切り込みを押し開いて、絶縁被覆を導体が露出する状態に切り離すことができる。そして、更に被覆剥ぎ取り刃を電線に押し込むと、被覆切断部による絶縁被覆の切断によって、電線の両側の切り込みに繋がる形状に絶縁被覆が切断された状態が得られる。従って、引き続き電線を被覆切断部の裏側に引いて、切断された絶縁被覆を剥ぎ起こすことで、絶縁被覆を剥ぎ取ることができる。
即ち、上記(1)の構成によれば、電線の絶縁被覆の剥ぎ取りに必要な操作は、被覆剥ぎ取り刃を所定の後傾姿勢で電線上に送り込む被覆剥ぎ取り刃の平行移動操作と、被覆剥ぎ取り刃が絶縁被覆に食い込んでいる状態で電線を被覆切断部の裏側に引き抜く電線移動操作と、だけで済み、絶縁被覆の剥ぎ取りに必要な操作が簡単になる。
そのため、被覆剥ぎ取り刃や電線を支持する機構を単純化して、絶縁被覆の剥ぎ取り処理のコストを低減させることができる。
上記(2)の構成によれば、電線の両側の切り込みに繋がる形状に絶縁被覆が切断された状態で電線を被覆切断部の裏側に引くと、被覆切断部によって切断された絶縁被覆と電線導体との間に中剥ぎ部が割り込んで、絶縁被覆を電線導体から剥ぎ起こす。
上記(2)の構成によれば、被覆切断部による絶縁被覆の切断時には、中剥ぎ部の終端に連続する導体押さえ部が電線導体に当接する。この導体押さえ部は、電線を被覆切断部の裏側に引く際には、電線導体が摺動する摺動面となって、被覆切断部が電線導体に食い込むことを防止する。
そのため、絶縁被覆の剥ぎ取り時に電線導体を傷つけることを防止することもできる。
上記(3)の構成によれば、一対の第1切り込み部が電線割り込ませ溝の中心線に対して対称に配置されていることで、これらの一対の第1切り込み部間に押し込まれる電線は、一対の第1切り込み部による芯だし作用によって、一対の第1切り込み部の中間に保持されて、絶縁被覆の切り込みが行われる。
そのため、電線の偏心によって電線の片側だけ切り込みが深くなって電線導体が傷つくことを防止することができ、絶縁被覆の切り込み精度を向上させることができる。
上記(4)の構成によれば、電線割り込ませ溝に電線を割り込ませる工程と、第1切り込み工程と、第2切り込み工程と、被覆切断工程とを順次実行することで、絶縁被覆が切断された状態の電線が容易に得られる。従って、引き続き電線を被覆切断部の裏側に引いて、切断された絶縁被覆を剥ぎ起こすことで、絶縁被覆を剥ぎ取ることができる。
上記(5)の構成によれば、第2切り込み工程後に、中剥ぎ工程と、導体押さえ工程とを順次実行することで、被覆切断部が電線導体に食い込むことを防止し、電線導体を傷つけることを防止することができる。
本発明による被覆剥ぎ取り刃によれば、単一の刃物部材の簡単な移動操作で電線の絶縁被覆の剥ぎ取りを実現することができ、刃物部材や電線を支持する機構の単純化によって、絶縁被覆の剥ぎ取り処理のコストを低減させることができ、また絶縁被覆の剥ぎ取り時に電線導体を傷つけることのない被覆剥ぎ取り刃を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明に係る被覆剥ぎ取り刃の一実施形態の正面図である。 図2は図1に示した被覆剥ぎ取り刃の裏面側の形状を示す斜視図である。 図3は図2のA部の拡大図である。 図4は図3のB矢視図である。 図5は図1のC部の拡大図である。 図6は本実施形態の被覆剥ぎ取り刃により絶縁被覆の剥ぎ取りを行う前の丸型電線と被覆剥ぎ取り刃との位置関係を示す説明図で、図中の被覆剥ぎ取り刃は図5のD−D断面図である。 図7は図6のE部の拡大図である。 図8は本実施形態の被覆剥ぎ取り刃による剥ぎ取り処理中の状態を示す側面図である。
以下、本発明に係る被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図8は本発明に係る被覆剥ぎ取り刃の一実施形態を示したもので、図1は一実施形態の被覆剥ぎ取り刃の正面図、図2は図1に示した被覆剥ぎ取り刃の裏面側の形状を示す斜視図、図3は図2のA部の拡大図、図4は図3のB矢視図、図5は図1のC部の拡大図、図6は本実施形態の被覆剥ぎ取り刃により絶縁被覆の剥ぎ取りを行う前の丸型電線と被覆剥ぎ取り刃との位置関係を示す説明図で、図中の被覆剥ぎ取り刃は図5のD−D断面図である。図7は図6のE部の拡大図、図8は本実施形態の被覆剥ぎ取り刃による剥ぎ取り処理中の状態を示す側面図である。
この一実施形態の被覆剥ぎ取り刃10は、図6に示す丸型電線20の絶縁被覆21の剥ぎ取りに使用される。
丸型電線20は、断面円形の電線導体22の周囲を絶縁被覆21で覆ったものである。絶縁被覆21は、略均一の肉厚で形成されている。
本実施形態の被覆剥ぎ取り刃10は、板状の本体11と、該本体11の一縁に開口して形成された電線割り込ませ溝12と、該電線割り込ませ溝12の開口12a側において対向する一対の側縁部に形成された一対の傾斜刃(本発明における第1切り込み部)13と、これらの一対の傾斜刃13の終端から延出した一対の平行刃14(本発明における第2切り込み部)と、これらの一対の平行刃14の終端を繋ぐ円弧状刃15(本発明における被覆切断部)と、この円弧状刃15の裏側に連設された中剥ぎ刃16(本発明における中剥ぎ部)と、この中剥ぎ刃16の終端に連続して形成された導体押さえ面17(本発明における導体押さえ部)と、を備えている。
図2に示すように、本体11の裏面111には、該本体11の一縁11aに向かって板厚が徐々に小さくなる傾斜面112が形成されている。
電線割り込ませ溝12は、本体11の傾斜面112が装備されている部位の一縁に開口して形成されている。この電線割り込ませ溝12は、丸型電線20を割り込ませることが可能な溝である。この電線割り込ませ溝12に、一対の傾斜刃13と、一対の平行刃14と、円弧状刃15と、中剥ぎ刃16と、導体押さえ面17と、が形成される。
一対の傾斜刃13は、図5に示すように、電線割り込ませ溝12の開口側に向かって徐々に溝幅が広がる傾斜線状に鋭利な刃部13aが形成されている。一対の傾斜刃13は、図5に示すように、電線割り込ませ溝12の中心線O1に対して対称に、刃部13aが形成されている。
また、これら一対の傾斜刃13の終端の刃部13a間の離間間隔w1は、丸型電線20における電線導体22の外径d(図6参照)よりも僅かに大きく設定される。例えば、電線導体22の外径dが、0.75mmの場合、一対の傾斜刃13の終端の刃部13a間の離間間隔w1は、0.95mmに設定される。
また、一対の傾斜刃13の始端の刃部13a間の離間間隔w2は、丸型電線20における絶縁被覆21の外径D(図6参照)よりも大きく設定される。
また、一対の傾斜刃13の始端には、一対の誘導刃18が形成されている。一対の誘導刃18は、電線導体22を切断する鋭利な刃ではなく、丸型電線20が電線割り込ませ溝12の角に当たったときに該丸型電線20を電線割り込ませ溝12内に誘導するガイドとして機能する。この誘導刃18は、傾斜が、刃部13aの傾斜よりも緩やかに設定される。具体的には、誘導刃18と垂線V1との挟角をθ1とすると、θ1=55゜程度に設定される。
以上に説明した一対の傾斜刃13は、電線割り込ませ溝12に割り込ませられた丸型電線20の両側部の絶縁被覆21に切り込みを入れる。
一対の平行刃14は、図5に示すように、電線割り込ませ溝12の内奥側に位置する一対の傾斜刃13の終端から電線割り込ませ溝12の中心線O1に平行に延出している。従って、一対の平行刃14間の離間距離は、w1である。これらの一対の平行刃14は、丸型電線20の絶縁被覆21を切断しない程度に、刃部14aが丸められている。これらの一対の平行刃14は、電線割り込ませ溝12に丸型電線20が押し込まれた際に、傾斜刃13の形成した切り込みに進入することで、切り込みを押し開く。
円弧状刃15は、電線割り込ませ溝12の内奥側に位置する一対の平行刃14の終端間を繋ぐ略円弧状に刃部15aを形成したものである。この円弧状刃15は、対向する丸型電線20の上部に押し当てることで、丸型電線20の両側の切り込みに繋がる半円周状に、絶縁被覆21を切断する。
中剥ぎ刃16は、図4及び図6に示すように、円弧状刃15の裏側に連設されている。この中剥ぎ刃16は、図7に示すように、円弧状刃15から本体11の板厚方向に所定の傾斜角θ2で延在するように形成されている。ここに、傾斜角θ2は、剥ぎ取り処理する丸型電線20の電線割り込ませ溝12への挿通方向(図7及び図8における矢印X1方向)に対する挟角である。本実施形態の場合、傾斜角θ2は、13゜程度に設定することが望ましい。
本実施形態の中剥ぎ刃16は、図6の矢印Y1方向に沿って被覆剥ぎ取り刃10を丸型電線20に押し当てて、一対の傾斜刃13及び円弧状刃15による絶縁被覆21の切断が終了するときに、電線導体22に当接する。その状態で、図8に矢印X1で示すように、丸型電線20をその中心軸線に沿って円弧状刃15の裏側に引くと、円弧状刃15によって切断された絶縁被覆21と電線導体22との間に中剥ぎ刃16が割り込んで、当該中剥ぎ刃16が、絶縁被覆21を電線導体22から剥ぎ起こす。
導体押さえ面17は、図4及び図6に示すように、中剥ぎ刃16の終端に連続して形成されている。この導体押さえ面17は、円弧状刃15による絶縁被覆21の切断が終了するときに、電線導体22に当接し、その状態で丸型電線20をその中心軸線に沿って円弧状刃15の裏側に引くときに、図8に示すように、電線導体22が摺動する摺動面となって、円弧状刃15が電線導体22に食い込むことを防止する。
次に、一実施形態の被覆剥ぎ取り刃10による絶縁被覆の剥ぎ取り処理について、説明する。
まず、図6に示すように、剥ぎ取り対象の丸型電線20は、丸型電線20が挿通自在な円筒状の電線ガイド30を挿通させて、緊張状態に保持しておく。電線ガイド30は、被覆剥ぎ取り刃10による剥ぎ取り処理時に、丸型電線20の径方向への移動を規制する。
次いで、電線ガイド30に接近した位置で、被覆剥ぎ取り刃10は、図6に示すように角度αに後傾させた状態に保持し、この傾斜状態のまま、図の矢印Y1方向に丸型電線20に押し当てて、丸型電線20を電線割り込ませ溝12内に押し入れる。被覆剥ぎ取り刃10の傾斜角度αは、丸型電線20の中心軸線に直交する垂直面V2と被覆剥ぎ取り刃10の表面10a(傾斜面112とは、逆側の面)との挟角である。
すると、被覆剥ぎ取り刃10の傾斜刃13、平行刃14、円弧状刃15により、丸型電線20の上部側の絶縁被覆21に、半円周状の切り込みが形成された状態が得られる。このとき、図8に示すように、被覆剥ぎ取り刃10の先端部と電線ガイド30との間の離間距離Lは、0.1mm程度に保持することが望ましい。この状態で、被覆剥ぎ取り刃10の位置は固定したまま、図8に矢印X1で示すように、丸型電線20を円弧状刃15の裏側に引くと、半円周状に切り込みが入れられた絶縁被覆21が、中剥ぎ刃16によって剥ぎ起こされる。従って、丸型電線20を図8の矢印X1方向に所定長引き出すことで、丸型電線20に対して所定長の長さ分だけ、絶縁被覆21を剥ぎ取ることができる。
なお、図8に示す剥ぎ取り処理中、電線導体22は、導体押さえ面17上を摺動して、導体押さえ面17が円弧状刃15側に浮き上がることが防止される。従って、絶縁被覆21の剥ぎ取り処理中に円弧状刃15が電線導体22に接触することが防止され、電線導体22の電線導体22の傷つきを防止することができる。
以上に説明した一実施形態の被覆剥ぎ取り刃10の場合、丸型電線20の絶縁被覆21の剥ぎ取りに使う刃物が、単一部品で済む。そのため、複数の刃物を使う場合と比較すると、刃物の支持機構を単純にすることができる。
しかも、この被覆剥ぎ取り刃10の場合、例えば、緊張状態に保持されている丸型電線20が電線割り込ませ溝12に収容されるように、当該被覆剥ぎ取り刃10を後傾姿勢にして後傾の傾斜角αに沿って丸型電線20に押し当てると、一対の傾斜刃13が丸型電線20の両側の絶縁被覆21に食い込んで、丸型電線20の両側の絶縁被覆21に切り込みを入れることができる。
そして、更に被覆剥ぎ取り刃10を丸型電線20に押し込むと、一対の平行刃14が、一対の傾斜刃13により形成された切り込みに進入して、切り込みを押し開く。その結果、一対の傾斜刃13により形成された切り込みが、電線導体22に達していない場合でも、一対の平行刃14に進入によって切り込みを押し開いて、絶縁被覆21を導体が露出する状態に切り離すことができる。
そして、更に被覆剥ぎ取り刃10を丸型電線20に押し込むと、円弧状刃15による絶縁被覆21の切断によって、丸型電線20の両側の切り込みに繋がる半円周状に絶縁被覆21が切断された状態が得られる。そして、その状態で図8に示したように丸型電線20を円弧状刃15の裏側に引くと、円弧状刃15によって切断された絶縁被覆21と電線導体22との間に中剥ぎ刃16が割り込んで、絶縁被覆21を電線導体22から剥ぎ起こす。
即ち、本実施形態の被覆剥ぎ取り刃10では、丸型電線20の絶縁被覆21の剥ぎ取りに必要な操作は、被覆剥ぎ取り刃10を所定の後傾姿勢で丸型電線20上に送り込む被覆剥ぎ取り刃10の平行移動操作と、被覆剥ぎ取り刃10の刃が絶縁被覆21に食い込んでいる状態で丸型電線20を円弧状刃15の裏側に引き抜く電線移動操作と、だけで済み、絶縁被覆21の剥ぎ取りに必要な操作が簡単になる。
そのため、被覆剥ぎ取り刃10や丸型電線20を支持する機構を単純化して、絶縁被覆21の剥ぎ取り処理のコストを低減させることができる。
また、本実施形態の被覆剥ぎ取り刃10の場合、円弧状刃15による絶縁被覆21の切断時には、図8に示したように、中剥ぎ刃16の終端に連続する導体押さえ面17が電線導体22に当接する。この導体押さえ面17は、丸型電線20を円弧状刃15の裏側に引き抜く際には、電線導体22が摺動する摺動面となって、円弧状刃15が電線導体22に食い込むことを防止する。
そのため、絶縁被覆21の剥ぎ取り時に電線導体22を傷つけることを防止することもできる。
また、本実施形態の被覆剥ぎ取り刃10の場合、一対の傾斜刃13が電線割り込ませ溝12の中心線O1に対して対称に配置されていることで、これらの一対の傾斜刃13間に押し込まれる丸型電線20は、一対の傾斜刃13による芯だし作用によって、一対の傾斜刃13の中間に保持されて、絶縁被覆21の切り込みが行われる。
そのため、丸型電線20の偏心によって丸型電線20の片側だけ切り込みが深くなって電線導体22が傷つくことを防止することができ、絶縁被覆21の切り込み精度を向上させることができる。
また、本実施形態の被覆剥ぎ取り刃10の場合、平行刃14の刃部が丸められているため、平行刃14が電線導体22に接触して電線導体22を傷つけることを確実に防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、第1切り込み部は、上記傾斜刃13に限らず、円弧状の刃であってもよい。
また、第2切り込み部は、上記平行刃14に限らず、ハ字状であってもよい。
また、導体押さえ部は、上記導体押さえ面17に限らず、突起であってもよい。
また、第1切り込み部(傾斜刃13)、第2切り込み部(平行刃14)、及び被覆切断部(円弧状刃15)は、中心線O1に対して左右対称の形状でなくてもよい。
また、本発明が対象とする電線は、丸形電線20に限らない。
ここで、上述した本発明に係る被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電線(20)の絶縁被覆(21)の剥ぎ取りに使用される被覆剥ぎ取り刃(10)であって、
本体(11)と、
前記電線(20)を割り込ませることが可能に前記本体(11)の一縁に開口して形成された電線割り込ませ溝(12)と、
該電線割り込ませ溝(12)の開口側の対向する一対の側縁部において、前記開口側に向かって徐々に溝幅が広がり、前記電線割り込ませ溝(12)に割り込ませられた前記電線(20)の両側部の前記絶縁被覆(21)に切り込みを入れる一対の第1切り込み部(13)と、
該一対の第1切り込み部(13)の終端から前記電線割り込ませ溝(12)に延出して、前記第1切り込み部(13)が形成した切り込みに進入することで、前記切り込みを押し開く一対の第2切り込み部(14)と、
該一対の第2切り込み部(14)の終端間を繋ぎ、前記電線(20)に押し当てることで、前記電線(20)の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆(21)を切断する被覆切断部(15)と、
を備えたことを特徴とする被覆剥ぎ取り刃(10)。
[2] 前記被覆切断部(15)の裏側に連設されて、前記被覆切断部(15)による前記絶縁被覆(21)の切断が終了するときに電線導体(22)に当接し、前記被覆切断部(15)によって切断された前記絶縁被覆(21)と前記電線導体(22)との間に割り込んで、前記絶縁被覆(21)を前記電線導体(22)から分離する中剥ぎ部(16)と、
前記中剥ぎ部(16)の終端に連続して形成されて、前記被覆切断部(15)による前記絶縁被覆(21)の切断が終了するときに前記電線導体(22)に当接し、その状態で前記電線(20)を前記被覆切断部(15)の裏側に引くときに前記電線導体(22)と摺接して、前記被覆切断部(15)が前記電線導体(22)に食い込むことを防止する導体押さえ部(17)と、
を備えたことを特徴とする上記[1]に記載の被覆剥ぎ取り刃(10)。
[3] 前記一対の第1切り込み部(13)は、前記電線割り込ませ溝(12)の中心線に対して対称に、刃部(13a)が形成されていて、且つ、前記一対の第1切り込み部(13)の終端の前記刃部(13a)間の離間間隔(w1)は、前記電線(20)における電線導体(22)の外径よりも僅かに大きく設定されていることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の被覆剥ぎ取り刃(10)。
[4] 電線(20)の絶縁被覆(21)を剥ぎ取る被覆剥ぎ取り方法であって、
電線割り込ませ溝(12)に前記電線(20)を割り込ませる工程と、
割り込ませられた前記電線(20)の両側部の前記絶縁被覆(21)に第1切り込み部(13)により切り込みを入れる第1切り込み工程と、
該第1切り込み工程により形成した切り込みに第2切り込み部(14)が進入することで、切り込みを押し開く第2切り込み工程と、
被覆切断部(15)を前記電線(20)に押し当てることで、前記電線(20)の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆(21)を切断する被覆切断工程と、
を有することを特徴とする被覆剥ぎ取り方法。
[5] 前記第2切り込み工程後に、
前記被覆切断部(15)による前記絶縁被覆(21)の切断が終了するときに電線導体(22)に当接し、前記被覆切断部(15)によって切断された前記絶縁被覆(21)と前記電線導体(22)との間に割り込む中剥ぎ部(16)により、前記絶縁被覆(21)を前記電線導体(22)から分離する中剥ぎ工程と、
前記被覆切断部(15)による前記絶縁被覆(21)の切断が終了するときに前記電線導体(22)に当接し、その状態で前記電線(20)を前記被覆切断部(15)の裏側に引くときに前記電線導体(22)と摺接する導体押さえ部(17)により、前記被覆切断部(15)が前記電線導体(22)に食い込むことを防止する導体押さえ工程と、
を有することを特徴とする上記[4]に記載の被覆剥ぎ取り方法。
10 被覆剥ぎ取り刃
11 本体
12 電線割り込ませ溝
13 傾斜刃(第1切り込み部)
13a 刃部
14 平行刃(第2切り込み部)
15 円弧状刃(被覆切断部)
15a 刃部
16 中剥ぎ刃(中剥ぎ部)
17 導体押さえ面(導体押さえ部)
20 丸型電線(電線)
21 絶縁被覆
22 電線導体
O1 中心線

Claims (5)

  1. 電線の絶縁被覆の剥ぎ取りに使用される被覆剥ぎ取り刃であって、
    本体と、
    前記電線を割り込ませることが可能に前記本体の一縁に開口して形成された電線割り込ませ溝と、
    該電線割り込ませ溝の開口側の対向する一対の側縁部において、前記開口側に向かって徐々に溝幅が広がり、前記電線割り込ませ溝に割り込ませられた前記電線の両側部の前記絶縁被覆に切り込みを入れる一対の第1切り込み部と、
    該一対の第1切り込み部の終端から前記電線割り込ませ溝に延出して、前記第1切り込み部が形成した切り込みに進入することで、前記切り込みを押し開く一対の第2切り込み部と、
    該一対の第2切り込み部の終端間を繋ぎ、前記電線に押し当てることで、前記電線の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆を切断する被覆切断部と、
    を備えたことを特徴とする被覆剥ぎ取り刃。
  2. 前記被覆切断部の裏側に連設されて、前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに電線導体に当接し、前記被覆切断部によって切断された前記絶縁被覆と前記電線導体との間に割り込んで、前記絶縁被覆を前記電線導体から分離する中剥ぎ部と、
    前記中剥ぎ部の終端に連続して形成されて、前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに前記電線導体に当接し、その状態で前記電線を前記被覆切断部の裏側に引くときに前記電線導体と摺接して、前記被覆切断部が前記電線導体に食い込むことを防止する導体押さえ部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の被覆剥ぎ取り刃。
  3. 前記一対の第1切り込み部は、前記電線割り込ませ溝の中心線に対して対称に、刃部が形成されていて、且つ、前記一対の第1切り込み部の終端の前記刃部間の離間間隔は、前記電線における電線導体の外径よりも僅かに大きく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の被覆剥ぎ取り刃。
  4. 電線の絶縁被覆を剥ぎ取る被覆剥ぎ取り方法であって、
    電線割り込ませ溝に前記電線を割り込ませる工程と、
    割り込ませられた前記電線の両側部の前記絶縁被覆に第1切り込み部により切り込みを入れる第1切り込み工程と、
    該第1切り込み工程により形成した切り込みに第2切り込み部が進入することで、切り込みを押し開く第2切り込み工程と、
    被覆切断部を前記電線に押し当てることで、前記電線の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆を切断する被覆切断工程と、
    を有することを特徴とする被覆剥ぎ取り方法。
  5. 前記第2切り込み工程後に、
    前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに電線導体に当接し、前記被覆切断部によって切断された前記絶縁被覆と前記電線導体との間に割り込む中剥ぎ部により、前記絶縁被覆を前記電線導体から分離する中剥ぎ工程と、
    前記被覆切断部による前記絶縁被覆の切断が終了するときに前記電線導体に当接し、その状態で前記電線を前記被覆切断部の裏側に引くときに前記電線導体と摺接する導体押さえ部により、前記被覆切断部が前記電線導体に食い込むことを防止する導体押さえ工程と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の被覆剥ぎ取り方法。
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