JP2015002484A - 表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび撮像装置 - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば、構図を適切に表示する。【解決手段】表示制御装置は、例えば、入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部とを備える。【選択図】図6

Description

本技術は、表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび撮像装置に関する。
表示部に適切な構図を表示し、その構図での撮影をユーザに促す機能を有する撮像装置が提案されている。例えば、下記特許文献1には、適切な構図に基づく複数の画像を順次、表示させる技術が記載されている。
特開2002−10114号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、順次、表示される複数の構図のそれぞれをユーザが記憶しなければならない。
したがって、本技術の目的の一つは、上記問題を解決し得る表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび撮像装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本技術は、例えば、
入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、
複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部と
を備える表示制御装置である。
本技術は、例えば、
構図判断部が、入力画像に対する複数の推奨構図を判断し、
表示制御部が、複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う
表示制御方法である。
本技術は、例えば、
構図判断部が、入力画像に対する複数の推奨構図を判断し、
表示制御部が、複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う
表示制御方法を、コンピュータに実行させるプログラムである。
本技術は、例えば、
撮像部と、
撮像部を介して取得される入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、
複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部と
を備える撮像装置である。
少なくとも一つの実施形態によれば、複数の構図を表示できる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示あって、それにより本技術の内容が限定されて解釈されるものではない。また、本技術により例示した効果と異なる効果が得られることを否定するものではない。
第1の実施形態等における撮像装置の外観の一例を説明するため図である。 第1の実施形態等における撮像装置の外観の一例を説明するため図である。 第1の実施形態等における撮像装置の構成の一例を説明するためブロック図である。 第1の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第1の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第1の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第1の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第1の実施形態における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 主推奨構図を設定する方法の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第2の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第2の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第2の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第2の実施形態における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の変形例における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の変形例におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第3の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第3の実施形態におけるモニタの表示例を説明するための図である。 第3の実施形態における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本技術の複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.第1の実施形態>
<2.第2の実施形態>
<3.第3の実施形態>
<4.変形例>
以下に説明する実施形態等は本技術の好適な具体例であり、本技術の内容がこれらの実施形態等に限定されるものではない。
<1.第1の実施形態>
「撮像装置の外観の一例」
図1は、表示制御装置が適用された撮像装置の外観の一例を示す斜視図である。撮像装置100は、例えば、動画および静止画を撮像する機能を有する。撮像装置100は、例えば、カメラボディ110と、ズームレンズ等のレンズを内蔵する鏡筒111と、モニタ112と、シャッターボタン(レリーズボタンなどとも称される)113と、グリップ部114と、電動ズームキー115とを含む。
カメラボディ110は、例えば、前面と、背面と、上面と、底面と、右側面と、左側面とを有する。なお、前後左右等の方向を規定する表現は説明の便宜上のものであり、これらの方向に本技術の内容が限定されるものではない。カメラボディ110の前面に鏡筒111が配設される。カメラボディ110の背面側にモニタ112が配設される。カメラボディ110の前面の端部がやや突出し、突出した箇所とカメラボディ110の右側面とによりグリップ部114が形成される。カメラボディ110の上面におけるグリップ部114の近傍に、シャッターボタン113が配設される。鏡筒111の周面には、例えば上下方向にスライド可能な電動ズームキー115が配設される。電動ズームキー115は、カメラボディ110に配設されてもよい。
鏡筒111は、被写体からの光(光像)を取り込むレンズ窓として機能する。さらに、鏡筒111は、被写体からの光を、カメラボディ110の内部に配置される撮像素子に導くための撮像光学系としても機能する。鏡筒111は、レンズ交換ボタン等を操作することによりカメラボディ110から取り外しができるように構成されてもよい。
鏡筒111は、光軸に沿うように順次、配される複数のレンズからなるレンズ群を有する。レンズ群は、例えば、焦点の調節を行うためのフォーカスレンズと、変倍を行うためのズームレンズとを含む。電動ズームキー115に対する操作に応じて、ズームレンズが光軸方向に適宜、移動し、光学的なズーム(光学ズーム)が行われる。例えば、光学ズームによる拡大が限界に達した場合はデジタルズームが行われる。
なお、鏡筒111の周面に、回転可能なリングが形成されてもよい。そして、リングに対してユーザのマニュアル操作がなされ、リングの回転方向および回転量に応じてズームレンズが光軸方向に移動するようにしてもよい。移動後のズームレンズの位置に応じたズーム倍率が設定される。鏡筒111にフォーカス調整用のリングが設けられてもよい。ユーザは、リングを回転させることによりフォーカスレンズを移動させ、マニュアルフォーカスを行うことができるようにしてもよい。
モニタ112は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)パネルなどにより構成される。モニタ112には、例えば、撮像装置100の機能を設定するためのメニュー画面や、再生画像が表示される。さらに、撮像前における被写体の構図決め(フレーミング)の際には、動画的態様の画像(スルー画像)がモニタ112に表示される(ライブビュー表示)。
シャッターボタン113は、例えば、シャッターボタン113を途中まで押しこんだ「半押し状態」と、さらに押しこんだ「全押し状態」とが可能なボタンとして構成される。シャッターボタン113が半押しされると、例えば、被写体の静止画を撮像するための準備動作が行われる。被写体の静止画を撮像するための準備動作としては、露出制御値の設定や焦点を検出する検出動作、補助光部の発光などが例示される。なお、半押し状態でシャッターボタン113の押下が解除されると、準備動作が終了する。
半押し状態からさらにシャッターボタン113が押しこまれ、シャッターボタン113が全押しされると撮像が指示され、撮像素子を使用して被写体像(被写体の光像)に関する露光動作が行われる。露光動作により得られた画像データに所定の画像信号処理を施す動作が行われ、静止画像が得られる。得られた静止画像に対応する画像データがメモリカードや、撮像装置100に内蔵されるハードディスク等の記憶装置に適宜、記憶される。なお、動画の撮像がなされる場合は、例えば、シャッターボタン113が押下されると動画の撮像および動画の記録がなされ、再度、シャッターボタン113が押下されると動画の撮像が停止される。
グリップ部114は、撮像装置100のユーザにより把持される箇所である。フィッティング性を向上させるために、グリップ部114の表面に凹凸が形成されてもよい。例えば、グリップ部114の内部に電池収納室とカード収納室とが形成される。電池収納室には、撮像装置100の電源である電池が収納される。電池としては、リチウムイオン2次電池等の2次電池が使用される。もちろん、1次電池でもよい。カード収納室には、撮像画像の画像データ等を記憶するためにメモリカードが着脱可能に収納される。グリップ部114に、グリップ部114が把持されたか否かを検出するためのセンサ等が設けられてもよい。
電動ズームキー115は、例えば、鏡筒111の周面に配設される。電動ズームキー115に対して、例えば、上下方向へのスライド操作が可能とされる。上下方向の一方が望遠(T)側に設定され、他方が広角(W)側に設定される。撮像装置100のユーザは、例えば、電動ズームキー115を望遠側にスライドすることによりズーム倍率の増加を指示でき、電動ズームキー115を広角側にスライドすることによりズーム倍率の減少を指示できる。
図2は、撮像装置100を背面側から見た斜視図である。上述したように、カメラボディ110の背面側にモニタ112が配設される。なお、モニタ112が、例えば、ヒンジを介してカメラボディ110に取り付けられてもよい。そして、ヒンジを介してモニタ112が回動自在とされ、モニタ112の向きを変更できるようにしてもよい。これにより、例えば、撮像装置100のユーザが自身を撮像する、いわゆる自分撮りを行うことができる。
「撮像装置の電気的な構成の一例」
図3は、撮像装置100の電気的な構成の一例を示すブロック図である。撮像装置100は、例えば、撮像素子151と、アナログ信号処理部152と、デジタル信号処理部153と、モニタ154と、記録デバイス155と、構図データベース(DB)157と、センサ158と、操作部159と、制御部170と、レンズブロック200とを含む。なお、モニタ154は、図1および図2に示したモニタ112に対応する構成である。
制御部170は、例えば、プロセッサ171と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)172と、ROM(Read Only Memory)173と、RAM(Random Access Memory)174とを含む。図3では、プロセッサ171の機能ブロックの一例として、オブジェクト検出部1711と、構図判断部1712と、動き検出部1713と、表示制御部1714とが示されている。
レンズブロック200は、ズームレンズ201と、フォーカスレンズ202と、防振レンズ203と、露出を調節するための絞り(シャッタを含む)204とを含む。なお、図3では、ズームレンズ201等が1枚のレンズにより図示されているが、ズームレンズ201は、複数のレンズ(レンズ群)により構成されてもよく、複数のレンズ群から構成されてもよい。各レンズの配置態様は、適宜、変更できる。
撮像装置100は、レンズブロック200の各部および撮像素子151のそれぞれを制御する制御機構を有する。具体的には、撮像装置100は、例えば、ズームレンズ201を制御するズーム制御部161と、フォーカスレンズ202を制御するフォーカス制御部162と、防振レンズ203を制御する防振制御部163と、絞り204を制御する露光制御部164と、撮像素子151を制御する撮像素子制御部165とを有する。
撮像装置100の各ブロックがバス300を介して互いに接続される。バス300を介して、ブロック間における、データの送受信やコマンドの送受信が行われる。以下、撮像装置100の各部について説明する。
レンズブロック200は、被写体に関する像を撮像素子151の撮像面に結像させるためのものである。レンズブロック200を構成する各レンズが、被写体からの光(適宜、被写体光と称する)の光軸にそってほぼ一列に並んでいる。ここで、「ほぼ一列に並ぶ」とは、レンズブロック200を通過した光が、撮像素子151に入射しうるような配置を指し、各レンズの中心や撮像素子151の中心が、必ずしも同一直線状に並んでいなくてもよい。なお、レンズブロック200に、被写体光の一部を所定方向に反射させるためのミラー装置が含まれてもよい。
ズームレンズ201の位置を光軸方向に移動させることにより焦点距離が変化し、被写体へのズームを調整することができる。ズームレンズ201は、ズーム制御部161による制御に応じて変位する。ズーム制御部161は、例えば、ズームレンズ201を駆動するステッピングモータ等の駆動機構と、マイクロコンピュータとを含む。
このマイクロコンピュータは、バス300を介して制御部170のプロセッサ171と通信可能とされる。例えば、通信により、プロセッサ171からズーム制御部161のマイクロコンピュータに対してズームレンズ制御信号が供給される。ズームレンズ制御信号に応じてズーム制御部161の駆動機構が動作し、ズームレンズ制御信号に応じた位置にズームレンズ201が移動される。さらに、通信により、ズーム制御部161からプロセッサ171に対してズームレンズ201の位置を示す位置情報が供給される。
フォーカスレンズ202の位置を光軸方向に移動させることにより、被写体に対するフォーカスを調整することができる。フォーカス制御部162は、例えば、フォーカスレンズ202を駆動するステッピングモータ等の駆動機構と、マイクロコンピュータとを含む。
このマイクロコンピュータは、バス300を介してプロセッサ171と通信可能とされる。例えば、通信により、プロセッサ171からフォーカス制御部162のマイクロコンピュータに対してフォーカスレンズ制御信号が供給される。フォーカスレンズ制御信号に応じてフォーカス制御部162の駆動機構が動作し、フォーカス制御信号に応じた位置にフォーカスレンズ202が移動される。さらに、通信により、フォーカス制御部162からプロセッサ171に対してフォーカスレンズ202の位置を示す位置情報が供給される。
防振レンズ203は、手振れ補正を行うためのレンズである。例えば、ジャイロセンサ等からなるセンサ158から供給されるセンサ情報に応じて、手振れを補正する補正情報がプロセッサ171により生成される。補正情報がプロセッサ171から防振制御部163に供給され、防振制御部163による制御に応じて防振レンズ203が変位し、光学的な手振れの補正がなされる。なお、手振れの補正は、光学的な補正に限らず、画像データに対する信号処理により行われてもよく、これらの組み合わせた方法により行われてもよい。
絞り204は、撮像素子151に入射する被写体光の光量を調節する。露光制御部164は、例えば、プロセッサ171の制御に応じて動作し、絞り204に含まれる絞りやシャッタなどの開閉、絞りの値、シャッタスピード等が適切な値となるように制御する。
撮像素子151は、例えば、撮像素子を二次元に配置して構成されたセンサである。撮像素子151としては、画素ごとに異なるタイミングで露光が行われるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが例示される。撮像素子151としてCCD(Charge Coupled Device)、その他のイメージセンサが使用されてもよい。例えば、撮像素子151およびレンズブロック200により撮像部が構成される。撮像素子151と、後段のアナログ信号処理部152およびデジタル信号処理部153とを含む構成が撮像部に対応する構成と理解されてもよい。
撮像素子151は、例えば、垂直同期信号の周期に同期して被写体を撮像し、レンズブロック200および撮像素子151の前面に設けられた原色フィルタ(図示を省略している)を介して入射した被写体の光像を光電変換して、撮像信号を生成する。撮像素子151は、生成した撮像信号をアナログ信号処理部152へ出力する。撮像素子151は、撮像素子制御部165による制御に応じて、撮像信号の生成処理等を行う。例えば、撮像素子151は、撮像素子制御部165から供給されるタイミングに基づいて、撮像信号を生成する。
撮像素子制御部165は、例えば、プロセッサ171の制御に応じて動作し、撮像素子151を制御する。撮像素子制御部165は、レンズブロック200および原色フィルタを介して入射された被写体の光像を光電変換して撮像信号を生成させる制御や電子シャッタの駆動の制御を撮像素子151に対して行う。プロセッサ171による制御に応じて撮像素子制御部165が撮像素子151を適切な位置に移動することにより、手振れ補正が行われてもよい。
アナログ信号処理部152は、撮像素子151から供給されるアナログ画像データに対してCDS(Correlated Double Sampling)処理を行ってS/N比(Signal to Ratio)を良好にする。アナログ信号処理部152は、さらに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行うことにより利得を制御するとともに、公知のアナログ信号処理を行う。アナログ信号処理部152によるアナログ信号処理が施されたアナログ画像データがデジタル信号処理部153に供給される。
デジタル信号処理部153は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)により構成される。デジタル信号処理部153は、所定のデジタル画像処理を行う。デジタル画像処理としては、Y/C分離処理、ホワイトバランス処理、補間処理、ガンマ補正処理、色補正処理、輪郭補正処理、諧調再現処理、ノイズリダクション処理などが例示される。また、デジタル信号処理部153は変換機能を有し、画像データをアナログ形式からデジタル方式に、若しくは、デジタル形式からアナログ形式に適宜、変換する。なお、デジタル信号処理部153による処理がなされたデジタル画像データは、必要に応じて、バス300を介して制御部170に供給される。
デジタル信号処理部153による処理が施された画像データが、例えば、モニタ154に供給され、モニタ154に画像データに基づく表示がなされる。なお、画像データは、例えば、1/30秒ごとに生成・表示される。モニタ154は、LCDや有機ELパネルなどの表示パネルと、それらの表示パネルを駆動するためのドライバとを含む。モニタ154には、画像データのほかに、撮像装置100の各種の設定を行うためのメニュー画面などが表示される。
デジタル信号処理部153による処理が施された画像データが、例えば、記録デバイス155に供給され、記録デバイス155に記録される。例えば、画像データが動画像データである場合には、デジタル信号処理部153による処理が施された画像データがAVCHD(Advanced Video Codec High Definition)(登録商標)などの圧縮符号化形式により圧縮されて記録デバイス155に記録される。撮像装置100が静止画を撮像できる場合は、静止画像データがJPEG(Joint Photographic Experts Group)などの圧縮符号化形式により圧縮されて記録デバイス155に記録される。
記録デバイス155は、撮像装置100に内蔵される記録デバイスおよび撮像装置100に着脱自在とされる記録デバイスの少なくとも一方である。記録デバイス155として、ハードディスク、フラッシュメモリ、光ディスク、光磁気ディスクなどが例示される。撮影により得られた画像データが、デジタル信号処理部153による制御に応じて記録デバイス155に記録される。画像データを、内蔵のメモリおよび外付けのメモリのいずれに保存させるかは、例えば、ユーザが任意に設定できる。
構図DB157は、構図を示す構図枠の画像データや、後述する主推奨構図に関連する関連情報の画像データ等を記憶している。なお、構図DB157は、記録デバイス155やRAM174と同一の構成とされてもよい。
センサ158は、例えば、ジャイロセンサにより構成される。センサ158により得られるセンサ情報が、制御部170のプロセッサ171に供給される。プロセッサ171は、センサ情報を使用して撮像装置100の動きを判別することができる。
操作部159は、撮像装置100に設けられるボタンやダイヤル、スイッチなどの入力機構を総称したものである。操作部159に対するユーザの操作に応じて、撮像装置100の各種の設定や撮像動作などがなされる。なお、この例では、上述したモニタ154がタッチスクリーン(タッチパネル)として構成され、モニタ154が操作部159として機能する。撮像装置100に対して、音声による操作指示が可能とされてもよい。上述した電動ズームキー115は、操作部159の一部を構成する。なお、操作部159は、物理的なキーに限らず、モニタ154に表示されるキーでもよい。
操作部159に対する操作に応じて操作信号が生成される。生成された操作信号がバス300を介してプロセッサ171に供給される。プロセッサ171は、供給された操作信号に応じた制御を実行する。
制御部170は、撮像装置100の各部を制御し、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ171と、EEPROM172と、ROM173と、RAM174とを有する。プロセッサ171は、撮像装置100の各部を制御するための制御コマンドを生成する処理や、各種の演算処理を行う。
EEPROM172やRAM174は、プロセッサ171が動作する際のワークメモリやデータの一時的な記憶領域、各種の履歴の保存として使用される。ROM173には、例えば、プロセッサ171が実行するプログラムが格納される。なお、図示は省略しているが、撮像装置100が、例えば、収音用のマイクや、音声再生用のスピーカを有する構成としてもよい。
「プロセッサの機能の一例」
プロセッサ171の機能の一例について説明する。なお、以下に説明するプロセッサ171の機能は一例であり、例示した機能と異なる機能をプロセッサ171が有するようにしてもよい。
プロセッサ171は、例えば、オブジェクト検出部1711と、構図判断部1712と、動き検出部1713と、表示制御部1714として機能する。もちろん、これらの機能を実現するプロセッサが、プロセッサ171と別個に設けられ、プロセッサ間においてデータ等のやりとりが可能とされてもよい。
オブジェクト検出部1711は、入力画像からオブジェクトを検出する。オブジェクトは、例えば、人物の顔や、山、花等の被写体である。オブジェクト検出部1711は、オブジェクトに対応した検出方法により、オブジェクトを検出する。例えば、オブジェクト検出部1711は、入力画像から肌色を検出することにより顔を検出したり、顔の明暗差を使用して顔自体を検出する。また、オブジェクト検出部1711は、入力画像のエッジを検出して、得られたエッジを所定のパターンと照合することにより、オブジェクトそのものを検出するとともに、オブジェクトが何であるかを判断する。
構図判断部1712は、入力画像に対する構図を判断する。入力画像は、例えば、デジタル信号処理部153によりデジタル信号処理が施され、バス300を介してRAM174に供給され、RAM174に一時的に格納(記憶)された画像である。
判断の結果、複数の構図が得られた場合には、構図判断部1712は、複数の構図の中から適切な構図を選択し、選択した構図を推奨構図として設定する。構図判断部1712は、複数の推奨構図が設定された場合には、例えば、当該複数の推奨構図の中から一の推奨構図を選択する。以下の説明において、この一の推奨構図を適宜、主推奨構図と称する。なお、「主」とう用語は説明の便宜のものであり、当該用語により本技術の内容が限定して解釈されるものではない。
構図判断部1712は、例えば、オブジェクト検出部1711により検出されたオブジェクトに基づいて、構図を判断する。なお、構図を如何なるようにして設定するかは適宜、変更できるが、ここでは、いわゆる3分割法にしたがって構図を決定するようにしている。3分割法とは、モニタ154を縦横にそれぞれ3分割し(全体ではモニタ154が9分割される)、分割線の交点もしくは交点付近に上述したオブジェクトを配置する手法である。もちろん他の方法(例えば、4分割法)にしたがって、構図が設定されるようにしてもよい。ユーザが複数の構図法の中から好みの構図法を設定できるようにしてもよい。
動き検出部1713は、センサ158から供給されるセンサ情報に基づいて、撮像装置100の動きを検出する。なお、動き検出部1713は、センサ情報ではなく、入力画像の変化から撮像装置100の動きを検出してもよく、これらの検出方法を組み合わせてもよい。例えば、RAM174に複数の入力画像を保持し、これらの入力画像を使用した動きベクトルを検出することにより撮像装置100の動きの有無や動きの方向を検出するようにしてもよい。
表示制御部1714は、モニタ154への表示を制御する。例えば、構図判断部1712により判断された推奨構図を示す推奨構図枠(適宜、単に推奨構図と略称する)をスルー画像に重畳してモニタ154に表示する制御を行う。この際、表示制御部1714は、主推奨構図を他の推奨構図と区別可能にモニタ154に表示するように制御する。
また、表示制御部1714は、動き検出部1713から供給される動き情報に応じた表示制御を行う。例えば、所定の方向に一定以上の動きがあった場合には、表示制御部1714は、所定方向に対応する方向に位置する推奨構図を主推奨構図として設定し、かつ、もとの主推奨構図を推奨構図として設定し、設定の結果に応じた表示制御を行う。
「第1の実施形態における表示の一例」
図4は、モニタ154に表示されるスルー画像の一例を示す。例えば、中央付近に位置する花FL1と、モニタ154に向かって左寄りに位置する花FL2と、モニタ154に向かって右寄りに位置する土筆HT1および土筆HT2と、花FL1に留まる蝶BT1と、土筆HT1の先端に留まるBT2とを含むスルー画像TI1がモニタ154に表示される。
オブジェクト検出部1711により、花FL1等が検出される。オブジェクト検出部1711による検出の結果に応じて、構図判断部1712が推奨構図を判断する。構図判断部1712は、例えば、蝶BT1が、3分割法に従った構図における適切な位置となるように推奨構図を設定する。また、構図判断部1712は、例えば、蝶BT2が、3分割法に従った構図における適切な位置となるように推奨構図を設定する。構図判断部1712により判断された推奨構図がスルー画像TI1に重畳して表示される。
図5は、スルー画像TI1に重畳された推奨構図の一例を示す。例えば、スルー画像TI1に対して、推奨構図FR1および推奨構図FR2が設定される。なお、この例では、推奨構図FR1が主推奨構図として設定される(以下、推奨構図FR1を主推奨構図FR1と適宜、称する)。なお、第1の実施形態では、スルー画像の中央(モニタ154の中央)に近い構図をデフォルトの主推奨構図として設定する。もちろん、他の方法により主推奨構図を設定してもよい。例えば、推奨構図の枠の大きさが最も大きいものを主推奨構図として設定してもよい。
なお、主推奨構図および推奨構図の設定は、例えば、スルー画像がRAM174に入力される毎に行われる。センサ158による動き情報に基づいて得られる、撮像装置100の動きが一定以上の場合に、主推奨構図および推奨構図の設定が行われるようにしてもよい。
表示制御部1714は、主推奨構図FR1および推奨構図FR2を区別可能に表示する制御を行う。例えば、図6に示すように、主推奨構図FR1で囲まれる領域と異なる領域を半透明のグレーにて表示する(この表示を、適宜、グレーアウト表示と称する)。
なお、グレーアウト表示の際には、推奨構図FR2をユーザが視認できるように、表示することが好ましい。複数の構図を表示することにより、ユーザが自身では気づかなかった構図を認識することできる。例えば、ユーザに人物を撮像する場合に、撮像装置10000は、背景の一部に関する適切な構図をユーザに提供できる。ユーザは、主推奨構図FR1に基づく構図でよければ、主推奨構図FR1に基づいて、撮像装置100の位置や画角等を変更すればよい。
ところで、複数の(推奨)構図がユーザに提示される場合には、複数の構図の中から一の構図を選択する必要がある。シャッターボタン113を押下する際に、複数の構図の中から一の構図を選択する操作を行うことは、煩わしい。また、複数の構図毎の説明や補助線が表示されるとモニタ154に表示される情報が煩雑となるおそれがある。そこで、この例では、撮像装置100の動きに応じて、主推奨構図を切り替える。
例えば、ユーザが主推奨構図FR1より推奨構図FR2に基づく構図を気に入った場合を考える。ユーザは、撮像装置100を推奨構図FR2の方向、すなわち、右方向に向かって移動させる。撮像装置100の移動に伴ってRAM174に格納されるスルー画像が更新される。更新されたスルー画像に対して、新たな推奨構図が設定される。
図7は、更新されたスルー画像(スルー画像TI2)に対して設定された推奨構図の一例を示す。スルー画像TI2に対して、推奨構図FR5および推奨構図FR6が構図判断部1712により設定される。
動き検出部1713は、センサ158から供給されるセンサ情報に基づいて、撮像装置100の動きを示す動き情報を生成する。表示制御部1714は、動き検出部1713により生成される動き情報に基づいて、主推奨構図を切り替えて表示する。この例では、撮像装置100は、右方向に向かって移動することから、表示制御部1714は、右方向に位置する推奨構図、すなわち、推奨構図FR6を主推奨構図として設定する。そして、表示制御部1714は、スルー画像TI2における、主推奨構図FR6内の領域とは異なる領域を半透明のグレー表示にする制御を行う。
このように、撮像装置100の動きに追従するように、主推奨構図を切り替え、それに応じた表示がなされる。ユーザは、複数の推奨構図の中から所定の推奨構図を選択する操作を行うことなく、自然な動作によって興味のある推奨構図(結果的に、この推奨構図が主推奨構図に対応することになる)を確認できる。さらに、主推奨構図内の領域と異なる領域を、例えば、グレー表示することにより、ユーザは、主推奨構図により撮像される画像を容易にイメージできる。
「処理の流れの一例」
図8のフローチャートを参照して、第1の実施形態における処理の流れの一例について説明する。なお、特に断らない限り、図8のフローチャートにおける各処理は、プロセッサ171およびプロセッサ171が有する各機能により実行される。
ステップST101では、レンズブロック200等を介して取得され、所定の信号処理が施されたスルー画像がRAM174に格納される。そして、処理がステップST102に進む。
ステップST102では、オブジェクト検出部1711により、スルー画像からオブジェクトが検出される。そして、処理がステップST103に進む。
ステップST103では、ステップST102で検出されたオブジェクトが適切な配置となるような推奨構図が複数、設定される。そして、処理がステップST104に進む。
ステップST104では、構図判断部1712により、複数の推奨構図の中から主推奨構図が設定される。デフォルトでは、例えば、スルー画像の中央に近い推奨構図が主推奨構図として設定される。そして、処理がステップST105に進む。
ステップST105は、表示制御部1714による制御に応じて、推奨構図および主推奨構図が重畳されたスルー画像がモニタ154に表示される。表示制御部1714は、主推奨構図内の領域以外の領域を、例えば、グレー表示する制御を行う。そして、処理がステップST106に進む。
ステップST106では、表示制御部1714が、撮像装置100の動きを示す動き情報の有無を判断する。動き情報は、例えば、動きの量(移動量)および動きの方向(移動方向)を含む情報である。
すなわち、センサ158から供給されるセンサ情報に基づいて、動き検出部1713が撮像装置100の動き情報を生成する。動き検出部1713は、生成した動き情報を表示制御部1714に供給する。表示制御部1714は、動き情報の有無に応じて、撮像装置100の動きがあるか否かを判断する。動き情報が表示制御部1714に入力されない場合は、処理がステップST106に戻り、ステップST106の判断が繰り返される。動き情報が表示制御部1714に入力された場合は、処理がステップST107に進む。
ステップST107では、主推奨構図を変更する必要があるか否かが、表示制御部1714により判断される。動き情報により示される撮像装置100の移動量が所定の移動量より小さい場合(例えば、手振れ等に基づく撮像装置100の動き)には、表示制御部1714は、主推奨構図を変更する必要がないと判断する。そして、処理がステップST106に戻り、ステップST106の判断処理が繰り返される。
ステップST107の判断処理において、動き情報により示される撮像装置100の移動量が所定の移動量より大きい場合には、表示制御部1714は、主推奨構図を変更する必要があると判断する。そして、処理がステップST108に進む。
ステップST108において、表示制御部1714は、主推奨構図を変更し、変更後の主推奨構図等をモニタ154に表示する。具体的には、撮像装置100の動きに伴い、RAM174に格納されるスルー画像が更新される。更新されたスルー画像に対して、複数の推奨構図が構図判断部1712により設定される。表示制御部1714は、動き情報により示される撮像装置100の移動方向に位置する推奨構図を主推奨構図に設定する。そして、表示制御部1714は、設定した主推奨構図内の領域以外の領域をグレー表示する制御を行う。
<2.第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態における撮像装置の外観、構成、機能等は、例えば、第1の実施形態における撮像装置100と同様とされる。このため、重複した説明は、適宜、省略する。
第2の実施形態では、プロセッサ171の構図判断部1712が、構図毎の評価値を算出する。構図毎の評価値に応じて、推奨構図および主推奨構図が設定される。例えば、閾値以上の評価値と判断された構図が推奨構図に設定され、その推奨構図の中で評価値が最も大きい推奨構図が主推奨構図に設定される。
「評価値を算出する処理の流れの一例」
図9のフローチャートを参照して、評価値を算出する処理の流れの一例について説明する。なお、特に断らない限り、図9のフローチャートにおける各処理は、プロセッサ171およびプロセッサ171が有する各機能により実行される。
ステップST201では、オブジェクト検出部1711により、スルー画像から一または複数のオブジェクトが検出される。そして、処理がステップST202に進む。
ステップST202では、所定のタイミングであるか否かが構図判断部1712により判断される。所定のタイミングは、適宜、設定することができる。入力画像の一例であるスルー画像がRAM174に格納される毎や、シャッターボタン113が半押しされたタイミング等、所定のタイミングを設定できる。なお、ステップST202における所定のタイミングでオブジェクト検出部1711によりオブジェクトを検出する処理が行われてもよい。所定のタイミングでない場合は、処理がステップST202に戻り、ステップST202の処理が繰り返される。所定のタイミングである場合は、処理がステップST203に進む。
ステップST203では、構図判断部1712が複数の構図を設定する。構図判断部1712は、オブジェクト検出部1711が検出したオブジェクトが、3分割法における構図の適切な位置となるように、複数の構図を設定する。そして、処理がステップST204に進む。
ステップST204では、構図判断部1712が構図毎の評価値を算出する。構図判断部1712は、例えば、入力画像における構図の位置および構図の大きさの少なくとも一方をパラメータとして、評価値を算出する。
この例では、一例として、下記の式により構図毎の評価値Eが算出される。
E=k1*f1+k2*f2 ・・・(1)
・式(1)におけるk1およびk2は、重み係数であり、適宜設定することができる値である。
・式(1)におけるf1は、撮像装置(撮像装置100)の画角重心(入力画像の中心)と構図の重心との差に基づく値である。撮像装置の画角重心と構図の重心とが近い、すなわち、撮像装置の画角重心と構図の重心とが差が小さいほど、f1の値が大きくなるように設定される。
・式(1)におけるf2は、モニタ154と構図のサイズの差に基づく値である。モニタ154のサイズと構図のサイズの差が小さいほど、f2の値が大きくなるように設定される。
式(1)における重み係数を適切に設定することにより、重心位置の差およびサイズ差のいずれを重視するかを設定できる。なお、例えば、構図判断部1712により算出される補正値が加算されるようにしてもよい。
式(1)による場合は、構図の重心が入力画像の中心に近く、かつ、構図のサイズがモニタのサイズに近いほど、評価値が高くなる。そして、処理がステップST205に進む。
ステップST205において、構図判断部1712は、評価値に応じて推奨構図を設定する。構図判断部1712は、例えば、評価値が閾値以上の構図を推奨構図に設定する。そして、処理がステップST206に進む。
ステップST206において、構図判断部1712は、複数の推奨構図の中から、主推奨構図を設定する。構図判断部1712は、例えば、評価値が最も大きい推奨構図を主推奨構図に設定する。そして、処理がステップST207に進む。
ステップST207において、表示制御部1714は、主推奨構図および推奨構図をスルー画像に重畳して表示する。例えば、表示制御部1714は、グレーアウト表示により、主推奨構図および推奨構図を区別可能に表示する。そして、処理がステップST202に戻る。このように、デフォルトでは、評価値が最も大きい推奨構図が主推奨構図としてユーザに提示される。
入力画像の変化にともって構図が変化し、変化後の構図に対して新たに評価値が設定される。構図および評価値の変更にともって、主推奨構図が更新される。構図内のオブジェクトに基づいて評価値が設定されてもよい。図10は、スルー画像の一例を示す。スルー画像TI3は、4人の人物(人物HU1、人物HU2、人物HU3および人物HU4)を含む。各人物の顔がオブジェクト検出部1711により検出される。
構図判断部1712は、各人物の顔が適切な位置となるように推奨構図を設定する。そして、構図判断部1712は、複数の推奨構図の中から主推奨構図を設定する。この例では、推奨構図内に含まれる人物の顔が多いほど評価値が高くなる。
図11は、設定された推奨構図の一例を示す。例えば、4人の人物の顔を含む推奨構図FR10および3人の人物(人物HU1、人物HU2および人物HU3)の顔を含む推奨構図FR11が設定される。人物の顔をより多く含む推奨構図FR10が主推奨構図として設定される。主推奨構図FR10外の領域がグレー表示される。
図12は、撮像装置100が例えば左方向に移動されたことにともなって、モニタ154に表示されたスルー画像TI4の一例を示す。撮像装置100の移動にともない、人物HU4がスルー画像外にフレームアウトされる。人物HU4の顔は、オブジェクト検出部1711により検出されない。オブジェクト検出部1711により検出されるオブジェクトが変化したことにともない、新たに推奨構図および主推奨構図が設定される。
図12に示すように、例えば、3人の人物(人物HU1、人物HU2および人物HU3)の顔を含む推奨構図FR13と2人の人物(人物HU1および人物HU2)の顔を含む推奨構図FR14が新たに設定される。人物の顔をより多く含む推奨構図FR13が主推奨構図として設定される。主推奨構図FR13外の領域がグレー表示される。このように、オブジェクトの変化に応じて、推奨構図および主推奨構図を適切に設定することができる。なお、撮像装置に対する操作は、ズームによる拡大や縮小でもよい。オブジェクトがフレームイン若しくはフレームアウトされることに応じて、推奨構図および主推奨構図が適切に設定される。
なお、例えば、図13に示すように、横向きの人物HU5が検出された場合には、人物HU5を除くようにして主推奨構図が設定されてもよい。人物HU5は、例えば、通行人等である。これにより、通行人等を除いた適切な推奨構図を提示できる。
人物が密集する場合は、適切な背景となる構図が推奨構図として設定されてもよい。複数の顔が広範囲に存在する場合には、複数の顔を含む全体の略中心が中央となる構図が推奨構図として設定されてもよい。
「処理の流れの一例」
図14のフローチャートを参照して、第2の実施形態における処理の流れの一例について説明する。なお、特に断らない限り、図14のフローチャートにおける各処理は、プロセッサ171およびプロセッサ171が有する各機能により実行される。
ステップST210では、スルー画像が入力され、スルー画像がRAM174に一時的に格納される。そして、処理がステップST211に進む。
ステップST211では、スルー画像に対してオブジェクト検出部1711によるオブジェクト検出処理が行われ、オブジェクトが検出される。そして、処理がステップST212に進む。
ステップST212では、シャッターボタン113が半押しされたか否かが判断される。この判断は、シャッターボタン113から供給される操作情報に応じて、プロセッサ171により行われる。シャッターボタン113が半押しされていない場合は、処理がステップST210に戻る。シャッターボタン113が半押しされた場合は、処理がステップST213に進む。
ステップST213では、プロセッサ171による制御に応じて、撮像準備動作が行われる。撮像準備動作は、フォーカシング処理等の公知の処理を適用できる。そして、処理がステップST214に進む。
ステップST214では、シャッターボタン113が全押しされたか否かが判断される。シャッターボタン113が全押しされた場合は、処理がステップST215に進む。
ステップST215では、露光処理等の公知の撮像処理が行われる。この処理により、静止画像や動画像が取得され、記録デバイス155に適宜、記録される。そして、処理が終了する。すなわち、シャッターボタン113が全押しされた場合は、推奨構図等に関係なく、ユーザが設定した任意の構図による撮像が行われる。
ステップST214において、シャッターボタン113が全押しされない場合は、処理がステップST216に進む。ステップST216では、シャッターボタン113が半押しされることに応じて、構図判断部1712が複数の推奨構図を設定するとともに、当該複数の推奨構図の中から主推奨構図を設定する。推奨構図および主推奨構図は、例えば、上述した評価値に基づいて設定される。すなわち、この例では、シャッターボタン113が半押しされる間、構図毎の評価値が算出され、推奨構図等の設定がなされる。そして、処理がステップST217に進む。
ステップST217では、表示制御部1714による制御により、スルー画像に対して主推奨構図および推奨構図が重畳されて表示される。主推奨構図および推奨構図が、区別可能に表示される。そして、処理がステップST218に進む。
ステップST218では、主推奨構図を変更する必要があるか否かが判断される。例えば、順次、入力されるスルー画像に対して構図が設定されるとともに構図毎の評価値が算出される。評価値に応じて推奨構図が設定される。評価値が最も大きい推奨構図が変化した場合には、主推奨構図を変更する必要があると判断される。主推奨構図を変更する必要がないと判断された場合には、処理がステップST212に戻り、ステップST212の判断処理が繰り返される。主推奨構図を変更する必要があると判断された場合には、処理がステップST219に進む。
ステップST219では、表示制御部1714の制御により、主推奨構図および推奨構図が変更されて表示される。そして、処理がステップST212に戻り、ステップST212の判断処理が繰り返される。
以上、説明したように、第2の実施形態では、例えば、構図毎の評価値を算出し、評価値に応じて推奨構図および主推奨構図を設定する。撮像装置の移動等にともなって評価値が変化した場合には、必要に応じて、主推奨構図および推奨構図が変更されて表示される。
「第2の実施形態の変形例」
第2の実施形態の変形例について説明する。なお、説明の便宜を考慮して、以下に変形例の一つを説明するが、以下に説明する変形例は、第2の実施形態に限らず、第1の実施形態等の他の実施形態に対して適用することもできる。この変形例では、一定時間、主推奨構図に変更がない場合に、主推奨構図に関連する関連情報を表示する。
図15のフローチャートを参照して、変形例における処理の一例について説明する。なお、図15におけるステップST210からステップST219までの処理は、図14における対応する処理と同様の処理なので、重複した説明を適宜、省略する。
ステップST218またはステップST219の処理により、主推奨構図および推奨構図が設定される。そして、処理がステップST220に進む。
ステップST220では、一定時間、主推奨構図の変更がないか否かが判断される。一定時間の間に主推奨構図の変更がある場合には、処理がステップST212に戻る。一定時間の間に主推奨構図の変更がない場合には、処理がステップST221に進む。なお、一定時間は適宜、設定できるが、一例として、数秒に設定される。
一定時間、主推奨構図の変更がないということは、例えば、オブジェクトの配置等がほとんど変化せず、撮像装置100がほとんど移動しないことを意味する。この場合には、プロセッサ171は、ユーザが提示された主推奨構図に着目している、と判断する。そこで、ステップST221では、表示制御部1714は、例えば、主推奨構図に関連する関連情報を構図DB157から読み出し、表示する。一定時間、主推奨構図に変更がない場合は、例えば、推奨構図が消去され、主推奨構図に関連する関連情報のみがスルー画像に対して重畳表示されるようにしてもよい。
主推奨構図に関連する関連情報は、例えば、主推奨構図に誘導するための誘導情報である。図16は、誘導情報の一例である。誘導情報は、例えば、主推奨構図に相当する枠FR20と、枠FR20を適宜な率でもって縮小した4つの枠(枠の大きさが大きい順に、枠FR21、枠FR22、枠FR23および枠FR24とそれぞれ称する)とを含む。
例えば、枠FR20→枠FR21→枠FR22→枠FR23→枠FR24と、各枠を順次、表示する。枠FR24の次は、枠FR20を再度、表示し、上述した表示を繰り返す。各枠の表示の切替は、例えば、数ミリ秒間隔で行われる。この表示により、前方から後方(モニタ154の奥行き方向)に向かう誘導表示をユーザに対して提示できる。ユーザは、誘導表示にしたがって、自らが前方等に移動したり、ズーム操作を行うことで、主推奨構図に基づく撮像を行うことができる。
このように、主推奨構図を選択する操作を行うことなく、ユーザの自然な動作に応じて、主推奨構図への誘導を行うことができる。なお、図16に示した誘導情報は一例であり、これに限定されるものではない。主推奨構図に関連する関連情報は、誘導情報に限定されない。例えば、主推奨構図を実現するための構図分割線や、各種のガイドや補助線の表示等、主推奨構図による撮像を実現するためのサポート情報でもよい。主推奨構図以外の推奨構図に関連する関連情報は表示されないため、モニタの表示がユーザにとって見づらくなることを防止できる。
<3.第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態における撮像装置の外観、構成、機能等は、例えば、第1の実施形態における撮像装置100と同様とされる。このため、重複した説明は、適宜、省略する。
第3の実施形態では、例えば、始めに撮像すべき構図を主推奨構図に設定する。主推奨構図の近傍に対して、例えば、始めに撮像すべき順序である「1」が表示される。主推奨構図および推奨構図のそれぞれに対して異なる撮像順序が付加されることにより、主推奨構図が推奨構図と区別可能に表示される。
「第3の実施形態における表示の一例」
図17は、モニタ154に表示されるスルー画像の一例を示す。スルー画像TI30は、人物HU30の全身を含む画像である。人物HU30がオブジェクト検出部1711により検出される。
構図判断部1712は、スルー画像TI30に対する複数の推奨構図を設定する。構図判断部1712は、同じ人物をバリエーションに富む構図により撮像できるように、複数の推奨構図を設定する。例えば、人物HU30全体を撮像するフルショット用の推奨構図FR30と、人物HU30の胸より上を撮像するバストショット用の推奨構図FR31と、人物HU30の顔付近を撮像するフェイスショット用の推奨構図FR32とが、構図判断部1712により設定される。
次に、構図判断部1712は、撮像すべき順序を判断し、始めに撮像すべき推奨構図を主推奨構図に設定する。例えば、フルショット用の推奨構図FR30が主推奨構図に設定され、主推奨構図の近傍に撮像順序を示す「1」の表示がなされる。他の推奨構図に対しては、撮像すべき順序を示す情報が付加される。例えば、推奨構図FR31の近傍には「2」が表示され、推奨構図FR32の近傍には「3」が表示される。
ユーザは、撮像順序にしたがい、例えば、人物HU30への接近や、ズーム、パン等を行い、順次、撮像を行う。これにより、ユーザは、適切な構図の一連の画像を得ることができる。さらに、ユーザが、適切な構図の画像を撮り忘れることを防止できる。
なお、例えば、主推奨構図の一例である推奨構図FR30に基づく撮像が終了した場合には、推奨構図FR30が消去されてもよい。そして、推奨構図FR31が主推奨構図に設定され、推奨構図FR31の近傍に「1」が表示され、推奨構図FR32の近傍に「2」が表示されるようにしてもよい。
なお、例えば、推奨構図FR31に基づく撮像がなされずに、推奨構図FR32に基づく撮像を行うためのユーザの動作がなされた場合には、ユーザの動作に応じた表示が行われてもよい。例えば、推奨構図FR31に基づく撮像がなれずに撮像装置100のユーザが人物HU30に近づく場合には、推奨構図FR31が消去され、推奨構図FR32が主推奨構図として表示されるようにしてもよい。
もちろん、第3の実施形態は、人物に限定されるものではなく、風景に対しても適用できる。図18は、モニタ154に表示されるスルー画像の一例である。スルー画像TI31は、例えば、電車TRAと、木TRと、山MOを含む画像である。
全景を撮像するための推奨構図と、個々の被写体を撮像するための推奨構図とが設定される。例えば、全景を撮像するための推奨構図FR35と、電車TRAを撮像するための推奨構図FR36と、山MOを撮像するための推奨構図FR37とが設定され、表示される。そして、例えば、推奨構図FR35の近傍に「1」が表示され、推奨構図FR36の近傍に「2」が表示され、推奨構図FR37の近傍に「3」が表示される。ユーザは、例えば、全景を撮像した後に、個々の被写体に関する適切な構図の画像を撮像できる。全景を撮像することにより、個々の被写体および当該被写体の全景との関係を示す画像を記録することができる。
「処理の流れの一例」
図19のフローチャートを参照して、第3の実施形態における処理の流れの一例について説明する。なお、特に断らない限り、図19のフローチャートにおける各処理は、プロセッサ171およびプロセッサ171が有する各機能により実行される。
ステップST301では、スルー画像が入力され、入力されたスルー画像がRAM174に格納される。そして、処理がステップST302に進む。
ステップST302では、RAM174に格納されたスルー画像に対してオブジェクト検出部1711によるオブジェクト検出処理が行われる。オブジェクトを検出する方法は、公知の方法を適用できる。そして、処理がステップST303に進む。
ステップST303では、構図判断部1712が複数の推奨構図を設定する。例えば、ステップST302におけるオブジェクト検出により人物の全身が検出された場合には、フルショット用の推奨構図と、バストショット用の推奨構図と、フェイスショット用の推奨構図とが設定される。そして、処理がステップST304に進む。
ステップST304では、構図判断部1712が最初に撮像すべき推奨構図を主推奨構図に設定する。例えば、フルショット用の推奨構図が主推奨構図に設定される。そして、処理がステップST305に進む。
ステップST305では、構図判断部1712が、主推奨構図以外の推奨構図(例えば、バストショット用の推奨構図およびフェイスショット用の推奨構図)に対して撮像順序を設定する。そして、処理がステップST306に進む。
ステップST306では、表示制御部1714が、スルー画像に主推奨構図と推奨構図と撮像順序とを重畳して表示する。撮像順序を示す画像データは、例えば、構図DB157に記録されている。表示制御部1714による制御により、主推奨構図の近傍には、例えば、「1」と表示され、他の推奨構図と区別可能に表示される。撮像順序は数字に限定されず、文字等でもよい。
なお、図19では図示を省略しているが、撮像装置100に対する操作等に応じて、主推奨構図が変更されてもよい。例えば、主推奨構図に基づく撮像が終了した場合には、当該主推奨構図を消去し、「2」が付された推奨構図を新たに主推奨構図として設定、表示することができる。例えば、画角の調整等の操作およびシャッターボタン113の全押し操作がなされたことをプロセッサ171が検出することにより、主推奨構図に基づく撮像が終了したか否かを判断することができる。
さらに、例えば、2方向へのスライド可能はユーザインターフェースをモニタ154に表示し、ユーザインターフェースに対する一方向への操作に応じて、主推奨構図が切り替わるようにしてもよい。
<4.変形例>
以上、本技術の実施形態について具体的に説明したが、本技術は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
上述した複数の実施形態では、入力画像の一例として、撮像部を介して得られるスルー画像を例にして説明したが、これに限定されることはない。例えば、メモリに記憶された画像(動画および静止画を問わない)や、インターネット等のネットワークを介して得られる画像でもよい。
主推奨構図および推奨構図を区別可能に表示する方法は、グレーアウト表示に限定されない。例えば、主推奨構図が点滅して表示されるようにしてもよい。主推奨構図および推奨構図が、それぞれ異なる色により着色して表示されてもよい。
推奨構図の数や形状は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変更することができる。主推奨構図が複数、設定されてもよい。
実施形態および変形例における構成および処理は、技術的な矛盾が生じない範囲で適宜組み合わせることができる。例示した処理の流れにおけるそれぞれの処理の順序は、技術的な矛盾が生じない範囲で適宜、変更できる。
第1の実施形態〜第3の実施形態により説明した機能の全て、もしくは、そのうちの複数の機能を有する撮像装置として、本技術が構成されてもよい。例えば、第3の実施形態において、撮像順序に加え、第1の実施形態のようにグレーアウト表示が行われてもよい。また、検出されるオブジェクトに応じた処理が行われてもよい。例えば、オブジェクトとして複数の人物が検出された場合には、第2の実施形態における処理が行われ、オブジェクトとして風景若しくは全身の人物が検出された場合には、第3の実施形態における処理が行われてもよい。
主推奨構図等を設定する際に、撮像の履歴を反映するようにしてもよい。撮像の履歴は、例えば、記録デバイスに記録された画像に基づいて判断することができる。例えば、全景より個々の被写体の画像が記録デバイスに多く記録されている場合には、全景より個々の被写体に関する構図を主推奨構図や推奨構図として設定してもよい。
本技術における表示制御装置は、撮像装置のほか、パーソナルコンピュータ、スマートホン、タブレット型のコンピュータ等に対しても適用できる。さらに、本技術における表示制御装置は、民生用の撮像装置に限らず、監視用の撮像装置や、車載用の撮像装置に対しても適用できる。
本技術は、装置に限らず、方法、プログラム、システム等により実現することができる。プログラムは、例えば、ネットワークを介して、若しくは、光ディスクや半導体メモリ等の可搬型のメモリを介してユーザに提供し得る。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO(Magneto-Optical Disk)、CD−ROM、CD−R(Recordable)、CD−RW(Rewritable)、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどが挙げられる。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本技術の内容を実現するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本技術の内容を実現するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続されたクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置してもよい。
本技術は、例示した処理が複数の装置によって分散されて処理される、いわゆるクラウドシステムに対して適用することもできる。実施形態および変形例において例示した処理が実行されるシステムであって、例示した処理の少なくとも一部の処理が実行される装置として、本技術を実現することができる。
本技術は、以下の構成もとることができる。
(1)
入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、
前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部と
を備える表示制御装置。
(2)
前記表示制御部は、入力される動き情報に応じて、前記一の推奨構図を切り替えて表示する制御を行う
(1)に記載の表示制御装置。
(3)
前記構図判断部は、構図毎の評価値を算出し、
前記表示制御部は、前記評価値に応じて、前記一の推奨構図を設定する
(1)または(2)に記載の表示制御装置。
(4)
前記構図判断部は、所定のタイミングでもって前記評価値を算出し、
前記表示制御部は、前記算出された前記評価値に応じて前記一の推奨構図を設定する
(3)に記載の表示制御装置。
(5)
前記構図判断部は、前記入力画像が入力されることに応じて、前記評価値を算出する
(4)に記載の表示制御装置。
(6)
前記構図判断部は、シャッターボタンが半押しされることに応じて、前記評価値を算出する
(4)に記載の表示制御装置。
(7)
前記表示制御部は、前記評価値が閾値より大きい構図を推奨構図として設定し、前記評価値が最も大きい構図を前記一の推奨構図に設定する
(2)乃至(6)のいずれかに記載の表示制御装置。
(8)
前記構図判断部は、入力画像における前記構図の位置および前記構図の大きさの少なくとも一方をパラメータとして、前記評価値を算出する
(2)乃至(7)のいずれかに記載の表示制御装置。
(9)
前記構図判断部は、構図内の人物の顔の数が大きくなる構図ほど前記評価値が高くなるように、前記評価値を算出する
(2)乃至(6)のいずれかに記載の表示制御装置。
(10)
前記表示制御部は、前記一の推奨構図および前記他の推奨構図に対して、異なる撮像順序を付加して表示する制御を行う
(1)乃至(9)のいずれかに記載の表示制御装置。
(11)
所定期間、前記一の推奨構図が切り替わらない場合に、前記一の推奨構図に関連する関連情報を表示する
(1)乃至(10)のいずれかに記載の表示制御装置。
(12)
前記関連情報は、前記一の推奨構図に誘導するための誘導情報である
(11)に記載の表示制御装置。
(13)
構図判断部が、入力画像に対する複数の推奨構図を判断し、
表示制御部が、前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う
表示制御方法。
(14)
構図判断部が、入力画像に対する複数の推奨構図を判断し、
表示制御部が、前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う
表示制御方法を、コンピュータに実行させるプログラム。
(15)
撮像部と、
前記撮像部を介して取得される入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、
前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部と
を備える撮像装置。
100・・・撮像装置
154・・・モニタ
158・・・センサ
171・・・プロセッサ
1711・・・オブジェクト検出部
1712・・・構図判断部
1713・・・動き検出部
1714・・・表示制御部
200・・・レンズブロック

Claims (15)

  1. 入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、
    前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部と
    を備える表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、入力される動き情報に応じて、前記一の推奨構図を切り替えて表示する制御を行う
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記構図判断部は、構図毎の評価値を算出し、
    前記表示制御部は、前記評価値に応じて、前記一の推奨構図を設定する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記構図判断部は、所定のタイミングでもって前記評価値を算出し、
    前記表示制御部は、前記算出された前記評価値に応じて前記一の推奨構図を設定する
    請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記構図判断部は、前記入力画像が入力されることに応じて、前記評価値を算出する
    請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記構図判断部は、シャッターボタンが半押しされることに応じて、前記評価値を算出する
    請求項4に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御部は、前記評価値が閾値より大きい構図を推奨構図として設定し、前記評価値が最も大きい構図を前記一の推奨構図に設定する
    請求項3に記載の表示制御装置。
  8. 前記構図判断部は、入力画像における前記構図の位置および前記構図の大きさの少なくとも一方をパラメータとして、前記評価値を算出する
    請求項3に記載の表示制御装置。
  9. 前記構図判断部は、構図内の人物の顔の数が大きくなる構図ほど前記評価値が高くなるように、前記評価値を算出する
    請求項3に記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御部は、前記一の推奨構図および前記他の推奨構図に対して、異なる撮像順序を付加して表示する制御を行う
    請求項1に記載の表示制御装置。
  11. 所定期間、前記一の推奨構図が切り替わらない場合に、前記一の推奨構図に関連する関連情報を表示する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  12. 前記関連情報は、前記一の推奨構図に誘導するための誘導情報である
    請求項11に記載の表示制御装置。
  13. 構図判断部が、入力画像に対する複数の推奨構図を判断し、
    表示制御部が、前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う
    表示制御方法。
  14. 構図判断部が、入力画像に対する複数の推奨構図を判断し、
    表示制御部が、前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う
    表示制御方法を、コンピュータに実行させるプログラム。
  15. 撮像部と、
    前記撮像部を介して取得される入力画像に対する複数の推奨構図を判断する構図判断部と、
    前記複数の推奨構図のうち、一の推奨構図を他の推奨構図と区別可能に表示する制御を行う表示制御部と
    を備える撮像装置。
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