JP2015001973A - 印刷管理装置および印刷管理方法、印刷装置および印刷方法、印刷システム、ならびに制御プログラム - Google Patents

印刷管理装置および印刷管理方法、印刷装置および印刷方法、印刷システム、ならびに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配布元のユーザーのトナー消費量のみならず、配布先のユーザーのトナー消費量も管理できる印刷管理装置を提供する。【解決手段】本発明の印刷管理装置6は、取得手段61,62と、管理手段62と、判断手段62と、を有する。取得手段61,62は、印刷装置3に対する印刷指示時に配布先が指定され、印刷装置3により印刷された印刷物の上記配布先ごとのトナー消費量を取得する。管理手段62は、上記トナー消費量に基づいて、印刷装置3で使用可能なトナー残量を上記配布先ごとに管理する。判断手段62は、上記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、印刷装置3による印刷の可否を上記配布先ごとに判断する。【選択図】図22

Description

本発明は、印刷管理装置および印刷管理方法、印刷装置および印刷方法、印刷システム、ならびに制御プログラムに関する。
近年、地球環境の保護や印刷コストの抑制の観点から印刷枚数およびトナー消費量の抑制が強く求められており、印刷枚数およびトナー消費量を管理する種々の技術が提案されてきている。
このうち、トナー消費量を管理する技術としては、たとえば下記特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。特許文献1の画像形成装置では、トナー消費量を印刷枚数に換算して把握することにより、トナー消費量の管理を容易にしている。
また、下記特許文献2には、ユーザーが省エネルギー化に貢献する操作をした場合にポイントを加算し、用紙やトナーなどの資源を消費した場合にポイントを減算することにより、ユーザーの地球環境に対する意識を向上させることを目的とした技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1および2の技術では、印刷物を配布した配布元のユーザーのトナー消費量については管理できるものの、印刷物を受け取って使用した配布先のユーザーのトナー消費量を管理できない。そのため、たとえば会議などの配布資料を印刷した場合、配布元のユーザーのトナー消費量を管理できる一方で、配布先のユーザーのトナー消費量を管理できないという問題がある。
特開2002−333766号公報 特開2010−191254号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、印刷物を配布した配布元のユーザーのトナー消費量のみならず、印刷物を受け取って使用した配布先のユーザーのトナー消費量も管理できる印刷管理装置および印刷管理方法、印刷装置および印刷方法、印刷システム、ならびに制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記によって達成される。
(1)印刷装置に対する印刷指示時に配布先が指定され、当該印刷装置により印刷された印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を取得する取得手段と、前記トナー消費量に基づいて、前記印刷装置で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する管理手段と、前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷装置による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する判断手段と、を有する、印刷管理装置。
(2)前記管理手段は、前記配布先ごとの前記トナー消費量を前記印刷装置が受け付ける印刷ジョブについて累算して累算値を算出し、前記印刷装置で使用可能なトナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより前記トナー残量を前記配布先ごとに算出するトナー残量算出手段と、前記規定値および前記累積値を記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする上記(1)に記載の印刷管理装置。
(3)印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記印刷ジョブに基づいて、印刷画像データを生成する画像生成手段と、前記印刷画像データに基づいて、用紙に印刷画像を印刷する印刷手段と、前記印刷ジョブに基づいて、前記印刷手段により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と、前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する管理手段と、前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する判断手段と、を有する、印刷装置。
(4)前記管理手段は、前記配布先ごとの前記トナー消費量を前記印刷ジョブについて累算して累算値を算出し、トナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより前記トナー残量を前記配布先ごとに算出するトナー残量算出手段と、前記規定値および前記累積値を記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする上記(3)に記載の印刷装置。
(5)前記管理手段は、前記トナー残量が更新された配布先に更新内容を通知することを特徴とする上記(4)に記載の印刷装置。
(6)前記通知は、電子メールによりなされることを特徴とする上記(5)に記載の印刷装置。
(7)前記管理手段は、変更指示を受けて前記トナー残量を変更するトナー残量変更手段をさらに有することを特徴とする上記(3)〜(6)のいずれか1つに記載の印刷装置。
(8)前記印刷手段は、前記トナー消費量を用紙に印字することを特徴とする上記(3)〜(7)のいずれか1つに記載の印刷装置。
(9)前記印刷手段は、前記トナー消費量を用紙のフッターに印字することを特徴とする上記(8)に記載の印刷装置。
(10)印刷物の配布先に関する情報を印刷指示時に受け付ける配布先受付手段と、原稿を光学的に読み取って画像データを生成する画像読取手段と、前記画像データに基づいて、印刷画像データを生成する画像処理手段と、前記印刷画像データに基づいて、用紙に印刷画像を印刷する印刷手段と、前記印刷手段により印刷された前記印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と、前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する管理手段と、
前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて前記印手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する判断手段と、を有する、印刷装置。
(11)前記管理手段は、前記配布先ごとの前記トナー消費量を前記原稿ごとに累算して累算値を算出し、トナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより前記トナー残量を前記配布先ごとに算出するトナー残量算出手段と、前記規定値および前記累積値を記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする上記(10)に記載の印刷装置。
(12)印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成装置と、前記印刷ジョブに基づいて、画像を用紙に印刷する印刷装置と、上記(1)または(2)に記載の印刷管理装置と、を有する印刷システム。
(13)印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成装置と、上記(3)〜(9)のいずれか1つに記載の印刷装置と、を有する印刷システム。
(14)印刷装置に対する印刷指示時に配布先が指定され、当該印刷装置により印刷された印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を取得する段階と、前記トナー消費量に基づいて、前記印刷装置で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する段階と、前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷装置による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する段階と、を有する、印刷管理方法。
(15)印刷ジョブを受け付ける段階と、前記印刷ジョブに基づいて、印刷画像データを生成する段階と、前記印刷画像データに基づいて、用紙に画像を印刷する段階と、前記印刷ジョブに基づいて、前記印刷手段により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を算出する段階と、前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する段階と、前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する段階と、を有する、印刷方法。
(16)印刷物の配布先に関する情報を印刷指示時に受け付ける段階と、原稿を光学的に読み取って画像データを生成する段階と、前記画像データに基づいて、印刷画像データを生成する段階と、前記印刷画像データに基づいて、用紙に画像を印刷する段階と、印刷された前記印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を算出する段階と、前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する段階と、前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて前記印手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する段階と、を有する、印刷方法。
(17)印刷管理装置に上記(14)に記載の印刷管理方法を実行させるように構成される、制御プログラム。
(18)印刷装置に上記(15)または(16)に記載の印刷方法を実行させるように構成される、制御プログラム。
(19)上記(17)または(18)に記載の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、印刷物を配布する配布先を印刷指示時に指定し、各々の当該配布先に対して消費可能なトナー量の上限を予め設定して配布先ごとにトナー残量を管理する。したがって、各配布先について上記上限を超えてトナーが消費されることがないため、上記印刷物を配布した配布元のユーザーのトナー消費量のみならず、印刷物を受け取って使用した配布先のユーザーのトナー消費量も管理できる。その結果、トナー消費に対する各ユーザーの意識が向上するので、トナー消費量を抑制できる。
本発明の第1の実施形態の印刷システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 図1に示すクライアントPCの構成を示す概略ブロック図である。 図2に示すHDDに保存されているソフトウェアプログラムを説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態の印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。 図4に示す制御部の構成を示す概略ブロック図である。 図3に示すプリンタードライバーの動作の概要を説明するためのフローチャートである。 図3に示すプリンタードライバーの印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の印刷装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 図8に示すS230の処理内容を説明するためのフローチャートである。 図8に示すS240の処理内容を説明するためのフローチャートである。 図8に示すS250の処理内容を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のトナー残量データベースの一例を示す図である。 図8のS260の処理内容を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施例を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施例において更新後のトナー残量データベースの一例を示す図である。 本発明の第2の実施例を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施例において「Bさん」が誤って配布先に指定され更新されたトナー残量データベースを示す図である。 配布先を「Bさん」から「Cさん」に改めたのちに変更されたトナー残量データベースを示す図である。 本発明の第3の実施例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第4の実施例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第5の実施例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第6の実施例を説明するためのシーケンス図である。 第6の実施例におけるプリンタードライバーの印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の印刷システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 図21に示す印刷管理装置の構成を示す概略ブロック図である。 図21に示す印刷管理装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の印刷装置の全体構成を示す概略ブロック図である。 図24に示す印刷装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して本発明の印刷装置および印刷方法の実施形態を説明する。なお、図中、同一の部材には同一の符号を用いた。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の印刷装置および印刷方法を説明する。図1は本発明の第1の実施形態の印刷システムの全体構成を示す概略ブロック図であり、図2は図1に示すクライアントPCの構成を示す概略ブロック図である。また、図3は図2に示すHDDに保存されているソフトウェアプログラムを説明するための模式図であり、図4は本実施形態の印刷装置の構成を示す概略ブロック図である。また、図5は図4に示す制御部の構成を示す概略ブロック図である。
<印刷システムの概略構成>
図1に示すように、本実施形態の印刷システムPは、クライアントPC(Personal Computer)1a〜1c、認証サーバー2、印刷装置3、および管理者PC4を有する。これらの印刷システムPの構成要素は、ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されている。
クライアントPC1a〜1cは、たとえばパーソナルコンピューター、ワークステーション、携帯情報端末などでありうる。印刷装置3は、たとえばプリンター、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの機器の機能を兼ね備えた複合機(MFP)などでありうる。ネットワーク5は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDIなどの規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN、あるいはLAN同士を専用線で接続したWANなどを含む。
<クライアントPCの構成>
クライアントPC1a〜1cは、印刷装置3に対して印刷指示を送信したり、印刷物の配布先ごとのトナー消費量の通知を受信したりする情報端末である。クライアントPC1a〜1cは、印刷指示を送信する際に印刷ジョブを生成して、印刷装置3に送信する。
印刷ジョブは、印刷設定および印刷データを含む。本実施形態では、印刷設定は、用紙サイズ設定、排紙トレイ設定などの一般的な印刷設定に加え、配布先設定を含む。当該配布先設定は、印刷物の配布先のユーザー名に関する設定であり、その詳細については後述する。
また、印刷データは、1ページから最終ページの各々のページについて、データファイルおよびレイアウトファイルを含む。データファイルとしては、PS(PostScript(登録商標))、PDF(Portable Document Format)、PCL(Printer Control Language)、およびXPS(XML Paper Specification)などのページ記述言語(PDL)で記述されたファイルが使用される。また、レイアウトファイルには、PSで記述されたオブジェクトが定義されている。
図2に示すように、クライアントPC1a〜1cは、それぞれネットワークI/F(InterFace)11、CPU(Central Processing Unit)12、HDD(Hard Disk Drive)13、メモリ14、操作部15、および表示部16を有する。これらの構成要素は、バス17を介して相互に接続されている。
ネットワークI/F11は、クライアントPC1a〜1cと印刷システムPの他の構成要素との間でネットワーク5を経由してデータを送受信する。たとえば、ネットワークI/F11は、印刷装置3に接続し、クライアントPC1a〜1cから印刷装置3に印刷ジョブなどを送信したり、印刷装置3から各種のデータを受信したりする。
図3に示すように、CPU12は、ユーザーが原稿を作成するためのソフトウェアプログラム(以下、アプリケーション131と称する。)をOS(Operating System)130上で実行して原稿データを生成する。
また、CPU12は、印刷ジョブを生成および送信するためのソフトウェアプログラム(以下、プリンタードライバー132と称する。)をOS130上で実行して、印刷ジョブを生成し、ネットワークI/F11を通じて印刷装置3に送信する。
アプリケーション131およびプリンタードライバー132は、大容量の記憶装置であるハードディスクドライブHDD13、またはメモリ14の不揮発性の記憶装置であるROMに予め格納されている。アプリケーション131およびプリンタードライバー132は、CPU12によって実行される際にメモリ14の揮発性の記憶装置であるRAMに転送される。なお、HDD13には、OS130を含むクライアントPC1a〜1cの動作に必要な他のソフトウェアプログラムも保存されている。
アプリケーション131は、ユーザーから印刷設定の指示を受け付けて、プリンタードライバー132に対して印刷設定画面を表示させるように指示する。本実施形態では、アプリケーション131およびプリンタードライバー132は、ユーザーとクライアントPC1a〜1cとの間のインターフェースとしての役割を果たすGUI(Graphical User Interface)を備えている。したがって、ユーザーは、表示部16に表示されるGUIの上記印刷設定画面を介して操作部15から印刷設定に関する情報を入力することができる。
プリンタードライバー132は、ユーザーに印刷設定に関する情報を入力するように促し、入力された当該情報と上記原稿データとに基づいて印刷ジョブを生成する。そして、プリンタードライバー132は、生成された上記印刷ジョブは、ネットワークI/F11を介して印刷装置3に送信される。
操作部15は、ユーザー入力を受け付けて、CPU12に伝達する。操作部15は、たとえばキーボード、マウスなどのポインティングデバイスを備え、ユーザーから各種設定や各種指示を受け付ける。
表示部16は、ユーザー入力の受け付け画面、上記印刷設定画面、印刷処理結果などの各種情報を表示する。表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレなどを備える。
<認証サーバーの構成>
認証サーバー2は、本実施形態の印刷システムPを使用する際にユーザー認証するためのサーバーコンピューターである。認証サーバー2は、クライアントPC1a〜1cを使用するユーザーが「利用を許可された当人である」ことを認証する。認証サーバー2は、予め登録されたユーザー名およびパスワードを一括管理しており、ユーザーはクライアントPC1a〜1cを使用する際にクライアントPC1a〜1cの表示部16に表示されるログイン画面に上記ユーザー名に続けて上記パスワードを入力し使用の承認を受ける。
<印刷装置の構成>
図4に示すように、印刷装置3は、ネットワークI/F31、画像処理部32、操作部33、表示部34、印刷処理部35、および制御部36を有し、これらの各構成要素は、バス37を介して相互に接続されている。
ネットワークI/F31は、ジョブ受付手段として、ネットワーク5を経由してクライアントPC1a〜1cに接続し、印刷装置3の制御部36とクライアントPC1a〜1cとの間においてデータを送受信する。本実施形態では、ネットワークI/F31は、印刷設定および印刷データを含む印刷ジョブをクライアントPC1a〜1cから受信する。
画像処理部32は、受信した印刷ジョブを解析し、印刷画像データを生成する。より具体的には、画像処理部32は、ラスタライズ部を有し、印刷ジョブに含まれる印刷設定および印刷データに基づいて、ビットマップ形式の印刷画像データを生成する。画像処理部32は、画像生成手段として機能する。
操作部33は、ユーザー入力を受け付けて、画像処理部32に伝達する。操作部33は、たとえばテンキー、タッチパネルなどの入力デバイスを有し、ユーザーからの各種設定、各種指示を受け付ける。
表示部34は、ユーザー入力の受け付け画面、処理結果などの各種情報を表示する。表示部34は、たとえば液晶ディスプレイなどを備える。液晶ディスプレイとタッチパネルは、タッチパネルディスプレイとして一体的に形成される。
印刷処理部35は、印刷手段として、電子写真式プロセスなどの公知の作像プロセスを用いて、上記印刷画像データに基づいて印刷画像を用紙に印刷する。印刷処理部35は、従来の印刷処理部と同様の構成を有しているので、詳細な説明を省略する。
制御部36は、ネットワークI/F31、画像処理部32、操作部33、表示部34、および印刷処理部35を制御する。図5に示すように、制御部36は、CPU361、RAM362、ROM363、およびHDD364を有し、これらの構成要素はバス365によって相互に接続されている。
CPU361は、第1の制御プログラムを実行することによりトナー消費量算出手段、トナー残量算出手段、管理手段、および判断手段として機能する。上記第1の制御プログラムは、HDD364に格納されており、CPU361が実行する際にRAM362にロードされる。なお、HDD364には、上記第1の制御プログラム以外にも印刷装置用のOSや各種ソフトウェアプログラムが格納されている。また、ROM363には、CPU361が上記第1の制御プログラムを実行する際に必要となる各種パラメーターやデータが保存されている。
本実施形態では、CPU361は、上記印刷ジョブに基づいて、印刷処理部35により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を算出し、当該トナー消費量に基づいて印刷処理部35で使用可能なトナー残量を上記配布先ごとに管理する。
より具体的には、CPU361は、上記配布先ごとの上記トナー消費量を上記印刷ジョブについて累算して累算値を算出し、トナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより上記トナー残量を上記配布先ごとに算出する。算出されたトナー残量は、トナー残量データベースで配布先ごとに管理される。なお、上記規定値、上記累積値、トナー残量は、記憶手段としてのHDD364に保存される。
また、CPU361は、トナー残量が所定値以上か否かに応じて、印刷処理部35による印刷の可否を上記配布先ごとに判断する。さらに、CPU361は、トナー残量変更手段として機能し、変更指示を受けて上記トナー残量を変更する。制御部36の機能の詳細については後述する。
<管理者PCの構成>
管理者PC4は、本実施形態の印刷システムの管理者が当該印刷システムを管理するために使用するPCであり、たとえばパーソナルコンピューター、ワークステーション、携帯情報端末などでありうる。
<印刷システムの動作>
以下、図6〜図13を参照して、本実施形態の印刷システムの動作について詳しく説明する。まず、図6および図7を参照して、クライアントPC側の動作を説明する。図6は図3に示すプリンタードライバーの動作の概要を説明するためのフローチャートであり、図7は図3に示すプリンタードライバーの印刷設定画面の一例を示す図である。
<クライアントPC側の動作>
クライアントPC側では、たとえば文書作成プログラムなどのアプリケーション131が実行されて、ユーザーによって文書が作成される。そして、プリンタードライバー132が実行されて上記文書が印刷ジョブに変換され、印刷装置3に送信される。具体的な処理手順は、以下に示すとおりである。
図6に示すように、まず、印刷設定を実行する(ステップS101)。CPU12は、プリンタードライバー132を実行し、表示部16に印刷設定画面を表示させてユーザーに印刷設定の設定値の入力を促す。本実施形態では、プリンタードライバー132の印刷設定は、用紙サイズ、排紙トレイなどの通常の印刷設定に加えて「配布先設定」を含む。図7に示すように、本実施形態の「配布先設定」は、部数設定領域1321、部署設定領域1322、配布先設定領域1323、配布先リスト表示領域1324、フッター表示チェックボックス1325、OKボタン1326、および印刷ボタン1327を有する。
部数設定領域1321は、ユーザーが所望する印刷部数を設定するための領域である。図7に示す例では、部数として「3」が設定されている。
部署設定領域1322は、印刷物の配布先の所属部署を設定するための領域である。図7に示す例では「開発部」が設定されている。
配布先設定領域1323は、印刷物の配布先を設定するための領域である。当該配布先は、部署設定領域1322で設定した所属部署に所属しているメンバーのうち印刷物を配布予定のメンバーである。部署設定領域1322に所属部署を設定すると、当該所属部署に所属するメンバーのリストが配布先設定領域1323に表示される。ユーザーは、印刷物を配布したいメンバーのチェックボックスをチェックすることにより、配布物の配布先を設定する。図7に示す例では、「開発部」のメンバーは、「Aさん」、「Bさん」、「Cさん」、および「Dさん」である。このうち、「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」は配布先に指定されており、「Dさん」は配布先に指定されていない。
配布先リスト表示領域1324は、印刷物の配布先リストを示す領域である。当該配布先リストには、配布先設定領域1323において、上記チェックボックスにチェックがつけられて配布先に指定されたメンバーの名前が表示される。図7に示す例では、「Aさん」、「Bさん」、「Cさん」が配布先リスト表示領域1324に表示されている。
さらに、配布先リストには他部署の配布先を追加することもできる。他部署の配布先を追加するには、部署設定領域1322に別の所属部署を設定し、当該所属部署に所属しているメンバーを配布先に指定する。たとえば、部署設定領域1322に「総務部」を設定し、配布先設定領域1323において総務部のメンバーである「Eさん」および「Fさん」のチェックボックスをチェックすれば、配布先リスト表示領域1324に表示されている「Cさん」の後に「Eさん」および「Fさん」を追加することができる。
フッター表示チェックボックス1325は、今回の印刷でのトナー消費量を用紙のフッターに追加して印刷するか否かを設定するためのチェックボックスである。当該チェックボックスがチェックされている場合は用紙のフッターにトナー消費量が印刷される一方で、チェックされていない場合は用紙のフッターにトナー消費量は印刷されない。なお、原稿が複数ページからなる場合、すべてのページのフッターにトナー消費量を印刷せずに、たとえば印刷物の最終ページのフッターのみにトナー消費量が表示されるようにしてもよい。また、用紙におけるトナー消費量を印刷する場所は、用紙のフッターに限定されることはなく、ヘッダーや他の部分に印刷してもよい。
上述した印刷部数、配布先、およびトナー消費量の印刷の有無は、ユーザーが操作部15の入力デバイスでOKボタン1326を押下することにより設定され、各々の設定値はメモリ14に保存される。なお、本実施形態では、部数設定領域1321で設定された印刷部数と配布先リスト表示領域1324の配布先の数が一致しない状態でOKボタン1326が押下された場合、エラーメッセージが表示される。ユーザーは、正しい配布先および印刷部数を再設定してOKボタン1326を押下する。
そして、印刷ボタン1327が押下されると、印刷ジョブを生成する処理に移行される(ステップS102)。CPU12は、ユーザーが作成した文書のデータおよび印刷設定に基づいて、印刷ジョブを生成する。
次に印刷ジョブを送信する(ステップS103)。CPU12は、生成された上記印刷ジョブをネットワークI/F11を通じて印刷装置3に送信し、処理を終了する。
<印刷装置側の動作>
次に、図8〜図13を参照して、本実施形態の印刷装置の動作の概要について説明する。図8は本実施形態の印刷装置の動作の概要を説明するためのフローチャートであり、図9は図8に示すS230の処理内容を説明するためのフローチャートであり、図10は図8に示すS240の処理内容を説明するためのフローチャートである。また、図11は図8に示すS250の処理内容を説明するためのフローチャートであり、図12は本実施形態のトナー残量データベースの一例を示す図であり、図13は図8のS260の処理内容を説明するためのフローチャートである。
図8に示すように、まず、印刷ジョブを受信する(ステップS210)。制御部36は、クライアントPC1a〜1cのうちのいずれかのクライアントPCからネットワークI/F31を通じて印刷ジョブを受信し、画像処理部32に伝達する。
次に、トナー残量を確認する(ステップS220)。制御部36は、配布先ごとに印刷に必要なトナー残量が十分か否かを確認する。印刷に必要なトナー残量が十分であると判断された配布先について以下の印刷処理が実行される。一方、印刷に必要なトナー残量が不十分であると判断された配布先について印刷処理は実行されない。印刷処理を実行できない配布先が存在する場合、制御部36は、印刷ジョブの送信元であるクライアントPCに対して印刷できない配布先が存在する旨のメッセージを送信する。
次に、画像を生成する(ステップS230)。より具体的には、図9に示すとおりである。画像処理部32は、上記印刷ジョブの印刷設定を解析し、トナー消費量をフッターに印刷する指示があるか否かを判断する(ステップS231)。トナー消費量をフッターに印刷する指示がない場合(ステップS231:NO)、画像処理部32は、印刷データをラスタライズ処理してビットマップ形式の印刷画像データを生成する(ステップS233)。そして、画像処理部32は、画像を生成する処理を終了する。
一方、トナー消費量をフッターに印刷する指示がある場合(ステップS231:YES)、トナー消費量の表示データを印刷データのフッター部分に追加する(ステップS232)。そして、印刷画像データを生成(ステップS233)し、画像を生成する処理を終了する。
次に、再び図8に戻り、画像を印刷する(ステップS240)。より具体的には、図10に示すとおりである。まず、印刷画像を用紙に印刷する(ステップS241)。印刷処理部35は、トナー残量が十分であると判断された配布先について、上記印刷画像データに基づいて印刷画像を用紙に印刷する。そして、指定された配布先に対する印刷が完了したか否かを判断する(ステップS242)。印刷処理部35は、指定された配布先に対する印刷が完了している場合(ステップS242:YES)、画像を印刷する処理を終了する。一方、指定された配布先に対する印刷が完了していない場合(ステップS242:NO)、ステップS241の処理に戻る。すなわち、印刷処理部35は、指定された配布先に対する印刷が完了するまで印刷画像の印刷を継続する。また、印刷処理部35は、たとえば、用紙切れや紙詰まりといった障害が生じた場合、障害が取り除かれ次第、指定された配布先に対する印刷が完了するまで印刷画像の印刷を継続する。なお、印刷処理部35は上記障害に起因するトナー消費量を記録しており、制御部36は該当する配布先のトナー残量から当該トナー消費量を差し引かないように制御しうる。
次に、再び図8に戻り、トナー残量データベースを更新する(ステップS250)。より具体的には、図11に示すとおりである。まず、配布先ごとのトナー消費量を取得する(ステップS251)。制御部36は、印刷設定で指定された配布先と、印刷処理部35で印刷された用紙の枚数とに基づき、配布先ごとのトナー消費量を取得する。なお、本実施形態では、トナー消費量は、A4サイズ用紙1枚あたりのトナー消費量の累計が5%、すなわちカバレッジが5%であると仮定し、印刷された用紙の枚数から算出される。
次に、配布先ごとにトナー残量データベースを更新する(ステップS252)。図12に示すように、本実施形態のトナー残量データベースは、シアン(Cyan:水色)、マゼンタ(Magenta:赤紫色)、イエロー(Yellow:黄色)、ブラック(黒色)の各々について、配布先ごとにトナー残量を記録したデータベースである。
本実施形態では、トナー残量は、A4サイズの用紙1枚あたりのトナー消費量を一単位として記録される。たとえば、図12に示す例では、「開発部」の「Aさん」は、CMYKのすべてについてトナー残量が50(枚)ある。すなわち、「Aさん」は、現時点において、CMYKのすべてについて、A4サイズの用紙で50枚に相当するトナーを使用することができる。さらに、配布先のすべてのユーザーには、所定期間ごとに一定のトナー量がトナー残量に付加される。一方、上記配布先について印刷が実行されるたびに印刷枚数に応じたトナー消費量が上記配布先ごとにトナー残量から差し引かれる。
次に、配布先にトナー消費量を通知する(ステップS253)。制御部36は、たとえば電子メールを使用して配布先のクライアントPC1a〜1cにトナー消費量を含む更新内容を通知する。上記電子メールには、たとえば印刷対象の文書のファイル名、今回の印刷で消費されたトナー量、印刷指示者のクライアントPCの名称(すなわち、印刷ジョブの送信元であるクライアントPCの名称)が含まれうる。なお、配布先にトナー消費量を通知する方法としては、電子メールに限定されることはなく、インスタントメッセンジャーなどを使用してもよい。
次に、再び図8に戻り、トナー残量データベースを確認する(ステップS260)。より具体的には、図13に示すとおりである。まず、トナー残量データベースの変更指示があるか否かを判断する(ステップS261)。本実施形態では、管理者PC4または印刷指示者のクライアントPC1a〜1cからトナー残量データベースの変更指示が発せられうる。制御部36は、トナー残量データベースの変更指示がない場合(ステップS261:NO)、トナー残量データベースを確認する処理を終了する。
一方、トナー残量データベースの変更指示がある場合(ステップS261:YES)、トナー残量データベースの変更期限内か否かを判断する(ステップS262)。トナー残量データベースの変更期限内である場合(ステップS262:YES)、指定された配布先のトナー残量データベースを変更する(ステップS263)。制御部36は、変更指示の内容にしたがって、トナー残量データベースを変更する。たとえば、配布先に指定された「Aさん」に対して印刷が実行され、消費されたトナー量が「Aさん」のトナー残量から差し引かれたのち、配布先の指定が「Bさん」の誤りであった場合、「Aさん」のトナー残量から差し引かれた分を元に戻す。そして、「Bさん」のトナー残量から上記消費されたトナー量を差し引く。なお、トナー残量データベースが変更期限内であるか否かについては、たとえば、現在の日時と、クライアントPCに送信した電子メールの送信日時との間の期間が所定期間以内であるか否かに基づいて判断されうる。あるいは、配布先にトナー消費量を通知した後にタイマーをスタートし、当該タイマーの経過期間が所定期間以内であれば変更を許可する構成としてもよい。
一方、トナー残量データベースの変更期限内ではない場合(ステップS262:NO)、トナー残量データベースが変更不可である旨のメッセージを送信する(ステップS264)。制御部36は、トナー残量データベースの変更指示を発してしている管理者PC4またはクライアントPC1a〜1cに対して、トナー残量データベースが変更不可である旨のメッセージを送信する。そして、制御部36は、トナー残量データベースを確認する処理を終了する。以下、本実施形態の印刷システムで文書を印刷する場合の実施例について説明する。以下の実施例では、クライアントPC1a,1b,1cにユーザーである「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」がそれぞれログインしている場合を例示して説明する。
<第1の実施例>
第1の実施例では、印刷物の配布先として、「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」が指定された場合について説明する。図14Aは本発明の第1の実施例を説明するためのシーケンス図であり、図14Bは第1の実施例において更新後のトナー残量データベースの一例を示す図である。
図14Aに示すように、まず、「Aさん」のクライアントPC1aにおいて、アプリケーション131が実行されて文書が作成されたのち、プリンタードライバー132の配布先設定で当該文書の印刷物の配布先が指定され、印刷ジョブが生成される(ステップS301)。具体的には、「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」が配布先として指定され、印刷ジョブが生成される。
次に、印刷装置3において、上記印刷ジョブが受信され、当該印刷ジョブの印刷データがラスタライズ処理されて印刷画像データが生成される。そして、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像が印刷される(ステップS302)。
次に、印刷装置3において、配布先ごとにトナー残量データベースが更新される(ステップS303)。具体的には、図14Bに示されるように、更新前のトナー残量データベース(図12を参照。)の「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」のそれぞれのトナー残量から、今回の印刷で消費されたトナー量が差し引かれる(図14Bの下線が付されている箇所を参照)。本実施例では、CMYKのそれぞれについて、「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」のトナー残量から各々「5」が差し引かれている。
次に、配布先にトナー消費量が通知される(ステップS304)。具体的には、印刷された文書のファイル名、トナー消費量、印刷指示者名(「Aさん」)が配布先の「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」に電子メールで通知される。「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」は上記電子メールを読むことにより、今回配布された印刷物のトナー消費量を知ることができる。また、プリンタードライバー132の配布先設定でトナー消費量をフッターに追加する指示があった場合、上記配布された印刷物のフッターにも上記印刷物のトナー消費量が表示される。
<第2の実施例>
第2の実施例では、印刷物の配布先として、「Aさん」および「Bさん」が指定されたのち、「Bさん」については誤って指定されたことが判明し、印刷物の配布先を「Bさん」から「Cさん」に改める場合について説明する。図15Aは、本発明の第2の実施例を説明するためのシーケンス図であり、図15Bは第2の実施例において「Bさん」が誤って配布先に指定され更新されたトナー残量データベースを示す図である。また、図15Cは、配布先を「Bさん」から「Cさん」に改めたのちに変更されたトナー残量データベースを示す図である。
図15Aに示すように、まず、「Aさん」のクライアントPC1aにおいて、アプリケーション131が実行されて文書が作成されたのち、プリンタードライバー132の配布先設定で当該文書の印刷物の配布先が指定され、印刷ジョブが生成される(ステップS401)。具体的には、配布先として「Aさん」および「Bさん」が指定され、印刷ジョブが生成される。
次に、印刷装置3において、上記印刷ジョブが受信され、印刷データがラスタライズ処理されて印刷画像データが生成される。そして、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像が印刷される(ステップS402)。
次に、印刷装置3において、配布先ごとにトナー残量データベースが更新される(ステップS403)。具体的には、図15Bに示されるように、更新前のトナー残量データベース(図12を参照)の「Aさん」および「Bさん」のそれぞれのトナー残量から、今回の印刷で消費されたトナー量が差し引かれる(図14Bの下線が付されている箇所を参照)。本実施例では、CMYKのそれぞれについて、「Aさん」および「Bさん」のトナー残量から各々「5」が差し引かれている。
次に、配布先にトナー消費量が通知される(ステップS404)。具体的には、印刷された文書のファイル名、トナー消費量、印刷指示者名(「Aさん」)が配布先の「Aさん」および「Bさん」に電子メールで通知される。「Aさん」および「Bさん」は受け取った電子メールを読むことにより、今回配布された印刷物のトナー消費量を知ることができる。
次に、配布先の誤りが通知される(ステップS405)。クライアントPC1bにおいて、「Bさん」は上記電子メールを読み、印刷物が自分あてに送られてきていないことから指定された配布先に誤りがあることに気づき、配布先の誤りを通知するため上記電子メールに対する返信の電子メールを印刷装置3に送信する。
次に、配布先の誤りの通知が転送される(ステップS406)。印刷装置3は、クライアントPC1bから受信した配布先の誤りの通知を管理者PC4に転送する。
次に、トナー残量データベースの変更を指示する(ステップS407)。管理者は、実際に印刷物を受け取ったのが「Cさん」であることを確認したのち、管理者PC4から「Bさん」と「Cさん」のトナー残量データベースの変更を印刷装置3に指示する。なお、トナー残量データベースの変更指示は、管理者PC4上で動作する専用のソフトウェアを使用してなされうる。
次に、トナー残量データベースを変更する(ステップS408)。図15Cに示すように、印刷装置3は、管理者PC4からの指示内容に従って、「Bさん」のトナー残量に、上で差し引かれた「5」を加算して元に戻すとともに、「Cさん」のトナー残量から「5」を差し引く。このように、トナー残量データベースにおけるトナー残量の値は、適正な値に修正されうる。
次に、「Cさん」にトナー消費量を通知する(ステップS409)。印刷装置3は、印刷物を受け取った「Cさん」にトナー消費量を電子メールで通知する。
以上の本実施例では、管理者がトナー残量データベースの変更を指示するので、管理者以外の一般ユーザーがトナー残量データベースを改ざんすることが防止される。
<第3の実施例>
第2の実施例では、管理者が、印刷物を実際に受け取ったのが「Cさん」であることを確認し、印刷装置3に「Bさん」と「Cさん」のトナー残量の変更を指示する場合について説明した。第3の実施例では、印刷指示者である「Aさん」が、実際に印刷物を受け取ったのが「Cさん」であることを確認し、印刷装置3に「Bさん」と「Cさん」のトナー残量の変更を指示する場合について説明する。
図16は、本発明の第3の実施例を説明するためのシーケンス図である。図16に示すように、まず、「Aさん」のクライアントPC1aにおいて、アプリケーション131が実行されて文書が作成されたのち、プリンタードライバー132の配布先設定で当該文書の印刷物の配布先が指定され、印刷ジョブが生成される(ステップS501)。
次に、印刷装置3において、上記印刷ジョブが受信され、印刷データがラスタライズ処理されて印刷画像データが生成される。そして、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像が印刷される(ステップS502)。
次に、印刷装置3において、配布先ごとにトナー残量データベースが更新される(ステップS503)。第2の実施例と同様にトナー消費量に応じてトナー残量データベースが更新される。
次に、配布先にトナー消費量が通知される(ステップS504)。具体的には、印刷された文書のファイル名、トナー消費量、印刷指示者名(「Aさん」)が配布先の「Aさん」および「Bさん」に電子メールで通知される。「Aさん」および「Bさん」は受け取った電子メールを読むことにより、今回配布された印刷物のトナー消費量を知ることができる。
次に、配布先の誤りが通知される(ステップS505)。クライアントPC1bにおいて、「Bさん」は上記電子メールを読み、印刷物が自分あてに送られてきていないことから指定された配布先に誤りがあることに気づく。そして、配布先の誤りを通知するため上記電子メールに対する返信の電子メールを「Aさん」のクライアントPC1aに送信する。
次に、トナー残量データベースの変更を指示する(ステップS506)。「Aさん」は、印刷物を受け取ったのが「Cさん」であることを確認したのち、クライアントPC1aにおいて、「Bさん」と「Cさん」のトナー残量データベースの変更を指示する。なお、トナー残量データベースの変更指示は、クライアントPC1a上で動作する専用のソフトウェアを使用してなされうる。
次に、トナー残量データベースを変更する(ステップS507)。印刷装置3は、「Aさん」からの指示内容に従って、「Bさん」のトナー残量に、上で差し引かれた「5」を加算して元に戻すとともに、「Cさん」のトナー残量から「5」を差し引く。
次に、「Cさん」にトナー消費量を通知する(ステップS508)。印刷装置3は、印刷物を受け取った「Cさん」にトナー消費量を電子メールで通知する。
<第4の実施例>
第4の実施例では、配布する必要のない配布先を指定して印刷してしまい、必要な印刷部数より多く印刷してしまった場合について説明する。図17は、本発明の第4の実施例を説明するためのシーケンス図である。
図17に示すように、まず、「Aさん」のクライアントPC1aにおいて、アプリケーション131が実行されて文書が作成されたのち、プリンタードライバー132の配布先設定で当該文書の印刷物の配布先が指定され、印刷ジョブが生成される(ステップS601)。本実施形態では、配布先として「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」が指定される。このうち、実際のところ「Cさん」に印刷物を配布する必要はない。
次に、印刷装置3において、上記印刷ジョブが受信され、印刷データがラスタライズ処理されて印刷画像データが生成される。そして、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像が印刷される(ステップS602)。
次に、印刷装置3において、配布先ごとにトナー残量データベースが更新される(ステップS603)。第1の実施例と同様にトナー消費量に応じてトナー残量データベースが更新される。
次に、配布先にトナー消費量が通知される(ステップS604)。具体的には、印刷された文書のファイル名、トナー消費量、印刷指示者名(「Aさん」)が配布先の「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」に電子メールで通知される。「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」は受け取った電子メールを読むことにより、今回配布された印刷物のトナー消費量を知ることができる。
次に、配布先の誤りが通知される(ステップS605)。クライアントPC1cにおいて、「Cさん」は上記電子メールを読んで、今回配布された印刷物が誤って自分あてに送られてきたことに気づき、配布先の誤りを通知するため、上記電子メールに対する返信の電子メールを印刷装置3に送信する。
次に、配布先の誤りの通知が転送される(ステップS606)。印刷装置3は、クライアントPC1cから受信した配布先の誤りの通知を管理者PC4に転送する。
次に、トナー残量データベースの変更を指示する(ステップS607)。管理者は、配布する必要のない配布先を「Aさん」が配布先として指定したため、必要な印刷部数より多く印刷してしまったことを確認したのち、管理者PC4から「Aさん」と「Cさん」のトナー残量データベースの変更を印刷装置3に指示する。
次に、トナー残量データベースを変更する(ステップS608)。印刷装置3は、管理者PC4からの指示内容に従って、「Cさん」のトナー残量に、上で差し引かれた「5」を加算して元に戻すとともに、「Aさん」のトナー残量から「5」を差し引く。
以上の本実施例では、管理者がトナー残量データベースの変更を指示するので、管理者以外の一般ユーザーがトナー残量データベースを改ざんすることが防止される。
<第5の実施例>
第4の実施例では、管理者が、不要な配布先が指定されていることを確認し、印刷装置にトナー残量データベースの変更を指示する場合について説明した。第5の実施例では、「Aさん」が、不要な配布先が指定されていることを確認し、印刷装置にトナー残量データベースの変更を指示する場合について説明する。図18は、本発明の第5の実施例を説明するためのシーケンス図である。
図18に示すように、まず、「Aさん」のクライアントPC1aにおいて、アプリケーション131が実行されて文書が作成されたのち、プリンタードライバー132の配布先設定で当該文書の印刷物の配布先が指定され、印刷ジョブが生成される(ステップS701)。本実施形態では、配布先として「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」が指定される。このうち、実際のところ「Cさん」に印刷物を配布する必要はない。
次に、印刷装置3において、上記印刷ジョブが受信され、印刷データがラスタライズ処理されて印刷画像データが生成される。そして、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像が印刷される(ステップS702)。
次に、印刷装置3において、配布先ごとにトナー残量データベースが更新される(ステップS703)。第1の実施例と同様にトナー消費量に応じてトナー残量データベースが更新される。
次に、配布先にトナー消費量が通知される(ステップS704)。具体的には、配布先の「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」に文書のファイル名、トナー消費量、印刷指示者名(「Aさん」)が電子メールで通知される。「Aさん」、「Bさん」、および「Cさん」は受け取った電子メールを読むことにより、今回配布された印刷物のトナー消費量を知ることができる。
次に、配布先の誤りが通知される(ステップS705)。クライアントPC1cにおいて、「Cさん」は上記電子メールを読んで、今回配布された印刷物が誤って自分あてに送られてきたことに気づき、配布先の誤りを通知するため、上記電子メールに対する返信の電子メールを「Aさん」のクライアントPC1aに送信する。
次に、トナー残量データベースの変更を指示する(ステップS706)。「Aさん」は、配布する必要のない配布先を「Aさん」が配布先として指定したため、必要な印刷部数より多く印刷してしまったことを確認したのち、クライアントPC1aから「Aさん」と「Cさん」のトナー残量データベースの変更を印刷装置3に指示する。
次に、トナー残量データベースを変更する(ステップS707)。印刷装置3は、クライアントPC1aからの指示内容に従って、「Cさん」のトナー残量に、上で差し引かれた「5」を加算して元に戻すとともに、「Aさん」のトナー残量から「5」を差し引く。
<第6の実施例>
第6の実施例では、ユーザー登録されていない配布先、たとえば社内ではなく社外の配布先に配布する場合について説明する。図19は本発明の第6の実施例を説明するためのシーケンス図であり、図20は本実施例におけるプリンタードライバーの印刷設定画面の一例を示す図である。
図19に示すように、まず、クライアントPC1aにおいて、アプリケーション131が実行されて文書が作成されたのち、プリンタードライバー132の配布先設定で当該文書の印刷物の配布先が指定され、印刷ジョブが生成される(ステップS801)。本実施例では、配布先として「社外」が指定される。図20に示すように、部数設定領域1321は、ユーザーが所望する印刷部数を設定するための領域である。図20に示す例では、部数として「5」が設定されている。本実施例では、部署設定領域1322には、「社外」を設定する。これにより、配布先リスト表示領域1324には、「社外」が表示される。また、備考欄1327には、印刷物の用途などを書き込むことができる。
次に、印刷装置3において、上記印刷ジョブが受信され、印刷データがラスタライズ処理されて印刷画像データが生成される。そして、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像が印刷される(ステップS802)。なお、図20に示すように、本実施例の印刷設定では、フッター表示チェックボックス1325がチェックされていないので、トナー消費量はフッターに印刷されない。
次に、印刷装置3において、管理者のトナー残量データベースが更新される(ステップS803)。具体的には、管理者のトナー残量から今回の印刷で使用したトナー消費量が差し引かれる。
次に、管理者にトナー消費量が通知される(ステップS804)。具体的には、印刷した文書のファイル名、トナー消費量、印刷指示者名(「Aさん」)が管理者に電子メールで通知される。管理者は、受け取った電子メールを読むことにより、今回配布された印刷物のトナー消費量を知ることができる。
このように、本実施例では、ユーザー登録されていない社外の人物などへ印刷物を配布する場合に、管理者の名前で一括してトナー残量を管理する。したがって、トナー残量データベースに専用の消費枠を設けられるとともに、トナー消費に対する管理者の承認を得ることができる。
以上のとおり、説明した本実施形態の印刷装置3および印刷方法では、印刷ジョブを受け付け、当該印刷ジョブに基づいて印刷画像データを生成し、当該印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像を印刷する。そして、上記印刷ジョブに基づいて、印刷処理部35により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を算出し、当該トナー消費量に基づいて印刷処理部35で使用可能なトナー残量を上記配布先ごとに管理する。さらに、上記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、印刷処理部35による印刷の可否を上記配布先ごとに判断する。
以上で説明した本実施形態の印刷装置および印刷方法は下記の効果を奏する。
本実施形態の印刷装置および印刷方法によれば、印刷物を配布する配布先を印刷指示時に指定し、各々の当該配布先に対して消費可能なトナー量の上限を予め設定して配布先ごとにトナー残量を管理する。したがって、各配布先について上記上限を超えてトナーが消費されることがないため、上記印刷物を配布した配布元のユーザーのトナー消費量のみならず、印刷物を受け取って使用した配布先のユーザーのトナー消費量も管理できる。その結果、印刷元だけではなく、配布先の各ユーザーのトナー消費に対する意識が向上するので、トナー消費量を抑制できる。
また、トナー消費量を用紙のフッターに追加して印刷するか否かを印刷設定で設定できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、印刷装置が配布先ごとのトナー残量を管理する構成を有する場合について説明した。第2の実施形態では、印刷装置が上記構成を有しない代わりに、ネットワークに接続された印刷管理装置が配布先ごとのトナー残量を管理する場合について説明する。
図21は本発明の第2の実施形態の印刷システムの全体構成を示す概略ブロック図であり、図22は図21に示す印刷管理装置の構成を示す概略ブロック図である。また、図23は図21に示す印刷管理装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、第1の実施形態と同じ構成については、説明の重複を避けるため詳細な説明を省略する。
図21に示すように、本実施形態の印刷システムQは、クライアントPC1a〜1c、認証サーバー2、印刷装置3、および印刷管理装置6を有する。これらの印刷システムQの構成要素は、ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されている。
本実施形態のクライアントPC1a〜1c、認証サーバー2、および管理者PC4の構成は、第1の実施形態のクライアントPC1a〜1c、認証サーバー2、および管理者PC4の構成と同じである。また、本実施形態の印刷装置3は、配布先ごとのトナー残量を管理する構成を有しない点を除いて、第1の実施形態の印刷装置3と同じである。ここでは、クライアントPC1a〜1c、認証サーバー2、印刷装置3、および管理者PC4に関する詳細な説明を省略する。
図22に示すように、印刷管理装置6は、ネットワークI/F61、CPU62、HDD63、およびメモリ64を有し、これらの各構成要素は、バス65を介して相互に接続されている。
ネットワークI/F61およびCPU62は、取得手段として機能し、印刷装置3により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を取得する。なお、上述したように、トナー消費量は、印刷のカバレッジが5%であると仮定し、印刷された用紙の枚数から算出される。
本実施形態では、CPU62は、第2の制御プログラムを実行することによりトナー消費量算出手段、管理手段、および判断手段として機能する。上記第2の制御プログラムは、HDD63に格納されており、CPU62が実行する際にメモリ64のRAMにロードされる。なお、HDD63には、上記第2の制御プログラム以外にも印刷管理装置用のOSや各種ソフトウェアプログラムが格納されている。また、メモリ64のROMには、CPU62が上記第2の制御プログラムを実行する際に必要となる各種パラメーターやデータが保存されている。
このような本実施形態の印刷管理装置6の動作の概要は、図23に示すとおりである。まず、トナー消費量を取得する(ステップS910)。ネットワークI/F61およびCPU62は、印刷装置3により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を取得する。
次に、トナー残量を配布先ごとに管理する(ステップS920)。CPU62は、上記トナー消費量に基づいて印刷装置3で使用可能なトナー残量を配布先ごとに管理する。トナー残量の管理については、第1の実施形態と同様であるので、詳しい説明を省略する。
次に、印刷装置による印刷の可否を配布先ごとに判断する(ステップS930)。CPU62は、上記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、印刷装置3による印刷の可否を配布先ごとに判断する。
以上のとおり、説明した本実施形態の印刷管理装置6および印刷管理方法では、印刷装置3に対する印刷指示時に配布先が指定され、印刷装置3により印刷された印刷物の上記配布先ごとのトナー消費量を取得する。そして、当該トナー消費量に基づいて印刷装置3で使用可能なトナー残量を上記配布先ごとに管理する。また、トナー残量が所定値以上か否かに応じて、印刷装置3による印刷の可否を上記配布先ごとに判断する。
以上で説明した本実施形態の印刷管理装置および印刷管理方法は、下記の効果を奏する。
本実施形態の印刷管理装置および印刷管理方法によれば、印刷物を配布する配布先を印刷指示時に指定し、各々の当該配布先に対して消費可能なトナー量の上限を予め設定して配布先ごとにトナー残量を管理する。したがって、各配布先について上記上限を超えてトナーが消費されることがないため、上記印刷物を配布した配布元のユーザーのトナー消費量のみならず、印刷物を受け取って使用した配布先のユーザーのトナー消費量も管理できる。その結果、印刷元だけではなく、配布先の各ユーザーのトナー消費に対する意識が向上するので、トナー消費量を抑制できる。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では、クライアントPCで生成された印刷ジョブに基づいて印刷装置が印刷する場合について説明した。第3の実施形態では、印刷装置に内蔵されたスキャナーで原稿を読み取って生成した画像データに基づいて印刷装置が印刷する場合について説明する。なお、以下では、第1および第2の実施形態と同じ構成については、重複を避けるため詳細な説明を省略する。
図24は本発明の第3の実施形態の印刷装置の全体構成を示す概略ブロック図であり、図25は図24に示す印刷装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
図24に示すように、印刷装置7は、画像読取部71、画像処理部72、操作部73、表示部74、印刷処理部75、および制御部76を有し、これらの各構成要素は、バス77を介して相互に接続されている。
画像読取部71は、画像読取手段として、原稿を光学的に読み取り、画像データ信号を取得する。画像読取部71は、光源、光学系、イメージセンサー、およびアナログ・ディジタル変換回路を有する。画像読取部71において、上記光源は、(R,G,B)各色の光を原稿に順次照射する。上記光学系は、複数のミラーおよび結像レンズを有しており、原稿からの反射光は当該光学系のミラーおよび結像レンズを通じて上記イメージセンサーに結像される。上記イメージセンサーは、(R,G,B)各色に対応する反射光をラインごとに読取り、原稿からの反射光強度に応じて電気信号を生成する。生成された電気信号は、上記アナログ・ディジタル変換回路において、アナログ信号からディジタル信号に変換され、画像データ信号として画像処理部72に伝達される。
画像処理部72は、画像処理手段として、画像データ信号に対して各種の画像処理を実施する。画像処理部72は、たとえば、シェーディング補正、γ補正、ライン間補正、色ずれ補正、拡大・縮小処理、色変換処理などを実施する。
操作部73は、配布先受付手段として機能し、ユーザー入力を受け付けて、画像処理部72に伝達する。操作部73は、たとえばテンキー、タッチパネルなどの入力デバイスを有し、ユーザーからの各種設定、各種指示を受け付ける。本実施形態では、ユーザーは、操作部73を使用して印刷物の配布先を入力する。
表示部74は、ユーザー入力の受け付け画面、処理結果などの各種情報を表示する。表示部74は、たとえば液晶ディスプレイなどを備える。液晶ディスプレイとタッチパネルは、タッチパネルディスプレイとして一体的に形成される。本実施形態では、操作部73を使用して設定した配布先の一覧が表示部74に表示される。
印刷処理部75は、印刷手段として、電子写真式プロセスなどの公知の作像プロセスを用いて、上記印刷画像データに基づいて印刷画像を用紙に印刷する。印刷処理部75は、従来の印刷処理部と同様の構成を有しているので、詳細な説明を省略する。
制御部76は、画像読取部71、画像処理部72、操作部73、表示部74、および印刷処理部75を制御する。制御部76は、第3の制御プログラムを実行することによりトナー消費量算出手段、管理手段、および判断手段として機能する。上記第3の制御プログラムは、HDDに格納されており、CPUが実行する際にRAMにロードされる。なお、HDDには、上記第3の制御プログラム以外にも印刷装置用のOSや各種ソフトウェアプログラムが格納されている。また、ROMには、CPUが上記第3の制御プログラムを実行する際に必要となる各種パラメーターやデータが保存されている。
また、本実施形態では、制御部76は、印刷装置7を使用するユーザーが「利用を許可された当人である」ことを認証する機能も有する。
以下、本実施形態の印刷装置7の動作の概要について、図25のフローチャートを参照して説明する。
図25に示すように、まず、配布先に関する情報を受け付ける(ステップS1010)。操作部73は、印刷処理部75により印刷される印刷物の配布先に関する情報を受け付ける。
次に、原稿を読み取る(ステップS1020)。画像読取部71は、原稿を光学的に読み取り、画像データ信号を取得する。
次に、トナー残量を確認する(ステップS1030)。制御部76は、配布先ごとに印刷に必要なトナー残量が十分か否かを確認する。
次に、画像を処理する(ステップS1040)。画像処理部72は、上記画像データ信号に対して各種の画像処理を実施して、印刷画像データを生成する。
次に、画像を印刷する(ステップS1050)。印刷処理部75は、印刷に必要なトナー残量が十分である配布先について、上記印刷画像データに基づいて印刷画像を用紙に印刷する。一方、印刷に必要なトナー残量が不十分である配布先については、印刷を実施しない。
次に、トナー残量データベースを更新する(ステップS1060)。制御部76は、印刷によって消費されたトナー量に応じて、配布先ごとにトナー残量データベースを更新する。なお、ユーザーは、印刷装置7の操作部73を操作してトナー残量データベースにアクセスすることにより、印刷物のトナー消費量やトナー残量などの更新内容を知ることができる。
次に、トナー残量データベースを確認する(ステップS1070)。制御部76は、ユーザーからの通知を受けて、トナー残量データベースの更新に誤りがあることを確認した場合、トナー残量データベースを変更する。
以上のとおり、説明した本実施形態の印刷装置7および印刷方法は、印刷物の配布先に関する情報を印刷指示時に受け付け、原稿を光学的に読み取って画像データを生成し、上記画像データに基づいて印刷画像データを生成し、上記印刷画像データに基づいて用紙に印刷画像を印刷する。そして、印刷処理部75により印刷された上記印刷物の上記配布先ごとのトナー消費量を算出し、当該トナー消費量に基づいて印刷処理部75で使用可能なトナー残量を上記配布先ごとに管理する。さらに、上記トナー残量が所定値以上か否かに応じて印刷処理部75による印刷の可否を上記配布先ごとに判断する。
以上で説明した本実施形態の印刷装置および印刷方法は、下記の効果を奏する。
本実施形態の印刷装置および印刷方法によれば、印刷物を配布する配布先を印刷指示時に指定し、各々の当該配布先に対して消費可能なトナー量の上限を予め設定して配布先ごとにトナー残量を管理する。したがって、各配布先について上記上限を超えてトナーが消費されることがないため、上記印刷物を配布した配布元のユーザーのトナー消費量のみならず、印刷物を受け取って使用した配布先のユーザーのトナー消費量も管理できる。その結果、印刷元だけではなく、配布先の各ユーザーのトナー消費に対する意識が向上するので、トナー消費量を抑制できる。
以上のとおり、実施形態において、本発明の印刷管理装置および印刷管理方法、印刷装置および印刷方法、印刷システム、ならびに制御プログラムを説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
たとえば、第1〜第3の実施形態では、ユーザーごとにトナー残量の管理する構成について説明した。しかしながら、本発明は、部署または部門ごとにトナー残量を管理する構成を有してもよい。
また、第2の実施形態では、印刷管理装置がネットワークを介して印刷装置に接続されている場合について例示したが、本発明はこのような場合に限定されず、印刷管理装置は印刷装置に内蔵されうる。
また、第3の実施形態では、ネットワークに接続されたクライアントPCなどの機器とは独立して、印刷装置が動作する場合について主に説明した。しかしながら、本発明はこのような場合に限定されず、印刷装置がネットワークに接続されており、印刷物のトナー消費量やトナー残量を配布先のクライアントPCへ電子メールで通知する構成としてもよい。
P,Q 印刷システム、
1a〜1c クライアントPC、
11 ネットワークI/F、
12 CPU、
13 HDD、
130 OS、
131 アプリケーション、
132 プリンタードライバー、
14 メモリ、
15 操作部、
16 表示部、
2 認証サーバー、
3 印刷装置、
31 ネットワークI/F、
32 画像処理部、
33 操作部、
34 表示部、
35 印刷処理部、
36 制御部、
37 バス、
4 管理者PC、
5 ネットワーク、
6 印刷管理装置、
61 ネットワークI/F、
62 CPU、
63 HDD、
64 メモリ、
7 印刷装置、
71 画像読取部、
72 画像処理部、
73 操作部、
74 表示部、
75 印刷処理部、
76 制御部。

Claims (19)

  1. 印刷装置に対する印刷指示時に配布先が指定され、当該印刷装置により印刷された印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を取得する取得手段と、
    前記トナー消費量に基づいて、前記印刷装置で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する管理手段と、
    前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷装置による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する判断手段と、を有する、印刷管理装置。
  2. 前記管理手段は、
    前記配布先ごとの前記トナー消費量を前記印刷装置が受け付ける印刷ジョブについて累算して累算値を算出し、前記印刷装置で使用可能なトナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより前記トナー残量を前記配布先ごとに算出するトナー残量算出手段と、
    前記規定値および前記累積値を記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷管理装置。
  3. 印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記印刷ジョブに基づいて、印刷画像データを生成する画像生成手段と、
    前記印刷画像データに基づいて、用紙に印刷画像を印刷する印刷手段と、
    前記印刷ジョブに基づいて、前記印刷手段により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と、
    前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する管理手段と、
    前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する判断手段と、を有する、印刷装置。
  4. 前記管理手段は、
    前記配布先ごとの前記トナー消費量を前記印刷ジョブについて累算して累算値を算出し、トナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより前記トナー残量を前記配布先ごとに算出するトナー残量算出手段と、
    前記規定値および前記累積値を記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記管理手段は、前記トナー残量が更新された配布先に更新内容を通知することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記通知は、電子メールによりなされることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記管理手段は、変更指示を受けて前記トナー残量を変更するトナー残量変更手段をさらに有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記印刷手段は、前記トナー消費量を用紙に印字することを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記印刷手段は、前記トナー消費量を用紙のフッターに印字することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 印刷物の配布先に関する情報を印刷指示時に受け付ける配布先受付手段と、
    原稿を光学的に読み取って画像データを生成する画像読取手段と、
    前記画像データに基づいて、印刷画像データを生成する画像処理手段と、
    前記印刷画像データに基づいて、用紙に印刷画像を印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷された前記印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と、
    前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する管理手段と、
    前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて前記印手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する判断手段と、を有する、印刷装置。
  11. 前記管理手段は、
    前記配布先ごとの前記トナー消費量を前記原稿ごとに累算して累算値を算出し、トナー量の規定値から当該累算値を差し引くことにより前記トナー残量を前記配布先ごとに算出するトナー残量算出手段と、
    前記規定値および前記累積値を記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする請求項10に記載の印刷装置。
  12. 印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成装置と、
    前記印刷ジョブに基づいて、画像を用紙に印刷する印刷装置と、
    請求項1または2に記載の印刷管理装置と、を有する印刷システム。
  13. 印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成装置と、
    請求項3〜9のいずれか1項に記載の印刷装置と、を有する印刷システム。
  14. 印刷装置に対する印刷指示時に配布先が指定され、当該印刷装置により印刷された印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を取得する段階と、
    前記トナー消費量に基づいて、前記印刷装置で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する段階と、
    前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷装置による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する段階と、を有する、印刷管理方法。
  15. 印刷ジョブを受け付ける段階と、
    前記印刷ジョブに基づいて、印刷画像データを生成する段階と、
    前記印刷画像データに基づいて、用紙に画像を印刷する段階と、
    前記印刷ジョブに基づいて、前記印刷手段により印刷された印刷物の配布先ごとのトナー消費量を算出する段階と、
    前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する段階と、
    前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて、前記印刷手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する段階と、を有する、印刷方法。
  16. 印刷物の配布先に関する情報を印刷指示時に受け付ける段階と、
    原稿を光学的に読み取って画像データを生成する段階と、
    前記画像データに基づいて、印刷画像データを生成する段階と、
    前記印刷画像データに基づいて、用紙に画像を印刷する段階と、
    印刷された前記印刷物の前記配布先ごとのトナー消費量を算出する段階と、
    前記トナー消費量に基づいて、前記印刷手段で使用可能なトナー残量を前記配布先ごとに管理する段階と、
    前記トナー残量が所定値以上か否かに応じて前記印手段による印刷の可否を前記配布先ごとに判断する段階と、を有する、印刷方法。
  17. 印刷管理装置に請求項14に記載の印刷管理方法を実行させるように構成される、制御プログラム。
  18. 印刷装置に請求項15または16に記載の印刷方法を実行させるように構成される、制御プログラム。
  19. 請求項17または18に記載の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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