JP6662016B2 - システム、管理装置、管理方法及びプログラム - Google Patents

システム、管理装置、管理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6662016B2
JP6662016B2 JP2015243633A JP2015243633A JP6662016B2 JP 6662016 B2 JP6662016 B2 JP 6662016B2 JP 2015243633 A JP2015243633 A JP 2015243633A JP 2015243633 A JP2015243633 A JP 2015243633A JP 6662016 B2 JP6662016 B2 JP 6662016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
unit
data
request
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015243633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017111518A (ja
Inventor
山田 剛
剛 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015243633A priority Critical patent/JP6662016B2/ja
Publication of JP2017111518A publication Critical patent/JP2017111518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6662016B2 publication Critical patent/JP6662016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、システム、管理装置、管理方法及びプログラムに関する。
従来から、画像の印刷などドキュメント処理に対する課金方法として、印刷ページ単位で課金する方法が知られている。但し、この課金方法では、ページ数が同じであればページ内の印刷量(印刷領域)に依らず同額が課金されることになる。
このため、印刷量に応じた課金を行う方法として、トナーなどの消耗品の消費量に応じて課金する方法が知られている。また特許文献1には、印刷制御に用いた印刷駆動信号に応じて課金する方法が開示されている。
しかしながら、上述したような従来技術は、一般的に、機器などのジョブの実行側で課金を管理する形態を想定したものであり、例えば、クラウドプリンティングのような、ジョブの管理側において課金を管理する形態を想定したものではない。
このため、後者のような形態で、上述したような従来技術を用いて課金を管理する場合、ジョブの実行側から、課金額又は課金額を算出するための情報を取得する必要があり、課金管理が煩雑になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ジョブの管理側で課金を管理する場合であっても、簡易に課金を管理することができるシステム、管理装置、管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかるシステムは、印刷ジョブとスキャンジョブとの少なくとも何れかであるジョブの生成を要求するジョブ生成要求を受信するジョブ生成要求受信部と、前記ジョブ生成要求に基づいて、前記ジョブを生成するジョブ生成部と、前記生成されたジョブのデータ容量を計測する計測部と、前記生成されたジョブの配信を要求するジョブ配信要求を受信するジョブ配信要求受信部と、課金処理に用いられるデータ容量の累計を示す累計容量情報を記憶する累計容量情報記憶部と、前記ジョブ配信要求が受信されると、前記印刷ジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に基づいてデータ容量の累計を更新し、前記スキャンジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に係数を掛けて小さくした値を用いてデータ容量の累計を更新する更新部と、前記ジョブ配信要求に基づいて、前記生成されたジョブを配信するジョブ配信部と、を備える。
本発明によれば、ジョブの管理側で課金を管理する場合であっても、簡易に課金を管理することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態のシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態のユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の管理システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の機器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態のシステムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、本実施形態のジョブ記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図7は、本実施形態の累計容量情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図8は、本実施形態のシステムで実行される印刷ジョブ生成処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、本実施形態のシステムで実行される印刷ジョブ配信処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、図9に示すシーケンス図のステップS205に示す更新処理の詳細例を示すフローチャートである。 図11は、変形例2のジョブ選択画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかるシステム、管理装置、管理方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態のシステム100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、システム100は、ユーザ端末200と、管理システム300と、機器400と、を備える。
ユーザ端末200、管理システム300、及び機器400は、ネットワーク2を介して接続されている。本実施形態では、ネットワーク2がインターネットである場合を例に取り説明するが、これに限定されず、例えば、LAN(Local Area Network)であってもよい。
また、システム100は、クラウドコンピューティング型の運用形態であってもよいし、オンプレミス型の運用形態であってもよい。本実施形態では、システム100が、クラウドコンピューティング型の運用形態であり、クラウドを用いたドキュメント処理(例えば、印刷やスキャン)を行うためのシステムである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。システム100は、ドキュメント処理に限られず、ジョブを実行するシステムであればよい。
ユーザ端末200は、機器400に実行させるジョブの生成を管理システム300に要求するものであり、例えば、PC(Personal Computer)やスマートデバイスなどの情報処理装置が挙げられる。
図2は、本実施形態のユーザ端末200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、ユーザ端末200は、CPU(Central Processing Unit)201と、RAM(Random Access Memory)203と、ROM(Read Only Memory)205と、HDD(Hard Disk Drive)207と、入出力I/F(インタフェース)209と、通信I/F(インタフェース)211と、を備える。
CPU201は、ユーザ端末200の動作を統括的に制御する。CPU201は、RAM203をワークエリアとしてROM205又はHDD207などに格納されたプログラムを実行することで、ユーザ端末200全体の動作を制御する。
入出力I/F209は、操作者の操作に応じた各種の入力を行うとともに、各種画面を表示する。なお、入出力I/F209は、タッチパネルディスプレイなどのように、入力機能と表示機能との双方を一体的に備えた構成であってもよいし、入力機能を有する入力装置と表示機能を有する表示装置とを別体として備えた構成であってもよい。
通信I/F211は、ネットワーク2を介して、外部の装置と通信するためのインタフェースである。
管理システム300は、機器400に実行させるジョブの生成や管理を行うとともに、機器400でのジョブの実行に伴う課金を管理するものであり、例えば、1台以上のコンピュータが挙げられる。
本実施形態では、管理システム300が、1台のコンピュータで実現されている場合(つまり、装置として実現されている場合)を例に取り説明するが、これに限定されず、管理システム300を2台以上のコンピュータで実現し(つまり、システムとして実現し)、後述する管理システム300の機能を2台以上のコンピュータで分散して実現するようにしてもよい。
なお本実施形態では、管理システム300がクラウド化されている。また、管理システム300は、クラウドを用いたドキュメント処理を行うための専用のシステムであってもよいし、クラウドを用いたドキュメント処理を含む複数のクラウドサービスを提供するシステムであってもよい。
図3は、本実施形態の管理システム300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、管理システム300は、CPU301と、RAM303と、ROM305と、HDD307と、入出力I/F309と、通信I/F311と、を備える。
CPU301は、管理システム300の動作を統括的に制御する。CPU301は、RAM303をワークエリアとしてROM305又はHDD307などに格納されたプログラムを実行することで、管理システム300全体の動作を制御する。
入出力I/F309は、操作者の操作に応じた各種の入力を行うとともに、各種画面を表示する。なお、入出力I/F309は、タッチパネルディスプレイなどのように、入力機能と表示機能との双方を一体的に備えた構成であってもよいし、入力機能を有する入力装置と表示機能を有する表示装置とを別体として備えた構成であってもよい。
通信I/F311は、ネットワーク2を介して、外部の装置と通信するためのインタフェースである。
機器400は、管理システム300で管理されているジョブを実行する電子機器である。本実施形態では、機器400として、例えば、印刷装置、複写機、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置(ドキュメント入出力デバイス)を想定しているが、これに限定されるものではなく、ジョブを実行する電子機器であればどのようなものであってもよい。例えば、機器400は、電子ペーパーなどであってもよい。なお、複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。また図1に示す例では、機器400の台数が1台となっているが、機器400の台数は何台であってもよい。
図4は、本実施形態の機器400のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、機器400は、CPU401と、ROM404及びRAM405を有するシステムメモリ403と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)407と、通信I/F409と、外部I/F(インタフェース)410と、HDD411と、操作パネル413と、エンジン415と、スキャナ417と、を備える。
CPU401は、機器400の動作を統括的に制御する。CPU401は、システムメモリ403のRAM405をワークエリアとしてROM404などに格納されたプログラムを実行することで、機器400全体の動作を制御する。
ASIC407は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、CPU401と各部を各々接続するブリッジとしての機能を有する。
通信I/F409は、ネットワーク2を介して、外部の装置と通信するためのインタフェースである。
外部I/F410は、機器400に周辺機器などを接続するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェースやメモリーカードを機器400に接続するためのメモリカードスロットなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
HDD411は、通信I/F409、外部I/F410、又はスキャナ417などから入力される画像データなどの処理データを記憶する。
操作パネル413は、操作者の操作に応じた各種の入力を行うとともに、各種画面を表示する。なお、操作パネル413は、タッチパネルディスプレイなどのように、入力機能と表示機能との双方を一体的に備えた構成であってもよいし、入力機能を有する入力装置と表示機能を有する表示装置とを別体として備えた構成であってもよい。
エンジン415は、プリンタエンジンなどであり、例えば、白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、及びファックスユニットなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。なお、エンジン415には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
スキャナ417は、原稿をスキャンすることで得られる原稿の濃淡情報からデジタルの画像データを生成するものであり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)光電変換素子からなるラインセンサ、A/Dコンバータ、及びこれらの駆動回路などを具備した機構などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
図5は、本実施形態のシステム100の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、ユーザ端末200は、認証要求部251と、ジョブ生成要求部253と、を備える。認証要求部251及びジョブ生成要求部253は、例えば、CPU201、RAM203、及び通信I/F211などにより実現できる。
また図5に示すように、管理システム300は、認証部351と、ジョブ生成要求受信部352と、文書情報記憶部353と、ジョブ生成部355と、計測部357と、登録部358と、ジョブ記憶部359と、ジョブ配信要求受信部361と、累計容量情報記憶部363と、更新部365と、確認部367と、ジョブ配信部369と、課金処理部371と、を備える。
認証部351、ジョブ生成要求受信部352、ジョブ配信要求受信部361、確認部367、及びジョブ配信部369は、例えば、CPU301、RAM303、及び通信I/F311などにより実現できる。文書情報記憶部353、ジョブ記憶部359、及び累計容量情報記憶部363は、例えば、HDD307などにより実現できる。ジョブ生成部355、計測部357、登録部358、更新部365、及び課金処理部371は、例えば、CPU301、及びRAM303などにより実現できる。
また図5に示すように、機器400は、ジョブ配信要求部451と、応答部453と、ジョブ受信部455と、ジョブ実行部457と、を備える。ジョブ配信要求部451、応答部453、及びジョブ受信部455は、例えば、CPU401、システムメモリ403、及び通信I/F409などにより実現できる。ジョブ実行部457は、例えば、CPU401、システムメモリ403、ASIC407、エンジン415、及びスキャナ417などにより実現できる。
認証要求部251は、管理システム300に対し、認証を要求し、認証結果を取得する。具体的には、認証要求部251は、ユーザ端末200を利用するユーザによる入出力I/F209からの操作入力に基づいて、管理システム300に対し、アカウント認証要求を行い、認証結果を取得する。
アカウント認証要求は、アカウントを識別するアカウント識別情報及びパスワードを含む。本実施形態では、アカウント識別情報は、ユーザ端末200からアカウント認証要求を行ったユーザを識別する情報である場合を例に取り説明するが、これに限定されず、ユーザ端末200からアカウント認証要求を行ったユーザが属する組織やグループなどを識別する情報などであってもよい。なお、ユーザ端末200を利用するユーザは、入出力I/F209ではなく、ICカードなどを用いて、アカウント識別情報及びパスワードを入力してもよい。
認証部351は、ユーザ端末200から要求された認証を行い、認証結果をユーザ端末200に返却する。本実施形態では、認証部351は、ユーザ端末200からアカウント認証要求を受信し、受信したアカウント認証要求に含まれるアカウント識別情報及びパスワードを用いて、ユーザ端末200からアカウント認証要求を行ったユーザが正当なユーザであるか否かを認証し、認証結果をユーザ端末200に返却する。なお、認証方法については、公知の認証方法を用いればよいため、詳細な説明は省略する。
ジョブ生成要求部253は、管理システム300に対し、ジョブの生成を要求するジョブ生成要求を行う。具体的には、ジョブ生成要求部253は、認証要求部251が要求した認証の認証結果が認証成功である場合、ユーザ端末200を利用するユーザによる入出力I/F209からの操作入力に基づいて、管理システム300に対し、ジョブ生成要求を行う。
本実施形態では、アカウント認証要求及びジョブ生成要求が、Web上(Web経由)で行われる場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。この場合、認証要求部251及びジョブ生成要求部253としては、管理システム300から提供されるWebアプリケーションが挙げられ、このWebアプリケーション上で管理システム300から提供されるWebAPI(Application Programming Interface)を利用することで、管理システム300に対し、アカウント認証要求やジョブ生成要求が行われる。
ジョブ生成要求は、例えば、印刷ジョブのジョブ生成要求であれば、印刷対象の文書ファイルを特定するための印刷対象文書特定情報、及び印刷対象の文書ファイルに対する印刷設定を示す印刷設定情報を含む。
印刷対象文書特定情報は、印刷対象の文書ファイルがユーザ端末200(ローカル)に保存されている文書ファイルの場合、当該文書ファイルそのものであり、印刷対象の文書ファイルが管理システム300(詳細には、文書情報記憶部353)に保存されている文書ファイルの場合、当該文書ファイルを特定するための情報(例えば、ファイルパスなど)となる。印刷設定情報は、カラー印刷/モノクロ印刷のいずれを行うか、片面印刷/両面印刷のいずれを行うかなど、一般的な印刷設定を示す。
本実施形態では、ジョブ生成要求は、例えば、HTTPS(HyperText Transfer Protocol Secure)に従って記述され、以下のように表される。
https://example.com/print?file=http://ex.com/33ffsa.pdf&param=mono
上記HTTPSで記述された印刷ジョブのジョブ生成要求は、印刷対象文書特定情報(file)がhttp://ex.com/33ffsa.pdf(印刷対象の文書ファイルのファイルパス)を示し、印刷設定情報(param)がmono(モノクロ印刷)を示す。
ジョブ生成要求受信部352は、ユーザ端末200からジョブ生成要求を受信する。
文書情報記憶部353は、ドキュメント処理対象の文書ファイルを記憶する。
ジョブ生成部355は、ジョブ生成要求受信部352により受信されたジョブ生成要求に基づいて、ジョブを生成する。例えば、ジョブ生成要求受信部352により印刷ジョブのジョブ生成要求が受信された場合、ジョブ生成部355は、ジョブ生成要求に含まれる印刷対象文書特定情報に基づいて、印刷対象の文書ファイルを取得し、取得した印刷対象の文書ファイルを印刷用のデータであるPDL(Page Description Language)に変換し、ジョブ生成要求に含まれる印刷設定情報が示す印刷設定を適用して、印刷ジョブを生成する。なお、ジョブ生成部355は、ジョブの生成に伴い、PINコードを発行する。
計測部357は、ジョブ生成部355により生成されたジョブのデータ容量を計測する。例えば、ジョブ生成部355により印刷ジョブが生成された場合、計測部357は、当該印刷ジョブ(PDL)のデータ容量(データサイズ)を計測するとともに、当該印刷ジョブの印刷部数を計測する。印刷部数は、印刷ジョブ(PDL)内のPJL(Printer Job Language)データとして記述されているので、計測部357は、このPJLデータから印刷部数を計測できる。
なお、ジョブ生成部355から計測部357へのジョブの受け渡しは、ジョブのデータそのものの受け渡しにより行ってもよいし、当該ジョブのデータの場所を示すファイルパスを用いて行ってもよい。
登録部358は、ジョブ生成部355により生成されたジョブ、計測部357により計測されたデータ容量を示す計測容量情報、及びジョブ生成要求受信部352により受信されたジョブ生成要求の要求元のアカウント識別情報などを、対応付けてジョブ記憶部359に登録する。
図6は、本実施形態のジョブ記憶部359に記憶されている情報の一例を示す図である。図6に示す例では、ジョブデータ、アカウント識別情報、ジョブ対象データ、PINコード、計測部数情報、及び計測容量情報を含む。
ジョブデータは、ジョブ生成部355により生成されたジョブのデータである。アカウント識別情報は、ジョブ生成要求受信部352により受信されたジョブ生成要求の要求元のアカウント識別情報であり、当該ジョブ生成要求が受信される前に、認証部351により正当性が認証された(認証に成功した)アカウントのアカウント識別情報が該当する。ジョブ対象データは、ジョブ生成部355によりジョブの生成に用いられた文書ファイル(図6に示す例では、文書ファイルのファイルパス)である。PINコードは、ジョブ生成部355により発行されたPINコードである。計測部数情報は、計測部357により計測された印刷部数を示す。計測容量情報は、計測部357により計測されたデータ容量を示す。
なお、ジョブ記憶部359には、図6に示す情報以外にも、ジョブ生成要求の要求元のアカウント(ユーザ)が属する組織やグループを識別する情報を登録するようにしてもよい。
また登録部358は、ジョブ生成部355により発行されたPINコードをジョブ生成要求の要求元のユーザに通知する。例えば、登録部358は、ジョブ生成要求の要求元のユーザのメールアドレスなどを用いて、ジョブ生成部355により発行されたPINコードを当該ユーザに通知する。なお、ジョブ生成要求の要求元のユーザのメールアドレスは、後述の累計容量情報記憶部363に記憶されている。
ジョブ配信要求部451は、管理システム300に対し、管理システム300により生成されたジョブの配信を要求するジョブ配信要求を行う。具体的には、ジョブ配信要求部451は、機器400を利用するユーザによる操作パネル413からの操作入力に基づいて、管理システム300に対し、ジョブ配信要求を行う。ジョブ配信要求は、例えば、管理システム300により発行されたPINコードを含む。
ジョブ配信要求受信部361は、機器400からジョブ配信要求を受信する。ジョブ配信要求受信部361は、機器400からジョブ配信要求を受信すると、当該ジョブ配信要求に含まれるPINコードを用いて、当該PINコードに対応付けられた情報(レコード)をジョブ記憶部359から取得する。例えば、ジョブ配信要求受信部361は、ジョブ記憶部359から、ジョブデータ、アカウント識別情報、計測部数情報、及び計測容量情報を取得する。
累計容量情報記憶部363は、課金処理に用いられるデータ容量の累計を示す累計容量情報を記憶する。具体的には、累計容量情報記憶部363は、アカウント識別情報毎に累計容量情報を対応付けて記憶する。
図7は、本実施形態の累計容量情報記憶部363に記憶されている情報の一例を示す図である。図7に示す例では、累計容量情報記憶部363は、アカウント識別情報、連絡先情報、累計容量情報、及び上限容量情報を対応付けて記憶する。
連絡先情報は、アカウント識別情報が示すユーザのメールアドレスである。このように、累計容量情報記憶部363では、アカウント識別情報に対応付けて連絡先情報を記憶しているので、前述の登録部358は、ジョブ生成要求の要求元のユーザを示すアカウント識別情報に対応付けられた連絡先情報(メールアドレス)を用いれば、当該ユーザにPINコードを通知できる。
累計容量情報は、アカウント識別情報が示すユーザがドキュメント処理に使用したジョブのデータ容量の累計を示す。累計容量情報が示すデータ容量の累計は、単位期間での累計であり、該当する単位期間が終了すれば、初期化(0にリセット)される。例えば、単位期間が月毎の期間である場合、今月が終わり来月になれば、累計容量情報は初期化される。
上限容量情報は、アカウント識別情報が示すユーザがドキュメント処理に使用できるジョブのデータ容量の上限を示す。上限容量情報が示すデータ容量の上限も、単位期間での上限である。なお、データ容量の上限は、アカウント識別情報が示すアカウント毎に、契約で定められることが一般的である。
なお、累計容量情報記憶部363には、図7に示す情報以外にも、クレジットカードの番号を示すクレジットカード情報や住所を示す住所情報など課金処理に必要な情報を記憶しておくようにしてもよい。
更新部365は、ジョブ配信要求受信部361によりジョブ配信要求が受信されると、計測部357により計測されたデータ容量に基づいて、累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
具体的には、更新部365は、ジョブ配信要求受信部361により取得された計測容量情報が示すデータ容量を、累計容量情報記憶部363において、ジョブ配信要求受信部361により取得されたアカウント識別情報に対応付けられた累計容量情報が示すデータ容量の累計に加算して、当該累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
詳細には、更新部365は、上述のように、累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新した場合に、累計容量情報が示すデータ容量の累計が、累計容量情報記憶部363において、ジョブ配信要求受信部361により取得されたアカウント識別情報に対応付けられた上限容量情報が示す上限を超えるか否かを判定し、上限を超えないと判定した場合、上述のように、累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
なお、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求で配信を要求されたジョブが印刷ジョブの場合、更新部365は、ジョブ配信要求受信部361により取得された計測容量情報が示すデータ容量にジョブ配信要求受信部361により取得された計測部数情報が示す印刷部数を乗じた値を、累計容量情報記憶部363において、ジョブ配信要求受信部361により取得されたアカウント識別情報に対応付けられた累計容量情報が示すデータ容量の累計に加算して、当該累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
一般的に、印刷ジョブに占める印刷部数を記述したPJLデータのデータ容量は非常に小さく、PJLデータが示す印刷部数の値によって当該PJLデータのデータ容量もほとんど変動しないため、上述の対応で、印刷部数に応じたデータ容量をデータ容量の累計に加算できる。
但し、本実施形態では、更新部365は、計測容量情報が示すデータ容量に、計測部数情報が示す印刷部数を乗じた値及び係数α(0<α<1)を乗じた値を、累計容量情報記憶部363において、ジョブ配信要求受信部361により取得されたアカウント識別情報に対応付けられた累計容量情報が示すデータ容量の累計に加算して、当該累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
つまり、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求で配信を要求されたジョブが印刷ジョブの場合、更新部365は、数式(1)でデータ容量の累計に加算される加算対象データ容量を求める。
加算対象データ容量=計測容量情報が示すデータ容量×計測部数情報が示す印刷部数×係数α …(1)
これは、印刷部数が多くなるほど、加算対象データ容量を本来の加算対象データ容量よりも小さくすることで、印刷部数が多いケースを優遇するためである。
確認部367は、更新部365により上限を超えると判定された場合、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求の要求元に、当該ジョブ配信要求で配信を要求するジョブの配信を継続するか否かを確認する確認要求を行い、確認結果を取得する。
応答部453は、管理システム300から確認要求を受信すると、ジョブの配信を継続するか否かをユーザに確認するための確認画面を操作パネル413に表示する。そして応答部453は、ユーザによる操作パネル413からの操作入力(ジョブの配信を継続するか否かの入力)に基づいて、管理システム300に対し、ジョブの配信を継続するか否かの確認結果を応答する。
確認部367の確認結果がジョブの配信の継続である場合、更新部365は、上述のように、累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
ジョブ配信部369は、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求に基づいて、ジョブ生成部355により生成されたジョブを配信する。具体的には、ジョブ配信部369は、更新部365により累計容量情報が示すデータ容量の累計が更新されると、ジョブ配信要求受信部361により取得されたジョブデータを、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求の要求元に配信する。
ジョブ受信部455は、管理システム300からジョブを受信する。
ジョブ実行部457は、ジョブ受信部455により受信されたジョブを実行する。例えば、ジョブ受信部455により受信されたジョブが印刷ジョブであれば、ジョブ実行部457は、当該印刷ジョブに基づく印刷を実行する。
課金処理部371は、累計容量情報が示すデータ容量の累計に基づいて課金処理を行う。例えば、課金処理部371は、該当する単位期間が終了した時点での累計容量情報が示すデータ容量の累計に基づいて、累計容量情報記憶部363において当該累計容量情報が対応付けられたアカウント識別情報が示すアカウントに対する課金処理を行う。
例えば、課金処理部371は、累計容量情報が示すデータ容量の累計が、累計容量情報記憶部363において当該累計容量情報が対応付けられた上限容量情報が示すデータ容量の上限に収まっていれば、定額課金を行い、上限に収まっていなければ、定額課金+上限を超えた分のデータ容量に応じた従量課金を行う。
図8は、本実施形態のシステム100で実行される印刷ジョブ生成処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ジョブ生成要求部253は、管理システム300に対し、印刷ジョブの生成を要求するジョブ生成要求を行い、ジョブ生成要求受信部352は、ユーザ端末200から当該ジョブ生成要求を受信する(ステップS101)。
続いて、ジョブ生成部355は、ジョブ生成要求受信部352により受信されたジョブ生成要求に基づいて、印刷ジョブを生成する(ステップS103)。
続いて、計測部357は、ジョブ生成部355により生成された印刷ジョブの印刷部数を計測するとともに(ステップS105)、データ容量を計測する(ステップS107)。
続いて、登録部358は、ジョブ生成部355により生成された印刷ジョブ、計測部357により計測された印刷部数を示す計測部数情報、計測部357により計測されたデータ容量を示す計測容量情報、及びジョブ生成要求受信部352により受信されたジョブ生成要求の要求元のアカウント識別情報などを、対応付けた印刷ジョブ情報をジョブ記憶部359に登録する(ステップS109)。
図9は、本実施形態のシステム100で実行される印刷ジョブ配信処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ジョブ配信要求部451は、管理システム300に対し、管理システム300により生成された印刷ジョブの配信を要求するジョブ配信要求を行い、ジョブ配信要求受信部361は、機器400から当該ジョブ配信要求を受信する(ステップS201)。
続いて、ジョブ配信要求受信部361は、機器400からジョブ配信要求を受信すると、当該ジョブ配信要求に含まれるPINコードを用いて、当該PINコードに対応付けられたジョブデータ、アカウント識別情報、計測部数情報、及び計測容量情報などの印刷ジョブ情報(レコード)をジョブ記憶部359から取得する(ステップS203)。
続いて、更新部365は、ジョブ配信要求受信部361により取得された計測容量情報が示すデータ容量に基づいて、累計容量情報記憶部363の累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する更新処理を行う(ステップS205)。
続いて、ジョブ配信部369は、更新部365により更新処理が行われると、ジョブ配信要求受信部361により取得されたジョブデータを、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求の要求元に配信し、ジョブ受信部455は、管理システム300からジョブを受信する(ステップS207)。
続いて、ジョブ実行部457は、ジョブ受信部455により受信された印刷ジョブに基づく印刷を実行する(ステップS209)。
図10は、図9に示すシーケンス図のステップS205に示す更新処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、更新部365は、数式(1)で求めた加算対象データ容量を、累計容量情報記憶部363において、ジョブ配信要求受信部361により取得されたアカウント識別情報に対応付けられた累計容量情報が示すデータ容量の累計に加算して更新すると、当該アカウント識別情報に対応付けられた上限容量情報が示す上限を超えるか否かを判定する(ステップS301)。
確認部367は、更新部365により上限を超えると判定された場合(ステップS301でYes)、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求の要求元に、当該ジョブ配信要求で配信を要求するジョブの配信を継続するか否かを確認する確認要求を行い、確認結果を取得する(ステップS303)。
更新部365により上限を超えないと判定された場合(ステップS301でNo)、又は確認結果がジョブの配信の継続を示す場合(ステップS303でYes)、更新部365は、数式(1)で求めた加算対象データ容量を累計容量情報が示すデータ容量の累計に加算して更新する(ステップS305)。
一方、確認結果がジョブの配信の継続を示さない場合(ステップS303でNo)、ステップS305の処理は行われない。なお、ステップS305の処理が行われない場合、図9に示すシーケンス図において、ステップS207以降の処理も行われない。
以上のように本実施形態によれば、実行されたジョブのデータ容量の累計で課金を管理するため、管理システム300などのジョブの管理側において課金を管理する形態においても、管理システム300側で課金に用いられるジョブのデータ容量を計測し、実行されたジョブのデータ容量の累計を管理できるため、簡易に課金を管理することができる。
また本実施形態によれば、ジョブのデータ容量で課金を管理するため、印刷量に応じた課金を行うことができ、ユーザは、実際の印刷量よりも高い課金が行われることを防止できる。
また、クラウドの運用形態である場合、ジョブの配信に伴う通信料も課金に加味される要素となるが、本実施形態のように、実行されたジョブのデータ容量の累計で課金を管理すれば、ジョブの配信に伴う通信料も課金に加味できる。
また本実施形態によれば、実行されたジョブのデータ容量の累計が上限を超え、従量課金の対象となる場合には、ユーザにジョブの配信を継続するか否かを確認するため、ユーザの意図しない課金が行われてしまうことを防止できる。
(変形例1)
上記実施形態では、ジョブが印刷ジョブである場合を例に取り説明したが、これに限定されず、ジョブがスキャンジョブであったり、ジョブとして、印刷ジョブとスキャンジョブとが混在していてもよい。
なお、ジョブがスキャンジョブの場合、ジョブ生成要求は、どのような条件でスキャンを行うかを示すスキャン条件情報を含む。また、ジョブがスキャンジョブの場合、スキャンジョブに印刷部数は含まれないため、印刷部数の計測は行われず、データ容量の累計を更新する際にも印刷部数は用いられない。
なお、ジョブで扱われるデータは、一般的に、イメージ、グラフィック、及びテキストであり、イメージのデータ容量が最も大きく、テキストのデータ容量が最も小さい。このため、印刷の場合、テキストやグラフィックで構成される書類の印刷であればデータ容量は小さく、写真などの印刷であればデータ容量は大きくなる。
但し、スキャンジョブで扱われるデータはイメージとなるため、印刷の場合と比べデータ容量が大きくなり、課金額が高くなる傾向にある。このため変形例1では、更新部365は、スキャンジョブの場合、計測容量情報が示すデータ容量を平準化した値(データ容量に係数を掛けて小さくした値)を、累計容量情報記憶部363において、ジョブ配信要求受信部361により取得されたアカウント識別情報に対応付けられた累計容量情報が示すデータ容量の累計に加算して、当該累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する。
具体的には、ジョブ配信要求受信部361により受信されたジョブ配信要求で配信を要求されたジョブがスキャンジョブの場合、更新部365は、数式(2)でデータ容量の累計に加算される加算対象データ容量を求める。
加算対象データ容量=計測容量情報が示すデータ容量×係数β(0<β<1) …(2)
これにより、スキャンジョブの加算対象データ容量を、印刷ジョブの場合と同等に調整でき、印刷よりもスキャンの方が、課金額が高くなってしまうことを防止できる。
以上のように、変形例1によれば、スキャンジョブの場合であっても課金を行うことができる。機器400の販売店側は、従来は、スキャンでは課金が行われないにも関わらず、保守等のサポートが必要であったが、変形例1によれば、スキャンに対しても課金が行われるため、サポートに見合う収益を上げることが可能となる。
(変形例2)
上記実施形態では、PINコードを用いたジョブ配信要求を例に取り説明したが、これに限定されず、アカウント識別情報を用いたジョブ配信要求であってもよい。この場合、ジョブ生成部355は、PINコードを発行する必要はなく、登録部358もPINコードをユーザに通知する必要はない。
但し、この場合、ジョブ配信要求で配信対象のジョブを指定できない。このため、ジョブ配信要求受信部361は、候補となるジョブの一覧情報を機器400に送信し、ジョブ配信要求部451は、図11に示すような、配信対象のジョブを機器400のユーザに選択させる画面を操作パネル413に表示する。そしてジョブ配信要求部451は、ユーザによる操作パネル413からの操作入力に基づいて、管理システム300に対し、配信対象のジョブを指定する情報を送信する。これにより、ジョブ配信要求受信部361は、配信対象のジョブを特定できる。
(変形例3)
上記実施形態では、ジョブの配信を継続するか否かの確認を機器400に対して行ったが、これに限定されず、PINコードの通知のように、ジョブ配信要求を行ったユーザに対しメールで確認するようにしてもよい。
(変形例4)
上記実施形態では、累計容量情報が示すデータ容量の累計が、上限に収まっていれば定額課金を行い、上限に収まっていなければ定額課金+上限を超えた分のデータ容量に応じた従量課金を行う場合を例に取り説明したが、上限に収まっていなければジョブの配信(実行)を行わないようにしてもよい。累計容量情報が示すデータ容量の累計が上限に収まっていない場合のシステム100の挙動は、契約で定めておけばよい。
(変形例5)
上記実施形態では、累計容量情報が示すデータ容量の累計が単位期間での累計であり、該当する単位期間が終了すれば、初期化される場合を例に取り説明したが、累計容量情報が示すデータ容量の累計は、期間を問わない累計とすることもできる。このようにすれば、プリペイド式のような利用形態も可能となる。この場合、前払いされた料金に応じて上限容量情報が示すデータ容量の上限が決まり、累計容量情報が示すデータ容量の累計が、上限容量情報が示すデータ容量の上限(例えば、500MBなど)に達するまで、ユーザはシステム100上で提供されるドキュメント処理を期間問わず利用できる。
(プログラム)
上記実施形態及び各変形例のユーザ端末200、管理システム300、及び機器400
(以下、「上記実施形態及び各変形例の各装置」と称する)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
なお、上記実施形態及び各変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2 ネットワーク
100 システム
200 ユーザ端末
251 認証要求部
253 ジョブ生成要求部
300 管理システム
351 認証部
352 ジョブ生成要求受信部
353 文書情報記憶部
355 ジョブ生成部
357 計測部
358 登録部
359 ジョブ記憶部
361 ジョブ配信要求受信部
363 累計容量情報記憶部
365 更新部
367 確認部
369 ジョブ配信部
371 課金処理部
400 機器
451 ジョブ配信要求部
453 応答部
455 ジョブ受信部
457 ジョブ実行部
特許第4835144号公報

Claims (12)

  1. 印刷ジョブとスキャンジョブとの少なくとも何れかであるジョブの生成を要求するジョブ生成要求を受信するジョブ生成要求受信部と、
    前記ジョブ生成要求に基づいて、前記ジョブを生成するジョブ生成部と、
    前記生成されたジョブのデータ容量を計測する計測部と、
    前記生成されたジョブの配信を要求するジョブ配信要求を受信するジョブ配信要求受信部と、
    課金処理に用いられるデータ容量の累計を示す累計容量情報を記憶する累計容量情報記憶部と、
    前記ジョブ配信要求が受信されると、前記印刷ジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に基づいてデータ容量の累計を更新し、前記スキャンジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に係数を掛けて小さくした値を用いてデータ容量の累計を更新する更新部と、
    前記ジョブ配信要求に基づいて、前記生成されたジョブを配信するジョブ配信部と、
    を備えるシステム。
  2. 前記更新部は、前記計測されたデータ容量を、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計に加算して、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計を更新する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ジョブは、印刷ジョブであり、
    前記計測部は、前記生成されたジョブの印刷部数を更に計測し、
    前記更新部は、前記計測されたデータ容量に前記計測された印刷部数を乗じた値を、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計に加算して、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計を更新する請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記更新部は、前記計測されたデータ容量に前記計測された印刷部数及び係数(0<係数<1)を乗じた値を、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計に加算して、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計を更新する請求項3に記載のシステム。
  5. 前記更新部は、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計を更新した場合に、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計が上限を超えるか否かを判定し、上限を超えないと判定した場合、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計を更新し、
    前記ジョブ配信部は、前記生成されたジョブを配信する請求項1〜4のいずれか1つに記載のシステム。
  6. 前記課金処理に用いられるデータ容量の累計が上限を超えると判定された場合、前記ジョブ配信要求の要求元に、前記生成されたジョブの配信を継続するか否かを確認する確認要求を行う確認部を更に備え、
    前記更新部は、確認結果が前記生成されたジョブの配信の継続である場合、前記課金処理に用いられるデータ容量の累計を更新し、
    前記ジョブ配信部は、前記生成されたジョブを配信する請求項5に記載のシステム。
  7. 前記生成されたジョブ、前記計測されたデータ容量を示す計測容量情報、及び前記ジョブ生成要求の要求元のアカウントを識別するアカウント識別情報を対応付けてジョブ記憶部に登録するジョブ登録部を更に備え、
    前記累計容量情報記憶部は、アカウント識別情報毎に累計容量情報を対応付けて記憶し、
    前記更新部は、前記ジョブ配信要求が受信されると、前記ジョブ記憶部において、前記ジョブ配信要求により配信が要求されたジョブに対応付けられた前記計測容量情報、及び前記アカウント識別情報を取得し、当該計測容量情報が示すデータ容量に基づいて、当該アカウント識別情報に対応付けられた累計容量情報が示すデータ容量の累計を更新する請求項1〜6のいずれか1つに記載のシステム。
  8. 管理システムと機器とを備え、
    前記管理システムは、
    前記ジョブ生成要求受信部、前記ジョブ生成部、前記計測部、前記ジョブ配信要求受信部、前記累計容量情報記憶部、前記更新部、及び前記ジョブ配信部を備え、
    前記機器は、
    前記ジョブ配信要求を行うジョブ配信要求部と、
    前記配信されたジョブを受信するジョブ受信部と、
    前記受信されたジョブを実行する実行部と、を備える請求項1〜7のいずれか1つに記載のシステム。
  9. 前記累計容量情報が示すデータ容量の累計が、使用できるジョブのデータ容量の上限に収まっていれば定額課金を行い、使用できるジョブのデータ容量の上限に収まっていなければ、定額課金+上限を超えた分のデータ容量に応じた従量課金を行う課金処理部を更に備える請求項1〜8のいずれか1つに記載のシステム。
  10. 印刷ジョブとスキャンジョブとの少なくとも何れかであるジョブの生成を要求するジョブ生成要求を受信するジョブ生成要求受信部と、
    前記ジョブ生成要求に基づいて、前記ジョブを生成するジョブ生成部と、
    前記生成されたジョブのデータ容量を計測する計測部と、
    前記生成されたジョブの配信を要求するジョブ配信要求を受信するジョブ配信要求受信部と、
    前記ジョブ配信要求が受信されると、前記印刷ジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に基づいてデータ容量の累計を更新し、前記スキャンジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に係数を掛けて小さくした値を用いてデータ容量の累計を更新する更新部と、
    前記ジョブ配信要求に基づいて、前記生成されたジョブを配信するジョブ配信部と、
    を備える管理装置。
  11. 印刷ジョブとスキャンジョブとの少なくとも何れかであるジョブの生成を要求するジョブ生成要求を受信するジョブ生成要求受信ステップと、
    前記ジョブ生成要求に基づいて、前記ジョブを生成するジョブ生成ステップと、
    前記生成されたジョブのデータ容量を計測する計測ステップと、
    前記生成されたジョブの配信を要求するジョブ配信要求を受信するジョブ配信要求受信ステップと、
    前記ジョブ配信要求が受信されると、前記印刷ジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に基づいてデータ容量の累計を更新し、前記スキャンジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に係数を掛けて小さくした値を用いてデータ容量の累計を更新する更新ステップと、
    前記ジョブ配信要求に基づいて、前記生成されたジョブを配信するジョブ配信ステップと、
    を含む管理方法。
  12. 印刷ジョブとスキャンジョブとの少なくとも何れかであるジョブの生成を要求するジョブ生成要求を受信するジョブ生成要求受信ステップと、
    前記ジョブ生成要求に基づいて、前記ジョブを生成するジョブ生成ステップと、
    前記生成されたジョブのデータ容量を計測する計測ステップと、
    前記生成されたジョブの配信を要求するジョブ配信要求を受信するジョブ配信要求受信ステップと、
    前記ジョブ配信要求が受信されると、前記印刷ジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に基づいてデータ容量の累計を更新し、前記スキャンジョブの場合には、前記計測されたデータ容量に係数を掛けて小さくした値を用いてデータ容量の累計を更新する更新ステップと、
    前記ジョブ配信要求に基づいて、前記生成されたジョブを配信するジョブ配信ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2015243633A 2015-12-14 2015-12-14 システム、管理装置、管理方法及びプログラム Expired - Fee Related JP6662016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015243633A JP6662016B2 (ja) 2015-12-14 2015-12-14 システム、管理装置、管理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015243633A JP6662016B2 (ja) 2015-12-14 2015-12-14 システム、管理装置、管理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017111518A JP2017111518A (ja) 2017-06-22
JP6662016B2 true JP6662016B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=59079711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015243633A Expired - Fee Related JP6662016B2 (ja) 2015-12-14 2015-12-14 システム、管理装置、管理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6662016B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09185474A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Fuji Xerox Co Ltd 印刷管理装置
JP2001243383A (ja) * 2000-03-01 2001-09-07 Seven Eleven Japan Co Ltd 統一形式に変換して一時的にデータ貯溜するオンラインデータプリントの代行実現方式
JP2005135174A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Canon Inc 印刷注文システム、印刷注文管理装置、端末装置、印刷注文方法、およびプログラム
JP2006148790A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Canon Inc 画像読取装置
JP2008116563A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017111518A (ja) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4572805B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の管理装置、画像処理装置の管理方法、プログラム及び記録媒体
JP4488101B2 (ja) 画像処理装置、課金管理システム、課金管理方法並びに記録媒体
US9924067B2 (en) Information processing device, information processing system, control method, and storage medium
JP2011065296A (ja) 画像処理装置、遠隔管理システム、ライセンス更新方法、およびライセンス更新プログラム
JP2012099030A (ja) 情報処理装置、ワークフロー管理システム、ワークフローの実行方法およびプログラム
US11770492B2 (en) Information processing system, apparatus, and method for controlling usage of service in accordance with previous resource usage
JP2016005227A (ja) 機器、課金システム、課金方法、及びプログラム
JP6171346B2 (ja) 情報処理装置、処理実行方法、プログラム
US8941855B2 (en) Image processing apparatus to register expense information, a method for controlling the same, an image processing system, and a storage medium
CN113282251A (zh) 文档处理计费系统和方法
JP2007188495A (ja) 文書処理環境における使用管理項目を監視するシステムおよび方法
JP6662016B2 (ja) システム、管理装置、管理方法及びプログラム
JP2015001938A (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
JP6146156B2 (ja) 印刷管理装置および印刷管理方法、印刷装置および印刷方法、印刷システム、ならびに制御プログラム
JP6326977B2 (ja) 情報処理装置
JP2017216505A (ja) 画像形成装置および管理アプリケーション
US8364053B2 (en) Image forming apparatus server connected to image forming apparatus and print charging method thereof
JP2011035779A (ja) 画像処理システム、画像処理装置及び画像形成装置
JP2014167680A (ja) 画像処理システム、処理制御方法及び画像処理装置
JP2013056515A (ja) 利用量制限装置、機器システム、プログラム
JP7091869B2 (ja) 印刷制御装置、印刷システムおよびプログラム
JP2008134427A (ja) 課金システム、課金方法、画像形成装置、情報処理装置、並びにプログラムおよび記録媒体
JP2016036932A (ja) 画像形成装置
JP2020047081A (ja) 課金額提示装置及び課金額提示プログラム
JP2006093899A (ja) ジョブ実行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200127

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6662016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees