JP6879261B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、出力用データを出力するジョブを実行する画像形成装置に関する。
従来、ジョブの実行を制限(禁止)する機能を搭載した画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。特許文献1の画像形成装置は複写機であり、出力用データを出力するジョブとして、出力用データに基づく画像を用紙に印刷するコピージョブを実行する。
特許文献1の画像形成装置は、ユーザーからコピージョブの実行要求を受け付けると、画像形成装置にセットされた原稿を読み取り、読み取った原稿の画像データを出力用データとして取得する。そして、原稿の画像データ(出力用データ)に予め定められた画像パターンが含まれていれば、コピージョブの実行を禁止する。
特開平11−46265号公報
たとえば、画像形成装置の管理ユーザーにより、特定データのジョブ(特定データに基づく画像を用紙に印刷するジョブや特定データを外部に送信するジョブなど)の実行を禁止する旨の設定が画像形成装置に対してなされる。このような設定が画像形成装置に対してなされている場合には、特定データのジョブを画像形成装置に実行させることができなくなる。
したがって、たとえば、特定ユーザーにのみ特定データの使用権限(特定データのジョブを画像形成装置に実行させる権限)を与える、といったことは行えない。また、特定ユーザーにのみ特定データの使用に制限をかける(他のユーザーについては特定データの使用に制限をかけない)、といったことも行えない。
これにより、特定データのジョブを画像形成装置に実行させたい場合、ユーザーは管理ユーザーに依頼し、特定データのジョブの実行禁止を解除してもらう必要がある。したがって、ユーザーにとっては利便性が悪い。また、管理ユーザーにとっても、特定データのジョブの実行禁止を解除する作業を行わなければならないので、利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ジョブの実行を制限(禁止)する機能が搭載された構成において、ユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部と、予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報を記憶する記憶部と、制限情報に基づき出力用データが制限対象データであるか否かを判断し、出力用データが制限対象データであると判断したとき、許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、許可条件が満たされている場合には、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行を許可する一方、許可条件が満たされていない場合には、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行を禁止する制御部と、を備える。
本発明の構成では、特定データを制限対象データとして設定しておくことにより、出力用データが特定データであれば、出力用データが制限対象データであると制御部が判断する。そして、制御部により条件判断処理(許可条件に基づきジョブの実行の許可/禁止を判断する処理)が行われる。これにより、特定データを制限対象データとして設定しておき、また、許可条件を適切に設定しておくことにより、特定データ(制御部により制限対象データであると判断される出力用データ)のジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザーであった場合にはジョブの実行を許可し、特定データのジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザーでなかった場合にはジョブの実行を禁止する、すなわち、特定ユーザーにのみ特定データの使用権限を与える、といったことを行える。また、特定データのジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザーであった場合にはジョブの実行を条件付きで許可し、特定データのジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザーでなかった場合にはジョブの実行を無条件で許可する、すなわち、特定ユーザーにのみ特定データの使用に制限をかける、といったことも行える。この場合には、ユーザーはジョブの実行禁止の解除を管理ユーザーに依頼しなくてもよくなる(管理ユーザーはジョブの実行禁止を解除する作業を行わなくてもよくなる)。その結果、ユーザーの利便性が向上する。
本発明の構成では、ユーザーの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による複合機の構成を示すブロック図 本発明の一実施形態による複合機の記憶部に記憶される制限情報を示す図 本発明の一実施形態による複合機の制御部が行う条件判断処理の流れを示すフローチャート 本発明の一実施形態による複合機の制御部が行うパスワード更新処理の流れを示すフローチャート 本発明の一実施形態による複合機の制御部が複数ページ分の出力用データを取得した場合に行う処理について説明するための図 本発明の一実施形態による複合機の制御部が複数ページ分の出力用データを取得した場合に行う処理について説明するための図 本発明の一実施形態による複合機の制御部が行う条件判断処理の変形例の流れを示すフローチャート
本発明の一実施形態による画像形成装置について、コピー機能、プリント機能、送信機能、FAX機能およびインターネットFAX(IFAX)機能など、複数種の機能が搭載された複合機を例にとって説明する。
<複合機の構成>
図1に示すように、本実施形態の複合機100(「画像形成装置」に相当)は、制御部1および記憶部2を備える。制御部1は、CPUを含む。制御部1は、制御用のプログラムおよびデータに基づき動作し、複合機100を制御する。記憶部2は、ROMおよびRAMを含む。記憶部2は、制御用のプログラムおよびデータを記憶する。記憶部2は、制御部1に接続される。制御部1は、記憶部2からの情報の読み出しおよび記憶部2への情報の書き込みを行う。
また、複合機100は、画像読取部3を備える。画像読取部3は、制御部1に接続される。制御部1は、画像読取部3を制御する。
画像読取部3は、原稿を読み取る。画像読取部3は、図示しないが、光源およびイメージセンサーを備える。光源は、原稿に光を照射する。イメージセンサーは、原稿で反射された反射光を受光し光電変換する。
また、複合機100は、印刷部4を備える。印刷部4は、制御部1に接続される。制御部1は、印刷部4を制御する。
印刷部4は、用紙に画像を印刷するジョブを実行する。印刷部4は、図示しないが、感光体ドラム、転写ローラー、帯電装置、露光装置および現像装置を備える。感光体ドラムおよび転写ローラーは、互いに圧接し、転写ニップを形成する。帯電装置は、感光体ドラムの周面を帯電させる。露光装置は、感光体ドラムの周面に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラムの周面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。印刷部4は、用紙を搬送し、転写ニップを通過する用紙に対してトナー像を転写(印刷)する。
実行要求を受けたジョブがコピー機能を使用するジョブ(コピージョブ)である場合、制御部1は、画像読取部3が読み取った原稿の画像データをジョブで用いる出力用データとして取得する。そして、制御部1は、印刷部4にジョブを実行させる。印刷部4は、出力用データに基づき画像を形成し、形成した画像を用紙に印刷する(出力用データを出力する)。すなわち、原稿の画像が用紙に印刷される。
また、複合機100は、ネットワーク通信部5を備える。ネットワーク通信部5は、制御部1に接続される。制御部1は、ネットワーク通信部5を制御する。
ネットワーク通信部5は、複合機100をルーターRTに接続するためのインターフェースであり、LANボードなどを含む。ネットワーク通信部5は、LANやインターネットなどのネットワークNWを介した通信を行う(外部にデータを送信するジョブを実行する)。たとえば、ネットワークNWには、複合機100のユーザーにより使用されるユーザー端末200が接続される。ユーザー端末200は、たとえば、パーソナルコンピューター(PC)である。また、ネットワークNWには、PCなど種々の外部機器300(301)が接続される。
実行要求を受けたジョブが送信機能を使用するジョブ(送信ジョブ)やIFAX機能を使用するジョブ(IFAXジョブ)である場合、制御部1は、ネットワーク通信部5にジョブを実行させる。ネットワーク通信部5は、ネットワークNWを介して、外部機器301に対し、出力用データを送信(出力)する。
また、複合機100は、FAX通信部6を備える。FAX通信部6は、制御部1に接続される。制御部1は、FAX通信部6を制御する。
FAX通信部6は、複合機100を電話回線PLに接続するためのインターフェースであり、FAXモデムなどを含む。FAX通信部6は、電話回線PLを介して、ファクシミリなどの外部機器300(302)との間でファクシミリ通信を行う(外部にデータを送信するジョブを実行する)。
実行要求を受けたジョブがFAX機能を使用するジョブ(FAXジョブ)である場合、制御部1は、FAX通信部6にジョブを実行させる。FAX通信部6は、電話回線PLを介して、外部機器302に対し、出力用データをFAX送信(出力)する。
ここで、印刷部4、ネットワーク通信部5およびFAX通信部6は、それぞれ、出力用データを出力するジョブを実行する。印刷部4は、コピージョブを実行する。ネットワーク通信部5は、送信ジョブやIFAXジョブを実行する。FAX通信部6は、FAXジョブを実行する。すなわち、印刷部4、ネットワーク通信部5およびFAX通信部6は、それぞれ、「ジョブ実行部」に相当する。以下の説明では、特に区別する必要がない場合、印刷部4、ネットワーク通信部5およびFAX通信部6を総じてジョブ実行部と称し、符号100Jを付す。
また、複合機100は、操作パネル7を備える。操作パネル7には、タッチスクリーンおよびハードウェアボタンが設けられる。タッチスクリーンは、ソフトウェアボタンやメッセージを配した画面を表示し、表示画面に対する操作を受け付ける。ハードウェアボタンは、操作パネル7に複数設けられる。操作パネル7に設けられるハードウェアボタンとしては、ジョブの実行要求をユーザーから受け付けるためのスタートボタンなどがある。
操作パネル7は、制御部1に接続される。制御部1は、操作パネル7の表示動作を制御する。また、制御部1は、操作パネル7に対して行われた操作を検知する。
<ジョブ制限機能>
(制限情報)
複合機100は、ジョブの実行を制限(禁止)する機能であるジョブ制限機能を搭載する。ジョブ制限機能を利用することにより、特定ユーザーにのみ、機密文書のドキュメントデータなど特定データのジョブ(特定データに基づく画像を用紙に印刷するジョブや特定データを外部に送信するジョブなど)を複合機100に実行させる権限を与えることができる。言い換えると、特定ユーザーにのみ、特定データの使用権限を与えることができる。
ジョブ制限機能では、記憶部2に予め記憶されたドキュメントデータ(たとえば、PDF形式のデータ)を制限対象データとして設定することができる。すなわち、ジョブ制限機能を利用するには、制限対象データとして設定したいドキュメントデータをPDF形式で記憶部2に予め記憶させておく必要がある。
また、ジョブ制限機能を利用するには、ジョブ制限機能に関する設定(以下、ジョブ制限設定と称する)を予め行っておく必要がある。ジョブ制限設定は操作パネル7がユーザーから受け付ける。ユーザー端末200からジョブ制限設定を行えてもよい。なお、ジョブ制限設定は、複合機100の管理を担う管理ユーザーにより行われる。
ジョブ制限設定では、制限対象データの設定が行われる。操作パネル7は、制限対象データの設定を受け付けるとき、記憶部2に予め記憶されたドキュメントデータのファイル名を選択肢としてリスト表示する。いずれかのファイル名を選択すると、当該選択したファイル名に対応するドキュメントデータが制限対象データとして設定される。
また、ジョブ制限設定では、制限対象データに対応付ける対象ユーザーの設定が行われる。また、ジョブ制限設定では、複合機100に搭載された複数種の機能(コピー機能、プリント機能、送信機能、FAX機能およびIFAX機能)のうち制限対象データに対応付ける対象機能の設定が行われる。また、ジョブ制限設定では、制限対象データに対応付ける上限回数の設定が行われる。また、ジョブ制限設定では、制限対象データに対応付ける許可パスワードの設定が行われる。
ジョブ制限設定が完了すると、ジョブ制限設定の設定内容を示す情報を含む制限情報10が記憶部2に記憶される。すなわち、制限情報10は、制限対象データを示す情報を含む。また、制限情報10は、制限対象データに対応付けられた対象ユーザーを示す情報、制限対象データに対応付けられた対象機能を示す情報、制限対象データに対応付けられた上限回数を示す情報、および、制限対象データに対応付けられた許可パスワードを示す情報を含む。対象ユーザーを示す情報、対象機能を示す情報および許可パスワードを示す情報は、後述する許可条件を示す情報として制限情報10に含められる。制限情報10(10A、10Bおよび10C)の一例を図2に示す。
図2に示す例において、制限情報10Aに対応する制限対象データは、「AAA」というファイル名のデータ(以下、制限対象データAと称する)である。制限情報10Bに対応する制限対象データは、「BBB」というファイル名のデータ(以下、制限対象データBと称する)である。制限情報10Cに対応する制限対象データは、「CCC」というファイル名のデータ(以下、制限対象データCと称する)である。
なお、ジョブ制限設定では、制限対象データの種別がユーザーにより選択される。たとえば、テキストだけを含むデータ、図(図形、グラフ、表および写真など)だけを含むデータ、および、テキストと図とを含むデータ、のうちいずれであるかの選択が行われる。そして、当該選択された種別が制限情報10に含められる。
図2に示す例において、制限対象データA〜Cは、ユーザーXに対応付けられている。すなわち、制限対象データA〜Cに対応付けられた対象ユーザーはユーザーXである。
また、制限対象データAは、コピー機能、プリント機能および送信機能に対応付けられている。制限対象データBは、全機能に対応付けられている。制限対象データCは、送信機能、FAX機能およびIFAX機能に対応付けられている。すなわち、制限対象データAに対応付けられた対象機能は、コピー機能、送信機能およびプリント機能である。制限対象データBに対応付けられた対象機能は、コピー機能、プリント機能、送信機能、FAX機能およびIFAX機能である。制限対象データCに対応付けられた対象機能は、送信機能、FAX機能およびIFAX機能である。
また、制限対象データAに対応付けられた上限回数は10回である。制限対象データBに対応付けられた上限回数は5回である。制限対象データCに対応付けられた上限回数は0回である。
また、制限対象データAに対応付けられた許可パスワードは「1111」である。制限対象データBに対応付けられた許可パスワードは「2222」である。制限データCに対応付けられた許可パスワードは「3333」である。
ここで、1つの制限対象データに複数のユーザーを対応付けてもよい。すなわち、1つの制限対象データに対応付けられた対象ユーザーが複数であってもよい。たとえば、複数のユーザーを含むユーザーグループを定義し、ユーザーグループを制限対象データに対応付けることができる。この場合、制限対象データに対応付けられたユーザーグループに含まれる全ユーザーが対象ユーザーとなる。
また、制限情報10は1ページ単位で定義される。このため、1ファイルにまとめた複数ページ分のドキュメントデータのうち全ページのデータを制限対象データに設定するには、全ページのデータのそれぞれについてジョブ制限設定を行う必要がある。なお、1ファイルにまとめた複数ページ分のドキュメントデータのうち特定のページのデータ(たとえば、1ページ分のデータ)だけを制限対象データに設定することもできる。
(条件判断処理)
制御部1は、記憶部2に記憶されたいずれかのドキュメントデータが制限対象データに設定されているとき(記憶部2に制限情報10が記憶されているとき)、ユーザーからジョブの実行要求を受け付けると、ジョブ制限機能に関する処理を行う。当該処理は「条件判断処理」に相当し、以下の説明では条件判断処理と称する。
以下に、図3に示すフローチャートを参照し、制御部1により行われる条件判断処理の流れを説明する。図3に示すフローチャートのスタートは、ユーザーからジョブの実行要求を受け付けたと制御部1が判断したときにスタートする。
ステップS1において、制御部1は、ジョブの実行を要求したユーザーである要求ユーザーを認識する。複合機100に対するジョブの実行要求は、操作パネル7からでも行えるし、ユーザー端末200からでも行える。
コピージョブ、送信ジョブ、FAXジョブおよびIFAXジョブでは、操作パネル7がジョブの実行要求を受け付ける。操作パネル7を用いてジョブの実行を要求するには、複合機100にログインする必要がある。したがって、制御部1は、操作パネル7がジョブの実行要求を受け付けた場合、ジョブの実行要求の受け付け時に複合機100にログインしていたユーザーを要求ユーザーとして認識する。
プリントジョブでは、ユーザー端末200から複合機100に送信されたドキュメントデータがプリント対象となる。制御部1は、ドキュメントデータをユーザー端末200から受信すると、ユーザーからジョブの実行要求を受け付けたと判断する。この場合、制御部1は、ドキュメントデータを送信したユーザー端末200のユーザーを要求ユーザーとして認識する。
なお、プリントジョブでは、記憶部2に記憶されたドキュメントデータ(制限対象データを含む)がプリント対象として選択される場合もある。プリント対象の選択は操作パネル7が受け付け、その後、ジョブの実行要求を操作パネル7が受け付ける。したがって、記憶部2に記憶されたドキュメントデータ(制限対象データを含む)をプリント対象とするプリントジョブでは、ジョブの実行要求の受け付け時に複合機100にログインしていたユーザーが要求ユーザーとして認識される。
ステップS2において、制御部1は、複合機100に搭載された複数種の機能(コピー機能、プリント機能、送信機能、FAX機能およびIFAX機能)のうち、実行要求を受けたジョブで使用する機能である使用機能を認識する。たとえば、操作パネル7は、ログイン後、ホーム画面を表示する。ホーム画面は、複数種の機能のうち使用する機能の選択をユーザーから受け付けるための画面である。制御部1は、ホーム画面で選択された機能を使用機能として認識する。なお、ユーザー端末200から複合機100に送信されたドキュメントデータをプリント対象とするプリントジョブでは、ホーム画面での選択受付は行われず、自動的にプリント機能が使用機能として認識される。
ステップS3において、制御部1は、ジョブで用いる出力用データを取得する。コピージョブでは、画像読取部3が読み取った原稿の画像データが出力用データとして取得される。プリントジョブでは、ユーザー端末200からのドキュメントデータや、記憶部2に記憶されたドキュメントデータ(制限対象データを含む)が出力用データとして取得される。
送信ジョブ、FAXジョブおよびIFAXジョブでは、画像読取部3が読み取った原稿の画像データや、記憶部2に記憶されたドキュメントデータ(制限対象データを含む)が送信対象の出力用データとなり得る。
外部へのデータ送信を伴うジョブ(送信ジョブ、FAXジョブおよびIFAXジョブ)の実行要求を受け付けたとき、複合機100に原稿がセットされていれば、制御部1は、画像読取部3に原稿の読み取りを行わせる。この場合、制御部1は、画像読取部3が読み取った原稿の画像データを出力用データとして取得する。一方で、外部へのデータ送信を伴うジョブの実行要求を受け付けたとき、記憶部2に記憶されたいずれかのドキュメントデータ(制限対象データを含む)が送信対象として選択されていれば、制御部1は、当該選択されているドキュメントデータを出力用データとして取得する。
ステップS4において、制御部1は、制限情報10に基づき、ステップS3で取得した出力用データが制限対象データであるか否かを判断する。記憶部2に記憶された制限対象データを出力用データとして取得した場合、制御部1は、取得した出力用データが制限対象データであると判断する。ここで、画像読取部3が読み取った原稿の画像データを出力用データとして取得した場合、制御部1は、出力用データとして取得した原稿の画像データと内容が同じ制限対象データを検索する検索処理を行う。検索処理の結果、出力用データとして取得した原稿の画像データと内容が同じ制限対象データが存在する場合、制御部1は、取得した出力用データ(原稿の画像データ)が制限対象データであると判断する。
ステップS4において、取得した出力用データが制限対象データであると制御部1が判断した場合には、ステップS5に移行する。ステップS5に移行すると、制御部1は、制限情報10に基づき、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた対象ユーザーを認識する。そして、制御部1は、ステップS1で認識した要求ユーザーが当該対象ユーザーであるか否かを判断するユーザー判断処理を条件判断処理の一処理として行う。その結果、要求ユーザーが対象ユーザーであると制御部1が判断した場合には、ステップS6に移行する。
ステップS6に移行すると、制御部1は、制限情報10に基づき、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた対象機能を認識する。そして、制御部1は、ステップS2で認識した使用機能が当該対象機能であるか否かを判断する機能判断処理を条件判断処理の一処理として行う。その結果、使用機能が対象機能であると制御部1が判断した場合には、ステップS7に移行する。
ステップS7に移行すると、制御部1は、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応する実行回数を認識する。当該実行回数は、制限対象データ(制限対象データと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数であり、制限対象データごとに記憶部2に記憶される。制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブを実行すると、当該ジョブの実行時に出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応する実行回数を1カウントアップする。
ステップS8において、制御部1は、制限情報10に基づき、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた上限回数を認識する。そして、制御部1は、ステップS7で認識した実行回数が当該上限回数に達しているか否かを判断する。その結果、実行回数が上限回数に達していると制御部1が判断した場合には、ステップS9に移行する。
ステップS9に移行すると、制御部1は、操作パネル7にパスワードの入力の受け付けを行わせる。また、制御部1は、制限情報10に基づき、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた許可パスワードを認識する。そして、制御部1は、操作パネル7に入力された入力パスワードと当該許可パスワードとが一致するか否かを判断するパスワード判断処理を条件判断処理の一処理として行う。その結果、入力パスワードと許可パスワードとが一致すると制御部1が判断した場合には、ステップS10に移行する。
ステップS10に移行すると、制御部1は、許可条件が満たされていると判断する。この場合、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行を許可する。すなわち、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブをジョブ実行部100Jに実行させる。
ステップS4において、取得した出力用データが制限対象データではないと制御部1が判断した場合にも、ステップS10に移行する。出力用データが制限対象データでなければ、ジョブの実行は禁止されない。
また、ステップS8において、実行回数が上限回数に達していないと制御部1が判断した場合にも、ステップS10に移行する。すなわち、制御部1は、実行回数が上限回数に達するまではパスワード判断処理を行わず、実行回数が上限回数に達して以降にパスワード判断処理を行う。
ステップS9において、入力パスワードと許可パスワードとが一致しないと制御部1が判断した場合には、ステップS11に移行する。ステップS11に移行すると、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行を禁止する。
ステップS5において、要求ユーザーが対象ユーザーではないと制御部1が判断した場合にも、ステップS11に移行する。このため、出力用データが制限対象データである場合には、対象ユーザー以外のユーザーは複合機100にジョブを実行させることができない。
また、ステップS6において、使用機能が対象機能ではないと制御部1が判断した場合にも、ステップS11に移行する。このため、出力用データが制限対象データである場合には、対象機能以外の機能のジョブを複合機100に実行させることができない。要求ユーザーが対象ユーザーであっても同様である。
一例として、「AAA」というファイル名の制限対象データA(図2参照)を出力用データとして制御部1が取得したとする。この場合、複合機100にジョブを実行させる権限はユーザーXにだけ与えられる。したがって、他のユーザーがジョブの実行を要求していれば、複合機100ではジョブが実行されない。
また、コピー機能、プリント機能および送信機能が対象機能として制限対象データAに対応付けられているので、FAX機能およびIFAX機能のいずれかのジョブを複合機100に実行させようとしても、複合機100ではジョブが実行されない。
また、制限対象データAに対応付けられた上限回数が10回であるので、ジョブの実行を要求した時点で、制限対象データA(制限対象データAと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が10回に達していれば、要求ユーザーが対象ユーザーであり使用機能が対象機能であっても、操作パネル7へのパスワードの入力が必要となる。要求ユーザーが対象ユーザーでない場合や、使用機能が対象機能でない場合には、操作パネル7によるパスワードの入力受付は行われない(複合機100にジョブを実行させることができない)。
これにより、制限対象データAについては、要求ユーザーがユーザーXであり、コピー機能、プリント機能および送信機能のいずれかが使用機能であり、制限対象データA(制限対象データAと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が10回未満であれば、複合機100にジョブを実行させることができる。また、制限対象データA(制限対象データAと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が10回に達していても、操作パネル7に入力された入力パスワードが許可パスワードと一致していれば、複合機100にジョブを実行させることができる。
別の例として、「BBB」というファイル名の制限対象データB(図2参照)を出力用データとして制御部1が取得したとする。この場合、複合機100にジョブを実行させる権限はユーザーXだけに与えられる。したがって、他のユーザーがジョブの実行を要求していれば、複合機100ではジョブが実行されない。
また、制限対象データBに対応付けられた上限回数が5回であるので、ジョブの実行を要求した時点で、制限対象データB(制限対象データBと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が5回に達していれば、要求ユーザーが対象ユーザーであり使用機能が対象機能であっても、操作パネル7へのパスワードの入力が必要となる。要求ユーザーが対象ユーザーでない場合や、使用機能が対象機能でない場合には、操作パネル7によるパスワードの入力受付は行われない(複合機100にジョブを実行させることができない)。
ここで、制限対象データBに対応付けられている対象機能は全機能である。すなわち、使用機能に制限がかけられていない。
これにより、制限対象データBについては、要求ユーザーがユーザーXであり、制限対象データB(制限対象データBと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が5回未満であれば、使用機能にかかわらず、複合機100にジョブを実行させることができる。ただし、制限対象データB(制限対象データBと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が5回に達していても、操作パネル7に入力された入力パスワードが許可パスワードと一致していれば、複合機100にジョブを実行させることができる。
別の例として、「CCC」というファイル名の制限対象データC(図2参照)を出力用データとして制御部1が取得したとする。この場合、複合機100にジョブを実行させる権限はユーザーXだけに与えられる。したがって、他のユーザーがジョブの実行を要求していれば、複合機100ではジョブが実行されない。
また、送信機能、FAX機能およびIFAXが対象機能として制限対象データCに対応付けられているので、コピー機能およびプリント機能のいずれかのジョブを複合機100に実行させようとしても、複合機100ではジョブが実行されない。
ここで、制限対象データCに対応付けられた上限回数は0回である。
これにより、制限対象データCについては、要求ユーザーがユーザーXであり、送信機能、FAX機能およびIFAX機能のいずれかが使用機能であっても、制限対象データC(制限対象データCと内容が同じ原稿の画像データを含む)を出力するジョブの実行回数が上限回数(0回)に達した状態となっているので、操作パネル7へのパスワードの入力が必要となる。要求ユーザーが対象ユーザーでない場合や、使用機能が対象機能でない場合には、操作パネル7によるパスワードの入力受付は行われない(複合機100にジョブを実行させることができない)。操作パネル7に入力された入力パスワードが許可パスワードと一致していれば、複合機100にジョブを実行させることができる。
(許可パスワードの更新)
許可パスワードは管理ユーザーにより予め設定されるが、更新条件が満たされると自動的に更新される。許可パスワードを更新するパスワード更新処理は制御部1が行う。
以下に、図4に示すフローチャートを参照し、制御部1により行われるパスワード更新処理の流れを説明する。図4に示すフローチャートは、制御部1によるパスワード判断処理の結果が出たときにスタートする。
ステップS21において、制御部1は、入力パスワードと許可パスワードとが一致したか否かを判断する。その結果、入力パスワードと許可パスワードとが一致したと制御部1が判断した場合には、ステップS22に移行する。一方で、入力パスワードと許可パスワードとが一致しなかったと制御部1が判断した場合には、本フローは終了する。この場合には、許可パスワードの更新は行われない。
ステップS22に移行すると、制御部1は、新たな許可パスワード(既存の許可パスワードと異なるパスワード)を生成する。そして、ステップS23において、制御部1は、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた既存の許可パスワードを消去し、当該制御対象データにステップS22で生成した新たな許可パスワードを対応付ける(新たな許可パスワードを制限情報10に含める)。すなわち、制御部1は、制限情報10で定義された許可パスワードを更新する。
ステップS24において、制御部1は、ネットワーク通信部5を用いて、管理ユーザーのユーザー端末200に対し、ステップS22で生成した新たな許可パスワードを通知する。新たな許可パスワードは管理ユーザーにのみ通知される。
一例として、「AAA」というファイル名の制限対象データA(図2参照)を出力用データとして制御部1が取得したとする。また、要求ユーザーがユーザーX(対象ユーザー)であり、使用機能がコピー機能(対象機能)であったが、制限対象データAを出力するジョブの実行回数が上限回数(10回)に達していたとする。この場合に操作パネル7によるパスワードの入力受付が行われる。
操作パネル7にパスワードが入力されると、制御部1は、入力パスワードと許可パスワードとが一致するか否かを判断する。制限対象データAに対応する現在の許可パスワードは「1111」である。したがって、制御部1は、入力パスワードが「1111」であれば、入力パスワードと許可パスワードとが一致すると判断する。そして、入力パスワードと許可パスワードとが一致すると判断すると、制御部1は、制限対象データAを出力するジョブの実行を許可し、制御対象データAに対応する許可パスワードを更新する。これにより、制御対象データAには新たな許可パスワードが対応付けられる。
一方で、制御部1は、入力パスワードが「1111」でなければ、制御対象データAに対応する許可パスワードを更新しない。すなわち、制御対象データAに対応する許可パスワードは「1111」のままである。
制御対象データAに対応する許可パスワードを更新した場合、制御部1は、次に制御対象データAを対象にパスワード判断処理を行うとき、新たな許可パスワードを用いる。このため、制御対象データA(制御対象データAと内容が同じ原稿の画像データ)を出力するジョブを複合機100に実行させたいユーザーは管理ユーザーから、管理ユーザーに通知された新たな許可パスワードを教えてもらう必要がある。
(複数ページ分の出力用データ)
ユーザーによっては、複合機100にジョブを実行させるのに際し、記憶部2から複数ページ分のドキュメントデータをプリント対象や送信対象として選択する場合がある。また、画像読取部3で複数ページ分の原稿をプリント対象や送信対象としてスキャンする場合がある。これらの場合には、制御部1が複数ページ分の出力用データを取得することになる。
制御部1は、複数ページ分の出力用データを取得すると、複数ページ分の出力用データのそれぞれについて、出力用データが制限対象データであるか否かを判断する。そして、複数ページ分の出力用データの中に、制限対象データであると判断した出力用データが混在するとき、制御部1は、制限を解除するか否かの受け付けを操作パネル7に行わせる。
制限を解除しない旨を操作パネル7がユーザーから受け付けた場合、制御部1は、制限を解除せずにジョブ実行部100Jにジョブを実行させる。このとき、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを含む複数ページ分の出力用データのうち、制限対象データであると判断した出力用データ以外の出力用データを出力するジョブの実行だけを許可する。すなわち、制限対象データであると制御部1が判断した出力用データを出力するジョブについては実行が禁止される。
一例として、図5に示すように、制御部1が3ページ分の出力用データを取得したとする。また、3ページ分の出力用データのうち、1ページ目および2ページ目の各出力用データについては制限対象データではないと制御部1が判断し、3ページ目の出力用データについては制限対象データであると制御部1が判断したとする。この場合に、制限を解除するか否かの受け付けが操作パネル7により行われる。
この例において、制限を解除しない旨を操作パネル7が受け付けた場合、制御部1は、1ページ目および2ページ目の各出力用データを出力するジョブだけをジョブ実行部100Jに実行させる。これにより、1ページ目および2ページ目の各出力用データだけが出力される(図5下図参照)。
制限を解除する旨を操作パネル7がユーザーから受け付けた場合、制御部1は、複数ページ分の出力用データのうち制限対象データであると判断した出力用データを対象にして条件判断処理を行う。すなわち、制御部1は、図3に示すフローチャートに沿った処理を行う。
条件判断処理の結果、許可条件が満たされている場合、制御部1は、制限を解除してジョブ実行部100Jにジョブを実行させる。すなわち、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを含む複数ページ分の出力用データを出力するジョブの実行を許可する。
条件判断処理の結果、許可条件が満たされていない場合、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを含む複数ページ分の出力用データを出力するジョブの実行を禁止する。この場合、複合機100ではジョブが実行されない。
たとえば、図5に示した例において、制限を解除する旨を操作パネル7が受け付けたとする。この場合に、図6に示すように、制御部1による条件判断処理が行われる。その結果、許可条件が満たされていると判断した場合、制御部1は、1ページ、2ページおよび3ページの各出力用データを出力するジョブの実行を許可する(制限を解除してジョブ実行部100Jにジョブを実行させる)。一方で、許可条件が満たされていないと判断した場合、制御部1は、ジョブの実行を禁止する。
ここで、制御部1は、取得した複数ページ分の出力用データの中に2ページ分以上、制限対象データであると判断した出力用データが混在している場合、制限対象データであると判断した全ページの出力用データのそれぞれについて条件判断処理を行う。そして、当該行った条件判断処理の全てで許可条件が満たされていると判断した場合、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを含む複数ページ分の出力用データを出力するジョブの実行を許可する。
なお、制御部1が制限対象データであると判断した2ページ分以上の出力用データのうち、或るページの出力用データを対象とした条件判断処理では許可条件が満たされているが、別のページの出力用データを対象とした条件判断処理では許可条件が満たされていない場合がある。この場合には、制御部1が制限対象データであると判断した出力用データを含む複数ページ分の出力用データを出力するジョブの実行が許可されてもよいし禁止されてもよい。制限対象データの外部への漏洩防止を優先する場合には、ジョブの実行を禁止するのが好ましい。
本実施形態の複合機100(画像形成装置)は、上記のように、出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部100Jと、予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報10を記憶する記憶部2と、制限情報10に基づき出力用データが制限対象データであるか否かを判断し、出力用データが制限対象データであると判断したとき、許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、許可条件が満たされている場合には、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行を許可する一方、許可条件が満たされていない場合には、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行を禁止する制御部1と、を備える。
本実施形態の構成では、特定データ(特定ユーザーにのみ使用権限を与えたいデータ)を制限対象データとして設定しておくことにより、出力用データが特定データであれば、出力用データが制限対象データであると制御部1が判断する。そして、制御部1により条件判断処理(許可条件に基づきジョブの実行の許可/禁止を判断する処理)が行われる。これにより、特定データを制限対象データとして設定しておき、また、許可条件を適切に設定しておくことにより、特定データ(制御部により制限対象データであると判断される出力用データ)のジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザーであった場合にはジョブの実行を許可し、特定データのジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザーでなかった場合にはジョブの実行を禁止する、すなわち、特定ユーザーにのみ特定データの使用権限を与える、といったことを行える。この場合には、特定ユーザーはジョブの実行禁止の解除を管理ユーザーに依頼しなくてもよくなる(管理ユーザーはジョブの実行禁止を解除する作業を行わなくてもよくなる)。その結果、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、制御部1は、条件判断処理としてユーザー判断処理を行う。これにより、特定データを制限対象データとして設定しておき、また、特定ユーザーを対象ユーザーとして制限対象データに対応付けておくことにより、容易に、特定ユーザーにだけ特定データ(制御部1により制限対象データであると判断される出力用データ)の使用権限を与えることができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部1は、条件判断処理として機能判断処理を行う。これにより、特定データ(制御部1により制限対象データであると判断される出力用データ)のジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザー(対象ユーザー)であっても、使用機能が対象機能でなければ、複合機100でのジョブの実行を禁止することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部1は、条件判断処理としてパスワード判断処理を行う。これにより、特定データ(制御部1により制限対象データであると判断される出力用データ)のジョブの実行を要求したユーザーが特定ユーザー(対象ユーザー)であっても、入力パスワードと許可パスワードとが一致しなければ、複合機100でのジョブの実行を禁止することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを出力するジョブの実行回数を認識し、実行回数が上限回数に達するまではパスワード判断処理を行わず、実行回数が上限回数に達して以降にパスワード判断処理を行う。これにより、特定データ(制御部1により制限対象データであると判断される出力用データ)のジョブの実行回数が上限回数に達するまではパスワードを入力しなくてもよくなるので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、制御部1は、複数ページ分の出力用データの中に、制限対象データであると判断した出力用データが混在する場合、制限対象データであると判断した出力用データを対象に条件判断処理を行う。その結果、許可条件が満たされていない場合、制御部1は、制限対象データであると判断した出力用データを含む複数ページ分の出力用データを出力するジョブの実行を禁止する。これにより、ジョブの出力ページ数が複数ページであっても、複数ページ分の出力データの中に特定データ(制御部1により制限対象データであると判断される出力用データ)が含まれていれば、ジョブの実行を禁止することができる。
<変形例>
以下に、図7に示すフローチャートを参照し、制御部1により行われる条件判断処理の変形例の流れを説明する。図7に示すフローチャートのスタートは、ユーザーからジョブの実行要求を受け付けたと制御部1が判断したときにスタートする。
なお、図7に示すフローチャートのステップS31〜S34までの処理は、図3に示したフローチャートのステップS1〜S4までの処理と同じである。したがって、図7に示すフローチャートのステップS31〜S34までの処理の説明については、図3に示したフローチャートのステップS1〜S4までの処理の説明を援用するものとして省略する。
また、図7に示すフローチャートのステップS37〜S41までの処理は、図3に示したステップS7〜S11までの処理と同じである。したがって、図7に示すフローチャートのステップS37〜S41までの処理の説明についても、図3に示したフローチャートのステップS7〜S11までの処理の説明を援用するものとして省略する。
ステップS34において、取得した出力用データが制限対象データであると制御部1が判断すると、ステップS35に移行する。ステップS35に移行すると、制御部1は、制限情報10に基づき、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた対象ユーザーを認識する。そして、制御部1は、ステップS31で認識した要求ユーザーが当該対象ユーザーであるか否かを判断するユーザー判断処理を条件判断処理の一処理として行う。その結果、要求ユーザーが対象ユーザーであると制御部1が判断した場合には、ステップS36に移行する。
ステップS36に移行すると、制御部1は、制限情報10に基づき、出力用データとして取得した制限対象データ(原稿の画像データを出力用データとして取得した場合には当該出力用データと内容が同じ制限対象データ)に対応付けられた対象機能を認識する。そして、制御部1は、ステップS32で認識した使用機能が当該対象機能であるか否かを判断する機能判断処理を条件判断処理の一処理として行う。その結果、使用機能が対象機能であると制御部1が判断した場合には、ステップS37に移行する。
ここで、変形例では、ステップS35において、要求ユーザーが対象ユーザーではないと制御部1が判断すると、ステップS40に移行する。また、変形例では、ステップS36において、使用機能が対象機能ではないと制御部1が判断した場合にも、ステップS40に移行する。
すなわち、変形例では、要求ユーザーが対象ユーザーでなければ、許可条件が満たされていると判断される。また、要求ユーザーが対象ユーザーであっても、使用機能が対象機能でなければ、許可条件が満たされていると判断される。
変形例では、特定ユーザーを対象ユーザーに設定しておくことにより、特定ユーザーにのみ特定データの使用に制限をかけることができる。すなわち、特定ユーザー以外のユーザーについては、無条件で特定データを使用させることができる。
また、変形例では、複合機100に搭載された複数種の機能のうち、特定データのジョブで特定ユーザーに使用させたくない機能があれば、当該機能を対象機能に設定しておくことにより、当該機能のジョブの実行に制限をかけることができる(パスワード判断処理の結果によっては、当該機能のジョブの実行が許可される)。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 制御部
2 記憶部
7 操作パネル
10 制限情報
100 複合機(画像形成装置)
100J ジョブ実行部

Claims (6)

  1. 出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部と、
    予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報を記憶する記憶部と、
    前記制限情報に基づき前記出力用データが前記制限対象データであるか否かを判断し、前記出力用データが前記制限対象データであると判断したとき、前記許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、前記許可条件が満たされている場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を許可する一方、前記許可条件が満たされていない場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を禁止する制御部と、を備え
    前記制限情報は、予め設定された対象ユーザーを示す情報を含み、
    前記制御部は、前記出力用データが前記制限対象データであると判断すると、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであるか否かを判断するユーザー判断処理を前記条件判断処理として行い、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーでない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    画像形成装置は、複数種の機能を搭載し、
    前記制限情報は、前記複数種の機能のうち予め設定された対象機能を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブで使用する使用機能を認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであると判断すると、前記使用機能が前記対象機能であるか否かを判断する機能判断処理を前記条件判断処理として行い、前記使用機能が前記対象機能でない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    操作パネルを備え、
    前記制限情報は、予め設定された許可パスワードを示す情報を含み、
    前記操作パネルは、パスワードの入力を受け付け、
    前記制御部は、前記使用機能が前記対象機能であると判断すると、前記操作パネルに入力された入力パスワードと前記許可パスワードとが一致するか否かを判断するパスワード判断処理を前記条件判断処理として行い、前記入力パスワードと前記許可パスワードとが一致しない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    前記制御部は、前記入力パスワードと前記許可パスワードとが一致すると判断した後、新たな前記許可パスワードを生成するとともに、既存の前記許可パスワードを消去し、新たな前記許可パスワードを前記制限情報に含めることを特徴とする画像形成装置。
  2. 出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部と、
    予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報を記憶する記憶部と、
    前記制限情報に基づき前記出力用データが前記制限対象データであるか否かを判断し、前記出力用データが前記制限対象データであると判断したとき、前記許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、前記許可条件が満たされている場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を許可する一方、前記許可条件が満たされていない場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を禁止する制御部と、を備え、
    前記制限情報は、予め設定された対象ユーザーを示す情報を含み、
    前記制御部は、前記出力用データが前記制限対象データであると判断すると、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであるか否かを判断するユーザー判断処理を前記条件判断処理として行い、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーでない場合には、前記許可条件が満たされていると判断し、
    画像形成装置は、複数種の機能を搭載し、
    前記制限情報は、前記複数種の機能のうち予め設定された対象機能を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブで使用する使用機能を認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであると判断すると、前記使用機能が前記対象機能であるか否かを判断する機能判断処理を前記条件判断処理として行い、前記使用機能が前記対象機能でない場合には、前記許可条件が満たされていると判断し、
    操作パネルを備え、
    前記制限情報は、予め設定された許可パスワードを示す情報を含み、
    前記操作パネルは、パスワードの入力を受け付け、
    前記制御部は、前記使用機能が前記対象機能であると判断すると、前記操作パネルに入力された入力パスワードと前記許可パスワードとが一致するか否かを判断するパスワード判断処理を前記条件判断処理として行い、前記入力パスワードと前記許可パスワードとが一致しない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    前記制御部は、前記入力パスワードと前記許可パスワードとが一致すると判断した後、新たな前記許可パスワードを生成するとともに、既存の前記許可パスワードを消去し、新たな前記許可パスワードを前記制限情報に含めることを特徴とする画像形成装置。
  3. 出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部と、
    予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報を記憶する記憶部と、
    前記制限情報に基づき前記出力用データが前記制限対象データであるか否かを判断し、前記出力用データが前記制限対象データであると判断したとき、前記許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、前記許可条件が満たされている場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を許可する一方、前記許可条件が満たされていない場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を禁止する制御部と、を備え、
    前記制限情報は、予め設定された対象ユーザーを示す情報を含み、
    前記制御部は、前記出力用データが前記制限対象データであると判断すると、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであるか否かを判断するユーザー判断処理を前記条件判断処理として行い、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーでない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    画像形成装置は、複数種の機能を搭載し、
    前記制限情報は、前記複数種の機能のうち予め設定された対象機能を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブで使用する使用機能を認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであると判断すると、前記使用機能が前記対象機能であるか否かを判断する機能判断処理を前記条件判断処理として行い、前記使用機能が前記対象機能でない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    操作パネルを備え、
    前記制限情報は、予め設定された許可パスワードを示す情報を含み、
    前記操作パネルは、パスワードの入力を受け付け、
    前記制御部は、前記使用機能が前記対象機能であると判断すると、前記操作パネルに入力された入力パスワードと前記許可パスワードとが一致するか否かを判断するパスワード判断処理を前記条件判断処理として行い、前記入力パスワードと前記許可パスワードとが一致しない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    前記制限情報は、予め設定された上限回数を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行回数を認識し、前記実行回数が前記上限回数に達するまでは前記パスワード判断処理を行わず、前記実行回数が前記上限回数に達して以降に前記パスワード判断処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部と、
    予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報を記憶する記憶部と、
    前記制限情報に基づき前記出力用データが前記制限対象データであるか否かを判断し、前記出力用データが前記制限対象データであると判断したとき、前記許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、前記許可条件が満たされている場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を許可する一方、前記許可条件が満たされていない場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を禁止する制御部と、を備え、
    前記制限情報は、予め設定された対象ユーザーを示す情報を含み、
    前記制御部は、前記出力用データが前記制限対象データであると判断すると、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであるか否かを判断するユーザー判断処理を前記条件判断処理として行い、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーでない場合には、前記許可条件が満たされていると判断し、
    画像形成装置は、複数種の機能を搭載し、
    前記制限情報は、前記複数種の機能のうち予め設定された対象機能を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブで使用する使用機能を認識し、前記要求ユーザーが前記対象ユーザーであると判断すると、前記使用機能が前記対象機能であるか否かを判断する機能判断処理を前記条件判断処理として行い、前記使用機能が前記対象機能でない場合には、前記許可条件が満たされていると判断し、
    操作パネルを備え、
    前記制限情報は、予め設定された許可パスワードを示す情報を含み、
    前記操作パネルは、パスワードの入力を受け付け、
    前記制御部は、前記使用機能が前記対象機能であると判断すると、前記操作パネルに入力された入力パスワードと前記許可パスワードとが一致するか否かを判断するパスワード判断処理を前記条件判断処理として行い、前記入力パスワードと前記許可パスワードとが一致しない場合には、前記許可条件が満たされていないと判断し、
    前記制限情報は、予め設定された上限回数を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行回数を認識し、前記実行回数が前記上限回数に達するまでは前記パスワード判断処理を行わず、前記実行回数が前記上限回数に達して以降に前記パスワード判断処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 出力用データを出力するジョブを実行するジョブ実行部と、
    予め設定された制限対象データを示す情報および予め設定された許可条件を示す情報を含む制限情報を記憶する記憶部と、
    前記制限情報に基づき前記出力用データが前記制限対象データであるか否かを判断し、前記出力用データが前記制限対象データであると判断したとき、前記許可条件が満たされているか否かを判断する条件判断処理を行い、前記許可条件が満たされている場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を許可する一方、前記許可条件が満たされていない場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を禁止する制御部と、
    操作パネルと、を備え、
    前記制御部は、複数ページ分の前記出力用データの中に、前記制限対象データであると判断した前記出力用データが混在するとき、制限を解除するか否かの受け付けを前記操作パネルに行わせ、前記制限を解除しない旨を前記操作パネルが受け付けた場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを含む複数ページ分の前記出力用データのうち、前記制限対象データであると判断した前記出力用データ以外の前記出力用データを出力する前記ジョブの実行だけを許可することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記制限を解除する旨を前記操作パネルが受け付けると、前記条件判断処理を行い、前記許可条件が満たされている場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを含む複数ページ分の前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を許可する一方、前記許可条件が満たされていない場合には、前記制限対象データであると判断した前記出力用データを含む複数ページ分の前記出力用データを出力する前記ジョブの実行を禁止することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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