JP2015001177A - スクロール式流体機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電動モータ18のロータ軸22に駆動スクロール体28の駆動軸36が結合され、これらを玉軸受52及び54で回転自在に支承している。従動スクロール体30は玉軸受56及び60で回転自在に支承され、従動スクロール体30を構成するケーシング40は構造体58の大径中空円筒体58cと着脱可能に結合されている。構造体58を構成する小径中空円筒体58aは玉軸受60で回転自在に支承されている。好ましくは、駆動スクロール体28の端板32と構造体58との間にオルダムリング61が介装され、駆動スクロール体28と従動スクロール体30とは、オルダムリング61を介して同期回転する。
【選択図】図1
Description
特許文献2に開示された両回転型のスクロール式圧縮機では、前述のように、スクロール体を両持ち支持する支持機構が複雑となり、該支持機構を収容するハウジングも大型化するという問題がある。また、オルダムリングなどの同期回転機構が、両スクロール体のラップ部の半径方向外側に配置されているため、ハウジングが大型化するという問題がある。
以上の構成により、両スクロール体の位置精度を確保しつつ、両スクロール体の支持機構を小型化かつ簡素化して低コスト化が可能になる。
なお、同期回転機構として、例えば、オルダムリング方式やピンクランク方式等を用いることができる。
さらに、前記構成において、連結部を駆動スクロール体の端板背面に対面して配置し、駆動スクロール体と連結部とを同期回転機構を介して連動させるようにすることができる。このように、連結部を駆動スクロール体の端板背面に対面して配置することで、両スクロール体の半径方向の寸法増大を抑え、ハウジングをコンパクト化できる。
吐出孔44a、50a及び吐出筒46の内側に形成された圧縮気体の吐出流路は、吐出筒46及びシールプレート48によってハウジング12の内部空間と遮断されている。
小径中空円筒体58aとハウジング12との間に玉軸受60が設けられ、玉軸受60によって構造体58を回転自在に支承している。
従動スクロール体30の端板40aの背面には、多数の遠心羽根66が設けられている。遠心羽根66は、端板40aの外側領域でボス部44を囲むように配置され、各遠心羽根はほぼ等間隔に配置され、半径方向外側へ向けられている。遠心羽根66は、放気管64の開口に対面した位置にある(図1参照)。遠心羽根66の間に、吸気口68が形成されている。
以上の構成により、両スクロール体の位置精度を確保しつつ、両スクロール体の支持機構を小型化かつ簡素化して低コスト化が可能になる。
また、従動スクロール体30と構造体58とは、ボルト70によって着脱可能に連結されるので、スクロール式圧縮機10の分解及び組立が容易になる。
さらに、冷風路はボス部50の半径方向外側に形成され、吐出筒46を玉軸受56で直接支承するようにしているので、ボス部50を小型化かつ低コスト化できる。
また、玉軸受56に隣接して冷風路が形成されるので、玉軸受56に封入されたグリースの温度を下げ、玉軸受56の焼損を防止できる。そのため、玉軸受56の寿命を延ばすことができる。
さらに、冷風路を形成するために新たにダクトや配管を設ける必要がないため、圧縮機の構成を簡素化できる。
また、導気口62a〜62cは、ボス部50の外周面に沿って円弧状に形成された長孔であるので、冷風路を玉軸受56に最大限に接近させることができ、これによって、玉軸受56及び玉軸受56の内側に設けられた吐出筒46を効果的に冷却できる。
なお、シールプレート48によって圧縮気体の吐出路がシールされているので、吐出孔44aから吐出された圧縮気体がハウジング12の内部に漏れるおそれはない。
12 ハウジング
12a 端面
12b 外周面
12c ボルト孔
50 ボス部
50a 吐出孔
14 ハウジング受け
14a 通し孔
16、38、70 ボルト
18 電動モータ
20 ケーシング
22 ロータ軸
24 ロータ
26 ステータ
28 駆動スクロール体
32 端板
34 ラップ部
36 駆動軸
30 従動スクロール体
40 ケーシング
40a 端板
42 ラップ部
44 ボス部
44a 吐出孔
45 チップシール
46 吐出筒
48 シールプレート
50 ボス部
50a 吐出孔
52、54 玉軸受(第1の軸受)
56 玉軸受(第2の軸受)
60 玉軸受(第3の軸受)
58 構造体
58a 小径中空円筒体(中空筒体)
58b 連結部材
58c 大径中空円筒体
58d 環状体
61 オルダムリング
62a、62b、62c 導気口
64 放気管
66 遠心羽根
68 吸気口
72 通し孔
73 ボルト孔
74 吐出管
a1 軸線(第1の軸線)
a2 軸線(第2の軸線)
cs 閉鎖空間
w 冷風
Claims (6)
- 端板と該端板に立設された渦巻き形状のラップ部とを有する駆動スクロール体と、
前記端板の背面に一体形成された駆動軸に出力軸が連結され、前記駆動軸の第1の軸線を中心に前記駆動スクロール体を回転する駆動装置と、
端板と該端板に立設された渦巻き形状のラップ部とを有し、前記第1の軸線に対して平行でかつ偏心した第2の軸線を中心に回転自在に支承された従動スクロール体と、
前記従動スクロール体を前記駆動スクロール体と同期回転させる同期回転機構とを備え、
前記駆動スクロール体と前記従動スクロール体とで閉鎖空間を形成し、該閉鎖空間の容積を変化させて吸引吐出を行うスクロール式流体機械において、
前記駆動軸に沿って直列に配置され、前記駆動軸を前記第1の軸線を中心に回転自在に支持する複数の第1の軸受と、
前記従動スクロール体の端板の背面側に配置され、前記従動スクロール体を前記第2の軸線を中心に回転自在に支承する第2の軸受と、
前記駆動スクロール体の端板の背面側で、前記第2の軸線を中心に第3の軸受によって回転自在に支承され、前記従動スクロール体と前記第3の軸受との間に介在された構造体とを備えていることを特徴とするスクロール式流体機械。 - 前記駆動スクロール体の端板背面と前記構造体の間に同期回転機構が配置され、
前記駆動スクロール体と前記構造体とは前記同期回転機構を介して連動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール式流体機械。 - 前記構造体は、
前記駆動スクロール体の端板の背面側で前記駆動軸の周囲に配設された中空筒体と、
前記従動スクロール体の外周端と前記中空筒体とを連結する連結部とで構成され、
前記中空筒体は前記第3の軸受によって回転自在に支承されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール式流体機械。 - 前記構造体は、
前記駆動スクロール体の端板の背面側で前記駆動軸の周囲に配設された中空筒体と、
前記従動スクロール体の外周端と前記中空筒体とを連結する連結部とで構成され、
前記中空筒体は前記第3の軸受によって回転自在に支承されると共に、
前記連結部は前記駆動スクロール体の端板背面に対面して配置され、前記駆動スクロール体と前記連結部とは前記同期回転機構を介して連動するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のスクロール式流体機械。 - 前記駆動装置が電動モータであると共に、前記出力軸が該電動モータのロータ軸であり、
前記複数の第1の軸受が前記駆動軸及び前記ロータ軸に沿って直列に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクロール式流体機械。 - 前記従動スクロール体と前記構造体とが着脱可能に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクロール式流体機械。
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Family Applications (1)
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-
2013
- 2013-06-14 JP JP2013125391A patent/JP6185297B2/ja active Active
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