JP2014534635A - コーナー補強挿入材 - Google Patents

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Abstract

本発明は、特に二重角端を有する壁要素のためのコーナー補強挿入材(10)に関し、少なくとも実質的に1つの面に配置され角度がついた内周側端縁(20)と角度がついた外周側端縁(22)を有する板状コーナーフランジ(18)を有し、コーナーフランジの面と垂直な方向にそして内周側端縁(20)と平行にコーナーフランジ(18)の内周側端縁(20)上に基部(14)の同じ側から延在する 第1のウェブ(24)および第2のウェブ(26)を有する基部(14)を備え、第1のウェブ(24)は内周側端縁(20)の屈曲点(28)の1つの側に位置し、第2のウェブ(26)は屈曲点(28)の他の側に位置する。本発明はコーナー形状外装部(16)をさらに備え、これはコーナーフランジ(18)を収容するように設計された細長い隙間(40)を備え、細長い隙間にはコーナーフランジが実質的に完全に外装部(16)によって囲まれるようにコーナーフランジ(18)が配置され、第1のウェブ(24)と第2のウェブ(26)は外装部(16)のための基部(14)のストッパを形成し、外装部(16)はエラストマー材料から作られ、基部(14)は外装部(16)と比較して硬い材料から作られる。【選択図】図1

Description

本発明は、コーナー補強挿入材に関する。コーナー補強挿入材は、比較的薄い、パネル形状の材料からなり、二重角端、すなわちパネル形状の材料を少なくとも約90度だけ同じ方向に2回曲げる結果として作られる端を有する構成要素を意図している。上に述べた種類の構成要素は、例えば、平坦な金属薄板から作られる壁要素であり、これらは、例えば、特にスイッチキャビネットのみならず、被覆部品を含め、棚、キャビネット等の産業用家具に使用されている。壁要素は、ドア、例えばキャビネット等に使用される金属薄板のドアであってもよい。金属薄板の代わりに、このような壁要素はプラスチックから製造されてもよい。
構成要素、特に、上記の種類の壁要素は、それらの領域の大部分を占める薄い金属薄板またはプラスチック材料が、それ自体良好なねじり剛性を有していないので、その安定性については、とりわけ二重角端によってねじれ安定性が壁要素にもたらされる。二重角端は、このような構成要素のねじり剛性を著しく向上させるにもかかわらず、特にかなり大きな構成要素の場合においては、構成要素の重量を全体として著しく増加させることなしにねじり剛性をさらに向上させることが望ましい。
この課題を解決するために、本発明では、請求項1において特徴付けられるコーナー補強挿入材を利用可能としている。このようなコーナー補強挿入材は、上述の種類の構成要素のコーナー領域において二重角端により形成される空洞に挿入することが意図されている。本発明による、コーナー補強挿入材は、基部と、コーナー形状の外装部を備える。用語「コーナー形状」は、外装部の基本形状がコーナー補強挿入材を挿入することが可能なコーナー領域の形状に対応することを意味するとして理解される。このようなコーナーは必ずしも90度の角度を有する必要はなく、これよりも小さい角度でも大きい角度でもよい。基部は、本発明によればコーナー補強挿入材の中心部として特徴付けられることができ、少なくとも実質的に1つの面に配置される板状のコーナーフランジを有し、角度がついた内周側端縁および角度がついた外周側端縁を有する。コーナーフランジの内周側端縁には、第1のウェブおよび第2のウェブが、基部の1つの同じ側にコーナーフランジの面に対して垂直方向に突出している。この2つのウェブは、内周側端縁に平行に延在し、第1のウェブは内周側端縁の屈曲点に対して1つの側に位置し、第2のウェブは、屈曲点に対して他の側に位置する。外装部は、板状のコーナーフランジを収容するように設計されたスロットを有する。コーナーフランジが外装部に配置されるときに、前記外装部は板状コーナーフランジを実質的に完全に囲み、第1のウェブと第2のウェブは外装部に対するストッパを形成する。基部は、コーナー補強挿入材に安定性を与えるために、外装部よりも硬い材料から成る一方、外装部は、弾性的な柔らかい材料、例えばエラストマー材料から製造され、この材料はシールにも使用される。
このようなコーナー補強挿入材は、ほんの僅かな隙間か好ましくは全く隙間が無い状態で二重角端のコーナー領域に押し込まれ、二重角端を有する構成要素の対応する部分について、外装部の両側に存在する、薄板の支持力の可能性により構成要素のねじり剛性を明らかに高めるばかりでなく、加えて湿気や他の望ましくない環境の影響が入り込むことを防ぐように効果的にコーナー領域を密封することもできる。その結果、特に、平らな金属薄板から製造された壁要素の場合は、従来、溶接、ボンディングまたは密封材料の溶接ビードの応用によってだけで信頼性高く密封することができたコーナー領域において隙間が生じる。本発明によれば、今や簡単な方法で可能であるコーナー補強挿入材の手段により、好ましくは僅かに大きい寸法を有する前記コーナー補強挿入材を用いる結果として、それが挿入された状態のときに、軽い圧接が生じて密封作用を改善する。
2つのウェブは、好ましくはコーナーフランジから十分に離れて突き出しているので、外装部のストッパを形成するだけでなく、コーナー補強挿入材に属する機械的ストッパとして機能することができるように外装部から突き出ており、このストッパは構成要素の二重角端の自由端縁と相互作用することもできる。このようにして設計されたコーナー補強挿入材は、次に2つのウェブが二重角端の自由端縁と当接するまで簡単に構成要素のコーナー領域に挿入される。
2つのウェブは互いに分離されてもよいが、好ましくは内周側端縁の屈曲点でこれらは互いに連結されており全体として角度がついたウェブを形成している。実施形態の好ましい1つの例によれば、位置決め突起は、このようにして前記屈曲点において互いに連結している複数のウェブから前記コーナーフランジの前記面に垂直な方向に延在する。位置決め突起は、2つのウェブよりもさらに突き出ており、他のものの中でコーナー補強挿入材が設けられた構成要素を本発明にしたがってこれらの取り付け位置へ容易に挿入できるようにする役割がある。さらに、例えば、前記構成要素が輸送の最中に互いに擦り合わされ、位置決め突起がなければ表面仕上げに損傷を与えることを防止するために同じ種類の多数の構成要素を上限に積み重ねるときに、このような位置決め突起は、スペーサとして機能し得る。このスペーサとしての作用は、上下に積み重ねた構成要素を塗装するときにも利点がある。
特に好ましくは、前述の位置決め突起は、その自由端縁の領域に面取り部(斜角)がある。このようにして、前記位置決め突起は、さらに例えばドアとして設置される壁要素の場合、有利である自己中心合わせ機能がある。なぜなら、支持軸から少し垂れ下がったドアを閉めるときにドアがの正しい位置をとることが可能となるからである。これらの事情により、面取り部をつけた位置決め突起は、前記ドアを閉めるときに望ましい位置にガイドする斜面のように振る舞う。
本発明によるコーナー補強挿入材の好ましい設計によれば、各ウェブには前記コーナーフランジの平面に垂直に延在し、その位置が所定のモジュラーの寸法に適合する少なくとも1つの貫通孔が設けられる。二重角端を有する構成要素において、前記二重角端の自由端縁の近くに、すなわち構成要素の内側の面に、所定のモジュラーの寸法を有し、例えば、内部に取り付けをするのに役立つ穴の列がしばしば存在する。この種の穴の列は、特に金属薄板から製造される構成要素の場合、構成要素のコーナーには届かないかもしれない。なぜなら、二重角端をつくるのに使用される曲げ工具は曲げる操作の後再びコーナー領域から取り除かなければならないからである。コーナー補強挿入材の2つのウェブにおける貫通孔により、この種の穴の列をきちんと補い完全にすることが可能となる。
密封作用をさらに改善する目的で、1つまたはさらにそれより多い数の密封リブが、外装部の外面に設けられ得る。例えば、密封リブが、前記外装部からコーナーの先端において直接突出してもよく、コーナー補強挿入材をコーナー領域に挿入する際に、二重角端においてこの場合にその場所に存在するかもしれない小さい隙間内に圧入される。さらに、密封リブは、望ましくない環境の影響の侵入への抵抗力をさらに高めるためにこのように小さい隙間の近くに設けることができる。同様に、密封リブは、コーナー領域の可能な限り最良な密封を実現するために外装部の上面及び/または下面に設けることができる。
本発明によればコーナー補強挿入材の実施形態のある例においては、板状コーナーフランジの領域において、貫通開口部が基部と外装部を超えて前記コーナーフランジの面に垂直に延在する。このような貫通開口部は、例えば、本発明にしたがってコーナー補強挿入材が設置された構成要素が取り付けられる支持構造にリング(eye)やフックを留めるために役立つ。もし、コーナー補強挿入材がこのような貫通開口部を有するなら、望ましくない環境的影響が貫通開口部を介して構成要素へ入り込むことを防止するために、外装部の外面上に、前記貫通開口部のまわりに、少なくとも1つの密封リブを設けることが好ましい。
簡単なしっかりした取り付けを目的とした、コーナー補強挿入材の実施形態の好ましい実施例において、基部上に、少なくとも1つの舌状ばね要素が、ラッチングピンが配置された自由端縁に設けられており外装部を貫通してそこから突き出して延在する。このラッチングピンは、コーナー補強挿入材が中に挿入されるコーナー領域における構成要素の内側に位置しているラッチング開口部と相互作用することが意図される。望ましい取り付け位置に達した時に、ラッチングピンは、ラッチング開口部に嵌めこまれる。これにより、一方において、意図する取り付け位置に達したことを確認することが可能であり、他方において、意図しない分離に対してコーナー補強挿入材をしっかり固定する。それぞれがラッチングピンを有する2つの舌状ばね要素があることが好ましい。舌状ばね要素およびラッチングピンが、基部と一体化して具体化され得る。
基本的に、コーナー補強挿入材に全体として所望の安定性を与えることができるどの材料も基部の材料として適切である。例えば、前記基部は、金属、硬質プラスチックまたは硬質ゴムの材料からさえ成り得る。前記基部は、射出成形部品として具体化され得る。
基部および外装部は、本発明によりコーナー補強挿入材を形成するために、互いに別々に製造し、次いで互いに連結してもよい。あるいは、2部品射出成形プロセスにより、基部を外装部とともに、1ユニットとして製造することもできる。この目的には、もちろん基部と外装部の両方が射出成形可能な材料から成らなければならない。他の実施例によれば、外装部は加硫処理されてもよく、または基部に対してインサート成形(over−molded)をしてもよい。
本発明によるコーナー補強挿入材の好ましい例示的な実施形態は、添付する図面を参考とすることにより以下に詳細に説明される。
図1は、コーナー補強挿入材の上から見た3次元的な斜視図であり、基部と外装部とが互いに分離して示される。 図1のコーナー補強挿入材の他の3次元的な図である。 二重角端を有する壁要素に挿入する前の、図1によるコーナー補強挿入材を示す。 図3と同様の図を示すが、二重角端を有する構成要素のコーナー領域に挿入するコーナー補強挿入材と共に示している。 位置決め突起の機能を明確にする、コーナー補強挿入材を装着した壁要素の図を示す。 上下に積み重ねられ、それぞれにコーナー補強挿入材が装着された多数の壁要素の図を示す。
図1と図2は、斜め上から見た3次元斜視図でコーナー補強挿入材を示しており、コーナー補強挿入材は10により示され、二重角端を有し、例えば、金属薄板から製造される壁要素12(図3参照)のコーナー領域54の中に挿入されることが意図されている。コーナー補強挿入材10は、基部14と外装部16とを備える。例示的な実施形態が示すように、基部14と外装部16の基本的形状は両方とも略L形であり、なぜなら示されたコーナー補強挿入材10は直角のコーナー領域に挿入されることが意図されている。もし、コーナー補強挿入材が挿入されるべきコーナー領域が直角でなければ、基部14および外装部16の基本的形状は、概して前述のコーナー領域の形状に適合される。また、基部14は、必ずしも外装部16と同じ基本的形状を持たなくてもよい。
基部14は、板状のコーナーフランジ18を有し、板状のコーナーフランジ18は少なくとも実質的に1つの面に配置され内周側端縁20と外周側端縁22とを有し、内周側端縁20はこの例では直角に曲がっており、外周側端縁22はこの例では同様に直角に曲がっている。内周側端縁20において、第1のウェブ24と第2のウェブ26が、コーナーフランジ18の上面で、前記コーナーフランジ18の面に垂直な方向に突出しており、両方のウェブが、内周側端縁20に平行に延在し、屈曲点28(図2参照)において互いに結合しておりまたはその屈曲点28において互いに合体して1つになっている。したがって、第1のウェブ24は、屈曲点28に対して1つの側に位置している一方、第2のウェブ26は、屈曲点28に対して他の側に配置されている。屈曲点28から離れた短いエッジに、ウェブ24、26はコーナー領域54において挿入を容易にするための斜めの隙間29(図2参照)を有している。
屈曲点28において、位置決め突起30は、この実施例ではL字型であり、2つのウェブ24、26からウェブ24、26と同じ方向に突き出ており、この突起の機能は後でさらにかなり詳しく説明する。この自由端縁の領域において、位置決め突起30は、32で示されるように面取り部の構造となっている。
ウェブ24、26のそれぞれにおいて、コーナーフランジ18の面から垂直方向に延在する貫通孔34が設けられており、ここで意図された目的は後でさらに説明する。
板状のコーナーフランジ18において適切な圧入または隙間により2つの舌状ばね要素36が形成され、その自由端縁にはそれぞれの場合に、ラッチピン38が配置され、示された例示的な実施形態では、前記要素36と前記コーナーフランジ18に1個具体化されている。この示された例示的な実施形態では、2つのラッチピン38は、ウェブ24、26および位置決め突起30もが突出しているのと同じ方向に突き出ている。
基部14は、例えば金属、硬質プラスチックまたは硬質ゴム等の、所望の使用の目的に適する比較的硬い材料から作られ、コーナー補強挿入材10の中核部を形成し、コーナー補強挿入材10が望ましい安定性を持つことが可能となる。挿入の準備ができた状態では、基部14の大部分は、特に板状コーナーフランジ18は、外装部16により囲まれる。示された例示的な実施形態では、ウェブ24、26は、外装部16に対するストッパを形成し、したがって、その外装部16により囲まれなく、露出した状態となる。
コーナーフランジ18を収容する目的のために、外装部16は、前記外装部16内に延在し、内部にコーナーフランジ18が完全に挿入される、対応して形作られたスロット40を有する。さらに、外装部16には、ラッチピン38にそれぞれ対応する複数位置に、2つの開口部42が設けられ、その開口部42を通して前記ラッチピン38が延在し、前記外装部16から上方に向かい突き出すことができる。
外装部16の外側の構成は、その中にコーナー補強挿入材10が挿入される空洞のコーナー領域の構成に適合される。外装部16は、弾性のある可撓性材料、例えばゴムのような弾性材料からなり、その寸法は、それをコーナー領域に殆どまたは全く隙間が無く嵌めこむように選ばれる。外装部16は、ある程度大き目のサイズとしてもよく、この結果、コーナー領域に挿入される状態となったときにプレス嵌めが可能となる。
コーナー補強挿入材10がコーナー領域54に挿入されるときに、二重角端の内側の表面に入ってきて接触する外装部16の外面上に、接触圧力の増加をもたらしそのことによりさらにより良い密封が設ける範囲に沿って可能となる密封リブ44、46、48および50が設置される。密封リブ44、46、48および50は、好ましくは、例えばコーナーの先、外装部16の端部等の要注意領域は特に入念に密封されるように配置される。
示される例示的な実施形態では、コーナー補強挿入材10には板状コーナーフランジ18の領域に、貫通開口部52が設けられ、貫通開口部52は、基部14および外装部16を貫通して前記コーナーフランジ18の面に対して垂直に延在する。取り付けられる状態で、この貫通開口部52は、1つ以上のコーナー補強挿入材10を設ける壁要素12が取り付けられる支持構造体への接近ができるようにする機能がある。例えば、クレーンにより前記支持構造体を持ち上げるために、開口部52を通じてクレーンアイ(crane eye)(図示せず)を支持構造体(図示せず)に固定することができる。湿気または他の望ましくない環境の影響が貫通開口部52のために壁要素12の中に入りこむ可能性を防止するために、貫通開口部52を完全に囲む円形の密封リブ46を、外装部16の上面と下面のそれぞれに配置する。
図3では、コーナー補強挿入材10は、基部14が外装部16に連結された状態で示されている。また図3に示されるようにこの例では直角のコーナー領域54を有する壁要素12が前記壁要素12の内側に開いており、二重角端であるがために内部が空洞となっており、その中へコーナー補強挿入材10が挿入されるようになっている。また、図3から明らかなように、壁要素12および二重角端を構成する金属薄板を成形のため切断して折り曲げることにより生じる細長い隙間56が見える。最後に、図3において、内側で二重角端の自由端縁に開けてあって、所定の格子状の穴を有し、例えば、壁要素12に内側付属物を取り付けるのに役立つ穴58の2つの列を作ることが可能である。
図4は、コーナー領域54内に完全に挿入された位置におけるコーナー補強挿入材10を示す。この取り付け位置は、挿入して壁要素12の二重角端の内側の自由端縁と接触するウェブ24、26の側面60により規定されることが分かる。この位置で、ラッチピン38は、舌状ばね要素36上に配列されているため、コーナー補強挿入材10を導入する操作中に少し押し下げられ、二重角端の内側の周縁部分に設けられるラッチ開口部62に嵌めこまれる。このようにして、コーナー補強挿入材10は、意図的でなく分離されそうになってもそれに対して固定が維持される。
図4で再現された取り付け位置において、密封リブ44がコーナー領域54のコーナーの先において細長い隙間56に押し込まれ、したがって信頼性が高い状態で前記細長い隙間を密封できる。二重角端の内側の周縁部分と、前記内側の周縁部分と対向して配置されかつ平行である壁要素12の外側の面とは、それぞれ外装部16の上側、下側に存在する。その結果、一方では、壁要素12全体としてのねじり剛性は、高められ、かつ他方では、湿気または他の望ましくない環境の影響をこれらの点が重大な問題となるコーナー領域に与えることを防止する。
位置決め突起30により、壁要素12を、簡単な形でのみ示してある支持構造64に取り付けることが容易となる様子が図5に示される。取り付ける予定の壁要素12の下の部分が、前記位置決め突起30上の面取り部32の領域において位置決め突起30により支持構造64の上に置かれ、次いで前記支持構造64に向かって押されるだけでよい。面取り部32は、斜面として機能し、これにより壁要素12が、支持構造64に向かう移動の過程で、支持構造64上で自身を中心に置く。もし、壁要素12が、僅かにたわみのあるドアだとしても、すなわち少し下に垂れ下がっても、位置決め突起30は、ドアが開いたときにもその面取り部32により同様の効果を有する。
位置決め突起30が、多数の壁要素12が上下に積み重ねられるときにスペーサとして機能することができる様子が図6で示される。

Claims (10)

  1. 特に二重角端を有する壁要素のためのコーナー補強挿入材(10)であって、
    −基部(14)を有し、前記基部(14)は、
    −−少なくとも実質的に1つの面に配置され、角度がついた内周側端縁(20)と角度がついた外周側端縁(22)とを有する板状コーナーフランジ(18)を有し、
    −−前記コーナーフランジ(18)の内周側端縁(20)上で前記コーナーフランジの面と垂直で前記内周側端縁(20)と平行な方向に基部(14)の同じ側から延在する第1のウェブ(24)および第2のウェブ(26)を有し、前記第1のウェブ(24)は、前記内周側端縁(20)に属する屈曲点(28)の1つの側に位置し、前記第2のウェブ(26)は、前記屈曲点(28)の他の側に属し、
    前記コーナー補強挿入材(10)はさらに
    −コーナー形状外装部(16)であって、前記コーナーフランジ(18)を収容するように設計され、前記コーナーフランジ(18)が実質的に完全に前記外装部(16)に囲まれるように配置される、細長い隙間(40)を備える、コーナー形状外装部(16)を有し、
    −前記第1のウェブ(24)および前記第2のウェブ(26)は、前記外装部(16)に対する、前記基部(14)に属するストッパを形成し、
    −前記外装部(16)はエラストマー材料から成り、前記基部(14)は前記外装部(16)と比較して硬い材料から成る。
  2. 前記第1のウェブ(24)と前記第2のウェブ(26)は、前記屈曲点(28)において互いに連結しており、位置決め突起(30)が、前記屈曲点(28)において前記ウェブ(24、26)から前記コーナーフランジの前記面に垂直な方向に延在することを特徴とする請求項1記載のコーナー補強挿入材。
  3. 前記位置決め突起(30)は、その自由端縁の領域で面取り部があることを特徴とする請求項2記載のコーナー補強挿入材。
  4. 各ウェブ(24、26)には、前記コーナーフランジの前記面に垂直に延在する少なくとも1つの貫通孔(34)が設けられ、前記貫通孔(34)の位置は所定のモジュールの寸法に適合することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコーナー補強挿入材。
  5. 1つ以上の密封リブ(44、46、48、50)が前記外装部(16)の外面に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコーナー補強挿入材。
  6. 貫通開口部(52)が、前記コーナーフランジ(18)の領域において、前記基部(14)および前記外装部(16)を通り、前記コーナーフランジの前記面に垂直に延在し、密封リブ(46)が前記貫通開口部(52)の周りの前記外装部(16)の前記外面上に設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のコーナー補強挿入材。
  7. 前記基部(14)上に少なくとも1つの舌状ばね要素(36)が設けられ、前記舌状ばね要素(36)の自由端縁にはラッチピン(38)が配置され、前記ラッチピン(38)は前記外装部(16)を貫通してそれから突き出ることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のコーナー補強挿入材。
  8. 前記舌状ばね要素(36)と前記ラッチピン(38)とは前記基部(14)と一体に具体化されていることを特徴とする請求項7に記載のコーナー補強挿入材。
  9. 前記基部(14)は、金属、硬質プラスチックまたは硬質ゴムのいずれかの材料からなることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のコーナー補強挿入材。
  10. 前記基部(14)は、2部品射出成形プロセスにより前記外装部(16)と共に1ユニットとして製造されたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のコーナー補強挿入材。
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