JP2014531864A - 信号受信マルチチューナ・システムおよびそれに対応する方法 - Google Patents

信号受信マルチチューナ・システムおよびそれに対応する方法 Download PDF

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Abstract

少なくとも第1のチューナ(101)と第2のチューナ(102)とを有するマルチチューナ受信システムであって、上記第1のチューナ(101)が、第1の受信信号の周波数を第1の変換周波数に変換するように適合化されており、上記第1のチューナ(101)が、第1の局部発振器周波数で動作する第1の局部発振器(1016)を有し、上記第2のチューナ(102)が、第2の受信信号の周波数を第2の変換周波数に変換するように適合化されており、上記第2のチューナ(102)が、第2の局部発振器周波数で動作する第2の局部発振器(1026)を有し、上記第2の局部発振器周波数が、上記第1の局部発振器周波数と、連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しく、復調器が、上記第2のチューナ(102)からの信号を復調するように適合化されている、マルチチューナ受信システム。

Description

本発明は、複数のチューナを有するデータ受信装置の分野に関し、さらに詳しくは、それらの複数のチューナ相互間のクロストークの低減に関する。
マルチチューナ受信機は、特に、複数のオーディオビジュアル番組の、例えば地上波送信チャンネルおよび衛星送信チャンネルを介した受信に使用される。
それらのチューナの各々は、信号を復調して処理するために、周波数帯域内の信号搬送波周波数の選択を可能にする。
マルチチューナ受信機は、その入力構成がいかなるものであっても、重大な欠点がある。電磁放射が、チューナ相互間に生じて、干渉を引き起こす可能性がある。この現象は、クロストークとして知られている。
クロストークの問題は、特に、2つのチューナがLO(Local Oscillator)と呼ばれる同一の変換周波数にチューニングされる時に、生じる。その時に、各々のチューナ出力部にそれぞれ接続されている復調器には、入力信号の低い電力レベルに対して、顕著な効率の低下が生じる。
国際公開第2011005382号の特許出願(「Apparatus and methods for minimizing phase interaction between multiple tuners solutions」という発明の名称で公開されている)には、特に、互いに隣接する2つのチューナ相互間のクロストークを制限することを目的とする方法が記載されている。この方法は、第1のチューナの局部発振器の周波数が第2のチューナの局部発振器の周波数に等しい又は近いか否か、あるいは、一方の局部発振器の周波数と他方の局部発振器の高調波周波数との間に、干渉を生じさせ得る関係があるか否か、を検知することによって、干渉が予測される場合には、その一方又は他方のチューナ局部発振器に一定の周波数オフセットが設定される。
この方法は、チューナ出力信号の処理に使用される復調回路が、チューナ周波数がチャンネルの理論的な周波数に完全にはセンタリングされていない場合にも、正常に機能できることに依拠している。
確定チャンネルにチューニングされて、隣接する他のチューナに高調波を放射するチューナの局部発振器の周波数をオフセットすることによって、その高調波を著しく低減することもでき、また、回路構成がクロストーク現象を招き易い場合にも、互いに隣接する2つのチューナが正常に機能できる。
この技術は、実施するのが複雑であるという欠点を有している。
本発明は、マルチチューナ電子機器の少なくとも2つのチューナ相互間のクロストークを低減し、実施を簡単にすることで、従来技術の少なくとも1つの欠点を解消できる。より具体的には、本発明は、少なくとも第1のチューナと第2のチューナと復調器とを有する信号受信マルチチューナ・システムに関し、その第1のチューナが、第1の受信信号の周波数を第1の変換周波数に変換するように適合化されており、その第1のチューナが、第1の局部発振器周波数で動作する第1の局部発振器を有しており、その第2のチューナが、第2の受信信号の周波数を第2の変換周波数に変換するように適合化されており、その第2のチューナが、第2の局部発振器周波数で動作する第2の局部発振器を有している。
利点として、上記第2の局部発振器周波数が、上記第1の局部発振器周波数と、連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しく、上記復調器が、第2のチューナからの信号を復調するように適合化されている。
本発明の一実施形態によれば、第1のチューナと第2のチューナは、同一タイプである。
本発明の一実施形態によれば、上記連続的に時間と共に変化するオフセット周波数は、第2の受信信号のシンボル周波数に依存する。
本発明の一実施形態によれば、上記連続的に時間と共に変化するオフセット周波数は、三角波形に従って変化する。
本発明の一実施形態によれば、連続的に時間と共に変化するオフセット周波数は、連続レベルで変化する。
本発明の一実施形態によれば、上記レベルの各々は、ロッキング時間の4倍よりも長い持続期間を有し、そのロッキング時間は、第2の局部発振器の第2の局部発振器周波数のプログラミングから第2の局部発振器による第2の局部発振器周波数の送出までの最大時間である。
本発明の一実施形態によれば、上記レベルの各々は、ロッキング時間の10倍よりも短い持続期間を有する。
本発明の一実施形態によれば、上記レベルの各々によって誘導される周波数のジャンプとレベルの各々の持続期間との関係は、毎秒7kHz未満かそれに等しい。
本発明は、また、少なくとも第1のチューナと第2のチューナとを少なくとも有する信号受信マルチチューナ・システムにおいて信号を受信する方法に関し、本方法は、第1の受信信号の周波数を第1の変換周波数に変換するステップであって、第1のチューナが第1の局部発振器周波数で動作する第1の局部発振器を有する、そのステップと、第2の受信信号の周波数を第2の変換周波数に変換するステップであって、第2のチューナが第2の局部発振器周波数で動作する第2の局部発振器を有する、そのステップと、を有しており、特徴として、第2の局部発振器周波数が、第1の局部発振器周波数と、連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しい。
本発明の一実施形態によれば、上記方法は、上記第2のチューナからの第2の信号を復調するステップを有している。
本発明の一実施形態によれば、上記復調するステップは、連続的に時間と共に変化するオフセット周波数を復調器に送信する少なくとも1つのステップを含む。
次に述べる添付図面を参照する以下の説明によって、本発明がより良く理解でき、その他の固有の特徴と利点が明らかになる。
本発明の一実施形態に従うマルチチューナ受信システムを示す図である。 図1に示された受信システムによって使用される、2つのチューナーを有するレシーバ/デコーダ・タイプの受信装置を示す図である。 図2に示された受信装置のチューナの構造の詳細を示す図である。 図3aのチューナに実装される局部発振器モジュールLO1とLO2の詳細を示す図である。 本発明の一実施形態に従うレシーバ/デコーダ装置の第2のチューナの局部発振器の周波数の変化を示す図である。 図3bについて示された局部発振器を制御する方法を示す図である。
本発明のここでの説明において、「連続的に時間と共に変化するオフセット周波数」という表現を用いて説明するオフセット周波数の連続的な変化は、干渉現象(例えばクロストーク)が2つのチューナ相互間で起こり得ないほどに、持続期間が十分に短い連続ステップによって、2つの局部発振器周波数の1つが中心値付近で少なくとも間断なく変化することを意味している。
第1の実施形態によれば、上記連続ステップの値は、時間が経過しても同じである(そのステップの振幅が一定である)。
別の実施形態によれば、このステップは、時間の経過とともに幾つかの連続する値を取り得る。
局部発振器の周波数は、最も一般的には、レジスタへの書込みによってプログラミングされ、「連続的な」変化は、したがって、一連の個別の値に対応する。「連続的な変化」は、干渉現象が起きるのに十分なほど長い期間に亘って同一値を保つ局部発振器周波数とは対照的に、定義される。換言すれば、このように表現され、本発明の文脈において説明される周波数の「連続的な変化」は、干渉現象が起こり得ないほどに周期が十分に短い周期的変化に対応する。
なお、ある周波数が固定周波数と可変周波数との和に等しいという定義によって、1つの局部発振器周波数に関する変化が、他の局部発振器周波数を基準にして可能となるが、これは、第2の局部発振器周波数の再プログラミングの前毎に和を求める必要があるということをシステマティックに意味するのではなく、第2の局部発振器のプログラミング周波数が、第1の局部発振器周波数から規定される一定値(固定値)の付近(又は上側又は下側)で連続的に変化することを意味している。
図2、3a及び3bにおいて、図示のモジュールは、機能装置であるが、物理的に区別可能な装置の場合もあれば、そうでない場合もある。例えば、これらのモジュール、又は、その一部は、単一のコンポーネントにまとめることができ、あるいは、同一ソフトウェアの機能を構成できる。逆に、別の実施形態によれば、一部のモジュールは、個別の物理的なエンティティによって構成される。
概して、そして、非限定的な意味で述べると、本発明は、2つのチューナによって受信される信号が同一中心周波数で搬送される場合に、隣接するチューナとのクロストークを回避するための、チューナの局部発振器のプログラミング周波数変化のためのシステムに関する。
本発明の第1の実施形態によれば、上記チューナは、IF(中間周波数)を必要としない衛星波チューナである。局部発振器の周波数は、受信信号の送信チャンネルに対応する定格周波数である。
別の実施形態によれば、上記チューナが中間周波数を使用する場合、局部発振器の周波数は、中間周波数が加えられる定格周波数(送信チャンネルの理論的な周波数)に等しい。
図1には、本発明の第1の実施形態に従うマルチチューナ受信システムが示されている。このシステムは、衛星テレビジョンの受信装置1を含む。この受信装置1は、互いに独立した2つのチューナを有するレシーバ/デコーダである。これらの2つのチューナは、結線3と4を介してそれぞれ2つの衛星波受信アンテナ2に接続されている。
図2には、本発明の第1の実施形態に従う受信装置1が示されている。この受信装置1は、「フロントエンド」108と「バックエンド」109を有している。「フロントエンド」という名称は、1セットの特定の信号受信機能を意味し、「バックエンド」という名称は、受信信号の復号処理と、オーディオビジュアル番組の再生と、受信装置1の種々の部分の制御ロジック・セット及びコマンドとのためのその他の全ての有用な処理を確実にする1セットの機能を意味している。フロントエンド108は、マルチチューナ・タイプであり、2つの復調器103および104にそれぞれ対応付けられた2つのチューナ101および102を有する。入力結線3および4を介して受信された信号は、復調器103および104の出力部から、多重分離と復号処理とを行う制御及び処理部105に配信される。復号されたオーディオ成分とビデオ成分は、出力インタフェース・モジュール106に送信され、出力インタフェース・モジュール106は、処理装置および/または再生装置(図示せず)で受信番組の再生のための信号を配信する。
制御部105は、制御バス107を介して設定レジスタにおける書込みによって、種々のモジュールを設定する。本発明の第1の実施形態によれば、この制御バス107は、シリアル・バスIC(フィリップスによって開発されたもの)、又は、例えば、アドレス・ライン、データ・ライン及び制御ラインを有するパラレル・バスのようなその他のインタフェース・バス・タイプである。
第1の実施形態によれば、チューナ101および102は、同一のタイプである。別の実施形態によれば、これらのチューナは、相異なるタイプである。チューナ・タイプに関して、チューナの種別分けは、受信信号の種類(衛星波、地上波、ケーブル)と送信チャンネルの性質とにより分かる。同一タイプのチューナは、同じ特性(例えばチャンネル幅)を有する送信チャンネルを介して送信された同一の種類の受信信号を受信するように構成されている。例えば、衛星を介する送信チャンネルに同調するように構成されたチューナを有するチューナは、「衛星波」タイプとして定義される。衛星送信チャンネルは、例えば950MHzから2150MHzの周波数帯域に属する。同じ論証に従って、地上波デジタル・テレビジョン(TNT)の放送に使用される送信チャンネルに同調するように構成されたチューナを有するチューナは、「地上波」タイプとして定義される。
チューナ101および102が同一タイプであるということは、例えば、チューナ101が「衛星波」タイプのチューナであり、チューナ102も「衛星波」タイプのチューナであるということに相当する。「衛星波」タイプのチューナ101と「地上波」タイプのチューナ102の例は、チューナ101と102が相異なるタイプであるということに相当する。
図3aには、受信装置1内に使用されるチューナ101および102の構成が示されている。本発明の第1の実施形態によれば、2つのチューナ101および102は、同一であり、各々、衛星トランスポンダからの950から2150MHzの周波数帯域を介する信号の受信専用である。本発明の別の実施形態によれば、受信装置1は、例えば衛星チューナと地上波チューナのような2つの相異なるチューナを有する。
チューナ101には、受信信号の品質を維持しながら、入力部における良好な信号レベルを保証するLNA(低雑音増幅器)1010が含まれている。次に、この信号は、この信号についての利得の自動調整を行うAGC(自動利得制御)モジュール1011によって処理される。次に、この信号は、フィルタ・モジュール1012によってフィルタリングされる。このフィルタ・モジュール1012は、チューナ101の選択した中心周波数付近の周波数帯域をフィルタリングし、局部発振器の2次および3次高調波の問題の解消を実現する一方、チューナ101の広帯域非線形特性の改善を可能にする。このフィルタは、時々、「イメージ・チャンネル・フィルタ」又は「アンチH2H3フィルタ」と呼ばれる。このようにしてフィルタリングされた信号は、次に、これ以降の記載においてLO1と呼ぶ局部発振器1016を有する局部発振器モジュール1013に送られる。次に、この信号は、衛星送信でデジタル変調に使用される成分IとQ、すなわち、同相成分と直交位相成分とに分離する2つの別個のブランチ(枝路)に入り、局部発振器1016からの信号と混合される。第1のブランチは、成分Iの抽出を可能にし、この信号を局部発振器信号と0度の位相で混合し、第2のブランチは、成分Qの抽出用であり、この信号を局部発振器信号と90度の位相で混合する。成分IとQの各々は、次に、低域通過フィルタ・モジュール1014によってフィルタリングされ、その後、出力モジュール1015に送られる。この出力モジュールは、成分IとQを、差動フォーマットの形態で配信すべく、フォーマット化することによって、チューナの外部に在る復調モジュール(ここでは図示せず)に至る送信ラインに現れる可能性のあるノイズと干渉に対する耐性を確実に高める。更に、この出力モジュール自体も、成分IとQが、チューナ101に対応付けられた復調器への入力として、安定したレベルで配信されることを可能にするAGCを有する。
チューナ102の構造は、本発明のこの実施形態によれば、チューナ101のそれと同様である。チューナ102は、LNAモジュール1020、AGCモジュール1021、フィルタ・モジュール1022、OLモジュール1023、低域通過フィルタ・モジュール1024、および、出力モジュール1025を有し、チューナ101の素子1010から1016と同様である。局部発振器モジュール1023は、局部発振器1026(LO2)を有する。
局部発振器モジュール1016および1026は、各々、局部発振器周波数(前述の如く、中心周波数と呼ぶ。)を設定するレジスタを有する。したがって、制御部105は、モジュール1013および1023のレジスタ内の局部発振器LO1およびLO2の周波数に対応する値の書込みによってそれぞれのチューニングについて、チューナ101と102を設定する。(局部発振器によって)出力されるべき周波数に対応する値を局部発振器のレジスタに書込むことを、局部発振器のプログラミングと呼ぶ。
これ以降の説明では、局部発振器LO1の中心周波数をf0LO1、局部発振器LO2の中心周波数をf0LO2という。更に、チューナ101の局部発振器モジュール1016内のプログラミング周波数をfLO1、チューナ102の局部発振器モジュール1026内のプログラミング周波数をfLO2という。
本実施形態に該当するチューナO−IF(中間周波数のないチューナ)を使用する場合、中心周波数f0LO1とf0LO2は、受信信号を搬送する送信チャンネルの周波数に対応する。プログラミング周波数fLO1とfLO2は、制御部105が制御バス107を介して局部発振器モジュール1013と1023のレジスタに書き込む値に対応する。
図3bには、それぞれ、局部発振器周波数設定レジスタ1017(LO1用)と1027(LO2用)を有する局部発振器モジュールLO1 1013とLO2 1023が示されている。
レジスタ1017と1027は、制御バス107を介して、制御処理部105によって、設定される。
図4には、2つのチューナ101と102が同一周波数のチャンネルを介して搬送される信号を受信する場合の、本発明の第1の実施形態によるモジュール1023の局部発振器LO2のプログラミング周波数fLO2の変化が示されている。制御部105は、単純にクロストークを回避するために、受信チャンネルの周波数が等しいことを検出して、連続的に時間と共に変化するオフセット周波数を局部発振器LO2の周波数に加える。
オフセット周波数を生成する上記時間と共に変化するオフセット周波数は、第2の局部発振器の周波数に付加されると、周波数f0LO2とfLO2と、すなわち、それぞれ、第2のチューナ(チューナ102)が受信する信号を搬送する送信チャンネルの周波数と、第2のチューナ(やはりチューナ102)の第2の局部発振器のプログラミング周波数と、の絶対値の差分である。したがって、第1の局部発振器は第1の局部発振器周波数で動作し、第2の局部発振器は第2の局部発振器周波数で動作する。第2の局部発振器周波数は、第1の局部発振器周波数と連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しい。
好ましくは、チューナ101と102の局部発振器の発振周波数は互いに異なる。これらの周波数が互いに等しいこと、または、発振器の周波数と隣接する発振器の周波数の高調波とが互いに近いことに関係するクロストーク現象は、回避あるいは低減される。
したがって、固定オフセット値を決定するために、発振器LO1とLO2の周波数が互いに等しいことによって誘発されるクロストークに関係する性能の低下を評価する必要がない。
チャンネルの周波数が互いに等しいことの検出は、具体的には、チャンネルの周波数の1つが変更される時、例えば、受信装置1のユーザが、受信するオーディオビジュアル番組の変更を要求する時に、行なわれる。
プログラミング周波数fLO2の変化は、連続するレベルによって生成される。これらのレベルは、局部発振器LO2の局部発振器周波数設定レジスタへの値の新たな書込みが行われるたびの後のfLO2の周波数におけるジャンプに対応する。
局部発振器LO2の周波数の変化によって、その中心周波数f0LO2付近でエクスカーション(ずれ)が生じる。この変化は、局部発振器LO2の設定レジスタ1027への(反復的な)連続書込み入力によって実現される。本発明の第1の実施形態によれば、エクスカーションの限界を、低い方の値がfLO2MINに等しく、高い方の値がfLO2MAXに等しく、
fLO2MIN=f0LO2−k×lsb、
fLO2MAX=f0LO2+k×lsb、
と規定し、ここでkは整数とする。
好ましくは、kを、中心周波数f0LO2に対するfLO2の周波数におけるエクスカーションの最大値が、衛星波タイプのチューナに対してチャンネルのシンボル周波数fsymの10%未満であるように規定する。
lsbは、局部発振器LO2の設定レジスタ1027の低重みビットの変更によって誘導される周波数変化に対応し、局部発振器LO2のPLL(位相ロック・ループ)の基本ステップ(素ステップ)である。
チューナ102の局部発振器モジュール1023の対応するレジスタ1027への書込みからの、プログラミング周波数に等しい周波数の安定した信号を送出するために、局部発振器LO2が必要とする最大応答時間がある。本発明の第1の実施形態によれば、この制約を考慮して、kの連続的変化(progression)は、好ましくは、1単位で、局部発振器LO2の位相ロック・ループの最大応答時間の少なくとも4倍に等しい周期性を有する。
換言すれば、第1の実施形態によれば、局部発振器LO2のレジスタ1027への局部発振器周波数LO2の新たな値(前に書込まれた値とは異なる値)の書込みによって誘導されるレベル毎に、周波数のジャンプΔfLO2と連続レベル持続期間ΔtLO2が生じる。
持続期間ΔtLO2は、局部発振器LO2の位相ロック・ループの最大アクイジション時間に近く、かつ、位相ロック・ループをアンロックする危険を冒さないようにマージンを確保する。局部発振器の通常の最大時間は、50msである。第1の実施形態によれば、ΔtLO2は、以下のように規定される。
この例によれば、ΔtLO2=4×50ms=200ms
利点として、局部発振器LO1とLO2との間でクロストーク現象が起きることを回避するために、各々のレベルは、位相ロック・ループの最大アクイジション時間の10倍未満の最大持続期間を有する。すなわち、
ΔtLO2max=10×50ms=500ms
差分(f0LO2−fLO2)の絶対値が、オフセット周波数である。オフセット周波数の最大値は、チューナ102のタイプに応じて、規定される。更に詳しく述べると、オフセット周波数の最大値は、受信信号のシンボル周波数の関数である。第1の実施形態によれば、チューナ102は「衛星波」タイプであり、オフセット周波数|(f0LO2−fLO2)|は、受信信号のシンボル周波数の10%未満である。別の実施形態によれば、チューナ102は「地上波」タイプであり、オフセット周波数は、受信信号のシンボル周波数の5%未満である。
より一般的に述べると、上記時間と共に変化するオフセット周波数は、チューナ102によって受信される信号のシンボル周波数に依存する。詳しくは、オフセット周波数の最大値は、チューナ102によって受信される信号のシンボル周波数の割合(percentage)に対応する予め規定された値を有する。
本発明の第1の実施形態によれば、局部発振器LO2のレジスタ1027への新たな値の書込みによって誘導される周波数ΔfLO2のジャンプと、2つの連続する書込み相互間の期間(1つのレベルの持続期間)と、の割合は、毎秒7kHzに等しいかそれ未満である。
レジスタへの書込み後のLO2の周波数fLO2の値をF2とし、fLO2の前の値をF1とし、レジスタ1027への2つの連続する書込みイベント相互間の経過時間(すなわち、1つのレベルの持続期間)をΔtLO2とすると、以下のように表せる。
(F2−F1)/ΔtLO2≦7kHz/s
したがって、復調器104は、依然として、チューナ102から受信される信号にロックされたままである。
本発明の第1の実施形態によれば、fLO2の変化のグラフィック表現は三角波に相当する。
Tは、中心周波数付近の局部発振器のプログラミング値の完全なエクスカーション周期を表している。
本発明の第2の実施形態によれば、局部発振器の周波数エクスカーションを、中心周波数f0LO2付近ではなく、中心周波数f0LO2に一定値(固定値)を加えたものに対応する周波数付近に生じさせることができる。この一定値(固定値)によるオフセットが一方向のエクスカーション(k×lsbの最大値)よりも大きい場合、局部発振器LO1とLO2の周波数の厳密な一致は回避される。このエクスカーションは、f0LO1とf0LO2が互いに等しい値である時に、必要である。このように可変的なオフセットに一定(固定)のオフセットを加えることは、発振器LO2の中心周波数f0LO2のマージン上にある最大エクスカーションが、局部発振器LO2の周波数のドリフトに追従する第2のチューナ102に関連付けられている復調器の処理能力の限度内に留まっている場合にのみ、検討され得る。
別の実施形態によれば、周波数fLO2の変化の波形は、正弦曲線、半円形、あるいは、チューナ102と復調器104が受信信号にロックされた状態のままであるような諸条件に適合する形である。
例えば、衛星を介して受信される信号の復調が干渉を被らないような局部発振器の周波数の最大ジャンプは、毎秒7kHzのオーダーである。
好ましくは、本発明の第3の実施形態によれば、制御部が、チューナ102に関連付けられた復調器104に、周波数f0LO2(局部発振器LO2の中心周波数)とfLO2(局部発振器LO2のプログラミング周波数)との間に存在するオフセットを示すパラメータを送信する。これにより、復調を容易にし、また、復調の精度又は信頼性を高めることができる。
復調器104には、チューナ102がチューニングされるチャンネルの周波数と復調器の入力部で受信される信号の周波数との間のオフセットの計算モジュールが含まれている。この復調器は、このオフセットを、チューナがチューニングされるチャンネルの周波数の値を用いて計算し、この周波数自体は、再設定(例えば、受信装置1のチューナ102における受信チャンネルの変更)の度に、制御部105によって送信される。
別の実施形態によれば、復調器104には、オフセット値レジスタが含まれている。好ましくは、制御部105が、周波数f0LO2(局部発振器LO2の中心周波数)とfLO2(局部発振器LO2のプログラミング周波数)との間の差分であるオフセット周波数の値を書込む。
さらに別の実施形態によれば、制御部105が、局部発振器LO2のプログラミング周波数である周波数fLO2を復調器104のレジスタに書込む。これによって、受信信号のエネルギ・リカバリと搬送波リカバリと復調とのアルゴリズムが改善され、復調に固有の処理時間が最適化される。
図5は、チューナ101および102の2つの局部発振器についての制御方法を示す図である。
ステップ1は、例えば、受信装置1の起動に対応する初期化ステップである。局部発振器は制御されておらず、チューナはチャンネル周波数にチューニングされていない。
ステップ2は、第1のチューナによって受信される第1の信号の周波数を第1の変換周波数に変換する処理に関し、この第1のチューナは、第1の局部発振器周波数で動作する第1の局部発振器を有する。
受信装置1のチューナ101によって受信されるべき番組が選択された後、ステップ2において、制御部105が、局部発振器LO1の周波数に対応する値を、局部発振器モジュール1013のレジスタ1017に書込む。チューナ101における信号の受信について、チューナ101、復調器103、及び、更に広く受信装置1の設定に有用なその他の設定レジスタが設定される。
別の実施形態によれば、受信装置1を起動する場合、局部発振器モジュールLO1のレジスタ1017にプログラミングされる値を、電源を切る、あるいは、スタンバイ状態にする前に、チューナ101によって受信された最後のチャンネルの受信について前にプログラミングされた局部発振器周波数の値に、対応させることができる。
ステップ3は、第2のチューナによって受信される第2の信号の周波数を第2の変換周波数に変換する処理に関し、この第2のチューナは、第2の局部発振器周波数で動作する第2の局部発振器を有する。第2の局部発振器周波数は、第1の局部発振器周波数と連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しい。
受信装置1のチューナ102において(例えば受信装置1のユーザによって)受信されるべき番組が選択された後に、ステップ3において、制御部が、チューナ102において受信されるべき信号を搬送するチャンネルの局部発振器LO2の発振器周波数を、局部発振器LO1の周波数と比較する。これらの周波数が同一であるならば、制御部は、局部発振器モジュール1023のレジスタ1027を、受信されるべき信号を搬送する送信チャンネルの周波数に従って、プログラミングし、その直後に、局部発振器LO2の周波数が局部発振器LO1の周波数と連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しくなるように局部発振器LO2の周波数の連続再プログラミングのサイクルを開始する。これを行なうために、制御部は、局部発振器LO2のプログラミング周波数fLO2が、受信されるべきチャンネルに対応する局部発振器の中心周波数f0LO2付近で変化することを可能にするアルゴリズムに従うルーチンを実行する。局部発振器モジュール1023のレジスタ1027においてプログラミングされる周波数fLO2の変化は、図4に示されている。
この変化は、連続レベルで行われる。各々のレベルの持続期間はΔtLO2であり、これに対応付けられた周波数fLO2のジャンプはΔfLO2である。
本発明の第1の実施形態によれば、値f0LO2付近のプログラミング周波数エクスカーションfLO2は、局部発振器周波数f0LO1とf0LO2が互いに等しい場合にのみ、生成される。
別の実施形態によれば、周波数f0LO2のエクスカーションは、チューナ102で受信されるべき信号を搬送するチャンネルが何であっても、常に生成される。
本発明の第1の実施形態によれば、2つのチューナ101および102は、各々、結線3と4についての入力部を有する。
別の実施形態によれば、受信装置1は単一の入力部を有しており、結線3と4は、単一の入力信号を2つの結線3と4とへ分離した後に、確立される。
以上説明した本発明は、衛星波テレビジョン装置には限定されない。詳しくは、本発明は、RF(無線周波数)送信チャンネルで送信される信号のチューニングと抽出との機能を実施するモジュールと互いに干渉する可能性のある少なくとも2つの局部発振器モジュールとを有する任意のシステムにも関する。
本発明は、モジュール形態の複数のチューナ、あるいは、特定の回路に集積化された複数のチューナを使用する場合に正に同様に適用でき、その際、複数のチューナは、個別の集積回路内に在ってもよいし、あるいは、同一の集積回路内に収容されていてもよい。
別の実施形態によれば、局部発振器LO2の周波数の時間に対する変化は、前述のものとは異なる波形に対応し、例えば、正弦曲線の変化、あるいは、ランダムな変化である。LO2の周波数の変化は、特に、チューナ102に関連付けられた復調器104の特性とデータの復元を中断することなく受信信号を復調する復調器104の処理能力とによって制限される。詳しくは、この制約条件は、各々のレベルで誘導される周波数のジャンプと各々のレベルの持続期間との関係が毎秒7kHz未満かそれに等しい時に、概ね満たされる。
さらに別の実施形態によれば、本発明は、非オーディオビジュアルのアプリケーションに対する受信、例えばマルチチューナ受信機が有用であるような、幾つかのRFチャンネルを介する無線電話通信や任意のデータの同時受信に適用できる。
またさらに別の実施形態によれば、本発明は、2つよりも多いチューナ(例えば3、4又は5つのチューナ)を有するマルチチューナ・システムによるデータの受信に適用できる。この場合、複数のチューナの局部発振器の周波数の変化は、それぞれの周波数が互いに異なるように、生じる。
またさらに別の実施形態によれば、第1の局部発振器の周波数は、一定(固定)の周波数と時間と共に変化する第1のオフセット周波数との和に等しく、第2の局部発振器の周波数は、第2の一定(固定)の周波数と時間と共に変化する第2のオフセット周波数との和に等しい。好ましくは、第1および第2の一定(固定)の周波数は同一値であってもよい。時間と共に変化する第1および第2のオフセット周波数は互いに異なる値である。
本発明は、上述のシステムに適合化される方法にも適用できる。この方法は、第1の実施形態によれば、第1の局部発振器と第2の局部発振器との設定に適合化され、第2の局部発振器の周波数が、第1の局部発振器の周波数と連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しい。

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの第1のチューナ(101)と第2のチューナ(102)と復調器(104)とを備えた信号受信マルチチューナ・システムであって、
    前記第1のチューナが、第1の受信信号の周波数を第1の変換周波数に変換するように適合化されており、前記第1のチューナ(101)が、第1の局部発振器周波数で動作する第1の局部発振器(1016)を有し、
    前記第2のチューナ(102)が、第2の受信信号の周波数を第2の変換周波数に変換するように適合化されており、前記第2のチューナ(102)が、第2の局部発振器周波数で動作する第2の局部発振器(1026)を有し、
    前記第2の局部発振器周波数が、前記第1の局部発振器周波数と連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しく、前記復調器(104)が、前記第2のチューナ(102)からの信号を復調するように適合化されている、前記信号受信マルチチューナ・システム。
  2. 前記第1のチューナと前記第2のチューナが同一タイプである、請求項1に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  3. 前記連続的に時間と共に変化するオフセット周波数が前記第2の受信信号のシンボル周波数に依存する、請求項1または2に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  4. 前記連続的に時間と共に変化するオフセット周波数が三角波形に従って変化する、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  5. 前記連続的に時間と共に変化するオフセット周波数が連続レベルで変化する、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  6. 前記レベルの各々が、ロッキング時間の4倍よりも長い持続期間を有し、前記ロッキング時間が、前記第2の局部発振器の前記第2の局部発振器周波数のプログラミングから前記第2の局部発振器による前記第2の局部発振器周波数の送出までの最大時間である、請求項5に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  7. 前記レベルの各々が、前記ロッキング時間の10倍よりも短い持続期間を有する、請求項5または6に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  8. 前記レベルの各々によって誘導される周波数のジャンプと前記レベルの各々の持続期間との割合が、毎秒7kHz未満かそれに等しい、請求項5〜7のうちいずれか1項に記載の信号受信マルチチューナ・システム。
  9. 少なくとも1つの第1のチューナ(101)と第2のチューナ(102)と復調器(104)とを備えた信号受信マルチチューナ・システムにおいて信号を受信する方法であって、
    第1の受信信号の周波数を第1の変換周波数に変換するステップであって、前記第1のチューナが第1の局部発振器周波数で動作する第1の局部発振器(1016)を有する、該ステップ(2)と、
    第2の受信信号の周波数を第2の変換周波数に変換するステップであって、前記第2のチューナが第2の局部発振器周波数で動作する第2の局部発振器(1026)を有する、該ステップ(3)と、
    を含み、
    前記第2の局部発振器周波数が、前記第1の局部発振器周波数と連続的に時間と共に変化するオフセット周波数との和に等しい、前記方法。
  10. 前記第2のチューナからの前記第2の信号を復調するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記復調するステップが、前記連続的に時間と共に変化するオフセット周波数を前記復調器に送信する少なくとも1つのステップを含む、請求項9または10に記載の方法。
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