JP2014530696A5

JP2014530696A5 -

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Publication number: JP2014530696A5
Application number: JP2014536296A
Authority: JP
Filing date: 2012-10-24
Publication date: 2017-02-23
Anticipated expiration: 2032-10-24

Description

［図７］のロールＣ２は溝71a、71b、71c、71dを有する。各溝はここでは正方形の凹部で表されているが、テーパー状谷部にすることもできる、必要に応じて角部を滑らかにすることもできる。溝71aに対応する谷部72aが示されている。２つの隣接する谷部の間には対応するピーク7３aが示されている。ロールＣ２を通った後に得られるウエブはリブまたは波形を有している。このウエブは溝の最上部と底部と間の摩擦の差および回転速度の差によって溝にマッチする。ロールＣ２とロールＣ３との間の回転速度差によって材料を溝内部に一致させることができる。ロールＣ３が最低の巻き取り速度を有し、ロールＣ１は中間の巻き取り速度を有し、最後のロールＣ２はこれら３つのロールの中で最大の巻き取り速度を有している。溝中でリブ／波形が形成されるのでウエブの幅は小さくなり、回転速度の差によってウエブのテンションが緩和され、成形が可能になる。シート層（2）（および接着剤（3）および／または（５））はロールＣ２とＣ３との間で応力開放される。ロールＣ３の回転速度は上記で説明したようにロールＣ２の回転速度以下である。ロールＣ２とロールＣ３との間のこの回転速度差はポケットの直立壁の他の部分を形成するのに必要なシート層の量（または長さ）で表される。２つのニップ＃Ａおよび＃Ｄ（下記のカレンダー加工参照。［図６］にはニップ＃Ｄは示していない）は固定点の役目をし、２つのニップ間でシートに幾何学形状を与える役目をする。

［図１０］にはさらに、オプションの獲得分配層（acquisition distribution layer）ADL（11）を供給する実施例も示してある。この層はニップ＃Ｃの所で供給されて、この位置でサンドイッチを作る。このADLは両方の表面上で接着剤を受けるのが好ましいが、上記の任意の結合形成システムを使用して固定することができる。

本発明の吸収剤物品または吸収剤コアは種々の製品で使うことができ、フラッフまたはセルロース層、獲得／分配層またはこれら両方の層と一緒に使用することもできる。さらに、少なくとも２つの層を互いに積み重ねて使用することもでき、ポケットのパターンは整列させても、互い違い（オフセット）にすることもでき、３Ｄの水切りネットワークを形成することもできる。本発明の吸収剤物品またはコアは一般的に人の介護製品、特におしめの部品として使用できる。

Claims

下記（ａ）〜（ｅ）の段階から成ることを特徴とする、吸収剤収容ポケット（4、4a）の列を有する第１シート層（2）と、上記吸収剤収容ポケット（4、4a）中に収容された超吸収剤材料 (6) の集合体（mass）と、上記第１シート層（2）上に配置された第２シート層（7）とを含む吸収剤物品（1）の製造方法：
（ａ）上記第1シート層（2）を用意し、
（ｂ）上記吸収剤収容ポケット（4、4a）の列に対応する凹部（91、91b、91c）を有するロール（C3）を用いて第1シート層（2）に上記吸収剤収容ポケット（4、4a）を形成し、
（ｃ）回転するデポジッティングドラム（101、111）の内側部分から供給ライン（104a、104b、104c、104d、114a、114b、114c）を介してデポジッティングドラム（101、111）の外周上の対応する開口（103a、103b、103c、103d、113a、113b、113c）へ供給される超吸収剤材料（6）の流速を調節することによって超吸収剤材料（6）の量を予め計量し、
（ｄ) 上記の回転するデポジッティングドラム（101、111）から予め計量された量の超吸収剤材料（6）を上記開口（103a、103b、103c、103d、113a、113b、113c）を通って上記吸収剤収容ポケット（4、4a）の列へ供給し、
（ｅ）上記第２シート層（7）を供給し、上記第１シート（2）に固定して第１シート（2）と第２シート層（7）の間に超吸収剤材料（6）をサンドイッチし、
（ｆ）吸収剤物品（1）の仕上げ加工をする。
上記供給ライン（104a、104b、104c、104d、114a、114b、114c）が加圧ガス噴射システムを有する請求項１に記載の方法。
上記デポジッティングドラム（101、111）がマンドレル（102）上に載置されている請求項１または２に記載の方法。
上記デポジッティングドラム（111）の開口（103a、103b、103c、103d、113a、113b、113c）がエンボスパターンの頂点の開口（113a、113b、113c）から成る請求項１〜３のいずれか一項に記載の方法。
上記の吸収剤収容ポケット（4、4a）の列に対応する凹部（91、91b、91c）を有するロール（C3）が第２ロール（C3）で、上記のロール（C3）を用いて第1シート層（2）に吸収剤収容ポケット（4、4a）を形成する前に、第1ロール（C2）上で第1シート層（2）を成形し、第1シート層（2）上に縦方向の波形を形成する段階を有する請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
第１ロール（C2）上で第1シート層（2）を成形する段階を、第１ロール（C2）上の対応する波形表面上での第１シート層（2）の摩擦によって行なう請求項５に記載の方法。
ロール（C2）とロール（C3）との間で第1シート層（2）への応力を無くす段階をさらに有する請求項５または６に記載の方法。
ロール（C2）とカウンターロール（CC2）との間に第1シート層（2）を鋏み締ける段階をさらに有し、上記ロール（C2）とカウンターロール（CC2）は互いに共同作用する溝（71、71b、71c、71d）とリブ（81、81b、81c、81d）とを有する請求項６〜７のいずれか一項に記載の方法。
上記の吸収剤収容ポケット（4、4a）の列を形成する段階が真空を加えることによって第１シート（2）および／または第２シート（7）を第２ロール（C3）中に保持することから成る請求項５〜８のいずれか一項に記載の方法。
吸収剤収容ポケット（4、4a）間に結合用ビード（5）を供給する請求項１〜９のいずれか一項に記載の方法。
第１シート層（2）と第２シート層（7）との間に接着剤の層（3、8）を供給して第１シート層（2）と第２シート層（7）を結合する請求項１〜１０のいずれか一項に記載の方法。
吸収剤物品（１）をカレンダー加工する工程をさらに有する請求項１〜１１のいずれか一項に記載の方法。
第１シート層（２）および／または第２シート（７）が不織布である請求項１〜１２のいずれか一項に記載の方法。
第１シート層（2）が液体不透過性で、第２シート層（7）が超吸収材料の集合体へ向かう液体の浸透を許す請求項１〜１３のいずれか一項に記載の方法。
請求項１〜１４のいずれか一項に記載の方法で製造した吸収剤物品をおしめ、トレーニングパンツ、衛生ナプキン、失禁衣服または包帯に変換することを特徴とする、おしめトレーニングパンツ、衛生ナプキン、失禁衣服または包帯の製造方法。