JP2014530534A - 無線通信システムにおける仮想セル形成方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおける仮想セル形成方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014530534A
JP2014530534A JP2014530588A JP2014530588A JP2014530534A JP 2014530534 A JP2014530534 A JP 2014530534A JP 2014530588 A JP2014530588 A JP 2014530588A JP 2014530588 A JP2014530588 A JP 2014530588A JP 2014530534 A JP2014530534 A JP 2014530534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
terminal
virtual cell
information
cooperative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014530588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6204359B2 (ja
Inventor
ピル−ヨン・ファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2014530534A publication Critical patent/JP2014530534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6204359B2 publication Critical patent/JP6204359B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • H04B7/024Co-operative use of antennas of several sites, e.g. in co-ordinated multipoint or co-operative multiple-input multiple-output [MIMO] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0686Hybrid systems, i.e. switching and simultaneous transmission
    • H04B7/0695Hybrid systems, i.e. switching and simultaneous transmission using beam selection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本発明は、無線通信システムにおける仮想セル形成方法及び装置を提供する。本発明の一実施形態による、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために基地局で用いられる方法は、端末とのビームトレーニングによりビームインデックスを決定するステップと、上記決定されたビームインデックスに対する隣接基地局の協力ビームインデックスを確認するステップと、上記端末と上記協力ビームインデックスに対応する隣接基地局へ上記端末に対する仮想セル形成を要請するステップと、を含む。

Description

本発明は、無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方法及び装置に関し、特に、ビームフォーミングをサポートする無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方法及び装置に関する。
セルラー移動通信環境において隣接したセルが同一周波数を使用する場合、セル境界領域で激しい干渉が生じうる。そのため、上記セルラー移動通信システムでは、セルの間の干渉を低減し、且つセル境界の容量を向上させるための様々な方法が提供されている。その方法の一つとして、セルラー移動通信システムでは、中央制御装置でセル境界に位置した端末の瞬間的なチャネル値及びトラフィック(Traffic)状況を考慮して、隣接した多数のセルで仮想セルを構成し、仮想セルを構成した多数のセルが協力して通信を行うようにする方式が提供されている。例えば、図1に示すように、一つのマクロセル100と多数のピコセル110−1〜110−4が共存するセルラー環境で、中央制御装置120がピコセルの境界に位置した端末102のために、上記一つのマクロセル100と上記端末に隣接した位置の二つのピコセル110−1及び110−2を選択して仮想セルを形成することで、上記一つのマクロセル100と二つのピコセル110−1及び110−2とが協力して通信を行う方式が提供されている。
広い周波数帯域を確保するためにマイクロ波(例えば、ミリ波(millimeter wave))システムの導入が予想され、上記ミリ波システムにおいて高い周波数帯域による伝搬路損失を解消するために、ビームフォーミング技術が着目されている。上記ビームフォーミング技術は、基地局と端末とのビームトレーニング(beam training)により相互間のビーム方向を一致させて通信を行う技術を意味する。
上記ミリ波システムにおいて、セルの間の干渉を低減し、且つセル境界の容量を向上させるために、多数のセルが仮想セルを形成して協力通信を行う方式が適用される必要がある。しかし、従来技術により仮想セルを形成する方法は、全方向(omni‐directional)アンテナを有する基地局に基づいて提案されたものであって、ビームフォーミング技術が適用されたセルの間に仮想セルを形成するには不適であるという欠点がある。例えば、従来の方式によりビームフォーミング技術が適用されたセルで仮想セルを形成する場合、基地局別にすべてのビームインデックスに対してビームトレーニングを行って、端末と通信する特定のビームインデックスを選択する手順を行う必要があるため、ビームトレーニングによるエネルギーの無駄及び遅延が増加して効率的でないという欠点がある。
したがって、ビームフォーミング技術が適用されたセルの間に仮想セルを効率よく形成する方法が提供される必要がある。
本発明の実施形態は、無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の別の実施形態は、無線通信システムにおいて基地局間の協力ビームインデックス情報に基づいて仮想セルを形成する方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明のさらに別の実施形態は、無線通信システムにおいて端末の移動によるビームインデックスの変更を検知して、仮想セルを再形成する方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明のさらに別の実施形態は、無線通信システムにおいて基地局が仮想セルを形成するビームインデックスを選択し、選択されたビームインデックスを用いて仮想セルを形成する隣接基地局と協力して通信を行う方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態によれば、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために基地局で用いられる方法は、端末とのビームトレーニングにより、複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定するステップと、上記決定されたビームに対する隣接基地局の協力ビームを確認するステップと、上記端末と上記協力ビームに対応する隣接基地局へ上記端末に対する仮想セル形成を要請するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために隣接基地局で用いられる方法は、第1基地局から端末の仮想セル形成の要請を受けるステップと、上記第1基地局で決定されたビームに対する少なくとも一つの協力ビームを確認するステップと、上記確認された少なくとも一つの協力ビームに基づいて上記端末とのビームトレーニングを行い、仮想セル形成のための協力ビームを選択するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の実施形態によれば、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために端末で用いられる方法は、第1基地局とのビームトレーニングにより、複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定するステップと、上記第1基地局から仮想セルを形成する隣接基地局に関する情報を受信するステップと、上記隣接基地局とのビームトレーニングにより、上記隣接基地局に対するビームを決定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の実施形態によれば、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための基地局装置は、互いに異なる方向性を有する複数のビームを形成するビームフォーミング部と、上記ビームフォーミング部を制御して、端末とのビームトレーニングを行って上記複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定し、上記決定されたビームに対する隣接基地局の協力ビームを確認し、上記端末と上記協力ビームに対応する隣接基地局へ上記端末に対する仮想セル形成を要請するための機能を制御する制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の実施形態によれば、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための隣接基地局装置は、互いに異なる方向性を有する複数のビームを形成するビームフォーミング部と、第1基地局から端末の仮想セル形成の要請を受け、上記第1基地局で決定されたビームに対する少なくとも一つの協力ビームを確認し、上記確認された協力ビームに基づいて上記ビームフォーミング部を制御して、上記端末とのビームトレーニングを行って仮想セル形成のための協力ビームを選択する制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の実施形態によれば、無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための端末の装置は、互いに異なる方向性を有する複数のビームを形成するビームフォーミング部と、上記ビームフォーミング部を制御して、第1基地局とのビームトレーニングを行って上記複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定し、上記第1基地局から仮想セルを形成する隣接基地局に関する情報を受信し、上記隣接基地局とのビームトレーニングにより、上記隣接基地局に対するビームを決定するための機能を制御する制御部と、を含むことを特徴とする。
下記の発明を実施するための形態について述べる前に、本明細書全体にわたって用いられる特定の語及び句の定義を説明することが有利であろう。すなわち、「含む(include、comprise)」という用語及びその派生語は制限なく含むことを意味し、「又は(or)」という用語は包括的な意味であって、「及び/又は」を意味する。「〜と関連付けられた(associated with、associated therewith)」という構文及びその派生語は「〜を含む、〜内に含まれる、〜と互いに接続する、〜を含有する、〜に含有される、〜と接続する又は〜に接続させる、〜と連結する又は〜に連結させる、〜と通信可能である、〜と協力する、〜を挟む、〜と並置する、〜に近い、〜に縛られる又は〜で縛られる、〜を持つ、〜の特性を持つ」などを意味する場合があり、「制御部」という用語は少なくとも1つの動作を制御するものの、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらのうち少なくとも2つの一部の組み合わせに具現され得る任意のデバイス、システム又はこれらの一部を意味する。任意の特定制御部と関連付けられる機能が、近距離、遠距離にかかわらず中央に集中するか分配され得るという点に留意すべきである。特定の語及び句に対する定義は本明細書全体にわたって提供され、当業者であれば、多くの場合にそのような定義が、ここで定義される以前及び以後の語及び句の使用に適用されるということを理解するはずである。
以下では、本発明及びその利点に対するより完全な理解のために、添付図面と結びつけられて次の説明が参照され、図面における類似の参照符号は同じ部分を指す。
従来技術による無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方式を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方式を示す図である。 本発明による無線通信システムにおける基地局間の協力ビームインデックスの例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおける基地局間の協力ビームインデックスの例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおける基地局間の協力ビームインデックスの例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて端末の移動によって変更される仮想セルを示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて特定の基地局のビームトレーニングに失敗したときに形成される仮想セルを示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて仮想セルを形成する信号の流れを示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて端末が初期アクセスした基地局の仮想セル形成のための動作手順を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて端末が初期アクセスした基地局の仮想セル形成のための動作手順を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて隣接基地局の仮想セルを形成するための動作手順を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて隣接基地局の仮想セルを形成するための動作手順を示す図である。 本発明による無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための端末の動作手順を示す図である。 本発明による無線通信システムにおける基地局のブロック構成を示す図である。 本発明による無線通信システムにおける端末のブロック構成を示す図である。
以下、本明細書において、図1〜図12を参照して本発明の原理を説明するために用いられる様々な実施形態は、例示のためのものにすぎず、本発明は、本明細書に記載の範囲に限定されるものではない。本発明の原理をいかなる種類の無線通信システムにも適用できることは、当業者にとって自明なことであると言える。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。また、本発明を説明するにあたり、関連する公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にする恐れがあると判断した場合には、その詳細な説明を省略する。また、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、これは、ユーザ、運用者の意図又は慣例などに応じて異なりうる。そのため、その定義は、本明細書の全体にわたる内容に基づいて下すべきである。
以下、本発明では、ビームフォーミング技術をサポートする無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方法及び装置について説明する。
本発明において、基地局は、方向性を有する多数のビームを形成する。ここで、多数のビームそれぞれは、一つのアンテナによって形成されたビームであってもよく、アレイアンテナの方向性を調節して形成されたビームであってもよい。例えば、基地局は、16個のアンテナを備え、一つのアンテナが一つのビームを形成することで、計16個のビームを形成してもよい。別の例として、基地局は、64個のアンテナからなるアレイアンテナを備え、アレイアンテナに含まれた多数のアンテナの方向性を調節することで、計16個のビームを形成してもよい。これにより、各基地局の特定のビームに対するカバレッジ領域と、隣接した基地局の特定のビームに対するカバレッジ領域とが重複することができる。したがって、本発明では、カバレッジ領域が重複するビームを協力ビームと定義し、協力ビームを用いて仮想セルを形成する。特に、本発明では、各基地局が協力ビームに関する情報、すなわち、協力ビームインデックスに関する情報を予め格納することで、仮想セル形成のためのビームトレーニングを最小化する。
図2は本発明による無線通信システムにおいて仮想セルを形成する方式を示している。
上記図2に示すように、本発明では、端末200の隣接基地局が、上記端末200とのチャネル状態が良好なビーム211〜214及び221〜224を選択して仮想セルを形成し、上記ビーム211〜214及び221〜224に基づいて協力して上記端末200との通信を行う。特に、本発明による上記隣接基地局それぞれは、すべてのビームに対してビームトレーニングを行って上記端末200とのチャネル状態が良好なビームを選択するのではなく、予め格納された隣接基地局との協力ビームに関する情報に基づいて、一部のビームに対してのみビームトレーニングを行って上記端末200とのチャネル状態が良好なビームを選択する方式を用いる。ここで、上記協力ビームは、特定の基地局の少なくとも一つのビームに対して、重複するカバレッジ領域を有する隣接基地局の少なくとも一つのビームを意味するものであって、下記図3A〜図3Cを参照して、上記協力ビームについて詳細に説明する。
図3A〜図3Cは本発明による無線通信システムにおける基地局間の協力ビームの例を示している。
上記図3A〜図3Cに示すように、それぞれの基地局は、方向性を有する多数のビームからなり、各基地局の特定のビームに対するカバレッジ領域と、隣接した基地局の特定のビームに対するカバレッジ領域とが重複することができる。例えば、それぞれの基地局が16個のビームからなり、各ビームのインデックスを1〜16と称する場合、図3Aに示すように、基地局Cのビームのうちビーム14は、基地局Aのビーム7、8及び9、並びに、基地局Bのビーム3及び4と重複するカバレッジ領域を有することができる。つまり、上記基地局Cのビーム14に対する協力ビームは、基地局Aのビーム7、8及び9、並びに、基地局Bのビーム3及び4となる。かかる方式により、図3Bに示すように、基地局Cのビームのうちビーム13に対する協力ビームは、基地局Aのビーム8及び9、並びに、基地局Bのビーム4及び5となることができ、図3Cに示すように、基地局Cのビームのうちビーム15に対する協力ビームは、基地局Aの6、7、8及び9となることができる。
本発明では、上記のようなそれぞれの基地局が各ビームに対する協力ビームのインデックス情報を予め格納していることを想定する。上記協力ビームインデックス情報は、設計者によって予め格納されていてもよく、端末からフィードバックされる情報によって変更及び格納されてもよい。例えば、端末が、特定の位置で信号を受信する各基地局のビームインデックス情報を基地局へフィードバックすると、上記基地局は、フィードバック情報を用いて協力ビームインデックス情報を更新することができる。
以下、基地局が、協力ビームインデックス情報を用いて仮想セルを形成する方式について説明する。
図4A〜図4Fは本発明による無線通信システムにおいてビームトレーニングにより仮想セルを形成する例を示している。ここで、説明の便宜上、端末が初期ネットワークアクセスの際に基地局Cを選択して、ネットワークアクセスを行うことを想定して説明する。
先ず、図4Aに示すように、端末は、初期ネットワークアクセスのために、基地局Cとのビームトレーニングにより特定のビームを選択する。ここで、上記ビームトレーニングは、基地局と端末が、多数のビームを介して、互いに異なる方向性を有するビームトレーニング用基準信号を送受信して、最も良好な通信品質を有する基準信号を選択し、選択された基準信号に関するビーム情報、すなわち、ビームインデックス情報を交換する一連のプロセスを意味する。上記ビームトレーニングは、ダウンリンクとアップリンクとに分けられる。すなわち、基地局が多数のビームトレーニング用基準信号を送信すると、端末が信号品質が良好な一つの基準信号を選択するダウンリンクビームトレーニングと、端末が多数のビームトレーニング用基準信号を送信すると、基地局が信号品質が良好な一つの基準信号を選択するアップリンクビームトレーニングとに分けられる。本発明では、かかるビームトレーニングの際に、ビームトレーニングの対象となるビームの数を減少させて、全体的なビームトレーニング手順を簡素化させることを目的とする。
上記端末が基地局Cとのビームトレーニングを行って基地局Cのビーム14を介してアクセスした場合、上記基地局Cは、図4Bに示すように、上記ビーム14に対する協力ビームが基地局Aのビーム7、8及び9、並びに、基地局Bの3、4であることを確認し、上記端末の情報と、上記端末が自身のビーム14を介してアクセスしたことを示す信号を、上記基地局Aと基地局Bへ送信する。
次に、基地局Bは、上記基地局Aのビーム14を協力ビームとして有する自身のビーム3、4を確認し、上記ビーム3、4に対して上記端末とのビームトレーニングを行う。すなわち、上記基地局Bは、上記端末とのビームトレーニングを行う際に、自身のすべてのビームに対するビームトレーニング用基準信号を送受信するのではなく、上記基地局Aのビーム14と重複するカバレッジ領域を有する協力ビームに対してのみ基準信号を送受信する。図4Cに示すように、上記基地局Bと端末とのビームトレーニングの結果、上記基地局Bのビーム3が選択された場合、上記基地局Bは、図4Dに示すように、上記基地局Aと基地局Cへ自身のビーム3が選択されたことを示す信号を送信する。
次に、基地局Aは、図4Eに示すように、基地局Cのビーム14と基地局Bのビーム3を協力ビームとして有する自身のビームがビーム9であることを確認し、上記ビーム9に対して上記端末とのビームトレーニングを行ってビーム9を選択し、自身のビーム9が選択されたことを示す信号を基地局Bと基地局Cへ送信する。
上述したような手順により、図4Fに示すように、基地局C、B及びAは、各ビーム14、3、9を用いて上記端末に対する仮想セルを形成し、協力的に通信を行う。
上記では、基地局Cのビーム14に対する協力ビームを有する基地局Bと基地局Aのうち、基地局Bが先にビームトレーニングを行うことについて説明した。これは、基地局Bが基地局Cのビーム14に対して少数の協力ビームを有するため、基地局Bが基地局Cより先にビームトレーニングを行う場合、仮想セルを形成するために行われる全体的なビームトレーニング手順を簡素化する効果を得るためである。しかし、設計方式に応じて協力ビームの数が多い基地局がビームトレーニングを先に行ってもよい。このために、基地局Cが、基地局Bと基地局Aのビームトレーニング順序をスケジューリングし、スケジューリング情報を基地局Bと基地局Aへ送信する必要があることは言うまでもない。別の例として、ビームトレーニングを行う基地局の順序は、ビームの強度に基づいて決定されてもよい。ビームの強度は、セル設計ステップで端末のフィードバックに応じて決定されてもよい。例えば、セル設計ステップにおいて、端末が、特定の位置でビームを受信した後、受信したビームの強度を測定して基地局へ報告することで、基地局が、端末の位置別のビームの強度情報を取得及び格納することができ、この際に取得した情報に基づいてビームトレーニングを行う基地局の順序を決定することができる。勿論、各基地局に対するビームの強度情報は、端末のフィードバックによって更新されてもよい。さらに別の例として、ビームトレーニングを行う基地局の順序は、各基地局の負荷(load)に基づいて決定されてもよい。ここで、各基地局の負荷情報は、バックホールを介して、基地局間において交換及び格納されることができる。さらに別の例として、ビームトレーニングを行う基地局の順序は、上述した協力ビームの数、ビームの強度及び負荷のうち二つ以上を用いて決定されてもよい。
また、本発明では、上記図4A〜図4Fを参照して説明したように、仮想セルを形成した後に端末が移動する場合、仮想セルを再形成する必要がある。
図5は本発明による無線通信システムにおいて、端末の移動によって変更される仮想セルを示している。すなわち、図5に示すように、端末が、特定の位置550で形成された仮想セルを介して、通信中に他の位置502に移動した場合、上記基地局C又は基地局Aが、ビームトラッキングを行って上記端末に対するビームを変更し、変更されたビームに対応する協力ビームのビームインデックス情報を用いて仮想セルを再形成する。
また、上記では、各基地局が端末とのビームトレーニングを行う場合、ビームトレーニングに成功することを想定して説明しているが、チャネル状況によっては上記ビームトレーニングに失敗する場合が生じうる。
図6は本発明による無線通信システムにおいて特定の基地局のビームトレーニングに失敗したときに形成される仮想セルを示している。図6に示すように、基地局Cと基地局Aがビームトレーニングを成功的に行って、それぞれビーム1とビーム6を選択した場合を想定すると、基地局Dは、基地局Cのビーム1と基地局Aのビーム6を協力ビームとして有するビーム11に対して、端末とのビームトレーニングを行うことができる。
ここで、上記基地局Dがビーム11に対する基準信号を送信したが、端末とのチャネル状態によって端末が対応する基準信号を受信できなかったり、対応する基準信号の受信品質が良好でなかったりした場合、上記端末と基地局Dは、ビームトレーニングに失敗したと判断することができる。この場合、基地局Dは、上記ビーム11に対して所定時間後にビームトレーニングを再度行ってもよく、他の候補協力ビームに対してビームトレーニングを行ってもよく、上記端末に対する仮想セル形成を諦めてもよい。すなわち、上記基地局Dは、上記端末が、基地局C及び基地局Aの1及び6で形成された仮想セルを介して、アクティブモードでデータを送受信した後、スレーブモードに入る時点を用いて、上記ビーム11に対するビームトレーニングを再度行うことができる。また、上記基地局Dは、上記基地局Cのビーム1と基地局Aのビーム6のいずれか一つを協力ビームとして有する自身のビームに対してビームトレーニングを行うことができる。例えば、上記基地局Dは、上記基地局Cのビーム1を協力ビームとして有する自身のビーム12に対してビームトレーニングを行ってもよい。
以下、上述した説明に基づいて、仮想セル形成のための無線通信システムの具体的な動作及び装置について説明する。
図7は本発明による無線通信システムにおいて仮想セルを形成する信号の流れを示している。
上記図7を参照すると、先ず、端末700と第1基地局702は、710ステップにおいて、ビームトレーニング信号(又はビームトレーニング用基準信号)を送受信して、多数のアップリンクビーム及び多数のダウンリンクビームから一つのアップリンクビーム及び一つのダウンリンクビームを選択し、712ステップにおいて、上記端末に対するネットワークアクセスプロセスを行う。すなわち、ダウンリンクビームを選択するために、上記第1基地局702が、多数のビームを介して、互いに異なる方向性を有するビームトレーニング用基準信号を端末へ送信すると、上記端末700が、受信した基準信号の信号品質を測定して、最も良好な品質を有する基準信号に対応するビームを選択する。一方、アップリンクビームを選択するために、端末700が、多数のビームを介して、互いに異なる方向性を有するビームトレーニング用基準信号を端末へ送信すると、上記第1基地局702が、受信した基準信号の信号品質を測定して、最も良好な品質を有する基準信号に対応するビームを選択する。ここで、上記第1基地局702が送信するビームトレーニング用基準信号は、セル構成に必要な情報を含むことができる。ここで、端末700と第1基地局702がビームトレーニングを行った後、端末のネットワークアクセス手順を行うことについて説明しているが、これは、設計方式に応じて変更されてもよい。例えば、端末のネットワークアクセス手順の実行中にビームトレーニングを行ってもよく、ネットワークアクセス手順を行ってからビームトレーニングを行ってもよい。また、上記端末700と第1基地局702それぞれで選択した基準信号に関するビーム情報は、設計方式に応じて、上記710ステップ及び712ステップのいずれか一つのステップにより交換されてもよい。ここで、ビーム情報は、対応するビームのインデックスを含む。
次に、上記第1基地局702は、714ステップにおいて、上記端末700が選択した基準信号に対応するダウンリンクビームに関する協力ビーム情報(例えば、協力ビームインデックス情報)を確認した後、716ステップにおいて、上記端末に関する情報及び上記ダウンリンクビーム情報(例えば、基準信号に対応するダウンリンクビームインデックス情報)を上記協力ビームを有する第2基地局704と第3基地局706へ送信する。次に、第1基地局702は、718ステップにおいて、上記協力ビームに関する情報(又は協力基地局である第2基地局704及び第3基地局706の情報)を上記端末700へ送信する。この際、上記第1基地局702は、第2基地局704と第3基地局706のビームトレーニング実行時点をスケジューリングし、スケジューリング情報を上記第2基地局704、第3基地局706及び端末700へ送信することができる。この際、上記第1基地局702は、上記第2基地局704と第3基地局706それぞれからビームトレーニング実行時点の要請を受け、上記要請を受けたビームトレーニング実行時点と協力ビームの数に応じてスケジューリングを行うことができる。ここで、上記第1基地局702が、第2基地局704でビームトレーニングを行ってから、第3基地局706でビームトレーニングを行うようにスケジューリングした場合を想定して説明する。
次に、上記端末700と上記第2基地局704は、720ステップにおいて、ビームトレーニング信号を送受信して、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを選択し、722ステップにおいて、上記選択されたビームに関する情報を交換し、交換された情報に基づいて通信のためのリンクを設定する。この際、上記第2基地局704は、自身がサポートするすべてのビームに対してビームトレーニングを行うのではなく、自身がサポートするすべてのビームのうち、上記第1基地局702のダウンリンクビームを協力ビームとして有するビームを候補ビームとして決定した後、候補ビームに対してのみビームトレーニングを行う。次に、上記第2基地局704は、724ステップにおいて、上記端末700が選択した上記第2基地局704のダウンリンクビームに関する情報を、上記第1基地局702と上記第3基地局706へ送信する。
次に、上記端末700と上記第3基地局706は、726ステップにおいて、ビームトレーニング信号を送受信して、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを選択し、728ステップにおいて、上記選択されたビームに関する情報を交換し、交換された情報に基づいて通信のためのリンクを設定する。この際、上記第3基地局706は、自身がサポートするすべてのビームに対してビームトレーニングを行うのではなく、自身がサポートするすべてのビームのうち、上記第1基地局702のダウンリンクビームと上記第2基地局704のダウンリンクビームを協力ビームとして有するビームを候補ビームとして決定した後、候補ビームに対してのみビームトレーニングを行う。次に、上記第3基地局706は、730ステップにおいて、上記端末700が選択した上記第3基地局706のダウンリンクビームに関する情報を、上記第1基地局702へ送信する。
次に、732ステップにおいて、上記第1基地局702、第2基地局704及び第3基地局706は、ビームトレーニングにより決定されたビームを用いて、上記端末700に対して仮想セルを形成することで、相互間の協力により上記端末700との通信を行う。
図8A及び図8Bは本発明による無線通信システムにおいて、端末が初期アクセスした基地局の仮想セルを形成するための動作手順を示している。
上記図8A及び図8Bを参照すると、基地局は、801ステップにおいて、端末とビームトレーニング信号を送受信して、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを決定し、決定されたビームに関する情報を交換する。次に、上記基地局は、803ステップに進み、上記端末に対するネットワークアクセス手順を行う。ここで、上記基地局は、上記基地局がサポートする多数のビームを介して、互いに異なる方向性を有するビームトレーニング用基準信号を端末へ送信した後、上記端末が選択した基地局のダウンリンクビームに関する情報、すなわち、ビームインデックス情報を受信する。また、上記基地局は、上記端末が送信するビームトレーニング用基準信号を受信して、信号品質が最も良好なアップリンクビームを選択した後、選択されたアップリンクビームに関するインデックス情報を端末へ送信する。この際、上記基地局が端末へ送信するビームトレーニング用基準信号は、対応するビームに関するインデックス情報と、セル構成に必要な情報と、を含むことができる。
次に、上記基地局は、805ステップに進み、上記基地局のダウンリンクビームに対する協力ビームが存在するか否かを検査する。すなわち、上記基地局は、自身がサポートする多数のビームに対して、重複するカバレッジを有する隣接した基地局のビームに関するインデックス情報を協力ビームインデックス情報として予め格納している。それにより、上記基地局は、上記予め格納した協力ビームインデックス情報を用いて、上記基地局のダウンリンクビームに対する協力ビームが存在するか否かを確認することができる。
仮に、上記基地局のダウンリンクビームに対する協力ビームが存在していない場合、上記基地局は、仮想セルを形成することができない状況であると認知して、835ステップに進み、上記端末にリソースを割り当てて通信を行う。次に、上記基地局は、端末が移動して、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。例えば、上記基地局は、上記ダウンリンクビームによる通信中に、上記端末とのチャネル環境条件が臨界条件以下に低下する場合、上記端末に対するビームトレーニングを再度行ってビームを再決定するビームトラッキングを行うことができる。この際、端末に対するダウンリンクビームが変更された場合、上記端末の移動によってビームが変更されたと認知することができる。上記端末は、上記ビームトラッキングによってビームが変更された場合には、上記805ステップに戻り、上記ビームトラッキングによってビームが変更されなかった場合には、上記835ステップに戻り、上記端末との通信を継続して行う。
一方、上記基地局のダウンリンクビームに対する協力ビームが存在する場合、上記基地局は、807ステップに進み、協力ビームに対応する協力基地局へ仮想セル形成に対する協力を要請する。この際、上記基地局は、上記端末の情報と、上記801ステップで決定された自身のダウンリンクビームのインデックス情報を、上記協力基地局へ送信する。
次に、上記基地局は、809ステップにおいて、上記協力基地局からビームトレーニングのためのスケジューリング情報を受信する。ここで、上記ビームトレーニングのためのスケジューリング情報は、上記協力基地局が、上記端末とのビームトレーニングを行う際に用いるリソースに関する情報を示す。
上記基地局は、811ステップにおいて、上記受信したスケジューリング情報に対する応答メッセージを送信し、上記端末へ協力基地局に関する情報及びスケジューリング情報を送信する。この際、上記基地局は、各協力基地局から受信したスケジューリング情報に基づいて、各協力基地局が端末とのビームトレーニングを行うリソースをスケジューリングした後、スケジューリングされたリソース情報を上記協力基地局と端末へ送信することができる。ここで、上記基地局は、上記801ステップにおいて決定されたダウンリンクビームに対して各協力基地局が有する協力ビームの数を考慮して、上記各協力基地局が端末とのビームトレーニングを行うリソースをスケジューリングすることができる。また、ここで、上記基地局は、多数の協力基地局から受信したスケジューリング情報が同一リソースを示す場合、上記多数の協力基地局へ、当該スケジューリングを許容しないことを示すNACK情報のみをサポートする応答メッセージを送信してもよい。この場合、上記基地局が上記多数の協力基地局のスケジューリング情報を許容するまで、上記809ステップ及び811ステップが繰り返して行われることは言うまでもない。
次に、上記基地局は、813ステップにおいて、協力基地局から上記端末とのリンクに関する情報を受信する。この際、上記端末とのリンクに関する情報は、上記協力基地局と上記端末とのリンクを形成したアップリンクビーム情報と、ダウンリンクビーム情報と、を含む。次に、上記基地局は、815ステップにおいて、すべての協力基地局から端末とのリンクに関する情報を受信したか否かを検査する。仮に、すべての協力基地局から端末とのリンクに関する情報を受信しなかった場合、上記基地局は、上記813ステップに戻り、協力基地局から上記端末とのリンクに関する情報を受信するまで待機する。
一方、上記すべての協力基地局から端末とのリンクに関する情報を受信した場合、上記基地局は、上記協力基地局から受信したビーム情報に基づいて上記端末に対する仮想セルを形成し、817ステップにおいて、仮想セルを形成するビームのチャネル状態及び基地局負荷を考慮して、上記仮想セルに対するマスター基地局を決定する。ここで、マスター基地局とは、端末の通信品質を向上させるために、上記仮想セルを構成する他の基地局を制御する機能を果たす基地局を意味する。
次に、上記基地局は、819ステップにおいて、自身がマスター基地局として決定されたか否かを確認する。仮に、自身がマスター基地局として決定された場合、上記基地局は、821ステップに進み、上記仮想セルを構成する他の協力基地局を制御して端末との通信を行い、823ステップに進み、端末が移動して、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。上記端末は、上記ビームトラッキングによってビームが変更された場合、上記805ステップに戻り、次のステップを再度行い、上記ビームトラッキングによってビームが変更されなかった場合、上記821ステップに戻り、上記協力基地局を制御して、上記端末との通信を継続して行う。
一方、自身がマスター基地局として決定されなかった場合、上記基地局は、825ステップに進み、上記マスター基地局として決定された協力基地局にマスター基地局として動作することを要求し、827ステップに進み、スレーブ基地局モードに切り替えた後、上記マスター基地局から制御情報を受信する。ここで、上記制御情報とは、上記端末と通信を行うためのスケジューリング情報を意味する。
次に、上記基地局は、829ステップにおいて、上記制御情報に応じて上記基地局自身が端末に対してリソースを割り当てて通信を行う必要があるか、すなわち、スケジューリングを行う必要があるか否かを検査する。ここで、上記基地局は、上記制御情報に応じて、上記端末に対するスケジューリングが必要であると判断されなかった場合には、上記827ステップに戻り、次のステップを再度行い、上記制御情報に応じて、上記端末に対するスケジューリングが必要であると判断された場合には、831ステップに進み、端末にリソースを割り当てて通信を行う。次に、上記基地局は、833ステップにおいて、端末が移動して、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。上記端末は、上記ビームトラッキングによってビームが変更された場合には、上記805ステップに戻り、次のステップを再度行い、上記ビームトラッキングによってビームが変更されなかった場合には、上記827ステップに戻り、次のステップを再度行う。
図9A及び9Bは本発明による無線通信システムにおいて隣接基地局の仮想セルを形成するための動作手順を示している。
上記図9A及び9Bを参照すると、隣接基地局は、901ステップにおいて、隣接基地局から仮想セル形成に対する協力を要請する信号を受信する。この際、上記仮想セル形成に対する協力要請信号は、上記協力基地局と端末のリンクに対するダウンリンクビームのインデックス情報と、上記端末に関する情報と、を含む。以下、説明の便宜上、上記仮想セル形成に対する協力を要請する隣接基地局を協力要請基地局と称する。
次に、上記隣接基地局は、903ステップにおいて、上記端末とのビームトレーニングのためのスケジューリング情報を生成して、協力要請基地局へ送信する。ここで、上記ビームトレーニングのためのスケジューリング情報は、上記隣接基地局が、上記端末とのビームトレーニングの際に使用しようとするリソースに関する情報を示す。
次に、上記隣接基地局は、905ステップにおいて、上記協力要請基地局から上記スケジューリング情報に対する応答メッセージを受信し、907ステップに進み、上記協力要請基地局が、上記スケジューリングを許容するか又は許容しないかを検査する。仮に、スケジューリングを許容しなかった場合には、上記隣接基地局は、903ステップに戻り、ビームトレーニングのために使用しようとするリソースを再スケジューリングし、再スケジューリングした情報を上記協力要請基地局へ送信して、次のステップを再度行う。
一方、スケジューリングを許容した場合には、上記隣接基地局は、909ステップに進み、端末とビームトレーニング信号を送受信して、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを決定する。この際、上記隣接基地局は、自身がサポートするすべてのビームに対してビームトレーニングを行うのではなく、自身がサポートするすべてのビームから上記協力要請基地局のダウンリンクビームを協力ビームとして有するビームを候補ビームとして決定した後、上記候補ビームに対してのみビームトレーニングを行って、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを決定する。次に、上記隣接基地局は、911ステップにおいて、上記決定されたアップリンクビーム及びダウンリンクビームに対するビームインデックス情報を上記端末と交換し、交換された情報に基づいて上記端末との通信のためのリンクを設定する。次に、上記隣接基地局は、913ステップに進み、上記端末とのリンクに関する情報を協力要請基地局へ送信する。この際、上記リンクに関する情報は、上記隣接基地局と上記端末のリンクに関するダウンリンクビームインデックス情報と、上記リンク連結に関する時間情報と、上記隣接基地局の情報と、認証情報などを含むことができる。この際、上記隣接基地局は、上記協力要請基地局の制御に応じて、上記端末とのリンクに関する情報を、少なくとも一つの他の隣接基地局へ送信することができる。この際、上記他の隣接基地局とは、上記協力要請基地局のダウンリンクビームに対する協力ビームを有する基地局を意味する。
次に、上記隣接基地局は、915ステップに進み、上記協力要請基地局からマスター基地局として動作することを要求する信号を受信したか否かを検査する。仮に、上記マスター基地局として動作することを要求する信号を受信しなかった場合、上記隣接基地局は、917ステップに進み、上記端末に対する仮想セルのマスター基地局から制御情報を受信し、919ステップに進み、上記制御情報に応じて、上記隣接基地局自身が端末に対してリソースを割り当てて通信を行う必要があるか、すなわち、スケジューリングを行う必要があるか否かを検査する。ここで、上記隣接基地局は、上記制御情報に応じて、上記端末に対するスケジューリングが必要であると判断されなかった場合には、上記917ステップに戻り、次のステップを再度行い、上記制御情報に応じて、上記端末に対するスケジューリングが必要であると判断された場合には、921ステップにおいて、端末にリソースを割り当てて通信を行う。次に、上記隣接基地局は、923ステップにおいて、端末が移動して、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。上記端末は、上記ビームトラッキングによってビームが変更された場合には、上記図8Aの805ステップに進み、次のステップを再度行い、上記ビームトラッキングによってビームが変更されなかった場合には、上記917ステップに戻り、次のステップを再度行う。
一方、上記マスター基地局として動作することを要求する信号を受信した場合、上記隣接基地局は、925ステップに進み、上記仮想セルを構成する他の協力基地局を制御して端末との通信を行い、927ステップに進み、端末が移動して、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。上記端末は、上記ビームトラッキングによってビームが変更された場合には、上記図8Aの805ステップに進み、次のステップを再度行い、上記ビームトラッキングによってビームが変更されなかった場合には、上記925ステップに戻り、上記協力基地局を制御して、上記端末との通信を継続して行う。
図10は本発明による無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための端末の動作手順を示している。
上記図10を参照すると、上記端末は、1001ステップにおいて、基地局とビームトレーニング信号を送受信して、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを決定し、決定されたビームに関するインデックス情報を交換する。次に、上記端末は、1003ステップに進み、上記ネットワークアクセス手順を行う。ここで、上記端末は、上記基地局がサポートする多数のビームを介して、互いに異なる方向性を有するビームトレーニング用基準信号を受信し、各基準信号の信号品質を測定した後、信号品質が最も良好な基準信号を選択する。また、上記端末は、上記端末に含まれた多数のビームを介して、互いに異なる方向性を有するビームトレーニング用基準信号を送信することができる。この際、それぞれのビームトレーニング用基準信号は、対応するビームに関するインデックス情報のセル構成に必要な情報を含むことができる。
次に、上記端末は、1005ステップにおいて、基地局から協力基地局情報及びスケジューリング情報を受信する。すなわち、上記端末は、上記1001ステップにおいて、上記端末が選択した基地局のダウンリンクビームに対する協力ビームを有する協力基地局に関する情報と、上記協力基地局とのビームトレーニングのためのスケジューリング情報と、を受信する。
上記端末は、上記基地局から受信した情報に対して、協力基地局情報を分析して、協力基地局が存在するか否かを検査する。仮に、上記基地局から受信した協力基地局情報が協力基地局が存在しないことを示した場合、上記端末は、1021ステップに進み、上記基地局から割り当てられたリソースを用いて通信を行い、1023ステップに進み、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。上記端末は、上記ビームの変更が検知されなかった場合には、上記1021ステップに戻り、次のステップを再度行い、上記ビームの変更が検知された場合には、1005ステップに進み、次のステップを再度行う。
一方、上記基地局から受信した協力基地局情報が協力基地局が存在することを示した場合、上記端末は、1009ステップに進み、上記スケジューリング情報に応じて、上記協力基地局とビームトレーニング信号を送受信して、アップリンクビーム及びダウンリンクビームを決定し、1011ステップに進み、上記協力基地局と上記決定されたアップリンクビーム及びダウンリンクビームに関するインデックス情報を交換し、交換された情報に基づいて通信のためのリンクを設定する。この際、上記端末は、上記協力基地局のすべてのビームに対してビームトレーニングを行うのではなく、上記協力基地局のビームのうち一部のビーム、すなわち、候補として決定されたビームに対してのみビームトレーニング信号を送受信する。
次に、上記端末は、1013ステップにおいて、すべての協力基地局に対するビームトレーニングが行われたか否かを検査する。仮に、すべての協力基地局に対するビームトレーニングが行われなかった場合には、上記端末は、1009ステップに戻り、次のステップを再度行う。
一方、すべての協力基地局に対するビームトレーニングを行った場合には、上記端末は、1015ステップに進み、マスター基地局又はスレーブ基地局からスケジューリング情報を受信し、1017ステップにおいて、上記受信したスケジューリング情報に応じて、上記マスター基地局又はスレーブ基地局との通信を行う。次に、上記端末は、1019ステップに進み、ビームトラッキングによってビームが変更されたか否かを検知する。上記端末は、上記ビームの変更が検知されなかった場合には、上記1015ステップに戻り、次のステップを再度行い、上記ビームの変更が検知された場合には、1005ステップに進み、次のステップを再度行う。
図11は本発明による無線通信システムにおける基地局のブロック構成を示している。
上記図11を参照すると、上記基地局は、制御部1100と、格納部1110と、通信モジュール1120と、ビームフォーミング部1130と、を含んでなる。
上記制御部1100は、上記基地局の全体的な動作を制御及び処理し、本発明により、仮想セル形成制御部1102を含むことで、端末に対する仮想セルを形成するための機能を制御及び処理する。特に、上記仮想セル形成制御部1102は、上記格納部1110の協力ビームDB1112に格納された協力ビーム情報を用いて、ビームトレーニングを行うための機能を制御及び処理する。換言すれば、上記仮想セル形成制御部1102は、端末の初期アクセスのために、端末とビームトレーニング信号を送受信して、ダウンリンクビーム及びアップリンクビームを決定した後、上記端末に対して仮想セルを形成するために上記協力ビームDB1112で上記決定されたダウンリンクビームに関する協力ビーム情報を検索し、検索された協力ビーム情報に対応する協力基地局へ仮想セル形成を要請するための機能を制御及び処理する。この際、上記仮想セル形成制御部1102は、上記基地局自身と協力基地局とのビームトレーニングのためのリソースをスケジューリングするための機能を制御及び処理する。また、上記仮想セル形成制御部1102は、隣接基地局から仮想セル形成の要請を受けたときに、上記仮想セル形成を要請した基地局から受信したダウンリンクビーム情報を確認し、上記協力ビームDB1112で上記確認されたダウンリンクビームを協力ビームとして有するビームを検索し、これを候補ビームとして決定した後、候補ビームのビームインデックスに基づいて、対応する端末とのビームトレーニングを行うための機能を制御及び処理する。この際、上記仮想セル形成制御部1102は、仮想セル形成を要請した基地局へ上記端末とのビームトレーニングを行うリソースを示すスケジューリング情報を送信することができる。また、上記仮想セル形成制御部1102は、特定の候補ビームに対するビームトレーニングに失敗したときに、上記候補ビーム以外に他の候補ビームを選定してビームトレーニングを行ってもよく、所定時間待機した後、上記特定の候補ビームに対するビームトレーニングを再度行ってもよく、仮想セル形成を諦めてもよい。
また、上記仮想セル形成制御部1102は、通信中の端末の移動によって現在選択されたビームに対するチャネル状態が臨界条件以下である場合、ビームトラッキングを行ってビームを変更するための機能を制御及び処理し、ビーム変更によって仮想セルを再形成するための機能を制御及び処理する。
上記仮想セル形成制御部1102は、ビームトレーニングにより端末との通信を行うために用いるビームが選択されたときに、上記ビームフォーミング部1130を制御して、対応するビームを介して端末との通信を行うための機能を制御する。
上記格納部1110は、上記基地局の動作に必要な各種プログラム及びデータを格納する。特に、上記格納部1110は、上記基地局がサポートする多数のビームそれぞれに関する隣接基地局の協力ビーム情報、すなわち、協力ビームのインデックス情報を示す協力ビームDB1112を含む。上記協力ビームDB1112は、設計の際に予め格納されていてもよく、端末のフィードバック情報によって更新されてもよい。
上記通信モジュール1120は、システムの物理層規格に応じて、送信ビット列をベースバンド信号に、ベースバンド信号を受信ビット列に変換する。上記通信モジュール1120は、チャネルコーディング(channel coding)及びデコーディング(decoding)、データ変調(modulation)及び復調、多重アンテナマッピングのためのプリコーディング、ポストコーディング(Post coding)、A/D変換(Analog/Digital convertor)、D/A変換(Digital/Analog convertor)、FFT(Fast Fourier Transform)、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)、デジタルビームフォーミングなどの機能を果たすことができる。例えば、OFDM(Orthgonal Frequency Division Multiplexing)方式による場合、データ送信の際、上記通信モジュール1120は、送信ビット列に対してコーディング及び変調を行うことで複素シンボルを生成し、上記複素シンボルを副搬送波にマッピングした後、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算及びCP(Cyclic Prefix)挿入によりOFDMシンボルを構成する。
上記ビームフォーミング部1130は、多数の構成要素を含み、各構成要素は、各アンテナ経路において信号の位相及び大きさを調節する。すなわち、上記ビームフォーミング部1130は、上記制御部1100から提供されるアンテナ別の信号の位相及び大きさの値に応じて、各アンテナ経路へ送信される信号の位相及び大きさを調節することで、ビームフォーミングを行う。例えば、上記ビームフォーミング部1130は、上記仮想セル形成制御部1102の制御に応じてビームトレーニングを行うために、互いに異なる方向性を有する多数のビームを形成してもよい。上記図11において、各アンテナに対応する経路は1個と示されており、各経路における上記ビームフォーミング部1130の構成要素もまたアンテナ1個当たり1個と示されているが、本発明の別の実施形態により、各アンテナに対して、送信経路及び受信経路が別に構成されていてもよく、この場合、上記ビームフォーミング部1130の構成要素は、アンテナ1個当たり2個ずつ存在していてもよい。
上記図11には、アナログビームフォーミングにより上記基地局が多数のビームをサポートする場合のブロック構成の例を示しており、本発明による基地局は、デジタルビームフォーミング、アンテナを物理的に動かすビームフォーミング、予め定義された各ビーム方向に対応するアンテナ、アンテナバンドル又はアンテナアレイ(array)の少なくとも一つを用いて多数のビームをサポートしてもよい。ここで、上記デジタルビームフォーミングの場合、上記ビームフォーミング部1130は省略されてもよく、上記制御部1100は、送信信号にコードブックを乗じてビームフォーミングを行うことで、多数のビームをサポートすることができる。すなわち、本発明におけるビームは、物理的に区分された一つのアンテナによって形成されたビームであってもよく、デジタルビームフォーミング方式、アナログビームフォーミング方式などの様々な方式により、多数のアンテナを用いて形成されたビームであってもよい。
図12は本発明による無線通信システムにおける端末のブロック構成を示している。
図12を参照すると、上記端末は、制御部1200と、格納部1210と、通信モジュール1220と、ビームフォーミング部1230と、を含んでなる。
上記制御部1200は、上記端末の全体的な動作を制御及び処理し、本発明により、基地局とのビームトレーニングを行うための機能を制御及び処理する。特に、上記制御部1200は、基地局のスケジューリング情報に応じて、対応する基地局とのビームトレーニングを行ってダウンリンクビームを選択し、選択されたビームのインデックス情報を対応する基地局へ送信するための機能及び上記対応する基地局からアップリンクビームのインデックス情報を受信するための機能を制御及び処理する。また、上記制御部1200は、ビームトレーニングにより基地局との通信を行う際に用いられるビームが選択された場合、上記ビームフォーミング部1230を制御して、対応するビームを介して端末との通信を行うための機能を制御する。
上記格納部1210は、上記端末の動作に必要な各種プログラム及びデータを格納する。
上記通信モジュール1220は、システムの物理層規格に応じて、送信ビット列をベースバンド信号に、ベースバンド信号を受信ビット列に変換する。上記通信モジュール1220は、チャネルコーディング(channel coding)及びデコーディング(decoding)、データ変調(modulation)及び復調、多重アンテナマッピングのためのプリコーディング、ポストコーディング(Post coding)、A/D変換(Analog/Digital convertor)、D/A変換(Digital/Analog convertor)、FFT(Fast Fourier Transform)、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)、デジタルビームフォーミングなどの機能を果たすことができる。例えば、OFDM(Orthgonal Frequency Division Multiplexing)方式による場合、データ送信の際、上記通信モジュール1220は、送信ビット列に対してコーディング及び変調を行うことで複素シンボルを生成し、上記複素シンボルを副搬送波にマッピングした後、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算及びCP(Cyclic Prefix)挿入によりOFDMシンボルを構成する。
上記ビームフォーミング部1230は、多数の構成要素を含み、各構成要素は、各アンテナ経路において信号の位相及び大きさを調節する。すなわち、上記ビームフォーミング部1230は、上記制御部1200から提供されるアンテナ別の信号の位相及び大きさの値に応じて、各アンテナ経路へ送信される信号の位相及び大きさを調節することで、ビームフォーミングを行う。例えば、上記ビームフォーミング部1230は、上記制御部1200の制御に応じてビームトレーニングを行うために、互いに異なる方向性を有する多数のビームを形成してもよい。上記図12において、各アンテナに対応する経路は1個と示されており、各経路における上記ビームフォーミング部1230の構成要素もまたアンテナ1個当たり1個と示されているが、本発明の別の実施形態により、各アンテナに対して、送信経路及び受信経路が別に構成されていてもよく、この場合、上記ビームフォーミング部1230の構成要素は、アンテナ1個当たり2個ずつ存在していてもよい。
上記図12には、アナログビームフォーミングにより上記基地局が多数のビームをサポートする場合のブロック構成の例を示しており、本発明による基地局は、デジタルビームフォーミング、アンテナを物理的に動かすビームフォーミング、予め定義された各ビーム方向に対応するアンテナ、アンテナバンドル又はアンテナアレイ(array)の少なくとも一つを用いて多数のビームをサポートしてもよい。ここで、上記デジタルビームフォーミングの場合、上記ビームフォーミング部1230は省略されてもよく、上記制御部1100は、送信信号にコードブックを乗じてビームフォーミングを行うことで、多数のビームをサポートすることができる。すなわち、本発明におけるビームは、物理的に区分された一つのアンテナによって形成されたビームだけでなく、デジタルビームフォーミング方式、アナログビームフォーミング方式などの様々な方式により、多数のアンテナを用いて形成されたビームを含む意味である。
本発明は、無線通信システムにおいて、基地局間の協力ビームインデックス情報に基づいて仮想セルを形成することで、短時間で仮想セルを形成することができ、ビームトレーニングによるエネルギー消費及び遅延を低減することができる。
一方、本発明の詳細な説明では、具体的な実施形態について説明しているが、本発明の範囲から逸脱しない限り、様々な変形が可能である。したがって、本発明の範囲は、上述した実施形態に限定されてはならず、特許請求の範囲だけでなく、本特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるべきである。
200 端末
211,212,213,214,221,222,223,224 ビーム
1100,1200 制御部
1102 仮想セル形成制御部
1110,1210 格納部
1112 協力ビームDB
1120,1220 通信モジュール
1130,1230 ビームフォーミング部

Claims (15)

  1. 無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために基地局で用いられる方法であって、
    端末とのビームトレーニングにより、複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定するステップと、
    前記決定されたビームに対する隣接基地局の協力ビームを確認するステップと、
    前記端末と前記協力ビームに対応する隣接基地局へ前記端末に対する仮想セル形成を要請するステップと、を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記基地局は、前記基地局がサポートするビームそれぞれに対して、重複するカバレッジ領域を有する隣接基地局のビーム情報を協力ビーム情報として予め格納し、
    前記協力ビーム情報は、端末のフィードバック情報により変更可能なことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記隣接基地局から前記端末とのリンクに関するビーム情報を受信するステップと、
    前記隣接基地局のビームと前記決定された基地局のビームとで前記端末に対する仮想セルを形成するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記決定されたビームに対する協力ビームを有する複数の隣接基地局が存在する場合、複数の隣接基地局から前記端末とのビームトレーニングのためのリソースを示すスケジューリング情報を受信するステップと、
    前記スケジューリング情報、前記複数の隣接基地局それぞれの協力ビームの数、前記複数の隣接基地局それぞれのビームの強度及び前記複数の隣接基地局それぞれの負荷情報のうち少なくとも一つを考慮して、前記複数の隣接基地局のビームトレーニングのためのリソースをスケジューリングするステップと、
    前記基地局のスケジューリングを示す情報を前記端末と複数の基地局へ送信するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために隣接基地局で用いられる方法であって、
    第1基地局から端末の仮想セル形成の要請を受けるステップと、
    前記第1基地局で決定されたビームに対する少なくとも一つの協力ビームを確認するステップと、
    前記確認された少なくとも一つの協力ビームに基づいて前記端末とのビームトレーニングを行い、仮想セル形成のための協力ビームを選択するステップと、を含むことを特徴とする、方法。
  6. 前記隣接基地局は、前記隣接基地局がサポートするビームそれぞれに対して、重複するカバレッジ領域を有する第1基地局のビーム情報を協力ビーム情報として予め格納し、
    前記協力ビーム情報は、端末のフィードバック情報により変更可能なことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記仮想セル形成のために決定された協力ビームの情報を前記第1基地局へ送信するステップと、
    前記隣接基地局の協力ビームと前記第1基地局のビームとで前記端末に対する仮想セルを形成するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 前記端末とのビームトレーニングのためのリソースを示すスケジューリング情報を前記第1基地局へ送信するステップと、
    前記第1基地局から前記スケジューリングに対する応答を受信するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおいて仮想セルを形成するために端末で用いられる方法であって、
    第1基地局とのビームトレーニングにより、複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定するステップと、
    前記第1基地局から仮想セルを形成する隣接基地局に関する情報を受信するステップと、
    前記隣接基地局とのビームトレーニングにより、前記隣接基地局に対するビームを決定するステップと、を含むことを特徴とする、方法。
  10. 前記第1基地局から隣接基地局とのビームトレーニングのためのリソースを示すスケジューリング情報を受信するステップと、
    前記スケジューリング情報に基づいて前記隣接基地局とのビームトレーニングを行うステップと、をさらに含み、
    前記隣接基地局とのビームトレーニングは、前記隣接基地局の複数のビームのうち前記第1基地局とのビームトレーニングにより決定されたビームの協力ビームに対して行うことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための基地局装置であって、
    互いに異なる方向性を有する複数のビームを形成するビームフォーミング部と、
    前記ビームフォーミング部を制御して、端末とのビームトレーニングを行って前記複数のビームのうち少なくとも一つのビームを決定し、前記決定されたビームに対する隣接基地局の協力ビームを確認し、前記端末と前記協力ビームに対応する隣接基地局へ前記端末に対する仮想セル形成を要請するための機能を制御する制御部と、を含むことを特徴とする、装置。
  12. 請求項2から4のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 無線通信システムにおいて仮想セルを形成するための隣接基地局装置であって、
    互いに異なる方向性を有する複数のビームを形成するビームフォーミング部と、
    第1基地局から端末の仮想セル形成の要請を受け、前記第1基地局で決定されたビームに対する少なくとも一つの協力ビームを確認し、前記確認された協力ビームに基づいて前記ビームフォーミング部を制御して、前記端末とのビームトレーニングを行って仮想セル形成のための協力ビームを選択する制御部と、を含むことを特徴とする、装置。
  14. 請求項6から8のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. 請求項9又は10に記載の方法を実行するように構成されることを特徴とする、装置。
JP2014530588A 2011-09-14 2012-09-13 無線通信システムにおける仮想セル形成方法及び装置 Active JP6204359B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2011-0092455 2011-09-14
KR1020110092455A KR101884332B1 (ko) 2011-09-14 2011-09-14 무선통신 시스템에서 가상 셀 형성 방법 및 장치
PCT/KR2012/007338 WO2013039331A2 (en) 2011-09-14 2012-09-13 Method and apparatus for forming virtual cell in wireless communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014530534A true JP2014530534A (ja) 2014-11-17
JP6204359B2 JP6204359B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=47830310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014530588A Active JP6204359B2 (ja) 2011-09-14 2012-09-13 無線通信システムにおける仮想セル形成方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9078141B2 (ja)
EP (1) EP2756607B1 (ja)
JP (1) JP6204359B2 (ja)
KR (1) KR101884332B1 (ja)
CN (1) CN103931109B (ja)
WO (1) WO2013039331A2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017022112A1 (ja) * 2015-08-05 2017-08-03 三菱電機株式会社 無線通信装置
JP2017169046A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 無線通信システム、無線制御方法及び基地局装置
JP2019528620A (ja) * 2016-08-11 2019-10-10 コンヴィーダ ワイヤレス, エルエルシー New radioのための柔軟なフレーム構造におけるビームフォーミングスイーピングおよびトレーニング
CN111095813A (zh) * 2017-11-29 2020-05-01 索尼公司 无线通信系统中的电子设备、方法和计算机可读存储介质
US11438905B2 (en) 2016-11-03 2022-09-06 Interdigital Patent Holdings, Inc. Frame structure in NR
US11503314B2 (en) 2016-07-08 2022-11-15 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Systems and methods for region-of-interest tone remapping
US11765150B2 (en) 2013-07-25 2023-09-19 Convida Wireless, Llc End-to-end M2M service layer sessions
US11765406B2 (en) 2017-02-17 2023-09-19 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Systems and methods for selective object-of-interest zooming in streaming video
US11770821B2 (en) 2016-06-15 2023-09-26 Interdigital Patent Holdings, Inc. Grant-less uplink transmission for new radio
US11871451B2 (en) 2018-09-27 2024-01-09 Interdigital Patent Holdings, Inc. Sub-band operations in unlicensed spectrums of new radio
US12150146B2 (en) 2023-03-31 2024-11-19 Interdigital Patent Holdings, Inc. Radio PDCCH to facilitate numerology operations

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140077603A (ko) * 2012-12-14 2014-06-24 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 이동성을 관리하기 위한 장치 및 방법
US9497745B2 (en) * 2013-02-11 2016-11-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Virtual macro cells
KR102253873B1 (ko) * 2013-04-25 2021-05-20 삼성전자주식회사 무선 통신 네트워크에서 고주파 캐리어를 획득하는 방법 및 시스템
KR102057313B1 (ko) * 2013-09-13 2020-01-23 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템의 빔형성 방법 및 장치
CN104734759B (zh) * 2013-12-20 2019-12-03 中兴通讯股份有限公司 Mimo波束赋形通信系统中波束识别方法、相关设备及系统
KR102171561B1 (ko) * 2014-04-07 2020-10-29 삼성전자주식회사 빔포밍 기반 셀룰러 시스템의 상향링크 빔 추적 방법 및 장치
US9497785B2 (en) * 2014-06-02 2016-11-15 Intel Corporation Techniques for exchanging beamforming information for a dual connection to user equipment
US10547418B2 (en) * 2014-06-10 2020-01-28 Qualcomm Incorporated Coordinated operations of millimeter wavelength wireless access networks
US9681341B2 (en) * 2014-06-18 2017-06-13 Qualcomm Incorporated Channel enhancement in millimeter wavelength wireless access networks
US9451536B2 (en) * 2014-06-18 2016-09-20 Qualcomm Incorporated UE initiated discovery in assisted millimeter wavelength wireless access networks
CN105376748A (zh) * 2014-08-27 2016-03-02 中兴通讯股份有限公司 虚拟小区的构建、协作节点的选择方法及装置
CN105828337A (zh) * 2014-09-17 2016-08-03 中兴通讯股份有限公司 一种动态构建虚拟小区的方法和装置
CN111417136A (zh) * 2014-09-23 2020-07-14 华为技术有限公司 终端、基站、基站控制器及毫米波蜂窝通信方法
EP3200498B1 (en) * 2014-09-23 2020-01-22 Huawei Technologies Co. Ltd. Beam configuration method and user equipment
US20160099761A1 (en) * 2014-10-07 2016-04-07 Mediatek Inc. Beam Synchronization Methods for Beamforming Wireless Networks
KR102398646B1 (ko) * 2014-12-02 2022-05-17 삼성전자주식회사 하이브리드 다중-입력 다중-출력 방식을 지원하는 통신 시스템에서 빔 운용 장치 및 방법
KR101810633B1 (ko) 2014-12-19 2017-12-19 한국전자통신연구원 셀룰러 이동통신시스템에서의 시스템 운용 방법 및 장치
EP3272018B1 (en) * 2015-03-16 2020-06-24 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Multipoint transmission and reception in a radio communication network
JP6666331B2 (ja) * 2015-03-26 2020-03-13 株式会社Nttドコモ 無線通信制御方法および無線通信システム
CN107852624B (zh) * 2015-07-29 2021-10-29 苹果公司 用于动态毫米波笔形小区通信的用户设备(ue)和方法
US10848230B2 (en) 2015-08-11 2020-11-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Recovery from beam failure
CN106685504B (zh) * 2015-11-09 2020-08-07 华为技术有限公司 设备间协作方法及装置
WO2017091187A1 (en) * 2015-11-23 2017-06-01 Intel IP Corporation Evolved node-b (enb), user equipment (ue) and methods for transmission of beam-forming training references signals (btrs)
CN105554777B (zh) * 2015-12-11 2018-11-30 中国联合网络通信集团有限公司 划分虚拟小区的方法及装置
CN106961686B (zh) * 2016-01-11 2019-12-24 上海诺基亚贝尔股份有限公司 用于跨多个相邻宏小区生成虚拟小区的方法及设备
WO2017123060A1 (en) 2016-01-14 2017-07-20 Samsung Electronics Co., Ltd. System, method, and apparatus of beam-tracking and beam feedback operation in a beam-forming based system
JP6628652B2 (ja) * 2016-03-16 2020-01-15 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 仮想基地局装置及び通信方法
US10492114B2 (en) * 2016-03-22 2019-11-26 Futurewei Technologies, Inc. Method and system for managing radio connections with a virtual access point
US10057787B2 (en) * 2016-04-06 2018-08-21 Futurewei Technologies, Inc. System and method for millimeter wave communications
US10135512B2 (en) 2016-04-06 2018-11-20 Futurewei Technologies, Inc. System and method for millimeter wave communications
WO2017188471A1 (ko) * 2016-04-27 2017-11-02 엘지전자 주식회사 밀리미터웨이브를 지원하는 무선접속 시스템에서 자원할당방법 및 장치
KR102311064B1 (ko) * 2016-05-11 2021-10-13 아이디에이씨 홀딩스, 인크. 빔포밍된 업링크 전송을 위한 시스템 및 방법
CN107733477B (zh) * 2016-08-12 2020-11-17 华为技术有限公司 一种基于多点协作的波束配置和管理方法
CN107733503A (zh) * 2016-08-12 2018-02-23 电信科学技术研究院 一种进行波束训练的方法和设备
US10271223B2 (en) 2016-08-12 2019-04-23 Mediatek Inc. Beam management in beamforming systems
CN107733513B (zh) * 2016-08-12 2022-12-20 大唐移动通信设备有限公司 一种下行接收波束训练信号的传输方法及装置
CN107872265A (zh) * 2016-09-28 2018-04-03 北京信威通信技术股份有限公司 一种波束跟踪的方法及装置
CN115173897A (zh) 2016-11-04 2022-10-11 瑞典爱立信有限公司 用于波束跟踪过程管理和索引的方法和系统
CN108242948B (zh) * 2016-12-23 2020-09-08 维沃移动通信有限公司 一种波束训练方法、网络设备及终端
US10433312B2 (en) * 2017-02-05 2019-10-01 Lg Electronics Inc. Method of performing uplink transmission in wireless communication system and apparatus therefor
US10211898B2 (en) * 2017-06-26 2019-02-19 At&T Intellectual Property I, L.P. Configurable beam failure event design
WO2019061325A1 (zh) * 2017-09-29 2019-04-04 富士通株式会社 传输配置指示的发送和接收方法、装置及通信系统
SG11202003186PA (en) 2017-11-17 2020-05-28 Lg Electronics Inc Method for carrying out beam failure recovery in wireless communication system and device therefor
CN109996248A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 索尼公司 用于无线通信的电子设备和方法以及计算机可读存储介质
US20190327714A1 (en) * 2018-04-18 2019-10-24 Google Llc Dedicated User Equipment Beam Search for Fifth Generation New Radio
CN110536311B (zh) * 2018-05-25 2022-08-09 北京紫光展锐通信技术有限公司 定位参考信号的发送方法、基站及计算机可读介质
KR102553888B1 (ko) * 2018-09-13 2023-07-11 삼성전자주식회사 빔을 제어하는 방법 및 그 전자 장치
US10812167B2 (en) 2018-11-16 2020-10-20 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for operating very high frequency based access network, and apparatus for the same
WO2020263050A1 (ko) * 2019-06-28 2020-12-30 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 물리 상향링크 제어 채널의 송수신 방법 및 그 장치
KR20210039727A (ko) * 2019-10-02 2021-04-12 삼성전자주식회사 무선통신시스템에서 SCell(secondary cell) 빔실패보고를 위한 스케쥴링 요청과 다른 상향링크 전송 간에 우선순위를 결정하는 방법 및 장치
JP7541581B2 (ja) * 2020-01-21 2024-08-28 中興通訊股▲ふん▼有限公司 無線通信ネットワークにおける基準シグナリング設計および構成のためのシステムおよび方法
KR20230008163A (ko) * 2020-08-13 2023-01-13 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 사이드링크에 기반하여 빔 실패를 복구하기 위한 방법 및 장치
CN114584183A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 北京三星通信技术研究有限公司 协作调度方法及相关设备
WO2024033783A1 (en) * 2022-08-10 2024-02-15 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Inter-base-station cross-link interference management with dynamic time division duplexing

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087808A1 (ja) * 2008-01-07 2009-07-16 Mitsubishi Electric Corporation アナログビームフォーミング通信システム
JP2010258845A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線通信方法ならびに基地局装置
WO2011014014A2 (en) * 2009-07-30 2011-02-03 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of multi cell cooperation in wireless communication system
WO2011052643A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 日本電気株式会社 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム
WO2011099511A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 三菱電機株式会社 移動体通信システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100933155B1 (ko) * 2002-09-30 2009-12-21 삼성전자주식회사 주파수분할다중접속 이동통신시스템에서 가상 셀의 자원할당장치 및 방법
US8542640B2 (en) * 2008-08-28 2013-09-24 Ntt Docomo, Inc. Inter-cell approach to operating wireless beam-forming and user selection/scheduling in multi-cell environments based on limited signaling between patterns of subsets of cells
EP2343942B1 (en) * 2008-09-22 2016-11-23 Sharp Kabushiki Kaisha Base station apparatuses, terminal apparatuses, wireless communication system having those apparatuses, and programs base stations of that system are caused to execute
US8711716B2 (en) * 2009-06-19 2014-04-29 Texas Instruments Incorporated Multiple CQI feedback for cellular networks
KR101120643B1 (ko) * 2009-07-21 2012-03-16 한국과학기술원 가상섹터 기반 적응적 안테나시스템의 공간분할다중접속 서비스방법
WO2011055940A2 (ko) * 2009-11-05 2011-05-12 엘지전자 주식회사 채널 품질 정보의 전송 방법 및 이를 위한 장치
KR101839808B1 (ko) * 2011-08-24 2018-04-26 삼성전자주식회사 이동 단말기 및 그 통신방법, 기지국 컨트롤 장치 및 그 컨트롤 방법, 및 그것을 이용하는 다중 협력 송수신 시스템 및 그 방법

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087808A1 (ja) * 2008-01-07 2009-07-16 Mitsubishi Electric Corporation アナログビームフォーミング通信システム
JP2010258845A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線通信方法ならびに基地局装置
WO2011014014A2 (en) * 2009-07-30 2011-02-03 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of multi cell cooperation in wireless communication system
WO2011052643A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 日本電気株式会社 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム
WO2011099511A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 三菱電機株式会社 移動体通信システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11765150B2 (en) 2013-07-25 2023-09-19 Convida Wireless, Llc End-to-end M2M service layer sessions
JPWO2017022112A1 (ja) * 2015-08-05 2017-08-03 三菱電機株式会社 無線通信装置
JP2017169046A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 無線通信システム、無線制御方法及び基地局装置
US11770821B2 (en) 2016-06-15 2023-09-26 Interdigital Patent Holdings, Inc. Grant-less uplink transmission for new radio
US11503314B2 (en) 2016-07-08 2022-11-15 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Systems and methods for region-of-interest tone remapping
JP2019528620A (ja) * 2016-08-11 2019-10-10 コンヴィーダ ワイヤレス, エルエルシー New radioのための柔軟なフレーム構造におけるビームフォーミングスイーピングおよびトレーニング
US11877308B2 (en) 2016-11-03 2024-01-16 Interdigital Patent Holdings, Inc. Frame structure in NR
US11438905B2 (en) 2016-11-03 2022-09-06 Interdigital Patent Holdings, Inc. Frame structure in NR
US11765406B2 (en) 2017-02-17 2023-09-19 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Systems and methods for selective object-of-interest zooming in streaming video
JP7230905B2 (ja) 2017-11-29 2023-03-01 ソニーグループ株式会社 無線通信システムにおける電子機器、方法及びコンピューター読み取り可能な記録媒体
JP2021504986A (ja) * 2017-11-29 2021-02-15 ソニー株式会社 無線通信システムにおける電子機器、方法及びコンピューター読み取り可能な記録媒体
CN111095813A (zh) * 2017-11-29 2020-05-01 索尼公司 无线通信系统中的电子设备、方法和计算机可读存储介质
CN111095813B (zh) * 2017-11-29 2024-06-04 索尼公司 无线通信系统中的电子设备、方法和计算机可读存储介质
US11871451B2 (en) 2018-09-27 2024-01-09 Interdigital Patent Holdings, Inc. Sub-band operations in unlicensed spectrums of new radio
US12150146B2 (en) 2023-03-31 2024-11-19 Interdigital Patent Holdings, Inc. Radio PDCCH to facilitate numerology operations

Also Published As

Publication number Publication date
CN103931109B (zh) 2017-07-07
WO2013039331A2 (en) 2013-03-21
JP6204359B2 (ja) 2017-09-27
KR20130029204A (ko) 2013-03-22
WO2013039331A3 (en) 2013-05-16
EP2756607A4 (en) 2016-01-06
CN103931109A (zh) 2014-07-16
US20130065622A1 (en) 2013-03-14
KR101884332B1 (ko) 2018-08-01
EP2756607B1 (en) 2020-02-12
EP2756607A2 (en) 2014-07-23
US9078141B2 (en) 2015-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6204359B2 (ja) 無線通信システムにおける仮想セル形成方法及び装置
EP3977808B1 (en) Sidelink communication across frequency bands
JP5963889B2 (ja) アクティブ・アンテナ・アレイを使用した仮想セクタ化
US10098091B2 (en) Method and apparatus for tracking uplink beams in beamforming-based wireless communication system
US10306656B2 (en) Resource management method and apparatus
CN102326338B (zh) 用于功能受限装置的波束成形训练方法及装置
CN111769853B (zh) 通信装置和通信方法
US20140073337A1 (en) Communication device and communication method using millimeter-wave frequency band
WO2006029567A1 (en) METHOD FOR FLEXIBLY SURPORTING NON-symmetrical SERVICE IN' MULTI-CARRIER TDD MOBILE COMMUNICATION system
CN107113038B (zh) 用于多用户多输出通信的系统和方法
CN105830496A (zh) 波束成形系统中的控制信令发送
EP3685604B1 (en) Apparatus and method for measurement configuration in wireless communication system
US20230361847A1 (en) Selective radio frequency (rf) reference beam radiation in a wireless communications system (wcs) based on user equipment (ue) locations
US20150208333A1 (en) Apparatus for on-off information transmission on lte small cell
US20150215855A1 (en) Apparatus for cell specific reference signal transmission on lte small cell
US20240356217A1 (en) Spatial diversity with controllable reflective surface
CN112753172B (zh) 通信装置中降低干扰的方法
WO2013004288A1 (en) Method and apparatuses for configuring a communication channel
KR101742428B1 (ko) Bdma 시스템에서 단말에 대한 빔섹터를 결정하는 방법 및 bdma 시스템에서 단말에 대한 이동성 지원 방법
US20240251306A1 (en) Uplink new radio carrier aggregation aware primary and secondary cell selection
WO2024048212A1 (ja) 通信方法及びネットワークノード
EP4136902A1 (en) A method and a network node for reducing impact of interference
JP6204668B2 (ja) 無線通信システム、無線通信システムの制御方法、基地局および移動局

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20141226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6204359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250