JP2014530360A5

JP2014530360A5 -

Info

Publication number: JP2014530360A5
Application number: JP2014533883A
Authority: JP
Filing date: 2012-10-04
Publication date: 2015-11-12

Claims

以下の群から選択される抗ＭＩＦ抗体：
ａ）プラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５８５９の軽鎖配列とプラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５８６０の重鎖配列とを特徴とする、ＲＡＭ９抗体、
ｂ）プラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５８６１の軽鎖配列とプラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５８６２の重鎖配列とを特徴とする、ＲＡＭ４抗体、
ｃ）プラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５８６３の軽鎖配列とプラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５８６４の重鎖配列とを特徴とする、ＲＡＭ０抗体、
ｄ）プラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５１１０の軽鎖配列とプラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５１１２の重鎖配列とを特徴とする、ＲＡＢ４抗体、
ｅ）プラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５１１１の軽鎖配列とプラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５１１３の重鎖配列とを特徴とする、ＲＡＢ９抗体、および／または
ｆ）プラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５１１４の軽鎖配列とプラスミド寄託として寄託された受託番号ＤＳＭ２５１１５の重鎖配列とを特徴とする、ＲＡＢ０抗体。
以下の群から選択される抗ＭＩＦ抗体：
ａ）配列番号１２の軽鎖アミノ酸配列と配列番号１１の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＭ９抗体、
ｂ）配列番号１４の軽鎖アミノ酸配列と配列番号１３の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＭ４抗体、
ｃ）配列番号１０の軽鎖アミノ酸配列と配列番号９の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＭ０抗体、
ｄ）配列番号２の軽鎖アミノ酸配列と配列番号６の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＢ４抗体、
ｅ）配列番号１の軽鎖アミノ酸配列と配列番号５の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＢ９抗体、
ｆ）配列番号３の軽鎖アミノ酸配列と配列番号７の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＢ０抗体、および／もしくは
ｇ）配列番号４の軽鎖アミノ酸配列と配列番号８の重鎖アミノ酸配列とを特徴とする、ＲＡＢ２抗体、
ｈ）または、上記抗体ａ）〜ｇ）のいずれか１つと同じエピトープへの結合を特徴とする、それらの機能的等価物。
疾患の診断における、請求項１または２に記載の抗体の使用。
疾患のインビトロ診断におけるマーカーとしてのｏｘＭＩＦの使用であって、ｏｘＭＩＦが抗体ＲＡＢ４、ＲＡＢ９および／またはＲＡＢ０に弁別的に結合するＭＩＦである、使用。
該疾患の診断が、請求項４において定義したｏｘＭＩＦである診断マーカーに弁別的に結合する化合物の使用をさらに伴う、請求項４に記載の使用。
化合物がｏｘＭＩＦに特異的に結合する抗体である、請求項５に記載の使用。
抗体がｏｘＭＩＦには結合するが、ｒｅｄＭＩＦには結合しない、請求項６に記載の使用。
弁別的結合が、１００ｎＭ未満のＫ_Ｄ値で起こるｏｘＭＩＦへの結合、および４００ｎＭを上回るＫ_Ｄを特徴とするｒｅｄＭＩＦへの非結合である、請求項７に記載の使用。
該疾患がＭＩＦ関連疾患である、請求項３〜８のいずれか一項に記載の使用。
ＭＩＦ関連疾患が、炎症性疾患および新生物疾患を含む群から選択される、請求項９に記載の使用。
ＭＩＦ関連疾患が、大腸がん、前立腺がん、膀胱がん、膵がん、卵巣がん、黒色腫、リンパ腫、肝細胞癌、喘息、ＡＲＤＳ、関節リウマチ、敗血症、ＩｇＡネフロパシー、糸球体腎炎、ループス腎炎（ＬＮ）、肝炎、急性肺傷害有りまたは無しの膵炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、胃潰瘍、アルツハイマー病、多発性硬化症、ギラン・バレー症候群、心機能障害、血管形成術、アテローム性動脈硬化、心筋炎、１型糖尿病、糖尿病性網膜症、加齢性黄斑変性症、アトピー性皮膚炎、乾癬、子宮内膜症、神経障害性痛および／またはぶどう膜炎からなる群より選択される、請求項１０に記載の使用。
抗体がｏｘＭＩＦ結合剤からなる群より選択される、請求項６〜１１のいずれか一項以上に記載の使用。
診断が、疾患の存在の診断、疾患の進行の診断、疾患の状態の診断、および／または処置の有効性のモニタリングである、請求項４〜１２のいずれか一項に記載の使用。
診断が対象の体液試料に対して行われる、請求項４〜１３のいずれか一項に記載の使用。
診断が対象の細胞試料に対して行われる、請求項４〜１３のいずれか一項に記載の使用。
対象の体液試料または細胞試料における、請求項４において定義したｏｘＭＩＦの検出による疾患のインビトロ診断のための診断アッセイであって、該試料中のｏｘＭＩＦへの化合物の結合をインビトロで決定するステップを含む、診断アッセイ。
ｏｘＭＩＦに結合する化合物が、請求項５〜８または１２のいずれか一項以上において定義したとおりであり、かつ疾患が、請求項９〜１１のいずれか一項以上において定義したとおりである、請求項１６に記載の診断アッセイ。
アッセイが、疾患の進行、寛解および／または処置中に１回または数回繰り返される、請求項１６または１７に記載の診断アッセイ。
診断キットがｏｘＭＩＦに結合する化合物を含む、請求項１６〜１８のいずれか一項以上に記載のアッセイにおける診断キットの使用。
キットが、緩衝液、対照、ポリクローナル抗ＭＩＦ抗体、および／またはコンジュゲート検出抗体をさらに含む、請求項１９に記載の使用。
該疾患がＭＩＦ関連疾患である、請求項１６〜１８のいずれか一項に記載の診断アッセイ。