JP2014529975A - オーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置 - Google Patents

オーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置 Download PDF

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Abstract

ヘッドホンのインピーダンスを感知し、感知されたインピーダンスによって、入力オーディオ信号に適用するゲイン値を調節する感知部、ゲイン値に対応する少なくとも1つのバイアス電圧を供給され、ゲイン値によって、入力オーディオ信号を増幅して出力オーディオ信号を生成する増幅部を含み、ヘッドホンの製品仕様によって出力される音響信号の大きさを一定に調節することができるオーディオ信号処理装置である。

Description

本発明は、オーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置に係り、さらに詳細には、ヘッドホンと連結され、ヘッドホンを介してオーディオ信号を出力するオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置に関する。
オーディオ機器は、オーディオ信号を入力され、入力されたオーディオ信号をユーザが聴覚的に認識することができる音響信号を生成して出力する。
また、オーディオ機器は、ヘッドホン(headphone)と連結され、ヘッドホンを介して音響信号を出力することができる。ここで、ヘッドホンは、イヤホン(earphone)とも呼ばれる。
一般的に、オーディオ機器は、固定された最大電圧レベルを有するオーディオ信号をヘッドホンに供給し、ヘッドホンは、オーディオ機器から供給されるオーディオ信号を利用して音響信号を出力する。
前述の固定されたレベルのオーディオ信号を供給されるヘッドホンを利用する場合、ヘッドホンのメーカ、モデル、製品仕様などによって、出力される音の大きさが大きくなったり小さくなったりする。ユーザが予想することができないほど、大きい音響信号がヘッドホンに出力される場合、ユーザである聴取者の耳が損傷されることがある。または、ユーザが予想することができないほど、大きさが小さい音響信号がヘッドホンに出力される場合、ユーザは、音響信号を正しく認識することができず、オーディオ機器の利用に不都合を感じる。
従って、ヘッドホンのメーカ、モデル、製品仕様などによって、出力される音響信号の大きさを一定に調節することができるオーディオ信号処理方法及び装置を提供する必要がある。
本発明は、ヘッドホンの製品仕様によって出力される音響信号の大きさを一定に調節することができるオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置の提供を目的とする。
さらに詳細には、本発明は、電力消耗を最小化しながら、ヘッドホンのインピーダンスによって、出力される音響信号の大きさを一定に調節することができるオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置の提供を目的とする。
また、本発明は、オーディオ信号処理装置と連結されるヘッドホンが、三極プラグを含むか、あるいは四極プラグを含むかということを容易に感知することができるオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置は、ヘッドホンのインピーダンスを感知し、感知された前記インピーダンスによって、入力オーディオ信号に適用するゲイン値を調節する感知部、及び前記ゲイン値に対応する少なくとも1つのバイアス電圧を供給され、前記ゲイン値によって、前記入力オーディオ信号を増幅して出力オーディオ信号を生成する増幅部を含む。
また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置は、前記ゲイン値によって、前記少なくとも1つのバイアス電圧を調節し、前記増幅部に供給する電源供給部をさらに含んでもよい。
また、前記電源供給部は、前記出力オーディオ信号にクリッピングが発生しないように、前記バイアス電圧を調節することができる。また、前記電源供給部は、前記バイアス電圧が、前記出力オーディオ信号の最大電圧レベルと同等であるか、あるいはそれを超えるように、前記バイアス電圧を調節することができる。
また、前記電源供給部は、前記バイアス電圧が、前記ゲイン値に比例するように、前記バイアス電圧を調節することができる。
また、前記感知部は、周波数帯域別に、前記インピーダンスを感知することができる。また、前記感知部は、周波数帯域別に、前記インピーダンスを感知し、前記周波数変化によるインピーダンス特性曲線を求めることができる。また、前記感知部は、前記インピーダンスが所定値に收斂する周波数区間である収斂周波数区間を求め、前記収斂周波数区間に対応するインピーダンス値を、前記ヘッドホンのインピーダンスとして獲得することができる。
また、前記感知部は、前記収斂周波数区間に対応するインピーダンスの平均値を、前記ヘッドホンのインピーダンスとして獲得することができる。また、前記感知部は、直流電圧成分に対応する周波数区間に対応するインピーダンスの値を、前記ヘッドホンのインピーダンスとして獲得することができる。また、前記感知部は、前記出力オーディオ信号のパワーが一定に維持されるように、前記ゲイン値を調節することができる。
また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置は、前記ヘッドホンのプラグと接続されるヘッドホン接続部をさらに含んでもよい。そして、前記感知部は、前記ヘッドホン接続部に、前記ヘッドホンが連結されているか否かを感知し、前記ヘッドホンが連結されていると判断されれば、前記ヘッドホンのインピーダンスを感知することができる。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法は、ヘッドホンと連結されるオーディオ信号処理装置で入力オーディオ信号を処理する方法において、ヘッドホンのインピーダンスを感知する段階、感知された前記インピーダンスによって、前記入力オーディオ信号に適用するゲイン値を調節する段階、及び前記ゲイン値に対応する少なくとも1つのバイアス電圧を供給され、前記ゲイン値によって、前記入力オーディオ信号を増幅して出力オーディオ信号を生成する段階を含んでもよい。
また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法は、前記ゲイン値によって、前記増幅部に供給される少なくとも1つのバイアス電圧を調節する段階をさらに含んでもよい。
本発明は、ヘッドホンの製品仕様によって出力される音響信号の大きさを一定に調節することができるオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置の提供を可能にする。
さらに詳細には、本発明は、電力消耗を最小化しながら、ヘッドホンのインピーダンスによって、出力される音響信号の大きさを一定に調節することができるオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置の提供を可能にする。
また、本発明は、オーディオ信号処理装置と連結されるヘッドホンが、三極プラグを含むか、あるいは四極プラグを含むかということを容易に感知することができるオーディオ信号処理方法及びそれによるオーディオ信号処理装置の提供を可能にする。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置を示すブロックダイヤグラムである。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置を示すブロックダイヤグラムである。 本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置の動作について説明するための一図面である。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置の動作について説明するための一図面である。 ヘッドホンのインピーダンスについて説明するためのグラフである。 本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理方法を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置を示すブロックダイヤグラムである。 図7のヘッドホン接続部について説明するための図面である。 図8のプラグ感知部について説明するための図面である。 図7のユーザ・インターフェース部で生成する1つのユーザ・インターフェース画面について説明するための図面である。 図7のユーザ・インターフェース部で生成する他のユーザ・インターフェース画面について説明するための図面である。
ヘッドホンの場合、モデル、メーカ、製品仕様などによって、多様なインピーダンス(impedance)値を有する。例えば、ヘッドホンは、16,32,300Ωのインピーダンス値を有することができる。また、オーディオ信号を出力するオーディオ機器は、ヘッドホンが所定サイズのインピーダンス、例えば、16Ωまたは32Ωを有すると仮定し、ヘッドホンに供給する電圧を設計する。以下では、ヘッドホンに供給される電圧を、「ヘッドホン供給電圧」とする。
例えば、オーディオ機器において、ヘッドホンが32Ωのインピーダンスを有する場合を基準に、ヘッドホン供給電圧2V及びゲイン値が決定された場合、300Ωのインピーダンスを有するヘッドホンがオーディオ機器に連結された場合には、ヘッドホンに出力される音の出力が約10倍ほど小さくなる。
前述の例のような場合、ヘッドホンのインピーダンス値を知らないユーザは、ヘッドホンを介してオーディオ信号を聴取するにおいて、不都合を感じることになる。
以下では、添付された図面を参照し、ヘッドホンのインピーダンスが変化しても、オーディオ信号の音サイズが一定に維持される本発明の一実施形態または他の実施形態によるオーディオ信号処理装置及び方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置を示すブロックダイヤグラムである。図1を参照すれば、オーディオ信号処理装置100は、感知部110及び増幅部120を含む。オーディオ信号処理装置100は、オーディオ信号に対する入力、処理または出力が可能である全ての電子機器を意味し、移動端末機、MP3プレーヤ、オーディオ機器、ビデオ機器、テレビ、ノート型パソコン、コンピュータなどにもなる。
感知部110は、ヘッドホン130のインピーダンスZhを測定し、測定されたインピーダンスによって、入力オーディオ信号に適用するゲイン値G_hを調節する。図1では、ヘッドホン130が、所定負荷端Zhを有し、増幅部120に供給される出力オーディオ信号Soutに対応する供給電圧Vh及び電流Ihによって駆動されると図示されている。以下では、ヘッドホン130に供給される供給電圧Vhを「供給電圧Vh」とする。そして、ヘッドホン130のインピーダンスを「Zh」で図示した。
また、増幅器120の出力端とヘッドホン130との間に、抵抗や負荷が含まれない場合、すなわち、増幅器120の出力端とヘッドホン130とが直接連結される場合、供給電圧Vhは、出力オーディオ信号Soutの電圧値と同一の値を有することができる。
増幅部120は、入力オーディオ信号Sinを入力される。増幅部120は、感知部110から出力されるゲイン値G_hに対応する少なくとも1つのバイアス電圧(bias voltage)Vbを供給され、ゲイン値G_hによって、入力オーディオ信号Sinを増幅して出力オーディオ信号Soutを生成する。また、増幅部120は、出力オーディオ信号Soutをヘッドホン130に供給する。
例えば、増幅部120が供給されるバイアス電圧Vbは、高い電源電圧(例えば、+Vdd)及び低い電源電圧(例えば、−Vdd)のうち少なくとも一つにもなり、外部から供給されもする。増幅部120は、バイアス電圧Vb以内の範囲を有する出力オーディオ信号Soutを生成する。すなわち、増幅部120は、バイアス電圧Vbにバイアシングされている。バイアス電圧Vbについての説明は、以下の図3参照して詳細に説明する。
また、オーディオ信号処理装置100は、ヘッドホン接続部140をさらに含んでもよい。ヘッドホン接続部140は、ヘッドホン130のプラグ(図示せず)と接続される。例えば、ヘッドホン接続部140は、プラスソケットを含んでもよい。図1では、ヘッドホン130とオーディオ信号処理装置100とが連結された場合を例として挙げて図示した。
また、ヘッドホン130のプラグ(図示せず)は、三極プラグまたは四極プラグにもなる。また、三極プラグは、L(left)端子、R(right)端子及びGND(ground)端子を含む。また、四極プラグは、L(left)端子、R(right)端子、GND(ground)端子及びMIC(microphone)端子を含んでもよい。また、ヘッドホン接続部140は、前述の三極プラグ及び/または四極プラグと連結される連結ポート(図示せず)でもある。
また、感知部110は、ヘッドホン接続部140を介して、ヘッドホン130がオーディオ信号処理装置100に連結されているか否かを感知することができる。そして、ヘッドホン130が連結されていると判断された場合、ヘッドホン130のインピーダンスを測定することができる。ヘッドホン130のインピーダンス測定は、ヘッドホン接続部140に、ヘッドホンプラグ(図示せず)が接続されれば、自動的に行われる。
図2は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置を示すブロックダイヤグラムである。図2を参照すれば、オーディオ信号処理装置200は、感知部210、増幅部220及び電源供給部250を含む。また、オーディオ信号処理装置200は、ヘッドホン接続部240をさらに含んでもよい。
図2の感知部210、増幅部220及びヘッドホン接続部240は、それぞれ図1の感知部110、増幅部120及びヘッドホン接続部140と同一に対応するので、図1と重複する説明は省略する。すなわち、オーディオ信号処理装置200は、オーディオ信号処理装置100に比べ、電源供給部250をさらに含む。
電源供給部250は、感知部210から出力されるゲイン値G_hによって、少なくとも1つのバイアス電圧Vbの値を調節する。そして、調節された値を有するバイアス電圧Vbを生成して増幅部220に出力する。
また、オーディオ信号処理装置200は、ヘッドホン230のインピーダンスを感知するために、抵抗R1をさらに含んでもよい。例えば、増幅部220から出力される出力オーディオ信号Soutに対応する電圧は、抵抗R1及びインピーダンスZhの比率によって分配される。供給電圧Vhを測定すれば、感知部210は、抵抗R1及びインピーダンスZhの比率による電圧分配法則を利用して、インピーダンスZhの値を求めることができる。
図3A及び図3Bは、本発明の一実施形態または他の実施形態によるオーディオ信号処理装置の動作について説明するための一図面である。図3Aは、感知部210のゲイン調節について説明するための図面である。図3Bは、電源供給部250に供給されるバイアス電圧Vb、及び増幅部220から出力される出力オーディオ信号Soutについて説明するための図面である。
図3Aを参照すれば、ヘッドホンのパワーP(power)は、図示された数式のように、電圧Vの二乗に比例し、インピーダンスZに反比例する。
例えば、ヘッドホン230のインピーダンスZが32Ωであり、ヘッドホン230に供給される供給電圧Vhが2Vであるとき、ヘッドホン230の出力パワーPは、61mWほどになる。その場合、感知部210が増幅部220に出力するゲイン値G_hを1とする。また、測定環境及び寄生抵抗成分などによって、実際出力パワーPと、図3Aに図示された数式によって計算された出力パワーは、差があることもある。
感知部210は、ヘッドホンのインピーダンス値、及びそれに対応するゲイン値を保存している。また、感知部210は、ゲイン値G_hを得ることができる演算式を保存し、保存された演算式を利用して、ゲイン値を求めることができる。ヘッドホンのインピーダンス値に対応するゲイン値G_hまたは演算式は、ヘッドホン230のモデルまたは製品仕様、またはオーディオ信号処理装置200のモデルまたは製品仕様などによって異なる。
以下では、オーディオ信号処理装置200と接続されるヘッドホンが変更され、ヘッドホン230のインピーダンス値が300Ωに変更された場合を例として挙げる。
図3Aを参照すれば、ヘッドホンのインピーダンスが300Ωに変更されれば、感知部210は、増大したヘッドホンのインピーダンス値に対応し、ゲイン値G_hを3.06値に調整することができる。その場合、増幅部220は、入力オーディオ信号Sinをゲイン値G_hほど増幅させ、6.12Vに出力する。
ヘッドホンのインピーダンスが300Ω、供給電圧Vhが6.12Vである場合、出力パワーPは、61mVほどに維持される。すなわち、感知部210は、出力オーディオ信号Soutの出力パワーが一定に維持されるように、ゲイン値G_hを調節することができる。ここで、出力オーディオ信号Soutの出力パワーは、ヘッドホン230の出力パワーと同一である。また、ヘッドホン230の出力パワーは、ヘッドホン230から出力されるオーディオ信号の音サイズに比例する。
前述のように、本発明の一実施形態のオーディオ信号処理装置200は、感知部210が、ヘッドホンのインピーダンス値によって、増幅部220に適用するゲイン値G_hを調節することにより、ヘッドホン230から出力される音サイズが、ヘッドホン230のインピーダンス値に係わりなく一定に維持されるようにする。
図3Bを参照すれば、x軸は、時間を示し、y軸は、電圧値を示す。グラフ310は、バイアス電圧VbがV1値を有する場合、出力オーディオ信号Soutを示し、グラフ320は、バイアス電圧VbがV2値を有する場合の出力オーディオ信号Soutを示す。
図3Bのグラフにおいて、t1時点以前には、オーディオ信号処理装置200に接続されたヘッドホン230のインピーダンスが32Ωを有する場合の供給電圧Vh値が図示される。そして、t1時点以後では、オーディオ信号処理装置200に接続されるヘッドホン230が変更され、ヘッドホン230のインピーダンスが300Ωを有する場合の供給電圧Vh値が図示される。
図3A及び図3Bを参照すれば、t1時間以前には、ヘッドホン230のインピーダンスが32Ωであり、供給電圧Vhが2Vになる。その場合、感知部210で設定したゲイン値(V_h)によって、電源供給部250は、V1値を有するバイアス電圧を供給する。
電源供給部250は、ゲイン値G_hによって、バイアス電圧Vb値を調節する。具体的には、電源供給部250は、ゲイン値G_hに比例するように、バイアス電圧Vbの値を調節することができる。また、バイアス電圧Vb値は、出力オーディオ信号320の最大電圧レベルと同等であるか、あるいはそれを超えるように設定される。
具体的には、バイアス電圧Vb値は、ゲイン値G_hを適用して出力される出力オーディオ信号320の最大電圧レベルより所定マージンほど大きい値を有するように設定される。ここで、所定マージンは、出力オーディオ信号320の最大電圧レベル、オーディオ信号処理装置200の製品仕様などによって異なって設定される。
図3A及び図3Bを参照すれば、t1時間以後には、ヘッドホン230のインピーダンスが300Ωであり、調節されたゲイン値G_hによって、供給電圧Vhが6.12V値になる。ゲイン値G_hが増大し、供給電圧Vhが増大した場合、バイアス電圧を、t1時点以前のように、V1に維持する場合、出力オーディオ信号320は、バイアス電圧(Vb=V1)によってクリッピング(clipping)され、グラフ310のように出力される。すなわち、出力オーディオ信号320がバイアス電圧(Vb=V1)を超える区間である331,332,333及び334区間で、出力オーディオ信号320がクリッピングされる。クリッピング区間が発生すれば、オーディオ信号が歪曲されて音質が低下する。
電源供給部250は、ヘッドホン230のインピーダンスが変更されるt1時点以後に、バイアス電圧VbをV2に調節して出力する。
すなわち、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置200では、ゲイン値G_hによって、バイアス電圧Vbの値を調節することにより、出力オーディオ信号320がクリッピングされずに出力されるようにすることができる。
また、感知部210は、ゲイン値G_hに対応するバイアス電圧Vb値を保存し、ゲイン値G_hに対応するバイアス電圧Vbに係わる情報を電源供給部250に出力することもできる。それによって、電源供給部250は、感知部210から伝送されたバイアス電圧Vb値に合わせ、バイアス電圧Vbを調節して出力することができる。また、出力オーディオ信号Soutがクリッピングされないほどのバイアス電圧Vbを生成することにより、バイアス電圧Vbを一括して高く生成する場合に比べ、電力消耗を低減させることができる。
前述のように、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置100、または他の実施形態によるオーディオ信号処理装置200は、ヘッドホンのインピーダンスZh値によって、ゲイン値G_h及びバイアス電圧Vb値を調節することにより、ヘッドホンから出力されるオーディオ信号の音サイズを一定に維持することができ、出力されるオーディオ信号がクリッピングされずに出力されるようにすることができる。それによって、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置100、または他の実施形態によるオーディオ信号処理装置200は、オーディオ信号の歪曲を防止することができ、ヘッドホンのインピーダンス値によって、ヘッドホンに出力される音の大きさが一定に維持されるという効果がある。
また、感知部210は、周波数帯域別に、ヘッドホン230のインピーダンスを測定することができる。具体的には、周波数帯域別に、ヘッドホン230のインピーダンスを測定し、周波数変化によるインピーダンス特性曲線を求めることができる。インピーダンス特性曲線は、以下の図4を参照して説明する。
図4は、ヘッドホンのインピーダンスについて説明するための図面である。図4において、x軸は、周波数を示してHz単位を有し、y軸は、ヘッドホンのインピーダンスを示しながら、Ω単位を有する。
図4を参照すれば、グラフ410,420,430及び440グラフは、それぞれ互いにヘッドホンモデルに対応するインピーダンス特性曲線を示す。例えば、A社で製造するヘッドホンは、グラフ410形態のインピーダンス特性を有し、B社で製造するヘッドホンは、グラフ420形態のインピーダンス特性を有する。また、C社で製造するヘッドホンは、グラフ430形態のインピーダンス特性を有し、D社で製造するヘッドホンは、グラフ440形態のインピーダンス特性を有する。
図4に図示されているように、ヘッドホンのメーカ、モデルまたは製品仕様などによって、ヘッドホンは、互いに異なる形態の周波数別に、インピーダンス特性を有する。
また、同一のヘッドホンにおいて、ヘッドホンのインピーダンスは、周波数帯域別に異なる値を有することができる。グラフ440を参照すれば、D社のヘッドホンは、周波数帯域別に、同一であるか、あるいは類似したヘッドホンインピーダンスを有する。これに比べ、グラフ410を参照すれば、A社のヘッドホンは、周波数帯域別に、ヘッドホンインピーダンスが大きく異なる。
グラフ410を参照すれば、A社のヘッドホンは、直流成分に対応する低周波数値である10Hzでは、320Ω(bΩ)ほどのインピーダンス値を有する。そして、周波数が増加するにつれ、ヘッドホンのインピーダンスが620Ω(dΩ)ほどまで増加する。そして、f2区間からf4区間まで、aΩに収斂されるインピーダンス値を有する。
グラフ420を参照すれば、B社のヘッドホンは、10Hzでは、250Ω(cΩ)ほどのインピーダンス値を有し、周波数が増加するにつれ、ヘッドホンのインピーダンスが350Ωほどまで増加する。そして、f1ないしf3の周波数区間で、ヘッドホンのインピーダンスがcΩに収斂される。
ここで、ヘッドホンのインピーダンスが、所定値に收斂する周波数区間を「収斂周波数区間」とする。そして、感知部210は、収斂周波数区間でのインピーダンス値を、ヘッドホンのインピーダンス値として獲得することができる。具体的には、収斂周波数区間に対応するインピーダンス値の平均値を、ヘッドホンのインピーダンスとして獲得することができる。そして、獲得されたインピーダンス値によって、ゲイン値G_hを調節する。
例えば、A社のヘッドホンの場合、収斂周波数区間であるf2ないしf4区間に対応するインピーダンス値であるbΩを、A社ヘッドホンのインピーダンスとして獲得する。
また、感知部210は、直流電圧成分に対応する周波数区間に対応するインピーダンス値を、ヘッドホンのインピーダンス値として獲得することができる。ここで、直流電圧成分は、低周波区間での電圧成分を意味し、直流電圧成分に対応する周波数区間は、最も小さい周波数値を有する周波数区間を意味する。例えば、B社のヘッドホンの場合、マッチング・インピーダンスと類似した値を有する直流電圧成分に対応する周波数区間は、10Hz前後の周波数区間を示す。従って、B社のヘッドホンの場合、cΩをヘッドホンのインピーダンス値として感知することができる。
図5は、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法を示すフローチャートである。図5を参照すれば、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法500は、ヘッドホンと連結されるオーディオ信号処理装置で、入力オーディオ信号を処理する方法である。オーディオ信号処理方法500は、図1または図2を参照して説明した本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理装置100、または他の実施形態によるオーディオ信号処理装置200で遂行される。以下では、図2で説明したオーディオ信号処理装置200及び図5を参照し、オーディオ信号処理方法500について説明する。
図5を参照すれば、本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法500は、オーディオ信号処理装置200に連結されたヘッドホンのインピーダンスを感知する(510段階)。510段階は、感知部210で遂行される。
そして、510段階で感知されたインピーダンスによって、入力オーディオ信号Sinに適用するゲイン値G_hを調節する(520段階)。520段階は、感知部210で遂行される。
520段階で調節されたゲイン値G_hに対応する少なくとも1つのバイアス電圧Vbを供給され、ゲイン値G_hによって、入力オーディオ信号Sinを増幅し、出力オーディオ信号Soutを生成する(530段階)。530段階は、増幅部220で遂行される。
図5を参照して説明した本発明の一実施形態によるオーディオ信号処理方法500は、図1または図2で説明したオーディオ信号処理装置100,200の動作構成と技術的思想が同一である。従って、オーディオ信号処理装置100,200の動作と重複する説明は省略する。
図6は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理方法を示すフローチャートである。オーディオ信号処理方法600は、オーディオ信号処理方法500に比べ、610段階及び640段階のうち少なくとも一つをさらに含んでもよい。オーディオ信号処理方法600の620,630及び650段階は、それぞれオーディオ信号処理方法500の510,520及び530段階と同一に対応するので、図5と重複する説明は省略する。
オーディオ信号処理方法600は、ヘッドホン230が、オーディオ信号処理装置200に連結されているか否かということを感知する(610段階)。640段階は、感知部210がヘッドホン接続部240にヘッドホンプラグ(図示せず)が接続されているか否かということを判断することによって遂行される。
610段階で、ヘッドホン230がオーディオ信号処理装置200と連結されていると判断されれば、ヘッドホン230のインピーダンスを測定することができる(610段階)。
また、620段階は、周波数帯域別に、ヘッドホン230のインピーダンスを測定する段階をさらに含んでもよい(図示せず)。620段階に続き、オーディオ信号処理方法600は、630段階で調節されたゲイン値G_hによって、増幅部220に供給される少なくとも1つのバイアス電圧Vb値を調節する段階(640段階)をさらに含んでもよい。640段階は、電源供給部250で遂行される。
また、650段階は、出力オーディオ信号Soutにクリッピングが発生しないように、バイアス電圧Vb値を調節する段階(図示せず)を含んでもよい。また、650段階は、640段階で調節されたバイアス電圧Vb値を利用して、出力オーディオ信号Soutを生成する。
図6を参照して説明した本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理方法600は、図1または図2で説明したオーディオ信号処理装置100,200の動作構成と技術的思想が同一である。従って、オーディオ信号処理装置100,200の動作と重複する説明は省略する。
図7は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置を示すブロックダイヤグラムである。図7を参照すれば、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号処理装置700は、ヘッドホン接続部740及びプラグ感知部760を含む。また、感知部710、増幅部720及び電源供給部750をさらに含む。図7に図示された感知部710、増幅部720、ヘッドホン730、ヘッドホン接続部740及び電源供給部750は、それぞれ図2に図示された感知部210、増幅部220、ヘッドホン230、ヘッドホン接続部240及び電源供給部250と同一に対応するので、図2と重複する説明は省略する。
ヘッドホン接続部740については、以下の図8を参照して詳細に説明する。
図8は、図7のヘッドホン接続部について説明するための図面である。ヘッドホン接続部800は、図7に図示されたヘッドホン接続部740と同一に対応する。ヘッドホン接続部800は、プラグ挿入部810、三極接続端子820及び四極接続端子830を含み、ヘッドホン730が、オーディオ信号処理装置700と連結されるようにする。
プラグ挿入部810は、ヘッドホン730のプラグ860を挿入される。
三極接続端子820は、ヘッドホン730の三極端子853と接続される。
四極接続端子830は、ヘッドホン730の四極端子854と接続される。
ヘッドホン730のプラグ860は、3個の端子または4個の端子を含む。プラグ860が3個の端子を含む場合を三極プラグといい、4個の端子を含む場合を四極プラグという。図8では、四極プラグを例として挙げて図示した。
プラグ860が四極プラグである場合、4個の端子851,852,853,854である一極端子851、二極端子852、三極端子853及び四極端子854を含む。一極端子851、二極端子852、三極端子853及び四極端子854は、それぞれL(left)端子、R(right)端子、G(ground)端子及びM(mic)端子にもなる。また、プラグ860が四極プラグである場合、一極端子851、二極端子852、三極端子853及び四極端子854は、それぞれL端子、R端子、M端子及びG端子にもなる。また、隣接した2つの端子(例えば、端子853,854)の間には、絶縁リング871が形成され、隣接した2つの端子を電気的に分離させることができる。
プラグ860が三極プラグである場合、L(left)端子、R(right)端子及びG(ground)端子だけが含まれ、三極端子853及び四極端子854は、分離されずに、1つのG端子として形成される。三極端子853及び四極端子854が1つのG端子として形成される場合、三極端子853及び四極端子854の間に、絶縁リング871が具備されず、絶縁リング871によって、三極端子853及び四極端子854が電気的に分離されない。
また、ヘッドホン接続部800は、一極接続端子840及び二極接続端子850を含む。一極接続端子840及び二極接続端子850は、それぞれプラグ860の一極端子851及び二極端子852と接続される。
プラグ感知部760は、三極接続端子853と四極接続端子854との電圧差に基づいて、プラグ860が三極プラグであるか、あるいは四極プラグであるかということを判断する。プラグ感知部760については、以下の図9を参照して詳細に説明する。
図9は、図7のプラグ感知部760について説明するための図面である。図9を参照すれば、プラグ挿入部910、三極接続端子920及び四極接続端子930、プラグ950及びプラグ感知部960は、それぞれ図8のプラグ挿入部810、三極接続端子820及び四極接続端子830及びプラグ860及びプラグ感知部760(図7)と同一に対応するので、重複する説明は省略する。
プラグ感知部960は、三極接続端子920にかかる電圧と、四極接続端子930にかかる電圧との差をセンシングする。例えば、プラグ感知部960は、電圧差センシングのために、三極接続端子920は、低い電源電圧と連結され、四極接続端子930は、高い電源電圧と連結される。ここで、高い電源電圧は、Vbias電圧になり、低い電源電圧は、接地電圧Vgroundになる。また、三極接続端子920は、高い電源電圧と連結され、四極接続端子930は、低い電源電圧とも連結される。
具体的には、前記プラグ感知部960は、三極接続端子920によって感知される電圧であるN12ノードに感知される電圧と、四極接続端子930によって感知される電圧であるN11ノードに感知される電圧との差電圧963をセンシングする。そして、三極接続端子920と、四極接続端子930との電圧差がなければ、プラグ950が、三極プラグであると判断することができる。
プラグ950が三極プラグである場合、三極接続端子920と四極接続端子930は、1つの端子であるG端子として形成され、三極接続端子920と四極接続端子930は、互いに短絡(short)された状態になる。従って、三極接続端子920と四極接続端子930との電圧差は、0または0に近い値になる。従って、プラグ感知部960は、三極接続端子920と四極接続端子930との電圧差がなければ、プラグ950が三極プラグであると判断することができる。
一方、プラグ950が四極プラグである場合、三極接続端子920と四極接続端子930は、絶縁リング971によって互いに分離して形成され、三極接続端子920と四極接続端子930は、互いに絶縁された状態になる。それによって、三極接続端子920には、Vground電圧がかかり、四極接続端子930にはVbias電圧がかかることになる。従って、三極接続端子920と四極接続端子930との電圧差は、(Vbias−Vground)になる。それによって、プラグ感知部960は、三極接続端子920と四極接続端子930との電圧差が、高い電源電圧と低い電圧との差である(Vbias−Vground)ほど生じれば、プラグ950が四極プラグであると判断することができる。
前述のように、プラグ950が四極プラグである場合、三極接続端子920と四極接続端子930は、絶縁リング971によって互いに分離して形成され、三極接続端子920と四極接続端子930は、互いに絶縁された状態になる。従って、三極接続端子920と四極接続端子930とのインピーダンスは、高(high)インピーダンス状態になる。すなわち、三極接続端子920と四極接続端子930との連結状態が開放(open)状態になるのである。
従って、プラグ感知部960は、四極接続端子930と三極接続端子920との高インピーダンス状態になれば、プラグ950が四極プラグであると判断することができる。
また、オーディオ信号処理装置700は、感知部710、増幅部720及び電源供給部750を含み、ユーザ・インターフェース部770及びディスプレイ部780のうち少なくとも一つをさらに含んでもよい。
感知部710は、ヘッドホンのインピーダンスを感知する。また、感知部710は、前述の感知部110(図1)または感知部210(図2)に比べ、ヘッドホンのインピーダンスのみを測定し、入力オーディオ信号に適用するゲイン値G_hの調節は行わないこともある。
ユーザ・インターフェース部770は、感知されたヘッドホンのインピーダンスによって、入力オーディオ信号に適用されるゲイン値を調節するか否かということを選択するためのユーザ・インターフェース(UI:user interface)画面を生成する。ユーザ・インターフェース部770で生成されるユーザ・インターフェース画面は、以下の図10及び図11を参照して説明する。
ディスプレイ部780は、ユーザ・インターフェース部770で生成されたユーザ・インターフェース画面をディスプレイする。例えば、ディスプレイ部780は、LCD(liquid crystal display)パネル、OLED(organic light emitting diode)パネル、CRT(cathode ray tube)パネル、プラズマディスプレイ・パネル、発光ダイオード(LED)ディスプレイパネルなどを含んでもよい。
図10は、図7のユーザ・インターフェース部で生成する1つのユーザ・インターフェース画面について説明するための図面である。
前述のように、感知部710は、ヘッドホン730のインピーダンスを感知し、感知されたインピーダンス値によって、オーディオ信号に適用するゲイン値G_hを調節することができる。
図10を参照すれば、ユーザ・インターフェース部770は、感知されたヘッドホンのインピーダンス値によって、入力オーディオ信号に適用されるゲイン値を調節するか否かということを選択するためのユーザ・インターフェース画面1010を生成することができる。
ユーザが、ディスプレイ部780を介して出力されるユーザ・インターフェース画面110を介して、ゲイン値を調節するためのキー1011を押せば、ユーザ・インターフェース部770は、ヘッドホンのインピーダンスに対応するおすすめゲイン値に調整するか、あるいはユーザ所望の所定値に調整するかということを選択するためのユーザ・インターフェース画面1020を出力することができる。ユーザによって、「おすすめ値調節」キー1021が選択された場合、感知されたヘッドホンのインピーダンスに対応して最適化されたゲイン値であるおすすめゲイン値に、入力オーディオ信号に適用されるゲイン値が調節される。
また、ユーザ・インターフェース部770は、ゲイン値が変更された場合、変更されたゲイン値をユーザに認識させるユーザ・インターフェース画面1030を生成することができる。
図11は、図7のユーザ・インターフェース部で生成する他のユーザ・インターフェース画面について説明するための図面である。図11を参照すれば、ユーザ・インターフェース部770は、感知されたヘッドホンのインピーダンス値によって、入力オーディオ信号に適用されるゲイン値を調節するためのユーザ・インターフェース画面1110を生成することができる。
ユーザ・インターフェース画面1110は、感知されたヘッドホンのインピーダンス、現在オーディオ信号処理装置700に適用されたゲイン値である「現在ゲイン」、及び感知されたヘッドホンのインピーダンスに合わせて最適化されたおすすめゲイン値である「おすすめゲイン」をディスプレイするためのメニュー1120を含んでもよい。
また、ユーザ・インターフェース画面1110は、ゲイン値を調節するための「ゲイン調節」メニューを含んでもよい。
ゲイン調節メニュー1130は、入力オーディオ信号に適用されるゲイン値を、おすすめゲイン値に設定するための「おすすめ値調節」キー1111、ゲイン値を調節するためのゲイン値増減キー1113、及びゲイン値を既存のゲイン値に維持させる「維持」キー1115を含んでもよい。また、ゲイン増減キー1113は、内部において調節されるゲイン値を表示する窓1113を含んでもよい。
また、ユーザ・インターフェース部770は、ゲイン値の調節時、調節されたゲイン値に合わせて、図2及び図3で説明したバイアス電圧Vbを調節するためのユーザ・インターフェース画面(図示せず)をさらに生成することができる。バイアス電圧Vbを調節するためのユーザ・インターフェース画面(図示せず)は、ディスプレイ部780を介して出力され、ユーザは、出力されたユーザ・インターフェース画面(図示せず)を利用して、バイアス電圧Vbを調節または維持させることができる。
また、感知部700は、バイアス電圧Vbを調節するためのユーザ・インターフェース画面(図示せず)が生成されないように、ユーザ・インターフェース部770を制御し、調節されたゲイン値に合わせて、バイアス電圧Vbを自動的に調節することができる。
図10及び図11を参照して説明したように、ユーザ・インターフェース部770を利用して、感知されたヘッドホンのインピーダンスに合わせて、ゲイン値をユーザに調節させることにより、ユーザの意図に合うゲイン値を設定することができる。
本実施形態は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータ・システムによって読み取り可能なデータが保存される全ての種類の記録媒体を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、CD(compact disc)−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがある。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータ・システムに分散され、分散方式で、コンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行される。また、本実施形態は、電子回路構成(circuitry)、プロセッサ、マイクロプロセッサなどを含み、コンピュータで読み取り可能な媒体に保存されたコンピュータプログラムを実行することが可能である。
以上の説明は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明が属する技術分野で当業者であるならば、本発明の本質的特性から外れない範囲で変形された形態に具現することができるであろう。従って、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した内容と同等な範囲にある多様な実施形態が含まれるように解釈されなければならないのである。

Claims (15)

  1. ヘッドホンのインピーダンスを感知し、感知された前記インピーダンスによって、入力オーディオ信号に適用するゲイン値を調節する感知部と、
    前記ゲイン値に対応する少なくとも1つのバイアス電圧を供給され、前記ゲイン値によって、前記入力オーディオ信号を増幅して出力オーディオ信号を生成する増幅部と、を含むことを特徴とするオーディオ信号処理装置。
  2. 前記ゲイン値によって、前記少なくとも1つのバイアス電圧を調節し、前記増幅部に供給する電源供給部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理装置。
  3. 前記電源供給部は、
    前記出力オーディオ信号にクリッピングが発生しないように、前記バイアス電圧を調節することを特徴とする請求項2に記載のオーディオ信号処理装置。
  4. 前記電源供給部は、
    前記バイアス電圧が、前記出力オーディオ信号の最大電圧レベルと同等であるか、あるいはそれを超えるように、前記バイアス電圧を調節することを特徴とする請求項2に記載のオーディオ信号処理装置。
  5. 前記電源供給部は、
    前記バイアス電圧が、前記ゲイン値に比例するように、前記バイアス電圧を調節することを特徴とする請求項2に記載のオーディオ信号処理装置。
  6. 前記感知部は、
    周波数帯域別に、前記インピーダンスを感知することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理装置。
  7. 前記感知部は、
    周波数帯域別に、前記インピーダンスを感知し、前記周波数変化によるインピーダンス特性曲線を求めることを特徴とする請求項6に記載のオーディオ信号処理装置。
  8. 前記感知部は、
    前記インピーダンスが、所定値に收斂する周波数区間である収斂周波数区間を求め、前記収斂周波数区間に対応するインピーダンス値を、前記ヘッドホンのインピーダンスとして獲得し、
    前記収斂周波数区間に対応するインピーダンスの平均値を、前記ヘッドホンのインピーダンスとして獲得することを特徴とする請求項6に記載のオーディオ信号処理装置。
  9. 前記ヘッドホンのプラグと接続されるヘッドホン接続部をさらに含み、
    前記感知部は、
    前記ヘッドホン接続部に、前記ヘッドホンが連結されているか否かということを感知し、前記ヘッドホンが連結されていると判断されれば、前記ヘッドホンのインピーダンスを感知することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理装置。
  10. 前記ヘッドホン接続部は、
    ヘッドホンのプラグを挿入されるプラグ挿入部と、
    ヘッドホンの三極端子と接続される三極接続端子と、
    ヘッドホンの四極端子と接続される四極接続端子と、を含み、
    前記オーディオ信号処理装置は、
    前記三極接続端子と前記四極接続端子との電圧差に基づいて、前記プラグが三極プラグであるか、あるいは四極プラグであるかということを判断するプラグ感知部をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のオーディオ信号処理装置。
  11. ヘッドホンと連結されるオーディオ信号処理装置で、入力オーディオ信号を処理する方法において、
    ヘッドホンのインピーダンスを感知する段階と、
    感知された前記インピーダンスによって、前記入力オーディオ信号に適用するゲイン値を調節する段階と、
    前記ゲイン値に対応する少なくとも1つのバイアス電圧を供給され、前記ゲイン値によって、前記入力オーディオ信号を増幅して出力オーディオ信号を生成する段階と、を含むことを特徴とするオーディオ信号処理方法。
  12. ヘッドホンのプラグを挿入されるプラグ挿入部と、
    ヘッドホンの第三極端子と接続される三極接続端子と、
    ヘッドホンの第四極端子と接続される四極接続端子と、
    前記三極接続端子と前記四極接続端子との電圧差に基づいて、前記プラグが三極プラグであるか、あるいは四極プラグであるかということを判断するプラグ感知部と、を含むことを特徴とするオーディオ信号処理装置。
  13. 前記三極接続端子は、低い電源電圧と連結され、
    前記四極接続端子は、高い電源電圧と連結され、
    前記プラグ感知部は、
    前記三極接続端子と前記四極接続端子との電圧差がなければ、前記プラグが三極プラグであると判断し、
    前記三極接続端子と前記四極接続端子との電圧差が、前記高い電源電圧と前記低い電圧との差ほど示されれば、前記プラグが四極プラグであると判断することを特徴とする請求項12に記載のオーディオ信号処理装置。
  14. 前記三極接続端子は、高い電源電圧と連結され、
    前記四極接続端子は、低い電源電圧と連結され、
    前記感知部は、前記三極接続端子と前記四極接続端子との電圧差がなければ、前記プラグが三極プラグであると判断することを特徴とする請求項12に記載のオーディオ信号処理装置。
  15. ヘッドホンのインピーダンスを感知する感知部と、
    感知された前記ヘッドホンのインピーダンスによって、入力オーディオ信号に適用されるゲイン値を調節するか否かということを選択するためのユーザ・インターフェース画面を生成するユーザ・インターフェース部と、
    前記ユーザ・インターフェース画面を出力するディスプレイ部と、を含むことを特徴とするオーディオ信号処理装置。
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