JP2014528718A - 多種味電子タバコ - Google Patents

Abstract

本発明の多種味電子タバコは、煙液を保存する煙液保存部と、煙液を霧化してタバコ煙を生成するヒーターとを含む。前記電子タバコ内には、内部で煙液を霧化してタバコ煙を生成する、少なくとも２つの霧化室がさらに設けられている。各霧化室には、一種の煙液が保存されるとともに、１つのヒーターが設けられている。電子タバコ内には、各ヒーターに別々に電気的に接続されているヒーター制御回路基板と、前記ヒーター制御回路基板に電気的に接続される電池及と、電子タバコ内の外壁に設けられるスイッチとがさらに設けられている。本発明の多種味電子タバコに複数の霧化室が設けられているので、一種、多種、又はいくつかの味を自由に組み合わせて得た味を喫煙者に提供することができる。

Description

本発明は、電子タバコに関し、より具体的には、多種味電子タバコに関するものである。

従来の電子タバコは、通常煙液を保存する煙液保存部と、煙液を霧化してタバコ煙を生成するヒーターとを含む。電子タバコ内には、中で煙液を霧化する霧化室が設けられている。該霧化室には、一種の味の煙液が入っている。

従来の電子タバコは、以下のような欠点を有している。煙液を保存する霧化室が１つしかないので、該霧化室に一種の味の煙液しか収納することができない。したがって、従来の電子タバコが霧化して提供するタバコ煙の味は単一である。１つの霧化室に、異なる味を有する多種の煙液を一緒に入れる場合も、霧化されるタバコ煙の味が互いに混ざるので、喫煙者に様々な味、又は多種の味を自由に組み合わせた味を提供することができない。

本発明が解決しようとする技術的課題は、複数の霧化室を設けることにより、一種、多種、又はいくつかの味を自由に組み合わせて得た味を喫煙者に提供することができる多種味電子タバコを提供することにある。

前記問題を解決するため、次のような電子タバコを提供する。該電子タバコは、煙液を保存する煙液保存部と、煙液を霧化してタバコ煙を生成するヒーターとを含む。前記電子タバコ内には、内部で煙液を霧化してタバコ煙を生成する、少なくとも２つの霧化室がさらに設けられている。各霧化室には、一種の煙液が保存されるとともに、１つのヒーターが設けられている。電子タバコ内には、各ヒーターに別々に電気的に接続されているヒーター制御回路基板と、前記ヒーター制御回路基板に電気的に接続される電池及と、電子タバコ内の外壁に設けられるスイッチとがさらに設けられている。

前記電子タバコにおいて、前記霧化室内には、前記煙液保存部を支持するガイド管が設けられている。前記煙液保存部は、中空円筒体であり、前記ガイド管の外側に取り付けられている。

前記電子タバコにおいて、前記ヒーターは、電熱線と、煙液を吸収するとともに該電熱線を支持する煙液ガイド部とを含む。前記ガイド管上には、径方向に沿ってガイド管の外周壁を貫通し、且つ前記煙液ガイド部を取り付けるための貫通槽が形成されている。前記煙液ガイド部の両端は、ガイド管の外周壁から出て、前記煙液保存部の内壁に当接されている。

前記電子タバコにおいて、前記筒部の内部には、前記煙液保存部とヒーターを収納する煙液収納部が形成されている。前記少なくとも２つの霧化室は、前記煙液収納部内に形成されている。

前記電子タバコにおいて、前記煙液収納部は、前記筒部の内壁と結合する筒部と、通気孔が形成されているベースと、通気孔が形成されているカバーとを含む。カバーとベースは、筒部の両端に設けられている。筒部内には、前記少なくとも２つの霧化室が形成されている。カバーは筒本体の上端に取り付けられ、且つカバーと霧化室の上端の周辺とが緊密に結合される。ベースは筒部の下端に取り付けられ、且つベースと霧化室の下端の周辺とが緊密に結合される。カバーとベースは、前記ガイド管の両端を密閉する。前記カバーと前記ベースが対向し、且つカバーとベースと前記キャビティの側壁とにより形成される密閉内部空間が、前記霧化室である。前記煙液保存部は、前記霧化室内に収納されている。

前記電子タバコにおいて、前記カバーは、円形の本体と、前記本体の底部壁の中心部から軸線方向へ延伸され、且つ前記ガイド管の位置を決める位置決め棒と、軸線方向に沿って前記位置決め棒及び本体を貫通する通気孔とを含む。前記ベースは、円形の本体と、前記本体の上表面の中心部から軸線方向へ延伸され、且つ前記ガイド管の位置を決める位置決めピンと、軸線方向に沿って前記位置決めピン及び前記本体を貫通する通気孔とを含む。前記カバーの位置決め棒と前記ベース位置決めピンをそれぞれ、前記ガイド管の両端に挿入することにより、前記ガイド管が前記霧化室内に位置するようにする。

前記電子タバコにおいて、前記電子タバコは、互いに連結されている吸い部と電源部を含む分離式構造である。前記吸い部の一端には、第一結合部品が設けられ、前記電源部には、前記第一結合部品と結合する第二結合部品が設けられている。

前記電子タバコにおいて、前記ヒーターと煙液収納部は、前記吸い部内に設けられ、前記電池とヒーター制御回路基板は、前記電源部内に設けられている。前記第一結合部品には、ヒーター第一電極と第一絶縁部がさらに設けられ、前記ヒーター第一電極は、前記第一絶縁部により、ヒーターの第二電極とする第一結合部品内に取り付けられている。前記第二結合部品には、電池第一電極と第二絶縁部とがさらに設けられ、前記電池第一電極は、前記第二絶縁部により、電池の第二電極とする第二結合部品内に取り付けられている。

前記電子タバコにおいて、前記吸い部と電源部との間の連結方式として、ロック、挿入又はネジ結合方式を採用する。

前記電子タバコにおいて、前記電子タバコが一体式構造である。

前記電子タバコにおいて、前記煙液ガイド部は、海綿のように吸水及び蓄水することができるガラス繊維、又は吸水及び蓄水可能な材料、例えば綿材質材料で製造する。

前記電子タバコにおいて、前記煙液保存部は、海綿のように吸水及び蓄水することができる高温綿、ガラス繊維綿又は厚い綿材料で製造する。

本発明の多種味電子タバコに少なくとも２つの霧化室が設けられ、各霧化室内に保存されている各煙液の味が異なる。スイッチで各霧化室内に設けられるヒーターを起動して、該霧化室内の煙液を霧化してタバコ煙を生成することができる。即ち、１つの霧化室内のヒーターのみを起動するか、すべての霧化室内のヒーターを同時に起動するか、或いは所定の霧化室内のヒーターを起動することができるので、喫煙者が一種、多種、又はいくつかの味を自由に組み合わせて得た味を自由に選択することができる。

以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明の第一実施例に係る多種味電子タバコを示す断面図である。 本発明の第一実施例に係る多種味電子タバコを示す分解図である。 本発明の第一実施例に係る多種味電子タバコの吸い部を示す断面図である。 本発明の第一実施例に係る多種味電子タバコのベースを示す断面図である。 本発明の第一実施例に係る多種味電子タバコのカバーを示す断面図である。 本発明の第一実施例に係る多種味電子タバコの筒部を示す断面図である。

図１〜図６に示す通り、本発明の第一実施例で多種味電子タバコ１００を提供する。該風味電子タバコ１００は、分離式構造の電子タバコであり、電子タバコ吸い部９０と電源部９１を含む。電子タバコ吸い部９０と電源部９１との間の連結方式として、ロック、挿入又はネジ結合方式を採用することができるが、本実施例においては、ネジ結合方式を採用する。即ち、電子タバコ吸い部９０と電源部９１は、後述する通り、電子タバコ吸い部９０に設けられる第一結合部品５と、電源部９１に設けられる第二結合部品６とによりネジ結合を実現する。本実施例で説明する方向は、図２に示されている方向を基準とする。

本実施例において、前記電子タバコ吸い部９０は、中空内部を有している吸引筒１と、加熱装置２と、内部に複数の霧化室が設けられている煙液収納部３と、通気孔が設けられている吸引ノズル４と、電源部９１に結合される第一結合部品５とを含む。前記吸引ノズル４と第一結合部品５はそれぞれ、吸引筒１の両端に取り付けられ、加熱装置２と煙液収納部３は、吸引筒の内部に取り付けられている。

図２〜図６に示す通り、前記加熱装置２は、ヒーター２１と、ヒーター制御回路基板２２と、該ヒーター制御回路基板２２を収納して固定する回路基板固定ベース２３とを含む。本実施例において、ヒーター２１は、前記電子タバコ吸い部９０内に設けられ、ヒーター制御回路基板２２と回路基板固定ベース２３は、電源部９１内に設けられている。ヒーター制御回路基板２２は、複数のヒーター２１を別々に制御し、すべてのヒーターを同時に起動するか、或いはいくつかのヒーターを組み合わせて起動することができる。本実施例には、２つのヒーター２１が設けられている。

図３に示す通り、前記ヒーター２１は、煙液を霧化してタバコ煙を生成し、且つ電熱線２１１と、煙液を吸収するとともに該電熱線２１１を支持する煙液ガイド部２１２とを含む。前記電熱線２１１は、前記煙液ガイド部２１２上に回っている。煙液ガイド部２１２は、海綿のように吸水及び蓄水することができるガラス繊維、又は吸水及び蓄水可能な材料、例えば綿材質材料で製造することができる。本実施例において、該煙液ガイド部２１２は、前記煙液収納部３内に収納固定され、電熱線２１１の両端は、煙液収納部３から出て、前記電源部９１の正電極及び負電極に電気的に接続されている。

図３及び図４に示す通り、本実施例において、前記煙液収納部３は、ベース３１と、筒部３２と、カバー３３と、ガイド管３５と、煙液保存部３７とを含む。煙液収納部３内には、内部で煙液を霧化する霧化室３４が設けられている。ベース３１とカバー３３は、筒部３２の両端に設けられ、ガイド管３５は、ベース３１とカバー３３との間に設けられている。煙液保存部３７は、ガイド管３５の外部に固定され、且つベース３１とカバー３３との間に位置している。

前記ベース３１（図３、図４を参照）は、円形の本体３１１と、本体３１１の上表面の中心部から軸線方向へ延伸される位置決めピン３１２と、軸線方向に沿って円形の本体３１１及び位置決めピン３１２を貫通する通気孔３１３とを含む。ベース３１には、電熱線２１１を通過させるための通過孔３１４がさらに設けられている。本体３１１は、自体の側壁により、後述する筒部３２のキャビティ３２２の内面に結合固定される。ベース３１は、シリカゲルで製造することができる。

前記筒部３２（図３、図６を参照）は、円筒形体であり、円形の本体３２１と、軸線方向に沿って本体３２１の内部を貫通するキャビティ３２２と、本体３２１の上部に形成される貫通孔３２３とを含む。筒部３２の内部には、前記煙液保存部３７とヒーター２１を収納するための少なくとも２つのキャビティ３２２が形成されている。本実施例においては、２つのキャビティ３２２が形成されている。２つのキャビティ３２２は、両方とも前記貫通孔３２３と連結され、各キャビティ３２２内には、味が異なる煙液がそれぞれ収納されている。本体３２１は、自体の側壁により、前記吸引筒１の内壁に結合固定される。前記貫通孔３２３には、前記カバー３３が取り付けられる。

前記カバー３３（図３、図５を参照）は、シリカゲルで製造することができる。本実施例のカバー３３は、本体３３１と、本体３３１の中心部から軸線方向へ延伸される位置決め棒３３２と、軸線方向に沿って位置決め棒３３２及び本体３３１を貫通する通気孔３３３とを含む。カバー３３の外径は、前記筒部３２の貫通孔３２３の内径より略大きく、該カバー３３の側壁が前記貫通孔３２３の内壁に結合固定される。煙液収納部３内の煙液がなくなった場合、前記カバー３３を開いて、煙液収納部３の霧化室３４に需要する煙液を再び注入することができる。本実施例のカバー３３は、本体１に結合される。前記カバー３３には、前記２つのキャビティ３２２と結合する２つの位置決め棒３３２が設けられている。前記カバー３３の位置決め棒４１とベース３１の位置決めピン３１２とが対向し、且つその両者がそれぞれガイド管３５の両端を固定する。前記カバー３３の本体３３１の底部壁とベース３１の本体３１１の上部壁とが対向し、且つ底部壁及び上部壁と前記キャビティ３２２の側壁とにより形成される密閉内部空間が、前記霧化室３４である。前記煙液保存部３７は、該霧化室３４内に収納されている。

前記ガイド管３５（図２、図３を参照）は、前記煙液保存部３７及び前記煙液ガイド部２１２を支持するとともに、前記ヒーター２１が霧化して生成するタバコ煙を、吸引筒１外部の通路へガイドする。本実施例のガイド管３５は、中空円形管であり、プラスチック又は繊維材料、例えばガラス繊維で製造することができる。前記ガイド管３５は、上端及び下端を含み、該上端は、前記カバー３３の位置決め棒４１の外周面上に通気不可能に結合され、該下端は、前記ベース３１の位置決めピン３１２の外周面上に通気不可能に結合される。ガイド管３５には、その外周壁を貫通した貫通槽３５１が形成されており、該貫通槽３５１には、前記煙液ガイド部２１２が固定されている。前記煙液ガイド部２１２は、前記ガイド管３５内に横たわり、且つ煙液ガイド部２１２の両端が貫通槽３５１を通過して、煙液保存部３７に当接されているので、煙液保存部３７の煙液を吸引するとともに、霧化のため該煙液を前記電熱線２１１に提供することができる。

前記煙液保存部３７（図２、図３を参照）は、ヒーター２が煙液を霧化してタバコ煙を生成するように、煙液収納部３に注入した煙液を吸収して保存する。煙液保存部３７は、海綿のように吸水及び蓄水することができ、且つ吸水及び蓄水可能な材料、例えば綿材質材料で製造することができる。煙液保存部３７は、中空円筒体である。該煙液保存部３７は、前記ガイド管３５の外側に取り付けられ、且つ前記ガイド管３５の外周壁と緊密に結合することにより支持力を受ける。煙液保存部３７は、前記キャビティ３４内と収納されている。煙液保存部３７の側壁が前記煙液ガイド部２１２に当接されているので、煙液が前記煙液保存部３７から前記煙液ガイド部２１２内へ流れ、且つ電熱線２１１が該煙液を加熱して霧化することができる。

図１及び図３に示す通り、前記第一結合部品５の形状は、吸引筒１の形状に対応する。該第一結合部品５は、導電材料、例えば鉄材料で製造することができる。前記第一結合部品５は、中空略円筒体であり、円筒形の本体と、本体の径方向へ延伸される位置決め用フランジとを含む。本体を前記吸引筒１に挿入するとき、位置決め用フランジにより、第一結合部品の位置が決まり、且つ本体が引筒１内に緊密に結合される。第一結合部品５の内壁には、第二結合部品６とネジ結合する雌ネジが形成され、且つその内壁には、クラスプがさらに形成されている。本実施例において、前記第一結合部品５をヒーター２１の第二電極（例えば、正電極）とする。前記第一結合部品５には、ヒーター第一電極５７（例えば、負電極）と第一絶縁部５９がさらに設けられている。前記ヒーター第一電極５７の中心部には、通気孔が形成されている。前記ヒーター第一電極５７は、前記第一絶縁部５９により前記クラスプ内に取り付けられ、且つ第以結合部品５と絶縁状態になっている。

図２及び図３に示す通り、前記電源部９１は、外部筒部９１０と、外部筒部９１０の両端にそれぞれ設けられている第二結合部品６及び底部カバー９１２と、外部筒部９１０内に収納されている電池９１３とを含む。

図１及び図２に示す通り、前記第二結合部品６が前記第一結合部品５に結合されるとともに、該第二結合部品６が前記外部筒部９１０の上端に結合されるので、電子タバコ吸い部９０と電源部９１を連結させることができる。第二結合部品６は、導電材料、例えば鉄材料で製造することができる。第二結合部品６は、中空略円筒体であり、円筒体の上端部と円筒体の下端部を含む。該上端部の外周には、第一結合部品５の雌ネジとネジ結合する雄ねじが形成されている。上端部と下端部との間には、前記外部筒部９１０に挿入するとき、位置を決める突出部が形成されている。第二結合部品６の下端部の外周面は、前記外部筒部９１０の内周面に結合固定される。第二結合部品６の内壁には、クラスプが形成されている。前記第二結合部品６には、電池９１３の電極（例えば、負電極）に電気的に接続される電池第一電極６７と第二絶縁部６９とがさらに設けられている。前記電池第一電極６７の中心部には、通気孔が形成されている。前記電池第一電極６７は、前記第二絶縁部６９により前記クラスプ内に取り付けられ、且つ第二結合部品６と絶縁状態になっている。本実施例において、第二結合部品６を電池９１３の第二電極（例えば、正電極）とする。

各霧化室３４内には、異なる味の煙液が別々に収納されている煙液保存部３７が１つずつ設けられている。各霧化室３４内には、各煙液保存部３７に対応するヒーター２１が１つずつ設けられている。各ヒーター２１は、前記ヒーター制御回路基板２２に電気的に接続され、且つ１つのスイッチ（図示せず）でヒーターの開閉を制御する。前記スイッチは、電子タバコの外壁に設けられ、所定の霧化室３４内のヒーター２１を開閉することができる。電子タバコが作動する前に、煙液が煙液保存部３７から流入する少量の煙液が煙液ガイド部２１２内に保存されている。電子タバコを起動するため、スイッチを押すと、ヒーター制御回路基板２２が好きな味の煙液が入っている所定の霧化室３４内のヒーター２１を起動する。入力される電気により電熱線２１１が放熱するので、煙液ガイド部２１２内に保存されている煙液が加熱されてタバコ煙になる。タバコ煙は、前記ガイド管５及びカバー３３を通して、煙液収納部３の外部である吸引筒１の内部に入る。最後、吸引ノズルを通して、喫煙者の口内に入る。上述した通り、各霧化室３４内にヒーター２１が１つずつ設けられているので、霧化室３４内に保存されている煙液を霧化することができる。各霧化室３４内の煙液が霧化されて吸引筒１の内部に入るとき、喫煙者がスイッチで所定の霧化室３４内のヒーター２１を起動して、霧化室３４内に保存されている煙液を霧化することができる。これにより、喫煙者が一種、多種、又はいくつかの味を自由に組み合わせて得た味を自由に選択することができる。例えば、いくつかの味からなるタバコ煙が需要するとき、所定の味の煙液が入っている霧化室３４内のヒーター２１を起動して、各霧化室３４内の煙液を霧化する。この場合、いくつかの煙液からなるタバコ煙が吸引筒１中で混ざった後、喫煙者の口内に入る。

本発明の電子タバコに２つの霧化室３４が設けられているので、二種の味の煙液を提供して、喫煙者が自由に回転することができる。他の実施例において、喫煙者の需要により３つ又は３つ以上の霧化室３４を設けることができる。この場合、霧化室３４の数量に基づいて、対応する部品の数量を加減しなければならない。本発明の電子タバコ１００が分離式構造になっているが、電子タバコ吸い部９０と電源部９１を一体にする一体型構造を採用してもよい。

上述した内容により、本発明の特徴を詳述してきたが、この技術分野の一般技術者が周知の通り、上述した実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明が実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても当然に本発明に含まれる。

１ 吸引筒
２ 加熱装置
２１ ヒーター
２１１ 電熱線
２１２ 煙液ガイド部
２２ ヒーター制御回路基板
２３ 回路基板固定ベース
３ 煙液収納部
３１ ベース
３１１ 円形の本体
３１２ 位置決めピン
３１３ 通気孔
３１４ 通過孔
３２ 筒部
３２１ 本体
３２２ キャビティ
３２３ 貫通孔
３３ カバー
３３１ 本体
３３２ 位置決め棒
３３３ 通気孔
３４ 霧化室
３５ ガイド管
３５１ 貫通槽
３７ 煙液保存部
４ 吸引ノズル
５ 第一結合部品
５７ ヒーター第一電極
５９ 第一絶縁部
６ 第二結合部品
９０ 電子タバコ吸い部
９１ 電源部
９１０ 外部筒部
９１２ 底部カバー
９１３ 電池
１００ 多種味電子タバコ

Claims (12)

1. 煙薬を保存する煙液保存部と煙液を霧化してタバコ煙を生成するヒーターを含む電子タバコにおいて、
   内部で煙液を霧化してタバコ煙を生成する少なくとも２つの霧化室がさらに設けられ、且つ各霧化室には一種の煙液が保存されているとともに、１つのヒーターが設けられており、
   電子タバコ内には、各ヒーターに別々に電気的に接続されているヒーター制御回路基板と、前記ヒーター制御回路基板に電気的に接続される電池及び電子タバコ内の外壁に設けられるスイッチとがさらに設けられていることを特徴とする多種味電子タバコ。
2. 前記霧化室内には、前記煙液保存部を支持するガイド管が設けられ、前記煙液保存部は、中空円筒体であり、前記ガイド管の外側に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の多種味電子タバコ。
3. 前記ヒーターは、電熱線と、煙液を吸収するとともに該電熱線を支持する煙液ガイド部とを含み、前記ガイド管上には、径方向に沿ってガイド管の外周壁を貫通し、且つ前記煙液ガイド部を取り付けるための貫通槽が形成されており、前記煙液ガイド部の両端は、ガイド管の外周壁から出て、前記煙液保存部の内壁に当接されていることを特徴とする請求項２に記載の多種味電子タバコ。
4. 前記筒部の内部には、前記煙液保存部とヒーターを収納する煙液収納部が形成されており、前記少なくとも２つの霧化室は、前記煙液収納部内に形成されていることを特徴とする請求項３に記載の多種味電子タバコ。
5. 前記煙液収納部は、前記筒部の内壁と結合する筒部と、通気孔が形成されているベースと、通気孔が形成されているカバーとを含み、カバーとベースは、筒部の両端に設けられており、筒部内には、少なくとも２つのキャビティが形成されており、カバーを筒本体の上端に取り付けるとき、カバーとキャビティの上端の周辺とが緊密に結合され、ベースを筒部の下端に取り付けるとき、ベースとキャビティの下端の周辺とが緊密に結合され、カバーとベースは、前記ガイド管の両端を密閉し、前記カバーと前記ベースが対向し、且つカバーとベースと前記キャビティの側壁とにより形成される密閉内部空間が前記霧化室であり、前記煙液保存部は、前記霧化室内に収納されていることを特徴とする請求項４に記載の多種味電子タバコ。
6. 前記キャビティが円筒状であり、前記カバーは、円形の本体と、前記本体の底部壁の中心部から軸線方向へ延伸され、且つ前記ガイド管の位置を決める位置決め棒と、軸線方向に沿って前記位置決め棒及び本体を貫通する通気孔とを含み、
   前記ベースは、円形の本体と、前記本体の上表面の中心部から軸線方向へ延伸され、且つ前記ガイド管の位置を決める位置決めピンと、軸線方向に沿って前記位置決めピン及び前記本体を貫通する通気孔とを含み、
   前記カバーの位置決め棒と前記ベース位置決めピンをそれぞれ、前記ガイド管の両端に挿入することにより、前記ガイド管が前記霧化室内に位置するようにすることを特徴とする請求項５に記載の多種味電子タバコ。
7. 前記電子タバコは、互いに連結されている吸い部と電源部を含む分離式構造であり、前記吸い部の一端には、第一結合部品が設けられ、前記電源部には、前記第一結合部品と結合する第二結合部品が設けられていることを特徴とする請求項５に記載の多種味電子タバコ。
8. 前記ヒーターと煙液収納部は、前記吸い部内に設けられ、前記電池とヒーター制御回路基板は、前記電源部内に設けられており、
   前記第一結合部品には、ヒーター第一電極と第一絶縁部がさらに設けられ、前記ヒーター第一電極は、前記第一絶縁部によりヒーターの第二電極とする第一結合部品内に取り付けられており、
   前記第二結合部品には、電池第一電極と第二絶縁部とがさらに設けられ、前記電池第一電極は、前記第二絶縁部により電池の第二電極とする第二結合部品内に取り付けられていることを特徴とする請求項７に記載の多種味電子タバコ。
9. 前記吸い部と電源部との間の連結方式として、ロック、挿入又はネジ結合方式を採用することを特徴とする請求項５に記載の多種味電子タバコ。
10. 前記電子タバコが一体式構造であることを特徴とする請求項５に記載の多種味電子タバコ。
11. 前記煙液ガイド部は、海綿のように吸水及び蓄水することができるガラス繊維、又は吸水及び蓄水可能な材料、例えば綿材質材料で製造することを特徴とする請求項３に記載の多種味電子タバコ。
12. 前記煙液保存部は、海綿のように吸水及び蓄水することができる高温綿、ガラス繊維綿又は厚い綿材料で製造することを特徴とする請求項１に記載の多種味電子タバコ。