JP2014524583A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. ウシウイルス性下痢ウイルス（ＢＶＤＶ）Ｅ^ｒｎｓタンパク質に特異的に結合する抗体の存在または非存在を決定する方法であって：
   ａ）動物由来の試料を、ＢＶＤＶ Ｅ ^ｒｎｓ と交差反応する抗体が結合するエダツノレイヨウ（ｐｒｏｎｇｈｏｒｎ）・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質またはその断片の存在下でインキュベーションし；
   ｂ）前記インキュベートされた試料を、前記検出すべき抗体が特異的に結合するＢＶＤＶ Ｅ ^ｒｎｓ とタンパク質と接触させ、そして、
   ｃ）前記試料中の前記抗体の存在または非存在を検出する
   工程を含む、前記方法。
2. 前記試料をエダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質またはその断片とインキュベーションする工程が、前記試料中の前記抗体の存在または非存在を検出する工程の前に行われる、請求項１の方法。
3. 前記試料をエダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質またはその断片とインキュベーションする工程が、前記試料中の前記抗体の存在または非存在を検出する工程と同時に行われる、請求項１の方法。
4. 前記抗体が、ＢＶＤＶ Ｅ^ｒｎｓタンパク質に存在するが、エダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質には存在しない、少なくとも１つのエピトープに特異的に結合する、請求項１の方法。
5. 前記抗体の存在が、該動物が野生型ＢＶＤＶに感染しているか、または慣用的ＢＶＤＶワクチンで免疫されているかいずれかであることを示す、請求項１または４の方法。
6. 前記抗体の非存在が、該動物が１）野生型ＢＶＤＶに感染していないか、または２）慣用的ＢＶＤＶワクチンで免疫されていないか、あるいはエダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質を発現するキメラペスチウイルスで免疫されていることを示す、請求項１または４の方法。
7. 動物がＢＶＤＶ感染に感受性である動物である、請求項１または４の方法。
8. 動物が、ウシ（ｂｏｖｉｎｅ）、ヒツジ（ｏｖｉｎｅ）、ヤギ（ｃａｐｒｉｎｅ）、またはブタ（ｐｏｒｃｉｎｅ）種である、請求項７の方法。
9. 動物がウシである、請求項８の方法。
10. 請求項１または４の方法に使用されるための診断キットであって、前記キットがエダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質には存在しない少なくとも１つのＢＶＤＶ Ｅ^ｒｎｓエピトープに対する抗体の存在または非存在の検出を容易にする試薬を含み、前記試薬の１つが、ＢＶＤＶ Ｅ ^ｒｎｓ と交差反応する抗体が結合するエダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質またはその断片である、前記キット。
11. 前記試薬の１つが、野生型ＢＶＤＶまたは慣用的ＢＶＤＶワクチンに存在するエピトープであるが、エダツノレイヨウ・ペスチウイルスＥ^ｒｎｓタンパク質には存在しない前記エピトープに特異的に結合する抗体である、請求項１０の診断キット。
12. 酵素連結免疫吸着アッセイ（ＥＬＩＳＡ）、側方流動アッセイ、ウェスタンブロッティング、ＰＣＲ、ラジオイムノアッセイ、固相ラジオイムノアッセイ、電気化学発光アッセイ、イムノブロッティング、免疫沈降、および免疫染色からなる群より選択されるアッセイを実行するための試薬を含む、請求項１０の診断キット。
13. ウシウイルス性下痢ウイルス（ＢＶＤＶ）Ｅ^ｒｎｓタンパク質に特異的に結合する抗体の非存在を示す試料を、（ｉ）Ｅ^ｒｎｓではないＢＶＤＶタンパク質または（ｉｉ）Ｅ^ｒｎｓではないＢＶＤＶタンパク質に特異的に結合する抗体の存在または非存在に関してさらに試験する、請求項１〜９のいずれか記載の方法。
14. 前記試料をＢＶＤＶタンパク質に特異的に結合する抗体の存在または非存在に関して試験し、さらに、前記タンパク質がｐ８０およびＥ２からなる群より選択される、請求項１３の方法。