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前記第1の課題は、以下のステップにより特徴付けられている方法により解決される。即ち本発明の第1の視点により、小便器の第1防臭装置を交換するための方法であって、以下のステップ、即ち、該小便器の第2防臭装置を閉じるステップ、交換すべき前記第1防臭装置を取り外すステップ、取り外された前記第1防臭装置と交換される新しい前記第1防臭装置を嵌め込むステップ、及び、前記第2防臭装置を開くステップを含み、但し前記第2防臭装置は、嵌込部材の嵌め込みにより自動で開かれること、及び、新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材として構成されること、又は、新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材を有することを特徴とする方法が提供される。
尚、本願の特許請求の範囲に付記された図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
前記第2の課題は、以下の構成により特徴付けられている小便器により解決される。即ち本発明の第2の視点により、交換可能な第1防臭装置と第2防臭装置とを有する小便器であって、交換可能な前記第1防臭装置及び前記第2防臭装置は、直列に置かれていること、嵌込部材が設けられていること、前記第2防臭装置は、前記第2防臭装置が該小便器への前記嵌込部材の嵌め込みにより自動で開かれ、そして該小便器からの前記嵌込部材の取り外しにより自動で閉じられるように構成され且つ配設されていること、及び、交換可能な前記第1防臭装置は、前記嵌込部材として機能するか又は前記嵌込部材を有することを特徴とする小便器が提供される。
本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)小便器の第1防臭装置を交換するための方法であって、
以下のステップ、即ち、
a.該小便器の第2防臭装置を閉じるステップ、
b.交換すべき前記第1防臭装置を取り外すステップ、
c.取り外された前記第1防臭装置と交換される新しい前記第1防臭装置を嵌め込むステップ、及び、
d.前記第2防臭装置を開くステップ、
を含むこと。
(形態2)前記方法において、新しい前記第1防臭装置は、新しい前記第1防臭装置が前記第2防臭装置に対して直列に置かれているように嵌め込まれることが好ましい。
(形態3)前記方法において、新しい前記第1防臭装置は、該小便器の便器へ入れられた尿が先ずは新しい前記第1防臭装置を通り、その後、前記第2防臭装置を通って流出するように嵌め込まれることが好ましい。
(形態4)前記方法において、前記第2防臭装置は、嵌込部材の嵌め込みにより自動で開かれることが好ましい。
(形態5)前記方法において、前記第2防臭装置は、操作機構と結合されており、該操作機構は、嵌込部材の嵌め込みにより操作されることが好ましい。
(形態6)前記方法において、新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材として構成されること、及び/又は、新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材を有することが好ましい。
(形態7)前記方法において、
a.交換すべき前記第1防臭装置が取り外される間に、前記第2防臭装置が閉じられるか、又は、
b.交換すべき前記第1防臭装置が取り外される直前に、前記第2防臭装置が閉じられるか、又は、
c.交換すべき前記第1防臭装置が取り外された直後に、前記第2防臭装置が閉じられることが好ましい。
(形態8)前記方法において、前記第2防臭装置の閉鎖が自動で行われることが好ましい。
(形態9)前記方法において、前記第2防臭装置は、前記嵌込部材の取り外しにより自動で閉じられることが好ましい。
(形態10)前記方法において、
a.前記第2防臭装置の開放が、新しい前記第1防臭装置の嵌め込み中に行われるか、又は、
b.前記第2防臭装置の開放が、時間的に、新しい前記第1防臭装置の嵌め込み前に行われるか、又は、
c.前記第2防臭装置の開放が、時間的に、新しい前記第1防臭装置の嵌め込み前に、ねじ回しやノミのような汎用工具を用いて行われるか、又は、
d.前記第2防臭装置の開放が、時間的に、新しい前記第1防臭装置の嵌め込み前に、前記第2防臭装置の少なくとも一部分の永続的な変化、特に破壊により行われることが好ましい。
(形態11)前記方法において、前記第2防臭装置は、操作機構と結合されており、該操作機構は、前記嵌込部材の嵌め込みにより作動され、前記第2防臭装置を開き、前記嵌込部材の取り外しにより前記第2防臭装置を閉じることが好ましい。
(形態12)交換可能な第1防臭装置を有する小便器であって、第2防臭装置が設けられていること、及び、前記第1防臭装置及び前記第2防臭装置は、直列に置かれていること。
(形態13)前記小便器において、交換可能な前記第1防臭装置が新しい第1防臭装置と交換される時間内において、前記第2防臭装置が、先へと延びる流出管から気密の隔離を保証できることが好ましい。
(形態14)前記小便器において、前記第1防臭装置は、該小便器の便器へ入れられた尿が先ずは前記第1防臭装置を通り、その後、前記第2防臭装置を通って流出するように嵌め込まれている及び/又は嵌め込み可能であることが好ましい。
(形態15)前記小便器において、前記第2防臭装置は、該小便器へ嵌め込み可能な嵌込部材を用いて開くことができることが好ましい。
(形態16)前記小便器において、
a.前記第2防臭装置は、前記第2防臭装置が該小便器への嵌込部材の嵌め込みにより自動で開かれるように構成され且つ配設されていること、及び/又は、
b.前記第2防臭装置は、前記第2防臭装置が該小便器からの嵌込部材の取り外しにより自動で閉じられるように構成され且つ配設されていることが好ましい。
(形態17)前記小便器において、
a.前記第2防臭装置は、操作機構と結合されており、該操作機構は、該操作機構が嵌込部材の嵌め込みにより作動されて前記第2防臭装置を開くように構成され且つ配設されていること、及び/又は、
b.前記第2防臭装置は、操作機構と結合されており、該操作機構は、該操作機構が嵌込部材の嵌め込みにより作動されて前記第2防臭装置を開き、そして前記嵌込部材の取り外しにより作動されて前記第2防臭装置を閉じるように構成され且つ配設されていることが好ましい。
(形態18)前記小便器において、
a.前記操作機構は、少なくとも1つの操作レバーを有すること、及び/又は、
b.前記操作機構は、少なくとも1つの操作レバーを有し、該操作レバーは、少なくとも、前記嵌込部材が嵌め込まれていない場合に、前記嵌込部材のための受容空間内へ突出していること、及び/又は、
c.前記操作機構は、少なくとも1つの操作レバーを有し、該操作レバーは、前記嵌込部材を介して位置調節可能に配設されていること、及び/又は、
d.前記操作機構は、少なくとも1つの操作レバーを有し、該操作レバーは、前記嵌込部材を介して、バネ装置の力に対抗して位置調節可能に配設されていることが好ましい。
(形態19)前記小便器において、
a.交換すべき前記第1防臭装置、又は新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材として機能すること、及び/又は、
b.交換すべき前記第1防臭装置、及び新しい前記第1防臭装置は、各々、嵌込部材として機能すること、及び/又は、
c.交換すべき前記第1防臭装置、又は新しい前記第1防臭装置は、各々、前記嵌込部材を有すること、及び/又は、
d.交換すべき前記第1防臭装置、及び新しい前記第1防臭装置は、各々、嵌込部材を有することが好ましい。
(形態20)前記小便器において、
a.前記嵌込部材は、該小便器の便器へ入れられた尿のための流入部を有すること、及び/又は、
b.前記嵌込部材は、洗浄石のための受容空間を有すること、及び/又は、
c.前記嵌込部材は、フードを有し、該フードの下に洗浄石が位置決め可能及び/又は位置決めされていること、及び/又は、
d.前記嵌込部材は、該小便器の便器へ及び/又は流出開口部へ嵌め込まれるように構成されていること、及び/又は、
e.前記嵌込部材は、該小便器の便器へ及び/又は流出開口部へ前記嵌込部材を液密及び/又は気密に嵌め込むための少なくとも1つのシールを有することが好ましい。
(形態21)前記小便器において、
a.前記第2防臭装置は、閉鎖用跳ね蓋を有すること、及び/又は、
b.前記第2防臭装置は、閉鎖用跳ね蓋を有し、該閉鎖用跳ね蓋には、操作レバーが配設されていることが好ましい。
(形態22)前記小便器において、前記閉鎖用跳ね蓋へ作用する重さの力が、前記閉鎖用跳ね蓋を閉鎖位置へ押し付けること、及び/又は、
バネ装置が設けられており、該バネ装置は、前記閉鎖用跳ね蓋を閉鎖位置へ押し付けることが好ましい。
(形態23)前記小便器において、該小便器は、乾燥式小便器として構成されていることが好ましい。
(形態24)前記小便器のための、嵌込部材及び/又は第1防臭装置。
(形態25)前記嵌込部材及び/又は第1防臭装置において、前記嵌込部材及び/又は前記第1防臭装置は、該小便器の第2防臭装置を直接的に又は間接的に操作するように構成されていることが好ましい。


Claims (18)

  1. 小便器の第1防臭装置(2)を交換するための方法であって、
    以下のステップ、即ち、
    a.該小便器の第2防臭装置(9)を閉じるステップ、
    b.交換すべき前記第1防臭装置(2)を取り外すステップ、
    c.取り外された前記第1防臭装置(2)と交換される新しい前記第1防臭装置を嵌め込むステップ、及び、
    d.前記第2防臭装置(9)を開くステップを含み、但し前記第2防臭装置(9)は、嵌込部材の嵌め込みにより自動で開かれること、及び、
    e.)新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材として構成されること、又は、新しい前記第1防臭装置は、前記嵌込部材を有すること
    を特徴とする方法。
  2. 新しい前記第1防臭装置は、新しい前記第1防臭装置が前記第2防臭装置(9)に対して直列に置かれているように嵌め込まれること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 新しい前記第1防臭装置は、該小便器の便器へ入れられた尿が先ずは新しい前記第1防臭装置を通り、その後、前記第2防臭装置(9)を通って流出するように嵌め込まれること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第2防臭装置(9)は、操作機構と結合されており、該操作機構は、前記嵌込部材の嵌め込みにより操作されること
    を特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 換すべき前記第1防臭装置(2)が取り外される間に、前記第2防臭装置(9)が閉じられること
    を特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第2防臭装置(9)の閉鎖が自動で行われること
    を特徴とする、請求項に記載の方法。
  7. 前記第2防臭装置(9)は、前記嵌込部材の取り外しにより自動で閉じられること
    を特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  8. 記第2防臭装置(9)の開放が、新しい前記第1防臭装置の嵌め込み中に行われること
    を特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第2防臭装置(9)は、操作機構と結合されており、該操作機構は、前記嵌込部材の嵌め込みにより作動され、前記第2防臭装置(9)を開き、前記嵌込部材の取り外しにより前記第2防臭装置(9)を閉じること
    を特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  10. 交換可能な第1防臭装置(2)と第2防臭装置(9)とを有する小便器であって、
    交換可能な前記第1防臭装置(2)及び前記第2防臭装置(9)は、直列に置かれていること、
    嵌込部材が設けられていること、
    前記第2防臭装置(9)は、前記第2防臭装置(9)が該小便器への前記嵌込部材の嵌め込みにより自動で開かれ、そして該小便器からの前記嵌込部材の取り外しにより自動で閉じられるように構成され且つ配設されていること、及び、
    交換可能な前記第1防臭装置(2)は、前記嵌込部材として機能するか又は前記嵌込部材を有すること
    を特徴とする小便器。
  11. 交換可能な前記第1防臭装置(2)が新しい前記第1防臭装置と交換される時間内において、前記第2防臭装置(9)が、先へと延びる流出管(7)から気密の隔離を保証すること
    を特徴とする、請求項10に記載の小便器。
  12. 前記第1防臭装置(2)は、該小便器の便器(8)へ入れられた尿が先ずは交換可能な前記第1防臭装置(2)を通り、その後、前記第2防臭装置(9)を通って流出するように嵌め込まれていること
    を特徴とする、請求項10又は11に記載の小便器。
  13. 記第2防臭装置(9)は、操作機構と結合されており、該操作機構は、該操作機構が前記嵌込部材の嵌め込みにより作動されて前記第2防臭装置(9)を開くか、又は該操作機構が前記嵌込部材の取り外しにより作動されて前記第2防臭装置(9)を閉じるように構成され且つ配設されていること
    を特徴とする、請求項1012のいずれか一項に記載の小便器。
  14. 記操作機構は、少なくとも1つの操作レバー(12)を有し、該操作レバーは、前記嵌込部材を介して、所定の復元力に対抗して位置調節可能に配設されていること
    を特徴とする、請求項13に記載の小便器。
  15. 記嵌込部材は、該小便器の便器(8)へ入れられた尿のための流入部を有し、該便器(8)における該小便器の流出開口部()へ嵌め込まれていること
    を特徴とする、請求項1014のいずれか一項に記載の小便器。
  16. 記第2防臭装置(9)は、閉鎖用跳ね蓋(10)を有し、該閉鎖用跳ね蓋には、操作レバー(12)が配設されていること
    を特徴とする、請求項1015のいずれか一項に記載の小便器。
  17. 前記閉鎖用跳ね蓋(10)へ作用する重さの力が、前記閉鎖用跳ね蓋(10)を閉鎖位置へ押し付けること又は、バネ装置が設けられており、該バネ装置は、前記閉鎖用跳ね蓋(10)を閉鎖位置へ押し付けること
    を特徴とする、請求項16に記載の小便器。
  18. 該小便器は、乾燥式小便器として構成されていること
    を特徴とする、請求項1017のいずれか一項に記載の小便器。
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