JP2014523850A - 滑り止めガラス板を製造するための方法 - Google Patents

滑り止めガラス板を製造するための方法 Download PDF

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Abstract

滑り止め性を持つテクスチャ加工されたガラス板を製造するための方法であって、a)ガラス板の全表面をテクスチャ加工する工程1;b)板のテクスチャ加工表面の一部分が保護層5によって保護される選択的保護工程2;c)保護層5によって保護されていない表面のテクスチャ加工領域が再平滑化される平滑化工程3;及びd)保護層5が除去される仕上げ工程4の連続工程を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、滑り止め性を持つガラス板であって、その面の一つの一部分が前記面の残りより高い粗さを持つガラス板の製造方法に関する。特に、本発明は、滑り止め性を持つガラス板であって、その面の一つの一部分がテクスチャ加工されるガラス板の製造方法に関する。
表現「テクスチャ加工(textured)」は、光を拡散し、例えば個人情報の保護を与えることができる梨地仕上げを持つ半透明ガラスを意味する。このタイプのガラスは、ガラスの表面から一定量の材料を除去することによって得られ、特定のテクスチャ及び/または粗さを与える。
その滑り止め性のため、本発明の方法により得られたガラス物品は、屋外及び屋内用途で、床または階段のステップのための覆いとして使用するために特別な利点を持つ。それはまた、物体が滑ってはいけない上部を持つ家具構成要素のために、例えばテーブル、棚または店のディスプレイのために使用されることができる。
床及び階段のステップの構成でガラスを使用することは知られているが、この使用は一般的に制限されている。なぜならガラスの平滑性は、特に湿ったときにそれを滑りやすくしてしまうからである。
この問題を克服するために、例えばガラス表面上に粗い材料の領域を、特に人の経路を横切って置かれた細片を接着することが提案された。しかし、これらの接着された領域は長期間の摩耗に耐えることができない。それらは引きはがされ、それにより追加の危険を招く。その上、この解決策は、装飾的外観を持つ滑り止めガラスを容易に得るためには不適切である。なぜならそれは粗い領域によって発生される模様に対して大きな自由度を与えないからである。
出願WO2008/046877A1から既知の別の解決策は、床または階段用途のために、それらの全表面に酸腐食によってテクスチャ加工された高い粗さを持つガラス板を使用することからなる。これらは、それらの半透明性のため、床の下にあるものを隠す利点を持つ。
表面の一部の上のみを酸でテクスチャ加工されたガラス板を使用することも可能であり、それにより高い粗さの領域及び平滑な領域(透明ガラス)を発生する。かかる部分的にテクスチャ加工されたガラス板は美的利点を持つ。なぜならテクスチャ加工された領域は装飾的模様を表わすことができるからである。それらはまた、全体的に艶消表面を持つガラス板より良い状態に保つ観点からより高く評価される。なぜならそれらは平滑な領域を持ち、それは容易に汚れるテクスチャ加工された領域と比べると容易に浄化されるからである。しかし、かかるガラス板は有意な滑り止め性を持たない。なぜなら、板の表面の輪郭を示す図1(a)(縮尺通りに示されていない)に示されるように、材料の除去により実行されるテクスチャ加工のためにその全表面上にテクスチャ加工された板(b)の輪郭に比べると、粗い領域は平滑なままであるガラス板の表面の下に位置されているからである。従って、かかるガラス板で作られた床(または階段のステップ)に足が突き当たるとき、それは平滑な表面と本質的に接触し、滑り止め性を発生する領域である粗い領域と接触しない。
加えて、出願EP805126A1には、ガラス表面のある領域の粗さをガラスフリットの付着によって高めることが提案されている。ガラスへのガラスフリットの付着は熱処理(焼結)によって得られる。かかる処理は、複雑でありかつ費用がかかる。さらに、フリット粒子の焼結はそれらの縁を丸くし、従ってガラス表面に与えられる粗さはあまり高くはない。最後に、粗さは、ガラス自身に対して外来でありかつそれを覆う材料の層のおかげで達成される。これは、ガラス製品の最終的な魅力の低下、及びその耐磨耗性の低下を意味する。
出願EP937689A1には、ガラスにへこみを生成しかつそれらを硬い材料の粒子を含む樹脂で満たすことからなる代替例がまた提案されている。この場合でも、粗さは、ガラスに対して外来の材料により達成され、これは、ガラス製品の最終的な魅力の低下、及びその耐磨耗性の低下を意味する。
本発明の特別な目的は、従来技術のこれらの欠点を克服することである。特に、本発明の一つの目的は、経時的に安定であり、磨耗に対して傷つけられず(ガラスに対して外来の材料を含まない)、魅力的かつ維持するのが容易である、非常に満足のいく滑り止め性を持つガラス板を製造するための方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、表面の一部分上をテクスチャ加工されておりかつ非常に満足のいく滑り止め性を持つガラス板を製造するための方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、表面の一部分上をテクスチャ加工されておりかつガラス板上の装飾パターンに対して高い自由度を持つガラス板を製造するための方法を提供することである。
本発明の最後の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、迅速かつ経済的である、滑り止め性を持つガラス板を製造するための方法を提供することである。
特別な実施態様によれば、本発明は、滑り止め性を持つテクスチャ加工されたガラス板を製造するための方法に関し、それは以下の連続工程を含む:
a)ガラス板の全表面をテクスチャ加工する工程;
b)板のテクスチャ加工表面の一部分が保護層によって保護される選択的保護工程;
c)保護層によって保護されていない表面のテクスチャ加工領域が再平滑化される平滑化工程;及び
d)保護層が除去される仕上げ工程。
従って、本発明は、完全に新規なかつ発明的アプローチに基づいている。なぜならそれは、従来技術の上述の欠点を解決しかつ提起された技術課題を解決する役割をするからである。本発明者らは、実際に、本発明の方法の工程の連続により、経時的に安定であり、磨耗に対して傷つけられず(ガラスに対していかなる外来の材料も含まない)、魅力的(その表面の一部分の上をテクスチャ加工している)かつ維持するのが容易である、非常に満足のいく滑り止め性を持つガラス板を得ることが可能である。
本発明の他の特徴及び利点は、簡単な例示及び非限定例として与えられた好適な実施態様の以下の説明を読むこと、及び添付図面からより明らかになるだろう。
図1は、(a)ガラス板の表面からの材料の一部除去により構成されたガラス板の表面の輪郭を示し、(b)ガラス板の全表面上に粗い領域を構成されたガラス板の表面の輪郭を示す。
図2は、(a)本発明の方法の連続工程、及び(b)各工程後に得られた板の表面の断面(縮尺通りに示されていない)の輪郭を概略的に示す。
図3は、本発明の方法により得られることができるテクスチャ加工されたガラス板の例を概略的に示す。
本発明の方法で使用されるガラス板は、種々の範疇に属することができるガラスから作られる。従って、このガラスは、ソーダ石灰石英ガラス、硼素ガラス、鉛ガラス、例えば、少なくとも一種の無機染料、酸化化合物、粘度調節剤、及び/または融解を容易にする化合物のようなバルク中に均一に分散された一種以上の添加剤を含むガラスであることができる。好ましくは、本発明のガラスはソーダ石灰石英ガラスである。本発明のガラスは、フロートガラス、機械引きガラス、または鋳造ガラス(二本のロール間で積層される)であることができる。それは、透明、超透明、またはバルク内で染色されたものであってもよい。表現「ソーダ石灰石英ガラス」は、ここでは、広義の意味で使用され、以下の基本成分(ガラスの合計重量の百分率として表示)を含むあらゆるガラスに関する。
Figure 2014523850
それはまた、前述の基本成分を含むあらゆるガラスを示し、そのガラスは、一種以上の添加剤をさらに含むことができる。
一実施態様によれば、ガラス板はフロートガラス板である。好ましくは、このガラス板はソーダ石灰石英フロートガラス板である。
ガラス板は、1.8〜16.2mmの範囲の厚さを持つことができる。好ましくは、床または階段のステップのために使用する場合に適切な機械的強度を得るために、ガラス板は厚い(例えば、6mm厚さより大きい)。
図2に示されるように、本発明の方法は、ガラス板の全表面をテクスチャ加工する工程1を含む。ガラス板の表面という表現は、前記ガラス板の二つの主要な面の一つを意味する。本発明は、二つの面の一つのみの処理に限定されないことは明らかである。本発明によれば、全表面は、表面積の少なくとも80%、好ましくは表面積の少なくとも90%、またはさらには表面積の少なくとも95%を意味する。
テクスチャ加工は、ガラス板の表面の上部からのある量の材料の除去による攻撃を意味する。本発明によるテクスチャ加工は、表面不整の作成からもたらされる粗さ/テクスチャを持つ表面を製造するいかなる既知の方法によっても実行されることができる。
本発明によるテクスチャ加工工程は、(i)酸によるテクスチャ加工、(ii)塩基によるテクスチャ加工、または(iii)サンドブラスティング(機械的攻撃)であることができる。
本発明による酸によるテクスチャ加工は、フッ化水素酸に基づく水溶液による制御された化学的攻撃によって従来通りに実行されることができる。酸攻撃は、一回以上実行されることができる。一般的に、この目的のために使用される酸性水溶液は、0〜5のpHを持ち、フッ化水素酸自身に加えて、この酸の塩、HCl,HSO,HNO,酢酸、リン酸のような他の酸及び/またはそれらの塩(例えば、NaSO,KSO,(NHSO,BaSOなど)及び小割合の他の添加剤を含むことができる。例えば、ナトリウム、カリウム、及び重フッ化アンモニウムのようなアルカリ及びアンモニウム塩が一般的に好ましい。本発明による酸によるテクスチャ加工工程は、ガラス板の表面上への(用いられる酸溶液及び希望の粗さに依存して)5分を越える、好ましくは5〜30分の間の制御された酸攻撃により有利に実行されることができる。
本発明による塩基によるテクスチャ加工は、一種以上のアルカリ水酸化物及び/または炭酸塩(例えば、LiOH,NaOH,KOH,KCOまたはNaCO)の溶液(例えば、水性またはアルコールと水の混合物)による高温(例えば、300℃またはそれより高い)での制御された攻撃によって従来通りに実行されることができる。塩基攻撃は、一回以上実行されることができる。一般的に、塩基攻撃溶液は、9以上、好ましくは10以上のpHを持つ。
本発明によるサンドブラストによるテクスチャ加工は、ガラス板の表面上への研磨粒子材料の高速度放射により従来通りに実行されることができる。粒子材料のタイプは希望の粗さ/テクスチャ/美感に従って選択されることができる。
図2に示されるように、本発明の方法は、そのとき、テクスチャ加工される板の表面の一部分が続いての平滑化工程に耐える保護層5により保護される選択的保護工程2を含む。
本発明による選択的保護工程2は、平滑化を受けてはいけない領域上に、続いての平滑化処理に耐える接着テープからなる保護層の手動付与からなることができる。
本発明による保護工程2はまた、例えばUS4451329に記載されるように、液体形態の架橋可能なポリマー組成物のガラス板への選択的付与からなることができ、それは次いで保護層を形成するために架橋される。特に、架橋可能なポリマー組成物は、スクリーン印刷によって、噴霧によって、または少なくとも一つのインクジェットヘッドを用いることによって付着されることができる。液体組成物の架橋(または硬化)は、次いで熱の作用(熱架橋)、及び/または例えば赤外線または紫外線の照射(光架橋)によって実行されることができる。
本発明による保護工程2はまた、低融点ワックス被覆のガラス板への選択的付与からなることができる。低融点ワックスは、25〜200℃の融点を持つワックスを意味する。好ましくは、本発明による低融点ワックスは、50〜140℃の融点を持つ。
特に、低融点ワックスは、スクリーン印刷によってまたはホットアプリケータによってまたはさらに例えば特許出願WO2006/087320A1に記載されるようにワックスを溶融する少なくとも一つのインクジェットヘッドを使用することによって溶融形態で付着されることができる。ガラスと接触する溶融ワックスは、凝固して保護層を発生する。
好ましくは、本発明による保護層5は、低融点ワックスまたは架橋可能なポリマー組成物に基づく被覆である。有利には、本発明による保護層が低融点ワックスまたは架橋可能なポリマー組成物に基づく被覆であるとき、それは少なくとも一つのインクジェットヘッドによって付着されることが好ましい。保護層の付与のかかる方法は、本発明による保護工程の容易な自動化を可能にする。それはまた、大きな領域上の付着の良好な再現を可能にする。
図2に示されるように、本発明の方法は、次いで選択的保護工程2に連続して平滑化工程3を含み、その工程時に保護層によって保護されていない表面のテクスチャ加工領域が再平滑化される。この工程3は、保護されていないテクスチャ加工表面からの材料の除去による攻撃からなり、それは、テクスチャ加工工程のために使用された攻撃より攻撃的である。この工程は、テクスチャ加工によって発生された不整を排除または少なくとも実質的に減少し、それによって保護されていないテクスチャ加工領域の粗さをより小さくする(言い換えれば、それらを「再平滑化」する)ためにガラスの深さにおける堀削を必然的に包含する。従って、図2(b)に示されるように、この工程3は、再平滑化されるガラス板の領域6の上に位置されている粗い領域(前に保護されていた領域)を得る役割をする。従って、この場合、足がかかるガラス板から作られた床(またはステップ)に当たるとき、それは、本質的に粗い領域7と接触することとなり、接触表面の下に位置される平滑な領域6と接触しない。
本発明によれば、テクスチャ加工領域7と再平滑化領域6の間の堀削の深さは20ミクロンより大きく、好ましくは約40ミクロンより大きい。
再平滑化領域6の光学的特性は、透明ガラスのそれらに類似する(特に、低い粗さ、高い視感透過率、及び低い曇り)。従って、テクスチャ加工領域7及び再平滑化領域6の存在は、部分的にテクスチャ加工されているが良好な滑り止め性を持つガラス板の外観をガラス板に与える。
本発明による平滑化工程3は、前にテクスチャ加工された表面を平滑化するために好適ないかなる既知の方法によっても実行されることができる。本発明による平滑化工程3は、(i)酸による平滑化、または(ii)塩基による平滑化であることができる。
本発明による酸による平滑化は、フッ化水素酸に基づく水溶液による制御された化学的攻撃により実行されることができる。酸攻撃は、一回以上実行されることができる。一般に、この目的のために使用される酸性水溶液は0〜3のpHを持ち、それらはフッ化水素酸自身に加えて、この酸の塩、HCl,HSO,HNO,酢酸、リン酸のような他の酸、及び/またはそれらの塩(例えば、NaSO,KSO,(NHSO,BaSOなど)、及び小割合の他の添加剤を含むことができる。例えば、重フッ化ナトリウム、カリウム、及びアンモニウムのようなアルカリ及びアンモニウム塩が一般的に好ましい。
本発明による塩基による平滑化は、一種以上のアルカリ水酸化物及び/または炭酸塩(例えば、LiOH,NaOH,KOH,KCO、またはNaCO)の溶液(例えば、水性またはアルコールと水の混合物)による高温(例えば、300℃またはそれより高い)での制御された攻撃によって実行されることができる。塩基攻撃は、一回以上実行されることができる。一般的に、塩基攻撃の溶液は、9以上、好ましくは10以上のpHを持つ。
図2に示されるように、本発明の方法は、最終的に仕上げ工程4を含み、その工程時に保護層5が除去される。保護層が除去される方法は、使用される保護層に依存しかつ当業者に公知である。従って、もし保護層として接着テープが使用されるなら、それは手により簡単に除去され/引きはがされる。もし低融点ワックスタイプの保護層が使用されるなら、それは、凝固したワックスをはがすことによって、または有利には、ワックスを溶融し、次いで流し去る熱い(水性または有機)溶液を放射することによって手動で除去されることができる。もし架橋されるポリマー組成物タイプの保護層が使用されるなら、それは、加圧水の放射によって有利に除去されることができる。
高い粗さを持つテクスチャ加工領域7は、ストリップ、粒子の形で、別個の隆起の形で、絵、ロゴなどの形であることができる。テクスチャ加工領域7は、変化した、または全て同一の均一に分布された、またはあらゆる態様の幾何学的なまたは他の形を持つことができる。例えば、人の通路を横切って置かれたストリップの形の領域が特に階段のステップのために適している。図3は、本発明の方法により得られることがテクスチャ加工領域の例:(a)ストリップの形、及び(b)方形の隆起のランダムな分布を示す。
従って、テクスチャ加工領域7によって覆われたガラス板の割合によって、ガラス板の滑り止め性を調整することができる。好ましくは、粗い領域は、ガラス板の表面積の少なくとも20%の割合を占める。さらにより好ましくは、粗い領域は、ガラス板の表面積の少なくとも30%の割合を占める。
テクスチャ加工されたガラスの表面粗さは、通常、パラメーターRz及びRsm(ミクロンで表示)、及びこれらの二つのパラメーターの比Rz/Rsmによって特徴付けられる。
ガラス板のテクスチャ加工領域7は、以下によって規定された表面粗さを持つことが好ましい:
− 9ミクロンより大きくかつ22ミクロンより小さいRz値、及び
− 0.12より大きくかつ0.30より小さい比Rz/Rsm。
さらにより好ましくは、テクスチャ加工領域7は、以下によって規定された表面粗さを持つ:
− 12より大きく、好ましくは14より大きく、より好ましくは16より大きく、かつ20より小さいRz値、及び
− 0.18より大きく、0.20より大きく、好ましくは0.21より大きく、より好ましくは0.22より大きく、かつ0.28より小さい、好ましくは0.26より小さい比Rz/Rsm。
本発明の方法によって得られたガラス板は、湿った足底と接触する場合であっても持続する永続性のある滑り止め性を持つ。特に、本発明の方法によって得られたガラス板は、静及び動摩擦係数(μs及びμk)の変動を測定することによって評価された滑り止め性を持つ。従って、本発明の方法は、ガラス板全体(テクスチャ加工領域と再平滑化領域の組み合わせ)の摩擦係数(静及び動)を高める役割をする。
有利には、本発明によるガラス板は、標準規格DIN51130−2004−6に従って試験されたとき、R9〜R11に及ぶ、好ましくはR11に達する滑り止め性を示す。
本発明によれば、仕上げ工程4の後に本発明の方法によって得られたガラス板は、次いで熱的に調質されるか、または化学的に強化されるか、または単にアニールされるか、または硬化されることができる。
好ましくは、安全基準に合致させるために、本発明の方法によって仕上げ工程4の後に得られたガラス板は、積層され、すなわち熱可塑性フィルムによって別のガラス板を積層され、高い粗さを持つ面は、積層された組み立て体の外側面を構成し、この粗さは、組み立て時に実行できる側上に配置される。
本発明の方法によって得られる滑り止め性を持つガラス板は、種々の寸法で製造されることができる。例えば、床スラブとして、50×50cm、80×80cm、または1m×1mの寸法の8mmの厚さを持つ方形のガラス板は、ポリビニルブチラールフィルム挿入体を使用して8mmの厚さを持つ別の透明ガラス板を積層されて、採用されることができる。また、例えば、階段のステップは、例えば30cmの幅と90cmの長さを持つことができ、ポリビニルブチラールによって一緒に結合された二枚の10mm厚さのガラス板からなることができる。
好ましくは、述べられた用途のためには、ガラス板の一つの面は、より高い粗さの領域を持つ。しかし、粗い領域を持つ面に対向する面はまた、(完全にまたは部分的に)テクスチャ加工されることができる。
以下の例は、本発明の保護範囲をいかなる形でも限定する意図なしで本発明を示す。
実施例1(本発明に対応する)
8mm厚、30cm幅、及び90cm長さの透明ガラス板を予め水性洗剤で浄化し、入念に水ですすぎ、乾燥した。
このガラス板は、次いで既知の態様で酸攻撃により処理された:170mlの40%HF、100gのNaCO、170mlの氷酢酸、及び660mlの水を含む酸溶液が25℃でガラス板の表面全体の上に注がれ、所定場所に8分間放置された。この溶液は、次いで水ですすぐことによって除去され、ガラス板は、次いで洗剤水溶液で浄化された。
低融点ワックス(Paramelt,HGグレードの分枝炭化水素鎖からなる微結晶ワックス、融点80〜86℃)から作られた保護層が、その長手方向に置かれた(2cmの間隔で1cm幅)ストリップを表わすように板の表面のある部分の上に選択的に付着された。溶融ワックスは、直線状に配置された256個の噴射を含むインクジェットヘッドの三回の連続通過でインクジェットにより付着された。インクジェットヘッドは、110℃まで加熱され、ワックスは18000Hzで噴出された。
ガラス板は、次いで880mlの40%HF、200mlの37%HCl、130mlの95%硫酸、及び50gの重フッ化アンモニウムを含む溶液を用いて25℃での酸攻撃によって処理された。溶液は、ガラス板の表面全体の上に注がれ、所定場所に8分間放置された。それは、次いで水ですすぐことによって除去され、ガラス板は、洗剤水溶液で浄化された。
保護ワックス層は、最後に加圧熱水の噴射で除去された。
テクスチャ加工及び平滑化領域の粗さ測定、及びこの実施例及び次の実施例で与えられた平滑化後の堀削の深さは、次のパラメーターで、粗さモードのTaylor−Hobson Talysurf装置を用いて得られた:
− 形状:LSライン
− フィルタータイプ:2CR−PC
− 試料長さ:20mm
− カットオフ:「選択されたデータ長の全体を使用」
− ショートレンジフィルター:0.008mm
− ロングレンジフィルター:0.8mm
テクスチャ加工領域の粗さに対して次の結果が得られた:Rz=9.7ミクロン;Rsm=68.0ミクロン、及びRz/Rsm=0.14。
再平滑化領域の粗さに対して次の結果が得られた:Rz=2.4ミクロン;Rsm=138.0ミクロン、及びRz/Rsm=0.018。
テクスチャ加工領域と再平滑化領域の間で70ミクロンの堀削深さが測定された。
この実施例及び次の実施例で与えられた静(μs)及び動(μk)摩擦係数は、標準規格ISO8295:1995に従ってRay−Ran摩擦試験機により得られた。完全にテクスチャ加工されたガラス板に対して次の結果が得られた:μs=0.77及びμk=0.64。この実施例によるガラス板の部分的な再平滑化後に次の結果が得られた:μs=0.87及びμk=0.92。これらの値は、WO2008/046877の実施例による滑り止め性を持つガラス板(表面全体の上を酸でテクスチャ加工され、かつより高い粗さを持つ)に相当する値(μs=0.94及びμk=0.85)と比較されるべきである。従って、この実施例は、高い粗さを持つ完全にテクスチャ加工されたガラス板に対して得られたものに匹敵しうる満足のいく滑り止め性を持つガラス板が、より穏やかであるが部分的にテクスチャ加工することによってかつ本発明に従って得られることを示す。
実施例2(本発明に対応する)
50×50cmの寸法の8mmの厚さを持つ透明ガラス板を予め水性洗剤で浄化し、水ですすぎ乾燥した。
このガラス板は、次いで既知の態様で酸攻撃により処理された:170mlの40%HF、100gのNaCO、170mlの氷酢酸、及び660mlの水を含む酸溶液が25℃でガラス板の表面全体の上に注がれ、所定場所に25分間放置された。この溶液は、次いで水ですすぐことによって除去され、ガラス板は、洗剤水溶液で浄化された。
UV光架橋可能なポリマー組成物が、その長手方向に置かれた(2cm間隔で1cm幅)ストリップを表わすように、板の表面のある部分上に選択的に付着された。液体形態のポリマー組成物の付着は、直線状に配置された256個の噴射を含むインクジェットヘッドの四回の連続通過でインクジェットにより実行された。架橋は、UVランプを用いて付着と同時に実行された。
ガラス板は、次いで430mlの40%HF、270mlの37%HCl、180mlの95%硫酸、320gの重フッ化アンモニウム、及び160mlの水を含む溶液を25℃で用いる酸攻撃によって処理された。溶液は、ガラス板の表面全体の上に注がれ、所定場所に8分間放置された。それは、次いで水ですすぐことによって除去され、ガラス板は、洗剤水溶液で浄化された。
保護層は、最後に加圧水の噴射で除去された。
テクスチャ加工領域の粗さに対して次の結果が得られた:Rz=18.10ミクロン;Rsm=77.89ミクロン、及びRz/Rsm=0.23。
再平滑化領域の粗さに対して次の結果が得られた:Rz=2.9ミクロン;Rsm=94.2ミクロン、及びRz/Rsm=0.031。
テクスチャ加工領域と再平滑化領域の間で51ミクロンの堀削深さが測定された。
完全にテクスチャ加工されたガラス板に対して静(μs)及び動(μk)摩擦係数の次の結果が得られた:μs=0.94及びμk=0.85。この実施例によるガラス板の再平滑化後に次の結果が得られた:μs=0.99及びμk=1.21。従って、この実施例は、完全にテクスチャ加工されたガラス板に対して得られたものより良い非常に満足のいく滑り止め性を持つガラス板が、本発明による部分的なテクスチャ加工によって得られることを示す。

Claims (8)

  1. 滑り止め性を持つテクスチャ加工されたガラス板を製造するための方法であって、以下の連続工程を含むことを特徴とする方法:
    a)ガラス板の全表面をテクスチャ加工する工程1;
    b)板のテクスチャ加工表面の一部分が保護層5によって保護される選択的保護工程2;
    c)保護層5によって保護されていない表面のテクスチャ加工領域が再平滑化される平滑化工程3;及び
    d)保護層5が除去される仕上げ工程4。
  2. テクスチャ加工が、酸によるテクスチャ加工、塩基によるテクスチャ加工、またはサンドブラストであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. テクスチャ加工が、酸によるテクスチャ加工であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 保護層5が、低融点ワックスに基づいた被覆であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 保護層5が、架橋可能なポリマー組成物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  6. 保護層5が、少なくとも一つのインクジェットヘッドを使用して付着されることを特徴とする請求項4及び5のいずれかに記載の方法。
  7. 平滑化が、酸による平滑化または塩基による平滑化であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法。
  8. ガラス板が、ソーダ石灰石英フロートガラス板であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
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